JPS603600B2 - 海底トンネル構殻の敷設方法 - Google Patents
海底トンネル構殻の敷設方法Info
- Publication number
- JPS603600B2 JPS603600B2 JP55139058A JP13905880A JPS603600B2 JP S603600 B2 JPS603600 B2 JP S603600B2 JP 55139058 A JP55139058 A JP 55139058A JP 13905880 A JP13905880 A JP 13905880A JP S603600 B2 JPS603600 B2 JP S603600B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- work
- work barge
- barge
- seabed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は海底トンネル横殻の敷設方法に関するものであ
る。
る。
湾海底に道路、鉄道などのトンネルを構築する場合、従
来は沈埋函による施工がなされてきたが、枕埋函の製作
用地、曳航、沈設などに問題があり、また船舶の航行の
障害、気象条件など施工上の問題もあった。
来は沈埋函による施工がなされてきたが、枕埋函の製作
用地、曳航、沈設などに問題があり、また船舶の航行の
障害、気象条件など施工上の問題もあった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、
施工の安全、施工管理の容易さを期待し得、さらに他へ
の障害となることもなく、短期間に施工が行なえる海底
トンネル横殻の敷設方法を提供するもので、以下その一
実施例を図面に基づいて説明する。
施工の安全、施工管理の容易さを期待し得、さらに他へ
の障害となることもなく、短期間に施工が行なえる海底
トンネル横殻の敷設方法を提供するもので、以下その一
実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は海底トンネル横殻の敷設状態を示す。
1はトンネルの横殻で、鋼材やコンクリートなどで製作
する。
する。
2は従来の海底線、3は水面、4は切削した海底を示す
。
。
第2図は分割した礎殻IA,IB,IC,ID・・・・
・・・・・・・・を接続しながらトンネル機殻1を構築
する状態を示す。すなわち5は作業空間を形成する作業
台船で海底4に着地してある。この作業台船5の上部に
はクレーン設備6が設けられ、そして前壁部に形成した
開□部7にはゲート8が設けられている。さらに関口部
7には止水パッキン9が設けられている。前記作業台船
5内では、組立て完了の機殻IKと既組立様殻IJとの
接続作業、塗装、検査、重量と浮力のバランス設備の取
付けなど一連の作業が行なわれる。組立て中の横殻IF
の接続と組立や各装置の組込みが完了すると、移送装置
10上の該礎殻IKは押出し装置11と押出し台車12
とにより、作業台船5の開□部7を通して海中に押出さ
れる。その際に先端の機殻IAは押出しと同時に海底形
状や打込みアンカーなどによって該海底4に固定されて
おり、したがって前述した押出しの反力によって作業台
船5を反対側に移動15させることになる。すなわち組
立完了した機殻の押出しにともない作業台船5が移動1
5するもので、この場合に機殻IE〜IKは沈設が未完
で、浮力とバランスしながら海底4と一定の距離日を保
持している。また作業台船5は作業空間などの存在によ
り浮力を生ぜしめており、海底4には低荷重に着地して
いることから移動15は円滑に行なわれる。さらに作業
台船5の反押出側に掘削機16を設備して海底面を平滑
にし、且つ作業台船5に設けたホツパ−17から砂利の
投入を行ない、この投入砂利のならし作業は作業台船5
の移動15により行なわれる。以上のように作業台船5
の内部又は外部で分割横殻を組立て、順次接続しながら
完成させて検査、塗装などの付帯工事を大気中で実施で
き、横殻内のバランス装置(突出し装置、ローリング、
ピッチング、浮力バランスなど)を一切設備して海中に
押出すことができる。
・・・・・・・・を接続しながらトンネル機殻1を構築
する状態を示す。すなわち5は作業空間を形成する作業
台船で海底4に着地してある。この作業台船5の上部に
はクレーン設備6が設けられ、そして前壁部に形成した
開□部7にはゲート8が設けられている。さらに関口部
7には止水パッキン9が設けられている。前記作業台船
5内では、組立て完了の機殻IKと既組立様殻IJとの
接続作業、塗装、検査、重量と浮力のバランス設備の取
付けなど一連の作業が行なわれる。組立て中の横殻IF
の接続と組立や各装置の組込みが完了すると、移送装置
10上の該礎殻IKは押出し装置11と押出し台車12
とにより、作業台船5の開□部7を通して海中に押出さ
れる。その際に先端の機殻IAは押出しと同時に海底形
状や打込みアンカーなどによって該海底4に固定されて
おり、したがって前述した押出しの反力によって作業台
船5を反対側に移動15させることになる。すなわち組
立完了した機殻の押出しにともない作業台船5が移動1
5するもので、この場合に機殻IE〜IKは沈設が未完
で、浮力とバランスしながら海底4と一定の距離日を保
持している。また作業台船5は作業空間などの存在によ
り浮力を生ぜしめており、海底4には低荷重に着地して
いることから移動15は円滑に行なわれる。さらに作業
台船5の反押出側に掘削機16を設備して海底面を平滑
にし、且つ作業台船5に設けたホツパ−17から砂利の
投入を行ない、この投入砂利のならし作業は作業台船5
の移動15により行なわれる。以上のように作業台船5
の内部又は外部で分割横殻を組立て、順次接続しながら
完成させて検査、塗装などの付帯工事を大気中で実施で
き、横殻内のバランス装置(突出し装置、ローリング、
ピッチング、浮力バランスなど)を一切設備して海中に
押出すことができる。
作業台船5には、各種作業機材の設備のほかに、該作業
台船5のバランス装置と固定装置を設備するものである
。作業台船5の閉口部7のゲート8および止水パツキン
9は耐圧構造とし、必要圧力に耐える構造としている。
作業台船5の押出し台車12、押出し装置11はその目
的を達成する構造であればよい。なお作業空間は、実施
例で示す作業台船の代わりに葵島、葵提に形成しても同
一効果がある。以上述べたように本発明によると、海底
トンネルの施工を安全に行なうことができ、また施工管
理を容易に行なうことができる。
台船5のバランス装置と固定装置を設備するものである
。作業台船5の閉口部7のゲート8および止水パツキン
9は耐圧構造とし、必要圧力に耐える構造としている。
作業台船5の押出し台車12、押出し装置11はその目
的を達成する構造であればよい。なお作業空間は、実施
例で示す作業台船の代わりに葵島、葵提に形成しても同
一効果がある。以上述べたように本発明によると、海底
トンネルの施工を安全に行なうことができ、また施工管
理を容易に行なうことができる。
さらに施工は、他の障害になることもなく短期間に行な
うことができる。特に本発明によると敷設箇所を掘削整
地しつつ所期の敷設を行なうことができ、両作業を別々
に行なうのに比べて工事期間を短縮できる。さらに作業
台船の移動跡に敷設することは、完全に整地された箇所
に安定して目的通りの敷設が行なえることになる。
うことができる。特に本発明によると敷設箇所を掘削整
地しつつ所期の敷設を行なうことができ、両作業を別々
に行なうのに比べて工事期間を短縮できる。さらに作業
台船の移動跡に敷設することは、完全に整地された箇所
に安定して目的通りの敷設が行なえることになる。
図面は本発明の一実施例に示し、第1図は敷設後におけ
る概略正面図、第2図は敷設状態における縦断正面図で
ある。 1・・・・・・トンネル機殻、IA〜IK…・・・分割
横殻、2・・・・・・海底線、3……水面、4……切削
海底、5・・・・・・作業台船、6・・・・・・クレー
ン設備、7・・・・・・開□部、8…・・・ゲート、9
・…・・止水パッキン、10・・…・移動装置、11・
・・・・・押出し装置、12・・・・・・押出し台車、
15・・・・・・移動方向、16・…・・掘削機、17
……ホッパ−。 第1図 第2図
る概略正面図、第2図は敷設状態における縦断正面図で
ある。 1・・・・・・トンネル機殻、IA〜IK…・・・分割
横殻、2・・・・・・海底線、3……水面、4……切削
海底、5・・・・・・作業台船、6・・・・・・クレー
ン設備、7・・・・・・開□部、8…・・・ゲート、9
・…・・止水パッキン、10・・…・移動装置、11・
・・・・・押出し装置、12・・・・・・押出し台車、
15・・・・・・移動方向、16・…・・掘削機、17
……ホッパ−。 第1図 第2図
Claims (1)
- 1 海底トンネルの構殻を作業台船の内部または外部で
組立て構築し、この構殻を作業台船内で順次接続しなが
ら該作業台船側より海中に押出し、その際に先端の構殻
は海底に固定して、押出し力の反力によって作業台船を
構殻押出し側とは反対側に移動させ、前記作業台船の構
殻押出し側とは反対側に掘削機を設けて、該掘削機によ
り海底を平滑にしながら作業台船から海底に敷砂利を投
入する海底トンネル構殻の敷設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55139058A JPS603600B2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | 海底トンネル構殻の敷設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55139058A JPS603600B2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | 海底トンネル構殻の敷設方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5766297A JPS5766297A (en) | 1982-04-22 |
JPS603600B2 true JPS603600B2 (ja) | 1985-01-29 |
Family
ID=15236498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55139058A Expired JPS603600B2 (ja) | 1980-10-04 | 1980-10-04 | 海底トンネル構殻の敷設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603600B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4269806A3 (en) | 2011-04-18 | 2024-01-17 | ResMed Motor Technologies Inc. | Pap system blower |
-
1980
- 1980-10-04 JP JP55139058A patent/JPS603600B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5766297A (en) | 1982-04-22 |
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