JPS6038486B2 - 応急橋梁 - Google Patents
応急橋梁Info
- Publication number
- JPS6038486B2 JPS6038486B2 JP2719979A JP2719979A JPS6038486B2 JP S6038486 B2 JPS6038486 B2 JP S6038486B2 JP 2719979 A JP2719979 A JP 2719979A JP 2719979 A JP2719979 A JP 2719979A JP S6038486 B2 JPS6038486 B2 JP S6038486B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road surface
- steel deck
- reaction force
- support
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、例えば高速道路等の修復床面上に架設する
応急橋梁に関するものである。
応急橋梁に関するものである。
今日の道路建設技術には、かつての技術からは予想もで
きない程優れたものがある。
きない程優れたものがある。
その一例に路面の耐久性の向上技術を挙げることができ
る。然し乍ら、こうした高耐久性を備える路面も便用瀬
度が著しい幹線道路例えば東名高速道路等では悪化の度
合が非常に遠く、修復に継ぐ修復をよぎなくされる状況
下にある。そこで更に路面耐久性の強化に対する優れた
技術の導入が強く要望されるところであるが、現在使用
中の道路の路面悪化に対する対策は修復工事にたよらざ
るをえない。
る。然し乍ら、こうした高耐久性を備える路面も便用瀬
度が著しい幹線道路例えば東名高速道路等では悪化の度
合が非常に遠く、修復に継ぐ修復をよぎなくされる状況
下にある。そこで更に路面耐久性の強化に対する優れた
技術の導入が強く要望されるところであるが、現在使用
中の道路の路面悪化に対する対策は修復工事にたよらざ
るをえない。
ところが、今日行われている修復技術の多くは並行修復
、すなわち片側工事、片側通行といった工事方法をとっ
ている。そのため工事用の各種資材搬入に対する面では
非常に便利ではあるが、片側通行ができるだけであるか
ら、通行車両の多い道路では交通渋滞が起り、危険が伴
いかつ作業能率が悪く、そのために工期が長期化し工費
も自然と高額に成るといった種々の問題があった。この
発明は上記の並行修復における種々の問題を鱗決すべ〈
なされたもので、その目的とするところは、要修復路面
上に同数車線幅員を持つ応急橋梁を掛け、交通渋滞を生
ぜしめることなく応急橋梁の下側で路面の修復を能率良
く行うことのできる応急橋梁を提供することにある。
、すなわち片側工事、片側通行といった工事方法をとっ
ている。そのため工事用の各種資材搬入に対する面では
非常に便利ではあるが、片側通行ができるだけであるか
ら、通行車両の多い道路では交通渋滞が起り、危険が伴
いかつ作業能率が悪く、そのために工期が長期化し工費
も自然と高額に成るといった種々の問題があった。この
発明は上記の並行修復における種々の問題を鱗決すべ〈
なされたもので、その目的とするところは、要修復路面
上に同数車線幅員を持つ応急橋梁を掛け、交通渋滞を生
ぜしめることなく応急橋梁の下側で路面の修復を能率良
く行うことのできる応急橋梁を提供することにある。
以下図面に塞いてこの発明の−実施例を詳細に説明する
。
。
第1図は、この発明にかかる応急橋梁の全体構成を示す
ものである。
ものである。
この応急橋梁1は3蓮のポニートラス主横2,2,2を
備えたものとして礎成され、これら各主横2,2,2の
支間下部はサポート3,・・・・・・によって支承され
ている。また前記各主綾2,2,2は複数スパンに分割
され、これと各スパン主横2a,2b,2c・・・・・
・2aは後述する如くピン結合によって一体化されてい
る。また前記各サポート3・・・・・・は後述する如く
ジャッキ等よりなる反力台互駆動装置の操作により支持
反力を得る固定手段とタイヤ使用のキャスター方式の走
行機能を備えたものとして構成され、前記各主機2,2
,2を軟遣して所定の修復路面上に移送できるようにな
っている。次に第2図乃至第12図を参照して前述の応
急橋梁1の各部の具体的な構成を説明する。
備えたものとして礎成され、これら各主横2,2,2の
支間下部はサポート3,・・・・・・によって支承され
ている。また前記各主綾2,2,2は複数スパンに分割
され、これと各スパン主横2a,2b,2c・・・・・
・2aは後述する如くピン結合によって一体化されてい
る。また前記各サポート3・・・・・・は後述する如く
ジャッキ等よりなる反力台互駆動装置の操作により支持
反力を得る固定手段とタイヤ使用のキャスター方式の走
行機能を備えたものとして構成され、前記各主機2,2
,2を軟遣して所定の修復路面上に移送できるようにな
っている。次に第2図乃至第12図を参照して前述の応
急橋梁1の各部の具体的な構成を説明する。
先ず、第2図は各スパン王様2a,2b,2cの側部構
成を示すもので、上部機構、下部横機、トラス横はすべ
て日型鋼が採用され、これら各綾は/、ィ・テンソョン
・ボルト(以下日.T.Bと略称する)によって組立て
られている。
成を示すもので、上部機構、下部横機、トラス横はすべ
て日型鋼が採用され、これら各綾は/、ィ・テンソョン
・ボルト(以下日.T.Bと略称する)によって組立て
られている。
そして上記のように組立てられた各スパン主椿2a,2
b,2c相互間の連結は第5図A,Bに示す連結金具4
a,4bを介し、かつピン5によって強力に連結される
。この連結金具4a,4b及びピン5は例えば第2図中
仮想円xで示す部分において設けられるものである。次
の第3図は、各スパン主綾2a,2b,2cの下部機構
側部に適宜の間隔で以つて突設された横桁支持体6・・
…・の平面構成を示すもので、この横桁支持体6……の
先端上下にはピン孔6a・・・…が設けられ、この側面
構成は第4図のように後述する横桁の先端が鉄合する凹
溝6b・・・・・・がそれぞれ設けられている。
b,2c相互間の連結は第5図A,Bに示す連結金具4
a,4bを介し、かつピン5によって強力に連結される
。この連結金具4a,4b及びピン5は例えば第2図中
仮想円xで示す部分において設けられるものである。次
の第3図は、各スパン主綾2a,2b,2cの下部機構
側部に適宜の間隔で以つて突設された横桁支持体6・・
…・の平面構成を示すもので、この横桁支持体6……の
先端上下にはピン孔6a・・・…が設けられ、この側面
構成は第4図のように後述する横桁の先端が鉄合する凹
溝6b・・・・・・がそれぞれ設けられている。
次の第6図は前記の各横桁支持体6・・・・・・に取り
付けられる横桁7の構成を示すもので、この横桁7には
、H型鋼が用いられ、両端は前記機桁支持体6の凹溝6
b・・・・・・に鼓合する突起7aが設けられ、かっこ
の突起には上下に臨むピン孔7bが設けられている。
付けられる横桁7の構成を示すもので、この横桁7には
、H型鋼が用いられ、両端は前記機桁支持体6の凹溝6
b・・・・・・に鼓合する突起7aが設けられ、かっこ
の突起には上下に臨むピン孔7bが設けられている。
なお第6図では片側構成は省略している。そして上記構
成の穣桁7…・・・は左右に立設される前記の各トラス
主綾2,2,2相互間に横方向へ回動自在に跨座連結さ
れる。したがって、かように跨座連結された穣桁7・・
・・・・は相対向するトラス王様2,2,2を平行に保
つたまま幅員を狭くするように変形することができる。
次の第7図は前記の谷藤桁7…・・・上に超状自在に取
り付けられる鋼床版8の構成を示すもので、この鋼床版
8は左右に2分割(図では左側のみ示す)され、左右の
鋼床版8は機桁7・・・・・・の連結部上方でヒンジ金
具9・…・・を介して起状自在に取り付けられている。
なお前記ヒンジ金具9・・・・・・の片側は床部両翼を
構成する固定床版10・・・・・・に固定されている。
図中11は横桁7連結ピンである。次に第8図は前記の
左右鋼床版8,8の超状構成を示すと共に前述したサポ
ート3の具体的な構成を示すものである。先ず左右鋼床
版8,8については、図中実線で示す状態から仮想線で
示す状態に起伏(起伏機構は省略)するように成ってお
り、伏した状態では横桁7…・・・によって安定かつ強
力に支承されるように成っている。一方サポート3(図
では右側のみ示す)はトラス主綾2の直下にキャスター
3a(タイヤ8個構成と成っている)の支藤が位置する
ように取り付けられ、かつキャスター3aのネック部に
はフレーム構成による固定台3bが取り付けられている
。またこの固定台3bの4つのコーナ部下方には油圧式
ジャッキ等による反力台駆動装置(以下単にジャッキと
称する)3c・…・・が取り付けられており固定に当り
、操作(伸長)され、反力台3dを介して前記キャスタ
ー3aに掛っていた全軍量をかたがわり支承するように
成っている。また前記横桁7の下方適宜位置には、例え
ば図中左側幅員方向に延びるガイドレール12が取り付
けられ、かつホィスト13等が所要資材等を吊下して搬
送できるように成っている。なお、本実施例では、ガイ
ドし−ルー2の取り付け位置を幅員方向のみとして説明
したが、支間方向に沿って取り付けてもよく、作業の効
率上種々の態様による取り付けが考えられるから、上記
の実施例のみに特に限定するものではない。図中14は
要修復路面である。次の第9図は、前記のサポート3の
側部構成を示すと共に、キャスター3a及び固定台3b
の固定状態について示すものである。
成の穣桁7…・・・は左右に立設される前記の各トラス
主綾2,2,2相互間に横方向へ回動自在に跨座連結さ
れる。したがって、かように跨座連結された穣桁7・・
・・・・は相対向するトラス王様2,2,2を平行に保
つたまま幅員を狭くするように変形することができる。
次の第7図は前記の谷藤桁7…・・・上に超状自在に取
り付けられる鋼床版8の構成を示すもので、この鋼床版
8は左右に2分割(図では左側のみ示す)され、左右の
鋼床版8は機桁7・・・・・・の連結部上方でヒンジ金
具9・…・・を介して起状自在に取り付けられている。
なお前記ヒンジ金具9・・・・・・の片側は床部両翼を
構成する固定床版10・・・・・・に固定されている。
図中11は横桁7連結ピンである。次に第8図は前記の
左右鋼床版8,8の超状構成を示すと共に前述したサポ
ート3の具体的な構成を示すものである。先ず左右鋼床
版8,8については、図中実線で示す状態から仮想線で
示す状態に起伏(起伏機構は省略)するように成ってお
り、伏した状態では横桁7…・・・によって安定かつ強
力に支承されるように成っている。一方サポート3(図
では右側のみ示す)はトラス主綾2の直下にキャスター
3a(タイヤ8個構成と成っている)の支藤が位置する
ように取り付けられ、かつキャスター3aのネック部に
はフレーム構成による固定台3bが取り付けられている
。またこの固定台3bの4つのコーナ部下方には油圧式
ジャッキ等による反力台駆動装置(以下単にジャッキと
称する)3c・…・・が取り付けられており固定に当り
、操作(伸長)され、反力台3dを介して前記キャスタ
ー3aに掛っていた全軍量をかたがわり支承するように
成っている。また前記横桁7の下方適宜位置には、例え
ば図中左側幅員方向に延びるガイドレール12が取り付
けられ、かつホィスト13等が所要資材等を吊下して搬
送できるように成っている。なお、本実施例では、ガイ
ドし−ルー2の取り付け位置を幅員方向のみとして説明
したが、支間方向に沿って取り付けてもよく、作業の効
率上種々の態様による取り付けが考えられるから、上記
の実施例のみに特に限定するものではない。図中14は
要修復路面である。次の第9図は、前記のサポート3の
側部構成を示すと共に、キャスター3a及び固定台3b
の固定状態について示すものである。
先ずサポート3自体は、前述した例えばトラス主横2,
2の連結部直下に位置させて取り付けられ、固定台3b
に前記トラス王構2,2の端部が等しく戦暦できるよう
に成っている。またキャスター3aは、前後論構造の安
定走行できるものが採用されている。またこのキャスタ
ー3aの荷重は複数段に重ねられた反力台3dが移行す
るにつれ軽くなり、最終的にはほぼ無荷重状態になるよ
うに成っている。次の第10図乃至第12図はトラス主
横2,2,2(第1図参照)が架設された後、これらの
両端に設置されるアプローチ桁15の構成及びその取り
付け状態を示すものである。アプローチ桁15は、長手
方向に沿って複数本配設され、この表面にはチェッカー
ドプレート16が取り付けられて、アプローチ鋼床版1
7と成っている。このアプローチ鋼床版17は、本実施
例では幅員方向に3分割タイプに形成され、かつアプロ
ーチ額斜に合わせて斜度の異なる数種のアプローチ鋼床
版17が設けられている。第10図中Aは、中間部設置
用アプローチ鋼床版17であり、図Bは端部に至る3種
アプローチ鋼床版17の菱部である。第11図はアプロ
ーチ鋼床版17の連結部構成を示すもので、この図の如
く各アプローチ鋼床版17の端部は各部斜度に応じた切
欠部17aが設けられ、この切欠部17aの部分に高さ
の異なるアプローチ横桁17bが取り付けられるように
成っている。第12図Aは前記の構成によるアプローチ
鋼床版17の平面を示すものである。図Bはアプローチ
鋼床版17の幅員方向断面構成を示すものである。なお
、アプローチ端部に設置されるアプローチ鋼床版17は
使用中の「ずれ」を防止するためエンドプレート(図示
せず)で押えられ、このエンドプレートを介して例えば
要修復路面14にホールドされるように成っている。以
下、上記の構成によりこの発明の作用を説明する。
2の連結部直下に位置させて取り付けられ、固定台3b
に前記トラス王構2,2の端部が等しく戦暦できるよう
に成っている。またキャスター3aは、前後論構造の安
定走行できるものが採用されている。またこのキャスタ
ー3aの荷重は複数段に重ねられた反力台3dが移行す
るにつれ軽くなり、最終的にはほぼ無荷重状態になるよ
うに成っている。次の第10図乃至第12図はトラス主
横2,2,2(第1図参照)が架設された後、これらの
両端に設置されるアプローチ桁15の構成及びその取り
付け状態を示すものである。アプローチ桁15は、長手
方向に沿って複数本配設され、この表面にはチェッカー
ドプレート16が取り付けられて、アプローチ鋼床版1
7と成っている。このアプローチ鋼床版17は、本実施
例では幅員方向に3分割タイプに形成され、かつアプロ
ーチ額斜に合わせて斜度の異なる数種のアプローチ鋼床
版17が設けられている。第10図中Aは、中間部設置
用アプローチ鋼床版17であり、図Bは端部に至る3種
アプローチ鋼床版17の菱部である。第11図はアプロ
ーチ鋼床版17の連結部構成を示すもので、この図の如
く各アプローチ鋼床版17の端部は各部斜度に応じた切
欠部17aが設けられ、この切欠部17aの部分に高さ
の異なるアプローチ横桁17bが取り付けられるように
成っている。第12図Aは前記の構成によるアプローチ
鋼床版17の平面を示すものである。図Bはアプローチ
鋼床版17の幅員方向断面構成を示すものである。なお
、アプローチ端部に設置されるアプローチ鋼床版17は
使用中の「ずれ」を防止するためエンドプレート(図示
せず)で押えられ、このエンドプレートを介して例えば
要修復路面14にホールドされるように成っている。以
下、上記の構成によりこの発明の作用を説明する。
先ず、この発明はその目的において述べた如く、交通渋
滞を生ぜしめることなく、要修復路面の修復を効率良く
実施することにあるから、その組立も道路に沿って仮設
されるャード上で行われるようになっている。
滞を生ぜしめることなく、要修復路面の修復を効率良く
実施することにあるから、その組立も道路に沿って仮設
されるャード上で行われるようになっている。
そしてャード上での組立に当っては、所定スパン間隔で
サポート3・・・・・・が配置される。この場合のサポ
ート3・・・…はキャスター3aの接地である。そして
、これら前後サポート3…・・・間に下部機構、上部横
溝及びトラス機を日.T.Bによりセットした左右一対
のトラス主礎2,2が立設跨座戦畳される。次いで前記
両トラス主綾2,2相互間に複数の穣桁7・・・・・・
が跨座セットされる。この横桁7・・・・・・のセット
は、両トラス王穣2,2の対向面に突設して設けられた
横桁支持体6・・・・・・との間でなされ、かつその連
結は連結ピン11によって行われる。そのためセットさ
れた各横桁7・・・・・・と左右のトラス主綾2,2は
平行リンクを構成し、この各横桁7・・・・・・を所定
の角度回動することによりトラス王礎2,2の相対間隔
、つまり幅員を狭めることができる。そして次の工程と
して前記横桁7・・…・上に先ずサイド床部を構成する
固定床版10が搬入固定された後、続いて可動床版であ
る鋼床版8・・・・・・が順次搬入され、前記固定床版
10とヒンジ金具9によってセットされる。こうしてセ
ットされた各鋼床版8…・・・は床状に伏した状態から
起立、つまり第8図に示す仮想線の如く起され、前記の
トラス主横2,2間の幅員は狭ばめられ、例えば第1及
び第2、第3のスパン主横2a,2b・・・・・・とし
てャードから要修復路面14へ牽引移送される。この移
送はサポート3のキャスター3aによって行うので通常
のトレラー牽引と同様極めて軽く迅速に移送することが
できる。そして、要修復路面14上に牽引された第1及
び第2・・・・・・のスパン主横2a,2b・・・・・
・はサポート3の固定操作により、その全荷重は路面に
伝えられサポート3を介して安定かつ強力に支承ごれる
。このサポート3の固定セットは固定台3bに取り付け
たジャッキ3c・・…・の伸長操作によって反力台3d
を介してなされるものであるから、その都度支保工を設
置して支承するのに比べ作業が極めて迅速に行いうる。
このように順次移送、そして固定される各トラス主横2
,2はピン5を挿通して連結する連結金具4a,4bを
介して応急橋梁1として仕上げられる。なお、アプロー
チ鋼床版17のセットについては、本体である前記各ト
ラス主礎2,2・・・・・・の組立が終了した後にセッ
トしてもよく又先方から手前に順次移動しつつセットし
て来てもよくいずれによるも可能である。以上のように
応急橋梁1は組立られるのであるが、この応急橋梁1に
はその下面に例えば幅員方向あるし・は支間方向へ沿う
ガイドレール12が設けられているので、修復資材の搬
出・搬入に当り、吊下したホィスト13を有効に使用す
ることができ修復作業は、一層効率良く行うことが可能
である。なお、上記実施例に採用したキャスターには自
走機構が設けられていないが、これらに目走機構を設け
たものを使用すれば移送が迅速となり作業能率は勿論、
工期の短縮化が図れる利点がある。この発明は上記の構
成及び作用を有するものであるから、各部の組立構成が
非常に簡単かつ迅速に行い得る。また移送については幅
員を調節することができるので、他の交通に支障をきた
すことなく所定の場所へ牽引することができる。また設
置については、キャスターにかかる荷重を固定台及びジ
ャッキを介して反力台に伝えこれを路面で支承するよう
にしたので非常に強力かつ安定に設置することができる
。また設置された応急橋梁下面にガイドし−ルを取り付
けホィストを備えたので、修復資材等の搬入、搬出が極
めて迅速にでき作業の能率化が図れる等種々の優れた効
果を有する。
サポート3・・・・・・が配置される。この場合のサポ
ート3・・・…はキャスター3aの接地である。そして
、これら前後サポート3…・・・間に下部機構、上部横
溝及びトラス機を日.T.Bによりセットした左右一対
のトラス主礎2,2が立設跨座戦畳される。次いで前記
両トラス主綾2,2相互間に複数の穣桁7・・・・・・
が跨座セットされる。この横桁7・・・・・・のセット
は、両トラス王穣2,2の対向面に突設して設けられた
横桁支持体6・・・・・・との間でなされ、かつその連
結は連結ピン11によって行われる。そのためセットさ
れた各横桁7・・・・・・と左右のトラス主綾2,2は
平行リンクを構成し、この各横桁7・・・・・・を所定
の角度回動することによりトラス王礎2,2の相対間隔
、つまり幅員を狭めることができる。そして次の工程と
して前記横桁7・・…・上に先ずサイド床部を構成する
固定床版10が搬入固定された後、続いて可動床版であ
る鋼床版8・・・・・・が順次搬入され、前記固定床版
10とヒンジ金具9によってセットされる。こうしてセ
ットされた各鋼床版8…・・・は床状に伏した状態から
起立、つまり第8図に示す仮想線の如く起され、前記の
トラス主横2,2間の幅員は狭ばめられ、例えば第1及
び第2、第3のスパン主横2a,2b・・・・・・とし
てャードから要修復路面14へ牽引移送される。この移
送はサポート3のキャスター3aによって行うので通常
のトレラー牽引と同様極めて軽く迅速に移送することが
できる。そして、要修復路面14上に牽引された第1及
び第2・・・・・・のスパン主横2a,2b・・・・・
・はサポート3の固定操作により、その全荷重は路面に
伝えられサポート3を介して安定かつ強力に支承ごれる
。このサポート3の固定セットは固定台3bに取り付け
たジャッキ3c・・…・の伸長操作によって反力台3d
を介してなされるものであるから、その都度支保工を設
置して支承するのに比べ作業が極めて迅速に行いうる。
このように順次移送、そして固定される各トラス主横2
,2はピン5を挿通して連結する連結金具4a,4bを
介して応急橋梁1として仕上げられる。なお、アプロー
チ鋼床版17のセットについては、本体である前記各ト
ラス主礎2,2・・・・・・の組立が終了した後にセッ
トしてもよく又先方から手前に順次移動しつつセットし
て来てもよくいずれによるも可能である。以上のように
応急橋梁1は組立られるのであるが、この応急橋梁1に
はその下面に例えば幅員方向あるし・は支間方向へ沿う
ガイドレール12が設けられているので、修復資材の搬
出・搬入に当り、吊下したホィスト13を有効に使用す
ることができ修復作業は、一層効率良く行うことが可能
である。なお、上記実施例に採用したキャスターには自
走機構が設けられていないが、これらに目走機構を設け
たものを使用すれば移送が迅速となり作業能率は勿論、
工期の短縮化が図れる利点がある。この発明は上記の構
成及び作用を有するものであるから、各部の組立構成が
非常に簡単かつ迅速に行い得る。また移送については幅
員を調節することができるので、他の交通に支障をきた
すことなく所定の場所へ牽引することができる。また設
置については、キャスターにかかる荷重を固定台及びジ
ャッキを介して反力台に伝えこれを路面で支承するよう
にしたので非常に強力かつ安定に設置することができる
。また設置された応急橋梁下面にガイドし−ルを取り付
けホィストを備えたので、修復資材等の搬入、搬出が極
めて迅速にでき作業の能率化が図れる等種々の優れた効
果を有する。
第1図はこの発明にかかる応急橋梁の全体構成を示す側
面図、第2図は各スパン王様の要部構成を示す側面図、
第3図は下部機構を示す平面図、第4図は横桁支持体構
造を示す側面図、第5図A,Bは各スパン主機運結金具
を示す正面及び側面図、第6図は穣桁構成を示す平面、
側面及び断面図、第7図は鋼床版の取り付け状態を示す
断面及び平面図、第8図はスパン主機の幅員方向構成及
びサポ−ト構成を示す要部断面図、第9図はキャスター
構成を示す側面図、第10図A,8はアプローチ鋼床版
の構成を示す断面図、第11図はアプ。 −チ鋼床版の支持構成を示す断面図、第12図A,Bは
アプローチ鋼床版の平面及び断面図である。1・・・・
・・応急橋梁、2・・・・・・トラス王構、3・・・・
・・サポート、4a,4b・・・・・・連結金具、5・
・・・・・ピン、6・・・・・・様桁支持体、7・・・
穣桁、8・・・・・・鋼床版、9・・・・・・ヒンジ金
具、10・・・・・・固定床版、1 1・・・・・・連
結ピン、12……ガイドレール、13…・・・ボィスト
、14…・・・要修復路面、15…・・・アプローチ桁
、16……チェックカードプレート、17……アプロー
チ鋼床版、2a,2b,2c.・・.・・スパン主礎、
3a・・・…キャスター、3b・…・・固定台、3c・
・・・・・反力台駆動装置、3d・・・・・・反力台、
6a・・・・・・ピン孔、6b・・・・・・凹溝、7a
・・・・・・突起、7b・・・・・・ピン孔、17a…
…切欠、17b・・…・アプローチ横桁。 第4図 第5図 第9図 第1図 第2図 第3図 .第6図 第10図 第11図 第7図 第12図 第8図
面図、第2図は各スパン王様の要部構成を示す側面図、
第3図は下部機構を示す平面図、第4図は横桁支持体構
造を示す側面図、第5図A,Bは各スパン主機運結金具
を示す正面及び側面図、第6図は穣桁構成を示す平面、
側面及び断面図、第7図は鋼床版の取り付け状態を示す
断面及び平面図、第8図はスパン主機の幅員方向構成及
びサポ−ト構成を示す要部断面図、第9図はキャスター
構成を示す側面図、第10図A,8はアプローチ鋼床版
の構成を示す断面図、第11図はアプ。 −チ鋼床版の支持構成を示す断面図、第12図A,Bは
アプローチ鋼床版の平面及び断面図である。1・・・・
・・応急橋梁、2・・・・・・トラス王構、3・・・・
・・サポート、4a,4b・・・・・・連結金具、5・
・・・・・ピン、6・・・・・・様桁支持体、7・・・
穣桁、8・・・・・・鋼床版、9・・・・・・ヒンジ金
具、10・・・・・・固定床版、1 1・・・・・・連
結ピン、12……ガイドレール、13…・・・ボィスト
、14…・・・要修復路面、15…・・・アプローチ桁
、16……チェックカードプレート、17……アプロー
チ鋼床版、2a,2b,2c.・・.・・スパン主礎、
3a・・・…キャスター、3b・…・・固定台、3c・
・・・・・反力台駆動装置、3d・・・・・・反力台、
6a・・・・・・ピン孔、6b・・・・・・凹溝、7a
・・・・・・突起、7b・・・・・・ピン孔、17a…
…切欠、17b・・…・アプローチ横桁。 第4図 第5図 第9図 第1図 第2図 第3図 .第6図 第10図 第11図 第7図 第12図 第8図
Claims (1)
- 1 固定手段及び走行機能を備えた複数台のサポートを
支間相当位置に配置すると共に、該サポート上に左右一
対のトラス主構を立設跨座載置し、両トラス主構相互を
ピン結合による複数本の横桁で平行リンク状に連結し、
該横桁上に前記両トラス主構側を起点として起伏する鋼
床版を取り付け、複数のスパン割橋梁構体を構成し、こ
れら各スパン割橋梁構体を所定の要修復路面上でピン連
結してなり、かつ、前記固定手段は、前記サポートの下
部に上下動可能に設けられた反力台と、この反力台を路
面に接地させて該路面にサポート自体を固定するための
反力台駆動装置とを備えた構成であることを特徴とする
応急橋梁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2719979A JPS6038486B2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 応急橋梁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2719979A JPS6038486B2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 応急橋梁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55119807A JPS55119807A (en) | 1980-09-13 |
JPS6038486B2 true JPS6038486B2 (ja) | 1985-09-02 |
Family
ID=12214412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2719979A Expired JPS6038486B2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 応急橋梁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038486B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6451279U (ja) * | 1987-09-24 | 1989-03-29 |
-
1979
- 1979-03-08 JP JP2719979A patent/JPS6038486B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6451279U (ja) * | 1987-09-24 | 1989-03-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55119807A (en) | 1980-09-13 |
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