JPS603834B2 - 発酵培養液中の菌濃度測定方法及び装置 - Google Patents
発酵培養液中の菌濃度測定方法及び装置Info
- Publication number
- JPS603834B2 JPS603834B2 JP8148481A JP8148481A JPS603834B2 JP S603834 B2 JPS603834 B2 JP S603834B2 JP 8148481 A JP8148481 A JP 8148481A JP 8148481 A JP8148481 A JP 8148481A JP S603834 B2 JPS603834 B2 JP S603834B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bacteria
- culture solution
- stainer
- fermentation culture
- porous membrane
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、発酵培養液中の菌濃度を簡単な操作で迅速に
測定する方法及びそれに用いる装置に関するものである
。
測定する方法及びそれに用いる装置に関するものである
。
発酵培養槽を用いて各種の菌を培養する場合、発酵条件
を制御するため、蓬時的に菌濃度を知ることが必要にな
る。
を制御するため、蓬時的に菌濃度を知ることが必要にな
る。
この目的のためにへマトサイトメータやインピーダンス
測定装置が実用化されているが、前者は測定に長時間を
要するし、また後者は菌濃度が希薄でないと十分な精度
が得られない上に、いずれの場合も菌種の区別をするこ
とができないという欠点がある。他方、顕微鏡下、肉眼
で菌数を数えることにより菌濃度を求める方法は、多く
の労力と時間を要するが自動計測方式をとれば、省力化
や迅速化が可能になる上、菌種の区別を行うことができ
る。
測定装置が実用化されているが、前者は測定に長時間を
要するし、また後者は菌濃度が希薄でないと十分な精度
が得られない上に、いずれの場合も菌種の区別をするこ
とができないという欠点がある。他方、顕微鏡下、肉眼
で菌数を数えることにより菌濃度を求める方法は、多く
の労力と時間を要するが自動計測方式をとれば、省力化
や迅速化が可能になる上、菌種の区別を行うことができ
る。
従来、嫌気性細菌の処理に0.2%寒天培地に所要の菌
を埋入し、一夜自然乾燥してプレパラ−トを作製し、こ
れを顕微鏡観察する方法が行われていた(講談社発行、
「微生物学実験法ふ第33ページ)。しかしながら、こ
の方法は試料の調製に長時間を要し、その間、菌の空気
中への逸散や空気中からの雑菌の混入を免れないので、
正確な菌数の測定ができない上に、位相差顕微鏡を用い
た場合、寒天と細菌の屈折率が近似し、菌体の輪郭が判
然としなくなり、画像処理装置を用いると計数しにくく
なる欠点があることが分った。
を埋入し、一夜自然乾燥してプレパラ−トを作製し、こ
れを顕微鏡観察する方法が行われていた(講談社発行、
「微生物学実験法ふ第33ページ)。しかしながら、こ
の方法は試料の調製に長時間を要し、その間、菌の空気
中への逸散や空気中からの雑菌の混入を免れないので、
正確な菌数の測定ができない上に、位相差顕微鏡を用い
た場合、寒天と細菌の屈折率が近似し、菌体の輪郭が判
然としなくなり、画像処理装置を用いると計数しにくく
なる欠点があることが分った。
本発明者は、このような従来方法のもつ欠点を克服し、
簡単な操作で、迅速かつ正確な菌濃度の測定を行いうる
菌濃度測定方法を開発するために、鋭意研究を重ねた結
果、所定濃度に希釈した培養液中の菌を、多孔膜上に担
持させ直接染色処理を施し、これを透明粘着テープに転
写し、顕微鏡で観察することにより、その目的を達成し
うろことを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに
至った。
簡単な操作で、迅速かつ正確な菌濃度の測定を行いうる
菌濃度測定方法を開発するために、鋭意研究を重ねた結
果、所定濃度に希釈した培養液中の菌を、多孔膜上に担
持させ直接染色処理を施し、これを透明粘着テープに転
写し、顕微鏡で観察することにより、その目的を達成し
うろことを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに
至った。
すなわち、本発明は、発酵培養液を希釈し、その所定量
を菌不透過性多孔膜に通して、実質的に全ての菌体を前
記多孔膜上に坦持させたのち、これを染色処理し、次い
でその菌体担持表面に透明粘着テープを接触させること
により、染色菌体を前記テープに転写させ、これを顕微
鏡により計数することから成る発酵培養液中の菌濃度測
定方法、及び発酵培養液を希釈するための希釈タンク3
、この希釈タンクから供給される希釈培養液の所定量を
分取するためのサンプラー4、サンプラーを経て供給さ
れる希釈培養液中の菌を固定し、染色するための固定染
色器13、バルブ操作により必要に応じて固定染色器へ
染色処理剤を供給するための染色処理剤タンク10及び
固定染色器中での脱液を容易に行わせるための吸引装置
15から構成され、かつ前記固定染色器内部には、希釈
培養液が通過する際にその中の実質的に全ての菌体を捕
捉しうるように菌不透過性多孔膜14を張装するととも
に、その捕捉された菌体を透明粘着テープに転写しうる
ように開閉可能にしたことを特徴とする発酵培養液中の
菌濃度測定装置を提供するものである。
を菌不透過性多孔膜に通して、実質的に全ての菌体を前
記多孔膜上に坦持させたのち、これを染色処理し、次い
でその菌体担持表面に透明粘着テープを接触させること
により、染色菌体を前記テープに転写させ、これを顕微
鏡により計数することから成る発酵培養液中の菌濃度測
定方法、及び発酵培養液を希釈するための希釈タンク3
、この希釈タンクから供給される希釈培養液の所定量を
分取するためのサンプラー4、サンプラーを経て供給さ
れる希釈培養液中の菌を固定し、染色するための固定染
色器13、バルブ操作により必要に応じて固定染色器へ
染色処理剤を供給するための染色処理剤タンク10及び
固定染色器中での脱液を容易に行わせるための吸引装置
15から構成され、かつ前記固定染色器内部には、希釈
培養液が通過する際にその中の実質的に全ての菌体を捕
捉しうるように菌不透過性多孔膜14を張装するととも
に、その捕捉された菌体を透明粘着テープに転写しうる
ように開閉可能にしたことを特徴とする発酵培養液中の
菌濃度測定装置を提供するものである。
次に、本発明を添附図面によって詳細に説明する。
第1図は、本発明方法及び装置の1例を示すフローシ−
トであって、希釈液槽1からのホルマリン生理食塩水溶
液と発酵槽2からの発酵培養液とを希釈タンク3中で混
合し、このようにして得た希釈培養液の所定量をサンプ
ラー4に分取し、ポンプ5を介してあらかじめ菌不透過
性多孔膜14を張装してある固定染色器13に供給して
、実質的に全ての菌体を前記多孔膜上に担持させる。こ
の際吸引装置15を働かせて固定染色器での脱液をでき
るだけ完全に行う。次いで、バルブ7の操作により必要
に応じて染色処理剤タンク10中の染色処理剤を、ポン
プ6を介して固定染色器13へ供給して前記多孔膜上に
担持された菌体を染色処理する。この際も吸引装置15
を働かせて固定染色器中での脱液をできるだけ完全に行
う。次にバルブ8を操作してエタノール水溶液タンクI
1中のエタノール水溶液をポンプ6を介して固定染色器
13へ供給し、過剰の染料をほぼ完全に洗い流したのち
、前記と同様に吸引装置15を働かせて固定染色器中で
の脱液をできるだけ完全に行う。対比染色を行う必要が
あるときは染色処理剤タンク10から対比染色液を固定
染色器13に供給し所定時間後吸引装置15を働かせて
できるだけ脱液を完全に行う。次いで、固定染色器の蓋
部13一Aを開き、菌体担持表面に透明粘着テープ18
を接触させることにより、染色菌体を前記テープに転写
させ、これを顕微鏡により計数を行って、発酵培養液中
の菌濃度を測定する。
トであって、希釈液槽1からのホルマリン生理食塩水溶
液と発酵槽2からの発酵培養液とを希釈タンク3中で混
合し、このようにして得た希釈培養液の所定量をサンプ
ラー4に分取し、ポンプ5を介してあらかじめ菌不透過
性多孔膜14を張装してある固定染色器13に供給して
、実質的に全ての菌体を前記多孔膜上に担持させる。こ
の際吸引装置15を働かせて固定染色器での脱液をでき
るだけ完全に行う。次いで、バルブ7の操作により必要
に応じて染色処理剤タンク10中の染色処理剤を、ポン
プ6を介して固定染色器13へ供給して前記多孔膜上に
担持された菌体を染色処理する。この際も吸引装置15
を働かせて固定染色器中での脱液をできるだけ完全に行
う。次にバルブ8を操作してエタノール水溶液タンクI
1中のエタノール水溶液をポンプ6を介して固定染色器
13へ供給し、過剰の染料をほぼ完全に洗い流したのち
、前記と同様に吸引装置15を働かせて固定染色器中で
の脱液をできるだけ完全に行う。対比染色を行う必要が
あるときは染色処理剤タンク10から対比染色液を固定
染色器13に供給し所定時間後吸引装置15を働かせて
できるだけ脱液を完全に行う。次いで、固定染色器の蓋
部13一Aを開き、菌体担持表面に透明粘着テープ18
を接触させることにより、染色菌体を前記テープに転写
させ、これを顕微鏡により計数を行って、発酵培養液中
の菌濃度を測定する。
ここで用いる透明粘着テープは、菌体の計数を容易に行
うため方眼けい線を有するものが好ましいが、方眼けい
線を有しない透明粘着テープを用いる場合は、染色菌体
を転写させたテープを方眼対物マイクロメーターに載せ
て観察してもよい。顕微鏡による計数は、もちろん肉眼
で観察することによっても行えるが、省力化や迅速化の
ため、画像処理装置と組み合わせた自動計測方式によっ
て行うこともできる。
うため方眼けい線を有するものが好ましいが、方眼けい
線を有しない透明粘着テープを用いる場合は、染色菌体
を転写させたテープを方眼対物マイクロメーターに載せ
て観察してもよい。顕微鏡による計数は、もちろん肉眼
で観察することによっても行えるが、省力化や迅速化の
ため、画像処理装置と組み合わせた自動計測方式によっ
て行うこともできる。
本発明における全工程の処理時間は、長くても30分程
度であり、従釆の方法に比べて極めて短時間で発酵培養
液中の菌濃度を測定することができる。
度であり、従釆の方法に比べて極めて短時間で発酵培養
液中の菌濃度を測定することができる。
また、画像処理装置としてモノクロデータ−入力装置を
用いる場合は、菌体の染色処理が不要となるから、染色
処理工程を省略できるので、さらに処理時間を短縮する
ことができる。本発明の特徴は、菌体の染色処理を密封
容器内において菌不透過性多孔膜上に担持させて行うの
で寒天塔地を必要としないことにより、また前記多孔膜
上に担持され、染色された菌体を透明粘着テープに転写
して顕微鏡で観察することにより、簡単な操作で、迅速
かつ正確な菌濃度及び菌種を測定しうる点にある。また
、本発明の方法においては、菌体が担持された前記多孔
膜を粘着テープから剥ごず、そのまま巻き取ることによ
り、雑菌による汚染を防止することができ、しかも保存
が容易である上に保存に場所をとらないという利点があ
る。さらに、本発明の測定方法は極めて単純であるので
シーケンス制御により容易に自動化しうるし、また本発
明装置は画像処理装置と組み合わせることにより自動計
測化しうるなど、省力化が容易に行える利点を有してい
る。
用いる場合は、菌体の染色処理が不要となるから、染色
処理工程を省略できるので、さらに処理時間を短縮する
ことができる。本発明の特徴は、菌体の染色処理を密封
容器内において菌不透過性多孔膜上に担持させて行うの
で寒天塔地を必要としないことにより、また前記多孔膜
上に担持され、染色された菌体を透明粘着テープに転写
して顕微鏡で観察することにより、簡単な操作で、迅速
かつ正確な菌濃度及び菌種を測定しうる点にある。また
、本発明の方法においては、菌体が担持された前記多孔
膜を粘着テープから剥ごず、そのまま巻き取ることによ
り、雑菌による汚染を防止することができ、しかも保存
が容易である上に保存に場所をとらないという利点があ
る。さらに、本発明の測定方法は極めて単純であるので
シーケンス制御により容易に自動化しうるし、また本発
明装置は画像処理装置と組み合わせることにより自動計
測化しうるなど、省力化が容易に行える利点を有してい
る。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。実
施例 本実施例においては、発酵培養細菌として反すう動物胃
内細菌を用いた。
施例 本実施例においては、発酵培養細菌として反すう動物胃
内細菌を用いた。
第1図に示す装置において、希釈液タンク1に10%ホ
ルマリン生理食塩水(以下生食液と略す)を、発酵培養
液タンク2に反すう動物胃内細菌発酵培養液を、染色処
理剤タンク10のイ,口とハにクリスタルバイオレット
ーシウ酸アンモニウム液、ルゴール液とサフラニン液(
講談社発行、「微生物学実験法」第445ページに記載
されている方法に従って、それぞれ調製した)それぞれ
を、エタノール水溶液タンク11にエタノール水溶液を
、洗浄液タンク12に蒸留水を入れる。
ルマリン生理食塩水(以下生食液と略す)を、発酵培養
液タンク2に反すう動物胃内細菌発酵培養液を、染色処
理剤タンク10のイ,口とハにクリスタルバイオレット
ーシウ酸アンモニウム液、ルゴール液とサフラニン液(
講談社発行、「微生物学実験法」第445ページに記載
されている方法に従って、それぞれ調製した)それぞれ
を、エタノール水溶液タンク11にエタノール水溶液を
、洗浄液タンク12に蒸留水を入れる。
希釈液タンクー中の生食液と発酵培養液タンク2中の反
すう動物費内細菌発酵培養液を、あらかじめ設定してあ
る希釈倍率に従って、希釈タンク3に供給して混合した
のち、サンプラー4中の試験管に移す。
すう動物費内細菌発酵培養液を、あらかじめ設定してあ
る希釈倍率に従って、希釈タンク3に供給して混合した
のち、サンプラー4中の試験管に移す。
次いでその所定量を定量ポンプ5によってサンプラーか
ら、予め孔径0.2v以下の菌不透過性多孔膜14を張
装してある固定染色器13中に供給したのち、吸引装置
15を働かせて生食液の脱液を行い、菌体を菌不透過性
多孔膜14に担持させる。次に、バルブ7を操作して染
色処理タンク10イ中のクリスタルバイオレットーシウ
酸アンモニウム液所定量をポンプ6によって固定染色器
13へ供給したのち、3現砂、後に吸引装置15を働か
せて固定染色器中の残留液を脱液する。次いでバルブ7
を操作して染色処理タンクI0口中のルゴール液所定量
をポンプ6によって固定染色器13へ供給したのち、3
硯砂後に吸引装置15を働かせて固定染色器中の残留液
を脱液する。し‘まらくの間、吸引装置を働かせ続けて
、できるだけ脱液を完全にしてから吸引装置を止める。
次いでバルブ8を操作してエタノール水溶液タンク11
中のエタノール水溶液をポンプ6によって、固定染色器
13へ供給して洗浄する。この操作を3回繰り返し、過
剰の染料をほぼ完全に除去したのち、いまろくの間吸引
装置15を働かせ続け、できるだけ完全に脱液を行う。
次に、対比染色を以下のようにして行う。
ら、予め孔径0.2v以下の菌不透過性多孔膜14を張
装してある固定染色器13中に供給したのち、吸引装置
15を働かせて生食液の脱液を行い、菌体を菌不透過性
多孔膜14に担持させる。次に、バルブ7を操作して染
色処理タンク10イ中のクリスタルバイオレットーシウ
酸アンモニウム液所定量をポンプ6によって固定染色器
13へ供給したのち、3現砂、後に吸引装置15を働か
せて固定染色器中の残留液を脱液する。次いでバルブ7
を操作して染色処理タンクI0口中のルゴール液所定量
をポンプ6によって固定染色器13へ供給したのち、3
硯砂後に吸引装置15を働かせて固定染色器中の残留液
を脱液する。し‘まらくの間、吸引装置を働かせ続けて
、できるだけ脱液を完全にしてから吸引装置を止める。
次いでバルブ8を操作してエタノール水溶液タンク11
中のエタノール水溶液をポンプ6によって、固定染色器
13へ供給して洗浄する。この操作を3回繰り返し、過
剰の染料をほぼ完全に除去したのち、いまろくの間吸引
装置15を働かせ続け、できるだけ完全に脱液を行う。
次に、対比染色を以下のようにして行う。
すなわち、染色処理剤タンク10ハのサフラニンェタノ
ール液所定量をポンプ6によって固定染色器13へ供給
したのち3現砂後に吸引装置15を働せて固定染色器中
の残留液を脱液する。いまら〈吸引装置を働かせて脱液
を行いポンプを停止して、次に、固定染色器の菱部13
−Aを開き、菌不透過性多孔膜の菌体担持表面に方眼け
い線入り透明粘着テープ18を張りつけて、染色菌体を
このテープに転写し、次いで透明粘着テープを張りつけ
たまま、多孔膜を固定染色器13から取りはずして顕微
鏡観察用プレパラートとする。これを発酵培養液中の菌
濃度の測定に使用する。この方式は発酵液の菌が複数存
在するとき有効である。
ール液所定量をポンプ6によって固定染色器13へ供給
したのち3現砂後に吸引装置15を働せて固定染色器中
の残留液を脱液する。いまら〈吸引装置を働かせて脱液
を行いポンプを停止して、次に、固定染色器の菱部13
−Aを開き、菌不透過性多孔膜の菌体担持表面に方眼け
い線入り透明粘着テープ18を張りつけて、染色菌体を
このテープに転写し、次いで透明粘着テープを張りつけ
たまま、多孔膜を固定染色器13から取りはずして顕微
鏡観察用プレパラートとする。これを発酵培養液中の菌
濃度の測定に使用する。この方式は発酵液の菌が複数存
在するとき有効である。
第1図は、本発明の一例のフローシートであり、第2図
は、固定染色器の構造を示す説明図である。 図中符号3は希釈タンク、4はサンプラー、10は染色
処理剤タンク、13は固定染色器、14は菌不透過性多
孔膜、15は吸引装置である。 第1図第2図
は、固定染色器の構造を示す説明図である。 図中符号3は希釈タンク、4はサンプラー、10は染色
処理剤タンク、13は固定染色器、14は菌不透過性多
孔膜、15は吸引装置である。 第1図第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発酵培養液を希釈し、その所定量を菌不透過性多孔
膜に通して、実質的に全ての菌体を前記多孔膜上に担持
させたのち、これを染色処理し、次いでその菌体担持表
面に透明粘着テープを接触させることにより、染色菌体
を前記テープに転写させ、これを顕微鏡により計数する
ことから成る発酵培養液中の菌濃度測定方法。 2 透明粘着テープが方眼けい線を有するものである特
許請求の範囲第1項記載の方法。 3 発酵培養液を希釈するための希釈タンク3、この希
釈タンクから供給される希釈培養液の所定量を分取する
ためのサンプラー4、サンプラーを経て供給される希釈
培養液中の菌を固定し、染色するための固定染色器13
、バルブ操作により必要に応じて固定染色器へ染色処理
剤を供給するための染色処理剤タンク10及び固定染色
器中での脱液を容易に行わせるための吸引装置15から
構成され、かつ前記固定染色器内部には、希釈培養液が
通過する際にその中の実質的に全ての菌体を捕捉しうる
ように菌不透過性多孔膜14を張装するとともに、その
捕捉された菌体を透明粘着テープに転写しうるように開
閉可能にしたことを特徴とする発酵培養液中の菌濃度測
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148481A JPS603834B2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 発酵培養液中の菌濃度測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8148481A JPS603834B2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 発酵培養液中の菌濃度測定方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57194800A JPS57194800A (en) | 1982-11-30 |
JPS603834B2 true JPS603834B2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=13747670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8148481A Expired JPS603834B2 (ja) | 1981-05-28 | 1981-05-28 | 発酵培養液中の菌濃度測定方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603834B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61294421A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-25 | Toshiba Corp | モニタ−付複写機 |
-
1981
- 1981-05-28 JP JP8148481A patent/JPS603834B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61294421A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-25 | Toshiba Corp | モニタ−付複写機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57194800A (en) | 1982-11-30 |
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