JPS6036615Y2 - 経糸巻用ビ−ム - Google Patents

経糸巻用ビ−ム

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Publication number
JPS6036615Y2
JPS6036615Y2 JP15241381U JP15241381U JPS6036615Y2 JP S6036615 Y2 JPS6036615 Y2 JP S6036615Y2 JP 15241381 U JP15241381 U JP 15241381U JP 15241381 U JP15241381 U JP 15241381U JP S6036615 Y2 JPS6036615 Y2 JP S6036615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circumferential
flange
warp
warp winding
boss
Prior art date
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Expired
Application number
JP15241381U
Other languages
English (en)
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JPS5856881U (ja
Inventor
勝則 吉村
Original Assignee
ワシマイヤ−株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は編機あるいは織機等の経糸を巻回するための経
糸巻用ビームに関し、巻回された巻糸による軸方向の応
力に起因するフランジの外方への曲がりにより生ずる螺
合締結されたフランジと胴部の隙間の発生のないものを
得んとしている。
従来、経糸巻用ビームにおいて胴部および左右のフラン
ジよりなり、胴部端の内面およびフランジのボス部周縁
に雌雄のネジ切りがなされ、互いに螺合締結されてなる
経糸巻用ビームは周知であるが、この経糸巻用ビームに
おいては経糸巻回時に発生する軸方向の応力(フランジ
のサイズと糸の種類によるが30〜1QQtonの荷重
が発生する)によってフランジが外方に広げられ、この
ためにフランジと胴部の接合個所に隙間が生じ、この溝
中に経糸が落ち込み、長期間の使用により経糸がクサビ
の如く徐々に接合個所に喰い込みついには破壊される場
合があった。
これを防止するために接合面相互の形状を円弧状として
なる米国特許331716咥があるが、本特許において
は実際上変形の中心を求める事は大変困難で、又求めら
れたとしても材質、硬度、肉厚のバラツキにより実際に
は変動が多く面倒な円弧状の加工をせねばならない割に
は効果が薄かった。
本考案は上記欠点を解消するためになされたもので、フ
ランジの経糸による外方への曲げが働らいてもフランジ
と胴部の接合面においては、隙間を生じることのない構
造をもつ経糸巻用ビームを提供せんとするものである。
次に本考案を実施例に基づいて説明すると、第1図は本
考案の一実施例を示し、経糸巻用ビームの一部断面を示
した正面図であって1は筒形の胴部であって、2,2は
フランジでありフランジ2のボス部3の周縁および胴部
1の端面にメネジおよびオネジの雌雄のネジ切りがなさ
れており、フランジ2,2は胴部1の左右端部で互いに
螺合締結されている。
Aはフランジ2のボス部3と胴部1の端内面の接合個所
を示しており、これを拡大したものを第2図に示すと、
4は胴部1の端内面にネジ切りされたオネジ部であり、
5はフランジ2のボス部3の周縁にネジ切りされたメネ
ジ部であり、aは胴部1の外周面6と連接してなるボス
部3の周胴面7の端部に設けた周突起であり、bは外周
面6の端面に設けた周突起でありフランジ2と胴部1の
螺合によって互いに切り違い状に密着している。
第3図は胴部1とボス部3が締結される直前の状態にお
ける周突起a及び周突起すの拡大図でDlは胴部1の接
合端面8と周突起すを形成するV字断面の溝部C端まで
の外径で、D2は周突起aの根本の径を示し、Hlは溝
部Cの深さを、H2は周突起aの高さを示し、θはボス
部3の周胴面7と周突起aおよび周胴面7と溝部Cの各
々の交叉角度を表わす。
ここでD2>Diとし、加工を容易にするためにHl
>H2とし、胴部1の接合端面8とボス部3の接合端面
9を各々平行に加工する。
第4図はこの接合面が完全に締結され胴部1の周突起す
がボス部の周突起aにより外側に塑性変形された状態を
示している。
このように構成された経糸巻用ビームは経糸巻回時にお
いてフランジ2を外方に押しひろげる曲けが働いた場合
でも周突起aと周突起すとの接合面dは周突起aに貯え
られた応力によって常に圧着状態を保つことになるので
、接合面dには隙間を生ずることはない。
尚第4図に示すようにネジが締結された状態では胴部1
の周突起すがわずかにΔtだけボス部3の周胴面7から
はみ出るが、D1= 293斜、D2=293.4mm
、 θ=30°の実施例の場合でΔtは約0.151r
rrILで使用上の問題はない。
又、本説明では胴部1の端面に溝部C(凹部)をフラン
ジ2のボス部3に周突起a(凸部)を配した実施例を示
したが、この凹凸の配置を逆にした配置例、即ち胴部1
の端面に周突起を、ボス部3に溝部を配したものも同様
の効果を奏し本考案の実施例に含まれるものである。
以上のように本考案は胴部および左右のフランジよりな
り、フランジのボス部周縁および胴部端の内面に雌雄の
ネジ切りがなされ、互いに螺合締結されてなる経糸巻用
ビームにおいて、胴部周面に連接するボス部側端面の周
突起aが胴部端面の周突起すと切り違い状に圧接される
ことによって一連の周胴部が形成されてなるものである
ので、経糸巻回時においてフランジを外方へ押し拡げよ
うとする応力が働らき、フランジが外方へ押し拡げられ
てもフランジのボス部と胴部端面の接合個所においては
、塑性変形された周突起が常時胴部側の接合端面に圧接
した状態となり、フランジのボス部と胴部端面の接合個
所においては隙間を生ずることがなく、経糸解舒の際に
喰い込みによる支障が生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の経糸巻用ビームの一実施例であってそ
の一部を断面的に示す正面図であり、第2図は第1図に
おけるA部分の拡大図であり、第3図は第2図の状態に
至る前を示す拡大図であり、第4図は第2図の状態の拡
大図である。 図中、1・・・・・・胴部、2,2・・・・・・フラン
ジ、3・・・・・・ボス部、4・・・・・・オネジ部、
5・・・・・・メネジ部、7・・・・・・周胴面、a・
・・・・・周突起、b・・・・・・周突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴部および左右のフランジよりなり、胴部端の内面およ
    びフランジのボス部周縁に雌雄のネジ切りがなされ、互
    いに螺合締結されてなる経糸巻用ビームにおいて、胴部
    周面に連接するボス部側端面の周突起aが胴部端面の周
    突起すと切り違い状に圧接されることによって一連の周
    胴部が形成されてなることを特徴とする経糸巻用ビーム
JP15241381U 1981-10-13 1981-10-13 経糸巻用ビ−ム Expired JPS6036615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15241381U JPS6036615Y2 (ja) 1981-10-13 1981-10-13 経糸巻用ビ−ム

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JP15241381U JPS6036615Y2 (ja) 1981-10-13 1981-10-13 経糸巻用ビ−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5856881U JPS5856881U (ja) 1983-04-18
JPS6036615Y2 true JPS6036615Y2 (ja) 1985-10-30

Family

ID=29945063

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JP15241381U Expired JPS6036615Y2 (ja) 1981-10-13 1981-10-13 経糸巻用ビ−ム

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JPS5856881U (ja) 1983-04-18

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