JP2002081613A - 復水回収機構 - Google Patents

復水回収機構

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JP2002081613A
JP2002081613A JP2000269896A JP2000269896A JP2002081613A JP 2002081613 A JP2002081613 A JP 2002081613A JP 2000269896 A JP2000269896 A JP 2000269896A JP 2000269896 A JP2000269896 A JP 2000269896A JP 2002081613 A JP2002081613 A JP 2002081613A
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steam
temperature
deaerator
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JP2000269896A
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Masahiko Watanabe
正彦 渡辺
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラ1からの蒸気を蒸気溜3に導く主蒸気
導入管路2と、蒸気溜3からの蒸気が凝縮した復水を復
水タンク5に導く復水管路4と、蒸気溜3から供給さ
れ、熱回収した後の戻り蒸気を復水タンク5に導く戻り
蒸気管路9と、復水タンク5に回収された復水を脱気器
7に送給する脱気器給水管路6と、脱気器7で脱気され
た脱気水をボイラ1に循環供給するボイラ給水管路8と
を備えた復水回収機構における復水タンク5内の復水温
度を許容上限温度以下に維持し、脱気器7に復水を供給
する脱気器給水ポンプ6aをキャビテーションから保護
する。 【解決手段】 戻り蒸気管路9に設けた、戻り蒸気の復
水タンク5への供給量を調節自在な戻り蒸気調節弁9a
に対して並列にバイパス管路11を設け、バイパス管路
11に脱気器給水管路6との間で熱交換自在な熱交換器
12を設け、熱交換器12へのバイパス管路11にバイ
パス管路開閉弁11aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復水回収機構に関
し、詳しくは、ボイラからの蒸気を蒸気溜に導く主蒸気
導入管路と、前記蒸気溜からの蒸気が凝縮した復水を復
水タンクに導く復水管路と、前記蒸気溜から供給され、
熱回収した後の戻り蒸気を前記復水タンクに導く戻り蒸
気管路と、前記復水タンクに回収された復水を脱気器に
送給する脱気器給水管路と、前記脱気器で脱気された脱
気水を前記ボイラに循環供給するボイラ給水管路とを備
えた復水回収機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴミ焼却設備においては、例えば
図5に示すように、ゴミを焼却した排ガスを煙突29に
導く煙道Dに、ボイラ1としての廃熱ボイラ22、その
廃熱ボイラ22で生成した蒸気を過熱する過熱器23、
ゴミ焼却炉20の二次燃焼用空気を予熱する二次空気予
熱器24、前記廃熱ボイラ22に供給するボイラ給水を
予熱する給水予熱器25、前記ゴミ焼却炉20からの排
ガスを除塵する除塵装置26、除塵後の排ガスを無害化
処理する触媒塔や湿式煙洗浄装置等の排ガス処理装置2
7、これらを経由して前記排ガスを前記煙突29に向け
て送り出す誘引送風機28等が順に配置されている。
【0003】前記廃熱ボイラ22は、ゴミを焼却して発
生する熱を回収し、生成する蒸気により発電することを
主たる目的とするもので、前記廃熱ボイラ22からの蒸
気を過熱する過熱器23と、その過熱器23で過熱した
主蒸気Sを蒸気溜3に導く主蒸気導入管路2と、前記蒸
気溜3から発電装置16の蒸気タービン16aに主蒸気
Sを導く主蒸気供給管路15と、前記蒸気タービン16
aからの排出蒸気を復水器4aを介して復水タンク5に
導く復水管路4とを設けてある。また、前記蒸気溜3
は、高圧蒸気溜14と低圧蒸気溜18とで構成してあ
り、前記主蒸気導入管路2と前記主蒸気供給管路15と
は前記高圧蒸気溜14に接続されており、前記低圧蒸気
溜18は、前記高圧蒸気溜14に減圧弁17aを介して
蒸気管路17で接続されている。さらに、前記低圧蒸気
溜18には、暖房機器、給湯設備、高温水使用設備等の
熱源として蒸気を用いる低圧蒸気使用設備に低圧蒸気S
l を供給する低圧蒸気供給管路19を接続してある。
尚、前記ゴミ焼却炉20には、火床上のゴミに前記火床
の下方から一次空気を供給する一次空気供給機構21を
備えており、その一次空気供給機構21には、一次空気
を前記高圧蒸気溜14からの蒸気により予熱する一次空
気予熱器21aが設けられている。
【0004】前記発電装置16で発電に供した後の復水
Wc を回収して再び前記廃熱ボイラ22に供給するため
に、例えば図5に示したような復水回収機構が設けられ
ている。この復水回収機構は、前記復水タンク5に回収
された復水Wc を脱気器7に供給する脱気器給水管路6
と、前記脱気器7で脱気した後の脱気水Wd を前記廃熱
ボイラ22の気水ドラム1aに還流するボイラ給水管路
8とを備えている。前記脱気器7は、飽和蒸気を復水中
に供給して脱気する形式のものが一般に使用され、その
脱気空間には、前記復水を加熱するために、前記高圧蒸
気溜14からの高圧蒸気Sh が一次空気を予熱した後に
供給される。前記脱気器給水管路6には、前記復水Wc
を前記脱気器7に送給する脱気器給水ポンプ6aを設け
てあり、前記ボイラ給水管路8には、前記脱気水Wd を
前記気水ドラム1aに送給するボイラ給水ポンプ8aを
設けてある。さらに、前記復水タンク5には、前記低圧
蒸気溜18から低圧蒸気供給管路19を経て供給された
低圧蒸気Sl が減温した後の戻り蒸気Sr を導く戻り蒸
気管路9を接続してある。前記復水器4aに回収される
復水Wc の温度は通常50〜60℃であるが、前記戻り
蒸気管路9からの戻り蒸気Sr は約160℃であり、こ
の温度は648.5kPa(6. 4ata )の飽和蒸気の
飽和温度である。前記戻り蒸気Sr は前記復水タンク5
内に至って凝縮する。この復水タンク5は、大気の流通
は断っているが、大気圧に維持されている。前記復水W
c と前記戻り蒸気Sr とは前記復水タンク5内で混合さ
れるが、通常は、前記復水タンク5内の温度は90℃以
下に維持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
復水回収機構においては、前記戻り蒸気管路9を前記復
水タンク5に接続してあるから、前記発電装置16での
使用蒸気量が減少し、これに比して前記戻り蒸気管路9
からの戻り蒸気Sr が多くなると、前記復水タンク5内
の温度が上昇し、90℃を超えるようになる結果、沸点
に近付いた復水Wc が前記脱気器給水管路6に送り出さ
れ、前記脱気器給水ポンプ6aにキャビテーションを惹
き起こす場合があるという問題を有している。そこで、
本発明の復水回収機構は、上記の問題点を解決し、復水
タンク内の復水温度を許容上限温度以下に維持して、脱
気器に復水を供給する脱気器給水ポンプをキャビテーシ
ョンから保護することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】〔本発明の特徴構成〕本発明に係る復水回
収設備は、ボイラからの蒸気を蒸気溜に導く主蒸気導入
管路と、前記蒸気溜からの蒸気が凝縮した復水を復水タ
ンクに導く復水管路と、前記蒸気溜から供給され、熱回
収した後の戻り蒸気を前記復水タンクに導く戻り蒸気管
路と、前記復水タンクに回収された復水を脱気器に送給
する脱気器給水管路と、前記脱気器で脱気された脱気水
を前記ボイラに循環供給するボイラ給水管路とを備えた
復水回収機構において、前記戻り蒸気の温度或いは量を
制限して、前記復水タンク内の復水温度を許容上限温度
以下に維持する点に特徴を有するものであり、夫々に以
下のような特徴を備えるものである。
【0008】上記の目的のための本発明に係る復水回収
設備の第1特徴構成は、請求項1に記載の如く、戻り蒸
気管路に、戻り蒸気の復水タンクへの供給量を調節自在
な戻り蒸気調節弁を設けると共に、その戻り蒸気調節弁
に並列にバイパス管路を設け、そのバイパス管路に脱気
器給水管路を通流する復水との間で熱交換自在な熱交換
器を設け、前記熱交換器への前記バイパス管路に、これ
を開閉自在なバイパス管路開閉弁を設けてある点にあ
る。
【0009】また、本発明に係る復水回収設備の第2特
徴構成は、請求項2に記載の如く、上記第1特徴構成に
加えて、復水タンク内の復水温度を検出する復水温度検
出手段を設けると共に、前記復水温度検出手段で検出し
た復水温度が許容上限温度を超えた場合に、バイパス管
路開閉弁を開弁する復水温度調節機構を設けて、前記復
水温度を前記許容上限温度以下に維持するように構成し
た点にある。
【0010】さらに、本発明に係る復水回収設備の第3
特徴構成は、請求項3に記載の如く、戻り蒸気管路に、
戻り蒸気の復水タンクへの供給量を調節自在な戻り蒸気
調節弁を設けると共に、前記戻り蒸気調節弁の上流側で
前記戻り蒸気管路から分岐して、前記戻り蒸気管路の上
流側からの戻り蒸気を脱気器に供給可能な分岐管路を設
け、その分岐管路に、これを開閉自在な分岐管路開閉弁
を設けてある点にある。
【0011】上記の目的のための本発明に係る復水回収
設備の第4特徴構成は、請求項4に記載の如く、上記第
4特徴構成に加えて、復水タンク内の復水温度を検出す
る復水温度検出手段を設けると共に、前記復水温度検出
手段で検出した復水温度が許容上限温度を超えた場合
に、分岐管路開閉弁を開弁する復水温度調節機構を設け
て、前記復水温度を前記許容上限温度以下に維持するよ
うに構成した点にある。
【0012】〔特徴構成の作用及び効果〕上記本発明に
係る復水回収設備によれば、復水タンク内の復水温度を
許容上限温度以下に維持することで、脱気器に前記復水
を供給する脱気器給水ポンプを、キャビテーションによ
る損傷から保護できるもので、夫々に、以下のような独
特の作用効果を奏する。
【0013】上記第1特徴構成によれば、戻り蒸気管路
に戻り蒸気調節弁を設けてあり、且つ、前記戻り蒸気調
節弁に並列のバイパス管路に熱交換器を設けてあること
で、少なくとも一部の戻り蒸気を冷却できるから、戻り
蒸気の量が復水の量に対して許容される限度を超える場
合には、バイパス管路開閉弁を開弁すれば、熱交換器を
経て冷却された戻り蒸気(或いはその凝縮水)が戻り蒸
気管路から復水タンクに供給されることになり、復水タ
ンク内の復水温度が許容上限温度を超えることを防止で
きる。この許容上限温度は、脱気器給水管路に備える脱
気器給水ポンプのキャビテーションを防止できる温度に
設定しておけばよく、例えば90℃に設定すれば、通常
の給水ポンプであれば、キャビテーションの発生を防止
できる。尚、前記許容上限温度は、管路の状態やポンプ
の形式等によって異なるが、ポンプの吸い込みヘッドと
給水の飽和蒸気圧との関係で定まるものであり、温度の
関数として捉えることができるものである。ここで、前
記バイパス管路開閉弁を開弁すると同時に前記戻り蒸気
調節弁の弁解度を調節すればさらに安定して復水温度を
調節できる。その結果、ポンプ内でのキャビテーション
の発生を防止でき、ポンプを損傷から保護できるように
なる。
【0014】尚、上記第2特徴構成のように構成すれ
ば、復水タンク内の復水温度を監視することが可能とな
り、復水温度調節機構で前記バイパス管路開閉弁の開弁
時期を的確に判断できるから、脱気器給水ポンプにキャ
ビテーションを発生するおそれのある温度に復水温度が
近付けば、確実にバイパス管路開閉弁を開弁して、ポン
プ内でのキャビテーションの発生を確実に防止でき、確
実にポンプのキャビテーションによる損傷を防止できる
ようになる。
【0015】上記第3特徴構成によれば、戻り蒸気管路
に戻り蒸気調節弁を設けてあり、且つ、前記戻り蒸気調
節弁の上流側に分岐管路を設け、その分岐管路に分岐管
路開閉弁を設けてあることで、少なくとも一部の戻り蒸
気を直接脱気器に供給するから、戻り蒸気の量が復水の
量に対して許容される限度を超える場合には、分岐管路
開閉弁を開弁すれば、戻り蒸気管路から復水タンクに供
給される戻り蒸気の量が減少することになり、復水タン
ク内の復水温度が許容上限温度を超えることを防止でき
る。さらに、前記分岐管路から前記脱気器に直接供給さ
れる戻り蒸気は、前記脱気器の脱気空間内で復水を加熱
するから、前記脱気器における脱気性能も向上する。こ
の許容上限温度は、脱気器給水管路に備える脱気器給水
ポンプのキャビテーションを防止できる温度に設定して
おけばよく、例えば90℃に設定すれば、通常の給水ポ
ンプであれば、キャビテーションの発生を防止できる。
尚、前記許容上限温度は、管路の状態やポンプの形式等
によって異なるが、ポンプの吸い込みヘッドと給水の飽
和蒸気圧との関係で定まるものであり、温度の関数とし
て捉えることができるものである。ここで、前記バイパ
ス管路開閉弁を開弁すると同時に前記戻り蒸気調節弁の
弁解度を調節すればさらに安定して復水温度を調節でき
る。その結果、ポンプ内でのキャビテーションの発生を
防止でき、ポンプを損傷から保護できるようになる。
【0016】尚、上記第4特徴構成のように構成すれ
ば、復水タンク内の復水温度を監視することが可能とな
り、復水温度調節機構で前記分岐管路開閉弁の開弁時期
を判断できるから、脱気器給水ポンプにキャビテーショ
ンを発生するおそれのある温度に復水温度が近付けば、
確実に分岐管路開閉弁を開弁して、ポンプ内でのキャビ
テーションの発生を確実に防止でき、確実にポンプのキ
ャビテーションによる損傷を防止できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】上記本発明の復水回収設備の実施
の形態の一例について、以下に、図面を参照しながら説
明する。尚、前記従来の技術において説明した要素と同
じ要素並びに同等の機能を有する要素に関しては、先の
図5に付したと同一の符号を付し、詳細の説明の一部は
省略する。
【0018】本発明に係る復水回収機構を備えるゴミ焼
却設備には、例えば図1に示すように、ゴミ焼却炉20
の排ガスを煙突29に導く煙道Dに、ボイラ1としての
廃熱ボイラ22、その廃熱ボイラ22で生成した蒸気を
過熱する過熱器23、前記ゴミ焼却炉20への二次燃焼
用空気を排ガスとの熱交換により予熱する二次空気予熱
器24、前記廃熱ボイラ22へのボイラ給水のための給
水予熱器25、前記二次燃焼用空気を予熱した後の排ガ
スを除塵する除塵装置26、除塵後の排ガスを無害化す
る排ガス処理装置27、無害化した後の排ガスを煙突2
9に送り出す誘引送風機28を順に配置して設ける。
【0019】前記廃熱ボイラ22(以下、ボイラ1とい
う。)は、発電を主たる目的とするもので、過熱器23
で過熱した後の主蒸気Sを主蒸気導入管路2から蒸気溜
3に送り込む。この蒸気溜3は、前記ボイラ1からの主
蒸気を導く主蒸気導入管路2を接続した高圧蒸気溜14
と、場内の温熱利用施設に給湯するための低圧蒸気Sl
を供給する低圧蒸気供給管路19を接続した低圧蒸気溜
18とで構成し、前記低圧蒸気溜18は、減圧弁17a
を備える蒸気管路17を介して前記高圧蒸気溜14に接
続する。発電装置16には、前記高圧蒸気溜14からの
主蒸気Sを導く主蒸気供給管路15を接続する。前記発
電装置16の蒸気タービン16aからの排出蒸気を復水
器4aを介して導く復水管路4を接続した復水タンク5
を設け、さらに、前記復水タンク5に回収した復水Wc
を再び前記ボイラ1の気水ドラム1aに供給する復水回
収機構を設ける。この復水回収機構は、前記低圧蒸気溜
18から温熱利用施設に供給されてエネルギを消費した
後の戻り蒸気Sr も回収するように構成する。
【0020】前記復水回収機構は、前記復水タンク5に
回収した復水Wc を脱気器7に供給する脱気器給水管路
6を、蒸気を復水中に供給して脱気する形式の脱気器7
と前記復水タンク5との間に設ける。前記脱気器給水管
路6に、前記復水Wc を前記脱気器7に送給する脱気器
給水ポンプ6aを設け、さらに、前記脱気器7で脱気し
た脱気水Wd を前記気水ドラム1aに供給するボイラ給
水管路8を設け、そのボイラ給水管路8には、前記脱気
水Wd を前記ボイラ1に向けて送給するボイラ給水ポン
プ8aを設ける。さらに、前記戻り蒸気Sr を導く戻り
蒸気管路9を前記復水タンク5に接続する。この戻り蒸
気管路9により、前記蒸気溜3から供給された後の戻り
蒸気Sr も前記復水タンク5に回収するように構成す
る。このため、前記高圧蒸気溜14からの主蒸気Sを熱
源として使用する高圧蒸気利用設備があれば、その高圧
蒸気利用設備からの戻り蒸気Sr も前記戻り蒸気管路9
に合流される。前記高圧蒸気溜14からは、前記一次空
気予熱器21aで一次燃焼用空気を加熱した後の高圧蒸
気Sh が前記脱気器7の脱気用蒸気として供給される。
【0021】前記戻り蒸気管路9には、本発明の特徴と
して、例えば図2に示すように、前記復水タンク5への
前記戻り蒸気Sr の供給量を調節自在な戻り蒸気調節弁
9aを設けると共に、その戻り蒸気調節弁9aに並列に
バイパス管路11を設け、そのバイパス管路11には、
前記脱気器給水管路6を通流する復水Wc と熱交換可能
な熱交換器12を設ける。前記熱交換器12の高温側流
路は、前記バイパス管路11に介装し、その低温側流路
は、前記脱気器給水管路6に介装して、前記熱交換器1
2への前記バイパス管路11には、これを開閉自在なバ
イパス管路開閉弁11aを設ける。前記高圧蒸気利用設
備がある場合には、前記バイパス管路11の上流側分岐
点は、前記高圧蒸気利用設備からの戻り蒸気Sr の合流
点と、前記バイパス管路開閉弁11aとの間に形成する
(図1参照)。このバイパス管路開閉弁11aの開閉を
制御するために、復水温度調節機構10と、前記復水タ
ンク5内の復水温度を検出する復水温度検出手段10a
を設ける。この復水温度検出手段10aは、例えば前記
復水タンク5内の復水Wc 中に浸漬して設けられるシー
ス型熱電対が使用できる。そして、前記復水温度検出手
段10aで検出する復水温度が許容上限温度を超えた場
合に、前記復水温度調節機構10により、前記バイパス
管路開閉弁11aを開弁するように構成する。前記許容
上限温度は、例えば、前記脱気器給水ポンプ6a内でキ
ャビテーションを発生することのない上限温度として9
0℃に設定する。
【0022】以上のように構成した復水回収機構におけ
る復水温度調節機構10の動作について詳しく説明すれ
ば、例えば図3に示すように、先ず、前記復水温度調節
機構10には、復水回収機構の状態に合わせた許容上限
温度を第一限界温度として設定し、それより適宜低く設
定した第二限界温度を設定する。この第二限界温度は、
後述のように、バイパス管路開閉弁11aの閉弁時期を
決定するものである。前記復水温度調節機構10はシー
ケンスコントローラで構成しておけばよく、前記復水温
度検出手段10aは常に復水器4a内の復水温度を検出
している中で、以下のプロセスを繰り返す。先ず、前記
復水温度検出手段10aで検出した復水温度を、前記設
定した第一限界温度と比較する。前記復水温度を前記第
一限界温度と比較した結果、前記復水温度が前記第一限
界温度を超えている場合には、バイパス管路開閉弁11
aが閉弁しておれば、前記バイパス管路開閉弁11aに
開弁指令を発する。次いで、前記復水温度を前記第二限
界温度と比較する。前記復水温度を前記第二限界温度と
比較した結果、前記復水温度が前記第二限界温度以下で
ある場合には、前記バイパス管路開閉弁11aが開弁し
ておれば、前記バイパス管路開閉弁11aに閉弁指令を
発する。尚、前記復水温度調節機構10を、前記復水温
度の前記許容上限温度に対する超過側の偏差に対して前
記戻り蒸気調節弁9aの開度を調節するように構成して
あればさらによい。
【0023】以上のように構成した結果、本発明に係る
復水回収機構においては、例えば電力需要の低い時間帯
に給湯需要が急増した場合のように、前記蒸気タービン
16aからの復水Wc が減少し、それに比して前記温熱
利用施設からの戻り蒸気量が増大すれば、従来の構成で
あれば前記戻り蒸気Sr が前記復水Wc により十分に冷
却されずに、復水タンク5内の復水温度が上昇するが、
復水温度検出手段10aで前記復水温度を検出してお
り、その復水温度が許容上限温度を超えたことを検知す
れば、復水温度調節機構10は、常時閉弁しているバイ
パス管路開閉弁11aを開弁するのである。その結果、
バイパス管路11にも戻り蒸気Sr が通流し、熱交換器
12で脱気器給水管路6を通流する復水Wc により冷却
される結果、前記熱交換器12下流側のバイパス管路1
1から前記復水タンク5に流れ込む戻り蒸気Sr が温度
低下し、前記復水タンク5内の温度上昇を抑制できるの
である。尚、前記許容上限温度は、復水回収機構の構成
によって必ずしも一定ではないが、脱気器給水ポンプ6
a内におけるキャビテーションの発生を防止できる温度
に設定する。前記バイパス管路開閉弁11aを開弁した
場合には、前記熱交換器12により前記脱気器7に供給
する復水Wc を予熱するから、前記脱気器7における脱
気も促進できるという副次的効果もある。
【0024】〔別実施形態〕上記実施の形態において示
さなかった本発明に係る復水回収設備の実施の形態につ
いて以下に説明する。
【0025】〈1〉 上記実施の形態に於いては、復水
タンク5内の温度を許容上限温度以下に維持する復水温
度調節機構10を設けて、復水温度検出手段10aで検
出した復水温度が許容上限温度を超えた場合に、前記バ
イパス管路開閉弁11aを開弁するように前記復水温度
調節機構10を構成する例について説明したが、前記復
水温度調節機構10は、前記バイパス管路開閉弁11a
の開度も調節するようにしてあればさらに応答性よく復
水温度を調節できる。こうして、復水Wc の温度を許容
上限温度以下に維持することで、脱気器給水ポンプ6a
におけるキャビテーションによる損傷を防止できるよう
になる。
【0026】〈2〉 上記〈1〉に代えて、前記復水温
度調節機構10を、前記復水温度検出手段10aで検出
した復水温度を前記許容上限温度と比較して、前記復水
温度が前記許容上限温度を超えた場合に報知するだけに
構成してあってもよい。この場合、前記バイパス管路開
閉弁11aは手操作により開弁するようにしてもよい。
また、前記復水温度調節機構10を設けることなく、前
記復水温度検出手段10aが、前記復水温度を表示する
だけであってもよい。
【0027】〈3〉 上記実施の形態に於いては、許容
上限温度を第一限界温度として設定し、それより適宜低
く設定した第二限界温度を設定し、前記復水温度が前記
第一限界温度を超えている場合には、前記バイパス管路
開閉弁11aに開弁指令を発し、前記復水温度が前記第
二限界温度以下である場合には、前記バイパス管路開閉
弁11aに閉弁指令を発するとして説明したが、前記第
二限界温度を前記第一限界温度に等しく、何れも前記許
容上限温度に設定してあってもよい。
【0028】〈4〉 上記実施の形態に於いては、許容
上限温度を第一限界温度として設定し、それより適宜低
く設定した第二限界温度を設定し、前記復水温度が前記
第一限界温度を超えている場合には、バイパス管路開閉
弁11aが閉弁しておれば、前記バイパス管路開閉弁1
1aに開弁指令を発し、前記復水温度が前記第二限界温
度以下である場合には、前記バイパス管路開閉弁11a
が開弁しておれば、前記バイパス管路開閉弁11aに閉
弁指令を発するとして説明したが、前記開弁指令及び前
記閉弁指令を発するに当たって、前記バイパス管路開閉
弁11aの開閉を確認しないようにしてもよい。開弁し
ている状態で開弁指令が発せられても、また、閉弁して
いる状態で閉弁指令が発せられても、前記バイパス管路
開閉弁11aには変化が生じないからである。尚、前記
バイパス管路開閉弁11aは、開度調節自在とし、前記
復水温度の変化に応じて開度調節するようにしてもよ
い。
【0029】〈5〉 上記実施の形態に於いては、戻り
蒸気管路9に復水タンク5への戻り蒸気Sr の供給量を
調節自在な戻り蒸気調節弁9aを設けると共に、その戻
り蒸気調節弁9aに並列にバイパス管路11を設け、そ
のバイパス管路11に脱気器給水管路6を通流する復水
と熱交換可能な熱交換器12を設ける例について説明し
たが、上記実施の形態と同様に構成してある中で、前記
バイパス管路11と、バイパス管路開閉弁11aと、前
記熱交換器12とに代えて、例えば図4に示すように、
前記戻り蒸気調節弁9aの上流側で前記戻り蒸気管路9
から分岐して、前記戻り蒸気管路9からの戻り蒸気Sr
を前記脱気器7に供給可能な分岐管路13を設け、その
分岐管路13に、前記脱気器7への分岐管路を開閉する
分岐管路開閉弁13aを設けてあってもよい。復水温度
調節機構10は、復水温度が許容上限温度を超えた場合
に、常時閉弁している分岐管路開閉弁13aを開弁する
ように構成すればよい。こうした構成により、前記復水
温度が前記許容上限温度を超える場合には、前記戻り蒸
気Sr を復水タンク5に供給しなくするか或いは前記戻
り蒸気Sr の供給量を減少することで、前記復水タンク
5内の復水温度がそれ以上に上昇することを防止できる
のである。従って、脱気器給水ポンプ6aに至る復水W
c の温度上昇を防止できるから、そのキャビテーション
による損傷を防止できるのである。この構成によれば、
前記分岐管路13から前記脱気器7に供給される戻り蒸
気Sr は、脱気にも寄与して、凝縮した脱気水としてボ
イラ給水に混合され、系内で有効に循環使用される。前
記分岐管路開閉弁13aの開閉については、上記実施の
形態に説明したと同様にすればよい。尚、前記復水温度
調節機構10を、前記復水温度の前記許容上限温度に対
する超過側の偏差に対して前記戻り蒸気調節弁9aの開
度を調節するように構成してあればさらによい。また、
前記分岐管路開閉弁13aは、開度調節自在とし、前記
復水温度の変化に応じて開度調節するようにしてもよ
い。
【0030】〈6〉 上記〈5〉に説明した例におい
て、復水温度調節機構10を、復水温度検出手段10a
で検出した復水温度を許容上限温度と比較して、前記復
水温度が前記許容上限温度を超えた場合に報知するよう
に構成してあってもよい。この場合、分岐管路開閉弁1
3aを手操作により開弁するようにしてもよい。また、
前記復水温度調節機構10を設けることなく、前記復水
温度検出手段10aを、前記復水温度を表示するだけに
してあってもよい。
【0031】〈7〉 上記〈5〉に於いては、戻り蒸気
調節弁9aの上流側で戻り蒸気管路9から分岐して、前
記戻り蒸気管路9からの戻り蒸気を前記脱気器7に供給
可能な分岐管路13を設け、前記脱気器7への分岐管路
13を開閉する分岐管路開閉弁13aを前記分岐管路1
3に設け、復水温度調節機構10を、復水温度が許容上
限温度を超えた場合に、常時閉弁している分岐管路開閉
弁13aを開弁するように構成する例について説明した
が、前記復水温度調節機構10は、前記分岐管路開閉弁
13aを開弁した後、上記実施の形態と同様に、戻り蒸
気調節弁9aの開度を調節するように構成してあっても
よい。
【0032】〈8〉 上記〈7〉に加えて、前記復水温
度調節機構10を、前記分岐管路開閉弁13aを開弁し
た後、復水温度検出手段10aで検出した復水温度と許
容上限温度とを比較して、前記タンク温度の前記許容上
限温度に対する超過の程度に応じて前記分岐管路開閉弁
13aの開度を調節するようにしてあればさらに応答性
よく復水温度を調節できる。こうして、復水Wc の温度
を許容上限温度以下に維持することで、脱気器給水ポン
プ6aにおけるキャビテーションによる損傷を防止でき
るようになる。
【0033】〈9〉 上記実施の形態に於いては、本発
明に係る復水回収機構を備える設備の例として、蒸気発
電設備を備えるゴミ焼却設備の例について説明したが、
上述の復水回収機構は、燃料焚きの蒸気発電設備に対し
ても有効であり、地熱利用の蒸気発電設備に対しても同
様に効果を発揮する。要するに、発電装置以外に蒸気の
熱を利用する設備を併設してあり、その蒸気利用の割合
が高くなりうるものであって、その戻り蒸気Sr を共に
回収するものに対して効果を発揮するのである。
【0034】〈10〉上記実施の形態に於いては、高圧
蒸気溜14からの一次空気予熱器21aで一次燃焼用空
気を加熱した後の高圧蒸気Sh が脱気器7の脱気用蒸気
として供給されるとして説明したが、前記脱気器7への
脱気用蒸気を低圧蒸気溜18から供給するようにしても
よい。
【0035】〈11〉上記実施の形態に於いては、飽和
蒸気を復水中に供給して脱気する形式の脱気器7を用い
た復水回収機構の例について説明したが、脱気器の形式
は異なっていてもよく、例えば脱気ガスを復水中に供給
して脱気する形式のものであってもよく、また、真空脱
気によるものであってもよい。
【0036】〈12〉以上に説明した戻り蒸気調節弁9
a、バイパス管路開閉弁11a、分岐管路開閉弁13a
等は、何れも、これらに代えて制御弁を設けてあっても
よい。これらの開閉制御は、復水温度が許容上限温度を
超えたかそれ以下であるにより行ってもよく、前記復水
温度に基準を設けて、その基準温度からの偏差に基づき
開度を制御するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって、
復水回収機構における脱気器への脱気器給水管路に設け
た脱気器給水ポンプのキャビテ−ションによる損傷を防
止することができた。
【0038】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る復水回収機構を備えるゴミ焼却設
備の一例を示す構成説明図
【図2】本発明に係る復水回収機構の一例を示す構成説
明図
【図3】復水回収機構の操作手順の一例を示す構成説明
【図4】復水回収機構の他の例を示す構成説明図
【図5】従来のゴミ焼却設備の一例を示す構成説明図
【符号の説明】
1 ボイラ 2 主蒸気導入管路 3 蒸気溜 4 復水管路 5 復水タンク 6 脱気器給水管路 7 脱気器 8 ボイラ給水管路 9 戻り蒸気管路 9a 戻り蒸気調節弁 10 復水温度調節機構 10a 復水温度検出手段 11 バイパス管路 11a バイパス管路開閉弁 12 熱交換器 13 分岐管路 13a 分岐管路開閉弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ(1)からの蒸気を蒸気溜(3)
    に導く主蒸気導入管路(2)と、前記蒸気溜(3)から
    の蒸気が凝縮した復水を復水タンク(5)に導く復水管
    路(4)と、前記蒸気溜(3)から供給され、熱回収し
    た後の戻り蒸気を前記復水タンク(5)に導く戻り蒸気
    管路(9)と、前記復水タンク(5)に回収された復水
    を脱気器(7)に送給する脱気器給水管路(6)と、前
    記脱気器(7)で脱気された脱気水を前記ボイラ(1)
    に循環供給するボイラ給水管路(8)とを備えた復水回
    収機構であって、 前記戻り蒸気管路(9)に、前記戻り蒸気の前記復水タ
    ンク(5)への供給量を調節自在な戻り蒸気調節弁(9
    a)を設けると共に、その戻り蒸気調節弁(9a)に並
    列にバイパス管路(11)を設け、そのバイパス管路
    (11)に前記脱気器給水管路(6)を通流する復水と
    の間で熱交換自在な熱交換器(12)を設け、前記熱交
    換器(12)への前記バイパス管路(11)に、これを
    開閉自在なバイパス管路開閉弁(11a)を設けてある
    復水回収機構。
  2. 【請求項2】 前記復水タンク(5)内の復水温度を検
    出する復水温度検出手段(10a)を設けると共に、前
    記復水温度検出手段(10a)で検出した復水温度が許
    容上限温度を超えた場合に、前記バイパス管路開閉弁
    (11a)を開弁する復水温度調節機構(10)を設け
    て、前記復水温度を前記許容上限温度以下に維持するよ
    うに構成した請求項1記載の復水回収機構。
  3. 【請求項3】 ボイラ(1)からの蒸気を蒸気溜(3)
    に導く主蒸気導入管路(2)と、前記蒸気溜(3)から
    の蒸気が凝縮した復水を復水タンク(5)に導く復水管
    路(4)と、前記蒸気溜(3)から供給され、熱回収し
    た後の戻り蒸気を前記復水タンク(5)に導く戻り蒸気
    管路(9)と、前記復水タンク(5)に回収された復水
    を脱気器(7)に送給する脱気器給水管路(6)と、前
    記脱気器(7)で脱気された脱気水を前記ボイラ(1)
    に循環供給するボイラ給水管路(8)とを備えた復水回
    収機構であって、 前記戻り蒸気管路(9)に、前記戻り蒸気の前記復水タ
    ンク(5)への供給量を調節自在な戻り蒸気調節弁(9
    a)を設けると共に、前記戻り蒸気調節弁(9a)の上
    流側で前記戻り蒸気管路(9)から分岐して、前記戻り
    蒸気管路(9)の上流側からの戻り蒸気を前記脱気器
    (7)に供給可能な分岐管路(13)を設け、その分岐
    管路(13)に、これを開閉自在な分岐管路開閉弁(1
    3a)を設けてある復水回収機構。
  4. 【請求項4】 前記復水タンク(5)内の復水温度を検
    出する復水温度検出手段(10a)を設けると共に、前
    記復水温度検出手段(10a)で検出した復水温度が許
    容上限温度を超えた場合に、前記分岐管路開閉弁(13
    a)を開弁する復水温度調節機構(10)を設けて、前
    記復水温度を前記許容上限温度以下に維持するように構
    成した請求項3記載の復水回収機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102162683A (zh) * 2011-03-29 2011-08-24 海尔集团公司 水循环系统的缺水保护装置
CN105224810A (zh) * 2015-10-15 2016-01-06 中国大唐集团科学技术研究院有限公司华东分公司 一种快速判断水泵汽蚀的方法
CN110645560A (zh) * 2019-09-03 2020-01-03 中广核工程有限公司 一种防止核电站给水泵汽蚀的方法及系统

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