JPS6038628Y2 - 過巻警報装置用ウエイト - Google Patents
過巻警報装置用ウエイトInfo
- Publication number
- JPS6038628Y2 JPS6038628Y2 JP18240180U JP18240180U JPS6038628Y2 JP S6038628 Y2 JPS6038628 Y2 JP S6038628Y2 JP 18240180 U JP18240180 U JP 18240180U JP 18240180 U JP18240180 U JP 18240180U JP S6038628 Y2 JPS6038628 Y2 JP S6038628Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- hole
- rope
- center
- overwind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はクレーンに於いて過巻を防止する為に設けられ
ろ過巻警報装置に関する。
ろ過巻警報装置に関する。
現在使用されている過巻警報装置は第１図、第２図に示
す如き構造である。
す如き構造である。
即ち、ジブ１先端より懸は回されフック２を吊り下げて
いる荷役ロープ３のジブ１先端より所要距離下った位置
にウェイト４をジブ１先端部より索５を介し斜めに吊り
下げ、ウェイト４の中央に形成した透孔６をロープ３が
遊び状態で貫通する様にすると共に索５とジブ１との繋
結部には、索５を繋結している吊り具７、ウェイト４等
の自重で圧縮せしめられるスプリング８、スプリング８
の圧縮状態で吊り具７と適宜な間隙を隔て取付はうして
いるマイクロスイッチ９からなる過巻検出器１０を設け
たものであり、ロープ３が許容量以上巻き込まれるとフ
ック２がウェイト４にぶつかり、ウェイト４が持ち上げ
られ、スプリング８が吊り具７を引上げ吊り具７の上端
がマイクロスイッチ９に当接しマイクロスイッチ９が作
動して、マイクロスイッチ９に接続された警報器が作動
する様にしたものである。
いる荷役ロープ３のジブ１先端より所要距離下った位置
にウェイト４をジブ１先端部より索５を介し斜めに吊り
下げ、ウェイト４の中央に形成した透孔６をロープ３が
遊び状態で貫通する様にすると共に索５とジブ１との繋
結部には、索５を繋結している吊り具７、ウェイト４等
の自重で圧縮せしめられるスプリング８、スプリング８
の圧縮状態で吊り具７と適宜な間隙を隔て取付はうして
いるマイクロスイッチ９からなる過巻検出器１０を設け
たものであり、ロープ３が許容量以上巻き込まれるとフ
ック２がウェイト４にぶつかり、ウェイト４が持ち上げ
られ、スプリング８が吊り具７を引上げ吊り具７の上端
がマイクロスイッチ９に当接しマイクロスイッチ９が作
動して、マイクロスイッチ９に接続された警報器が作動
する様にしたものである。
上述した過巻警報装置は構造が簡単で手軽に使用できる
が次に述べる欠点を有している。
が次に述べる欠点を有している。
即ち、第２図で明かな如くウェイト４のロープ３が貫通
する透孔６が略中夫に設けられ、又吊り点１４がウェイ
ト４の周辺に偏っているので透孔６の中心軸線と平行で
ウェイト４の重心を通る線は吊り点１４を通過しない。
する透孔６が略中夫に設けられ、又吊り点１４がウェイ
ト４の周辺に偏っているので透孔６の中心軸線と平行で
ウェイト４の重心を通る線は吊り点１４を通過しない。
この為ウェイト４は第２図で示す状態から傾き透孔６の
孔縁力比−プ３に当った状態となる。
孔縁力比−プ３に当った状態となる。
従って、ロープ３の素線切れ等があった場合ウェイト４
がロープ３に引掛りロープ３の上昇に伴いウェイト４が
持ち上げられ、警報器が誤動作することになる。
がロープ３に引掛りロープ３の上昇に伴いウェイト４が
持ち上げられ、警報器が誤動作することになる。
本考案は斯かる不具合を解消すべくなしたものであって
、荷役ロープを貫通せしめるウェイトを索を介し吊り下
げると共にロープ先端部を貫通不能とし、索に作用する
荷重変化を感知することにより警報を発する様にした過
巻警報装置に於いて、前記ウェイトの貫通孔を孔中央部
より両孔端に向って漸次拡大せしめた形状とし、且ウェ
イトの吊り点を孔中心線と平行でウェイトの重心を通る
線上に位置せしめたことを特徴とするものである。
、荷役ロープを貫通せしめるウェイトを索を介し吊り下
げると共にロープ先端部を貫通不能とし、索に作用する
荷重変化を感知することにより警報を発する様にした過
巻警報装置に於いて、前記ウェイトの貫通孔を孔中央部
より両孔端に向って漸次拡大せしめた形状とし、且ウェ
イトの吊り点を孔中心線と平行でウェイトの重心を通る
線上に位置せしめたことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基き説明する。
第３図は本考案に係る過巻警報装置用ウェイト１１を実
際に装着した状態を示すもので、図中第２図と同−構成
要素のものは同符号で示しである。
際に装着した状態を示すもので、図中第２図と同−構成
要素のものは同符号で示しである。
次に第４図に於いてウェイト１１の詳細を説明する。
透孔１２をウェイト１１にその図形中心より偏らせもう
け、透孔１２の形状を孔中央部より両孔端に向って漸次
拡大せしめた双曲面状に形成し、孔縁１３をＲ仕上する
と共に吊り点１４がウェイト１１の重心Ｇを通り透孔１
２の孔中心軸線１５と平行な線１６に位置する様吊り子
１７を設ける。
け、透孔１２の形状を孔中央部より両孔端に向って漸次
拡大せしめた双曲面状に形成し、孔縁１３をＲ仕上する
と共に吊り点１４がウェイト１１の重心Ｇを通り透孔１
２の孔中心軸線１５と平行な線１６に位置する様吊り子
１７を設ける。
ウェイト１１を上述の如く構成すると、ウェイト１１を
如何なる状態で吊り下げても孔中心軸線１５は常に鉛直
（ロープ３の中心軸線と平行）となる。
如何なる状態で吊り下げても孔中心軸線１５は常に鉛直
（ロープ３の中心軸線と平行）となる。
従って、ウェイト１１は第３図に示す如く透孔１２の滑
かな曲面で形成された凸部に於いてロープ３と接触し、
又重心位置で吊り下げられているのでウェイト１１には
モーメントか発生せずウェイト１１とロープ３間には索
５が鉛直となす角度に対応し、ウェイト１１の自重力に
起因するところの水平力が作用するだけとなり、ロープ
３はウェイト４に対し極めて滑かに摺動する。
かな曲面で形成された凸部に於いてロープ３と接触し、
又重心位置で吊り下げられているのでウェイト１１には
モーメントか発生せずウェイト１１とロープ３間には索
５が鉛直となす角度に対応し、ウェイト１１の自重力に
起因するところの水平力が作用するだけとなり、ロープ
３はウェイト４に対し極めて滑かに摺動する。
以上述べた如く本考案によれば、ウェイトとロープ間で
生ずる引掛りを防止し、この引掛りで引起される誤動作
を防止することができる。
生ずる引掛りを防止し、この引掛りで引起される誤動作
を防止することができる。
第１図は過巻警報装置を備えたクレーンの全体図、第２
図は従来例の説明図、第３図は本考案に係る過巻警報装
置用ウェイトを装置した説明図、第４図は本考案の過巻
警報装置用ウェイトの説明図である。 ３はロープ、１１はウェイト、１２は透孔、１４は吊り
点、１５は孔中心軸線を示す。
図は従来例の説明図、第３図は本考案に係る過巻警報装
置用ウェイトを装置した説明図、第４図は本考案の過巻
警報装置用ウェイトの説明図である。 ３はロープ、１１はウェイト、１２は透孔、１４は吊り
点、１５は孔中心軸線を示す。
Claims (1)
- 荷役ロープを貫通せしめるウェイトを索を介し吊り下げ
ると共にロープ先端部を貫通不能と腰索に作用する荷重
変化を感知することにより警報を発する様にした過巻警
報装置に於いて、前記ウェイトの貫通孔を孔中央部より
両孔端に向って漸次拡大せしめた形状とし、且つウェイ
トの吊り点を孔中心軸線と平行で、ウェイトの重心を通
る線上に位置せしめたことを特徴とする過巻警報装置用
ウェイト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18240180U JPS6038628Y2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | 過巻警報装置用ウエイト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18240180U JPS6038628Y2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | 過巻警報装置用ウエイト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57103987U JPS57103987U (ja) | 1982-06-26 |
| JPS6038628Y2 true JPS6038628Y2 (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=29980734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18240180U Expired JPS6038628Y2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | 過巻警報装置用ウエイト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038628Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60117392U (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-08 | 伊藤基礎工業株式会社 | クレ−ンの過巻防止装置 |
-
1980
- 1980-12-17 JP JP18240180U patent/JPS6038628Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57103987U (ja) | 1982-06-26 |
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