JPS6037832B2 - 構造物仕上材層施工方法 - Google Patents
構造物仕上材層施工方法Info
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- JPS6037832B2 JPS6037832B2 JP2375777A JP2375777A JPS6037832B2 JP S6037832 B2 JPS6037832 B2 JP S6037832B2 JP 2375777 A JP2375777 A JP 2375777A JP 2375777 A JP2375777 A JP 2375777A JP S6037832 B2 JPS6037832 B2 JP S6037832B2
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- finishing material
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- finishing
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば、カラートタン板、防鈴塗装された鉄
板類など、従来、セメント及び/又は石膏を含むモルタ
ル類やプラスター類の如き仕上村層を強固に施すことが
、実際上、下可能であった構造物素地を包含する広汎な
構造物素地の表面に、セメントモルタル、プラスターの
如き仕上村層、とくには多量の鍵燃柱充填材を含有する
上記仕上材層を剥落、亀裂発生などのおそれないこ強固
に密着形成せしめることができ、施工容易で且つ結霧防
止性を示す優れた構造物仕上材層施工方法に関する。
板類など、従来、セメント及び/又は石膏を含むモルタ
ル類やプラスター類の如き仕上村層を強固に施すことが
、実際上、下可能であった構造物素地を包含する広汎な
構造物素地の表面に、セメントモルタル、プラスターの
如き仕上村層、とくには多量の鍵燃柱充填材を含有する
上記仕上材層を剥落、亀裂発生などのおそれないこ強固
に密着形成せしめることができ、施工容易で且つ結霧防
止性を示す優れた構造物仕上材層施工方法に関する。
従来、構造物素地の表面に、セメント及び/又は石膏を
含む仕上材層を施すに際し、剥落、亀裂発生などの欠陥
を満足し得る程度に克服して強固に且つ優れた耐久性を
もつて該仕上材層を施すことは困難であった。
含む仕上材層を施すに際し、剥落、亀裂発生などの欠陥
を満足し得る程度に克服して強固に且つ優れた耐久性を
もつて該仕上材層を施すことは困難であった。
コンクリート類もしくはその類似物の素地の表面への仕
上材層の施工におし、も、必ずしも満足し得る仕上材層
接着強度は得難く、とくに、例えばカラートタン、防錆
塗装した鉄板類や鉄骨類、アルミ材類、合板類、油性塗
料や水性塗料で塗装されたコンクリート類などに対して
は、実用上利用し得る仕上材層施工方法は提供できなか
った。更に、断熱、防音、耐火、防霧などの効果を得る
ために、難燃性の無機もしくは有機繊維状充填材を実質
的な量で含有する仕上材層を、満足し得る強度で上記金
属類その他類似の材質の構造素地の表面に施工形成させ
ることは、実際上できなかった。従来、コンクリート、
軽量コンクリートのごときコンクリート系の構造物素地
の表面に、セメント及び/又は石膏を含む仕上材層を施
す際に、接着性の向上を企図して、水不溶性熱可塑性樹
脂の水性ェマルジョンを利用しようとする提案がなされ
た。
上材層の施工におし、も、必ずしも満足し得る仕上材層
接着強度は得難く、とくに、例えばカラートタン、防錆
塗装した鉄板類や鉄骨類、アルミ材類、合板類、油性塗
料や水性塗料で塗装されたコンクリート類などに対して
は、実用上利用し得る仕上材層施工方法は提供できなか
った。更に、断熱、防音、耐火、防霧などの効果を得る
ために、難燃性の無機もしくは有機繊維状充填材を実質
的な量で含有する仕上材層を、満足し得る強度で上記金
属類その他類似の材質の構造素地の表面に施工形成させ
ることは、実際上できなかった。従来、コンクリート、
軽量コンクリートのごときコンクリート系の構造物素地
の表面に、セメント及び/又は石膏を含む仕上材層を施
す際に、接着性の向上を企図して、水不溶性熱可塑性樹
脂の水性ェマルジョンを利用しようとする提案がなされ
た。
この提案(日本特許第645165号:特公昭44−1
8757号)においては、コンクリート、軽量コンクリ
ートのごとき構造物素地の表面に、セメントモルタル、
プラスターのごとき仕上村層を施工するに際し、あらか
じめこれらの構造物素地表面に粒子径0.1〜0.5ミ
クロン、粘度50〜1000センチボィズの酢酸ビニル
重合体ヱマルジョンかアクリル酸ェステル重合体ェマル
ジョン、あるいはこれらの混合ェマルジョンを樹脂分で
50〜100タ′でになるように均一に塗布し、30分
〜3独特間放置して、半乾燥状態となし、その上に上記
仕上材を施すことが推奨されており、酢酸ビニル−アク
リル酸エチル共重合体ヱマルジョン及びポリ酢酸ビニル
ヱマルジョンが利用されている。そして上記塗布量の制
約についは、樹脂分50夕/〆以下では薮3着力が著し
く低下し、100タ′で以上では界面の樹脂層が糸曳き
状になって仕上材層が剥離する危険があるため、上記塗
布量での施工が必要であることを強調している。また、
上記半乾燥状態のうちに仕上村層を施すことその他の諸
結合要件を充足4することが必要であることを開示して
いる。本発明者等は、コンクリート類のみではなく、既
述のように、従来満足すべき仕上村層の形成が、実用上
できなかったカラートタン、防錆塗装鉄材類、合板類、
塗装コンクリートなどの構造素地を包含して、広汎な素
地の表面に、従来、充分な強い接着力で仕上材層を形成
できなかった充填材含有仕上材を包含して、セメント及
び/又は石膏を含む広汎な仕上村層を優れた接着強度で
施すことのできる構造物仕上材層施工方法梶供すべく研
究を進めた。その結果、ボールタック法粘着性が1以上
、好ましくは2以上の粘着性を有するアクリル酸もし0
くはメタアクリル酸のアルキルヱステル系重合体もしく
は共重合体もしくはエチレン−酢酸ビニル共重合体ェマ
ルジョン、好ましくはアクリル酸もしくはメタアクリル
酸のC3以上のアルキルェステルを含有する重合体もし
くは共重合体ェマルジョンを、好ましくは低施工量、と
くに構造物素地の表面に対して約1夕/め以上50夕/
れ未満の低施工量で施したのち、仕上材層を施すことに
より、上述の従来実用上施工できなかった素地を包含す
る広汎を素地に対して従来施工困難であった仕上材を包
含する広汎な仕上村を、きわめて容易且つ安価な手段で
優れた接着力をもって施工できることを発見した。
8757号)においては、コンクリート、軽量コンクリ
ートのごとき構造物素地の表面に、セメントモルタル、
プラスターのごとき仕上村層を施工するに際し、あらか
じめこれらの構造物素地表面に粒子径0.1〜0.5ミ
クロン、粘度50〜1000センチボィズの酢酸ビニル
重合体ヱマルジョンかアクリル酸ェステル重合体ェマル
ジョン、あるいはこれらの混合ェマルジョンを樹脂分で
50〜100タ′でになるように均一に塗布し、30分
〜3独特間放置して、半乾燥状態となし、その上に上記
仕上材を施すことが推奨されており、酢酸ビニル−アク
リル酸エチル共重合体ヱマルジョン及びポリ酢酸ビニル
ヱマルジョンが利用されている。そして上記塗布量の制
約についは、樹脂分50夕/〆以下では薮3着力が著し
く低下し、100タ′で以上では界面の樹脂層が糸曳き
状になって仕上材層が剥離する危険があるため、上記塗
布量での施工が必要であることを強調している。また、
上記半乾燥状態のうちに仕上村層を施すことその他の諸
結合要件を充足4することが必要であることを開示して
いる。本発明者等は、コンクリート類のみではなく、既
述のように、従来満足すべき仕上村層の形成が、実用上
できなかったカラートタン、防錆塗装鉄材類、合板類、
塗装コンクリートなどの構造素地を包含して、広汎な素
地の表面に、従来、充分な強い接着力で仕上材層を形成
できなかった充填材含有仕上材を包含して、セメント及
び/又は石膏を含む広汎な仕上村層を優れた接着強度で
施すことのできる構造物仕上材層施工方法梶供すべく研
究を進めた。その結果、ボールタック法粘着性が1以上
、好ましくは2以上の粘着性を有するアクリル酸もし0
くはメタアクリル酸のアルキルヱステル系重合体もしく
は共重合体もしくはエチレン−酢酸ビニル共重合体ェマ
ルジョン、好ましくはアクリル酸もしくはメタアクリル
酸のC3以上のアルキルェステルを含有する重合体もし
くは共重合体ェマルジョンを、好ましくは低施工量、と
くに構造物素地の表面に対して約1夕/め以上50夕/
れ未満の低施工量で施したのち、仕上材層を施すことに
より、上述の従来実用上施工できなかった素地を包含す
る広汎を素地に対して従来施工困難であった仕上材を包
含する広汎な仕上村を、きわめて容易且つ安価な手段で
優れた接着力をもって施工できることを発見した。
更に、絹露防止効果も生ずることがわかった。前記提案
の具体例で用いられている酢酸ビニルーアクリル酸エチ
ル共重合体ェマルジョンやポリ酢酸ビニルェマルジョン
及びこれらの混合物などは、粘着性を示さず、ボールタ
ック法粘着性が1未満である。従って、本発明の目的は
、従来、実用上施工できなかった素地を包含して広汎な
構造物素地にたいして、従来、施工至難であった仕上材
を包含する広汎な仕上材を、容易な手段で且つ安価に施
工でき、優れた接着力を示し、剥落、亀裂発生などの不
利益を生ずるおそれのない仕上材層を形成できる構造物
仕上材層施工方法を提供するにある。
の具体例で用いられている酢酸ビニルーアクリル酸エチ
ル共重合体ェマルジョンやポリ酢酸ビニルェマルジョン
及びこれらの混合物などは、粘着性を示さず、ボールタ
ック法粘着性が1未満である。従って、本発明の目的は
、従来、実用上施工できなかった素地を包含して広汎な
構造物素地にたいして、従来、施工至難であった仕上材
を包含する広汎な仕上材を、容易な手段で且つ安価に施
工でき、優れた接着力を示し、剥落、亀裂発生などの不
利益を生ずるおそれのない仕上材層を形成できる構造物
仕上材層施工方法を提供するにある。
本発明の特殊な目的は、塗装コンクリート類、塗装され
たもし〈は塗装されていない金属類、合板類、樹脂板類
などの如き構造物素地の表面に、難燃性無機もしくは有
機充填材類を包含するセメント及び/又は石管を含む仕
上材層を施工できる構造物位上材層施工方法を提供する
にある。本発明の上記目的及び更に多くの他の目的及び
利点は、以下の記載から一層明らかとなるであるつo本
発明方法において構造物素地に施す下地層形成材は、ボ
ールタック法粘着性(後託り.Do対法による)が1以
上好ましくは2以上のアクリル酸もしくはメタァクリル
酸のアルキルェステル系重合体もしくは共重合体もしく
はエチレン−酢酸ビニル共重合体ェマルジョンである。
たもし〈は塗装されていない金属類、合板類、樹脂板類
などの如き構造物素地の表面に、難燃性無機もしくは有
機充填材類を包含するセメント及び/又は石管を含む仕
上材層を施工できる構造物位上材層施工方法を提供する
にある。本発明の上記目的及び更に多くの他の目的及び
利点は、以下の記載から一層明らかとなるであるつo本
発明方法において構造物素地に施す下地層形成材は、ボ
ールタック法粘着性(後託り.Do対法による)が1以
上好ましくは2以上のアクリル酸もしくはメタァクリル
酸のアルキルェステル系重合体もしくは共重合体もしく
はエチレン−酢酸ビニル共重合体ェマルジョンである。
好ましくは、アクリル酸もしくはメタアクリル酸のC3
以上のアルキルェステルを含有する重合体もしくは共重
合体が利用され、たとえば全モノマー組成中約3の重量
%以上が該アルキルェステルの重合体もしくは共重合体
ェマルジョンである。また、該ェマルジョンの粘度(B
型回転粘度計、20回転/分、25℃)は約1センチポ
ィズ以上50センチポィズ未満であることが好ましい。
本発明方法においては、上記ポールタック法粘着性が1
以上のアクリル酸もしくはメタアクリル酸のアルキルェ
ステル系重合体もしくは共重合体ェマルジョンを、構造
物素地の表面に、好ましくは該表面1〆当り樹脂固形分
約1タ以上50タ未満の量で施したのち、仕上材層を施
す。
以上のアルキルェステルを含有する重合体もしくは共重
合体が利用され、たとえば全モノマー組成中約3の重量
%以上が該アルキルェステルの重合体もしくは共重合体
ェマルジョンである。また、該ェマルジョンの粘度(B
型回転粘度計、20回転/分、25℃)は約1センチポ
ィズ以上50センチポィズ未満であることが好ましい。
本発明方法においては、上記ポールタック法粘着性が1
以上のアクリル酸もしくはメタアクリル酸のアルキルェ
ステル系重合体もしくは共重合体ェマルジョンを、構造
物素地の表面に、好ましくは該表面1〆当り樹脂固形分
約1タ以上50タ未満の量で施したのち、仕上材層を施
す。
ポールタック法粘着性が1未満で粘着性(tack−m
ess)を実質的に有しない重合体もしくは共重合体の
利用は、接着力及び耐震接着力に劣ることは、後に比較
例に示す通りである。
ess)を実質的に有しない重合体もしくは共重合体の
利用は、接着力及び耐震接着力に劣ることは、後に比較
例に示す通りである。
また、本発明においては、構造物素地の表面に対して上
記ボールタックス法粘着性が1以上のアクリル酸もしく
はメタアクリル酸アルキルェステル系重合体もしくは共
重合体もしくはエチレン−酢酸ビニル共重合体ェマルジ
ョンを施す。
記ボールタックス法粘着性が1以上のアクリル酸もしく
はメタアクリル酸アルキルェステル系重合体もしくは共
重合体もしくはエチレン−酢酸ビニル共重合体ェマルジ
ョンを施す。
この際該表面1〃f当り樹脂固形分約1タ以上50タ未
満、好ましくは約1夕〜約40夕/あの低施工量で施す
のがよい。この低施工量は本発明方法の利点の一つであ
る。施工量が上記下限未満の場合には、素地と仕上材層
との密着性が不充分となる場合があるので約1タ以上の
施用量を採用するのが好ましい。又50夕/枕以上の場
合には、ェマルジョンを施した際にタレ現象を生ずるお
それが多く、仕上材層と素地との密着性が低下する傾向
があるので、50夕/め未満の施工量が好ましい。この
利点は、従来の粘着性を有しないェマルジョンを利用す
る場合に、50夕/枕以上の施工量が要求されていたの
に対して対照的であり、樹脂量の節約、乾燥時間の短縮
、施工に要する時間の短縮などの点でも有利である。望
むならば、50夕/で以上の量で用いても差支えないが
、その必要はないし、低施工量ですむ利益が得られなく
なる。更に、本発明方法においては、構造物素地の表面
に施工されるェマルジョンの粘度は好ましくは1センチ
ポィズ以上50センチポィズ未満、一層好ましくは1セ
ンチポイズ以上約40センチポィズ以下であるのがよい
。
満、好ましくは約1夕〜約40夕/あの低施工量で施す
のがよい。この低施工量は本発明方法の利点の一つであ
る。施工量が上記下限未満の場合には、素地と仕上材層
との密着性が不充分となる場合があるので約1タ以上の
施用量を採用するのが好ましい。又50夕/枕以上の場
合には、ェマルジョンを施した際にタレ現象を生ずるお
それが多く、仕上材層と素地との密着性が低下する傾向
があるので、50夕/め未満の施工量が好ましい。この
利点は、従来の粘着性を有しないェマルジョンを利用す
る場合に、50夕/枕以上の施工量が要求されていたの
に対して対照的であり、樹脂量の節約、乾燥時間の短縮
、施工に要する時間の短縮などの点でも有利である。望
むならば、50夕/で以上の量で用いても差支えないが
、その必要はないし、低施工量ですむ利益が得られなく
なる。更に、本発明方法においては、構造物素地の表面
に施工されるェマルジョンの粘度は好ましくは1センチ
ポィズ以上50センチポィズ未満、一層好ましくは1セ
ンチポイズ以上約40センチポィズ以下であるのがよい
。
このことは、施工がきわめて容易で、糸曳きなどの不都
合を生ずるおそれがなく、且つ均一に施工しやすく、施
工上の利点がある。又、前記のように、本発明方法で用
いるェマルジョンはボールタック法粘着性が1以上であ
ることも関連して、好ましくは上記のように低粘度で且
つ前記のように低施工量であるにもかかわらず、例えば
可及的多孔性の構造物素地の表面に施工しても樹脂分は
充分に表面部分に残留し、素地内に実質的に吸収されて
しまうおそれがないことがわかった。本発明方法で用い
るポールタック法粘着性が1以上のアクリル酸もしくは
メタアクリル酸のアルキルェステル系重合体もしくは共
重合体ェマルジョンは、アクリル酸もしくはメタアクリ
ル酸のC3以上のァルキルェステルを含有する重合体も
しくは共重合体ェマルジョンの利用が好ましい。
合を生ずるおそれがなく、且つ均一に施工しやすく、施
工上の利点がある。又、前記のように、本発明方法で用
いるェマルジョンはボールタック法粘着性が1以上であ
ることも関連して、好ましくは上記のように低粘度で且
つ前記のように低施工量であるにもかかわらず、例えば
可及的多孔性の構造物素地の表面に施工しても樹脂分は
充分に表面部分に残留し、素地内に実質的に吸収されて
しまうおそれがないことがわかった。本発明方法で用い
るポールタック法粘着性が1以上のアクリル酸もしくは
メタアクリル酸のアルキルェステル系重合体もしくは共
重合体ェマルジョンは、アクリル酸もしくはメタアクリ
ル酸のC3以上のァルキルェステルを含有する重合体も
しくは共重合体ェマルジョンの利用が好ましい。
斯かるアクリル酸もしくはメタアクリル酸アルキルェス
テルの例としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル
の如きアクリル酸アルキルヱステル類及びメタアクリル
酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸プチ
ル、メタアクリル酸オクチル、メタアクリル酸トリデシ
ルの如きメタアクリル酸アルキルェステル類を例示する
ことができる。更に、上記例示の如きアクリル酸もしく
はメタアクリル酸のアルキルェステルもしくはこれらの
任意の組み合わせのほかに、これら成分と併用してよい
他の共単量体の例としては、たとえば、アクリル酸、メ
タアクリル酸、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ヴアーサチック酸ビニルの如
き非ハロゲン化ビニル化合物類、塩化ビニル、塩化ピニ
リデンの如きハロゲン化ビニル類、エチレン、プロピレ
ンの如きオレフィン類、フマル酸のジアルキルヱステル
類、マレィン酸のジアルキルェステル類、ブタジヱン、
ィソプレンの如きジオレフィン類、メチルビニルェーテ
ルの如きビニルェーテル類、及びこれらの任意の組み合
わせを例示することができる。又、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体としてはボールタック法粘着性が1以上のも
の例えば酢酸ビニル含量が約65重量%以上の共重合体
が利用できる。上記エチレンの一部をプロピレンに代換
でき、また上記酢酸ビニルの一部を塩化ビニルや塩化ビ
ニリデンに代換できる。上記アクリル酸もしくはメタア
クリル酸のアルキルェステルもしくは酢酸ビニル及び共
単量体及び使用量はボールタック法粘着性が1以上とな
るように、それらの組み合わせを実験的に容易に選択で
きる。これら細み合わせの例としては、たとえば、ポー
ルタック法粘着性が1以上の2エチルヘキシルアクリル
レート/メチルアクリルレート共重合体、2−エチルヘ
キシルアクリレート/酢酸ビニル共重合体、ブチルアク
リレート重合体、プチルアクリレート/エチルアクリレ
ート共重合体、プチルアクリレート/スチレン共重合体
、2ーェチルヘキシアクリレート/メチルメタアクリレ
ート共重合体、2ーェチルヘキシルアクリレートノスチ
レン共重合体、2ーェチルヘキシルアクリーレート/ア
クリロニトリル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合
体、2エチルヘキシアクリレート/エチルアクリレート
酢酸ビニル共重合体、2エチルヘキシルアクリレート/
酢酸ビニル/アクリル酸共重合体、2エチルヘキシルア
クリレート/スチレンノメタアクリル酸共重合体、2エ
チルヘキシルァクリレート/メチルァクリレート/酢酸
ビニル/アクリル酸共重合体、2エチルヘキシルアクリ
レート/メチルメタアクリレート/アクリロニトリル共
重合体、プチルアクリレート/エチルアクリレートノメ
チルメタアクリレート共重合体、さらに、これらの任意
の混合物などをあげることができる。本発明方法におい
ては、上述の如きボールタック法粘着性が1以上のアク
リル酸もしくはメタアクリル酸のアルキルェステル系重
合体もしくは共重合体ェマルジョンを、構造物素地の表
面に施す。
テルの例としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル
の如きアクリル酸アルキルヱステル類及びメタアクリル
酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸プチ
ル、メタアクリル酸オクチル、メタアクリル酸トリデシ
ルの如きメタアクリル酸アルキルェステル類を例示する
ことができる。更に、上記例示の如きアクリル酸もしく
はメタアクリル酸のアルキルェステルもしくはこれらの
任意の組み合わせのほかに、これら成分と併用してよい
他の共単量体の例としては、たとえば、アクリル酸、メ
タアクリル酸、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ヴアーサチック酸ビニルの如
き非ハロゲン化ビニル化合物類、塩化ビニル、塩化ピニ
リデンの如きハロゲン化ビニル類、エチレン、プロピレ
ンの如きオレフィン類、フマル酸のジアルキルヱステル
類、マレィン酸のジアルキルェステル類、ブタジヱン、
ィソプレンの如きジオレフィン類、メチルビニルェーテ
ルの如きビニルェーテル類、及びこれらの任意の組み合
わせを例示することができる。又、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体としてはボールタック法粘着性が1以上のも
の例えば酢酸ビニル含量が約65重量%以上の共重合体
が利用できる。上記エチレンの一部をプロピレンに代換
でき、また上記酢酸ビニルの一部を塩化ビニルや塩化ビ
ニリデンに代換できる。上記アクリル酸もしくはメタア
クリル酸のアルキルェステルもしくは酢酸ビニル及び共
単量体及び使用量はボールタック法粘着性が1以上とな
るように、それらの組み合わせを実験的に容易に選択で
きる。これら細み合わせの例としては、たとえば、ポー
ルタック法粘着性が1以上の2エチルヘキシルアクリル
レート/メチルアクリルレート共重合体、2−エチルヘ
キシルアクリレート/酢酸ビニル共重合体、ブチルアク
リレート重合体、プチルアクリレート/エチルアクリレ
ート共重合体、プチルアクリレート/スチレン共重合体
、2ーェチルヘキシアクリレート/メチルメタアクリレ
ート共重合体、2ーェチルヘキシルアクリレートノスチ
レン共重合体、2ーェチルヘキシルアクリーレート/ア
クリロニトリル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合
体、2エチルヘキシアクリレート/エチルアクリレート
酢酸ビニル共重合体、2エチルヘキシルアクリレート/
酢酸ビニル/アクリル酸共重合体、2エチルヘキシルア
クリレート/スチレンノメタアクリル酸共重合体、2エ
チルヘキシルァクリレート/メチルァクリレート/酢酸
ビニル/アクリル酸共重合体、2エチルヘキシルアクリ
レート/メチルメタアクリレート/アクリロニトリル共
重合体、プチルアクリレート/エチルアクリレートノメ
チルメタアクリレート共重合体、さらに、これらの任意
の混合物などをあげることができる。本発明方法におい
ては、上述の如きボールタック法粘着性が1以上のアク
リル酸もしくはメタアクリル酸のアルキルェステル系重
合体もしくは共重合体ェマルジョンを、構造物素地の表
面に施す。
好ましくは、表面1で当り樹脂固形分約1タ以上50タ
未満の低施工量、一層好ましくは約1タ以上約400タ
以上の低施工量で施す。施工手段それ自体にはとくべつ
な制約はなく、ハケ塗り、ローラー塗り、吹きつけ、そ
の他公知の施工手段が利用できる。上記ェマルジョソを
施したのち、セメント及び/又は石膏含有仕上材層を施
す。この際、前記従釆提案においては、ェマルジョンを
半乾燥状態となして、仕上村層を施工する必要があった
が、本発明方法においてはそのような制約はなく、乾燥
後施工することができ、むしろその方が好まみし、結果
を与える。仕上村層はセメント及び/又は石膏の他に充
填材、着色材、可塑剤等の配合材料を含有していてよく
、本発明方法においては、少なくとも難燃性無機もしく
は有機充填材を含有せしめて仕上材層の利用が好ましい
。
未満の低施工量、一層好ましくは約1タ以上約400タ
以上の低施工量で施す。施工手段それ自体にはとくべつ
な制約はなく、ハケ塗り、ローラー塗り、吹きつけ、そ
の他公知の施工手段が利用できる。上記ェマルジョソを
施したのち、セメント及び/又は石膏含有仕上材層を施
す。この際、前記従釆提案においては、ェマルジョンを
半乾燥状態となして、仕上村層を施工する必要があった
が、本発明方法においてはそのような制約はなく、乾燥
後施工することができ、むしろその方が好まみし、結果
を与える。仕上村層はセメント及び/又は石膏の他に充
填材、着色材、可塑剤等の配合材料を含有していてよく
、本発明方法においては、少なくとも難燃性無機もしく
は有機充填材を含有せしめて仕上材層の利用が好ましい
。
斯かる充填材の例としては、好ましくはグラスウール、
ロックウール、アスベストなどの無機繊維状充填材があ
げられ、更にシラスバルーン、競蛭石、雲母粉末などの
無機充填材及び天然もしくは合成繊維、木毛、木粉の如
き繊維状もしくは粉末状有機充填材をあげることができ
る。これら充填材の中でも難燃性材料の利用が好ましい
。モルタルもしくはプラスター基材に対するこれら充填
剤の使用量は適宜に選択できるが、仕上材重量に基づい
て好ましくは約30〜約95重量%、一層好ましくは、
約50〜約85重量%程度である。仕上材層も任意の手
段で施工することができ吹きつけ、コテ塗り、。
ロックウール、アスベストなどの無機繊維状充填材があ
げられ、更にシラスバルーン、競蛭石、雲母粉末などの
無機充填材及び天然もしくは合成繊維、木毛、木粉の如
き繊維状もしくは粉末状有機充填材をあげることができ
る。これら充填材の中でも難燃性材料の利用が好ましい
。モルタルもしくはプラスター基材に対するこれら充填
剤の使用量は適宜に選択できるが、仕上材重量に基づい
て好ましくは約30〜約95重量%、一層好ましくは、
約50〜約85重量%程度である。仕上材層も任意の手
段で施工することができ吹きつけ、コテ塗り、。
ーラー塗りなどの手段で施すことができ、さらに、ロー
ラーがけ、コテおさえなどの仕上材層の仕上げを行うこ
とができる。更に、所望により、上述のようにして施工
された上に追加の仕上げもしくは装飾仕上げなどを行う
ことができ、当業者の容易に施工変更可能なところであ
る。本発明方法によれば、例えば、カラートタン板、防
錆塗装された鉄板類などの如き、従来、セメント及び/
又は石膏含有仕上村層を強固に施すことが、実際上でき
ず、素地にアンカーピンの埋設など煩雑且つ不利益な付
加手段を施しても満足し得る上記仕上げ村層施工ができ
なかった素地を包含して広汎な構造物素地に対して、優
れた施工を行うことが可能となる。
ラーがけ、コテおさえなどの仕上材層の仕上げを行うこ
とができる。更に、所望により、上述のようにして施工
された上に追加の仕上げもしくは装飾仕上げなどを行う
ことができ、当業者の容易に施工変更可能なところであ
る。本発明方法によれば、例えば、カラートタン板、防
錆塗装された鉄板類などの如き、従来、セメント及び/
又は石膏含有仕上村層を強固に施すことが、実際上でき
ず、素地にアンカーピンの埋設など煩雑且つ不利益な付
加手段を施しても満足し得る上記仕上げ村層施工ができ
なかった素地を包含して広汎な構造物素地に対して、優
れた施工を行うことが可能となる。
斯かる構造物素地の例としては、コンクリート、発泡コ
ンクリートの如きコンクリート類:これらコンクリート
上にモルタル仕上げされたモルタル仕上げコンクリート
類:スレート板、塗装スレートの如きスレート類:木毛
その他有機繊維充填材含有の木毛セメント板類:鉄骨、
鉄板、これらの防錆塗装品の如き鉄骨類:カラー塗装さ
れたもし〈はされない折板、液トタン、平トタンなどの
如きトタン類:ラス張り鉄板類:アルミ枠、アルミ板、
アルミサッシュの如きアルミ材類:ベニヤ板その他の合
板類:布貼り壁材類:プラスターボード類:発泡樹脂板
類及び樹脂板類の如き広汎な構造物素地を例示できる。
次に、比較例をまじえ、実施例により本発明方法実施の
数例について更に詳しく説明する。
ンクリートの如きコンクリート類:これらコンクリート
上にモルタル仕上げされたモルタル仕上げコンクリート
類:スレート板、塗装スレートの如きスレート類:木毛
その他有機繊維充填材含有の木毛セメント板類:鉄骨、
鉄板、これらの防錆塗装品の如き鉄骨類:カラー塗装さ
れたもし〈はされない折板、液トタン、平トタンなどの
如きトタン類:ラス張り鉄板類:アルミ枠、アルミ板、
アルミサッシュの如きアルミ材類:ベニヤ板その他の合
板類:布貼り壁材類:プラスターボード類:発泡樹脂板
類及び樹脂板類の如き広汎な構造物素地を例示できる。
次に、比較例をまじえ、実施例により本発明方法実施の
数例について更に詳しく説明する。
尚、以下の例において特記しない場合には部及び%は重
量%を示す。尚、本発明において、ポールタツク粘着性
、粘度、施工量、施工適性、接着力、耐震接着力は、下
記のテスト及び評価方法に従う。ボールタック粘着性:
ーガラス坂上に長さ10仇肋、乾燥膜厚25仏になるよ
うに、ェマルジョンを均一に塗布し、25q0で24時
間乾燥する。
量%を示す。尚、本発明において、ポールタツク粘着性
、粘度、施工量、施工適性、接着力、耐震接着力は、下
記のテスト及び評価方法に従う。ボールタック粘着性:
ーガラス坂上に長さ10仇肋、乾燥膜厚25仏になるよ
うに、ェマルジョンを均一に塗布し、25q0で24時
間乾燥する。
20ooの雰囲気中で、このガラス板を水平方向に対し
て、300傾斜させ、ェマルジョン塗膜の上端より、ガ
ラス坂上100側上の位置より、クロムメッキを施した
鉄製のポールを、ガラス板に沿って自由落下させて、こ
ろがした際、該ェマルジョン塗膜上で停止する最大径の
ボールの番号をもってボールタック粘着性として表示す
る。
て、300傾斜させ、ェマルジョン塗膜の上端より、ガ
ラス坂上100側上の位置より、クロムメッキを施した
鉄製のポールを、ガラス板に沿って自由落下させて、こ
ろがした際、該ェマルジョン塗膜上で停止する最大径の
ボールの番号をもってボールタック粘着性として表示す
る。
ボ−ル番号は、ボールの直径(インチ)×32で表わさ
れたものである。粘度:− B型回転粘度計20回転/分、25qoで測定した。
れたものである。粘度:− B型回転粘度計20回転/分、25qoで測定した。
施工量:−希釈されたェマルジョンを塗布するに際して
、その時のェマルジョンの不揮発分をa%、ェマルジョ
ンの塗布量をWg、塗布面積をS〆とすると細量‘ま穂
で表わされる。
、その時のェマルジョンの不揮発分をa%、ェマルジョ
ンの塗布量をWg、塗布面積をS〆とすると細量‘ま穂
で表わされる。
施工適性:−
垂直に立てた素地面にェマルジョンを所定量吹付け塗装
した際、スプレーガンからのェマルジョンの吐出しの易
さ、糸曳き性、塗布面でのェマルジョンのタレ、均一な
塗装のしやすさなどの観点から評価した。
した際、スプレーガンからのェマルジョンの吐出しの易
さ、糸曳き性、塗布面でのェマルジョンのタレ、均一な
塗装のしやすさなどの観点から評価した。
接着力:−
アクリル塗装した厚さ0.3側の鉄板に、ェマルジョン
を所定量吹付け塗装した後、2500で2■時間乾燥す
る。
を所定量吹付け塗装した後、2500で2■時間乾燥す
る。
乾燥後仕上材層(ロックウール:ボルトランドセメント
=7:3一重量比−の混合物)を、セリベットスーパー
の如き、吹付け機によつて、セメントの約2倍量の水と
同様に吹付け、軽くコテ押さえをし、厚さ約15柳位(
養生後比重0.2〜0.3)とし、室温下に28日間養
生する。養性後仕上材層表面から、直径8比吻の同筒状
の素地面に達する切りこみをいれる。この特にできる円
形状の仕上げ材層表面に同寸法のフック付円板をェポキ
シ樹脂により接着する。試料を水平下向きに保ち、フッ
クに荷重を垂直方向に40〜30夕/secの速度で加
え、仕上げ材層がはくり落下した時の合計荷重を接着力
とした。耐震接着力:− 前述の接着力試験においてと同様の方法で得た仕上げ材
層を10qC雰囲気中で水平下向きにし、垂直方向に振
幅8物、振動数約1000サイクル/分の振動を最高3
0餌寺記与え、仕上げ材層の接着剤表面からのはくり、
落下などの異常を観察した。
=7:3一重量比−の混合物)を、セリベットスーパー
の如き、吹付け機によつて、セメントの約2倍量の水と
同様に吹付け、軽くコテ押さえをし、厚さ約15柳位(
養生後比重0.2〜0.3)とし、室温下に28日間養
生する。養性後仕上材層表面から、直径8比吻の同筒状
の素地面に達する切りこみをいれる。この特にできる円
形状の仕上げ材層表面に同寸法のフック付円板をェポキ
シ樹脂により接着する。試料を水平下向きに保ち、フッ
クに荷重を垂直方向に40〜30夕/secの速度で加
え、仕上げ材層がはくり落下した時の合計荷重を接着力
とした。耐震接着力:− 前述の接着力試験においてと同様の方法で得た仕上げ材
層を10qC雰囲気中で水平下向きにし、垂直方向に振
幅8物、振動数約1000サイクル/分の振動を最高3
0餌寺記与え、仕上げ材層の接着剤表面からのはくり、
落下などの異常を観察した。
実施例 1櫨群機付2そ反応器に水400夕、ポリオキ
シェチレンノニルフエニルエーテル(エチレンオキサィ
ド付加モル数30)15夕、ドデシルベンゼンスルホン
酸ソーダ8夕を入れ、加熱溶解した後、反応器内を窒素
置換し70qCに保った。
シェチレンノニルフエニルエーテル(エチレンオキサィ
ド付加モル数30)15夕、ドデシルベンゼンスルホン
酸ソーダ8夕を入れ、加熱溶解した後、反応器内を窒素
置換し70qCに保った。
2−エチルヘキシルアクリレート250夕、エチルアク
リレート125夕、酢酸ビニル125夕の混合モノマー
を4時間で、また5%過硫酸アンモニウム水溶液50夕
、5%メタ車亜硫酸ソーダ水溶液50夕をそれぞれ7時
間で連続的に反応器に添加、重合し、ェマルジョンを得
た。
リレート125夕、酢酸ビニル125夕の混合モノマー
を4時間で、また5%過硫酸アンモニウム水溶液50夕
、5%メタ車亜硫酸ソーダ水溶液50夕をそれぞれ7時
間で連続的に反応器に添加、重合し、ェマルジョンを得
た。
このェマルジョンフィルムから得られるボールタックを
測定し、また水で希釈して、表1に示したような粘度、
吹付量でアクリル塗装したカラー鉄板素地にスプレーガ
ンを用いて吹付け乾燥したのち、ロックウール:セメン
ト=7:3(重量比)の濠合仕上材(セメントに対する
水の量3:5)を別記の如く吹付けた。結果について表
1に示した。実施例 2〜4、比較例1〜2 実施例1でモノマー組成を表1に示したように変えた以
外は同様の方法で反応を行いェマルジョンを得た。
測定し、また水で希釈して、表1に示したような粘度、
吹付量でアクリル塗装したカラー鉄板素地にスプレーガ
ンを用いて吹付け乾燥したのち、ロックウール:セメン
ト=7:3(重量比)の濠合仕上材(セメントに対する
水の量3:5)を別記の如く吹付けた。結果について表
1に示した。実施例 2〜4、比較例1〜2 実施例1でモノマー組成を表1に示したように変えた以
外は同様の方法で反応を行いェマルジョンを得た。
実施例1と同様に吹付けその結果を表1に示した。実施
例 5〜11、比較例3〜6 表1の組成のモノマーを用い乳化重合法により調整され
たェマルジョンを使用した。
例 5〜11、比較例3〜6 表1の組成のモノマーを用い乳化重合法により調整され
たェマルジョンを使用した。
なお比較例4は市販のSBRェマルジョンである。表1
(註) 2EHA−・・・2エチルヘキシルァクリレー
トBA・・・・・・ブチルアクリレートEA・・・・・
・エチルアクリレート MA・・・・・・メチルアクリレート AA・・・・・・アクリル酸 MA・・・・・・メタァクリル酸 AN・・・・・・アクリロニトリル Et・・・・・・エチレン MMA・・・・・メチルメタアクリレートVAc・・・
・・酢酸ピニル St・・・・・・スチレン *以上(>)は仕上層が破壊したことを示す。
トBA・・・・・・ブチルアクリレートEA・・・・・
・エチルアクリレート MA・・・・・・メチルアクリレート AA・・・・・・アクリル酸 MA・・・・・・メタァクリル酸 AN・・・・・・アクリロニトリル Et・・・・・・エチレン MMA・・・・・メチルメタアクリレートVAc・・・
・・酢酸ピニル St・・・・・・スチレン *以上(>)は仕上層が破壊したことを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構造物素地の表面に、セメント及び/又は石膏を含
む仕上材層を施工するに際し、ボールタツク法粘着性が
1以上のアクリル酸−もしくはメタアクリル酸−アルキ
ルエステル系重合体もしくは共重合体もしくはエチレン
−酢酸ビニル共重合体エマルジヨンを施したのち、該仕
上材層を施すことを特徴とする構造物仕上材施工方法。 2 該エマルジヨンがアクリル酸もしくはメタアクリル
酸のC_3以上のアルキルエステルを含有する重合体も
しくは共重合体であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の方法。3 該エマルジヨンの粘度が1セン
チポイズ以上50センチポイズ未満であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 該エマルジヨンが該表面1m^2当り樹脂固形分1
g以上50g未満の車で施されることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。 5 該構造物素地が、セメント類、金属類、木材類もし
くは樹脂類で形成された素地である特許請求の範囲第1
項記載の方法。 6 該仕上材が難燃性無機充填材もしくは難燃性有機充
填材を含有する仕上材である特許請求の範囲第1項記載
の方法。 7 該充填材が、グラスウール、ロツクウール、アスペ
スト、シラスバルーンもしくは焼成蛭石である特許請求
の範囲第6項記載の方法。 8 該構造物素地が、コンクリート類、モルタル仕上げ
コンクリート類、スレート類、木毛セメント板類、鉄骨
類、トタン類、ラス張り鉄板類、アルミ材類、合板類、
布貼り塗材類、プラスターボド類、発泡樹脂板類及び樹
脂板類よりなる群からえらばれた素地である特許請求の
範囲第5項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2375777A JPS6037832B2 (ja) | 1977-03-07 | 1977-03-07 | 構造物仕上材層施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2375777A JPS6037832B2 (ja) | 1977-03-07 | 1977-03-07 | 構造物仕上材層施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53109532A JPS53109532A (en) | 1978-09-25 |
JPS6037832B2 true JPS6037832B2 (ja) | 1985-08-28 |
Family
ID=12119189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2375777A Expired JPS6037832B2 (ja) | 1977-03-07 | 1977-03-07 | 構造物仕上材層施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037832B2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-07 JP JP2375777A patent/JPS6037832B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53109532A (en) | 1978-09-25 |
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