JPS6038401Y2 - ヘア−アイロン - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は頭髪を加熱することによりくせ付けやくせ直し
をしたり、化粧品の効果を高めたりすることに使用する
ヘアーアイロンに関するものであり、即熱性を高めたも
のである。

、以下図面により本考案の一実施例について説明する。

図において１は円筒状をした蓋、２は頭髪を巻きつける
円柱状のカール部で、その表面は面状発熱体８て構成さ
れている。

３はカール部２の軸方向に沿って設けられた半円弧状の
クリップで、このクリップ３とカール部２に挿入した髪
を挾み込んで巻き付ける役目をなす。

４はクリップ３の操作体で、これを押えることによりク
リップ３が開成する。

５はカール部２の先端に設は面状発熱体８を固定するキ
ャップ、６はカール部２およびクリップ３を取付けた本
体で、内部に蓄電池を内蔵しており、充電可能となって
いる。

次にカール部２の樹皮について詳細に説明すると、７は
カール部の構造体となる筒状のヒーターベース、８は温
度自己制御性を有する面状発熱体である。

９はクリップ３のカール部２との対向面に貼付けられた
、シリコンゴム、グラスウール、アスベストあるいはそ
の他適宜な断熱材である。

以上のような構成において、面状発熱体８に通電すると
、クリップ３内面には、断熱材９が位置しているため、
熱が伝わりにくい。

したがって面状発熱体８の昇温速度は速く、本体６の一
部に設けたスイッチを入れるとすぐ面状発熱体８全体が
使用可能な状態になる。

また熱容量が小さいから、電力も小さくてすみ、実施例
のように電源を蓄電池にした場合、一回の使用可能時間
が長くなる。

以上説明したように、本考案は面状発熱体を熱源として
用い、しかもクリップとの間に断熱材を設けているため
、即熱性にすぐれたヘアーアイロンを提供できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す外観斜視図、第２図は
カール部の断面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面図であ
る。 ２・・・・・・カール部、３・・・・・・クリップ、６
・・・・・・本体、訃・・・・・面状発熱体、９・・・
・・・断熱材。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 頭髪を巻き付けるカール部と、このカール部の熱源とな
   る面状発熱体と、カール部に対向しカール部との間に頭
   髪を挾み込むクリップとを備え、前記クリップのカール
   部対向面には断熱材を設けたことを特徴とするヘアーア
   イロン。