JPS603648B2 - 高速掛算装置 - Google Patents
高速掛算装置Info
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- JPS603648B2 JPS603648B2 JP52000360A JP36077A JPS603648B2 JP S603648 B2 JPS603648 B2 JP S603648B2 JP 52000360 A JP52000360 A JP 52000360A JP 36077 A JP36077 A JP 36077A JP S603648 B2 JPS603648 B2 JP S603648B2
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- digital
- memory
- addition
- adder
- multiplication
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テレビジョン映像信号をデジタル符.号信号
の形態にして取扱う場合に、デジタル映像信号に対して
次第に画面を明るくするかまたは暗くするフェージング
操作、カメラの画面の一部を暗くし、そこに他の画面を
はめ込む変調操作またはテレビカメラの感度むらなどに
より、画面に現われる望ましくない暗影あるいは暗黒ひ
ずみのシェージングに対する補正などの信号処理をデジ
タル的に行なう場合などに必要な高速度のデジタル掛算
装置に関するものである。
の形態にして取扱う場合に、デジタル映像信号に対して
次第に画面を明るくするかまたは暗くするフェージング
操作、カメラの画面の一部を暗くし、そこに他の画面を
はめ込む変調操作またはテレビカメラの感度むらなどに
より、画面に現われる望ましくない暗影あるいは暗黒ひ
ずみのシェージングに対する補正などの信号処理をデジ
タル的に行なう場合などに必要な高速度のデジタル掛算
装置に関するものである。
従来のこの種掛算装置としては、通常の電子計算機に用
いられている2進の掛算論理回路方式すなわちロジック
方式があるが、この方式はデジタル乗数および被乗数の
それぞれの1ビットずつの部分積の計算を行なったうえ
で、それら多数の部分積の累算を行なうので高速性に欠
けている。
いられている2進の掛算論理回路方式すなわちロジック
方式があるが、この方式はデジタル乗数および被乗数の
それぞれの1ビットずつの部分積の計算を行なったうえ
で、それら多数の部分積の累算を行なうので高速性に欠
けている。
これに対して、固定メモリー装置すなわちリードオンリ
ーメモリー(ROM)、あるいは即時呼出〆モリー装置
すなわちランダムアクセスメモリー(RAM)等のメモ
リー装置を用いて、乗数と被乗数とのすべての組合わせ
についてそれぞれの積を記憶しておき、所要の乗数と被
乗数とによりアクセスして所要の積を読出す全メモリー
方式があり、この全メモリー方式は、メモリー装置のア
クセスタイム、すなわち、アドレス信号が印加されてか
ら所要の積のデータが出力として謙出されるまでの時間
のみによって演算の速度が決定されるので、高速性は極
めて良好である。しかし、例えば取扱い単位の情報量を
通常のテレビジョン映像信号の1画素あたりに必要とす
る8ビットのデジタル数同志の掛算、すなわち16ビッ
トの演算を行なう場合には、あらゆる8ビットのデジタ
ル数同志の積の中から所要の積を読出すに必要なアドレ
スの組合わせの数は、ぞo:IKと表わすと、〆×〆=
が6=夕×が0=釘Kとなり、これだけの数のアドレス
の組合わせに対応する積をメモリー袋槽にあらかじめ記
憶させておく必要があり、そのために必要なメモリー装
置のメモリー容量、すなわち、収容しうるデータの数は
、メモリー容量=取扱い単位の情報量(ビット数)x(
アドレス数)=16×私K=102巡ビットとなり、容
量102巡ビットのメモリー装置を使用する必要がある
。
ーメモリー(ROM)、あるいは即時呼出〆モリー装置
すなわちランダムアクセスメモリー(RAM)等のメモ
リー装置を用いて、乗数と被乗数とのすべての組合わせ
についてそれぞれの積を記憶しておき、所要の乗数と被
乗数とによりアクセスして所要の積を読出す全メモリー
方式があり、この全メモリー方式は、メモリー装置のア
クセスタイム、すなわち、アドレス信号が印加されてか
ら所要の積のデータが出力として謙出されるまでの時間
のみによって演算の速度が決定されるので、高速性は極
めて良好である。しかし、例えば取扱い単位の情報量を
通常のテレビジョン映像信号の1画素あたりに必要とす
る8ビットのデジタル数同志の掛算、すなわち16ビッ
トの演算を行なう場合には、あらゆる8ビットのデジタ
ル数同志の積の中から所要の積を読出すに必要なアドレ
スの組合わせの数は、ぞo:IKと表わすと、〆×〆=
が6=夕×が0=釘Kとなり、これだけの数のアドレス
の組合わせに対応する積をメモリー袋槽にあらかじめ記
憶させておく必要があり、そのために必要なメモリー装
置のメモリー容量、すなわち、収容しうるデータの数は
、メモリー容量=取扱い単位の情報量(ビット数)x(
アドレス数)=16×私K=102巡ビットとなり、容
量102巡ビットのメモリー装置を使用する必要がある
。
しかして、かかる大きさのメモリー容量は、通常のテレ
ビジョン映像信号の1フィールド分を記憶させるいわゆ
るフィールドメモIJ一の容量に近似した容量であり、
掛算装置にかかる大容量のメモリー装置を使用するのは
極めて不経済である。本発明の目的は、上述した従来の
諸問題を解決し、デジタル乗数とデジタル被乗数との掛
算を、特に大容量のメモリー装置を使用することなく、
複数個の小容量メモリー装置を乗数、被乗数によってア
クセスしたデータの高速演算により高速度で行なうこと
ができる経済的で高性能の高遠掛算装置を提供すること
にある。
ビジョン映像信号の1フィールド分を記憶させるいわゆ
るフィールドメモIJ一の容量に近似した容量であり、
掛算装置にかかる大容量のメモリー装置を使用するのは
極めて不経済である。本発明の目的は、上述した従来の
諸問題を解決し、デジタル乗数とデジタル被乗数との掛
算を、特に大容量のメモリー装置を使用することなく、
複数個の小容量メモリー装置を乗数、被乗数によってア
クセスしたデータの高速演算により高速度で行なうこと
ができる経済的で高性能の高遠掛算装置を提供すること
にある。
すなわち、本発明高遠掛算装置は、デジタル乗数とデジ
タル被乗数とをともに上位、下位の2個の部分に分割し
て各部分相互間の部分積につき上述したメモリ一方式の
掛算を行ない、謙出した複数個の部分積を適切に累算す
ることによって、使用するメモリー装置に必要なメモリ
ー容量を従来の全メモリー方式に比して大幅に低減させ
、しかも、演算速度を向上させるようにしたものであり
、複数個ずつの第1のデジタル数および第2のデジタル
数をそれぞれ分割した各上位部分と各下位部分との掛算
を行なって部分積を複数個のメモリー装置にそれぞれ記
憶させておき、デジタル乗数およびデジタル被乗数を前
記第1および前記第2のデジタル数の分割に対応して分
割した上位部分および下位部分にそれぞれ対応させて前
記複数個のメモリー装置から読出した前記部分積を、前
記部分積の桁順位に対応して順次に桁上げを行なうよう
にして順次に配列した複数個の加算器に供給して順次に
累算する掛算装置において、複数個ずつ2系列の前記加
算器を備え、当該2系列における同一順位の前記加算器
により3個の前記部分積における同一桁の加算を順次に
行なうにあたり、一方の前記系列の前記加算器により前
記3個のうち2個の前記部分積における同一桁の加算を
行なって得た加算出力を、他方の前記系列における最下
位の前記加算器に対しては桁上げ信号入力端子に供給し
、他方の前記系列における他の順位の前記加算器に対し
ては加算入力端子に供給して他の1個の前記部分積にお
ける同一桁と加算するようにしたことを特徴とするもの
である。
タル被乗数とをともに上位、下位の2個の部分に分割し
て各部分相互間の部分積につき上述したメモリ一方式の
掛算を行ない、謙出した複数個の部分積を適切に累算す
ることによって、使用するメモリー装置に必要なメモリ
ー容量を従来の全メモリー方式に比して大幅に低減させ
、しかも、演算速度を向上させるようにしたものであり
、複数個ずつの第1のデジタル数および第2のデジタル
数をそれぞれ分割した各上位部分と各下位部分との掛算
を行なって部分積を複数個のメモリー装置にそれぞれ記
憶させておき、デジタル乗数およびデジタル被乗数を前
記第1および前記第2のデジタル数の分割に対応して分
割した上位部分および下位部分にそれぞれ対応させて前
記複数個のメモリー装置から読出した前記部分積を、前
記部分積の桁順位に対応して順次に桁上げを行なうよう
にして順次に配列した複数個の加算器に供給して順次に
累算する掛算装置において、複数個ずつ2系列の前記加
算器を備え、当該2系列における同一順位の前記加算器
により3個の前記部分積における同一桁の加算を順次に
行なうにあたり、一方の前記系列の前記加算器により前
記3個のうち2個の前記部分積における同一桁の加算を
行なって得た加算出力を、他方の前記系列における最下
位の前記加算器に対しては桁上げ信号入力端子に供給し
、他方の前記系列における他の順位の前記加算器に対し
ては加算入力端子に供給して他の1個の前記部分積にお
ける同一桁と加算するようにしたことを特徴とするもの
である。
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
まず、本発明による高遠掛算装置の概略構成を第1図に
示す。
示す。
第1図示の構成においては、A,B2つの入力デジタル
数の積を求めることを演算の対象として、入力A:A,
(上位ビット群)十A2(下位ビット群)入力,B=B
,(上位ビット群)十B2(下位ビット群)のごとく、
入力デジタル数A,Bをそれぞれ上位ビット群A,,B
,と下位ビット群ん,Bとに等分して4個の単位乗算器
としてのメモリー装置1,2,3,4のアドレス入力端
子にそれぞれ供孫舎する。
数の積を求めることを演算の対象として、入力A:A,
(上位ビット群)十A2(下位ビット群)入力,B=B
,(上位ビット群)十B2(下位ビット群)のごとく、
入力デジタル数A,Bをそれぞれ上位ビット群A,,B
,と下位ビット群ん,Bとに等分して4個の単位乗算器
としてのメモリー装置1,2,3,4のアドレス入力端
子にそれぞれ供孫舎する。
この場合に、デジタル乗数A、デジタル被乗数Bともに
、前述したと同様に8ビットとして、それぞれを4ビッ
トずつの上位ビット群A,,B,と下位ビット群A2,
B2とに分割すれば、例えば第2図に示すように4ビッ
トずつの入力デジタル数相互間の掛算を行なう単位掛算
器が4個あれば16ビットの完全な出力デジタル数を得
ることができる。すなわち、A=A,十A2、B=B,
十基 とすると、 A×B=(A,十A2)×(B,十B)=A,×B,十
A,×B2十ん×B,十A2×&となり、A,,A2,
B,,Bがそれぞれ4ビットであるから、それぞれ4ビ
ット同志の袋算を4回行なって8ビットずつの4個の部
分積を求めることになり、かかる演算における各部分積
相互間の桁の関係は第3図に示すようになる。
、前述したと同様に8ビットとして、それぞれを4ビッ
トずつの上位ビット群A,,B,と下位ビット群A2,
B2とに分割すれば、例えば第2図に示すように4ビッ
トずつの入力デジタル数相互間の掛算を行なう単位掛算
器が4個あれば16ビットの完全な出力デジタル数を得
ることができる。すなわち、A=A,十A2、B=B,
十基 とすると、 A×B=(A,十A2)×(B,十B)=A,×B,十
A,×B2十ん×B,十A2×&となり、A,,A2,
B,,Bがそれぞれ4ビットであるから、それぞれ4ビ
ット同志の袋算を4回行なって8ビットずつの4個の部
分積を求めることになり、かかる演算における各部分積
相互間の桁の関係は第3図に示すようになる。
上述のような4ビット同志の掛算をそれぞれ前述したよ
うにメモリー装置を用いて行なうと、各メモli‐装置
のアドレス数は、第2図に示したように、入力デジタル
数の各ビットをビット順にそれぞれ組合わせて乗算を行
ない、その積を出力デジタル数の各ビットとしてビット
順に敬出すものとすれば、公xぞ=〆=256 とおりの組合わせの数となり、各メモリー装置に必要な
メモリー容量は、前述と同様に〆o=IKと表わせば、
メモリー容量=〔取扱の単位の情報量(ビット数)〕x
(アドレス数)=8×256=2048ビット=がビ、
ソトとなる。
うにメモリー装置を用いて行なうと、各メモli‐装置
のアドレス数は、第2図に示したように、入力デジタル
数の各ビットをビット順にそれぞれ組合わせて乗算を行
ない、その積を出力デジタル数の各ビットとしてビット
順に敬出すものとすれば、公xぞ=〆=256 とおりの組合わせの数となり、各メモリー装置に必要な
メモリー容量は、前述と同様に〆o=IKと表わせば、
メモリー容量=〔取扱の単位の情報量(ビット数)〕x
(アドレス数)=8×256=2048ビット=がビ、
ソトとなる。
したがって、メモリー装置に必要なメモリー容量は、上
述した4種類の掛算を行なうにしても上述の容量がビッ
トの高々4倍、すなわち桃ビットに過ぎず、従来の全メ
モリ一方式により直接に8ビット同志の掛算を行なう場
合に必要な前述のメモリー容量102巡ビットに比べて
著しく大幅に低減させることができる。一方、上述した
分割掛算においては、演算に要する時間が各メモリー装
置のアクセスタイムに各部分積の順次の和を求める累積
加算、すなわち累算を行なう時間を加えた合計の時間と
なるので、乗数および被乗数についてそのまま直接に掛
算を行なう従来の全メモリー方式と比べると、所要演算
時間は多少長くはなるが、使用す。
述した4種類の掛算を行なうにしても上述の容量がビッ
トの高々4倍、すなわち桃ビットに過ぎず、従来の全メ
モリ一方式により直接に8ビット同志の掛算を行なう場
合に必要な前述のメモリー容量102巡ビットに比べて
著しく大幅に低減させることができる。一方、上述した
分割掛算においては、演算に要する時間が各メモリー装
置のアクセスタイムに各部分積の順次の和を求める累積
加算、すなわち累算を行なう時間を加えた合計の時間と
なるので、乗数および被乗数についてそのまま直接に掛
算を行なう従来の全メモリー方式と比べると、所要演算
時間は多少長くはなるが、使用す。
メモリー装置に必要なメモリー容量が上述したように大
幅に減少するので、演算の高速性はそれほど低下させず
に極めて経済的なメモリー方式高遠掛算装置を得ること
ができる。つぎに、少なくとも現在使用可能の集積回路
(IC)化メモリー素子を用いて上述の分割メモリー方
式高速鶏算装置を構成した本発明の実施例を第4図に示
す。
幅に減少するので、演算の高速性はそれほど低下させず
に極めて経済的なメモリー方式高遠掛算装置を得ること
ができる。つぎに、少なくとも現在使用可能の集積回路
(IC)化メモリー素子を用いて上述の分割メモリー方
式高速鶏算装置を構成した本発明の実施例を第4図に示
す。
第4図示の本発明高速類算装置は、固定メモリー装置す
なわちリードオンリーメモリー(ROM)からなる4個
の単位掛算器1,2,3,4と桁上げ回路を含めてパッ
ケージの形態に構成した慣用の加算器を所要個数順次に
組合わせ配列した加算器群5とからなっている。
なわちリードオンリーメモリー(ROM)からなる4個
の単位掛算器1,2,3,4と桁上げ回路を含めてパッ
ケージの形態に構成した慣用の加算器を所要個数順次に
組合わせ配列した加算器群5とからなっている。
ここに、桁上げ回路を含むパッケージ型加算器において
は、加算入力端子A,Bにそれぞれ対応する部分積のデ
ジタル信号中の同位ビットの入力信号を供給し、また、
桁上げ入力端子Ciには下位桁からの桁上げ入力信号を
供給し、加算出力端子Sからは加算入力端子A,Bから
の入力信号を加算した加算出力信号を取出し、桁上げ出
力端子C。からは上位桁への桁上げ出力信号を取出すよ
うにし、かかる構成の加算器を適切に組合わせて、第3
図に示した態様に従って各部分積の累算を行なうように
構成する。なお、桁上げ回路を含む加算器における2進
法による加算入力信号A,Bおよび桁上げ入力信号Ci
と加算出力信号Sおよび桁上げ出力信号C。との関係は
第1表に示すとおりであり、第1表において、“1”は
信号がある場合を示し、“0”は信号がない場合を示す
。第1表 また、第4図示の構成における演算速度は、固定メモリ
ー装置ROMのアクセスタイムが1則S、各加算器の加
算時間が4.5ns、下位からの桁上げ入力信号C;が
供給されてから上位への桁上げ出力信号C。
は、加算入力端子A,Bにそれぞれ対応する部分積のデ
ジタル信号中の同位ビットの入力信号を供給し、また、
桁上げ入力端子Ciには下位桁からの桁上げ入力信号を
供給し、加算出力端子Sからは加算入力端子A,Bから
の入力信号を加算した加算出力信号を取出し、桁上げ出
力端子C。からは上位桁への桁上げ出力信号を取出すよ
うにし、かかる構成の加算器を適切に組合わせて、第3
図に示した態様に従って各部分積の累算を行なうように
構成する。なお、桁上げ回路を含む加算器における2進
法による加算入力信号A,Bおよび桁上げ入力信号Ci
と加算出力信号Sおよび桁上げ出力信号C。との関係は
第1表に示すとおりであり、第1表において、“1”は
信号がある場合を示し、“0”は信号がない場合を示す
。第1表 また、第4図示の構成における演算速度は、固定メモリ
ー装置ROMのアクセスタイムが1則S、各加算器の加
算時間が4.5ns、下位からの桁上げ入力信号C;が
供給されてから上位への桁上げ出力信号C。
が形成されるまでの演算時間が、通例、前述の加算時間
より短か〈2.かsであるから、これらを総合して最長
所要演算時間は、第4図の矢印に沿う演算過程における
15十4.5×2十2.2×11=48.かSとなる。
より短か〈2.かsであるから、これらを総合して最長
所要演算時間は、第4図の矢印に沿う演算過程における
15十4.5×2十2.2×11=48.かSとなる。
しかし、この程度の演算速度であれば、標準方式テレビ
ジョン映像信号における画素相当の時間約9仇sに比し
て遥かに短かし、ので、デジタル化テレビジョン映像信
号の各種処理を行なうに充分である。なお、前述したよ
うに、第4図示の構成における演算速度は、各固定メモ
リー装置ROMのアクセスタイムおよび各加算器の演算
時間で決まるが、これらの各演算時間の和の計算につい
ては、最長演算時間を要する演算過程を求めると、各加
算器における加算時間が4.即s「桁上げ信号形成時間
が2.かsであるから、加算器群5における中間加算器
列(左列)最下段の加算器■から加算出力信号が得られ
るのは、加算入力端子A,Bに入力信号が供給されてか
ら4.即s後、桁上げ出力信号C。
ジョン映像信号における画素相当の時間約9仇sに比し
て遥かに短かし、ので、デジタル化テレビジョン映像信
号の各種処理を行なうに充分である。なお、前述したよ
うに、第4図示の構成における演算速度は、各固定メモ
リー装置ROMのアクセスタイムおよび各加算器の演算
時間で決まるが、これらの各演算時間の和の計算につい
ては、最長演算時間を要する演算過程を求めると、各加
算器における加算時間が4.即s「桁上げ信号形成時間
が2.かsであるから、加算器群5における中間加算器
列(左列)最下段の加算器■から加算出力信号が得られ
るのは、加算入力端子A,Bに入力信号が供給されてか
ら4.即s後、桁上げ出力信号C。
が得られるのは同じく加算入力信号および桁上げ入力信
号Ciが供給されてから2.かs後となり、これは出力
加算器列(右列)最下段の加算器■においても同様であ
る。したがって、右列下から2段目の加算器■に供給さ
れる各入力信号は、第4図示の掛算装置に入力信号A,
Bが供給されてから1則s後に固定メモリー装置2の出
力端子7からの出力信号が加算器■の入力端子Aに供給
されてのち、それぞれ4.5十2.2=6.7nsずつ
おくれて加算入力信号Bおよび桁上げ入力信号Ciがそ
れぞれ供給され、加算出力信号Sおよび桁上げ出力信号
C。はそれから更にそれぞれ4.5nSおよび2.かs
おくれてそれぞれの出力端子に現われる。更に、右列下
から3段目の加算器■においては、加算入力信号Aが固
定メモリー装置2の出力端子6から直接供給されてのち
、加算入力信号Bは4.5十2.2十2.2=8.軌S
おくれて供給され、桁上げ入力信号Ciは4.5十4.
5十2.2=11.かSおくれて供給され、したがって
、加算器■から上位段への桁上げ出力信号C。が得られ
るのは更に2.かsおくれて13.4肥後となる。しか
して、各加算器ともに、加算入力信号Aが最先に供給さ
れ、また、桁上げ入力信号Ciは加算入力信号Bよりつ
ねに2.丸 Sおくれて供給されるので次段への桁上げ
信号の供給のおくれによって加算器群5全体の所要演算
時間が決まることになり、前述した矢印の最長演算過程
における最長演算時間4.5×2十2.2×11=33
.かsに固定メモリー装置におけるアクセスタイム1則
sを加えた前述の48.かsが第4図示の構成における
最長所要演算時間となる。なお、前述したように、それ
ぞれの加算器の各入力様子に信号が供給されてから桁上
げ出力信号C。
号Ciが供給されてから2.かs後となり、これは出力
加算器列(右列)最下段の加算器■においても同様であ
る。したがって、右列下から2段目の加算器■に供給さ
れる各入力信号は、第4図示の掛算装置に入力信号A,
Bが供給されてから1則s後に固定メモリー装置2の出
力端子7からの出力信号が加算器■の入力端子Aに供給
されてのち、それぞれ4.5十2.2=6.7nsずつ
おくれて加算入力信号Bおよび桁上げ入力信号Ciがそ
れぞれ供給され、加算出力信号Sおよび桁上げ出力信号
C。はそれから更にそれぞれ4.5nSおよび2.かs
おくれてそれぞれの出力端子に現われる。更に、右列下
から3段目の加算器■においては、加算入力信号Aが固
定メモリー装置2の出力端子6から直接供給されてのち
、加算入力信号Bは4.5十2.2十2.2=8.軌S
おくれて供給され、桁上げ入力信号Ciは4.5十4.
5十2.2=11.かSおくれて供給され、したがって
、加算器■から上位段への桁上げ出力信号C。が得られ
るのは更に2.かsおくれて13.4肥後となる。しか
して、各加算器ともに、加算入力信号Aが最先に供給さ
れ、また、桁上げ入力信号Ciは加算入力信号Bよりつ
ねに2.丸 Sおくれて供給されるので次段への桁上げ
信号の供給のおくれによって加算器群5全体の所要演算
時間が決まることになり、前述した矢印の最長演算過程
における最長演算時間4.5×2十2.2×11=33
.かsに固定メモリー装置におけるアクセスタイム1則
sを加えた前述の48.かsが第4図示の構成における
最長所要演算時間となる。なお、前述したように、それ
ぞれの加算器の各入力様子に信号が供給されてから桁上
げ出力信号C。
が得られるのは加算出力信号Sが得られるのより遥かに
速いので、これを利用して、例えば第4図示の加算器群
5における左列最下段の加算器■の加算出力信号は右列
最下段の加算器■の加算入力端子Bには供給せずに桁上
げ信号入力端子C;に供給して少しでも所要演算時間を
短縮するようにするが、その他にも、第4図示のように
多数桁の累算を行なう場合に加算器を数桁分ずつのグル
ープに分け、各グループについて演算時間の短かし、桁
上げ信号の有無だけを先に演算して求め、各グループ間
の総合の所要演算時間を短縮するようにしたルックアヘ
ッド方式の演算も適用しうるが、第4図示の構成にこの
ルックアヘッド方式を適用しても所要演算時間は15n
s程度短縮されるに止まるものとみられる。もっとも、
第4図示の構成にルックァヘッド方式を適用するには桁
上げ信号発生器を4個付加する必要があるが、装置の構
成はそれほど増大しない。つぎに、デジタル乗数、デジ
タル被乗数ともに8ビットであるときには、実用上掛算
出力も8ビットあれば充分である場合が多いので、第4
図示の構成における出力デジタル数を上位8桁まで求め
るようにした場合の本発明掛算装置の構成例を第5図に
示す。
速いので、これを利用して、例えば第4図示の加算器群
5における左列最下段の加算器■の加算出力信号は右列
最下段の加算器■の加算入力端子Bには供給せずに桁上
げ信号入力端子C;に供給して少しでも所要演算時間を
短縮するようにするが、その他にも、第4図示のように
多数桁の累算を行なう場合に加算器を数桁分ずつのグル
ープに分け、各グループについて演算時間の短かし、桁
上げ信号の有無だけを先に演算して求め、各グループ間
の総合の所要演算時間を短縮するようにしたルックアヘ
ッド方式の演算も適用しうるが、第4図示の構成にこの
ルックアヘッド方式を適用しても所要演算時間は15n
s程度短縮されるに止まるものとみられる。もっとも、
第4図示の構成にルックァヘッド方式を適用するには桁
上げ信号発生器を4個付加する必要があるが、装置の構
成はそれほど増大しない。つぎに、デジタル乗数、デジ
タル被乗数ともに8ビットであるときには、実用上掛算
出力も8ビットあれば充分である場合が多いので、第4
図示の構成における出力デジタル数を上位8桁まで求め
るようにした場合の本発明掛算装置の構成例を第5図に
示す。
第5図示の構成においては、8ビットずつの各入力デジ
タル数A,Bのそれぞれの下位部分同志A2,&の部分
積を求める単位掛算器4を省略して、A,×&、A,×
B2、A2×Bの部分積を求める3個のメモリー装置よ
りなる単位掛算器1,2,3のみを用いて分割掛算を行
ない、かかる省略に対応して加算器群5の構成も図示の
ように簡素化される。
タル数A,Bのそれぞれの下位部分同志A2,&の部分
積を求める単位掛算器4を省略して、A,×&、A,×
B2、A2×Bの部分積を求める3個のメモリー装置よ
りなる単位掛算器1,2,3のみを用いて分割掛算を行
ない、かかる省略に対応して加算器群5の構成も図示の
ように簡素化される。
また、中位桁の部分積A,×B2、A2×B,を求める
単位鶏算器2および3においては、総合の掛算出力デジ
タル数を上位8ビットのみとする場合には、中位桁の部
分積を表わすデジタル数は、後述するように上位5ビッ
トあれば足りることになるが、本発明掛算装置に用いて
好適な慣用のパッケージ型固定メモリー素子は、通例、
第2図に示すように1ワード4ビットの単位構成になっ
ているので、掛算装置の構成素子の種類を単純化するた
めにも、第4図示の構成におけると同様に、第2図示の
ような入出力とも8端子のパッケージ型メモリー装置を
使用するのが好適である。なお、総合の頚算出力デジタ
ル数を上位8ビットまでとじた場合においても、8ビッ
ト目の加算出力については「第4図示の構成におけると
同様に、9ビット目の加算器からの桁上げ信号の有無を
考慮する必要があるので、前述したように、中位桁の部
分積A,×B2、A2×B,を求める単位掛算器2,3
の掛算出力デジタル数を5ビット目まで求め、それら5
ビット目の出力相互間の加算結果を加算器群5の各列の
最下段加算器に供給する。第5図示の構成におけるAN
D回路6および7は、かかる5ビット目同志の加算を簡
易に行なうためのものであり、それらのAND回路6お
よび7における演算の態様を第2表および第3表にそれ
ぞれ示す。第2表 第3表 第5図示の構成は第4図示の構成に比べてはるかに簡単
になっているので、総合の演算速度もこれに対応して短
縮される。
単位鶏算器2および3においては、総合の掛算出力デジ
タル数を上位8ビットのみとする場合には、中位桁の部
分積を表わすデジタル数は、後述するように上位5ビッ
トあれば足りることになるが、本発明掛算装置に用いて
好適な慣用のパッケージ型固定メモリー素子は、通例、
第2図に示すように1ワード4ビットの単位構成になっ
ているので、掛算装置の構成素子の種類を単純化するた
めにも、第4図示の構成におけると同様に、第2図示の
ような入出力とも8端子のパッケージ型メモリー装置を
使用するのが好適である。なお、総合の頚算出力デジタ
ル数を上位8ビットまでとじた場合においても、8ビッ
ト目の加算出力については「第4図示の構成におけると
同様に、9ビット目の加算器からの桁上げ信号の有無を
考慮する必要があるので、前述したように、中位桁の部
分積A,×B2、A2×B,を求める単位掛算器2,3
の掛算出力デジタル数を5ビット目まで求め、それら5
ビット目の出力相互間の加算結果を加算器群5の各列の
最下段加算器に供給する。第5図示の構成におけるAN
D回路6および7は、かかる5ビット目同志の加算を簡
易に行なうためのものであり、それらのAND回路6お
よび7における演算の態様を第2表および第3表にそれ
ぞれ示す。第2表 第3表 第5図示の構成は第4図示の構成に比べてはるかに簡単
になっているので、総合の演算速度もこれに対応して短
縮される。
すなわち、加算器群5における演算時間は第4図示の構
成につき前述したのと同様であり、また、AND回路6
,7における演算時間は加算器群5における演算時間に
比して無視しうるので、第4図に矢印を付して示す最長
演算過程における総合の所要演算時間は15十4.5×
2十2.2×7=39.4nSとなる。以上の説明にお
いては、部分積を求める単位掛算器として固定メモリー
装置すなわちリードオンリーメモリーROMを使用する
とし、また、上述したように本発明による部分積の入力
デジタル数に応じた読出しを行なうのみならば、ROM
を使用するのが好適ではあるが、かかる部分積を記憶し
たメモリー装置の他に兼用する場合などには、前述した
ように、即時呼出メモリー装置すなわちランダムアクセ
スメモリーRAMを使用することができ、その場合にも
上述した演算過程、演算速度には何らの変化もなく、上
述したと同様に本発明を実施することができる。
成につき前述したのと同様であり、また、AND回路6
,7における演算時間は加算器群5における演算時間に
比して無視しうるので、第4図に矢印を付して示す最長
演算過程における総合の所要演算時間は15十4.5×
2十2.2×7=39.4nSとなる。以上の説明にお
いては、部分積を求める単位掛算器として固定メモリー
装置すなわちリードオンリーメモリーROMを使用する
とし、また、上述したように本発明による部分積の入力
デジタル数に応じた読出しを行なうのみならば、ROM
を使用するのが好適ではあるが、かかる部分積を記憶し
たメモリー装置の他に兼用する場合などには、前述した
ように、即時呼出メモリー装置すなわちランダムアクセ
スメモリーRAMを使用することができ、その場合にも
上述した演算過程、演算速度には何らの変化もなく、上
述したと同様に本発明を実施することができる。
なお、本発明による分割掛算を行なうにあたっては、例
えば入力デジタル数が8ビットのときにはこれを4ビッ
トずつに分割したように、デジタル乗数、デジタル被乗
数ともに等分するのが最も好適である。
えば入力デジタル数が8ビットのときにはこれを4ビッ
トずつに分割したように、デジタル乗数、デジタル被乗
数ともに等分するのが最も好適である。
例えば8ビットのデジタル数を4ビットずつに等分すれ
ば、それらの部分積を求める単位鞘算器としてのメモリ
ー装置に必要なメモリー容量は、前述したように8×〆
×〆=2048ビットとなり、かかる容量のメモリー装
置を4個使用するので総計8192ビットのメモリー容
量となる。これに対して、8ビットのデジタル数を5ビ
ットと3ビットとに分割すれば、8×が×交=8192
ビットのメモリー装置を1個、8×が×夕=2048ビ
ットのメモリー装置を2個、8×夕×汐=512ビット
のメモリー装置を1個使用するので、総計i2800ビ
ットのメモリー容量となり、所要メモリー容量が増大す
る。したがって、デジタル乗数、デジタル被乗数ともに
なるべく等分するのが最も好適となる。以上の説明から
明らかなように、本発明によれば、デジタル化テレビジ
ョン映像信号の処理などに必要なデジタル乗数、デジタ
ル被乗数間の高速掛算を、従釆のように膨大なメモリー
容量のメモリー装置を使用することなく、比較的低廉な
適切な容量のメモリー装置を組合わせ使用し、比較的簡
単な構成で極めて高速度の累算で行なうことができる。
ば、それらの部分積を求める単位鞘算器としてのメモリ
ー装置に必要なメモリー容量は、前述したように8×〆
×〆=2048ビットとなり、かかる容量のメモリー装
置を4個使用するので総計8192ビットのメモリー容
量となる。これに対して、8ビットのデジタル数を5ビ
ットと3ビットとに分割すれば、8×が×交=8192
ビットのメモリー装置を1個、8×が×夕=2048ビ
ットのメモリー装置を2個、8×夕×汐=512ビット
のメモリー装置を1個使用するので、総計i2800ビ
ットのメモリー容量となり、所要メモリー容量が増大す
る。したがって、デジタル乗数、デジタル被乗数ともに
なるべく等分するのが最も好適となる。以上の説明から
明らかなように、本発明によれば、デジタル化テレビジ
ョン映像信号の処理などに必要なデジタル乗数、デジタ
ル被乗数間の高速掛算を、従釆のように膨大なメモリー
容量のメモリー装置を使用することなく、比較的低廉な
適切な容量のメモリー装置を組合わせ使用し、比較的簡
単な構成で極めて高速度の累算で行なうことができる。
例えば8ビット×8ビットのデジタル演算を行ない、同
じく8ビットの鶏算出力デジタル数を求める場合には、
第5図に示したように、出力デジタル数について9ビッ
ト目からの桁上りを考慮しうるように構成しても1針圏
のパッケージ型加算器よりなる加算回路を用いて比較的
簡単に分割メモリー方式の高速鶏算装置を構成すること
ができ、所要演算時間も44ns程度であって充分にデ
ジタル化映像信号のデジタル処理を行なうことができる
。なお、上述の所要演算時間は中程度の演算速度が得ら
れる集積回路(IC)化回路素子を用いた場合の値であ
り、更に高速度の回路素子を用いれば、所要演算速度は
比例的に短縮される。かかる小容量メモリー装置による
高速掛算装置を比較的小規模に構成しうるのは、分割メ
モリー方式として、比較的小容量メモリー装置を巧みに
組合わせて高速鶏算を行ないうるようにした本発明の効
果によるものであり、8ビット×8ビットの演算を例に
とれば、前述したように、従釆の全メモリー方式におけ
る所要メモリー容量lo2桃ビットに比し、1/100
以下の雛ビットのメモリー容量で同程度のデジタル掛算
を行なうことができ、しかも、分割メモリー方式とする
ことによる演算時間の増加を、実用上全く支障を生じな
い3仇s程度に留めることができる。かかる本発明高速
鱗算装置の概要を従来方式のものと対比して第4表に示
すが、構成の規模と演算速度とを総合して、本発明装置
が従来装置に比して格段に優れていることは、この第4
表によっても明らかである。第4表
じく8ビットの鶏算出力デジタル数を求める場合には、
第5図に示したように、出力デジタル数について9ビッ
ト目からの桁上りを考慮しうるように構成しても1針圏
のパッケージ型加算器よりなる加算回路を用いて比較的
簡単に分割メモリー方式の高速鶏算装置を構成すること
ができ、所要演算時間も44ns程度であって充分にデ
ジタル化映像信号のデジタル処理を行なうことができる
。なお、上述の所要演算時間は中程度の演算速度が得ら
れる集積回路(IC)化回路素子を用いた場合の値であ
り、更に高速度の回路素子を用いれば、所要演算速度は
比例的に短縮される。かかる小容量メモリー装置による
高速掛算装置を比較的小規模に構成しうるのは、分割メ
モリー方式として、比較的小容量メモリー装置を巧みに
組合わせて高速鶏算を行ないうるようにした本発明の効
果によるものであり、8ビット×8ビットの演算を例に
とれば、前述したように、従釆の全メモリー方式におけ
る所要メモリー容量lo2桃ビットに比し、1/100
以下の雛ビットのメモリー容量で同程度のデジタル掛算
を行なうことができ、しかも、分割メモリー方式とする
ことによる演算時間の増加を、実用上全く支障を生じな
い3仇s程度に留めることができる。かかる本発明高速
鱗算装置の概要を従来方式のものと対比して第4表に示
すが、構成の規模と演算速度とを総合して、本発明装置
が従来装置に比して格段に優れていることは、この第4
表によっても明らかである。第4表
第1図は本発明掛算装置の概略構成を示すブロック線図
、第2図は本発明掛算装置を構成する単位乗算器の構成
例を示す線図、第3図は本発明装置における演算の態様
の例を示す線図、第4図は本発明袋算装置の構成例を示
すブロック線図、第5図は本発明掛算装置の他の構成例
を示すブロック線図である。 1,2,3,4・・・・・・単位掛算器、5・・・・・
・加算器(群)、6,7…・・・AND回略。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
、第2図は本発明掛算装置を構成する単位乗算器の構成
例を示す線図、第3図は本発明装置における演算の態様
の例を示す線図、第4図は本発明袋算装置の構成例を示
すブロック線図、第5図は本発明掛算装置の他の構成例
を示すブロック線図である。 1,2,3,4・・・・・・単位掛算器、5・・・・・
・加算器(群)、6,7…・・・AND回略。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数個ずつの第1のデジタル数および第2のデジタ
ル数をそれぞれ分割した各上位部分と各下位部分との掛
算を行なって部分積を複数個のメモリー装置にそれぞれ
記憶させておき、デジタル乗数およびデジタル被乗数を
前記第1および前記第2のデジタル数の分割に対応して
分割した上位部分および下位部分にそれぞれ対応させて
前記複数個のメモリー装置から読出した前記部分積を、
前記部分積の桁順位に対応して順次に桁上げを行なうよ
うにして順次に配列した複数個の加算器に供給して順次
に累算する掛算装置において、複数個ずつ2系列の前記
加算器を備え、当該2系列における同一順位の前記加算
器により3個の前記部分積における同一桁の加算を順次
に行なうにあたり、一方の前記系列の前記加算器により
前記3個のうち2個の前記部分積における同一桁の加算
を行なって得た加算出力を、他方の前記系列における最
下位の前記加算器に対しては桁上げ信号入力端子に供給
し、他方の前記系列における他の順位の前記加算器に対
しては加算入力端子に供給して他の1個の前記部分積に
おける同一桁と加算するようにしたことを特徴とする高
速掛算装置。 2 前記メモリー装置として半導体ICの固定記憶装置
または即時呼び出し記憶装置からなるメモリー装置とし
たことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の高
速掛算装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52000360A JPS603648B2 (ja) | 1977-01-07 | 1977-01-07 | 高速掛算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52000360A JPS603648B2 (ja) | 1977-01-07 | 1977-01-07 | 高速掛算装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5386135A JPS5386135A (en) | 1978-07-29 |
JPS603648B2 true JPS603648B2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=11471631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52000360A Expired JPS603648B2 (ja) | 1977-01-07 | 1977-01-07 | 高速掛算装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603648B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6027408B2 (ja) * | 1979-05-14 | 1985-06-28 | ケイディディ株式会社 | ディジタル信号処理方式 |
JPS5884080U (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-07 | 三菱電機株式会社 | ミシンの針棒クランクロツド |
JPS58142411U (ja) * | 1981-12-09 | 1983-09-26 | 田中 元康 | 腐蝕抑制剤を含浸せしめたワツシヤ−付耐蝕ボルトナツト |
JPS59184941A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 漢字コ−ド変換方法 |
JPS59184942A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 漢字コード変換装置 |
JPS61234468A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-18 | Fanuc Ltd | ダイナミツクramを用いた乗算器 |
JPS6151542U (ja) * | 1985-07-18 | 1986-04-07 | ||
JPS6368048U (ja) * | 1987-09-30 | 1988-05-07 | ||
JPH03163624A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-15 | Nec Corp | デジタル十進数乗算器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940037A (ja) * | 1972-08-17 | 1974-04-15 | ||
JPS4942182A (ja) * | 1972-04-27 | 1974-04-20 | ||
JPS5270727A (en) * | 1975-12-10 | 1977-06-13 | Fujitsu Ltd | Computation system |
JPS535940A (en) * | 1976-07-07 | 1978-01-19 | Toshiba Corp | Multiplication system |
-
1977
- 1977-01-07 JP JP52000360A patent/JPS603648B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4942182A (ja) * | 1972-04-27 | 1974-04-20 | ||
JPS4940037A (ja) * | 1972-08-17 | 1974-04-15 | ||
JPS5270727A (en) * | 1975-12-10 | 1977-06-13 | Fujitsu Ltd | Computation system |
JPS535940A (en) * | 1976-07-07 | 1978-01-19 | Toshiba Corp | Multiplication system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5386135A (en) | 1978-07-29 |
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