JPS6038337Y2 - トラクタ連結用刈取機における揺動調整装置 - Google Patents

トラクタ連結用刈取機における揺動調整装置

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JPS6038337Y2
JPS6038337Y2 JP12317979U JP12317979U JPS6038337Y2 JP S6038337 Y2 JPS6038337 Y2 JP S6038337Y2 JP 12317979 U JP12317979 U JP 12317979U JP 12317979 U JP12317979 U JP 12317979U JP S6038337 Y2 JPS6038337 Y2 JP S6038337Y2
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JP
Japan
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tractor
base
reaper
reaping
support
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JP12317979U
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JPS5639926U (ja
Inventor
守 前川原
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佐々木農機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、農耕トラクタに連結する草刈散機の揺動調整
装置に関する。
〔従来の技術〕
牧草の刈取りにおいては、採草地が転地等の傾斜地や凹
凸の多い土地であることが多いため、従来の刈取機ては
、刈取部が地表面に対応することができず、刈残しがで
きたり、草丈−補性を得られないでいた。
そこで、例えば、実公昭53−1321号公報記載のよ
うな考案(以下先行技術という)が提唱された。
これは1トラクタ3点リンクによって吊持されるフレー
ム11の一側端に、トラクタの進行方向を略平行にクラ
ンク軸14を軸箱15を介して可回動に軸架し、同クラ
ンク軸14上にカッタパー17を軸受箱18を介して軸
支させ、クランク軸14の一端に付設したピットマンア
ーム21をナイフパー20に連結し、前記クランク軸箱
15に付設したプレート24と前記フレーム11間に張
設したチェノ22等の係止機構を介してカッタバー17
をトラクタ進行方向と略平行な軸線のまわりに傾斜可能
に構成したことを特徴とするトラクタ用モアー取付構造
ヨに関するものである。
しかし、この先行技術は、クランク軸14にカッタバー
17を軸架させ、かつチェ722の張設長さを調節する
ことによって、カッタバー17の傾斜角θ1.θ2を上
下可変としているものであるから、採草地の凹凸に対応
してカッタバー17が追随するとき、衝撃振動が直接フ
レーム11及びトラクタ1の機体に伝わり、トラクタの
操行性に悪影響を及ぼし、作業能率が悪いだけでなく刈
残しを防止することができなかった。
また、刈取部の揺動調整は、作業時に行なえるのみで、
移動時に行なうことができなかった。
さらに、チェ722にカッタバー17の重量がかかるた
め、チェ722の短縮による掛替え等は重作業であり、
かつ危険であった。
〔考案が解決しようとする問題点3 本考案は、上記欠点を解消し、傾斜地や凹凸の多い採草
地表面に刈取部を対応させて作業せしめることにより、
刈残しを防止し、かつ作業能率を向上させること、トラ
クタの側部に突出している刈取部を回動自在とすること
により、刈取部が移遂時の障害とならないようにするこ
と等を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本考案は、支持部と刈取部とから
なるトラクタ連結用刈取機において、支持金具と該支持
金具に枢着された基台と、弾性体を具備しかつ一端部が
上記支持金具に枢着されるとともに他端部が上記基台に
枢着された浮動装置と、一端部が上記支持金具に伸縮可
能に連結されるとともに他端部がブラケットに枢着され
た連結ロッドとからなり、上記基台と刈取部とは回動自
在に連結され、刈取部の基部を形成する受箱の先端部外
方にストッパが設けられ、該受箱に上記ブラケットが固
定ピンにて枢着され、該ブラケットに設けられた係止凹
部が上記ストッパに衝合されることを特徴とするトラク
タ連結用刈取機における揺動調整装置を供する。
〔実施例〕
次に、本考案にかかるトラクタ連結用刈取機における揺
動調整装置を実施例を示す図面に基すいて説明する。
1は支持部、2は刈取部である。
支持部1は、農耕トラクタ(図示せず)の後方に位置し
、農耕トラクタのリンク(図示せず)にトップ取付金具
具3およびロアリングピン取付金具4によって装着され
る。
5は立設する支管6を有する装着フレーム、7は該支管
6に並行にかつ回動自在に枢着される支持金具、8は一
端が支持金具7の下部に回動自在に枢着され、他端が回
動ボス9、支持ケース10によってミッション11に回
動自在に連結される桿状の基台、12は一端が支持金具
7の上部に回動自在に枢着され、他端が基台8の適宜位
置に枢着される浮動装置、13は一端が支持金具7の上
部に固定され、他端がブラケット14にピン15にて回
動自在に連結される連結ロンドであり、上記部材3〜1
5をもっては支持部1が構成される。
上記浮動折装置12は、上部を構成する管状の上管16
と、該上管16に連結され下部を構成するスプリング1
7と、該スプリング17が巻着されるとともに上部が上
管16内に摺動自在に挿入され、かつ上部の延長上に適
宜の長さの長孔18を有する規制棒19と、上管16に
貫装固定され長孔18に移動自在に貫装される係止軸2
0とから構成される。
前記連結ロッド13は、上部に支持金具7に固定される
管状の案内管21と、該案内管21に連結され、かつ上
部に雌ねじが螺設されるとともに、下端がブラケット1
4に連結される管状の伸縮管22と、案内管21に内設
され、かつ一端が伸縮管22の雌ねじに螺着されるとと
もに、他端がハンドル23に連結されるねじ棒24とか
ら構成される。
刈取部2は、基台8の一端に、回動ボス9、支軸ケース
10によって回動自在に連結されるミッション11と、
該ミッション11の外側に設ケラれた受箱27と、該受
箱27の先端部上方(第3図)に設けられ、かつブラケ
ット14の係止凹部28が衝合されるストッパ52と、
該ブラケットを固定する固定ピンと、受箱27に装着さ
れるシュー29と、該シュー29に接続され、かつ上面
にディスク30が適宜数連設されるとともに、内部にミ
ッション11に連結する伝動装置(図示せず)が設けら
れたハウジング31とから構成される。
ディスク30は周縁にカッター32が適宜に付設される
33は、一端が基台8に固定され、かつ他端部が装着フ
レーム5に固定された安全ブレーキで、摺動軸34が内
設されている。
35は入力軸、36は軸受、37は原動プーリ、38は
ベルト、39はミッション11に連結される受動プーリ
であり、40は農耕トラクタの後輪である。
〔作 用〕
次に、本考案にかかるトラクタ連結用刈取機における揺
動調整装置の作用を説明する。
まず、装着フレーム5を油圧アーム(図示せず)によっ
て適宜の高さとし、支持金具7、基台8および浮動装置
12から構成される3点リンク並びに連結ロッド13の
長さを調整し、シュー29、ハウジング31の下面が地
表面にほぼ接置するようにする。
このとき、浮動装置12は係止軸20が長孔18の適宜
の中間に位置している。
またブラケット14の係止凹部28は、ストッパ25と
適宜の間隙を保つ位置に調整される。
しかして、採草地において農耕トラクタの後輪40が白
地に乗り上げた場合、浮動装置12は刈取部2全体の重
量がスプリング17カに優るので、係止軸20が長孔1
8内を移動する範囲内で、伸長される。
この場合、浮動装置12は一端部が支持金具7に枢着さ
れるとともに他端部が基台8に枢着されており、かつ該
基台8が支持金具7および刈取部2に夫々回動自在に連
結されているため、刈取部2は自重により下方に回動さ
れるので、地表面から浮き上がることはない。
反対に、農耕トラクタの後輪40が凹地に下った場合は
、シュー29およびハウジング31が持ち上けられ、浮
動装置12がスプリング17により短縮されるため、刈
取部2が上方に回動される。
採草地が傾斜している場合は、刈取部2が基台8の回動
ポス9を中心にして、上方に回動されるか、または刈取
部2の自重によって下方に回動され、傾斜地面に沿って
移動されるので、刈取りを効率的に行なうことができる
この場合において、採草地が下斜面のときは、刈取部2
が自重によって下方に回動されるが、ブラケット14の
係止凹部28がストッパ25に衝合されるので、刈取部
2の先端が下がり過ぎることがない。
支持部1に対する刈取部2の回動は、ブラケット14の
係止凹部28が設定する間隙によって規制される。
即ち、トラクタに対し採草地が著しく傾斜している場合
は、ブラケット14の係止凹部28がストッパ25に衝
合されて弾着保持され、傾斜が解除されると、刈取部2
も元の刈取位置に円滑に復帰するのである。
安全ブレーキ33は、刈取部2の前後の動きを緩衝する
働きをする。
通常の移動時には、バンドル23を回動させて、連結ロ
ッド13を短縮する。
すると、ブラケット14の係止凹部28がストッパ25
に衝合された後、回動ボス9を中心にシュー29、ハウ
ジング31が上方に回動されるので、刈取部2を直立に
保持した状態で搬送することができる。
また、作業中の採草地内の移動の場合は、油圧アームに
よって装着フレーム5を上昇させ、支持部1および刈取
部2の全体を上昇させて行なうことができる。
〔考案の効果〕
このように、本考案にかかるトラクタ連結用刈取機にお
ける揺動調整装置によれば、採草地が傾斜地や凹凸の多
い土地であっても、刈取部を採草地表面に対応させて作
業することができるので、刈残しが非常に少なく、作業
能率が高いという効果がある。
また、刈取部の先端が下がり過ぎないようにストッパに
より係止されるから、草刈走行時の跋損を防止すること
ができる、さらに、移動時に、トラクタの側部に突出し
ている刈取部を上方に回動可能としたので、刈取部が搬
送の障害とならないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は斜視図
、第2図は支持部の斜視図、第3図は農耕トラクタに取
付けた場合に作業中の模式図、第4図は同じく移動中の
模式図である。 1・・・・・・支持部、2・・・・・・刈取部、7・・
・・・・支持金具、8・・・・・・基台、12・・・・
・・浮動装置、13・・・・・・連結ロッド、14・・
・・・・ブラケット、25・・・・・・ストッパー、2
6・・・・・・固定ピン、27・・・・・・受箱、28
・・・・・・係止凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持部と刈取部とからなるトラクタ連結用刈取機におい
    て、支持金具と、該支持金具に枢着された基台と、弾性
    体を具備しかつ一端部が上記支持金具に枢着されるとと
    もに他端部が上記基台に枢着された浮動装置と、一端部
    が上記支持金具に伸縮可能に連結されるとともに他端部
    がブラケットに枢着された連結ロッドとからなり、上記
    基台と刈取部とは回動自在に連結され、刈取部の基部を
    形成する受箱の先端部外方にストッパが設けられ、該受
    箱に上記ブラケットが固定ビンにて枢着され、該ブラケ
    ットに設けられた係止凹部が上記ストッパに衝合される
    ことを特徴とするトラクタ連結用刈取機における揺動調
    整装置。
JP12317979U 1979-09-05 1979-09-05 トラクタ連結用刈取機における揺動調整装置 Expired JPS6038337Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5639926U JPS5639926U (ja) 1981-04-14
JPS6038337Y2 true JPS6038337Y2 (ja) 1985-11-15

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ID=29355170

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JP7100873B2 (ja) * 2017-06-30 2022-07-14 松山株式会社 農作業機

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