JPS6038160B2 - アイロン台針布 - Google Patents
アイロン台針布Info
- Publication number
- JPS6038160B2 JPS6038160B2 JP5301779A JP5301779A JPS6038160B2 JP S6038160 B2 JPS6038160 B2 JP S6038160B2 JP 5301779 A JP5301779 A JP 5301779A JP 5301779 A JP5301779 A JP 5301779A JP S6038160 B2 JPS6038160 B2 JP S6038160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ironing board
- fabric
- base fabric
- needle
- clothing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は織物、編物、縫製品等の辻上工程に用い、特に
毛羽のある布をアイロン掛けする時に使用するアイロン
台針布に関する発明である。
毛羽のある布をアイロン掛けする時に使用するアイロン
台針布に関する発明である。
ベルベットのように表面を毛羽立たせた布に直接アイロ
ンを掛けると、毛が寝てしまうので、従来は第1図に示
すようなアイロン台針布を用い、針先表面に毛羽立った
布の毛羽が来る様に置き、布の裏面よりアイロン掛けを
行っていた。従来のアイロン台針布が、ゴムを表面層1
とし、綿布、麻布等2を数枚貼合せてなる基布に針を楯
込んで構成しているため、スチ−ムアィロンを掛ける時
には、布を通して針布面に吹き出す蒸気が針布の基布表
面で霧となり、布を汚したり、又蒸気は針の間を基布に
沿って移動するため通気性が悪く、アイロン仕上げが悪
かったり、アイロン掛けの能率を悪くするという欠点が
あった。
ンを掛けると、毛が寝てしまうので、従来は第1図に示
すようなアイロン台針布を用い、針先表面に毛羽立った
布の毛羽が来る様に置き、布の裏面よりアイロン掛けを
行っていた。従来のアイロン台針布が、ゴムを表面層1
とし、綿布、麻布等2を数枚貼合せてなる基布に針を楯
込んで構成しているため、スチ−ムアィロンを掛ける時
には、布を通して針布面に吹き出す蒸気が針布の基布表
面で霧となり、布を汚したり、又蒸気は針の間を基布に
沿って移動するため通気性が悪く、アイロン仕上げが悪
かったり、アイロン掛けの能率を悪くするという欠点が
あった。
本発明はこれらの従釆の欠点を解決するために、通気性
のある不織布と補強材とを一体に形成したものを基布と
して針布としたものであり、以下実施例を図面に基いて
説明する。実施例 第2図は本発明の1実施例を示し、イは縦断正面図、口
は縦断側面図で、、通気性がある不織布9と補強材10
とを一体に形成した基布3に、U字型の針4を楢針し、
針4が基布の裏面5から抜け出さないように、針のクラ
ウン6を覆う様基布の裏面5に通気性のある不織布製の
裏張り7を、点状又は網状の接着剤8にて熱接着してア
イロン台針布を構成する。
のある不織布と補強材とを一体に形成したものを基布と
して針布としたものであり、以下実施例を図面に基いて
説明する。実施例 第2図は本発明の1実施例を示し、イは縦断正面図、口
は縦断側面図で、、通気性がある不織布9と補強材10
とを一体に形成した基布3に、U字型の針4を楢針し、
針4が基布の裏面5から抜け出さないように、針のクラ
ウン6を覆う様基布の裏面5に通気性のある不織布製の
裏張り7を、点状又は網状の接着剤8にて熱接着してア
イロン台針布を構成する。
上記不織布は、化学繊維、天然繊維等の繊維を3次元構
造に配列し、ゴム、合成樹脂等の接着剤よりなる結合剤
にて繊維間を結合するか、ニードリングにより繊維を絡
み合わせて構成したもので、通気性および針の保持力を
良くするために繊維、結合剤、結合方法等を組合わせて
密度0.05〜0.5夕/地好ましくは0.1〜0.3
5夕/地とするのが良い。
造に配列し、ゴム、合成樹脂等の接着剤よりなる結合剤
にて繊維間を結合するか、ニードリングにより繊維を絡
み合わせて構成したもので、通気性および針の保持力を
良くするために繊維、結合剤、結合方法等を組合わせて
密度0.05〜0.5夕/地好ましくは0.1〜0.3
5夕/地とするのが良い。
又フェノール樹脂繊維、芳香族ポリアミド繊維等の耐熱
性繊維およびフェノール樹脂、ェポキシ樹脂等の耐熱性
接着剤を用いると蒸気による老化を防止することが出来
る。なお図面において針は直針を示しているが、くの字
状に腰部を屈曲した針を用いることも出来る。
性繊維およびフェノール樹脂、ェポキシ樹脂等の耐熱性
接着剤を用いると蒸気による老化を防止することが出来
る。なお図面において針は直針を示しているが、くの字
状に腰部を屈曲した針を用いることも出来る。
ところで、上記基布3は、第3図に示すように、通気性
のある不織布9と、合成樹脂又は布で以て粗い目の絹状
又は格子状等になした補強材10とを交互に並べ接着剤
にて一体に形成したものである。なお、本発明のアイロ
ン台針布は、蒸気を通すために、絹のような通気性のあ
る台に乗せて使用すると良い。よって、本発明によると
きは、通気性大なる不織布と通気性大で所要の強度を有
する補強材で以て基布を構成し、これに通気性のある裏
張りを固着したので、弱い蒸気圧でも蒸気や熱気が容易
に通過し、アイロン仕上がよく、又アイロン掛けの能率
が非常に良くなり、更に基布表面に水がたまらず布を汚
すこともない。
のある不織布9と、合成樹脂又は布で以て粗い目の絹状
又は格子状等になした補強材10とを交互に並べ接着剤
にて一体に形成したものである。なお、本発明のアイロ
ン台針布は、蒸気を通すために、絹のような通気性のあ
る台に乗せて使用すると良い。よって、本発明によると
きは、通気性大なる不織布と通気性大で所要の強度を有
する補強材で以て基布を構成し、これに通気性のある裏
張りを固着したので、弱い蒸気圧でも蒸気や熱気が容易
に通過し、アイロン仕上がよく、又アイロン掛けの能率
が非常に良くなり、更に基布表面に水がたまらず布を汚
すこともない。
また、基布は補強材の入った不織布で十分な強度がある
ので、従来の菱布を使用した場合より薯るしく材料節減
になるなど優れた効果を有する発明である。
ので、従来の菱布を使用した場合より薯るしく材料節減
になるなど優れた効果を有する発明である。
第1図は従来のアイロン台針布の正面図、第2図は本発
明の1実施例を示すアイロン台針布で、イは縦断正面図
、口は同縦断側面図、第3図はアイロン台針布に用いる
基布の斜視図である。 1・・・・・・ゴム表面層、2・・・・・・綿布、麻布
等、3・・・・・・基布、4・・・・・・針、5・・・
・・・基布の裏面、6・・・・・・針のクラウン、7・
・・・・・不織布製の裏張り、8・・・・・・占状又は
絹状の接着剤、9・・・・・・不織布、10・・・・・
・補強材。 第1図 第2図 第3図
明の1実施例を示すアイロン台針布で、イは縦断正面図
、口は同縦断側面図、第3図はアイロン台針布に用いる
基布の斜視図である。 1・・・・・・ゴム表面層、2・・・・・・綿布、麻布
等、3・・・・・・基布、4・・・・・・針、5・・・
・・・基布の裏面、6・・・・・・針のクラウン、7・
・・・・・不織布製の裏張り、8・・・・・・占状又は
絹状の接着剤、9・・・・・・不織布、10・・・・・
・補強材。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 不織布と、粗い目の網状又は格子状等の合成樹脂又
は布よりなる補強材とを一体に形成した基布に針を植針
し、針のクラウンを覆う様基布の裏面に不織布製裏張り
を固着したことを特徴とするアイロン台針布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5301779A JPS6038160B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | アイロン台針布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5301779A JPS6038160B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | アイロン台針布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55146200A JPS55146200A (en) | 1980-11-14 |
JPS6038160B2 true JPS6038160B2 (ja) | 1985-08-30 |
Family
ID=12931123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5301779A Expired JPS6038160B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | アイロン台針布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038160B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0327597Y2 (ja) * | 1986-06-02 | 1991-06-14 | ||
JPS63158298U (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-17 | ||
JP4635109B1 (ja) | 2010-07-30 | 2011-02-23 | 日本テクノ株式会社 | 略全面がディスプレイ機能を有する時刻表示用文字盤を備えた時計 |
-
1979
- 1979-04-28 JP JP5301779A patent/JPS6038160B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55146200A (en) | 1980-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100450272B1 (ko) | 부직합성포,그제조방법및그사용방법 | |
JP2620463B2 (ja) | 外被に剛性を付与するための心地及びその用途 | |
US6057253A (en) | Reinforcing base fabric for a shirt collar or an analogous piece | |
US5898941A (en) | Collar with a reinforcing base fabric | |
JPS6038160B2 (ja) | アイロン台針布 | |
US4154884A (en) | Binding tape for the edges of carpets and the like | |
JPS5935200Y2 (ja) | アイロン台針布 | |
CN213696424U (zh) | 新型无丝纤维毛毯 | |
CN218928803U (zh) | 一种舒适性好且透气性强的针织绒面料 | |
US4187627A (en) | Pads for bucks of garment pressing machines | |
KR200185771Y1 (ko) | 복합누빔무늬를 가진 누비직물지 | |
CN217574327U (zh) | 一种丝绸印花用复合面料 | |
JP3034626U (ja) | 綿毛模様を主体とした生地及び衣料 | |
CN210148844U (zh) | 一种耐磨防水罗纹布 | |
US2825903A (en) | Dimple forming necktie construction | |
JPH0129369Y2 (ja) | ||
JP3057953U (ja) | 被服用生地 | |
JPH0813215A (ja) | 衿芯用フェルト | |
JP5371923B2 (ja) | セーラー服 | |
JP2007525272A (ja) | 布カーペット | |
CN116001390A (zh) | 一种多种材料组合的服装面料 | |
KR101333453B1 (ko) | 천연염색원단을 이용한 표면의 주름모양 표현방법 | |
JPS6144824Y2 (ja) | ||
JP3037500U (ja) | 前身頃用芯地 | |
GB709747A (en) | Improvements in or relating to garment or laundry pressing machines |