JPS6035667B2 - 光束変換コンピユータホログラム - Google Patents

光束変換コンピユータホログラム

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Publication number
JPS6035667B2
JPS6035667B2 JP13351175A JP13351175A JPS6035667B2 JP S6035667 B2 JPS6035667 B2 JP S6035667B2 JP 13351175 A JP13351175 A JP 13351175A JP 13351175 A JP13351175 A JP 13351175A JP S6035667 B2 JPS6035667 B2 JP S6035667B2
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JP
Japan
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hologram
light
light beam
luminous flux
computer hologram
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Expired
Application number
JP13351175A
Other languages
English (en)
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JPS5256953A (en
Inventor
慎治 高橋
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP13351175A priority Critical patent/JPS6035667B2/ja
Publication of JPS5256953A publication Critical patent/JPS5256953A/ja
Publication of JPS6035667B2 publication Critical patent/JPS6035667B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Holo Graphy (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光の光東の変換素子、つまり光東Aで照明す
れば、光東Bが発生する素子に関するものである。
ホログラムは従来から光東の変換素子として考えられて
いた。
(例えば、昭和43王電気四学会連合大会講演論文集(
W)の1883ページにある。中島氏らの「コード変換
ホログラムによるパターン認識」という論文中にもその
例が見られる。)しかし、光学的に撮影したホログラム
を用いた変換では、変換される光東対が予め、実際に存
在し、両者がコヒーレントなものでなければならなかっ
た。予め存在していない光東間の変換素子としてはコン
ピュータホログラムが考えられている。
しかし、従来から考えられていたローマン氏らのコンピ
ュータホログラムでは、位相誤差と呼ばれる誤差のため
に変換された光東と、はじめに意図した光束の間には相
異が生じることは避けられなかつた。(例えば、アィ・
ビー・ヱム・ジャーナル・リサーチ・アンド・デイベロ
ツプメント誌。の1969年3月号の160ページから
1総べージにこのことに関する記述がある。)コンピュ
ータホログラムとして、干渉縞を記録するものが提案さ
れ、良質の再生像が得られるようになった。
本発明の目的は、光東の変換素子として有効な、干渉縞
を記録するコンピュータホログラムを提供しようとする
ものである。以下本発明を図面を用いて説明する。
変換素子としてのホログラムを照明する光東と、ホログ
ラムから発生させたい光東の、ホログラム面上での複素
振幅分布をそれぞれA,Bとする。光学的なホログラム
でこのような働きをさせるためには、両者の干渉縞を記
録する必要がある。第1図において11は変換された光
東で、12はホログラム、13はホログラムを照明する
光東で、14はホログラム撮影の際に用いる光東である
。11と14とのホログラム上での振幅が、上記のBに
相当し、13のホログラム上の振幅がAに相当する。
14と13の干渉縞を記録したホログラムの透過率は、
干渉縞の強度分布1に比例する。
1ニIA+Bl2 ニ坪十B2十A*B+AB**は共
役複素数を表わす。
このホログラムを13で照明すれば、発生する光東は、
AIつまり、A(A2十B2)十坪B+A2B*となる
。振幅Aが場所によらずに一定ならば、振幅Bに比例す
る光東11が発生する。しかし一般にはべは場所によっ
て値が変化し、得られる振幅Bとは異なるものになる。
各光東の進行方向を照明光14の進行方向を基準として
描いたものを第2図に示す。21はA2B、22はA(
M十群)、23はA虫の振幅を有する光東の進行方向で
ある。
22はA,B単独の場合の3倍広がり、所望の光東21
と分離できないこともある。
つまり、干渉縞のうちのA(A2十群)は0次成分と呼
ばれ、不要な光東を発生し、所望の光東中に雑音として
混入する。A*B+BA*が干渉成分で有効な回折光を
生じるための項である。本発明は、所望する再生光東を
雑音となる光東と分離して再生するためのものである。
つまり干渉縞の強度のうちの有効成分に相当する二つの
光東の積に関係する項の和のみをとり出して、コンピュ
ータホログラムを作成することにより、不要な項からの
再生光東をなくし、必要な再生光東のみを取出すもので
ある。干渉縞の有効成分はA*B+AB*であるが一方
の光東の強度IAr2で割ったうえ、負にならないよう
に定数Cを加える。
この値を日とすれば、H=(A*B+AB*)/IAl
2 十Cとなる。印こ比例する透過率を有するホログラ
ムを振幅Aの光東で照明すれば、再生される全光東の振
幅はB*A2/IAl2 十B+CAに比例するものに
なる。この光東の進行方向は、第3図に示すように三つ
の方向に分かれる。31はB、32はCA、33はB*
A2/IAl2 に比例する再生光東である。
32の広がりはAと同じ程度であり、また33はAが平
面波の場合にはB*となる。
第3図と第4図を比ればわかるように、本発明によれば
再生光東の分離が良くなり、望ましい再生光Bがそのま
まの形で得られるようになる。以下本発明の実施例を図
面を用いて説明する。
まずホログラムの持つべき振幅透過率日(x,y)を計
算する。この場合計算の便利のためにホログラム面上を
△×,△yの間隔のメッシュで区切りそれぞれの交点を
サンプリング点として各サンプリング点について日(x
i,yi)を求める。日(xi,yi)に比例する透過
率を有するホログラムは第4図の如き構造をしている微
小セルから成っている。41が微小セル、42がセルナ
に設けた関口である。
セル内の開口以外の場所の透過率は0で関口の透過率は
1である。この1つのセルの閉口の面積が、サンプル値
日(xi,yi)に比例していれば、セルの集合体は日
(x,y)に近似的に比例した透過率を有することにあ
る。日(xi,yi)が正または0の値になるようにC
を定めてある。関口の面積は、日(xi,yi)に比例
すれば良いのであるが、閉口の形を一定にしておいたほ
うがホログラムの作成には都合が良い。
本実施例においては、開口の幅を日(xi,yi)の値
に比例するように定め、関口の高さを全てのセルで一定
にとる。このようにしてできた微小セルの集合体が本発
明のコンピュータホログラムである。正の実数日(x,
y)に比例する透過率の作り方には、いろいろな方法が
あり、例えば昭和4g年特許願13187号「コンピュ
ータホログラムの製作方法」に詳しい記述がある。この
ようにしてできたコンピュータホログラムを光東Aで照
明すれば、所望の光東Bが得られ、かつ不要な光東は広
がらない。
光東Aが平面波である場合には、IAi2は定数となり
、ホログラムの作成は容易となる。以上述べたように本
発明によれば、不要の光東との分離の良い光東の変換素
子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、光学的なホログラム作成と再生の原理図であ
る。 11は変換された光東、12はホログラム、13は変換
されるべき光東、14はホログラム撮影の際に用いられ
る光東である。 第2図は、光学的に作成されたホログラムを照明して得
られる各光東の広がりと進行方向を示す図であり、通常
21は直接波、22は0次波、23は共役波と呼ばれる
。 第3図は、本発明のホログラムから得られる各光東の広
がりと進行方向を示すもので、31,32,33はそれ
ぞれ、直接波、0次波、共役波である。第4図は、本発
明の一実施例のホログラムセルを示す図であり、41が
微少セル、42はセル内の関口である。 オー図オ2図 才3図 オ4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二つの光束の干渉縞の強度分布に関して、二つの光
    束の振幅分布A,Bの積に関係する項の和AB*+A*
    Bを計算して作成するコンピユータホログラムにおいて
    、前記の和を一方の光束の強度|A|^2で割り、一定
    値C(C≧0)を加えた値を計算し、ホログラム面を分
    割した微小セルの透過率が前記計算値(AB*+B*A
    )/|A|^2+Cに比例するようにしたことを特徴と
    する光束変換コンピユータホログラム。
JP13351175A 1975-11-05 1975-11-05 光束変換コンピユータホログラム Expired JPS6035667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13351175A JPS6035667B2 (ja) 1975-11-05 1975-11-05 光束変換コンピユータホログラム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13351175A JPS6035667B2 (ja) 1975-11-05 1975-11-05 光束変換コンピユータホログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5256953A JPS5256953A (en) 1977-05-10
JPS6035667B2 true JPS6035667B2 (ja) 1985-08-15

Family

ID=15106477

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JP (1) JPS6035667B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020105870A1 (ko) * 2018-11-20 2020-05-28 문양희 에어컨 실외기 덮개

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020105870A1 (ko) * 2018-11-20 2020-05-28 문양희 에어컨 실외기 덮개

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Publication number Publication date
JPS5256953A (en) 1977-05-10

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