JPS6038565A - 給湯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用あるいは産業用の給湯器たは、暖房に
巾広く利用するケミカルヒートポンプを用いた給湯機に
関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の給湯′め熱源機では、石油やガスを燃料として利
用し、一部深夜電力が利用されている。それらの効率は
、石油やガスの燃焼熱と熱媒体との温度差で熱交換され
るので入力以上の出力は得られず０．７〜０．８が一般
的なものである。捷た深夜電力を利用した給湯器は、ヒ
ータが貯湯槽内の熱媒体に完全につかっている時１００
俸の効率となるが朝からその日の夜捷で高温水を溜めて
おく必要があり、その間放熱ロスが多くトータルでは効
率が石油やガス並に低下する。最近電動圧縮機による、
ヒートポンプ給湯機が出現し電気入力に対して２．７倍
位の出力を得るものがあるが、給湯温度５ｏ〜６０℃以
上得るためには補助ヒータが必要とされている。また−
次エネルギー換算（石油エネルギーによる発電効率０．
３５とした場合）を見ると０．９５となる。さらに最近
では、ケミカルヒートポンプの、給湯機への応用が検討
されている。これは、石油あるいはガス熱源により高効
率な給湯機をめざすものであるが、そこでの重要な技術
的課題は、発生器兼吸収器における効率の良い熱交換方
法を開発しなければ高効率は達成されないということで
ある。

発明の目的 本発明は、上記問題点に鑑みケミカルヒートポンプを間
欠的に加熱源を運転し、高効率の給湯機を実現するもの
である。

発明の構成 本発明は、発生器兼吸収器、凝縮器、蒸発器を備えたケ
ミカルヒートポンプのすくなくとモ発生器兼吸収器、凝
縮器とを一体とし貯湯槽内に設け、発生器兼吸収器内部
の吸収材中に貯湯槽内の水が出入可能なフィンＵ管を傾
斜させて設け、そのフィン付管のすくなくとも片側には
開閉自在のバルブを設け、チャージ時は閉、ディスチャ
ージ時には開とすることにより高効率な給湯を可能とす
る給湯機である。

実施例の説明 図は、本発明の一実施例における給湯機の構成図である
。図においてチャージから説明すると、バーナ１に点火
され、断熱材４で囲われた発生器兼吸収器２内の吸収材
３を加熱し、吸収材３に含１れている冷媒が蒸発する。

発生器兼吸収器２は断熱材４で囲われているため貯湯槽
６内にあっても外周の貯湯水には熱は伝わらない。発生
器兼吸収器２内の吸収材３中に設はられたフィン竹管６
内には貯湯水が満たされており吸収材３を加熱すると同
じようにフィン竹管６内の貯湯水も加熱されるが、チャ
ージの時は、パルプ駆動装置８によりパルプ９が閉とな
り加熱された貯湯水は、自然対流を起こすことはない。

従って発生した冷媒は、貯湯水と接している凝縮冊子で
凝縮熱を貯湯水に伝え液化しパイプ１４を通り蒸発器１
２の下部へ溜る。

吸収材３に含１れていた冷媒のほとんどが蒸発しつくす
とバーナ１に供給されているガスをバルブ１１で閉じ燃
焼を停止しチャージを終了する。次にディスチャージの
開始となり、バルブ駆動装置８でバルブ９が状態すなわ
ち開となる。するとフィン骨管θ内の貯湯水は周囲の貯
湯水より高温のためフィン付管６の傾斜にそって上昇し
自然対流の流れが発生する。吸収材３の顕熱を自然対流
により貯湯水に伝え吸収材３の温度・圧力が低下し吸収
材３が蒸発器１２の低に溜った冷媒を吸収し始める。蒸
発器１２内で外気から熱を奪い蒸発した冷媒は、吸収材
３に吸収され吸収材３は発熱する。その発熱でフィン骨
管θ内の貯湯水は加熱され再び自然対流により貯湯水に
伝えられる。蒸発器１２内の冷媒が蒸発しつくされると
ディスチャージは終了する。以上の動作を貯湯設定温度
に加熱される捷で連続的に行なう。またバーナ１は間欠
的運転でありながら出力は、発生器兼吸収器２と凝縮器
７とから交互に連続的に得られる。

以上フィン付管６にバルブ９を設け、チャージ時には、
そのパルプ９を閉じることによりフィンイ」管６での自
然対流による熱放散を防止し、バーナ１での加熱を有効
に吸収材３に伝え冷媒を蒸発させることができる。また
ディスチャージ時には、パルプ９を開けることにより吸
収材３が冷媒蒸気を吸収する時に発生する発熱をフィン
付管６での自然対流により貯湯水へスムーズに熱を伝え
ることができる。そうすることにより発生器兼吸収器２
をもつケミカルヒートポンプの技術的問題点であったチ
ャージ時のバーナ１の熱は吸収材３のみに有効に働き発
生器兼吸収器から貯湯水への熱放散を防止すること、ま
たディスチャージ時は、チャージ時とは逆に発生器兼吸
収器での発熱を有効に貯湯水へ伝えることが可能となり
高効率な給湯機を得ることができた。なお、吸収材と１
７ではゼオライトやシリカゲルを用い、冷媒としては水
を用いた。

発明の効果 本発明においては、ケミカルヒートポンプの、冷媒の吸
・放出による発熱を利用する簡単なシステムであり、高
効率の給湯を可能にする。

【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例における給湯機の構成図である。 １−・　バーナ、２　・発生器、３・・−・・吸収材、
４　・・・断熱材、６・・貯湯槽、６　・・・フィン刊
管、７・・・・凝縮器、８−・パルプ駆動装置、９・・
・バルブ、１０　・・・排気筒、１１・　・パルプ、１
２・・・蒸発器、１３　・・ファン、１４　ノくイブ、
１５　フィン、１６−　給水口、１７−　給湯口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷媒を吸収する吸収材を内蔵した発生器兼吸収器と、凝
   縮器と、冷媒溜めと、蒸発器を少なくとも構成要素とし
   て形成したケミカルヒートポンプと、前記発生器兼吸収
   器を加熱する手段を有し、前記発生器兼吸収器内に、吸
   収材と熱交換可能にするフィンを設けた傾斜通路を設け
   、前記通路の上部にバルブを形成し、少なくとも前記傾
   斜通路