JPS6037363B2 - ごみ焼却装置 - Google Patents
ごみ焼却装置Info
- Publication number
- JPS6037363B2 JPS6037363B2 JP55164403A JP16440380A JPS6037363B2 JP S6037363 B2 JPS6037363 B2 JP S6037363B2 JP 55164403 A JP55164403 A JP 55164403A JP 16440380 A JP16440380 A JP 16440380A JP S6037363 B2 JPS6037363 B2 JP S6037363B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- exhaust gas
- waste heat
- heat boiler
- incinerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chimneys And Flues (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はごみ焼却炉に関する。
最近では、中郡市においてごみ焼却炉の余熱利用が高ま
っている。
っている。
しかし、余熱利用先〔温室用、融雪用、地域暖房用など
〕は季節と日変動が大きいため、発電利用でない限り従
来では蒸気コソデンサを設け、余った発生蒸気を蒸気コ
ンデンサで冷却しているのが現状である。第１図は従来
のごみ焼却プラントを示し、１は廃棄物２を焼却する焼
却炉、３は廃熱ボィラで、焼却炉１の排ガス４の熱を回
収して排ガスを冷却する。
〕は季節と日変動が大きいため、発電利用でない限り従
来では蒸気コソデンサを設け、余った発生蒸気を蒸気コ
ンデンサで冷却しているのが現状である。第１図は従来
のごみ焼却プラントを示し、１は廃棄物２を焼却する焼
却炉、３は廃熱ボィラで、焼却炉１の排ガス４の熱を回
収して排ガスを冷却する。
５は廃熱ボィラ３を介して冷却された排ガスの除塵を行
う電気集塵器、６は煙突で、電気集塵器５との間には誘
引通風機７が介接されている。
う電気集塵器、６は煙突で、電気集塵器５との間には誘
引通風機７が介接されている。
８は余熱利用先、９は蒸気コンデンサ、１０は給水タン
ク、１１は給水ポンプ、１２は復水の流路、１３は蒸気
の流路を示す。
ク、１１は給水ポンプ、１２は復水の流路、１３は蒸気
の流路を示す。
先ず廃熱ボィラ３へは、給水タンク１０から給水ポンプ
１１を介して復水が供給され、廃熱ボィラ３で熱を回収
した蒸気は余剰利用先８に供給され、余剰利用先８から
の復水は再び給水タンク１０１こもどされる。また廃熱
ポィラ３の発生蒸気の過剰分は蒸気コンデンサ９で冷却
されて給水タンク１川こもどされる。また第２図は従来
のごみ焼却プラントの他の構成を示す。１４は焼却炉１
の排ガス温度を所定温度にまで冷却する水噴射式ガス冷
却塔〔以下、水噴射塔と称す〕で、ケーシング内に前記
排ガス４を通すと共にガス冷却水供給口１５から冷却水
１６が噴射されれる。第２図において廃熱ボィラ３は水
噴射塔１４で所定温度に冷却され更に電気集塵器５を介
して除醸された排ガス４から熱を回収するよう介装され
ている。また１７は廃熱ポィラ３の排ガス流路をバイパ
スする流路に設けられたダンパー、１８は温度調節計で
、水噴射塔１４出口の排ガス温度が所定温度となるよう
バルブ１９を調節し、ガス冷却水供給ロー５への冷却水
流量を調節する。なお廃熱ボィラ３の復水と発生蒸気の
流れは第１図の場合と同様である。なお、廃熱ボィラ３
は仮想線で示すように焼却炉１と水噴射塔１４の間で排
ガス４の熱を回収するよう介装されることもある。
１１を介して復水が供給され、廃熱ボィラ３で熱を回収
した蒸気は余剰利用先８に供給され、余剰利用先８から
の復水は再び給水タンク１０１こもどされる。また廃熱
ポィラ３の発生蒸気の過剰分は蒸気コンデンサ９で冷却
されて給水タンク１川こもどされる。また第２図は従来
のごみ焼却プラントの他の構成を示す。１４は焼却炉１
の排ガス温度を所定温度にまで冷却する水噴射式ガス冷
却塔〔以下、水噴射塔と称す〕で、ケーシング内に前記
排ガス４を通すと共にガス冷却水供給口１５から冷却水
１６が噴射されれる。第２図において廃熱ボィラ３は水
噴射塔１４で所定温度に冷却され更に電気集塵器５を介
して除醸された排ガス４から熱を回収するよう介装され
ている。また１７は廃熱ポィラ３の排ガス流路をバイパ
スする流路に設けられたダンパー、１８は温度調節計で
、水噴射塔１４出口の排ガス温度が所定温度となるよう
バルブ１９を調節し、ガス冷却水供給ロー５への冷却水
流量を調節する。なお廃熱ボィラ３の復水と発生蒸気の
流れは第１図の場合と同様である。なお、廃熱ボィラ３
は仮想線で示すように焼却炉１と水噴射塔１４の間で排
ガス４の熱を回収するよう介装されることもある。
このような構成では前述のように過剰分の発生蒸気を処
理するために蒸気コソデンサ９が必要であり、この蒸気
コンデンサ９はプラント内で大きなスペースを占有し、
また騒音源ともなっているのが現状である。そこで本発
明は上記問題点を回避すべ〈成されたものであって、蒸
気コンデンサを設けずとも過剰分の発生蒸気を処理する
ことができるごみ焼却装置を提供するものである。以下
本発明の一実施例を第３図に基づいて説明する。
理するために蒸気コソデンサ９が必要であり、この蒸気
コンデンサ９はプラント内で大きなスペースを占有し、
また騒音源ともなっているのが現状である。そこで本発
明は上記問題点を回避すべ〈成されたものであって、蒸
気コンデンサを設けずとも過剰分の発生蒸気を処理する
ことができるごみ焼却装置を提供するものである。以下
本発明の一実施例を第３図に基づいて説明する。
なお、第１図および第２図と同様の作用を成すものには
同一符号を附けてその説明を省く。焼却炉１から煙突６
への排ガス放出経路中の焼却炉１と電気集塵器５の間に
は廃熱ポィラ３と水噴射塔１４とが並列接続して介菱さ
れており、水噴射塔１４の排ガス出口から下手側でかつ
前記廃熱ボィラ３との接続点２０よりも上手側に第１の
ダンパー２１が直列に介装され、また廃熱ボィラ３の排
ガス出口から下手側で前記接続点２０よりも上手側に第
２のダンパー２２が直列に介装されている。廃熱ボィラ
３の循環経路は、給水タンク１０から給水ポンプ１１を
介して廃熱ポィラ３に復水が供給され、熱回収して発生
した蒸気は蒸気供給経路２３を介して余剰利用先８へ供
給され、余熱利用先８からの復水は再び給水タンク１川
こ戻るよう形成されている。２４は前記蒸気供給経路２
３の蒸気圧を検出して前記第１、第２のダンパー２１，
２２を調節する圧力調節計である。
同一符号を附けてその説明を省く。焼却炉１から煙突６
への排ガス放出経路中の焼却炉１と電気集塵器５の間に
は廃熱ポィラ３と水噴射塔１４とが並列接続して介菱さ
れており、水噴射塔１４の排ガス出口から下手側でかつ
前記廃熱ボィラ３との接続点２０よりも上手側に第１の
ダンパー２１が直列に介装され、また廃熱ボィラ３の排
ガス出口から下手側で前記接続点２０よりも上手側に第
２のダンパー２２が直列に介装されている。廃熱ボィラ
３の循環経路は、給水タンク１０から給水ポンプ１１を
介して廃熱ポィラ３に復水が供給され、熱回収して発生
した蒸気は蒸気供給経路２３を介して余剰利用先８へ供
給され、余熱利用先８からの復水は再び給水タンク１川
こ戻るよう形成されている。２４は前記蒸気供給経路２
３の蒸気圧を検出して前記第１、第２のダンパー２１，
２２を調節する圧力調節計である。
廃熱ボィラ３の発生蒸気が余熱利用先８で過剰となるま
では、第１のダンパー２１を閉じて焼却炉１からの排ガ
ス４を廃熱ボィラ３→第２のダンパー２２→電気集塵器
５の経路で放出し、焼却炉１の処理量が増加するか、あ
るいは余熱利用先８での使用の低下によって前記発生蒸
気が過剰となると、蒸気供給経路２３の蒸気圧が通常時
よりも上昇するため、圧力調節計２４はこれを検知して
第１のダンパー２１の開度を調節し、必要以上の排ガス
４を水噴射塔１４→第１のダンパー２１→電気集塵器５
の経路で流し、所定の蒸気量を得るに必要な排ガスのみ
を廃熱ボィラ３に供給し、これによって過剰な蒸気の発
生を押える。この際、第２のダンパー、２２は圧力調節
計２４によって発生蒸気圧が安定するような関度が調整
される。またガス冷却水供Ｖ給口１５への流量を制御す
る温度調節計１８は接続点２０よりも下手側の排ガスの
温度に応じてバルブ１９を制御する。なお場合によって
は第２のダンパー２２を閉塞して第１のダンパー′２１
を開放することも可能であって、必要な時に所要量の蒸
気を適宜取り出すことができるものである。
では、第１のダンパー２１を閉じて焼却炉１からの排ガ
ス４を廃熱ボィラ３→第２のダンパー２２→電気集塵器
５の経路で放出し、焼却炉１の処理量が増加するか、あ
るいは余熱利用先８での使用の低下によって前記発生蒸
気が過剰となると、蒸気供給経路２３の蒸気圧が通常時
よりも上昇するため、圧力調節計２４はこれを検知して
第１のダンパー２１の開度を調節し、必要以上の排ガス
４を水噴射塔１４→第１のダンパー２１→電気集塵器５
の経路で流し、所定の蒸気量を得るに必要な排ガスのみ
を廃熱ボィラ３に供給し、これによって過剰な蒸気の発
生を押える。この際、第２のダンパー、２２は圧力調節
計２４によって発生蒸気圧が安定するような関度が調整
される。またガス冷却水供Ｖ給口１５への流量を制御す
る温度調節計１８は接続点２０よりも下手側の排ガスの
温度に応じてバルブ１９を制御する。なお場合によって
は第２のダンパー２２を閉塞して第１のダンパー′２１
を開放することも可能であって、必要な時に所要量の蒸
気を適宜取り出すことができるものである。
以上説明のように本発明のごみ焼却装置によると、焼却
炉から放出される排ガス放出経路中に、廃熱ボィラと水
噴射式ガス冷却塔を並列接続して介装し、廃熱ボィラか
らの発生蒸気量が過剰となった時に排ガスを水噴射式ガ
ス冷却塔に流すよう構成したため、従来のように蒸気コ
ンデンサを設けて過剰な発生蒸気を処理する必要がなく
、騒音源となる蒸気コンデンサを廃止できると共に、必
要な蒸気量を適宜取り出すことができるものである。
炉から放出される排ガス放出経路中に、廃熱ボィラと水
噴射式ガス冷却塔を並列接続して介装し、廃熱ボィラか
らの発生蒸気量が過剰となった時に排ガスを水噴射式ガ
ス冷却塔に流すよう構成したため、従来のように蒸気コ
ンデンサを設けて過剰な発生蒸気を処理する必要がなく
、騒音源となる蒸気コンデンサを廃止できると共に、必
要な蒸気量を適宜取り出すことができるものである。
第１図と第２図は従来のごみ焼却装置の構成を示し、第
３図は本発明によるごみ焼却装置の一実施例の構成図を
示す。 １・・・・・・焼却炉、３・・・・・・廃熱ボィラ、４
・・・・・・排ガス、６・・・・・・煙突、８・・・・
・・余熱利用先、１０・・・・・・給水タンク、１４・
・・・・・水噴射式ガス冷却塔、２１，２２・・・・・
・ダンパ−、２４・・…・圧力調節計。 第１図第２図 第３図
３図は本発明によるごみ焼却装置の一実施例の構成図を
示す。 １・・・・・・焼却炉、３・・・・・・廃熱ボィラ、４
・・・・・・排ガス、６・・・・・・煙突、８・・・・
・・余熱利用先、１０・・・・・・給水タンク、１４・
・・・・・水噴射式ガス冷却塔、２１，２２・・・・・
・ダンパ−、２４・・…・圧力調節計。 第１図第２図 第３図
Claims (1)
- １ 焼却炉から放出される排ガスの熱を廃熱ボイラで回
収して発生蒸気を利用するごみ焼却装置において、前記
排ガスの放出経路中に廃熱ボイラを水噴射式ガス冷却塔
を並列接続して介装し、廃熱ボイラからの発生蒸気量が
過剰となつた時に排ガスを水噴射式ガス冷却塔に流すよ
う構成したことを特徴とするごみ焼却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55164403A JPS6037363B2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | ごみ焼却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55164403A JPS6037363B2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | ごみ焼却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5787501A JPS5787501A (en) | 1982-06-01 |
| JPS6037363B2 true JPS6037363B2 (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=15792464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55164403A Expired JPS6037363B2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | ごみ焼却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6037363B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59158801U (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-24 | 川崎重工業株式会社 | ごみ焼却炉における廃熱回収装置 |
| JPS60138303A (ja) * | 1983-12-24 | 1985-07-23 | 日立造船株式会社 | ごみ焼却装置 |
-
1980
- 1980-11-20 JP JP55164403A patent/JPS6037363B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5787501A (en) | 1982-06-01 |
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