JPS6036783A - 可動翼水車ランナベ−ンステム取付構造 - Google Patents

可動翼水車ランナベ−ンステム取付構造

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JPS6036783A
JPS6036783A JP58145855A JP14585583A JPS6036783A JP S6036783 A JPS6036783 A JP S6036783A JP 58145855 A JP58145855 A JP 58145855A JP 14585583 A JP14585583 A JP 14585583A JP S6036783 A JPS6036783 A JP S6036783A
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JP
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runner
bearing
boss
servo motor
runner vane
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Application number
JP58145855A
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English (en)
Inventor
Juichiro Kawai
河井 寿一郎
Isao Yanagida
柳田 勲
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6036783A publication Critical patent/JPS6036783A/ja
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    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B3/00Machines or engines of reaction type; Parts or details peculiar thereto
    • F03B3/12Blades; Blade-carrying rotors
    • F03B3/14Rotors having adjustable blades
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、可動翼水車ランナベーンステム取付構造の改
良に関するものである。
〔発明の背景〕
従来の可動翼水車ランナベーンステム取付構造を第1図
、第2図により説明する。第1図はカブラン水車の要部
断面図、第2図は第1図のランナベーン取付構造断面図
である。図において、1はランナベーン、2はランナベ
ーン1と一体に形成されたランナベーンステムであり、
分割構成されることもある。ランナベーンステム2はラ
ンナベーン1の中心軸を通るランナベーン回動軸線Aの
廻りに回動自在に、ランナボス軸受5及びサーボモータ
ピストンロッド10に設けられたサーボモータピストン
ロッド側軸受21に支承されている。
一方、ランナベーン操作機構は、駆動体のサーボモータ
と、サーボモータの操作力を伝達するためサーボモータ
シリンダ12の一部に連結される連結ボルト24と、連
結ボルト24にリンク33並びにリンクピン34を連結
し、かつ、ランナベーンステム2にステムキー22を介
し止められた操作レバー6とから構成されている。駆動
体は、ランナボス9に固着されたサーボモータピストン
ロッド10に固定されるサーボモータピストン13と、
サーボモータシリンダ12と、サーボモータシリンダカ
バー14とからなっている。
ランナベーン1は、/リンダ12またはシリンダカバー
14とピストン13との間に油圧が加えられると、サー
ボモータピストンロッド10をガイドとしてサーボモー
タシリンダ12及びシリンダカバー14が上下移動し、
この上下移動の動きを、連結ボルト24、リンク34及
びリンクピン33を介し操作レバー6に回転力として伝
達するようになっている。尚、30は水車主軸、31は
上面カバー、32はディスチャージリング、23はラン
ナコーン盲カバー、35は水車主軸受である。
」−記従来の構造においては、次のような幾つかの問題
点がある。第1に、第3図に示す如く水圧力Fによりラ
ンナボス部軸受5側にはF2なる反力を受け、サーボモ
ータピストンロッド10側のサーボモータピストンロッ
ド側軸受21では、水圧力Fと反力F2との距離をL1
反力F2とサーボモータピストンロッド側軸受21の上
面の受ける力F1との距離をLlとしたとき(1)式の
反力を受け持つことになる。通常、LlはLに比較し非
F 1= P L/ Lt ・・・・・・・・・(1)
常に小さいだめ、反力Flは著しく大きくなっている。
また、構造上この部分のランナベーンステム2の軸径を
太くすることは不可能であるためサーボモータピストン
ロッド側軸受21の面圧を小さくすることは困難とされ
ている。
第2に、サーボモータピストンロッド側軸受分布状態は
第3図の面圧分布Nのように均一でなくなシ面圧の高い
部分から急速に摩耗が進行するため、軸受摺動材の寿命
が短かくなシ交換頻度が高いので不経済となる。この摩
耗が大きくなると空隙を生じいわゆる機械的かだが発生
し、運転中に衝撃的荷重を生じ易くなシ、短期間のうち
に使用限界に至ってしまうと云う危険性がある。
第3に、サーボモータピストンロッド側軸受21は、水
車運転時ランナベーン1が発生する回転トルク相当の大
きな荷重をランナボス9を介し水車主軸30へ伝達する
ことができるようにトルクピン26が必要とされるが、
サーボモータピストンロッド接続ボルト25の配列位置
と重複するため、トルクピン26の設置が困難となる場
合が多い。
更に、サーボモータピストンロッド10は、本来の目的
であるピストンロッドとランナベーンステム2の内側ガ
イド軸受とを兼ねているため複雑な荷重を同時に受持つ
ことになる。このため、ランナベーン1に過大な外力が
作用した場合、例えば、上記第2の如き軸受摩耗が大き
くなるとランナベーン1のランナベーン回動軸線Aが、
水平保持が困難となることから傾きランナベ−71の外
周とディスチャージリング32と接触しこの接触による
衝撃荷重を発生することになる。また、機械的がたの増
加による衝撃荷重の発生等が生じ易くなる。従って、ラ
ンナベーンステム2及びサーボモータピストンロッド側
軸受21のみならずサーボモータ各部も損傷を受け、水
車が運転不可能となり易く、信頼性の低下を生じる。
第4に、ランナベーンステム2の構造簡略化及び重量低
減を図る目的で、まだ、ランナボス9の内部空間を有効
に利用するために、第4図は、第2図の如きサーボモー
タビス]・ンロッド側軸受21を省き、これに代わシ第
2図のランナボス部軸受5の内側(サーボモータピスト
ンロッド1゜側)にそれより径を大きくしてサーボモー
タピスト70ンド側軸受21に相当するものを設置した
従来例であるが、この従来例では、上記第1〜第3の問
題を解消し得ない次のような難点がある。
(イ) この第4図の従来の構造では、2個のランナポ
ス軸受5とサーボモータピストンロッド側軸受21との
間の距離Llは、ランナベーン1翼面に作用する水圧力
Fの中心とランナボス部軸受5との間の距離りに比べて
著しく小さく、また、上記の第3図の距14/lL+ 
よシ格段に小さいため、水圧力Fによって軸受面に生じ
る反力F1は非常に大きくなり第3図の構造の反力F1
の5〜6倍に増大する。尚、軸受径は第2図の構造のザ
ーボモータピストンロツド側軸受21に対し、大きくし
平均面圧を下げるように配慮はするものの、軸受径は荷
重増大に見合う程構造的に大きくすることは不可能とな
っている。従って、第2図の構造以」二にサーボモータ
ピストンロッド側軸受210面圧は高くなっており、機
構的にこじれを生じ易く、これによる摩擦力が異常に高
くなシ、サーボモータの油圧操作機構の容量を増大させ
ないと運転ができない場合が生じる。
←)距離TJlが非常に小さいため、ランナベーンステ
ム2の軸受ギャップ内での傾き角θ(即ち、θ−軸受ギ
ャップ/距離J、l、rad)が大きくなり、ランナベ
ーン回動軸線Aの水平保持が難しい。また、(−1′)
に示したように、機構的なとじれを生じ易いことから軸
受の摩耗量の増加が著しく、さらに、片減りも大きいこ
とから軸受ギャップの増加が甚だしく、ランナベ〜ン回
動軸MAの水平保持は益々困難となってくる。そして、
ついには、この傾きが大きくなり、ランナベーン1の外
周端と対向する相手固定部品であるディスチャージリン
グ32との直接的な接触をも生じるようになp、信頼性
を著しく低下し易い等の欠点を有し第2図の場合よりも
構造面での問題が非常に大きい。
第5に、上記第2図の構造によれば、ザーボモータピス
トンロツド10に軸受が設置されていることにより、構
造」ニサーボモータ設置位置はランナボスフランジBの
下方に設置せざるを得なくなっている。サーボモータピ
ストンロッド1oの上部取付フランジCに対しサーボモ
ータピストン13及びサーボモータシリンダ12、シリ
ンダカバ−14等重量品のオーバーハングが大きくなる
ため、サーボモータピストンロッドloの曲ケ強祇1縮
ざくつ強度及び剛性が低下し易く、また、ランナコーン
18内にこれらを収納しなければならないことから、ラ
ンナコーン18の全高を高くしなければならず不経済で
ある。
(9) 第6に、ランナコーン18の全高が高く橙っていること
から、水車運転時にランナベーン1、ランナボス9、ラ
ンナコーン18の周辺で生じる水圧のアンバランスに起
因して生じる加振力が大きくなっている。これは水圧ア
ンバランスがランナボス9及びランナコーンの投影面積
に作用するので、上記の如くランナコーン18の高さが
大きくなっているとこの水圧アンバランスを受ける投影
面積の増大に従って加振力が増大すると云うものである
。更に水車主軸受35とランナとのオーバハング量も大
きくなっているので水車主軸3oの曲げ強度、曲げ剛性
が低下し、軸直角方向に作用する水力的加振力、回転体
重量アンバランスによる遠心力等の外力による振動が大
きくなり、ランナヘー71の先端とディスチャージリン
グ32との間隙が減少し相互の接触と云うトラブルを生
じ易くなっている。これらを考慮し、当初からこれら相
互の間隙を広くとってトラブルを避ける方法もとられて
いるが、このような場合では水車の効率特性の低下は必
至となっている。また、通常、(10) ランナベーンステム軸受装置及び操作機構の潤滑のため
ランナボス9及びランナコーン18の中に潤滑油を充填
させているが、ランナコーン18の全高が高くなってい
ることにより必要以上の潤滑油を収納する結果となり不
経済であった。
このように従来のカブラン水車ランナベーンステム取付
構造には多くの問題を有しており、構造を合理化すると
共に信頼性を向上し、かつ、製造原価の低減がめられて
いた。
〔発明の目的〕
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、構造を
簡略化し重量を低減し軸振れ振動特性を改善すると共に
信頼性を向上できる可動翼水車ランナベーンステム取付
構造を提供することを目的としたものである。
〔発明の概要〕
本発明の可動翼水車ランナベーンステム取付構サーボモ
ータシリンロンドの下端に固定された(11) サーボモータピストンを内蔵した圧油が給排されて上下
方向に変位駆動されるサーボモータシリンダ及びサーボ
モータシリンダカバーからなる駆動体と、上記ランナボ
ス外周に複数個配設しランナボス部軸受に支承されたラ
ンナベーンステムに操作レバーが固定され該操作レバー
を介し上記駆動体に所定角度内を回動駆動される上記ラ
ンナベーンステムとを設けてなり、上記ランナボス部軸
受に隣接し上記ランナボス外周面に平面状に形成された
取付面及び該取付面に対向し上記ランナベーンステムに
形成された取付フランジの間に配設された平面軸受と、
」1記ランナボス内側の上記ランナボス部軸受のフラン
ジに当接すると共に上記ランナベーンステム端面が固定
された上記操作レバーと、上記ランナボスに該ランナボ
ス内側から上記取付フランジ端面まで開口されたギャッ
プ測定孔と、上記ランナボス部軸受の高さ位置にほぼ等
しく、かつ、該ランナボス部軸受の内側位置に配設され
た上記駆動体とを設けたものである。
〔発明の実施例〕
(12) 以下本発明の可動翼水車ランナベーンステム取付構造を
実施例を用い従来と同部品は同符号で示し同部分の構造
の説明は省略し第5図ないし第8図により説明する。第
5図は要部断面図、第6図は第5図のG部詳細図、第7
図は第6図のM部荷重作用説明図、第8図は第5図のサ
ーボモータシリンダに対するランナベーンの連結状態の
斜視図である。図において、ランナベーンステム2は従
来の第2図のようにランナボス9にランナボス9の中心
に対し放射方向から嵌入し取り付けられていることは同
様である。しかし、ランナベーンステムのランナボス9
に対する取付部に形成された取付フランジDと、この取
付フランジDが取り付けられるランナボス9外周面に形
成された取付面28との間に平面軸受3が取シ付けられ
ていることと、サーボモータシリンダ12がランナベー
ン1と同じ高さ位置に取り付けられていること及びラン
ナベーンステム2がランナボス9の内側に係止する操作
レバーを介し固定されている点等は従来構造と大きく異
なっている。
(13) 先ずランナベーンステム2の軸受構造を第6図により説
明する。ランナベーンステム2の取付フランジDは、ラ
ンナベーンステム2がランナボス9に嵌入し支持される
ランナボス部軸受5に隣接する外周面に平面状に形成さ
れた取付面28に対向し形成され、取付面28に半径L
6のドウナラ状の平面軸受3を介在し当接されている。
平面軸受3はランナボス9とランナベーンステム取付フ
ランジDとの間の空間Eに設けられている。ランナベー
ンステム2のランナボス9中心側の端面は第9図に示す
ように操作レバー6の一端側に、接続ボルト7と操作力
伝達ピン8とをそれぞれ交互位置となるように同一円周
上に複数個配設し固定されている。そして、操作レバー
6はランナボス部軸受5のフランジ27に当接されてラ
ンナベーンステム2に固定されている。尚、操作レバー
6の他端側は第8図に示すようにサーボモータシリンダ
カバ−14外周に植立された操作レバ一連結ピン16に
スライダブロック17を介在し連結されており、スライ
ダブロック17は操作レバー611A) の長手方向に形成された溝に摺動自在に取り付けられて
いる。そして、第8図において、サーボモータシリンダ
カバー14が矢印に方向に変位駆動されることによシ、
ランナベーンステム2、ランナベーン1を矢印■方向へ
駆動するようになっている。第9図においてJは操作レ
バ一連結ピン16の上下方向の最大移動距離を示し、α
はランナベーン1及び操作レバー60回動角度である。
第5図の4はランナベーンシールパツキンクチする。
また、操作レバー6は第6図に示すように、ランナベー
ンステム2の端面との間に調整シム36が挿入されてい
る。調整シム36は、ランナベーンステム2が操作レバ
ー6に対し接続ボルト7及び操作力伝達ピン8を介し固
定的に取り付けられるため、接続ボルト7の過度の締付
けによっては、ランナポス部軸受5の内側フランジ端面
のランナーンステム2を回動させるとき動かなくなって
しく15) 甘う場合の生じることを避けるために配設されている。
このため、両軸受面間に、適当なギャップを調整しなが
ら与えられるように厚みTなる調整シム36を設けてい
る。尚、厚みTは下記によって与えられなければならな
い。
T−R+g−Q ・・・・・・・・・(2)但し、R;
両軸受面間寸法 g;両軸受に必要とされる合計ギャップQ;ランナベー
ンステム2の寸法 また、この調整シム36は、ランナボス部軸受5のスラ
スト軸受面、平面軸受3の経年的摩耗でギャップが増加
した場合には厚みTを減らしてセット替えすることによ
シ長期間の使用に対応でき、寿命を確実に伸ばすことが
できる。
第6図において、19はランナボス9に設けられたギャ
ップ測定孔でありランナベ−71を平面軸受3に密着す
るまで内側へ押し込んだときの寸法Pと、ランナベーン
1を操作レバー6と一緒にランナボス部軸受5のスラス
ト面が密着するまで外側へ押し出したときの寸法PI 
(図示せず)と(16) の差をもってギャップの確認を可能ならしめている。尚
、このギャップ測定孔19は、ランナベ−71個当り3
〜4個けることが好ましく、ギャップ測定孔19は平面
軸受3の潤滑油を供給するためにも必要である。そして
、ギャップ測定の場合はランナはランナベーン1を取外
すこと々く、取付フランジDと取付面28との間隙をギ
ャップ測定孔19よシ測定でき、従って、最適間隙を常
に保持でき軸受の信頼性を向上できる。また、ランナベ
ーンステム2の軸受装置及び操作機構の保守。
点検が容易となる。
第6図、第7図において、今、ランナベーン1に水圧力
Fが作用すると、ランナボス部軸受5、平面軸受3に、
それぞれ反力P3.F4が生じる。
尚、従来の第2図においてもランナベーン1の遠心力の
みを受けていたランナボス部軸受5の内周フランジ端面
(スラスト軸受面)にも上記の水圧力の一部を負担する
荷重F3が作用することは同じである。このような状態
で一平面軸受3に生じる反力F4は(3)式の通りであ
り、 (17) この場合、平面軸受3が広い部分で分担して支持するこ
とから局部の一部に摩耗が集中されることがなくなり寿
命を延ばすことができる。これに加えて、平面軸受3は
ランナベーンステム2のフランジDの外周寄りに設けら
れているため、受圧面積は上記した従来技術の問題点の
第1に述べたサーボモータピストンロッド側軸受21に
比べ著しく大きく取れるので低面圧とすることができる
また、従来の第4図の構造の上記問題点の第4で述べた
極端に小さな距離L1に比べて半径の大きな平面軸受の
ため軸受荷重を小さくできる。
そして、平面軸受3は、半径L6の大きなドウナラ形状
となっているため、軸受内面の面圧分布は第7図のよう
に、ランナベーン回動軸線A上で面圧がほぼ零となるよ
うな分布となり、平面軸受3の外周側と内周側とで従来
のサーボモータピストンロッド側軸受21の如き大きな
面圧差を生じることはない。従って、発生する面圧もほ
ぼ一様(18) となり、局部摩耗を防止でき平面軸受3の寿命を延ばす
ことができる。更に、ランナベーンステム2の取付フラ
ンジD付根部は強度的に余裕ができると共に軸受摩耗を
少なくできるため、ランナベーン回動軸線Aの傾斜が経
年的にも少ないので、ランナベ−71の先端とディスチ
ャージリング32との接触することも防止できる。また
、ランナベーンステム2はサーボモータピストンロッド
側軸受21上に支持される部分がなくなり30〜40%
軽くなる。
次にランナベーン操作機構を第5図、第8図によす説明
する。サーボモータシリンダ12は従来のサーボモータ
ピストンロッド側軸受21が廃止されたことによりサー
ボモータピストンロッド10がランナボス9の上側フラ
ンジに固定されてランナボス9の中空部上端に取り付け
られている。
サーボモータの油圧操作力のランナベ−71への伝達ハ
、サーボモータシリンダカバー14の側面部よりランナ
ベーン回動軸線Aに平行に操作レバ一連結ピン16を突
設し、操作レバ一連結ピン(19) 16の先端が嵌入固定されたスライダブロック17を介
し行なっている。スライダブロック17は操作レバー6
の長手方向に形成された溝内に摺動自在に取シ付けられ
ておシ、スライダブロック17の設置目的は、サーボモ
ータの上、下運動を操作レバー6によりランナベーン1
をランナベーン回動軸線Aを中心に回動するためである
。即ち、第9図に示すようにす〜ボモータ及び操作レバ
一連結ピン16が上下方向にJだけ運動すると、スライ
ダブロック17はY+ 、Y2だけ操作レバー6の平行
溝内を摺動、移動することになり操作レバ〜6及びラン
ナベーンシステム2を円滑に回動させる。
本実施例においてはランナボス9にランナベーンステム
2を両側の対称位置にそれぞれ操作レバー6を介在し駆
動可能に配置しランナボス9の内側にサーボモータンリ
ンダ12を配置するため、サーボモータシリンダ12は
従来に比し口径を小さくする必要が生じる場合もあるの
で、その場合にはサーボモータ操作油圧を幾分高目にす
る必要(20) が生じる。しかし、近年操作油圧の高圧比が技術的にも
信頼性の高いものとして使用できるようになっているた
め、充分にその対応が可能である。
従って、従来の如き第2図のリンク34、クランクピン
33、連結ボルト24等が不要となり、重量1価格の低
減、構造の簡略化が図れる。尚、スライダブロック17
に対し、従来構造のようにリンク及び連結ピン等で伝達
する方法としてもよい。
また、従来は、サーボモータシリンダ12がランチボス
フランジBの下部のランナコーン18の内部スペース内
に上下移動しても接触することがないよう配置されてい
たためランナコーン18の高さが高いものとなっていた
。しかし、本実施例ではサーボモータシリンダ12の取
付位置を操作レバー6の内側空間に設置しているため、
従来のサーボモータ用のスペースが不要となシ、ランナ
コーン18の全高1−I ’を従来の第2図の全高Hに
比し約70チ程度に小さくでき、また、ランナボス9、
ランナコーン18内の潤滑油量は約50チを低減できる
。更に従来の構造においては、ラン(21) ナコーン18の水圧変動を受ける範囲、即ち、投影面積
を従来の20〜30チ低減できるので、軸直角方向の加
振力も20〜30%低下させることが可能となり軸振動
特性を改善できる。また、水軸主軸受35からランナま
でのオーバノ・ング量の縮減による振動特性が改善され
ることは勿論である。
このように本実施例の可動翼水車ランナベーンステム取
付構造においては、ランナボス部軸受の外周面に平面状
の取付面を設け、この取付面に対向する取付フランジを
ランナベーンステムに形成し、取付面と取付フランジ間
に平面軸受を配置すると共に、ランナベーンステムの端
面をランナボス部軸受フランジに当接する操作レバーを
介しランナボス内周に係止固定し、ランナボスに内側か
ら上記取付フランジの端面までの間にギャップ測定孔を
設け、上記ランナボス内の上記ランナベーンステム取付
部内側にランナベーンステムラ回動駆動する駆動体を配
設したので、ランナコーンの高さを著しく縮小でき、従
って、構造を簡略化しく22) 部品点数、潤滑油量を減少し重量を30〜40係減じ原
価を20〜30%低減し保守点検が容易となり軸振れの
振動特性を改善し信頼性を向上できる。
尚、上記実施例では、操作レバー6は接続ボルト7によ
りランナベーンステム2に固定され、さらに、ランナベ
ーン1の回動に要するサーボモータの操作トルクを伝え
るための手段として操作力伝達ピン8を設けているが、
トルク伝達手段は、他の方法、例えばキー、スプライン
等の方法によっても目的を達成できる。
第8図は平面軸受の他の実施例を示し、上記実施例と異
なるところは、上記実施例の平面軸受3は両面が平行で
あるのに対し、本実施例の平面軸受3は内周側が薄く外
周側が厚くなるようにフランジDとの接触面が傾斜面2
9に形成されている点である。本実施例も上記実施例と
同様の作用効果を有する。
〔発明の効果〕
以上記述した如く本発明の可動翼水車ランナベ(23) 一システム取付構造は、構造を簡略化でき、重量を低減
し軸振れ振動特性を改善すると共に信頼性を向上できる
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカブラン水車の要部断面図、第2図は第
1図のランナベーン取付構造断面図、第3図は第2図の
ランナベーン負荷時の荷重支持説明図、第4図は他の往
古2図のランナベーン負荷時の荷重支持説明図、第5図
は本発明の可動翼水車ランナベーンステム取付構造の実
施例の要部断面図、第6図は第5図のG部詳細図、第7
図は第6図のM部荷重作用説明図、第8図は第5図のサ
ーボモータシリンダに対するランナベーンの連結状態の
斜視図、第9図は第5図のサーボモータシリンダとラン
ナベーンとの結合状態斜視図、第10図は本発明の可動
翼水車ランナベーンステム取付構造の平面軸受の他の実
施例の第6図M部分と同部分の説明図である。 119.ランナベーンステム、3・・・平面軸受、5・
・・ランナボス部軸受、6・・・操作レバー、9・・・
ランナポ(24) ス、10・・・サーボモータシリンロンド、12・・・
シリンダ、13・・・ピストン、14・・・シリンダカ
バー、16・・・操作レバ一連結ピン、17・・・スラ
イダブロック、19・・・ギャップ測定孔、27・・・
フランジ、28・・・取付面、30・・・水車主軸、3
6・・・調整(25) 第1図 第2図 第3図 第4図 発8 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、縦型水車主軸下端に固着されたランナボス内に固定
    されるサーボモータピストンロンドト、該サーボモータ
    シリンロンドの下端に固定されたサーボモータピストン
    を内蔵し圧油が給排されて上下方向に変位駆動されるサ
    ーボモータシリンダ及びサーボモータシリンダカバーか
    らなる駆動体と、上記ランナボス外周に複数個配設しラ
    ンナボス部軸受に支承されたランナベーンステムに操作
    レバーが固定され該操作レバーを介し上記駆動体に所定
    角度内を回動駆動される上記ランナベーンステムとを設
    けたものにおいて、上記ランナポス部軸受に隣接し上記
    ランナボス外周面に平面状に形成された取付面及び該取
    付面に対向し上記ランナベーンステムに形成された取付
    フランジの間に配設された平面軸受と、上記ランナボス
    内側の上記ランナボス部軸受のフランジに当接すると共
    に上記ランナベーンステム端面が固定された上記操作レ
    バーと、」二記ランナボスに該ランナボス内側から上記
    取付フランジ端面まで開口されたギャップ測定孔と、」
    1記うンナボス部軸受の高さ位置とほぼ等しく、かつ、
    該ランナボス部軸受の内側位置に配設された」1記駆動
    体とを設けたことを特徴とする可動翼水車ランナベーン
    ステム取付構造。 2、上記操作レバーの一端が上記ランナベーンステムに
    固定された他端の上記駆動体との連結部が、上記操作レ
    バーの長手方向に形成された溝内に摺動自在に堆り付け
    られるスライダブロックと、上記駆動体の上記シリンダ
    カバーに植立され上記スライダブロックに嵌入固定され
    た操作レバ一連結ピンとから構成されている特許請求の
    範囲第1項記載の可動翼水車ランナベーンステム取付構
    造。 3、上記操作レバーと上記ランナベーンステム端面との
    間に調整シムが挿入されている特許請求の範囲第1項記
    載の可動翼水車ランナベーンステム取付構造。
JP58145855A 1983-08-09 1983-08-09 可動翼水車ランナベ−ンステム取付構造 Pending JPS6036783A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038801A (ja) * 1989-06-05 1991-01-16 Wacoal Corp パンティストッキング
JPH0385025U (ja) * 1989-12-22 1991-08-28
JPH0418102A (ja) * 1990-05-11 1992-01-22 Toyobo Co Ltd ストッキングおよびその製造方法
JPH0738179U (ja) * 1993-12-10 1995-07-14 株式会社ナイガイ メリヤス編地
JP2007270738A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Chugoku Electric Power Co Inc:The 水力発電機

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