JPS6035880B2 - 可動コイル型ピツクアツプカ−トリツジ - Google Patents

可動コイル型ピツクアツプカ−トリツジ

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JPS6035880B2
JPS6035880B2 JP5454277A JP5454277A JPS6035880B2 JP S6035880 B2 JPS6035880 B2 JP S6035880B2 JP 5454277 A JP5454277 A JP 5454277A JP 5454277 A JP5454277 A JP 5454277A JP S6035880 B2 JPS6035880 B2 JP S6035880B2
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JP
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coils
cartridge
needle
coil
movable body
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正之 伊藤
勝彦 森田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/12Gramophone pick-ups using a stylus; Recorders using a stylus
    • H04R9/16Gramophone pick-ups using a stylus; Recorders using a stylus signals recorded or played back by vibration of a stylus in two orthogonal directions simultaneously

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可動コイル型ピックアップカートリッジに関し
、クロストークの改善、出力の向上を図ると共に組立性
を向上させ大量生産を容易に可能ならしめることを目的
とするものである。
可動コイル型ピックアップカートリッジについては、従
来より種々の形状、構造のものが提案され製品化されて
きている。
その主なものを掲げれば第1図の如く1対のコイル1,
2を方形の磁性材よりなるアーマチュア3に、水平面に
対して450、コイル相互が9000で交叉するように
巻回したコイル体を持つもの、第2図の如く1対のコイ
ル1,2を十字形のアーマチュア3aに上記条件で長手
方向に巻回したコイル体を持つもの、第3図の如く1対
のコイル1,2を十字形のアーマチュア3aの各腕部に
上記条件で幅方向に巻回したコイル体を持つもの等があ
る。上記いずれのコイル体であっても、コイルが巻かれ
たアーマチュアには再生針4を先端に設けた針レバー5
が固定されている。そして上記アーマチュアは第4図に
示すように永久磁石6のN極に固定された前ヨーク7と
前記永久磁石6のS極に後ヨーク8を介して固定された
ポールピース9との間で形成される磁気ギャップ10内
に挿入装置され、針レバー5は上記前ヨーク7に設けた
透孔11挿通され、上記アーマチュアはゴムダンパー1
2を介してたとえば手持ワイヤ一13、ストッパー14
、止めねじ15によってポールピース9に振動可能に取
付けてある。この種の可動コイル型ピックアップカート
リッジは安定した緒梼性を持ち、音質が優れている等の
利点があるが、この反面、組立てが非常に面倒で特にコ
イルを簡単に巻くことができないこと、出力電圧が低く
昇圧トランスを必要とすること、針交換が簡単にできな
いこと、クロストーク特性が悪いこと等の欠点があり、
普及が妨げられていた。
これらの欠点のうち出力電圧が低いことについては、近
年の増幅装置の性能の著しい向上により低出力電圧でも
充分に再生できるようになってきたことからあまり大き
さ欠点ではなく、針交換についても従来より種々の提案
がなされており、現に一部には針交換が可能な可動コイ
ル型カートリッジも市販されていることから、解決され
るのは時間の問題であろう。しかるに組立性の悪さと、
クロストーク特性の悪さは可動コイル型カートリッジで
は解決できない欠点とまで考えられており、上記2つの
欠点を同時に解決できる提案は今た、なされていない現
状である。上言己2つの欠点についてさらに言及すれば
、上記第1図〜第3図の構造では針レバー5が固着され
たア−マチュアに1対のコイルを巻かなければならない
ため、コイル巻装は大変困難であり、作業に多くの時間
と高い熟練度が要求され簡単に組立てられないものであ
り、上記1対のコイルは、形状は方形、十字形と違うも
のの1個の共通アーマチュア上に巻回されているため、
コイル同志が発電時に互に影響しあってクロストークが
悪化するものである。
本発明は、以上説明した従来技術の持つ長所と限界を見
きわめ、さらに研究、開発を進めた成果であり、組立性
とクロストーク特性に優れ、高出力電圧を得ることや針
交換も容易に行なうことができる可動コイル型ピックア
ップカートリッジを提供するものである。
以下、本発明につき第5図以降に示す実施例の図面と共
に第5図〜第10図は第1の実施例であるステレオピッ
クアップカートリッジを示すものであるが、本第1実施
例のカートリッジの基本的構造は第5図〜第7図によっ
て明らかにされる。
まずこれらの図面を見て明らかなように本カートリッジ
の再生針の振動支持系Aや磁界発生系Bの構造は第4図
に示す従来のものと比較的類似しているが、発電系Cす
なわち出力コイル部分に大きな違いがあり、この世力コ
イル部分の新規な構造を充分に生かすべく上記振動支持
系Aや磁界発生系Bに改良を施しているものであること
が判る。そこで第7図に示す出力コイル部分を中心にし
て説明を行なう。
第7図において、21は非磁性材料たとえば合成樹脂で
形成した円板上の可動体で、この可動体21の前面中央
部には針レバー支持用の突出部22が一体に設けてあり
、この突出部22を含めて上記可動体21には中心孔2
3を設けている。上記突出部22の中心孔には一端に再
生針24を取付けた針レバー25の他端を圧入固着して
おり、可動体21の前面中央部に針レバー25が垂直に
伸びるようになっている。一方、上記可動体21の外周
上方には1対の出力コイル26,27が巻回されたH字
状のコイル巻枠28,29を取付け固定している。
すなわち高磁性材料で形成した(もちろん非磁性材料で
形成しても良いが)H字状のコイル巻枠28,29に予
め出力コイル26,27を巻回しておき、上記コイル巻
枠28,29それぞれの2つの足28a,29aを可動
体21の外周に設けた穴30,31に圧入しコイルの取
付けを行なっている。上記コイル26,27の取付け位
置について言えば、上記再生針24がステレオコードの
音溝をトレースする時、上記しコードの音溝の両壁に記
録された左、右チャンネル信号の最大感度軸、すなわち
第7図に示すa−を線、b−b′線がコイル巻枠28,
29の中心線に一致するよう言い換えれば出力コイル2
6,27の中心線に一致するようにコイル26,27の
位置設定を行なっている。そして上言己コイル26,2
7の巻き方向は図からも明らかなように上記2本の最大
感度軸に各々平行になるように巻いている。上記2本の
最大感度軸はステレオレコードの左、右チャンネル信号
に応じて再生針24が最も大きく振られる方向に一致し
、一般にはしコード面に対して45o傾斜方向と言われ
ているが、実際にはステレオレコードの記録方式によっ
て45oではない場合も生じるので最大感度軸という表
現を用いた。なお本実施例では上記コイル26,27及
びその巻枠28,29は針レバー25の中心軸線に対し
て直角に配置してる。次に第5図を用いて上記発電系を
有する針レバー25の振動手侍系につき説明すると、上
記針レバー25はパイプで形成されており、針レバー2
5の後端には第1ストッパー32によって高品質のピア
ノ線等からなる支持線33の一端が固定されている。
上記支持線33は可動体21の後面中心部からその中心
孔23を介して外部に導出され、かつ第2ストッパー3
4の中心孔に挿通され、この第2ストッパー34は上記
第1ストッパー32から所定間隔をおいて圧着固定され
ている。なお上記第1ストッパー32の後面は図の如く
可動体21の厚み方向の中心面にほぼ一致されており、
一方第2ストッパー34の前面は可動体21の後面から
離されている。そして上記第1ストッパー32、第2ス
トッパー34との間に位置する支持線部分に再生針24
等、振動部分の振動支点が形成される。上記第2のスト
ッパー34は、可動体21の後面側に配されたブチルゴ
ム等の弾性材料よりなるリング状ダンパー35を介して
筒体36の中心孔に挿通されており、この筒体36の後
部より第2のストッパー34を一定荷重で引張り、上記
筒体36の外周面に設けたねじ孔37に固定ねじ38を
ねじ込むことにより、ダンパー35が所定量圧縮された
状態で各構成部品が一体化され再生針24等の振動支持
系が完成する。次に磁界発生系につき第5図、第6図を
用いて説明すると、39は磁界発生源となる永久磁石で
前後方向にN、Sと着磁されており、上記永久磁石39
の前面N極側には前ポールピース40が、又後面S極側
にはL字状の後ポールピース41が取付けられている。
そして、上記前ポールピース40の後面40a下端部に
は磁気ギャップを形成すべく所定間隔おいて後ポールピ
ース41の前端面41aが対向して後面40aに平行に
配置されている。
さらに上記前ポールピース40及び後ポールピース41
それぞれの下面には凹部42,43が形成されており、
後ポールピース41の凹部43は上記振動支持系の筒体
36が鉄合されるためのもので、前ポールピース40の
凹部43は針レバー25が振動時にポールピース4川こ
接触しないようにするためのものである。上記後ポール
ピース41の凹部43に筒体36を嫁合させた時には第
5図に示すように発電系である出力コイル26,27が
磁気ギャップを形成するポールピース40,41の対向
面40a,41a間に位置するように構成されている。
図では可動体21を上記対向面間に一部挿入されるよう
に示されているが、特にこのようにする必要はなく上詑
コイル26,27のみが対向面間に入るようにしておけ
ば充分である。さらに上記コイル26,27は対向面4
0a,41aに対して直角に位置され、したがって上記
磁気ギャップにはコイル26,27の巻き方向に対して
直角、振動系の中心線、等価的には支持線33に対して
平行な均等磁界が発生される。以上が本実施例のカート
リッジの基本的構造であるが、ここで次に本カートリッ
ジの発電原理を説明する。
今、第5図に示すように再生針24がステルオコード4
4のV型音溝44aをトレースしているものとし、片チ
ャンネルの記録信号によって再生針24が第7図のb−
b′線方向に振られた場合を考えると、上述した振動支
持構造では第5図の支持線33の一部である点45付近
、第7図ではa−a′線とb−b′線との交点を中心に
して可動体21が振動されるものと等価的に考えられる
ので、上記再生針24の振れにより、可動体21‘まそ
の中心部を固定支点としてb−b′線方向に揺動するも
のと考えられることができる。上記可動体21のb−b
′線方向の揺動によってコイル26は前後運動するが、
この場合、コイル26の巻始端と巻終端とは同時にポー
ルピース40すなわちN極に近づいたりポールピース4
1すなわちS極に近づいたりするので、上記コイル26
の動きは磁気ギャップ内の磁束を切ることにはならず、
上記コイル26からは出力は出てこない。
しかるに一方、コイル27は上記b−b線′にほぼ直角
なa−a′線を固定中心軸としてこの軸の回りに回転運
動するため、上記コイル27の巻始端と巻終端はいずれ
か一方がポールピース40、N極に近づくと他方はポー
ルピース41、S極に近づくように運動し、磁気ギャッ
プ内の磁束を切るので、コイル27には交番電流が誘導
される。したがって再生針24がb−b′線方向に振ら
れればコイル27にのみ出力が得られ、逆にa−a′線
方向に振られればコイル26にのみ出力が得られるもの
である。本実施例のカートリッジの基本的構造と発電原
理は以上説明の如くであり、これらから明らかであるよ
うに、本カートリッジは左、右チャンネル用のコイル2
6,27が磁気的に完全に独立して設けられており、両
コイルの磁気的結合路は全く存在しないため、発電時に
互に影響し合うことがなく、クロストーク特性が大幅に
改善できるものである。
しかも上記コイル26,27はコイルのみ別個に準備し
て可動体21に取付けるものであるので、第1図〜第3
図に示したようにアーマチュアに針レバーを取付けた状
態でコイルの巻線を行なう従来のものに比し、その組立
性、生産性が大幅に向上するものであり、その作業に熟
練度を要求されることもなくなるものである。 なお、
上記実施例では出力コイル26,27を高磁性材料で形
成した巻枠28,29に巻いているが、これは出力電圧
を大きくするためであり、非磁性材料で形成した巻枠を
用いてコイル26,27を巻いたとしても、巻枠を用い
ないで、空心型のコイル26,27を用いても、同様に
して発電動作を行なうものである。磁性材料の巻枠を用
いていない場合にもコイルの巻数を多くすることである
程度出力電圧の低下をカバーでき、振動部の質量を軽く
する意味からは磁性材の巻枠を用いない方が良いようで
ある。これに関連して、上記実施例では可動体21を円
板状としたが、これはダンパー35の当たりを考えたか
らであって、三角形状であろうと四角形状であろうとは
たまた球状であろうと、差し控えないが、左右対称形状
とする方が再生針24の振動を均一にする上から良いよ
うである。また、上記実施例のようにコイル26,27
をそれぞれ巻枠に巻いて可動体21に取付けるものとす
ると、作業工数が少なくとも2工数必要となるので、第
8図のようにL字状の巻枠44の両辺に上述した条件に
合うようコイル26,27を巻いておくと、1個の巻枠
44を可動体に取付けるだけでコイル26,27の取付
けが終了し作業工数が1工数ですむので便利である。第
8図に示す巻枠44を高磁性材料で形成したとしてもコ
イル26,27間に磁気的結合が生じることはなく、ク
ロストーク発生の問題はない。次に第5図、第6図に示
す本力−トリッジの基本構造図からも明らかなように本
カートリッジは振動系と磁界発生系を完全に分離できる
ものである。
このことは針交換を簡単にして行なうことができること
を意味する。この針交換の構造について第9図〜第11
図を用いて説明すると、図において、45は内部に上述
した磁界発生系を収納した合成樹脂製のカートリッジ本
体であり、一方、46は上記カートリッジ本体45に鉄
合係止される合成樹脂製の針支持体である。すなわち上
記カートリッジ本体45の両側面には凹部47が形成さ
れ、この凹部47に針支持体46の対向する内壁に設け
た凸部48を挿入係止させてカートリッジ本体45に針
支持体46を結合する。上記針支持体46の上面に設け
て凹部49には再生針24等の振動支持を行なう筒体3
6が係合されて接着等によりしっかりと固定されており
、出力コイル26,27のリード線26a,27aは第
11図に示すように針支持体46の後面に固定した4本
の出力端子ピン501こそれぞれ接続されている。この
ようにカートリッジ本体45側には磁界発生系のみを取
付け、針支持体46側には振動系と発電系及びその電気
回路系を取付けているので、針交換は簡単にして行なう
ことができる。なおカートリッジ本体46の両側面上方
に設けた凹部51,51はカートリッジをヘッドシェル
に取付ける際の取付ビス挿入用のものである。次に第1
2図〜第14図は第2の実施例のステレオピックアップ
カートリッジを示し、基本的構造については前述した第
1実施例のものとほとんど同じであるので同一構成部分
には同一番号を付して示すが、第14図からも明らかな
ように1対の出力コイル26,27をそれぞれ2個のコ
イル26a,26b,27a,27aを連結して構成し
出力電圧の上昇を図つている点で相違している。
可動体21の上半分に1対のコイルを設けた第1実施例
のものに対し、本第2実施例のものにおいては可動体の
外周全体に4個のコイルからなる1対のコイルを設けて
いるので、前記4個のコイル全てをポールピース40,
41間に形成される磁気ギャップに効率良く充分に挿入
するため筒体36の外周前方にリング状の補助ポールピ
ース52を取付け、筒体36を後ポールピース41の下
面凹部43に鉄合させた時、上記補助ポールピ−ス42
の後面が後ポール41の前端面41aに接触し、この補
助ポールピース52の前面と前ポールピース40の後面
40aとの間に均等磁界を発生させるようにしている。
なお上記補助ポールピース52を取除いてカートリッジ
を構成しても良いことは言うまでもない。なお出力コイ
ルの取付けは第8図に示したものと同様の考え方で第1
5図の如く行なうと作業工数が低減される。以上説明し
たように本発明の可動コイル型ピックアップカートリッ
ジは一端に再生針を有する針レバーの他端すなわち振動
系の振動支点の近傍に非磁性材料で形成した可動体を設
け、この可動体の外周に、別個に設けた1対の出力コイ
ルを突出させて取付け、これらのコイルの巻き方向をス
テレオレコードの最大感度軸に平行にするとともに上記
コイルを磁気ギャップ内に配し、上記可動体に取付けた
再生針の音溝トレースによる振動で上託コイルを振らせ
、これらのコイルのうち、その中心線の回りに回転運動
するもののみから出力を取出すようにしたものであり、
1対の出力コイルが磁気的に非結合状態になるのでクロ
ストーク特性を大幅に向上させ得ると共にコイルを可動
体等とは別個に予め巻回作製しておくことができるので
、組立性、さらには生産性が良く、自動機械を簡単に導
入して大量生産を行なうことができるものである。また
本発明は振動系の振動支点の近傍に質量の向きし、コイ
ルを配置しているから、針先での質量に換算した針先換
算量を著し〈づ・さくすることができる。このため、針
先換算実効質量をm、レコード盤のコンブラィアンスを
cとしたとき・ 仇=布了南烹 で表わされる高域再生限界周波数仇を著しく高くするこ
とができる。
その結果、高城再生限界周波数付近に生じる高域共振を
可聴周波数帯域外へ追いやることも可能となり、全可聴
帯城にわたって平坦な周波数特性を実現することができ
る。また、ピックアップカートリッジにおいては、一般
に高城共振点付近で左右のチャンネルセパレーションが
悪化するが、本発明によれば高域共振点自体を可聴帯域
外へ追いやることができるから、可聴帯域内でのチャン
ネルセパレーションを著しく良好なものにすることがで
きる。このため、前述の一対の出力コイルが磁気的に非
結合状態となることによるクロストーク特性の向上と相
俊つて、チャンネルセパレーション特性を大幅に向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の可動コイル型ピックアップカー
トリッジのコイル部分を示す正面図、第4図は同カート
リッジの構造図、第5図は本発明の第1の実施例におけ
る可動コイル型ピックアップカートリッジの基本構造図
、第6図は同カートリッジの分解斜視図、第7図は同カ
ートリッジのコイル部分を示す正面図、第8図は同コイ
ル部分の他の例を示す正面図、第9図は同カートリッジ
の全体構造図、第10図は同正面図、第11図は同分解
斜視図、第12図は本発明の第2の実施例における可動
コイル型ピックアップカートリッジの基本構造図、第1
3図は同カートリッジの分解斜視図、第14図は同カー
トリッジのコイル部分を示す正面図、第15図は同コイ
ル部分の他の例を示す正面図である。 21・・・・・・可動体、24・・・・・・再生針、2
5・・…・針レバー、26,27……出力コイル、33
……支持線、35…・・・ダンパー、36・・・・・・
筒体、39・・・…永久磁石、40,41・・・・・・
ポールピース、a−a′線、b−b′線・・・・・・最
大感度軸。 第1図第2図 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 第5図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気ギヤツプを定める対向面を持ち、上記磁気ギヤ
    ツプに磁界を発生させるための永久磁石を含む磁気構造
    体と、一端に再生針を有する針レバーの他端に固着され
    た可動体と、この可動体を弾性材よりなる制動部材を介
    して上記磁気構造体に取付ける取付手段とを備え、上記
    可動体を非磁性材料で形成し、かつその外周に、ステレ
    オコードの2本の最大感度軸にそれぞれほぼ平行に巻回
    させた1対の出力コイルを、上記可動体の外周から突出
    させて取付け、これらのコイルを上記磁幾ギヤツプ内に
    配置してある可動コイル型ピツクアツプカートリツジ。
JP5454277A 1977-05-11 1977-05-11 可動コイル型ピツクアツプカ−トリツジ Expired JPS6035880B2 (ja)

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