JPS6035772B2 - 密閉形熱応動開閉器 - Google Patents

密閉形熱応動開閉器

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JPS6035772B2
JPS6035772B2 JP3791477A JP3791477A JPS6035772B2 JP S6035772 B2 JPS6035772 B2 JP S6035772B2 JP 3791477 A JP3791477 A JP 3791477A JP 3791477 A JP3791477 A JP 3791477A JP S6035772 B2 JPS6035772 B2 JP S6035772B2
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JP
Japan
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thermally responsive
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plate
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JP3791477A
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JPS53122783A (en
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進 生方
靖和 水谷
庄造 伊予田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバイメタルなどの熱応動板を利用して温度や電
流による発熱で作動する開閉器に係り、特に冷凍機用圧
縮機モータの過熱焼損防止器などに好適な密閉構造の例
えば特願昭50−74838号及び特願昭50−111
495号などに開示されている開閉器の改良に関するも
ので、熱応敷板のほぼ中央を支承する支持体の熱応敷板
に当接する部分が熱応動板の長手方向に対して短かく、
且つそれと直交する方向に比較的長い形状とされ熱応動
板の反転運動を阻害する事なく支持体と熱りE動板との
間の遊び間隙を極めて小ならしめ得てこの種熱応動開閉
器のスイッチとしての特性を改善する事を目的とするも
のである。
本発明を説明するに先だって、前記の特顔昭50一74
838号に示されたものと同様な従来の熱応動開閉器を
示す第1図について説明する。
同図において蓋板1は長方形の比較的厚い金属板で作ら
れておりこれには孔が穿たれていてその孔にガラス等の
充填材2で封着した固定接点支持体3が固着してある。
この固定接点支持体3の一方には碍子等の耐熱材料で作
られた保護環4を介挿して固定接点5が溶接などの方法
で固着されている。保護環4は充填材2を接点の発生す
るアークから保護するためのものであり小形化するため
に必要であって接点アークの位置を充填材2から充分離
した場合には必ずしも要しない。中央に孔9aを有する
熱応動板9を支えるための支持体6は金属板で作られお
よそL字形をしていて、図面では保護環4の蔭になって
見えない部分が菱板1に溶接などの方法により固着され
ている。支持体6の段違い部6aに孔6bが穿けられて
いる。この孔6bには碍子等で作られたブッシュ7の榊
部7bが薮入され、前記段違い部6aと容器12との間
にその頭部7aが位置している。このプッシュ7の中央
の孔7cに支持ピン1 1が熱W6動板9の孔9aを通
してかしめられている。熱応動板9の左端には可動接点
10が固着されており、右端には可髭性のある導電体8
が固着されている。可携性のある導電体8の左端は支持
体6の一部に固着されている。導電体8は熱応動板9の
急跳反転・復帰動作に対してこれに有害な影響を与えな
い程度の剛性を有するとともに熱応敷板の途中で接触し
ないように配設されている。従って固定接点支持体3か
ら固定接点5一可動接点10−熱応動板9−可榛性のあ
る導電体8−支持体6−蓋板1の電流路が形成されてい
る。熱応動板9は孔9aを中心に高膨脹側を凹面とする
皿状に絞り成形して温度の上昇下降にともない予め定め
られた温度で急跳反転・復帰するように構成されている
。容器12は図の左方にある開放端側のフランジ部12
aを蓋板1と溶接などの方法により接合されて気密容器
を構成している。熱応動板の右端は容器12の右方の内
面に接触しており、中心はブッシュ7の端面を支点とし
て皿状に形成された熱応動板9の操み力が固定接点5に
可動接点10を介して加えられている。即ち容器12を
被せる事に依って接点圧力を与えるわけである。又容器
12の右方の閉鎖端に近い首部12bで折り曲げ変形さ
せる事によって接点圧力は加減調整される。この接点圧
力を加減するという事は急跳反転温度を鮫正する事にな
る。こうして所定の温度において熱応動板9が仮想線に
て示すように急跳反転して固定接点5から可動接点10
が開離し、また所定の温度迄下がると急鞍5的に復帰し
て図の実線で示されるような熱応動板の状態に戻り接点
間は閉路する。熱応動板に電流を通じて加熱した場合も
所定の温度に上昇すれば急跳反転し、電流が断たれ熱応
敷板が自然冷却して所定の温度迄下がると急跳的に復帰
する。このような熱応動板の反転・復帰運動に際し熱応
動板の中心孔9aと支持ピン11との間にはその直径及
び厚み方向に可成りギャップをとる必要が生ずる。
その理由は支持ピン11に対して熱応動板の湾曲方向が
変化するためと、各部品の寸法公差が集約されて組立て
が完了した時点で支持ピン11の中心軸とこれを受け入
れる熱応動板の孔の藤芯が必ずしも一致せず若干の傾き
が存在している事特に動作温度の鮫正を行なう時に容器
12の首部12bで折り曲げ変形させる事によって支持
ピン11の中心軸と熱応動板の孔の鞠芯がずれて可成り
の傾きが生ずる事は避けられないからである。従って熱
応動板の反転復帰する毎に可動接点の固定接点へ接触す
る点及び可動接点の固着されてない側の熱応動板の端部
が容器12の内面に接する位置が前述の支持ピンと孔と
のギャップに基く裕度範囲内で常に変っており、その不
確定さの為に例えば固定接点の平面度や容器12の内面
の平面度が悪ければ熱応動板に付与した接点圧力が反転
復帰のたび毎に変動し作動温度が変化するという不具合
を生ずる。この不具合を無くするためには支持ピンと孔
とのギャップを極めて4・さくすればいい訳であるが、
そうするためには支持ピンの直径を限りなく零に近く細
くする必要があり、これは実際上強度や加工上の問題で
不可能である。そこで本発明においては、第1図におけ
る熱応動板の支承部近傍を拡大して示した第2図及び第
3図のようにこの熱応敷板のほぼ中央部を支承する支持
体の接触部が熱応動板の長手方向に対して短かく且つそ
れと直交する方向に長い支承構造とする事によって前述
の不具合を除去し、かつ製作上も容易な熱応動開閉器を
提唱せんとするものである。
第2図は第1図の支持体部分近傍の断面図を拡大した図
に相当する本発明の改良された部分拡大図を示し、第3
図は第2図のm−m線矢印方向郎ち熱応動板9の長手方
向が紙面と直交する方向の断面図である。尚、記号で第
1図に示したものと同じ記号は等効物を示し、ブッシュ
17は碍子などで作られその軸部17bが支持体6の孔
6Mこ隊入されその下端部17aが段違い部6aと容器
12との間に位置しその下端部17dは切妻屋根形とさ
れ中央の孔17cには第3図に示した如き薄板を凸形に
打ち抜いて作った止子21が熱応動板9の中心孔を貫い
てその上端部21aをブッシュの孔17cから抜けない
ように適宜の抜け止め加工が施されたものである。熱応
動板9の温度の変化に基〈急跳反転及び復帰運動は、第
2図に示す方向の場合の熱応動板9の曲率が上に凸な状
態と下に凸な状態との変化が大きく、これと直交する方
向を示す第3図に於ける熱応動板の急跳運動における曲
率の変化が小さい事が究明されたので、熱応動板のほぼ
中央部を支承する支持体を図示の如き構造にすると熱応
動板9の厚み方向則ち図示上下の遊び及び止子21とこ
れを受入れる孔との間のギャップをほとんど.必要とし
ないように出釆る。
即ちブッシ17と止子21の下方の広中部21bの間隔
を熱応動板の厚みとほぼ同じに出来るから熱応動板9が
反転した状態(第1図の仮想線で示す形に相当)で熱応
動板が重力などの力の影響により固定接点の方向に近づ
こうとする事がないので接点間隔が犠牲とならず、さら
に熱応動板の反転復帰するたびごとに接触位置が不確定
となるような不具合が除去される。尚、今迄に述べた実
施例は、この密閉形熱応動開閉器の置かれる周囲の温度
が一定の条件で所定の電流に応動してスイッチング動作
をする場合、最低動作電流を正確に決める事の出来るも
の則ち電流の流れる通路が前述の如く接点支持体3一団
定接点5−可動接点10−熱応動板9−可擬性のある導
電体8一支持体6一蓋板1と決められるものであったが
、用途によっては前記の最低動作電流特性は正確である
必要のない場合もあり周囲温度にのみ正確に応動させた
し、ような用途に使われる熱応動開閉器としては支持体
6と熱応動板9の中心を絶縁せずに多少電流がバィパス
してもよいため、ブッシュ17を碍子などの絶縁材で作
る必要はなく支持体6と同一の金属材料で形成するなど
製作を非常に容易にする事が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の例を示す縦断面図、第2図は本発明の実
施例を示す第1図相当の部分拡大図、第3図は第2図m
−m線矢印方向の断面図を示す。 1,12・・・・・・密閉容器、3・・・・・・接点支
持体、5…・・・固定嬢点、6・・・・・・支持体、8
・・・・・・可操性のある導電体、9・・・・・・熱応
動板、10・・・・・・可動接点、17d,21・・・
・・・支持体と熱応動板の接触部。 第1図第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端に可動接点を備え異なる温度で急跳反転および
    復帰を行なう熱応動板のほぼ中央部を支承する支持体と
    、前記可動接点が接触又は開離するための固定接点を固
    着した接点支持体との両支持体が各々電気的に絶縁され
    て密封容器中に固定され、前記熱応動板の他端は常温に
    おいて可動接点と固定接点間に諏触圧力を付与するよう
    に密閉容器内面に接触するとともに可撓性のある導電体
    の一端が接続され、この可撓性のある導電体の他端は前
    記支持体に電気的に接続されさらに前記熱応動板のほぼ
    中央部を支承する支持体はその熱応動板と当接する部分
    が該熱応動板の長手方向に対して短かく且つそれとほぼ
    直交する方向には長い形状になされた事により熱応動板
    の急跳反転及び復帰運動を阻害する事なくその支持体を
    受け入れる孔と支持体との間隙を極めて小ならしめ得る
    事を特徴とする密閉形熱応動開閉器。
JP3791477A 1977-03-31 1977-03-31 密閉形熱応動開閉器 Expired JPS6035772B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3791477A JPS6035772B2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31 密閉形熱応動開閉器

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JP3791477A JPS6035772B2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31 密閉形熱応動開閉器

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JPS53122783A JPS53122783A (en) 1978-10-26
JPS6035772B2 true JPS6035772B2 (ja) 1985-08-16

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JP3791477A Expired JPS6035772B2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31 密閉形熱応動開閉器

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