JPS603806A - 電気絶縁用樹脂組成物 - Google Patents

電気絶縁用樹脂組成物

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JPS603806A
JPS603806A JP11223483A JP11223483A JPS603806A JP S603806 A JPS603806 A JP S603806A JP 11223483 A JP11223483 A JP 11223483A JP 11223483 A JP11223483 A JP 11223483A JP S603806 A JPS603806 A JP S603806A
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resin composition
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unsaturated polyester
electrically insulating
insulating resin
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明 内山
内ケ崎 功
英二 大森
四十物 雄次
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、はんだ付は性に優れ、かつ電気機器の含浸に
適した電気絶縁用樹脂組成物に関する。
一般に、電気機器に用いられる導線、鉄芯コア等の各種
の部品は、絶縁材料を固着して機械強度を向上したり、
また湿気や各種の雰囲気から保護する目的で電気絶縁用
樹脂組成物で含浸処理して使用される。この電気絶縁用
樹脂組成物には、現在では、特性2価格9作業性の点か
ら不飽和ポリエステル樹脂が多く使用されている。
最近の電気機器は小型軽量化、信頼性向上等の動向にあ
シ、それに伴って電気回路を基板化し。
また製造ラインを自動化するために、電源トランスの分
野でも従来多く使用されてきた塩化ビニルリード線タイ
プから、基板直結型のピンタイプトランスに移行してい
る。このピンタイプトランスは、ピンと基4板とを直接
はんだで接続固定させるものであるが、従来の樹脂組成
物では充分に溶接できず、はんだ付けする場合には、予
めピンに付着した樹脂組成物を除去する必要があった。
しかしながら、一般に、ピンは1台のトランスに4〜6
本ついているので、樹脂組成物の除去作業は非常に煩雑
であり、この改善が望まれていた。そこで、樹脂組成物
で含浸する前に、ピンの接続部分に予めワックス処理等
を施して所定部分に樹脂組成物が付着するのを防止し、
その後に含浸する方法が試みられた。、しかし、この方
法では、含浸した樹脂組成物t−100〜120℃で加
熱乾燥する際に、ピンに付着させたワックスが融解し、
融解したワックスがトランスの表面に付着したシ、樹脂
組成物タンク内゛に混入したシして、トランスの外観を
損ない、タンク内の樹脂組成物を汚染する等の欠点がる
る。
本発明は、前記のような従来技術の欠点を解消し、はん
だ接続の際に予めピンに付着した樹脂組成物を除去しな
くても、容易にはんだ付けすることのできるはんだ付は
性の優れた電気絶縁用樹脂組成物を提供することを目的
とする。
本発明は (5)水酸基価30〜150の不飽和ポリエステルにジ
イソシアネートヲ、前記不飽和ポリエステルの水酸基1
当量に対して、ジイソシアネートのインシアネート基が
0.01〜1.0当量となる割合で反応させて得られる
不飽和ポリエステル樹脂及び CB) ロジン を含有してなる電気絶縁用樹脂組成物に関する。
本発明において(5)成分の不飽和ポリエステル樹脂は
、不飽和ポリエステルの製造に通常使用される多価アル
コール成分、酸成分必要に応じて変性成分を常法で反応
させて得られる。水酸基価が30〜100.好ましくは
50〜100の不飽和ポリエステルに、このポリエステ
ルの水酸基1当量に対してポリインシアネートのイソシ
アネート基が0.01〜1.0当量、好ましくは0.1
〜0.5当量となる割合で好ましくは80℃〜100℃
で1〜4時間反応させて得られるもので、遊離イソシア
ネート基を有しないものである。
不飽和ポリエステルは、はんだ付は性の点からその水酸
基価は30〜150の範囲とされる。得られる樹脂組成
物のにとシ、硬化性、はんだ付は性の点からインシアネ
ート基は上記の範囲で用いられる。
不飽和ポリエステルの製造に用いる多価アルコール成分
としては9例えばエチレングリコール。
ジエチレングリコ−乞グロピレングリコール、1ジグロ
ピレングリコール、1.3−7”タンジオール。
ネオペンチルクリコール、1.6−ヘキサンクリコール
、グリセリン、トリメチロールプロノくン、ペンタエリ
トリット等が挙げられる。
酸成分としては、マレイン酸、無水マレイン酸。
フマル酸等の不飽和脂肪族カルボン酸、フタル酸。
無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸、無水テトラヒドロ7タル酸等の芳香族カ
ルボン酸、ヘキサヒドロフタル酸。
無水へキサヒドロフタル酸、アジピン酸、セバシン酸等
の飽和カルボン酸、又は大豆油、アマニ油。
トール油等から得られる脂肪酸等が挙げられる。
必要に応じて、変性成分としてアマニ油、大豆油、トー
ル油、脱水ヒマシ油、ヤシ油、シクロペンタジェン、ジ
シクロペンタジェン等金使用することができる。
ジイソシアネートとしては9例えばエチレンジイソシア
ネート、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1
.6−へキサメチレンジインシアネー)、1.2−ドデ
カンジイソシアネート、シクロブタン−1,3−ジイソ
シアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシア
ネート、2.4−及び2.6−ドデカンジイソシアネー
ト等を使用することができる。
(B)成分のロジンは、アビエチン酸金主成分とする常
用のものであってよい。
ロジンの添加歎け、硬化性及びはんだ付は性から不飽和
ポリエステル樹脂100重鍛部に対して1〜20重量部
であるのが好ましい。
本発明になる電気絶縁用樹脂組成物の希釈溶剤としては
、架橋性単量体が用いられ1例えばスチレン及びその誘
導体、また一般に用いられる各種アクリル酸エステル、
各種メタクリル酸エステル。
各種アリールエステル、各種アリールエーテル等が使用
される。その配合層は、(A)成分と(B)成分の和1
00重量部に対して好ましくは20〜80重量部、より
好ましくは40〜60重款部の範囲とされる。
更に2本発明の電気絶縁用樹脂組成物を硬化させるため
に、硬化剤として有機過酸化物2例えばベンゾイルペル
オキシド、アセチルペルオキシド等のアシルペルオキシ
ド、 tert−ブチノ(ヒートaペルオキシド、クメ
ンヒドロペルオキシド等のヒドロペルオキシド、メチル
エチルケトンペルオキシド、シクロヘキサンペルオキシ
ド等のケトンペルオキシドなどを使用することができる
硬化剤の使用量は9通常固成分とCB)成分の和100
重量部に対して0.5〜5重量部、好ましくは1〜3重
量部の範囲である。
硬化剤の他に、必要に応じてす7テン酸の金属塩やオク
テン酸の金属塩等の硬化促進剤、ハイドロキノン等の重
合禁止剤、紫外線増感剤などの添加剤を添加することも
できる。
本発明になる電気絶縁用樹脂組成物は、はんだ付は性に
優れ、電気機器の含浸に適した良好な絶縁用組成物でラ
シ9例えば銅線を絶縁するため被覆した後、被覆を剥離
することなく直接はんだ付けすることができる。
次に、実施例に基づいて本発明を説明するが。
本発明はこれに限定されるものではない。なお。
実施例中「部」は「重量部」、「%」は「重量%」を意
味するものとする。
実施例 不飽和ポリエステル樹脂Aの製造 大豆油脂肪酸34部、無水フタル酸20部、無水マレイ
ン酸xz部、プロピレンクリコール34部及びハイドロ
キノン0.02部全200℃で10時時間加熱縮合、水
酸基価が70になったら2反応温度を80℃に下げ、生
成した不飽和41 +7エステル100部に対してス4
−トリレンジイソシアネート80チと46−トリレンジ
イソシアネート20チから成る工業用トリレンジイソシ
アネート10.5部を添加し、2時間反応させた。こう
して得た不飽和ポリエステル50部に対してスチレン5
0部を攪拌しながら溶解させ、不飽和ポリエステル樹脂
Aを得友。
不飽和ポリエステル樹脂B(対照)の製造大豆油脂肪酸
37部、無水フタル酸22部、無水マvイy酸l a部
、7’ロビレンクリコ一ル28部及びハイドロキノンo
、o2部t−zoo℃で10 へ時間加熱縮合し、酸価
15の不飽和ポリエステル全合成し、この不飽和ポリエ
ステル50部に対してスチレン50部を攪拌しながら溶
解させ、不飽和ポリエステル樹脂Bft?%た。
樹脂組成物の製造及びその特性 不飽和ポリエステル樹脂A又はBにロジン(東洋ケミカ
ルズ■輸入、中国ロジン)全下記の表に示すfi (3
1fi部)で配合し、更に硬化剤としてベンゾイルペル
オキシドラ1.0部、硬化促進剤として8チナフテン酸
マンガン0.5部を添加して組成\ 物を調合し、はんだ付は性、粘度、ゲル化時間及び乾燥
時間を測定した。
はんだ付は性は、直径2. Q tuts 、長さ50
11011の裸銅線に樹脂組成物を塗布し、105℃の
恒温槽に2時間放置した後、銅線を取シ出し、380℃
に加熱溶解したはんだ(スズ:鉛=5:5)中に浸漬し
、銅線にはんだが付着するまでに要する時間として測定
した。
ゲル化時間はJI8 C2105に準じて試験した。
乾燥時間は、50X180X0.25Mの大eさに切断
したブリキ板に樹脂組成物を流し塗膜し。
長さ方向に吊し、100℃の恒温槽に入れて乾燥すると
きの乾燥に要する時間である。その際塗膜の乾燥状態を
指触により判定した。
粘度は25℃で測定した。
特性の測定結果を下記の表に示す。なお、不飽和ポリエ
ステル樹脂A及びBを表中にはそれぞれ単にA及びBと
記す。
この表から明らかなとおり9本発明による電気絶縁用樹
脂組成物は、はんだ付は性に著しく優れ第1頁の続き 0発 明 者 内ケ崎功 日立市東町四丁目13番1号日立 化成工業株式会社山崎工場内 0発 明 者 大森英二 日立市東町四丁目13番1号日立 化成工業株式会社山崎工場内 0発 明 者 四十物雄次 日立市東町四丁目13番1号日立 化成工業株式会社山崎工場内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /(Al 水酸基価30〜150の不飽和ポリエステル
    にジイソシアネートヲ、前記不飽和ポリエステルの水酸
    基1当量に対して、ジイソシアネートのイソシアネート
    基が0.01〜1.0当社となる割合で反応させて得ら
    れる不飽和ポリエステル及び (B) ロジン を含有してなる電気絶縁用樹脂組成物。
JP11223483A 1983-06-22 1983-06-22 電気絶縁用樹脂組成物 Granted JPS603806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11223483A JPS603806A (ja) 1983-06-22 1983-06-22 電気絶縁用樹脂組成物

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JP11223483A JPS603806A (ja) 1983-06-22 1983-06-22 電気絶縁用樹脂組成物

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Publication Number Publication Date
JPS603806A true JPS603806A (ja) 1985-01-10
JPH0255889B2 JPH0255889B2 (ja) 1990-11-28

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ID=14581594

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