JPS6035849Y2 - 管路内検査スケ−ル - Google Patents

管路内検査スケ−ル

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JPS6035849Y2
JPS6035849Y2 JP9463380U JP9463380U JPS6035849Y2 JP S6035849 Y2 JPS6035849 Y2 JP S6035849Y2 JP 9463380 U JP9463380 U JP 9463380U JP 9463380 U JP9463380 U JP 9463380U JP S6035849 Y2 JPS6035849 Y2 JP S6035849Y2
Authority
JP
Japan
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scale
imaging camera
pipe
plate
conduit
Prior art date
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Expired
Application number
JP9463380U
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English (en)
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JPS5719415U (ja
Inventor
修 平手
啓太郎 森
勝雄 林
行雄 春日谷
公臣 木俣
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Publication date
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Priority to JP9463380U priority Critical patent/JPS6035849Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は地中に埋設された通信線用管路の保全状況を撮
像用カメラ、制御装置及びモニタ受像機よりなるITV
装置を用いて検査する際に前記ITV装置に装着される
検査用スケールに関するものである。
〔従来の技術〕
近時、通信網の発達は都市を中心に著しく進み、そのた
め従来は地上架線でまかなっていた地域も回線数の増加
、都市美観上の見地から、逐次地中に管路を布設して収
容する形態に移りつつある。
地中に埋設される管路の多くは幹線道路直下に埋設され
、そのため管路は常に地上を走行する重量車等の荷重や
土圧により、長年月のの間には局部的なりラックや管路
接続部のゆるみ等を生ずることもあり、管路内に収容さ
れている通信線路が損傷したり、甚だしい場合には断線
などの障害を生ずる。
このような障害を未然に防止するため、定期的に管路の
埋設状況を検査している。
地中に埋設されている管路は高分子材料又は金属製で内
径は約751rr1n1通常1本だけで埋設されること
は少なく、9本(縦・横3本づつ)や16本(同じく4
本づつ)の管路を1組として埋設されている。
この様な構造の埋設管路の検査には、相隣れる2つのバ
ンドホール間を1区間とし、複数本埋設されている管路
のうち1本を選び、この管路内壁面を検査する。
検査手段には一般にITV装置を用いる。
ITV装置の主要構成は■撮像管を含む撮像用カメラ■
制御装置及び■モニタ受像機である。
上記ITV装置を用いて管路内壁面を検査する実施例を
第1図により説明する。
地表面に入口を有する相隣れる2つのバンドホール(又
はマンホール)H□及びH2間に埋設された管路2の内
部に例えばバンドホールH1側口より撮像用カメラ3を
挿入する。
この撮像用カメラ3をバンドホール付2側口より引き込
んである牽引用ロープ7に固定する。
前記撮像用カメラ3は光導電形撮像管(ビデイコン)、
ビデイコン駆動回路、ヘッドアンプ及び光学レンズ系よ
りなる。
制御装置4は通常地上に設置され、該撮像用カメラ3の
駆動電源、映像出力信号増幅器及び同期信号発生器より
なり、前記撮像用カメラ3及びモニタ受像機6とそれぞ
れビデオケーブル5で接続されている。
したがって前記撮像用カメラ3で撮像した管路内周面の
状況が地上のモニタ受像機6の受像管面に映し出される
一方前記撮像用カメラ3の光学レンズ系の前面に第2図
に示すようにカメラ中心軸を中心として回転する45°
傾斜しただ円形回転ミラー9とミラー回転駆動装置及び
照明装置11と前記だ円形回転ミラー9とミラー回転駆
動装置及び照明装置11とを保護する透明カバー10及
び撮像用カメラ3にとりつけるためのネジ部12とから
なるアタチメント1を装着すると管路内壁面360°の
状況がモニタ受像機6に映し出される。
この様に構成した検査装置の撮像用カメラ3を前記した
ようにバンドホール付2側口より引き込んだ牽引用ロー
プ:に固定し、適宜方法で且つ適宜速度で牽引用ロープ
7を巻取ると、前記撮像用カメラ3は管路2内を移動し
、前記だ円形回転ミラー9により管路2の内壁面の状況
が連続してモニタ受像機6の受像面に映し出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこの様な方法では管路内壁面のクラックや接合部
のくい違い等の状況は認識できるが、これら障害部の正
確な大きさが判別し難く、そのため保全上許容し得るき
ずなのか否かの判定が困難で、必要以上の工事を施行し
たり、あるいは逆に重大事故が発生するまで見逃す等の
欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記の従来方法の欠点を解消するため検査を行
う前に撮像用カメラ3とモニタ受像機6とを本考案に係
る第1及び第2スケールを用いて、感度較正をすること
により、管路内表面の障害部位の大きさを正確に観測す
ることを目的とする。
以下図面について詳細に説明する。
〔実施例〕
第4図は本考案の実施例を示す。
図中3は第1図に示した撮像用カメラで、8は第2図に
示した該撮像用カメラ3の光学レンズ系の前面に取りつ
けるアクチメントで、該アクチメント8は回転ミラー9
と回転ミラー9の回転駆動装置及び照明装置11とこれ
らの防湿、防水保護する略円筒形の透明カバー10及び
アタチメント8を撮像管カメラ3にとりつけるネジ部1
2からなっている。
第3図は本願考案になる第1スケール13の実施例で、
任意単位目盛を刻設したスケール板14と管路内壁面と
前記撮像用カメラ3の中心との距離に相当する位置に該
スケール板14を設定するため2本の伸縮可能な脚部1
5の一端を前記スケール板14に固着し、該脚部15の
他端部は前記アタチメント8の円筒状保護用透明カバー
10の側面に弾性的に挾持させるため馬蹄形状に開脚し
た挟持片16を有する。
また第5図は本考案になる第2スケール17の実施例を
示したもので、アクリル系樹脂等の透明で且つ弾性力を
有する材質からなる板体の表面に任意単位目盛を刻設し
たものである。
検査実施直前に前記構成の第1スケール13の挾持片1
6を撮像用カメラ3前面に取りつけたアタチメント1の
保護用透明カバー10の円筒側面に円周に沿ってまたが
せ、被測定管路内半径と前記保護用透明カバー10の半
径との差に相当する距離にスケール板14が位置する様
に伸縮可能な脚部15を調節する。
さらにモニタ受像機6の受像管表面に前記第2スケール
17を当接せしめる。
この状態でスケール板14に光学レンズ系の焦点を合せ
れば、モニタ受像機6の受像面上にスケール板14に刻
設した目盛が鮮鋭に映し出される。
そこでこの目盛がモニタ受像機6の受像管表面に当接さ
せた第2スケール17の目盛でよみ取り易い長さになる
様に制御装置4の水平、垂直走査幅調整器の利得を調整
する。
調整終了後、第1スケール13を前記保護用透明カバー
10より外して、検査準備を完了する。
検査は前記撮像用カメラ3を管路2内に挿入し、前記牽
引用ロープ7をまきとる。
アクチメント8に設けただ円形の回転ミラー9の回転速
度と牽引ロープ7の牽引速度とを適宜選択すると管路内
壁面の全表面の状態がくまなくモニタ受像機6の受像面
に映し出され、地上に居ながらに、地中に埋設された管
路の状況が検査できる。
管路2の内壁面にきす、クラックあるいは管路接続部の
くい違い等の障害部位がモニタ画面上で確認できた場合
はその障害部の大きさは該第1スケール13及び第2ス
ケール17によりモニタ画面上の寸法が予め較正しであ
るので、そのまま障害部の寸法が直認できる。
なお管路内の障害部位の水平方向位置は牽引ロープ7あ
るいは撮像用カメラ3と制御装置4との間を接続するビ
デオケーブル5に適当間隔で刻印を付すか、又は色分け
する等適宜方法で認識できる。
また前記ビデオケーブル5の全長がバンドホールH1と
H2の間隔より短かい場合はバンドホール付1側口から
挿入した撮像用カメラ3をビデオケーブル5全長まで送
り込んだ後、ひき戻して、バンドホールH2側より同様
手順で検査を行えばビデオケーブル長の約2倍の長さの
管路まで検査できる。
〔考案の効果〕
以上の説明より明らかなように、本願考案になる第1ス
ケール及び第2スケールをITV装置と組合わせて地中
に埋設された管路の検査に用いると、管路の障害部位の
正確な状況、寸法を検査でき、それにより管路埋設状況
の保全、障害修理の規模の事前計画立案等が的確に行え
る等経済的効果をもたらす。
なお第1スケール及び第2スケールの形状や目盛の精細
度は適宜選択できることは勿論である。
なお前記実施例の説明より第1スケール13のスケール
板14を保護用透明カバーの曲率に合わせて円弧状とす
ること、X、 Y軸方向に目盛を刻設すること等は本願
考案に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はITV装置を用いた管路検査状況の実施例、第
2図は管路内壁面を観測するため、撮像用カメラ前部に
取りつけるアタチメント8の概略図、第3図は本願考案
に係る第1スケール斜視図、第4図は第1スケールをア
クチメント8に装着した実施例を示す。 第5図は第2スケールの実施例である。 Hl、H2・・・・・・バンドホール、2・・・・・・
管路、3・・・・・・撮像用カメラ、4・・・・・・制
御装置、5・・・・・・ビデオケーブル、6・・・・・
・モニタ受像機、7・・・・・・牽引用ロープ、1・・
・・・・アタチメント、9・・・・・・だ円形回転ミラ
ー、10・・・・・・透明保護カバー、11・・・・・
・回転ミラー駆動装置及び照明装置、12・・・・・・
撮像用カメラ3との取り付はネジ部、13・・・・・・
本願考案の第1スケール、14・・・・・・第1スケー
ル板目盛、15・・・・・・伸縮可能な脚部、16・・
・・・・馬蹄形状に開脚した挾持片、17・・・・・・
本願考案の第2スケール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 地中に埋設された通信線用管路(以下単に管路という。 )内に挿入される撮像管を装着した撮像用カメラと該撮
    影用カメラとケーブルで接続された前記撮像用カメラの
    制御装置とモニタ受像機よりなるITV装置により前記
    管路の内壁面を検査する際に用いる検査スケールであっ
    て、 任意単位目盛を刻設した板体と該板体に固設される前記
    管路内径に相当する距離を設定するための伸縮可能な取
    りつけ脚部及び該脚部先端に弾性材よりなる挟着部材と
    を有し、着脱自在に前記撮像用カメラの撮影視野内に装
    着される第1スケールと、 光に対する透過率が良好で且つ弾性を有する板体に任意
    単位目盛を刻設し、前記モニタ受像機の受像管面に当接
    される第2スケール とからなることを特徴とする管路内検査スケール。
JP9463380U 1980-07-07 1980-07-07 管路内検査スケ−ル Expired JPS6035849Y2 (ja)

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JP9463380U JPS6035849Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07 管路内検査スケ−ル

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JP9463380U JPS6035849Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07 管路内検査スケ−ル

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JPS5719415U JPS5719415U (ja) 1982-02-01
JPS6035849Y2 true JPS6035849Y2 (ja) 1985-10-24

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JP9463380U Expired JPS6035849Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07 管路内検査スケ−ル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638046B2 (ja) * 1987-08-25 1994-05-18 日本鋼管株式会社 管体検査用ピグの走行距離計測方法
JPH01265110A (ja) * 1988-04-18 1989-10-23 Iseki Tory Tech Inc 管路の検査装置
JP2531488B2 (ja) * 1993-08-10 1996-09-04 株式会社機動技研 管内測定方法
JP6292895B2 (ja) * 2014-01-20 2018-03-14 株式会社クボタ 管調査装置

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JPS5719415U (ja) 1982-02-01

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