JPS6036723B2 - 土壌培地材料の製造方法 - Google Patents

土壌培地材料の製造方法

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JPS6036723B2
JPS6036723B2 JP51138041A JP13804176A JPS6036723B2 JP S6036723 B2 JPS6036723 B2 JP S6036723B2 JP 51138041 A JP51138041 A JP 51138041A JP 13804176 A JP13804176 A JP 13804176A JP S6036723 B2 JPS6036723 B2 JP S6036723B2
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JP
Japan
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soil
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starch
water
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JP51138041A
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JPS5362638A (en
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篤雄 森
勇 鯰江
清彦 中江
晃造 児谷
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物栽培用の土壌培地材料の製造方法に関する
もので、詳しくはポリビニルアルコール、澱粉、ホルム
アルデヒドおよび酸またはこれにさらに尿素を加えてな
る水溶液を60〜1000○の温度および0.2〜10
の/secの鷹枠翼先端速度条件下で反応させて、運通
気泡構造の粒状、フレーク状、センィ状またはその混合
物からなる土壌培地材料を製造する方法である。
従来、園芸または観賞用植物の栽培には、屋外、屋内を
とわず天然に産する土壌を植物生育に必要な養分の貯蔵
供給媒体として用いることが多かった。しかしながら、
近年では生活様式の変化が急速に進み、都市化の拡大傾
向と居住空間の高層化にともない、充分なスペースで自
由に天然土壌を用いて植物を栽培することができなくな
ったばかりでなく、天然土壌が簡単に入手できない場合
もおこっている。
この傾向はとくに都会地において大きく、これらを克服
するためにいろいろな植物生育用塔材料が研究され、一
部実用化されているものもある。
たとえば、ポリウレタン発泡体、モミガラ嬢炭、ビート
モス、バーミキュライト、バーラィト等が天然士壌に代
りうる軽量で取扱いやすい土壌として登場している。植
物の栽培における培養体の必要条件としては、植物の生
育ならびに繁殖の基盤つまり根の根拠を与えること、養
分水溶液を保持しうろこと、老廃物を水と共に除去しう
ろことならびに空気を含みうろことをあげることができ
るが、例えばポリウレタン発泡体、モミガラ環炭などは
一般に保水性に乏しいため、養分水溶液の長時間の保持
が困難であり、またバーミキュラィト、バーライト等は
取扱い上飛散しやすく、ほこりや培地目づまりの発生な
どに対して強く改良が望まれている。
本発明はかかる現状にかんがみ種々研究を重さねた結果
、本発明方法によるボリビニルアルコール、澱粉の水溶
液にホルムアルデヒド、酸またはそれらにさらに尿素を
加え、加温、雛梓勢断条件下で反応させて得られた蓮通
気泡構造を有した粒状、フレーク状、センィ状またはそ
の混合物がすぐれた吸水性、保水性、養分保持性を有し
、植物生育用にすぐれた±壌塔地を提供することを見し
、出し、完成させたものである。すなわち、本発明方法
で得られる土壌培地材料は、親水性樹脂によって構成さ
れ、それらがホルマール化反応によって微細運通気泡構
造を有すること、さらに加温、雛枠酸断条件下での反応
において、これらを任意に変えることにより、粒状、フ
レーク状、センィ状あるいはこれらの混合物の形状の材
料が得られることなどを特徴とし、吸水性、保水性など
が著しくすぐれるとともに、使用目的に合った形状のも
のが容易に得られるものである。
また、さらに反応の初期あるいは途上において尿素を加
えて行なう反応方法は、本発明の他の一つの特徴である
が、このようにして得られた材料は、上記特徴に加えて
適量の窒素成分を含有し、吸水性、保水性とともに養分
保持性にすぐれた土壌渚地材料を提供するものである。
以下本発明をさらに具体的に説明する。本発明に使用で
きるポリビニルアルコールとは完全齢化、部分齢化物の
いずれでもよいし、重合度についても特に制限する必要
がなく広い範囲のものが使用できる。
本発明に使用できる澱粉とはとうもろこし澱粉、甘藷澱
粉、夕ピオカ澱粉、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉などがあげら
れる。
反応に用いられる酸類としては、硫酸、塩酸などの普通
のホルマー化反応に用いられる鉱酸類が適当である。
本発明の実施方法は、ポリビニルアルコール20〜8広
重量部、澱粉30〜8の重量部、水400〜80の重量
部からなる組成液風の100重量部と37%ホルムマリ
ン30〜7の重量部、97%硫酸30〜7の重量部から
なる組成液{B}の20〜7の重量部を燈梓機を備えた
還流器付き反応槽内に混入し、反応槽内談液温度を50
〜100COに保ちつつ、渡洋翼先端速度が0.2〜1
0の/sec、好ましくは0.5〜5肌/secの条件
下でホルマール化反応を行なうもので、反応後は内容物
を取り出して水洗、水切り、乾燥処理を施して製品化す
るものである。
原材料の仕込比率、反応条件等は所望する製品態様、た
とえば、粒状、フレーク状、センィ状等の製品形状、あ
るいは蓮通発泡程度に応じて上記範囲内で任意に選択、
組合わせることが可能であるが、たとえば蝿梓翼先端速
度が0.2m/secより小であれば反応生成物がブロ
ック化し、逆に10のノsecより大きくなると蓮通発
泡構造を形成しない粉状物となる。
また、組成液風に対する組成液脚の比率が上記範囲以下
におよぶホルマール化反応に長時間を要し、逆に範囲以
上ではホルマール化反応が急速すぎて均一反応が得られ
ないなど不都合が生じる。
さらに本発明の実施方法においては、上記反応の初期ま
たは反応の途上において尿素を添加することにより本発
明をより特徴づけるものであるが、その方法は上記組成
液■,‘B}の混合液100重量部に対して尿素0.4
〜2の重量部、好ましくは1〜1の重量部を反応の初期
または反応途上において注加し、ボリビニルアルコール
などとのホルマ−ル化反応とともに尿素ーホルマリン縮
合反応を行なわすもので反応後は内容物を取り出して、
水洗、水切り、乾燥処理を施して製品化する。尿素添加
量が上記範囲以下では残留ホルマリンの楠集効果が得に
くく、したがって有効窒素成分も付与し‘こく〈、また
上記範囲以上におよぶとポリピニルアルコールなどとの
ホルマール化反応が阻害される。本発明方法によって得
られた土壌培地材料を用いれば、手や環境を汚すことな
く、いかなる作業や処置も可能であり、水の散布などに
よってその一部が流失することもなく、材料の微細連通
気泡構造と親水性原料による適度の吸水性、保水性が散
布する水を吸収して一時貯蔵の役目をはたすと同時に、
植物の要求に応じて根に供給する。
この性質は繰り返し使用しても半永久的に継続するもの
である。また、本発明の土壌材料は天然土壌に比較して
軽量であるので取扱いが容易である。また、本発明の土
壌材料は必要に応じて染料、顔料、無機フイラ−を用い
ることができる。たとえば黒色に着色することにより太
陽熱の吸収は良くなり、植物の生育に好結果を与え、緑
色、黄色などに着色したものを植木鉢用や庭園用に用い
れば植物の葉、花あるいは鉢の色などの色彩調和が従来
の土壌材料に比べて一層効果を発揮する。特にみずごけ
代用としてカラフルな製品を使用する時最大の効果を発
揮する。さらに本発明方法によって得られる土壌材料は
通常の畑土などとの混合塔地あるいは表層土壌マルチと
して利用できる。特に砂質土壌には保水性、保肥性賦与
、軍質土壌には通気性、排水性賦与で有効である。以下
、本発明方法をさらに実施例によって説明するが、本実
施例は本発明方法の範囲を制限するものではない。実施
例 1 ジャケット、還流器および高速擁梓翼付き20そ容量の
反応槽(擢形礎梓羽根d=0.29仇、3枚付、反応槽
内径D=0.30仇)にポリビニルアルコール(ボバー
ル■117、クラレ製)0.5k9、とうもろこし澱粉
0.5k9、水6夕を仕込み、液温9000の条件で3
0分間均一に凝梓熔解させたのち、37%ホルマリンを
97%硫酸との等量混合液1.6k9を徐々に注力oし
、注放しながら同温度にて回転速度26仇.p.mで約
10分間蝿拝条件下で反応を行なった。
反応終了後内容物を取り出し、水洗、水切り、乾燥処理
を施して製品約0.55k9を得た。
得られた製品は、微細な蓮通気泡構造を持った約2〜7
帆の粒状物で、吸水させると1分後に約680%の含水
率を示した。土壌培地に単用あるいは砂などとの混用に
良好な形状と性質を有するものであった。実施例 2 実施例1と同じ反応槽および原料を用いて、液温70o
oにて回転速度33.p.mで約20分間暁杵条件下で
反応を行なった。
反応終了後内容物を取り出し、水洗、水切り、乾燥処理
を行なった。得られた製品は細かい起毛と蓮通気泡構造
を持ったセンィ状物で吸水させると1分後に約720%
の含水率を示す。みずごけに代りうるものとして最適な
製品であった実施例 3 実施例1と同じ反応糟を用いてポリビニルァルコール(
ボバール■117、クラレ製)0.7k9、とうもろこ
し澱粉0.3kg、水6そを仕込み、液温70qCの条
件で1時間均一に損杵溶解させたのち、37%ホルマリ
ンと97%硫酸との等量混合液2.5k9を徐々に洋加
し、注加しながら同温度にて回転速度30仇.p.mで
5分間雛拝条件下で反応させたのち、尿素粉末0.1k
9を徐々に添加しながら同上条件で1時間反応を行なっ
た。
反応終了後内容物を取り出し、水洗、水切り、乾燥処理
を施して製品化し0.84k9の製品を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリビニルアルコール、澱粉、ホルムアルデヒドお
    よび酸を含む水溶液を60〜100℃の温度および0.
    2〜10m/secの撹裄翼先端速度条件下で反応させ
    て、連通気泡構造の粒状、フレーク状、センイ状または
    その混合物からなる土壌培地材料を製造する方法。 2 ポリビニルアルコール、澱粉、ホルムアルデヒドお
    よび酸を含む水溶液に当初または反応途上で尿素を添加
    し、60〜100℃の温度および0.2〜10m/se
    cの撹拌翼先端速度条件下で反応させて土壌培地材料を
    製造する方法。
JP51138041A 1976-11-16 1976-11-16 土壌培地材料の製造方法 Expired JPS6036723B2 (ja)

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