JPS603678Y2 - 安定化電源装置 - Google Patents
安定化電源装置Info
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- JPS603678Y2 JPS603678Y2 JP17466979U JP17466979U JPS603678Y2 JP S603678 Y2 JPS603678 Y2 JP S603678Y2 JP 17466979 U JP17466979 U JP 17466979U JP 17466979 U JP17466979 U JP 17466979U JP S603678 Y2 JPS603678 Y2 JP S603678Y2
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- output voltage
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフォトカップラを使用して制御回路の入力側と
出力側とを絶縁した形式の安定化電源装置に関するもの
である。
出力側とを絶縁した形式の安定化電源装置に関するもの
である。
フォトカップラを使用した従来の安定化電源装置は、例
えば第1図に示す如く構成されている。
えば第1図に示す如く構成されている。
この電源装置を更に詳しく説明すると、一対の直流電源
端子1,2間にトランス3の1次巻線4とスイッチング
・トランジスタ5とから成る直列回路が接続され、トラ
ンス3には2次巻線6及び3次巻線7が設けられ、2次
巻線6にはダイオード8とコンデンサ9とから成る整流
回路10が接続され、この整流回路10に直流出力端子
11,12が接続されている。
端子1,2間にトランス3の1次巻線4とスイッチング
・トランジスタ5とから成る直列回路が接続され、トラ
ンス3には2次巻線6及び3次巻線7が設けられ、2次
巻線6にはダイオード8とコンデンサ9とから成る整流
回路10が接続され、この整流回路10に直流出力端子
11,12が接続されている。
また3次巻線7の一端は抵抗13を介してトランジスタ
のベースに接続され、他端はエミッタに接続されている
。
のベースに接続され、他端はエミッタに接続されている
。
3次巻線7にはコンデンサ14と整流ダイオード15と
の直列回路が並列接続されているので、3次巻線7はト
ランジスタ5のオフの期間にコンデンサ14を充電する
。
の直列回路が並列接続されているので、3次巻線7はト
ランジスタ5のオフの期間にコンデンサ14を充電する
。
一方の電源端子1とトランジスタ5のベースとの間に接
続された抵抗16は起動電流を供給するものである。
続された抵抗16は起動電流を供給するものである。
トランジスタ5を直流出力電圧に基づいて制御するため
に、点線で囲んで示す出力電圧検出回路17が設けられ
ている。
に、点線で囲んで示す出力電圧検出回路17が設けられ
ている。
この検出回路17においては、一対の直流出力ライン1
8.19間に電圧検出用分圧抵抗20.21が接続され
、この分圧点22に出力検出電圧が得られる。
8.19間に電圧検出用分圧抵抗20.21が接続され
、この分圧点22に出力検出電圧が得られる。
また一対の直流出力ライン18.19間に抵抗23とツ
ェナーダイオード24とから成る基準電圧回路が接続さ
れ、点25から基準電圧が得られる。
ェナーダイオード24とから成る基準電圧回路が接続さ
れ、点25から基準電圧が得られる。
そして演算増幅器で構成された差動増幅器26の反転入
力端子に検出電圧分圧点22が接続され、非反転入力端
子に基準電圧点25が接続され、出力端子に発光ダイオ
ード27が抵抗28を介して接続されている。
力端子に検出電圧分圧点22が接続され、非反転入力端
子に基準電圧点25が接続され、出力端子に発光ダイオ
ード27が抵抗28を介して接続されている。
発光ダイオード27に応答してトランジスタ5のベース
制御信号を形成する制御信号形成回路29は、発光ダイ
オード27に光学結合されたフォトトランジスタ30と
、これによって制御されるトランジスタ31とから戒る
。
制御信号を形成する制御信号形成回路29は、発光ダイ
オード27に光学結合されたフォトトランジスタ30と
、これによって制御されるトランジスタ31とから戒る
。
尚トランジスタ31はトランジスタ5のベースと、コン
デンサ14とダイオード15の接続点32との間に接続
され、フォトトランジスタ30はトランジスタ31のコ
レクタ・ベース間に接続されている。
デンサ14とダイオード15の接続点32との間に接続
され、フォトトランジスタ30はトランジスタ31のコ
レクタ・ベース間に接続されている。
上記回路に於いて、直流電源端子1,2に直流電源が接
続されると、起動抵抗16を介してトランジスタ5のベ
ースに電流が流れてトランジスタ5はオンになり、トラ
ンス1次巻線4にほぼ電源電圧が印加される。
続されると、起動抵抗16を介してトランジスタ5のベ
ースに電流が流れてトランジスタ5はオンになり、トラ
ンス1次巻線4にほぼ電源電圧が印加される。
この結果、3次巻線7にも電圧が誘起し、トランジスタ
5に3次巻線7からベース電流が供給される。
5に3次巻線7からベース電流が供給される。
1次巻線4はインダクタンスコイルとして働くので、ト
ランジスタ5のコレクタ電流は急激に増加せず、徐々に
増加する。
ランジスタ5のコレクタ電流は急激に増加せず、徐々に
増加する。
そして、コレクタ電流がベース電流の電源増幅率倍まで
増加すると、最早それ以上増加することが出来なくなり
、トランジスタ5は未飽和状態に移行する。
増加すると、最早それ以上増加することが出来なくなり
、トランジスタ5は未飽和状態に移行する。
トランジスタ5が未飽和になると、トランジスタ5のコ
レクタ・エミッタ間の電圧が増大し、逆に1次巻線4の
電圧は減少し、3次巻線7の電圧も減少し、トランジス
タ5は急激にオフになる。
レクタ・エミッタ間の電圧が増大し、逆に1次巻線4の
電圧は減少し、3次巻線7の電圧も減少し、トランジス
タ5は急激にオフになる。
この例においてはトランジスタ5がオンの期間に2次巻
線6に発生する電圧はダイオード8で阻止される極性に
構成されているので、トランジスタ5がオフになるとオ
ン期間にトランス3に蓄えられたエネルギーが放出され
、ダイオード8が導通してコンデンサ9の充電が行われ
る。
線6に発生する電圧はダイオード8で阻止される極性に
構成されているので、トランジスタ5がオフになるとオ
ン期間にトランス3に蓄えられたエネルギーが放出され
、ダイオード8が導通してコンデンサ9の充電が行われ
る。
また・3次巻線7によってトランジスタ5に逆バイアス
電圧が印加されると共に、ダイオード15を介してコン
デンサ14の充電が行われる。
電圧が印加されると共に、ダイオード15を介してコン
デンサ14の充電が行われる。
トランス3におけるエネルギーの放出が終れば、再びト
ランジスタ5がオンになり、前述と同様な動作を繰返す
。
ランジスタ5がオンになり、前述と同様な動作を繰返す
。
ところで、出力電圧を一定にするための制御は、分圧点
22と基準点25との電位を差動増幅器26で比較し、
この誤差出力に対応させてフォトカップラの発光ダイオ
ード27を点灯させ、これをフォトトランジスタ30で
受け、トランジスタ31を制御することによって行う。
22と基準点25との電位を差動増幅器26で比較し、
この誤差出力に対応させてフォトカップラの発光ダイオ
ード27を点灯させ、これをフォトトランジスタ30で
受け、トランジスタ31を制御することによって行う。
今、出力電圧が基準値よりも高くなったとすれば、差動
増幅器26の出力が低下し、発光ダイオード27はより
明るくなり、フォトトランジスタ30の電流が増加し、
トランジスタ31の電流も増加し、トランジスタ31の
コレクタ・エミッタ間の見かけ上の電圧が低下する。
増幅器26の出力が低下し、発光ダイオード27はより
明るくなり、フォトトランジスタ30の電流が増加し、
トランジスタ31の電流も増加し、トランジスタ31の
コレクタ・エミッタ間の見かけ上の電圧が低下する。
この結果、スイッチング・トランジスタ5をオン駆動す
るためのベース電流の一部がトランジスタ31に分流す
る量が増大し、主トランジスタ5のベース電流が減少す
る。
るためのベース電流の一部がトランジスタ31に分流す
る量が増大し、主トランジスタ5のベース電流が減少す
る。
そして、トランジスタ5のコレクタ電流の最大値も減少
し、トランス3の蓄積エネルギーも減少し、出力電圧が
下がる動作となる。
し、トランス3の蓄積エネルギーも減少し、出力電圧が
下がる動作となる。
尚この例ではトランジスタ5のベース電流は、トランジ
スタ31の両端の見かけ上の電圧とコンデンサ14の充
電電圧との合皮によって決定される。
スタ31の両端の見かけ上の電圧とコンデンサ14の充
電電圧との合皮によって決定される。
上述の如く、この回路によっても、トランス1次側と2
次側とを絶縁分離して電圧制御を行うことが可能である
。
次側とを絶縁分離して電圧制御を行うことが可能である
。
ところが、発光ダイオード27とフォトトランジスタ3
0とから成るフォトカプラの経年変化で光伝達率が低下
すれば、制御を正確に行うことが不可能になる。
0とから成るフォトカプラの経年変化で光伝達率が低下
すれば、制御を正確に行うことが不可能になる。
例えば所定の出力電圧が検出されても、これに対応した
光出力又は光入力を得ることが不可能となり、出力電圧
が低いことを示すと等価な誤りの制御となり、出力端子
11.12に過電圧が発生し続け、ここに接続される負
荷が破壊されることがあった。
光出力又は光入力を得ることが不可能となり、出力電圧
が低いことを示すと等価な誤りの制御となり、出力端子
11.12に過電圧が発生し続け、ここに接続される負
荷が破壊されることがあった。
またこの回路では起動時に出力電圧が零であり、当然発
光ダイオード27も点灯していない。
光ダイオード27も点灯していない。
このため、トランジスタ5が最大出力を発生するような
状態で駆動され、フォトカプラの伝達率が悪い場合には
特に大きな過電圧が発生しやすかった。
状態で駆動され、フォトカプラの伝達率が悪い場合には
特に大きな過電圧が発生しやすかった。
DC−DCコンバータにおいて、上述の如き問題を複雑
な回路を伴なって解決することは既に知られている。
な回路を伴なって解決することは既に知られている。
然し、自励発振型に一■コンバータにおいて、極めて簡
単な回路構成で上述の如き問題を解決する方式はまだ知
られていない。
単な回路構成で上述の如き問題を解決する方式はまだ知
られていない。
そこで、本考案の目的は、発光素子と受光素子との光結
合の劣化による過電圧の発生を簡単な回路構成で防止す
ることが出来るトランジスタ安定化電源回路を提供する
ことにある。
合の劣化による過電圧の発生を簡単な回路構成で防止す
ることが出来るトランジスタ安定化電源回路を提供する
ことにある。
上記目的を達成するための本考案は、理解を容易にする
ために実施例を示す図面の符号を参照して説明すると、
一対の直流電源端子1,2間に接続されたトランス3の
1次巻線4とスイッチング・トランジスタ5とから威る
直列回路と、前記1次巻線4に電磁結合された2次巻線
6と、前記2次巻線6に接続された整流回路10と、前
記1次巻線4及び前記2次巻線6に電磁結合され且つ前
記スイッチング・トランジスタ5のベースとエミッタと
の間に接続された3次巻線7と、前記整流回路10の出
力ラインに接続された出力電圧検出回路17と、前記出
力電圧検出回路17が高い電圧を検出した時に発光強度
が低下し、前記出力電圧検出回路17が低い電圧を検出
した時に発光強度が大になるように前記出力電圧検出回
路17に接続された発光素子27と、前記記スイッチン
グ・トランジスタ5のベースとエミッタとの間に接続さ
れた制御用トランジスタ31と、前記制御用トランジス
タ31のコレクタに一端が接続された抵抗35と、前記
抵抗35の他端と前記制御用トランジスタ31のベース
との間に接続された定電圧ダイオード36と、前記抵抗
35の他端と前記制御用トランジスタ31のエミッタと
の間に接続され且つ前記発光素子27の発光強度に対応
した導通状態になるように形成された受光素子30とか
ら戒るトランジスタ安定化電源装置に係わるものである
。
ために実施例を示す図面の符号を参照して説明すると、
一対の直流電源端子1,2間に接続されたトランス3の
1次巻線4とスイッチング・トランジスタ5とから威る
直列回路と、前記1次巻線4に電磁結合された2次巻線
6と、前記2次巻線6に接続された整流回路10と、前
記1次巻線4及び前記2次巻線6に電磁結合され且つ前
記スイッチング・トランジスタ5のベースとエミッタと
の間に接続された3次巻線7と、前記整流回路10の出
力ラインに接続された出力電圧検出回路17と、前記出
力電圧検出回路17が高い電圧を検出した時に発光強度
が低下し、前記出力電圧検出回路17が低い電圧を検出
した時に発光強度が大になるように前記出力電圧検出回
路17に接続された発光素子27と、前記記スイッチン
グ・トランジスタ5のベースとエミッタとの間に接続さ
れた制御用トランジスタ31と、前記制御用トランジス
タ31のコレクタに一端が接続された抵抗35と、前記
抵抗35の他端と前記制御用トランジスタ31のベース
との間に接続された定電圧ダイオード36と、前記抵抗
35の他端と前記制御用トランジスタ31のエミッタと
の間に接続され且つ前記発光素子27の発光強度に対応
した導通状態になるように形成された受光素子30とか
ら戒るトランジスタ安定化電源装置に係わるものである
。
上記考案は次の作用効果を有する。
発光素子27の発光強度が小になれば、受光素子30の
電流が小即ち抵抗が大になり、制御用トランジスタ31
のコレクタ電流が増大し、スイッチング・トランジスタ
5のベース電流が減少し、出力電圧の上昇が抑えられる
。
電流が小即ち抵抗が大になり、制御用トランジスタ31
のコレクタ電流が増大し、スイッチング・トランジスタ
5のベース電流が減少し、出力電圧の上昇が抑えられる
。
また、起動時に発光素子27から直ちに発光出力が得ら
れなくとも、受光素子30の電流値が低く抑えられ、逆
に制御用トランジスタ31のコレクタ電流が大になるの
で、スイッチング・トランジスタ5のベース電流が低く
抑えられ、出力電圧の急激な増大が防止される。
れなくとも、受光素子30の電流値が低く抑えられ、逆
に制御用トランジスタ31のコレクタ電流が大になるの
で、スイッチング・トランジスタ5のベース電流が低く
抑えられ、出力電圧の急激な増大が防止される。
上述の如く、本考案によれば、制御用トランジスタ31
と抵抗35と定電圧ダイオード36と受光素子30とを
組み合せた極めて簡単な回路で発光素子27及び/又は
受光素子30の異常による過電圧、及び起動時の過電圧
を防止することが出来る。
と抵抗35と定電圧ダイオード36と受光素子30とを
組み合せた極めて簡単な回路で発光素子27及び/又は
受光素子30の異常による過電圧、及び起動時の過電圧
を防止することが出来る。
以下、図面を参照して実施例について述べる。
但し、第2図及び第3図に於いて符号1〜32で示すも
のは第1図で同一符号で示すものと実質的に同一である
ので、その説明を省略する。
のは第1図で同一符号で示すものと実質的に同一である
ので、その説明を省略する。
第2図に示す本考案の実施例に係わるトランジスタ安定
化電源回路においては、電圧検出用の差動増幅器26の
反転入力端子に基準電圧点25が接続され、非反転入力
端子に分圧点22が接続されている。
化電源回路においては、電圧検出用の差動増幅器26の
反転入力端子に基準電圧点25が接続され、非反転入力
端子に分圧点22が接続されている。
従って出力電圧が高くなると差動増幅器26の比較出力
電圧は上り、正の出力ライン18と差動増幅器26の出
力端子との間に順方向に接続された発光ダイオード27
の発光量が低下する。
電圧は上り、正の出力ライン18と差動増幅器26の出
力端子との間に順方向に接続された発光ダイオード27
の発光量が低下する。
逆に出力電圧が低くなると、差動増幅器26の出力が低
下し、発光ダイオード27の発光量が増大する。
下し、発光ダイオード27の発光量が増大する。
制御信号形成回路29に於いては、一対の接続ライン3
3.34の間にトランジスタ31が接続されている他に
、抵抗35とフォトトランジスタ30とから成る直列回
路が接続されている。
3.34の間にトランジスタ31が接続されている他に
、抵抗35とフォトトランジスタ30とから成る直列回
路が接続されている。
また抵抗35とフォトトランジスタ30との接続点37
とトランジスタ31のベースとの間に定電圧ダイオード
36が接続されている。
とトランジスタ31のベースとの間に定電圧ダイオード
36が接続されている。
今、抵抗35の両端の電圧をvR1定電圧ダイオード3
6の電圧ヲVz、 トランジスタ31のベース・エミッ
タ間電圧をVBEとすれば、一方のライン33と他方の
ライン34との見かけ上の電圧Vは、v=vR+Vz
十VBEで表わされる。
6の電圧ヲVz、 トランジスタ31のベース・エミッ
タ間電圧をVBEとすれば、一方のライン33と他方の
ライン34との見かけ上の電圧Vは、v=vR+Vz
十VBEで表わされる。
そして、VBEは低い値であり、VRはここに流れる電
流値に依存する。
流値に依存する。
従って、起動時に於いては、出力電圧が零であるため、
当然フォトトランジスタ30の受光量は零であり、ここ
に流れる電流も小さく、vRも小さい。
当然フォトトランジスタ30の受光量は零であり、ここ
に流れる電流も小さく、vRも小さい。
この結果、一対のライン33.34間の電圧はほぼ定電
圧ダイオード36の電圧■2となり、これによって決定
された条件で起動が開始される。
圧ダイオード36の電圧■2となり、これによって決定
された条件で起動が開始される。
即ち発光ダイオード27とフォトトランジスタ30とか
らなるフォトカプラには無関係な条件で起動し、例え光
の伝達率が悪くても過電圧が発生することはない。
らなるフォトカプラには無関係な条件で起動し、例え光
の伝達率が悪くても過電圧が発生することはない。
上述の如くして起動し、出力電圧が発生すると、発光ダ
イオード27の電源電圧が得られ、且つ差動増幅器26
から差動出力が得られる。
イオード27の電源電圧が得られ、且つ差動増幅器26
から差動出力が得られる。
このため、発光ダイオード27が出力電圧に応じて発光
状態となり、フォトトランジスタ30も出力電圧に応じ
て受光状態となる。
状態となり、フォトトランジスタ30も出力電圧に応じ
て受光状態となる。
そして定常状態では前述したV=VR十V2+VBEの
見かけ上の電圧でトランジスタ5のベース電流が制御さ
れ、直流出力電圧も制御される。
見かけ上の電圧でトランジスタ5のベース電流が制御さ
れ、直流出力電圧も制御される。
例えば出力電圧が上昇すると、差動増幅器26の差動出
力が上昇し、発光ダイオード27のカソード側の電位が
高くなり、発光が弱くなり、フォトトランジスタ30の
受光量が少なくなる。
力が上昇し、発光ダイオード27のカソード側の電位が
高くなり、発光が弱くなり、フォトトランジスタ30の
受光量が少なくなる。
この結果、抵抗35を流れる電流が減少し、一対のライ
ン33,34間の見かけ上の電圧が低下し、トランジス
タ5のベース電位も低下し、トランジスタ5のコレクタ
電流の最大値即ちベース電流IBの電流増幅率倍hpE
倍最大コレクタ電流値が低下する。
ン33,34間の見かけ上の電圧が低下し、トランジス
タ5のベース電位も低下し、トランジスタ5のコレクタ
電流の最大値即ちベース電流IBの電流増幅率倍hpE
倍最大コレクタ電流値が低下する。
換言すれば、3次巻線7によってトランジスタ5に供給
するベース電流の一部がトランジスタ31に分流し、こ
の分流量が直流出力電圧の増大に応じて多くなり、トラ
ンジスタ5のコレクタ電流が低い値に抑えられる。
するベース電流の一部がトランジスタ31に分流し、こ
の分流量が直流出力電圧の増大に応じて多くなり、トラ
ンジスタ5のコレクタ電流が低い値に抑えられる。
逆に、直流電圧が基準値よりも低下すると、差動増幅器
26の出力電圧が低下し、発光ダイオード27のカソー
ド側の電位がより低くなり発光ダイオード27の発光が
より強くなる。
26の出力電圧が低下し、発光ダイオード27のカソー
ド側の電位がより低くなり発光ダイオード27の発光が
より強くなる。
この結果、フォトトランジスタ30の電流が増大し、抵
抗35の電圧降下も大きくなり、一対のライン33.3
4間の電圧が高くなり、トランジスタ5のベース電流が
増大し、そのコレクタ電流の最大値も増大し、直流出力
電圧が上昇する。
抗35の電圧降下も大きくなり、一対のライン33.3
4間の電圧が高くなり、トランジスタ5のベース電流が
増大し、そのコレクタ電流の最大値も増大し、直流出力
電圧が上昇する。
制御回路が上述の如く構成されているので、例え、発光
ダイオード27とフォトトランジスタ30との光結合が
経年変化で悪くなり、光伝達率が低下しても、過電圧は
発生しない。
ダイオード27とフォトトランジスタ30との光結合が
経年変化で悪くなり、光伝達率が低下しても、過電圧は
発生しない。
即ち光伝達率が低下すると、フォトトランジスタ30の
電流が小さくなり、抵抗35の電圧降下も小さくなり、
一対のライン33.34間の電圧も低下し、トランジス
タ5のベース電流が減少し、直流出力電圧は低い値にな
る。
電流が小さくなり、抵抗35の電圧降下も小さくなり、
一対のライン33.34間の電圧も低下し、トランジス
タ5のベース電流が減少し、直流出力電圧は低い値にな
る。
また発光ダイオード27及びフォトトランジスタ30が
動作不能になった場合には同様に過電圧が発生しない。
動作不能になった場合には同様に過電圧が発生しない。
また起動時においては、電圧を最大にするような制御と
ならず、定電圧ダイオード36の電圧に基づいて起動さ
れるので、過電圧が生じる恐れがない。
ならず、定電圧ダイオード36の電圧に基づいて起動さ
れるので、過電圧が生じる恐れがない。
第1図は従来の安定化電源装置を示す回路図である。
第2図は本考案の実施例に係わる安定化電源装置の回路
図である。 尚図面に用いられている符号において、3はトランス、
5はトランジスタ、6は2次巻線、10は整流回路、1
7は出力電圧検出回路、26は差動増幅器、27は発光
ダイオード、29は制御信号形成回路、30はフォトト
ランジスタ、31はトランジスタ、35は抵抗、36は
定電圧ダイオードである。
図である。 尚図面に用いられている符号において、3はトランス、
5はトランジスタ、6は2次巻線、10は整流回路、1
7は出力電圧検出回路、26は差動増幅器、27は発光
ダイオード、29は制御信号形成回路、30はフォトト
ランジスタ、31はトランジスタ、35は抵抗、36は
定電圧ダイオードである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対の直流電源端子1,2間に接続されたトランス3の
1次巻線4とスイッチング・トランジスタ5とから成る
直列回路と、 前記1次巻線4に電磁結合された2次巻線6と、 前記2次巻線6に接続された整流回路10と、前記1次
巻線4及び前記2次巻線6に電磁結合され且つ前記スイ
ッチング・トランジスタ5のベースとエミッタとの間に
接続された3次巻線7と、 前記整流回路10の出力ラインに接続された出力電圧検
出回路17と、 前記出力電圧検出回路17が高い電圧を検出した時に発
光強度が低下し、前記出力電圧検出回路17が低い電圧
を検出した時に発光強度が大になるように前記出力電圧
検出回路17に接続された発光素子27と、 前記スイッチング・トランジスタ5のベースとエミッタ
との間に接続された制御用トランジスタ31と、 前記制御用トランジスタ31のコレクタに一端が接続さ
れた抵抗35と、 前記抵抗35の他端と前記制御用トランジスタ31のベ
ースとの間に接続された定電圧ダイオード36と、 前記抵抗35の他端と前記制御用トランジスタ31のエ
ミッタとの間に接続され且つ前記発光素子27の発光強
度に対応した導通状態になるように形成された受光素子
30と から戊るトランジスタ安定化電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17466979U JPS603678Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 安定化電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17466979U JPS603678Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 安定化電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5692486U JPS5692486U (ja) | 1981-07-23 |
JPS603678Y2 true JPS603678Y2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=29685390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17466979U Expired JPS603678Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | 安定化電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603678Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP17466979U patent/JPS603678Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5692486U (ja) | 1981-07-23 |
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