JPS6038564B2 - ねじを環境から保護する方法及び装置 - Google Patents

ねじを環境から保護する方法及び装置

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JPS6038564B2
JPS6038564B2 JP56109191A JP10919181A JPS6038564B2 JP S6038564 B2 JPS6038564 B2 JP S6038564B2 JP 56109191 A JP56109191 A JP 56109191A JP 10919181 A JP10919181 A JP 10919181A JP S6038564 B2 JPS6038564 B2 JP S6038564B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/14Cap nuts; Nut caps or bolt caps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2200/00Constructional details of connections not covered for in other groups of this subclass
    • F16B2200/89Use of a hydraulic action
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はナット及びボルトの突出ねじを保護する方法及
び装置に関し、特に腐食性に強い環境にさらされた設備
でのナットとねじを保護するのに適したものである。
多くの機械的設備がナットとボルトで組立てられ、それ
により設備は保守や修理のため解体できる。
製造工場内に位置した機械の露出ねじは速やかには腐食
せず、従って保守要員は機械を解体するため必要なナッ
トを容易に脱す事ができる。然しながら、戸外に位置し
た設備又は腐食性の高い環境にさらされた設備中では、
露出ねじはナットの取り脱しが不可能か或いは非常に困
難である程度までいよいよ腐食する事がある。例えば石
油産業に於て、バルブやフランジのような多量の設備が
戸外に位置し、或いはその他腐食性の高い環境にある。
このような設備は何年か使用の後しか解体の必要はない
が、その時までにボルトの露出ねじが腐食して、ナット
が取り脱せなくなる。無数の工数がこの設備からナット
を取り脱すのに費やされる。いざいまナットを破壊自由
にして、短い距離ゆるめることはできるが、ねじの露出
部は損傷又は腐食しているので、ナットはそれ以上脱す
事ができない。多くの場合、取り外し操作でナットやボ
ルトはかなり損傷する。ある場合には、油圧駆動ののこ
を用いて、ボルトとナットを切断し、設備を解体しなけ
ればならない。装置の露出ねじの腐食のために、時間と
材料が多量に損失し、保守要員にとって絶えざる問題と
なっている。この問題を軽減するために、多くの試みが
なされてきた。
腐食をなくす一つのやり方は、ナットと突出ねじに種々
の潤滑剤を塗布することであった。一つの問題はこれら
の潤滑剤が一般に徐々に消耗する傾向があり長時間ねじ
に付着していない事である。従って、ねじは定期的に塗
り直さなければならす、費用や時間がかかることになる
。鉛の被覆剤及び特殊塗料のような他の被覆剤も用いら
れてはいるが、これらの被覆剤は費用がかり、さらにね
じ全体領域を十分に腐食防止しうるようにできない場合
が多い。もし誰かが又何かがこれらの被覆剤に接触する
と、被覆剤の幾分かはこすり落され、その結果ねじの一
部は露出し、従って腐食する。不幸にして、ねじの一部
の腐食は、たとえ一部の腐食であっても、ナットをスタ
ッド又はボルトから分離する事ができないようになるの
で、露出ねじ全体の腐食と同じに損害をもたらす。ある
人々はこの問題を特殊のキャップナットで解決する事を
試みた。
米国特許第1,727,59ぴ号及び第2,095 2
8計号明細書に示されるようなキャップナットは、その
コストが高い事と、ナットを締めつけの程度によってボ
ルトの露出長さが変わるため、多くの場合その実用化が
なされていない。種々の型のカップ型ねじ保護装置が発
明されている。
米国特許第972,140号、第1,252,514号
、第1,630,584号、第2,456,234号、
第2,551,834号、第2,726,009号及び
第3,135,558号に示されるねじ保護装置は露出
したねじを周囲から保護するが、ねじの腐食を十分に防
止しえない。ねじの腐食は単にキャップをねじ上に摺動
させる事により減少しうるが、湿気など腐食作用でねじ
は侵食され続ける。上記の特許に示された幾つかの装置
は保護キャップを利用し、更に露出ねじを周囲から密閉
する事を試みている。
然しながら、このような装置は多くの場合商業的に受け
入れるまでのものとなっていない。或る場合には、装置
はより精巧となされるため、経済的な妥当性が得られな
い。又これら多くの装置は取につけが困難か或いは時間
を要し、この問題は露出ねじを周囲から密閉することを
主旨とするこれらの装置にとってとりわけ切実である。
これらの特許の幾つかは腐食を防止するためキャップの
内側に潤滑油のような潤滑剤を利用する事を提案してい
る。
キャップを取りつけた後、キャップの内側に保護潤滑剤
を導入するのは、不可能でなし・にしても、多くの場合
それは困難であるため、これらの装置は個有の欠点を有
する。高い粘性を有する例えば潤滑油のような保護流体
を用いて、キャップを取付ける間キャップ内に流体の保
持性を高めるようにする。然しながら、キャップを垂直
方向に突出するスタッドに設ける場合、高粘性流体であ
っても、キャップを取付ける間、キャップ内に保持され
ない。潤滑剤はキャップ取付装置により物理的に処理さ
れるので、別の問題が生ずる。キャップ内にあまり多く
の潤滑剤を挿入すると、保護キャップはスタッド‘こ対
して十分な適当な位置に達しえない。さらにいかに多量
の潤滑油を加えてもねじの腐食を十分に防止できない。
キャップを保護潤滑剤と共に取付けたとしても、先行技
術の装置はねじを十分に保護しえない。
例えば、カップ型ねじ保護装置をとりつける前に潤滑剤
が注入されているかどうか後から判断するのは不可能で
なし、にしても、非常に困難である。更に、潤滑剤がね
じ保護装置からもれたかどうかを容易に確定することが
できない。ねじ保護装置の下側の潤滑油の有無により、
潤滑油がねじ保護装置からもれた事が判明すると、ねじ
保護装置を取り外し、再取付けして、新しい潤滑剤をね
じに接触するように導入しなければならない。先行技術
のキャップ内では、屋外の温度変化により圧力の上昇が
生じるため、圧力がキャップ内で上昇して、キャップが
ねじから離れることもある。最後に、上記特許に開示さ
れた装置は、カップ型ねじ保護装置内に単に潤滑剤を入
れただけではねじの腐食を十分に防止しないので、ねじ
を腐食から十分に保護しえない。ナットの保護には別の
問題が生じる。
ナットに接合するねじは、ナットにより周囲から保護さ
れるので、容易には腐食しなくなる。然しながら、ナッ
トの外部は腐食にさらされる。腐食はナットを構造的に
は弱くしないが、適合サイズのレンチを使用してナット
を除去することができなくなる。更に、バルブやフラン
ジのような石油設備は設備自体の腐食を防止するために
塗装される場合が多い。ナット上に連続塗装をなすと、
ナットを脱す時、適合サイズのレンチの使用を不可能な
ものとする。適合サイズのレンチを使用すべきものであ
るならば、最初に腐食又は塗装形成をそれに合わせて先
ず研磨又は削りとることが必要である。
ナット上の腐食又は塗装形成が激しいと、保守要員はオ
ーバーサイズのレンチでナットを外すことを考えるであ
ろう。この方法では勿論ナットを損傷し、もはや取り外
し不可能としてしまう場合がある。更に悪い事には、不
遜当なしンチを使用すると、操作が安全でなくけがをす
る危険がある。上記特許に於ける保護装置の或るものは
又ナットをおおうようにしたものもある。
例えば、米国特許第2,456,234号及び第2,7
26,00y言明細書はねじとナットの両方をおおう保
護装置を示している。これらのナット保護装置はナット
をおおう塗装遮蔽体として十分に機能し、又ナットの外
面に十分な腐食保護を与える事ができる。
然しながら、先行技術のナット保持装置は製造費用が高
いという問題がある。更に、先行技術のナット保持装贋
はナットに適当に取付けるのが困難か或いは時間を要す
る。先行技術の技法、被覆材料及びねじとナットの保護
装置の問題と欠点により、これらの方法、材料及び装置
は多くの事例に広く用し、らことはできない。
例えば石油産業に於て、戸外に位置した設備のナットと
露出ねじはいよいよ腐食環境から保護されない。設備が
特に腐食しやすい場合は、ナットとボルトを特殊な金属
から製造する事もできる。例えば、高硫黄原油を扱う石
油設備は硫黄の存在により加速的な割合で腐食する。こ
の設備のボルトはステンレス鋼又はクロム合金から製造
する事ができる。一般に、この技法は露出ねじとナット
の腐食を十分に防止するが、特殊材料のナットとボルト
のコストによりこの技法の使用は非常に制限される。こ
れらの先行技術の問題と欠点は本発明により克服できる
ナット及びボルト又はスタッドの突出ねじを保護するた
めの新しい方法と装置が以下提案される。本発明はナッ
トとボルトの露出ねじを周囲から保護するのに適してい
る。
本発明は特に腐食する環境にさらされた設備のナットと
ねじを保護し、その後ナットを容易に取り外せるように
するのに通したものである。本発明の一実施例に於ては
、カップ型プラスチック本体の閉口を露出ねじ上に槌勤
して、ナットの面に接合し、本体が突出ねじを囲むよう
になっている。
カップ型本体のリップとナットの面の間にはO型リング
密閉部村が備えられ、ねじを囲む本体内の空部を周囲よ
り密閉している。本体の開□と反対側の端部に孔が備え
られ、停止片を含む板ばねが本体内にこの孔と密閉接合
するように設けられている。
板ばねは停止片が常時上記孔を密閉するように押圧して
いる。然しながら、停止片を孔から離すように押圧する
事が可能であり、これにより流体は孔を通って本体に流
入することが可能である。然しながら、通常停止片は孔
を密閉しているから、本体内の空部は、通常本体外囲に
対し密閉されている。別の孔が本体の側方に設けられ、
又伸張性の膿片が孔上に配置されている。
ねじ周囲の空部の圧力が増加すると、膜片はカップ型本
体の壁を越えて半径方向外側に広がる。従って、糠片に
より空部内の圧力が視覚的に判断できる。次に説明する
如く、本体をねじ上に取付けた後、空所内で圧力が上昇
する。膜片は又圧力平衡片としても作用し、空所圧力を
満足すべき領域内に維持する。カップのリップ近接側へ
外方から大きなカップ型ナットカバーが設けられこのカ
ップ型ナットカバーのベースに設けた孔でねじ封入本体
を受け入れる孔が設けられている。ナットカバーの側部
はナットの六角形状にほぼ一致するようになっている。
ナット上に設置した時、ナットカバーのリップはナット
のベース近くのナットの側面に接合する。これによりナ
ットカバーでナットの露出面を保護される。使用に際し
て、ねじ保護本体とナットカバーはねじとナット上をそ
れぞれ情動させられる。
カップ状のねじ保護体の内壁はボルト又はスタツドの露
出ねじ1こ接合するように設計されており、よってねじ
保護本体とナットカバーは本体とねじの摩擦接合によっ
て定位層に固定される。ねじ保護本体が定位層まで鶴勤
すると、本体のリップとナットの表面との間でO型リン
グが押圧され、その結果本体内の空部は周囲から密閉さ
れる。上記の設置の後に、潤滑油及びニトロゲンガスと
のような適当な混合流体が端孔を通して本体の空部に注
入される。
空部が十分に加圧されると、膜片が本体の側部から突出
いまじめる。この時点で、流体圧入を中止させるように
なし、停止片を戻って板ばねの偏俺力で戻らせて孔を密
閉する。従って、ねいま本体外周囲に対して密閉され、
かつ注入混合流体で生じうる腐食の程度をかなり減少さ
せる。以後は、膜片を断続的に検査するようにして、空
部が圧力下で密閉されているかどうか視覚的に判断する
ようにすることができる。流体がもれていれば、空部は
上記の如く孔を通して液体を再たび充填するようにすれ
ば良い。ナットカバーはナットの露出表面を外周面から
ある程度の保護を与えるようにするものである。
更に、ナットカバーは設備を塗装する場合にも、これか
らナットを保護し、従ってカバー塗装後でもナットに合
ったレンチを使用して取り脱し可能である。本発明の他
の実施例は板ばねと停止片を用いない点を除けば上記し
たものと同様である。
更に具体的に云えば、本体内の空部は所望の混合流体を
含む圧力充填カプセルを有すものとされる。本体を定位
贋に設けた後に、カプセルをつぶして、空部を圧力流体
でみたすようにする。この後者の実施例の場合は本体を
ねじとナットから外さないと混合流体再充填はできない
。従って本発明の特徴は露出ねじを周囲から保護する改
良した方法と装置を提供する事である。
本発明の他の特徴はナットの露出面を周囲から保護する
改良した方法と装置を提供する率である。本発明の更に
他の特徴はスタツドの露出ねじ上に容易に配設しうる経
済的なねじ保護装置を提供する事である。
本発明の更に他の特徴は装置の露出ねじを密閉包囲する
ねじ保護装置を提供する事である。本発明の更に他の特
徴は装置の露出ねじを包囲する装置と、この装置により
形成された空部を加圧する手段を備える事である。本発
明の更に他の特徴は本体にねじを囲み、本体中の空部を
適宜の流体で加圧する事により、露出ねじを周囲から保
護する方法を備える。
本発明のこれらの特徴と利点及び他の特徴と利点は添付
の図を参照して、次の詳細な説明から明らかになるであ
ろう。
第1図は本発明による一実施例を示す横断面略図である
機械、バルブ、フランジなどの組立体が総称的に2で示
されている。ボルト、スタッドなどのねじ部材4が組立
体2の部分を通りぬけて延在し、ナット6がボルト4に
ら合し、組立体2の表面8に接合して示されている。組
立体2、ボルト4及びナット6は、簡略化して図示され
ているが、これらは例えば米国特許第2,456,23
4号開示の組立体のボルトとナットと同様である。本発
明の代表例のねじ保護装置10が第1図に示されている
。カップ型本体12がボルト4のねじ14の露出部に接
合して示されている。本体12のベース18に孔16が
設けられている。第2孔20が壁22に設けられ、薄膜
24が孔20‘こあてられる。可裸性板ばね26が本体
12の内側に配置され、本体12の内壁の溝3川こ配置
した可櫨性C型リング28により定位直に保持されてい
る。可擬性板ばね26上に停止片32が配置され、孔1
6の表面34に対して、密閉状態となすように構成され
ている。O型リング38等の柔軟性可榛性部材がリップ
36とナット6の表面40の間に配置される。
六角型ナットカバー42が本体12の環状外側溝44に
スナップ隊合している。内方を向く環状リップ46が組
立体2近隣位置でナット6の露出面に接触している。第
1図及び第2図を参照して、カップ型本体12とナット
カバー42がボルト4の露出部上に情勢可能であり、ナ
ットカバー42はほぼボルト4の軸と一致した方向であ
る。
本体12の内側部分48はねじ14と接合をなし、ねじ
14の露出部が本体12とナットカバー42がねじとナ
ットをそれぞれおおうように定位層に保持されるよう構
成されている。本体12はねじ14上に押しつけられ、
従ってO型リング38がナットの表面40に対して圧縮
される。所望ならば、六角形の握り部分50を壁22上
に形成しても良い。これで本体12はねじ14上に押し
つけられた後、回動されて、十分な圧縮力がO型IJン
グ38にかけられるようにする。ナットカバー42は本
体12に対し鞘勤自在となし、又本体12が回動すると
、六角形ナットカバー42は若干の鞠運動をなすが、本
体12と一緒に回動しなようにしている。第2図に於て
、板ばね26がほぼ長方形で示されている。停止片32
が孔の表面34との係合から外れて移動しているのであ
れば、流体が孔16より注入され、本体の内側に流入す
ることが理解される。薄膜24は孔2川こ密閉隊合され
、薄膜24は、壁22の内側にはりつけるなどの適当な
手段で定位鷹に保持される。
所望ならば、壁22の内側は薄膜24の領域で凹状とな
して、薄膜を壁22の内面の内方に突出さないようにす
ることができる。薄膜24が凹状部に挿入されるか或い
は内側部分48が壁22の残りの内部の内側にまで形成
されるようにすると、一種類のねじ保護装置で、直径は
同じだが、ナット6から延在するねじの長さが異なる種
々のボルト4に使用できることが分る。薄膜24‘ま可
操性であり、後に説明する如く、圧力変化に応答しうる
ものであって、十分な内圧を受けた時、薄膜24の一部
が壁22の外側に突出するようになっている。ナットカ
バー42の長さを規性して、リップ46が組立体2の表
面8と通常接合しないように調整される。
従って、ナットカバー42はナット6の露出表面面積の
ほぼ全体をカバーするが、リップ46は組立体2と接触
せず、従ってナットカバー42は本体22がナット6の
方へ軸方向に移動するのを抑制しないようにできる。次
に第1及び第2図に示した実施例の装着方法を簡単に説
明する。
ナットカバー42を含むねじ保護装置10をねじ14の
露出部とナット6上にそれぞれ摺動させる。それによっ
て、O型リング38がカップ型本体22のリップ36と
ナット6の表面40の間で圧縮される。又、O型リング
38はねじ14の部分に密閉接合しているため、流体は
本体12のリップ36とナットの間で行き婦できず、さ
らにねじ14に沿ってナット6の内側に入ることもでき
ない。装着後、ねじ保護装置10はねじ14を完全に包
囲し、ねじを外周囲から密閉する。所望ならば、本体1
2はねじ14に対して若干回動可能となし、十分な圧縮
力tとO型リング38にかけられるようにすることが出
来る。ナットカバー42のリップ46は組立体2と接合
するように構成されていないが、ナットカバー42はほ
ぼナットの露出表面を包囲するようになす。ねじ保護装
置10がねじ14上に回動する場合、ナットカバー42
は回動せず、ねじ保護装置10の溝44内で港勤する。
ねじ保護装置10をねじ14の露出部分上に適切に適し
た流体を孔16から本体12の内側に注入する。
例えば、尖鋭項霧ノズル(図示せず)を有する圧縮シリ
ンダでねじ保護装置10の内側に流体を注入するように
しても良い。尖鋭増霧ノズルは停止片32を孔表面34
から離すように押圧し、次いで圧縮シリンダのバルブを
作動して、潤滑油とニトロゲンガスの混合物を噴霧ノズ
ルを介0して、本体12の内側に流入させる。本体12
内の圧力は潤滑油とニトロゲンガスの混合体を加圧する
のに応じて増大する。この圧力増加により薄膜24は壁
22から突出すため操作者が本体12中の圧力増加を視
覚的に判断できる。本体12の内側が所定の圧力範囲に
加圧されたら、流体注入を止めて、噴出ノズルを引込め
これにより板ばね26が作用して停止片32が孔表面3
4と密閉接合するようにされる。よって、適宜の加圧流
体混合物が本体12の内側を満たすことになる。しかし
て流体は、ナットカバー42の内側に流入する事はない
。ねじ保護装置10は露出ねじを周囲から密閉するだけ
でなく、適宜の加圧流体を保持する作用もなしねじ14
の腐食を生じにくくしている。
ねじ保護装置10‘こ注入される流体としては不活性ガ
ス促進剤と化合した石油ベース潤滑油が適していると考
えられる。本体12の内側に充填するのに液体混合物の
みでも良いが、液体とガスとの混合物となし、加圧ガス
で液体を本体の内方に押し込むようにすることが望まし
い。・ 上述のごとく、薄膜24は流体を所定の圧力範
囲で本体12中に保持するようにするための視覚的判断
をなすのに役立つ。
従って、薄膜24の材料組成と厚さは、圧力が所定の許
容範囲内にある時、薄膜が壁22から適宜距離だけ突出
するように調節される。更に、薄膜24は大気温度及び
大気圧力の変化にかかわらず、その伸張又は収縮により
所望の圧力範囲で本体12の内に維持することが可能で
ある。
従って薄膜24は圧力指示装置として作用するとともに
、又圧力安定装置としても作用することになる。ねじ保
護装置1川ま周囲温度が50o F(1000)であれ
ば挿入可能となり、薄膜24が本体12の側方から突出
するまで流体混合物を本体12の内部に流入する。周囲
温度が1000F(38℃)に上昇すると、本体12内
の圧力も流体の温度膨張により上昇するが、この流体の
膨張は薄膜24が更に伸張して吸収するので、許容範囲
内に圧力レベルを維持する。薄膜24がこの圧力安定装
簿の特性を有するものでない場合は、本体内部の圧力は
増大し本体1「2が押し出されねじ14より分離するこ
とになる。温度及び圧力変化を吸収するため、本体12
内は、0.035kg/のから0.352k9/洲、好
ましくは0.070X9/地から0.210k9/地の
範囲のケー−ジ圧力に加圧するのが望ましい。本体12
の内部をこのように加圧することにすれば、日々のある
いは季節による大気温度ならびに圧力の変化に対しても
、本体12内には大きな圧力上昇下降は生じない。薄膜
24の面積も増減するから、所望の容積変化が与えられ
本体12の内を所望の圧力範囲に維持する事が可能とな
る。従って薄膜はリリーフバランサとして作用し、本体
内の圧力は所望の圧力幅を越えて増大しない。第1図に
示した実施例では、O型リング38はナットの表面40
に対し、本体12のリップ36を密閉するように作用し
、かつねじ14を密閉して流体混合物がナット6の内部
を通ってらせん状に流動しないようにしている。所望な
らば、O型リング38の大きさと形は、ねじ14に沿っ
て密閉を与えないようにし、従って流体がねじ14に沿
ってナット6の内部に侵入するようにしても良い。後者
の実施例の欠点は流体が表面8近くに、或いは組立体2
の内部にもれる可能性があり、従って本体12内に所望
の流体圧力が維持されない事である。注入された流体は
長い期間圧力下で本体12の内に留まるはずである。
勿論、流体が本体からゆっくりもれて、本体12内部の
圧力が減少する可能性がある。そうなると、薄膜24は
やや引込んで、薄膜はもはや壁22から突出しない。種
々の時間で、操作者はねじ保護装置10を検査し、それ
によって本体12内部に十分な圧力が残っているかどう
か視覚的に判断する事ができる。流体が本体12内部か
らもれたとしても、ねじ14に油が鯵透し接触していれ
ば、ねじ保護装置10はねじ14の露出部を物理的にお
おし、続けているので、ねじ14の腐食は殆んどない。
薄膜24がへこんでいれば、操作者は上述した方法で再
たび薄膜24が壁22より突出するまで本体12内に流
体を再注入して加圧する。六角型ナットカバー42は本
体12に摺動自在に坦持されている。
本体12をねじ14上に摺動させる前に、ナットカバー
42のベース部分52を環状溝44にスナップ接合する
ようにする。或いは、ナットカバー42を加熱膨張させ
てベース部分52を本体のリップ36上の溝44へ沼動
させる。本体12とナットカバー42を一体に形成すれ
ば、六角型ナットカバー42は本体12のねじ14に対
する回動を妨げる。然しながら、前に説明した本体12
の回動は、ナット6に対してO型リング38を密閉接合
するためには必ずしも必要ではない。本体12とナット
カバー42が一体で形成されれば、ナットカバー42は
ナットカバー42内の最小内径がナット6の最大横断面
寸法と等しいか又はより大きいように形成される。
例えば、ナットカバー42の側壁は円形形状で、ナット
カバー42の直径はナット6の最大直径よりも若干大き
くするようにされる。後者の実施例に於て、リップがナ
ット6の側壁と連続接合しない場合、本体12とナット
カバー42の一体はねじとナット上にそれぞれ配置した
後回動させるようにすると良い。ナットカバ−42はナ
ット6の露出表面の殆んとを物理的に包囲している。
従って、ナットカバー42は塗装遮蔽体の作用もなしナ
ット6の表面上にペイントが積層するのを防止し、又ナ
ット6の腐食を若干ながら保護するのに役立つ。リップ
46はナット6の両側を密閉せず、又それによりナット
6の表面の若干の腐食が生ずる可能性がある。然しなが
ら、ナットの腐食は減少し、ナットの取外しがナットの
外面の腐食又はペイントの積層のために妨げられる事は
ない。第1図及び第2図を再たび参照して、板ばね26
の端部を入れる溝30は板ばねの幅だけの長さを必要と
するのみである。
或いは、環状溝が壁22の内部周囲に設けられるように
する。板ばね26は金属製であり、又停止片32はプラ
スチック、ゴム又は他の柔軟材料から形成される。薄膜
24もゴム製となし、壁22の内側に操着させるように
しても良い。ボルト4がナット6から突出する長さは、
すなわち露出ねじの数に依存することは当然である。
薄膜24は壁22の凹所にはめこまれているからボルト
4は本体12内に入り板ばね26まで達するまで延在さ
せることができる。或いは、内側部分48をカップ型本
体12のリップ36に隣接して設けるようにすれば、ね
じ14を接触するようにすることができる。内側部分4
8はねじ14周囲に延在する。或いは第2図に示す如く
、二つの肩部48と49がねじ14に接触するべく設け
て、各肩部が約90o又はそれ以下のラジアル空間部分
を占めようにしても良い。U型ブーツをO型リング38
の代りに用いて、ナット6に対して、本体12のリップ
36を密閉するようにても良い。所望ならば、O型リン
グ38又はU型ブーツを本体12のリップ36に接着し
うる。次に第3図は、本発明の他の実施例が部分横断面
で示されている。
第3図に於て、同に符号が第1図及び第2図に示された
ものと同様の構成部品に使用されている。本体12はね
じを設けた肩部54を備え、ねじ14と接合するように
なっている。肩部54上の内側ねじは突出したボルト4
の各側ねじ14とら合するように構成される。従って、
第3図のねじ保護装置の場合はねじに対し鞄方向に押圧
されるものでなく、ボルトにら合されるようになってい
る。第3図に示されるナットカバー56は環状リップ5
8を含み、本体とナット6の間の密閉を行なう。
ナットカバー56のリップ58は従って第1図に示され
るO型リング38の代りとなる。第3図に示した実施例
の作動は本体がボルト又はスタツド4の露出部にら合さ
れる以外には前記実施例のものと殆ど同じである。リッ
プ58は圧縮されて本体とナット間に密閉を行い、さら
にねじ14も密閉し、その結果流体はねじを通ってナッ
ト6の内側に流れ込む事ができない。ナットカバー56
は本体に摺動隊合しているから、その結果本体ねじ7に
ら合した時、ナットカバー56は回動しない。
ナットカバー56の形状は第2図に示されたナットカバ
ーのように六角形としてナットカバー56のリップ46
がナット6の六側面に接合するようにできる。第3図に
示す実施例は第1図に示す板ばねと停止片を含むように
する事が出来る。或いは幾つかの他のバルブ装置を備え
、それにより通常本体の内部を大気状態から密閉するが
、間けつ的に圧縮流体混合物が本体内部に入るのを可能
にする。第3図は又側壁22を越えて突出する薄膜24
の側面図を含むように示されており、所望の圧力レベル
が本体内部に存在する事を示している。第4図は第3図
に示した装置の横断面図である。
第4図に示すように、二つのねじつき肩部54と55は
ねじ14と接合するために設けられている。各肩部は9
00以下の横断面のラジアルセグメント以内にあり、従
ってこの本体は鋳造で製造して、その後四分の一回転さ
せて鋳型から外される。環状肩部54円周全体に設けて
しまうと、本体内の潤滑剤がナット6近くのねじに接触
しないが、これらねじ肩部54と55の構成によりねじ
保護装置とナットカバ−をその位置に十分保持しかつ、
本体内の流体が空所59と6川こ占めるのを可能にし、
その結果ナット6に近接するねじに流体が接触するのを
可能にする。第5、第6及び第7図は本発明の他の実施
例の横断面であり、本体をスタッド4に設置した後、本
体内部に圧縮流体を充填するための種々の機構を示して
いる。
第5、第6及び第7図に示した各実施例は第1図或いは
第3図に示した下方本体部分とナット保護装置に使用可
能である。第1図に示したものと同様の構成部品を示す
のに同じ符号が使われる。
第5図に於て、ねじ保護装置70はベース18と側壁2
2を有する。
薄膜24が側壁22の孔20上に設置される。金属ワッ
シャ72が薄膜24上に配置され、薄膜24の周囲を孔
20上の定位贋に保持する役割をなさしめている。ワッ
シャ72と薄膜24は側壁22に接着するか、ステーク
するか、締めつけするか、圧入などしてあるし、はその
他従来技術で定位直に保持される。側壁22の内側の環
状溝74にC型スナップリング76がはめ込まれている
スナップリング76上には一つ又は複数の孔80を有す
る平坦な遮蔽体78が配置されている。充填された圧力
容器82がベース18と遮蔽体78の間に設けられてい
る。
潤滑油とニトロゲンガス混合体のような液体及び気体の
混合体が圧力下で容器82内に入れられている。圧力容
器82の壁はナイロン、ゴム又は他の適当な材料で製造
される。孔16近接の補強部分84も同じ材料で製造さ
れている。補強部分84には尖頭端部88を圧力容器8
2の壁の一つに隣接された穴あげ部村86が形成されて
いる。圧力容器82は所定の圧力レベル、例えば0.3
52k9/c鰭から0.492kg/のにあらかじめ充
填されるメスナップリング76及び遮蔽体78により定
&橿に保持されたあらかじめ充填される圧力室82と共
に、ねじ保護体70が使用者に提供される。
ねじ保護装置70とこれに付随するナット保護持装置と
は、ねじ及びナット上にそれぞれ前述の方法の一つによ
り取りつけられる。ねじ保護装置70を設置して、使用
者の指、ねじドライバー、あるいは他の工具などで補強
部分84に力を加える。補強部分84がねじ保護体70
の内方へ押圧されると、尖頭端部88が圧力容器82の
壁に孔あげし、それによって流体をねじ保護体70の内
側に排出する。前記したように、ねじ保護体70の内部
は外周囲から密閉され、又圧力容器82内の混合物のガ
スが混合物を膨張させ、圧力容器70の内部全体に充満
されこれによって更に薄膜24が壁22より突出するよ
うにされる。
圧力容器82の側壁に孔があげられたなら、流体は壁2
2の内部と圧力容器82の側部の間で行き帰することが
可能となる。所望とするならば、停止片部分9川ま補強
部分84に隣接して形成させても良く、これにより流体
混合物が孔16より漏出されないようにする。操作者は
第5図に示される装置の薄膜24を定期的に検査し、ね
じ保護装置70の内部が選定範囲の圧力下にある事を確
かめる。
圧力容器82が0.352k9/地から0.492k9
/地の圧力レベルにあらかじめ充填されているとすると
、圧力容器に穴があげられた後、ねじ保護装置70の内
部の圧力はねじ保護装置70の内部と圧力容器82内部
との容積により0.070k9/係から0.211℃/
鮒の範囲となる。ねじ保護装鷹70の内部の圧力が下が
った事を操作者が察知すると、保護装置70をボルト4
から外して、新容器を挿入し、遮蔽体78とスナップリ
ング76により定位直に保持する。ねじ保護装置70を
再びボルトにとりつけした後、新しい圧力容器を上記の
ようにあなあげする。第6図を参照すると、本発明の他
の実施例が示される。ねじ保護装置92はベース18と
壁22と孔20上に設置された薄膜24とを有する。第
6図に於て、薄膜24は大気圧のみにさらされて、その
収縮状態にある場合が示されている。圧力容器94はベ
ース18とスナップリング76により定位層に保持され
た遮蔽体78の間に設けられている。引き細98が停止
片96を流体密に通過しており、その一端が圧力容器の
破裂部分IQO‘ことりつけられている。破裂部分10
0は圧力容器94のその他の部分とは別の材料で作られ
るか、或いは同じ材料であれば、圧力容器のその他の部
分より薄い壁として構成される。細98が停止片96貫
通をしているものの、細98を引張った時、停止片96
はたわみはするが、紐98から引裂かれて外れないよう
に柔軟にしてある。ねじ保護装置92がボルト4に取付
けられた後、操作者が細98をねじ保護装置96のリッ
プと反対方向に引張るようにされる。細98を引張ると
、停止片96はその通常位置から若干移動するが、細9
8は停止片96からちぎりとられることはない。紐の引
張り作用により破裂部分1001こ裂け目が生じ、その
結果圧力容器94内の流体はねじ保護装置92の内部全
体に拡散する。ねじ保護装置94は視覚検査されて、上
記のように圧力容器の内部に十分な圧力が残在している
かどうか確められる。更に、圧力容器94は圧力容器8
2の取換えと同様な方法で取換えすることとができる。
第7図には、側壁22と孔20上に配置した薄膜24を
有するねじ保護装置102が示されている。
伸縮性密閉部材104がねじ保護装置のベース中の大道
蓬孔106上に設置されている。密閉部材104の周囲
部分109はねじ保護装置のベースの内部に従来の方法
、例えば接着により密閉される。ワッシャ108がC型
リング76により定位層に保持されている。ワッシヤ1
08には一つ又は複数の孔110を有し、さらに密閉部
材106の方向に向けられた一つ又はそれ以上の刺体1
12を備えるようにしてもよい。圧力容器114はヮッ
シャ108と密閉部材104の間に位置し、あらかじめ
選定された圧力の所望の液体/気体の混合物を収容して
いる。ねじ保護装置102がボルト104に設置される
と、操作者は指又は工具を用いて密閉部村104に対し
、内側に押圧する。
圧力容器114内の流体浪合物がほぼ0.352k9/
地から0.492k9/地の圧力であるので、密閉部材
104に対する押圧により圧力容器の下方部分116が
刺体112の方向に変位させられる。この作用により、
圧力容器は破裂して、流体混合物は圧力容器102の内
部全体に拡散する。密閉部材が部材104とねじ保護体
のベースの間に備えられているので、圧力容器114が
破裂した後、流体が孔106を通してもれる事はない。
操作者は本発明の他の実施例と同じように、ねじ保護装
置102の内部に十分な圧力の存在を検出しうる。
本発明の更に他の実施例は第7図に示した実施例のもの
と同様であるが、C型リング76、ワッシャー108及
び圧力容器114が備えられない点で異なっている。
この後者の実施例に於ては、ねじ保護装置はナット上に
挿入され、周囲部分109はねじ保護装置のベースの内
部に対して密閉される。ねじ保護装置を配置した後、注
射針のような鋭い尖端部村を用いて部村104に孔あげ
し、流体混合物又は流体及びガスをねじ保護装置の内側
に注入する。薄膜24により、ねじ保護体の内部が十分
に圧縮された事が示されると、注射針を引きぬくように
される。密閉部材104の材料は注射針が挿入された所
を介して流体がもれないように十分柔軟性ものとする。
この後者の実施例は、ねじ保護装置の内部の圧力が許容
しうる値以下に下がった場合、再注入しうる利点を有す
る。更に、密閉部材104の直径は第7図に示したもの
ほど大きい必要はなく、ねじ保護装置の内部を加圧する
ために先尖物を挿入するのに十分な空間を十分確保する
だけ大きければよい。ねじ保護装置の内部を加圧するた
めの上記のいかなる方法も第1図か第3図に示したねじ
保護装魔とナットカバーの下部に用いる事が出来る。
更に、ねじ保護装置の内部を圧縮するために各種の適当
な流体を用いることができ、例えば石油ベース潤滑油と
ニトロゲンガス促進剤の混合体があげられる。然しなが
ら、本発明の特徴は、液体をねじ保護体の内部へ流体充
填を促進させる不活性ガスを含む混合物を利用する事で
ある。なぜなら不活性ガスはスタッド又はボルトのねじ
の露出部に損傷や腐食を与えることはないからである。
薄膜は圧力容器と同様のゴムのような柔軟材料から製造
される。薄膜の厚さと可擬性の程度は変更可能であり、
ねじ保護装置内部の圧力が所望の圧力レベルに到達した
事を視覚的に判断できる程度のものに調整しうる。ねじ
保護装置の本体はポリウレタンを含む適当な枚数のプラ
スチック材料で製造しても良い。ナットカバーもポリウ
レタン製としても良い。しかしながらねじ保護装置本体
などの硬度とする必要はない。例えば、第3図に示した
ナットカバーで、そのリップ58を十分柔軟にすれば密
閉部村としても十分役立ち、O型リングの代りとするこ
とができる。本発明は、基本的には組立体に於けるボル
トのねじを保護し、又ナットを保護するのに応用される
が、ねじ保護装置はいかなるねじ対象物のねじの露出部
を保護するためにも用いられる。
例えば、ここに記載したねじ保護装置はロッドら合用ナ
ットを使用していない組立体に直接ねじこんだロッドの
ねじの露出部を保護するのに用いることもできる。ここ
記載したバルブは幾つかの重要な特徴を有するが、ばね
負荷バルブのような幾つかのバルブ装置を利用して流体
をねじ保護装置に入れる事もできる。本発明の多くの他
の変形例が前述の方法と装置から明らかである。
従って、ここに図示し且つ記載した構造と技法は説明の
ためのみであり、本発明の範囲を限定する趣旨ではない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の横断面略図、第2図は
第1図に示した装魔の端面図、第3図は第1図に示した
装置の他の実施例の一部断面斜視図、第4図は第3図に
示した装置の横断面図、第5図、第6図及び第7図は第
1図及び第3図に示した装置の一部の他の横断面図であ
る。 4:ボルト、6:ナット、12:ねじ保護装置本体、1
4:ねじ、24:薄膜、26:板ばね、32:停止片、
36:本体のリップ、38:環状O型リング、42:ナ
ットカバー、48:本体内側部分、82:圧力容器、8
6:穴あげ部村、94:圧力容器、98:紐。 F′G.1 (ンG‐2 F′G.3 「′G−く F′○.5 F′G.6 F′G.7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボルトのねじを環境から保護する方法であつて、該
    ねじを封入体で周囲から密閉し、次に該封入体を貫通し
    て選択した流体を注入して該ねじに接触させ、該流体を
    加圧下で該封入体内に保持して、腐食を防止するように
    した方法。 2 ねじを環境から保護する方法であつて、選択した流
    体を入れた圧力容器を封入体内に備え、該ねじを該封入
    体で周囲から密閉し、次に該封入体内の該圧力容器を破
    裂させて該選択した流体を解放して該ねじに接触させ、
    該選択した流体を加圧下で該封入体内に保持して、腐食
    を防止するようにした方法。 3 特許請求の範囲第2項記載の方法において、該選択
    した流体を該封入体内に所定の加圧範囲内に保持するこ
    とを特徴とする方法。 4 ねじを環境から保護する装置であつて、一端に該ね
    じの直径とほヾ同じ大きさの直径を有する円形開口と該
    ねじを収容する空部とを有する本体と、該本体を該ねじ
    上に固定して位置決めするための該本体上の保持装置と
    、該空部を周囲から密閉するための該開口に隣接する密
    閉装置と、選択した流体を加圧下で該空部に導入して該
    ねじに流体を接触させるための該本体に担持された弁装
    置とを備えた装置。 5 特許請求の範囲第4項記載の装置において、該保持
    装置は該ねじにら合する本体上の内側ねじを含む装置。 6 ねじを環境から保護する装置であつて、一端に該ね
    じの直径とほぼ同じ大きさの直径を有する円形開口、該
    ねじを収容する空部ならびに周囲環境と該空部を画通せ
    しめる孔とを有する本体と、該本体の該ねじ上に固定位
    置決めするための該本体上の保持装置と、該空部を周囲
    環境から密封するための該開口に隣接する密閉装置と、
    選択して流体を加圧下で該空部に導入して該ねじに流体
    を接触するための該本体に担持された弁装置と、該本体
    に設けた前記孔を塞ぐように展在せしめられ、該部分内
    の圧力を所定加圧範囲内に保持するための可撓性の薄膜
    を含むことを特徴とする装置。7 特許請求の範囲の第
    6項に記載の装置において、前記弁装置が該空部内に位
    置決めされた板ばねと、該本体中の孔に密閉接合するた
    めの該板ばね上に位置決めされた停止片とを含むことを
    特徴とする装置。
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