JPS6037496Y2 - 水処理装置用操作弁 - Google Patents
水処理装置用操作弁Info
- Publication number
- JPS6037496Y2 JPS6037496Y2 JP5855483U JP5855483U JPS6037496Y2 JP S6037496 Y2 JPS6037496 Y2 JP S6037496Y2 JP 5855483 U JP5855483 U JP 5855483U JP 5855483 U JP5855483 U JP 5855483U JP S6037496 Y2 JPS6037496 Y2 JP S6037496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- valve seat
- cylindrical
- supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は水処理装置用を切替操作弁に関し、弁体の三
位置間の個別移動で三種類の流体通路を切替え得ること
を目的としたものである。
位置間の個別移動で三種類の流体通路を切替え得ること
を目的としたものである。
従来、濾過、軟水化或いは除鉄処理などを行う水処理装
置は、最低でも三種類の流体通路を必要としており、こ
れを単一の弁を用いて構成すると、5個の開閉弁を必要
としていた。
置は、最低でも三種類の流体通路を必要としており、こ
れを単一の弁を用いて構成すると、5個の開閉弁を必要
としていた。
又各流体通路の切替が単一の弁で行えるようにしたロー
タリ一式又はスライド式の操作弁も提案されているが、
これらの単一弁では、通路を切替える弁体の移動を3位
置間で行わなければならず、弁体の移動に精度を要求さ
れ、かつシールも難しくなると共に、構造も複雑化する
問題点があった。
タリ一式又はスライド式の操作弁も提案されているが、
これらの単一弁では、通路を切替える弁体の移動を3位
置間で行わなければならず、弁体の移動に精度を要求さ
れ、かつシールも難しくなると共に、構造も複雑化する
問題点があった。
然るにこの考案は、筒状の弁筺体内に、第一弁体と第二
弁体の二つの弁体を個別摺動自在に設けて、両弁体の2
位置間の移動の組合せで、三種類の流体通路を切替え得
るようにしたので、シール構造のみならず、全体の構造
を簡易化すると共に、弁体の移動が2位置間である結果
として、弁体の移動に精度を要求されることなく確実な
切替ができ、自動化を容易とし、前記従来の問題点を解
決することに成功したのである。
弁体の二つの弁体を個別摺動自在に設けて、両弁体の2
位置間の移動の組合せで、三種類の流体通路を切替え得
るようにしたので、シール構造のみならず、全体の構造
を簡易化すると共に、弁体の移動が2位置間である結果
として、弁体の移動に精度を要求されることなく確実な
切替ができ、自動化を容易とし、前記従来の問題点を解
決することに成功したのである。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1は筒状の弁筐体で、積層した3個の環状胴2.
3. 4の上部に帽体状の上部胴5を重ね、下部に帽体
状の下部胴6を重ねると共に、上部および上部胴5,6
の外側フランジ、7.8に挿通した数本のボルト9にナ
ツト10を夫々緊締して一体化されている。
3. 4の上部に帽体状の上部胴5を重ね、下部に帽体
状の下部胴6を重ねると共に、上部および上部胴5,6
の外側フランジ、7.8に挿通した数本のボルト9にナ
ツト10を夫々緊締して一体化されている。
前記環状胴2. 3. 4および上、下部胴5,6の側
壁には、夫々給排口11.12,13,14.15が形
成してあり、各給排口11,12,13,14,15に
は、管路16.16が夫々連設されて管路端のフランジ
17.17を介して外部配管を接続できるようになって
いる。
壁には、夫々給排口11.12,13,14.15が形
成してあり、各給排口11,12,13,14,15に
は、管路16.16が夫々連設されて管路端のフランジ
17.17を介して外部配管を接続できるようになって
いる。
そして前記環状胴3の上下端縁および、上部胴5の下端
縁並びに下部胴6の上端縁は、弁筐体1内において夫々
環状の弁座を形成するようになっており、前記5個の給
排口11,12.13,14.15の各境界部に位置し
て、第一弁座18、第二弁座19、第三弁座20、第四
弁座21を構成している。
縁並びに下部胴6の上端縁は、弁筐体1内において夫々
環状の弁座を形成するようになっており、前記5個の給
排口11,12.13,14.15の各境界部に位置し
て、第一弁座18、第二弁座19、第三弁座20、第四
弁座21を構成している。
前記弁筐体1の中心軸上には、上部胴5側から嵌挿した
弁棒22と、下部胴6側から嵌挿した弁棒23が夫々摺
動自在に配置されて、弁棒22には上下端部に環状鍔2
4a、24bを有し、内側が流体通路となる筒状の第一
弁体25を取付けると共に、弁棒23には円盤状の第二
弁体26を取付ける。
弁棒22と、下部胴6側から嵌挿した弁棒23が夫々摺
動自在に配置されて、弁棒22には上下端部に環状鍔2
4a、24bを有し、内側が流体通路となる筒状の第一
弁体25を取付けると共に、弁棒23には円盤状の第二
弁体26を取付ける。
第一弁体25の上部環状鍔24aは、前記第一弁座18
と第二弁座19に離接して夫々弁機能が発揮できるよう
に、その内外径が第一弁座18、第二弁座19と共に選
定され、上下面にはバッキング27.28が夫々張設さ
れている。
と第二弁座19に離接して夫々弁機能が発揮できるよう
に、その内外径が第一弁座18、第二弁座19と共に選
定され、上下面にはバッキング27.28が夫々張設さ
れている。
又下部環状鍔24bは、前記第三弁座20に離接して弁
機能が発揮できるように、その内外径が第三弁座20と
共に選定され、上面にバッキング29が張設されている
。
機能が発揮できるように、その内外径が第三弁座20と
共に選定され、上面にバッキング29が張設されている
。
一方第二弁体26は、第一弁体25を構成した筒体の下
端縁と、前記第四弁座21に離接して、夫々弁機能が発
揮できるようにその外径が、前記筒体および第四弁座2
1と共に選定されて、上下面にはバッキング30.31
が夫々張設されている。
端縁と、前記第四弁座21に離接して、夫々弁機能が発
揮できるようにその外径が、前記筒体および第四弁座2
1と共に選定されて、上下面にはバッキング30.31
が夫々張設されている。
図中32は前記上部胴5および下部胴6の外側に設けた
弁棒ガイドであって、前記弁棒22,23が弁筐体1の
中心軸上で円滑に摺動できるように案内する為のもので
ある。
弁棒ガイドであって、前記弁棒22,23が弁筐体1の
中心軸上で円滑に摺動できるように案内する為のもので
ある。
次に上記実施例の水処理装置用操作弁を濾過装置に使用
した例を第3図乃至第5図に基づいて説明する。
した例を第3図乃至第5図に基づいて説明する。
濾過タンク33は図示の如く、前記環状胴2,4の給排
口12,14に連通ずるように配管34.35で接続さ
れる一方、原水配管36が環状胴3の給排口13に連通
するように接続されている。
口12,14に連通ずるように配管34.35で接続さ
れる一方、原水配管36が環状胴3の給排口13に連通
するように接続されている。
また処理水配管37が下部胴6の給排口15に連通する
ように接続されると共に、排水配管38が上部胴5の給
排口11に連通するように接続されている。
ように接続されると共に、排水配管38が上部胴5の給
排口11に連通するように接続されている。
次に前記第一弁体25と第二弁体26は、第3図乃至第
5図に示した如く上昇位置および下降位置の2位置のう
ち何れかの位置を占めて使用される。
5図に示した如く上昇位置および下降位置の2位置のう
ち何れかの位置を占めて使用される。
第3図は第一弁体25および第二弁体26が何れも上昇
位置を占めた状態で、原水は環状胴3から矢示39のよ
うに流れて環状胴2を経て濾過タンク33に至り、該部
で濾過されて処理水となり、該処理水は環状胴4から矢
示40のように流れ、下部胴6を経て処理水配管37側
へ導かれる。
位置を占めた状態で、原水は環状胴3から矢示39のよ
うに流れて環状胴2を経て濾過タンク33に至り、該部
で濾過されて処理水となり、該処理水は環状胴4から矢
示40のように流れ、下部胴6を経て処理水配管37側
へ導かれる。
第4図は第一弁体25および第二弁体26が何れも下降
位置を占めた状態で、原水は環状胴3から矢示41のよ
うに流れて環状胴4を経て濾過タンク33に至る。
位置を占めた状態で、原水は環状胴3から矢示41のよ
うに流れて環状胴4を経て濾過タンク33に至る。
これによって濾過タンク33は逆流され、逆洗に使用さ
れた原水は、環状胴2からから矢示42のように流れ、
上部胴5を経て排水配管38側へ導かれて排水される。
れた原水は、環状胴2からから矢示42のように流れ、
上部胴5を経て排水配管38側へ導かれて排水される。
第5図は第一弁体25が上昇位置にあり、第二弁体26
が下降位置を占めた状態で、原水は環状胴3から矢示4
3のように流れ、環状胴2を経て濾過タンク33に至る
。
が下降位置を占めた状態で、原水は環状胴3から矢示4
3のように流れ、環状胴2を経て濾過タンク33に至る
。
これによって濾過タンク33は、上記で逆洗されたもの
を洗浄することができ、洗浄水は環状胴4から矢示44
のように第一弁体25の筒体内部を通って上部胴5に至
り、排水配管38側へ排水される。
を洗浄することができ、洗浄水は環状胴4から矢示44
のように第一弁体25の筒体内部を通って上部胴5に至
り、排水配管38側へ排水される。
この洗浄が終了した後、第二弁体26を上昇位置まで移
動させれば、第3図の状態に戻り、原水の処理が可能の
状態に復帰する。
動させれば、第3図の状態に戻り、原水の処理が可能の
状態に復帰する。
上記は濾過装置に使用した場合について説明したが、軟
水化装置でも前記第5図の状態で処理タンク(濾過タン
ク33に代えて接続される)に流す水の質と量を変更す
れば良く、基本的には、上記の如くの切替えによって装
置を操作することができる。
水化装置でも前記第5図の状態で処理タンク(濾過タン
ク33に代えて接続される)に流す水の質と量を変更す
れば良く、基本的には、上記の如くの切替えによって装
置を操作することができる。
除鉄処理装置も基本的操作は同様である。
尚、弁座と弁体の構造は実施例の構造に限定されるもの
ではなく、弁座側にバッキングを設けたものや、弁座と
弁体の双方の摺り合せてシール機能を発揮させる構造等
、通常採用されるもので構成することもできる。
ではなく、弁座側にバッキングを設けたものや、弁座と
弁体の双方の摺り合せてシール機能を発揮させる構造等
、通常採用されるもので構成することもできる。
即ちこの考案によれば、弁筺体内に第一弁体と第二弁体
の2個の弁体を夫々個別摺動可能に配置して、両弁体の
取り得る2位置を組合せて、弁筺体内に三系統の流体通
過通路を形威し得るようにしたので、全体の弁構造を簡
素とし、かつシール構造も単純化でき、故障のおそれの
少い操作弁を安価に製造し得る効果がある。
の2個の弁体を夫々個別摺動可能に配置して、両弁体の
取り得る2位置を組合せて、弁筺体内に三系統の流体通
過通路を形威し得るようにしたので、全体の弁構造を簡
素とし、かつシール構造も単純化でき、故障のおそれの
少い操作弁を安価に製造し得る効果がある。
又弁体の移動は2位置間である為、自動化も容易にでき
る効果がある。
る効果がある。
弁筐体を各給排口毎に独立する部材、即ち環状胴および
上、下部胴を積層して一体的に構成すれば、製造、組立
を容易にできる効果がある。
上、下部胴を積層して一体的に構成すれば、製造、組立
を容易にできる効果がある。
第1図はこの考案の実施例の縦断面図、第2図は同じ〈
実施例の第一弁体の斜視図、第3図乃至第5図は同じ〈
実施例の使用状態における説明図である。 1・・・・・・弁筐体、2. 3.4・・・・・・環状
胴、5・・曲上部胴、6・・・・・・下部胴、11.
12. 13. 14.15・・・・・・給排口、18
・・・・・・第一弁座、19・・・・・・第二弁座、2
0・・・・・・第三弁座、21・・・・・・第四弁座、
22 、23−−−−−−弁棒、24 a、 24 b
=環状鍔、25・・・・・・第一弁体、26・・・・・
・第二弁体。
実施例の第一弁体の斜視図、第3図乃至第5図は同じ〈
実施例の使用状態における説明図である。 1・・・・・・弁筐体、2. 3.4・・・・・・環状
胴、5・・曲上部胴、6・・・・・・下部胴、11.
12. 13. 14.15・・・・・・給排口、18
・・・・・・第一弁座、19・・・・・・第二弁座、2
0・・・・・・第三弁座、21・・・・・・第四弁座、
22 、23−−−−−−弁棒、24 a、 24 b
=環状鍔、25・・・・・・第一弁体、26・・・・・
・第二弁体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 筒状の弁筐体側壁に5個の給排口を順次5段に形威
し、弁筐体内側の各給排口間には第一乃至第四の弁座を
環状に形成すると共に、前記弁筐体の中心軸上に弁体付
の弁棒を嵌挿した操作弁において、前記弁棒は独立摺動
できる二本の弁棒よりなり、一方の弁棒には第一弁座お
よび第二弁座と離接する環状鍔と、第三弁座と離接する
環状鍔を夫々端部に設け、内側が流体通路となる筒状の
第一弁体を嵌挿固着し、他方の弁棒には第一弁体の筒部
端縁および第四弁座と離接できる円盤状の第二弁体を固
着し、前記各弁棒は夫々駆動部材と連結され、前記第一
弁体および第二弁体が夫々対応する弁座と離接できるよ
うに構成したことを特徴とする水処理装置用操作弁。 2 筒状の弁筐体は、各給排口毎に独立する部材を順次
積層し、一体的に締付固定して構成した実用新案登録請
求の範囲第1項記載の水処理装置用操作弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5855483U JPS6037496Y2 (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 水処理装置用操作弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5855483U JPS6037496Y2 (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 水処理装置用操作弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59164876U JPS59164876U (ja) | 1984-11-05 |
JPS6037496Y2 true JPS6037496Y2 (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=30188835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5855483U Expired JPS6037496Y2 (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 水処理装置用操作弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037496Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-04-19 JP JP5855483U patent/JPS6037496Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59164876U (ja) | 1984-11-05 |
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