JPS6036085Y2 - カメラ等の吊具装置 - Google Patents

カメラ等の吊具装置

Info

Publication number
JPS6036085Y2
JPS6036085Y2 JP3722081U JP3722081U JPS6036085Y2 JP S6036085 Y2 JPS6036085 Y2 JP S6036085Y2 JP 3722081 U JP3722081 U JP 3722081U JP 3722081 U JP3722081 U JP 3722081U JP S6036085 Y2 JPS6036085 Y2 JP S6036085Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging
ring
fitting
camera
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3722081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57152023U (ja
Inventor
育 鈴木
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
Priority to JP3722081U priority Critical patent/JPS6036085Y2/ja
Publication of JPS57152023U publication Critical patent/JPS57152023U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6036085Y2 publication Critical patent/JPS6036085Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessories Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカメラ等の吊具装置、詳しくは、カメラ等をバ
ンドストラップ、ショルダーストラップ等の吊紐によっ
て、手や肩等に吊して携行する場合の、上記吊紐をカメ
ラ等に取り付けるための吊具装置に関する。
カメラを主や肩等に吊下げて携行するための吊紐をカメ
ラに着脱自在に取り付ける方法の一つとして、第1図に
示すように、カメラ本体1に対して裏蓋2を開閉自在に
取り付けているヒンジ3の芯軸4を利用したものがある
即ち、ヒンジ3はカメラ本体1に一体のナックル5a、
5bと裏蓋2に一体のナックル6a、6bと、これらの
ナックル5a、5b、6a、6bに貫通された芯軸4と
から構成されており、ナックル5a?5b間には芯軸4
の一部を外部に露呈させるための無ナックル部7が形成
されている。
そして、このヒンジ3の無ナックル部7に露呈した芯軸
4に対して、吊り紐を取り付けるための吊金具10が連
結されるようになっている。
吊金具10は弾性を有する金属帯板11を、その長手方
向における両端の端縁部11a、llbが互いに重合し
、扁平な環状を呈するように折曲げて形成されている。
この吊金具10は少なくとも、上記重合部10aおよび
重合部10aに近い前方の折曲端部10bの近傍におい
て金属帯板11の板幅が上記露呈した芯軸4の長さ寸法
より短くなっていて、同吊金具1゜は上記芯軸4に重合
部10aを開閉して装着されるようになっている。
芯軸4に装着された吊金具10は、第2,3図に示すよ
うに、金属帯板11によって囲まれた空間部のうち、上
記折曲端部10bに近い部分に上記芯軸4が貫通して同
軸4に回動自在に保持されることになる。
そして、この吊金具10に吊紐を取付けるには、従来、
第2図に示すように、吊金具10の扁平な板面の、折曲
後端部10c寄りの位置に、取付用孔11cを穿設し、
この孔11cりに吊紐12の先端を通していた。
この取付用孔11cは通常、上記吊金具10を形成する
以前の平坦な金属帯板11をプレス製造する時点で同時
に形成される。
吊紐12の先端は上記取付用孔11cを通したあと、同
部分に環状の取付部12aが形成されるように止金13
で固定されるので、吊金具10と吊紐12とが連結され
ることになる。
しかし、このように、吊紐12を直接、上記吊金具10
に取付けた吊具装置14は、吊金具10の取付用孔11
cの剪断面に吊紐12が当接することになるので、カメ
ラを携行するときに、カメラの荷重が同部分に加わり、
吊紐12は上記取付部12aにおいてすり切れてしまう
欠点があった。
そこで、このような欠点を防止するものとして、第3図
に示すように、上記吊金具10との上記吊紐12の取付
部12aとの間にリング15を介在さぜ、同リング15
によって吊金具10と吊紐12とを連結する吊具装置1
6が考えられる。
リング15は頭初°“C゛の字状の形状を呈しており、
これを上記吊金具10と吊紐12の取付部12aとの間
に入れてから曲げることにより、同リング15により吊
金具10と吊紐12とが連結される。
ところが、この吊具装置16においては、リング15は
上記吊金具10の金属帯板11で囲まれた空間内を自由
に移動できるようになっているため、第4図Aに示すよ
うに、リング15が上記ヒンジ3の芯軸4の方向に移動
した場合、この芯軸4と吊金具10の金属帯板11間に
リング15が嵌り込み、リング15の自由な回動が妨げ
られてしまうことがある。
リング15が芯軸4と金属帯板11間に嵌り込まないま
でも、カメラよりストラップを外すために、この吊金具
10の内側の端縁部11aをその弾性力に抗して指で矢
印方向に押しても、同端縁部11aが上記リング15に
妨げられて移動することができず。
このため、吊金具10を芯軸4より外すことができない
ことがある。
さらにまた、リング15は、第4図Bに示すように、先
端が芯軸4より離れていても、吊金具10のはS゛中間
位置にある場合には、リング15の後端が吊金具10に
当接して矢印方向への回動が妨げられるので、この場合
も、吊金具10および吊紐12の自由な移動が妨げられ
る不具合がある。
本考案の目的は、上記従来の点に鑑み、カメラ等の取り
付は用軸に装着される吊金具とハンドストラップ等の吊
紐とをリングで連結すると共に、リングが連結される吊
金具の後端部の近傍に、リングの内径より大きい寸法の
リング移動規制部を形成して構成した、カメラ等の吊具
装置を提供するにある。
以下、本考案を図示の実施例に基いて説明する。
第5図は本考案の一実施例を示すカメラ等の吊具装置の
要部拡大斜視図である。
この吊具装置19はカメラのヒンジ3の芯軸4に装着さ
れる吊金具20と、上記吊紐12と、この吊紐12の取
付部12aと吊金具20との間に介在して吊紐12と吊
金具20とを連結するりング22とから構成されている
吊金具20は、前記吊金具10と同様に、弾性を有する
金属帯板21を、その長手方向における両端の端縁部2
1at21bが互いに重合し、扁平な環状を呈するよう
に折曲げて形成されている。
この吊金具20は前記吊金具10と同様に上記露呈した
芯軸4に取に付けることができるように、少なくとも、
重合部20aおよび重合部20aに近い前方の折曲端部
20bの近傍において金属帯板21の板幅が上記露呈し
た芯軸4の長さ寸法より短かくなっている。
そして、この吊金具20はその折曲後端部20c寄りの
位置から同端部20cにかけて先細り形状に斜めに金属
帯板21の両側端部をそぎ落された形態を呈している。
そして、この吊金具20と吊紐12の取付部12aに、
初め“C“′の字形状を呈しているリング22をそれぞ
れ嵌め込んで曲げることにより、前記吊具装置16の場
合と同様に、吊金具20と吊紐12とが連結されるよう
になるが、この吊具装置19においては、リング22の
径寸法は吊金具20の上記折曲後端部20cにおける板
幅よりも僅かに大きい程度であり、その前方の幅広に形
成された扁平な板面の板幅よりも小さく設定されている
ので、上記リング22の吊金具20に連結した前端の位
置ははS゛上記折曲端部20cの近傍に規制されること
になる。
即ち、第6図に示すように、上記リング22の内径をA
とし、上記吊金具20において、折曲後端部20c寄り
の位置から同端部20cにかけて形成した傾斜部20d
の幅の最大をB1最小をCとすると、これらの関係はB
>A>Cとなり、リング22はこの傾斜部20dから前
方へは吊金具20の空間部を移動できないようになって
おり、リング22の前端は常に吊金具20の上記折曲後
端部20cの近傍にあって自由な回動ができるようにな
っている。
つまり、上記吊金具20の傾斜部20d上の、上記リン
グ22の内径より幅広の部分は、リング22の前方への
移動を規制する役目をしており、このようなリング移動
規制部は上記のように傾斜部2ndによって形成するに
限られることなく、例えば、吊金具の板幅方向に突出し
た段部を形成することによっても遠戚できる。
上記吊金具20の傾斜部20dは上記吊金具20を形成
する以前の、平坦な金属帯板21をプレス製造する時点
で同時に形成される。
傾斜部20d以外の形状によってリング移動規制部を形
成する場合も同様に、同規制部を予め有した金属帯板2
1をプレスによって得ることができる。
従って、上記リング22によって吊紐12を連結した吊
金具20を、その重合部20aを通じて上記芯軸4に装
着するに際して、または装着した吊金具20を取外すに
際して、指で重合部20aの内側の端縁部21aを押す
とき、同位置の近傍にリング22が移動していることは
全くないのでこの端縁部21aは確実に押し動かされ、
吊金具20の装着および取外しが確実に行なわれる。
また、リング22が吊金具20の折曲後端部20cの近
傍に常に保持されることによって同リング22および吊
紐12の回動が従来製品のように妨げられることなく自
由に行なわれ、吊紐12も切れるおそれがない。
なお、上記実施例において、吊金具20は扁平な形状に
形成しているが、同金具は必ずしもこのような形状に限
るものではなく、環状に形成されるものであればどのよ
うな形状を呈するものでもよいこと勿論である。
また吊金具20はカメラの裏蓋2を開閉するためのヒン
ジ3の芯軸4に装着するようにしているが、カメラをバ
ランス良く安定させる位置に専用の吊下用軸を設け、同
軸に装着するようにしてもよい。
さらに、本考案の吊具装置はカメラ以外のものにも適用
できることは言うまでもないことである。
以上述べたように本考案によれば、(1)リングによっ
て吊紐を吊金具に連結しているので吊紐のすり切れ等が
なく、(2)また吊金具の後端部寄りの位置にリング移
動規制部が一体に形成されているので、リングは吊金具
の吊下用軸に対する着脱を妨げる位置に至ることなく、
しかもリングの回動が円滑に行なわれる。
(3)さらに極めて簡単な加工によって吊金具が形成さ
れるので製造が容易で低コストになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案が適用されるカメラの斜視図、第2図
は、従来の吊具装置の一部を示す斜視図、第3図は、従
来の吊具装置の他の例を示す斜視図、第4図A、 Bは
、上記第3図に示す吊具装置の、それぞれ不具合な状態
例を示す断面図、第5図は、本考案の一実施例を示す吊
具装置の拡大斜視図、第6図は、上記第5図に示す吊具
装置の要部平面図である。 4・・・・・・芯軸(吊下用軸)、10.20・・・・
・・吊金具、11,21・・・・・・金属帯板(弾性帯
板)、10a、20a・・・・・・重合部、10 c、
20 c・・・・・・折曲後端部(後端部)、2nd
・・・・・・傾斜部(リング移動規制部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弾性帯板の両端縁部が互いに重合するように、扁平な環
    状に折曲げて形成され、この重合部を通じてカメラ等の
    吊下用軸に装着する吊金具と、環状に形成された取付部
    を先端に有する吊紐とを具備したカメラ等の吊具装置に
    おいて、 上記吊金具と上記吊紐の取付部との間に両者を連結する
    リングを設けると共に、上記吊金具の重合部とはS゛対
    向る位置の上記リングが連結された吊金具後端部の近傍
    に、上記吊金具の板幅を上記リングの内径より大きくし
    たリング移動規制部を形成したことを特徴とする吊具装
    置。
JP3722081U 1981-03-17 1981-03-17 カメラ等の吊具装置 Expired JPS6036085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3722081U JPS6036085Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 カメラ等の吊具装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3722081U JPS6036085Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 カメラ等の吊具装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57152023U JPS57152023U (ja) 1982-09-24
JPS6036085Y2 true JPS6036085Y2 (ja) 1985-10-26

Family

ID=29834420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3722081U Expired JPS6036085Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 カメラ等の吊具装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6036085Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57152023U (ja) 1982-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4991409A (en) Openable ring with safety snap lock element
EP1027842B1 (en) Rotation stopper for opening and closing plates in center fixing device of band-shaped ornament
DE10050547A1 (de) Kopfhörer
US20070090249A1 (en) Hinge assembly having a torque device to provide an assistance to assist a pivotal movement of a display relative to a base of a laptop computer
US4247028A (en) Suspension strap fastener for camera
JPS6036085Y2 (ja) カメラ等の吊具装置
US3590598A (en) Finger ring with pivotally mounted size-adjusting member
US6892425B2 (en) Removable door check device
EP0872192B1 (en) Springless jewelry finding
EP0375565B1 (en) Openable ring with safety snap lock element
JPH0740367Y2 (ja) 保護カバー付き鋏
JP3007994U (ja) ピアス装着部材とこれを用いたピアス
JPH07267151A (ja) バックドアのリヤウインドウガラス開閉構造
JP2530348Y2 (ja) メガネ蝶番の連結具
JP2000166625A (ja) 止め具
JPH0714954Y2 (ja) 時計ケースの表蓋構造
JPH06497Y2 (ja) 天窓の蝶番
JPS60278A (ja) 扉の開閉装置
JPH0499094A (ja) 扉開閉装置
JPH056690Y2 (ja)
JPS60129360U (ja) 開閉用ナツクル継手
JP3014946U (ja) カセットプレーヤのドア
JPH046571Y2 (ja)
JP2579762Y2 (ja) 機器蓋体の開閉機構
JPS5986965U (ja) ホ−スバンド締付け用プライヤ−