JPS6036235Y2 - ドライクリ−ナ - Google Patents

ドライクリ−ナ

Info

Publication number
JPS6036235Y2
JPS6036235Y2 JP1977103190U JP10319077U JPS6036235Y2 JP S6036235 Y2 JPS6036235 Y2 JP S6036235Y2 JP 1977103190 U JP1977103190 U JP 1977103190U JP 10319077 U JP10319077 U JP 10319077U JP S6036235 Y2 JPS6036235 Y2 JP S6036235Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
distiller
duct
cooler
exhaust port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977103190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5428970U (ja
Inventor
剛一 初田
忠利 菅
Original Assignee
三洋電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP1977103190U priority Critical patent/JPS6036235Y2/ja
Publication of JPS5428970U publication Critical patent/JPS5428970U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6036235Y2 publication Critical patent/JPS6036235Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本案は蒸溜器から残滓を取出す時に、この蒸溜器内に残
っているガス状の溶剤が、室内に逃げ出して作業環境を
悪くすることのないようにしたドライクリーナを提供せ
んとするものである。
一般にドライクリーナは、タンク内の溶剤をポンプで汲
上げて洗濯室内へシャワー状に注液し、再び前記タンク
内に戻すようにしている。
このように循環して使用する溶剤から不純物を取除くた
めに循環路内にフィルタを入れ、該フィルタが目詰りし
た頃を見計らってこのフィルタを振動腰該フィルタに付
着した不純物を蒸溜器内に落とすようにしている。
而してこの不純物内にも多量の溶剤が含まれているので
、蒸留器内のヒータに蒸気を通して蒸留腰溶剤を回収す
るようにしている。
そしてなお蒸留器内に残った物は残滓として掃除口から
かき出し排棄しているが、蒸留器内に残っていたガス状
の溶剤が前記掃除口から室内に漏れ、作業環境を悪くす
る欠点がある。
本案はこのような欠点を解消せんとするもので蒸留器か
ら残滓を取出す時に、この蒸留器内に残っていたガス状
の溶剤を送風機によって強制的に室外に排出するもので
ある。
以下本案を図に基いて説明すると、1は洗濯槽を回転自
在に内設した洗濯室で、溶剤タンク2、ポンプ3及び濾
過器4と共に溶剤循環通路5を形成し、この循環通路内
を流れる溶剤を前記洗濯室1内にシャワー状に噴出して
、回転している洗濯槽内の洗濯物を洗うようにしている
6は前記洗濯室1内に両端を接続した乾燥空気循環用ダ
クトで、該ダクト内には風上側から順にリフトフィルタ
7、送風機8、冷却器9、加熱器10を夫々装着し、冷
却器9と加熱器10との間には通風口11を穿設した仕
切板12を設けている。
13は前記冷却器9と加熱器10との間に於て乾燥空気
循環用ダクト6の側壁に穿設した室外に臨んでいる排気
口で、該排気口と前記通風口11とをダンパ14によっ
て選択的に開閉できるようにしている。
而して前記溶剤循環通路5を通して洗濯室1内に溶剤を
循環し洗濯した後、前記排気口13をダンパ14て閉じ
ると共に、前記冷却器9内に低温水を、加熱器10内に
蒸気を通し、且つ送風機8を回転する。
すると加熱器10で加熱された高温の空気が洗濯室1内
へ流入し、洗濯物に含浸されている溶剤を蒸発せしめて
それを乾燥空気循環用タクト6内に吸込み、リントフィ
ルタ7で綿ぼこり等が濾過される。
更に空気が送風機8を通って冷却器9に達すると、空気
中に含まれていた溶剤はここで凝縮されて液化する。
液化した溶剤は回収通路15から水分離器16を通って
前記溶剤タンク2内に回収される。
このように冷却器9を通る際に溶剤を除かれた空気は、
前記加熱器10を通って再び高温となり、洗濯室1に流
入する。
このように何度も循環しているうちに、洗濯物からは溶
剤が完全に取除かれて乾燥する。
これで洗濯が完了したことになり、洗濯室1から洗濯物
を取出すことができる。
而して洗濯行程中に溶剤循環通路5に溶剤を流している
と、濾過器4内のフィルタ17.17゜17に不純物が
付着して目詰りを生ずる。
目詰りすると洗濯効果が悪くなるので、一定時間毎にモ
ータ18を回転してフィルタ17.17.17を振動し
、弁19を開いて付着物を蒸留器20内に落とす。
しかる後蒸留器内のバイブ21に蒸気を通し、蒸留器2
0内に落下した前記付着物を加熱してこの付着物に含ま
れている溶剤を蒸発し、回収通路22から冷却室23に
入れてここで液化し、溶剤タンク2に回収する。
この行程によって蒸留器20内には乾いた残滓24のみ
が残るので、所定量たまった時に掃除口25を開いてこ
こから残滓をかき出す。
しかしながら蒸留器20内にはまだ多少の溶剤がガス状
になって浮遊しているので、掃除口25を開いた時にこ
こからガス状の溶剤が漏れ出て室内空気を汚してしまう
そこで本案は、蒸留器20と、前記乾燥空気循環用ダク
ト6のリントフィルタ7よりも風上側との間を、バルブ
26を有する吸引パイプ27で連結し、前記掃除口25
を開いた時にバルブ26を開き、且つ送風機8を回転し
て冷却器9内に低温水を流し、同時にダンパー14を切
換えて排気口13を開くようにしている。
その結果蒸留器20内に残っていたガス状の溶剤は、吸
引パイプ27を通って乾燥空気循環用ダクト6内に引込
まれ、リントフィルタ7を通過する際に綿ぼこり等が取
除かれ、冷却器9を通過する際にガス状の溶剤が液化し
、空気のみが排気口13より室外に排出される。
また液化した溶剤は回収通路15を通って水分離器16
に入り、更に溶剤タンク2に戻る。
従って蒸留器20から残滓を取出すために掃除口25を
開いても、溶剤が室内に漏れることはない 以上の如く本案は、蒸留器20と乾燥空気循環用ダクト
6との間をバルブ26を介して接続し、蒸留器20から
残滓を取出す時に前記バルブ26を開くと共に乾燥空気
循環用ダクト内の送風機8を回転し且つダクトの排気口
13を開くようにしているので、前記蒸留器20内に残
っていたガス状の溶剤は全て排気口13から室外に排出
され、室内に漏れ出て作業環境を悪くするようなことが
ない。
また本実施例のように、蒸留器20内のガス状溶剤を排
気口13から排出する時に、冷却器9を通すようにすれ
ば溶剤の回収効率が高くなり、且つ室外空気の汚染も防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案ドライクリーナの溶剤及び乾燥空気の循環回
路を示すものである。 1・・・・・・洗濯室、6・・・・・・乾燥空気循環用
ダクト、8・・・・・・送風機、13・・・・・・排気
口、14・・・・・・ダンパー、20・・・・・・蒸留
器、26・・・・・・バルブ、9・・・・・・冷却器、
15・・・・・・回収通路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)洗濯室に両端を接続した乾燥空気循環用ダクトと
    、該ダクト内に順次収納した送風機、冷却器及び加熱器
    と、前記冷却器と加熱器との間の前記ダクトの側壁に穿
    設した室外に臨む排気口と、該排気口と前記ダクト内通
    路とを選択的に切換開閉するダンパーと、不純物から溶
    剤を注出するために、前記ダクトに送風機よりも風上側
    においてバルブを介して接続した蒸溜器とを備え、該蒸
    溜器からの残滓の取出し時に、前記バルブと排気口を開
    き且つ送風機を回転するようにしたことを特徴とするド
    ライクリーナ。
  2. (2)乾燥空気循環用ダクト内の冷却器の風下側に於て
    液化した溶剤の回収通路を接続し、この接続部よりも風
    下側に前記ダンパーを設けてなる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のドライクリーナ。
JP1977103190U 1977-07-29 1977-07-29 ドライクリ−ナ Expired JPS6036235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977103190U JPS6036235Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 ドライクリ−ナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977103190U JPS6036235Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 ドライクリ−ナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5428970U JPS5428970U (ja) 1979-02-26
JPS6036235Y2 true JPS6036235Y2 (ja) 1985-10-28

Family

ID=29043472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977103190U Expired JPS6036235Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 ドライクリ−ナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6036235Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5428970U (ja) 1979-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4513590A (en) Combination filter apparatus for use with a dry cleaning machine
CN105624967B (zh) 一种具有衣物护理功能的烘干洗衣机
JP2007330439A (ja) 洗濯乾燥機
JP2008006045A (ja) 洗濯乾燥機
CN107641947A (zh) 热泵换热系统、热泵洗干一体机或干衣机、自动清洗方法
CN208260459U (zh) 一种纺织除尘设备
WO2019196739A1 (zh) 一种衣物处理设备
WO2020187126A1 (zh) 冷凝式干衣机
CN201258401Y (zh) 利用热泵系统烘干的洗衣干衣机
CN105624974B (zh) 一种衣物护理方法及衣物护理装置
JP6295424B2 (ja) 洗濯乾燥機
JPS6036235Y2 (ja) ドライクリ−ナ
CN105624991B (zh) 一种具有衣物护理功能的洗衣机
WO2018133447A1 (zh) 衣物护理一体机的冷凝水收集方法及衣物护理一体机
CN215668636U (zh) 干衣机
CN211142566U (zh) 一种滚筒洗衣机的干洗溶剂蒸馏净化系统
CN201648785U (zh) 一种干洗机
JP2007082832A (ja) 衣類乾燥装置
JPH0698994A (ja) 洗濯乾燥機
CN109106958A (zh) 一种采用ptc加热片的衣物烘干机
JPH0220021Y2 (ja)
JP2792705B2 (ja) ドライクリーニング装置の溶剤回収装置
CN218480859U (zh) 一种烘干机的节能装置
CN108425222B (zh) 一种节能干衣机
JPS5814950Y2 (ja) ドライクリ−ナの溶剤回収装置