JP2010079987A - 光情報記録方法、光情報再生方法、光情報記録装置、及び、光情報再生装置 - Google Patents

光情報記録方法、光情報再生方法、光情報記録装置、及び、光情報再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】角度多重方式によるホログラム記録方式において、隣接する記録スポットに記録されたホログラムからのノイズを低減する光情報記録装置等を提供すること。
【解決手段】記録媒体における参照光の全ての入射角のうち入射角が最大の場合の参照光の照射範囲の端からビームウエストの端までの間に含まれる記録スポットの数をmとし、第1の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の第1の参照光の入射角と前記第1の参照光の入射角に最も近い入射角により前記第1の記録スポットにおいて記録される第(i+1)番目の干渉縞が記録される際の第2の参照光の入射角との差の絶対値に、1/(1+m)を乗じた数を加算した数を、第1の記録スポットに隣接する第2の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする入射角取得部を有する光情報記録装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、光情報記録方法、光情報再生方法、光情報記録装置、及び、光情報再生装置に関する。
従来から、ホログラム型光情報記録再生の技術において、記録時に参照光及び情報光に対するホログラム記録媒体の角度を僅かずつ変化させることにより、同一の記録スポットに複数の情報を多重する角度多重の技術がある。
例えば、特開2003−337524号公報(特許文献1)には、ホログラム記録及び再生において、情報光及び参照光に対する記録媒体の角度を相対的に変更することにより、同一の記録スポットに複数の情報を記録することが記載されている。
また例えば、特開2007−305201号公報(特許文献2)には、一の記録スポットの情報光のフーリエ面サイズ以下の距離ずれた位置に、参照光の入射角を変化させることにより、別の情報を記録させることが記載されている。
上記特許文献1及び2に記載のホログラム記録及び/又は再生方法は、入射角の異なる複数の参照光を用いることにより、記録密度を高めるものであり、角度多重方式と呼ばれる。
特開2003−337524号公報 特開2007−305201号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載のホログラム記録方法等の技術では、一の記録スポットから情報を読み出す際に、隣接する記録スポットに参照光の照射範囲が及ぶ場合に、その隣接する記録スポットに記録されているホログラムからのノイズが発生するという問題が生じる。
本発明は、上記の点に鑑みて、これらの問題を解消するために発明されたものであり、角度多重方式によるホログラム記録方式において、隣接する記録スポットに記録されたホログラムからのノイズを低減する光情報記録方法、光情報再生方法、光情報記録装置、及び、光情報再生装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の光情報記録装置は次の如き構成を採用した。
本発明の光情報記録方法は、情報を担持する情報光を記録媒体に照射する第1の光学系と、前記記録媒体に参照光を照射する第2の光学系と、前記記録媒体に対する前記参照光の全ての入射角のうち入射角が最大である場合の参照光の照射範囲内に複数設けられる記録スポットを設定する照射位置設定部と、前記記録媒体における情報光のビームウエスト面を含みかつ前記ビームウエスト面と平行な面において、参照光の全ての入射角のうち入射角が最大の場合の参照光の照射範囲の端から前記ビームウエストの端までの間に含まれる記録スポットの数をmとし、一の記録スポットにおける干渉縞の数をNとし、前記一の記録スポットにおける異なる干渉縞の各々に対し参照光の入射角の小さい順に対応づけられる1以上N以下の整数である序数の一をiとし、第1の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の第1の参照光の入射角と第(i+1)番目の干渉縞が記録される際の第2の参照光の入射角との差の絶対値に、1/(1+m)を乗じた数を加算した値を、前記第1の記録スポットに隣接する第2の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする入射角取得部と、前記照射位置設定部により設定された照射位置に、情報光及び参照光を照射させ、前記入射角取得部により取得された参照光の入射角により、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する、制御部と、を有する構成とすることができる。
なお、上記課題を解決するため、本発明は、上記光情報記録装置において実行される光情報記録方法としてもよい。また、本発明は、上記光情報記録装置によって情報を記録された記録媒体から情報を再生する光情報再生装置及び光情報再生方法としてもよい。
本発明の光情報記録装置、光情報再生装置、光情報記録方法、及び、光情報再生方法によれば、角度多重方式によるホログラム記録方式において、隣接する記録スポットに記録されたホログラムからのノイズを低減する光情報記録装置、光情報再生装置、光情報記録方法、及び、光情報再生方法を提供することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、以下の実施の形態において「ホログラムのサイズ」とは、情報光の「フーリエ面のサイズ」をいう。
〔本発明の実施の形態〕
本発明の実施の形態に先んじて、本実施の形態の理解を容易にするために、ホログラム光情報記録装置の概略について説明する。
(ホログラフ光記録再生装置)
ホログラフィを用いた光記録再生装置は、一般に、2次元パターンとして情報を付与された情報光と参照光とを光記録媒体の内部で干渉させ、情報を干渉縞として記録する。再生時には記録された干渉縞に対して参照光のみを照射することにより、記録された情報を、干渉縞からの回折像の2次元パターンとして取り出せることから、高速で情報の入出力が出来るという利点を持つ。また、特にデジタルボリュームホログラフィを用いた光記録再生装置では光記録媒体の厚み方向を積極的に活用して3次元的に干渉縞を記録することにより、回折効率を高め、光記録媒体内部の同一領域に多重に情報を記録することを可能にし、記録容量を増大できるという特徴がある。
(第1の実施の形態)
(角度多重方式による光情報記録装置(媒体回転多重方式))
図1は、本実施の形態に係るホログラム型光情報記録方法の一例である角度多重方式を実現する光学系の構成例を説明する図である。図1の構成は、記録媒体1、光源装置2、λ/2波長板3、偏光ビームスプリッタ4、波長板5、ビームエキスパンダ7、空間光変調器9、レンズ10、レンズ11、イメージセンサー12、スリット13、ミラー14、シャッター19、開口21、レンズ22、リレーレンズ23、制御部30、装置駆動部31、画像取得部32、及び、画像処理部33を有する。情報光17と参照光18とが記録媒体1に入射されることにより生成される干渉縞が記録媒体1に記録されることにより、情報が記録される。
図1の光源装置2としては可干渉性の高いレーザーが望ましい。出射したビームを偏光ビームスプリッタ4で2本のビームに分割する。その時、出射直後にλ/2波長板3を設置し、強度比を調整できるようにしてある。偏光ビームスプリッタを透過したビームを波長板5を用いて偏光を回転させることができるようにしてある。ビームエキスパンダ7によって拡張、平行光束に整形し、空間光変調器9に照射する。空間光変調器9には、2次元データを表示させる。情報が表示された空間光変調器から反射されたビームはレンズ10を透過し、ビームウエストを持った形で記録媒体に照射される。こちらのビームを情報光17と呼ぶ。
偏光ビームスプリッタ4から反射されたもう1本のビームは、ミラー14から反射され、レンズを透過して記録媒体1に照射される。こちらのビームを参照光18と呼ぶ。
媒体内では情報光17と参照光18とが重なり、空間光変調器に表示された情報パターンを表す情報光17、参照光18の入射角、波面、波長などの記録時の条件を反映した干渉縞が生じ、媒体にホログラムが照射される。次に空間光変調器9に異なる情報を表示させ、記録媒体1を回転させることにより同一記録スポットに異なる入射角で参照光18を媒体に入射させる。ホログラムは角度選択性を持つため参照光18の入射角によって情報を分離して再生することができる。これにより、1つの記録スポットに情報を多重記録できる。
制御部30は、装置駆動部31、画像取得部32、及び、画像処理部33を制御する。制御部30は、照射位置設定部301及び入射角取得部303を有する。照射位置設定部301は、記録媒体上における記録スポットの位置を設定する。入射角設定部303は、一の記録スポットに多重記録される情報毎に対応する参照光の入射角を設定する。
装置駆動部31は、記録制御部311を有する。記録制御部311は、照射位置設定部301によって設定された記録スポットの位置に、入射角取得部303によって取得された参照光を照射させることにより、情報の記録を行う。
記録制御部311は、例えば、参照光18に対する記録媒体1の角度を変化させることにより、参照光18の入射角を制御する。記録制御部311は、また、記録媒体1の角度を変化させる代わりに、ミラー14の角度を変化させることにより、記録媒体1に対する参照光18の入射角を変化させてもよい。装置駆動部31は、また、開口21の位置を制御させる。
(角度多重方式による光情報再生装置(媒体回転多重方式))
図2は、角度多重方式による光情報再生方法の構成の例を示す概略図である。装置構成は図1と同一である。再生時には参照光のみを用いるため、情報光17は例えばシャッター19を用いて遮断する。ある入射角で参照光18を入射させると、記録時にその参照光18の角度で記録された干渉縞によってビームが回折し、その回折光がイメージセンサー12に結像され情報が再生される。記録媒体1を回転させることにより、記録媒体1に対する参照光18の入射角が変化し、角度多重により記録された情報を、分離して再生することができる。
ここで、記録媒体1が有する記録スポット間は、参照光18の照射範囲内に複数設けられている。そこで、一の参照光18の入射角に対し、複数の回折光が出力される。そこで、開口21により、記録スポット毎に対応させて回折光を分離させる。
開口21は、Polytopic filterである。図3は、Polytopic filter21によるPolytopic多重方式を説明する図である。記録媒体内でホログラムが空間的に多重されている場合に、参照光18の照射範囲に複数の記録スポットを配置し、開口21により選択的に分離することにより、記録密度を高めることができる。開口21のサイズは、媒体内のホログラムのサイズと同等にする。より詳細には、開口21は、小さい方がより高密度にbookを記録できるが、SNRが低下してしまうという欠点がある。一般的に0.5mm〜2.0mm程度である。この値は空間光変調器9やレンズ系によって若干変化してもよい。
開口21の位置制御は、装置駆動部31によって行われる。開口21により分離された回折光によりイメージセンサー12上に結像された画像が、画像取得部32により取得され、画像処理部33が、その画像を処理することにより、記録された情報が再生される。
(情報を記録する処理の説明)
図4は、記録媒体1における記録スポットを説明する図である。図4において、記録スポットの間隔、すなわち、シフト距離はaである。値aは、情報光により生成されるホログラムのサイズ以上とする。値aは、情報光のフーリエ面サイズより大きいとよい。
参照光の入射角が最大の時、媒体内において情報光系が最小になる位置、すなわち、ビームウエスト位置を含む媒体と平行な面fを定義する。なお、理解を容易にするため、図4中、面fと情報光のビームウエスト面は一致させていないが、本実施の形態では、情報光のビームウエスト面は面fに含まれる。面fにおいて情報光のビームウエストの淵から参照光が媒体に照射されている点までの最短距離をdとする。さらに、d/aを超える最小の整数をmとする。このmが一のbookから情報を読み出す際に、影響を及ぼすbookの最大数を表している。
なお、記録スポットの間隔に応じて、影響を及ぼすbookの最大数は変化する。より詳細には、情報光のビームウエストの淵から、記録媒体における参照光の照射範囲までの最短距離内に含まれる記録スポットの数が、数mとなる。
本実施の形態では、第j番目の記録スポットに、Npageの情報を角度多重により記録する。これを第jbookとする。そして、第j番目の記録スポットから、値aだけ記録スポットをずらし、同様にNpageの情報を角度多重により記録する。これを第(j+1)bookとする。
book毎の位置は、照射位置設定部301によって定められ、一のbookに角度多重させる際の参照光と情報光との記録媒体に対する入射角は、入射角取得部303によって取得される。そして、記録制御部311が、照射位置設定部301によって定められた位置に、入射角取得部303によって取得された入射角により、情報光と参照光とを照射する。
ここで、第(j+1)bookの第i番目のpageに対する参照光の入射角を、第jbookの第i番目のpageに対する参照光の入射角と第(i+1)pageに対する参照光の入射角の差に、1/(1+m)を乗じた数を加算した数とする。さらに、値aだけ情報光の位置をずらした位置を次の記録スポットとし、そこに角度多重により情報を記録する。
以上の操作を第(j+m)bookまで行う。つまり、第(j+m+1)bookと第jbookの各pageの参照光の入射角は等しくなる。これにより、情報を読み出す際に、参照光が照射されている近傍のbookからの影響を低減することができる。
(信号光の角度依存性の説明)
記録媒体中のあるトラックに注目し、そのトラック中の記録スポットに対し、参照光の入射角をθ1_1として情報を記録する。ここで、θi_jにおいて、iはbookを表す数であり、jはそのbookにおけるpage番号を表す数である。
情報光17が記録媒体1に垂直に入射している場合、参照光18の入射角が、参照光18と情報光17との交差角度となる。記録されたホログラムの角度選択性は記録媒体の厚さLと、情報光17と参照光18の交差角度と、光源装置2の波長で決まる。光源装置2と記録媒体の厚さLが固定されているとき、交差角度が大きいほど記録されているホログラムの角度選択性は大きくなる。そこで、記録媒体から情報を再生させる際の信号光の角度選択性は次式(1)となる。
Figure 2010079987
式(1)において、Lは記録媒体の厚さ、λは参照光18の波長、nは記録媒体の屈折率、θは情報光17と参照光18と交差角度である。式(1)はsinc関数であり、サイドピークを周期的に有する。そこで、一のpageに隣接するpageを記録する際の参照光18の入射角は一のpageのサイドピークの谷の角度であることが望ましい。
そこで、この谷の角度をセンターピークに近い方から順に、1stNULL、2ndNULL・・・と呼ぶ。記録容量を高めるためには、1stNULLにおいて記録することが最も望ましい。しかし、参照光18が照射されている隣接するpageからのノイズを低減するためには、2ndNULLで記録するとよい。
したがって、1page目の2ndNULLの角度θ2に第2pageの情報を記録する。ここではθ1_i<θ1_i+1とする。2page目の2ndNULLθ3に3page目の情報を記録する。これを繰り返しN pageの情報を記録する。参照光の照射できる角度の範囲は、レンズ10のNAと参照光のビーム系で決まる。N page情報を記録し終わったら、情報光のホログラムのサイズ以上移動する。
すなわち、1つの記録スポットに記録されたpageの集合をbookという。特に最初のbookを第1bookという。情報光17をホログラムのサイズ以上移動させた後、再びpage情報を記録する。その際に、参照光18の入射角を第1bookと異なるようにする。
ここで、θをレンズ10の開口角、φを最大参照光入射角とし、媒体厚さをLとすると、情報光17の淵から参照光18の照射範囲の端までの最短距離dは、次式(2)で表される。
Figure 2010079987
ここで、aは、記録スポットの移動距離である。移動距離は開口21のサイズに依存する。すなわち、開口21の位置は、記録媒体と共役な状態にある。例えば、開口21の開口サイズを、記録媒体における情報光17のフーリエ面のサイズと等しくするとよい。
なお、図2におけるレンズ11とレンズ22により、開口21のサイズをフーリエ面のサイズよりも、拡大又は縮小される場合もある。ここでは簡単のためレンズ11とレンズ22の焦点距離を等しいとすることにより、開口21のサイズをフーリエ面のサイズと等しいとする。
また、開口21の開口サイズを記録媒体1における情報光17のフーリエ面のサイズより小さくすることにより、再生光である参照光18の高周波成分がカットされ、いわゆるボケた状態になる。しかし、その場合には、信号処理によって再生光の高周波成分を補完しノイズを低減することもできる。これにより、小さなシフト距離でbookを多重できることになり記録容量を高めることができる。この場合には、aは開口21によって小さくされた分だけ同様に小さく定義する。つまり、bookとは、開口21で分離できる最小のフーリエ面のサイズに多重されたpageの集合である。
一般には、m=2〜3程度の値をとるが、Lが大きいほど、レンズ10の開口角NAが大きいほど、ホログラムサイズが小さいほど、大きな値となる。
本実施の形態では、第2bookの第1pageの参照光の入射角を第1book の参照光の入射角θ1_1と異なるようにする。具体的には、第1bookの第1pageと第2pageの差、(θ1_2−θ1_1)/(m+1)をθ1_1に加算した値とする。なお、減算した値としてもよい。
この入射角θ2_1により、第2bookの第2pageからは第1bookと同様に2ndNULLに記録していく。この時、pege間の入射角の間隔を第1bookと等しくする。第2bookにN pageを記録した後、さらにホログラムのサイズだけ移動した点が第3bookとなる。第3bookの第1pageの参照光の入射角θ3_1は、第2bookの第1pageの参照光入射角θ2_1に対して(θ2_2−θ2_1)/(m+1)を加算した値である。なお、第2bookの第1pageに対する参照光の入射角を設定する際に、減算した値を用いた場合には、ここでも減算した値を用いる。
book毎の処理を、第(1+m)bookまで行った後、第(2+m)bookの第1pageの参照光の入射角を、第1bookと等しくする。これにより、近傍のbookへの参照光の影響を低減することができる。第(3+m)book以降は、第1book以降と同様に参照光18の入射角を設定する。
(グループの説明)
図5は、複数のbookからなるグループを説明する図である。第1bookからは第(1+m)bookまでを第1グループといい、第(2+m)bookからm個のbookまでを第2グループとし、以下、同様に第nグループまでそれぞれ(m+1)個のbook毎に、グループを形成させる。
図6は、参照光の入射角に対する識別子を説明する図である。図6では、入射角の小さい方から順に、θ1、θ2・・・とし、その参照光毎に対応して記録されるホログラムを第1page第2page・・・とする。ここで、第ipageの角度選択性の方が第(i+1)pageの角度選択性より大きくなる。このため、同グループ内でpageの記録角度が一致する可能性がある。しかし、この可能性は、全pageに対して非常に小さく、本実施の形態による効果は十分にある。
(媒体回転方式及び参照光回転方式による参照光の入射角の変化)
図7は、参照光の入射角を変化させる際の、page毎の角度差を説明する図である。図7(a)は、媒体回転方式により参照光の入射角を変化させた場合の角度差を示す図である。図7(a)では、情報光17と参照光18との交差角は一定であるため、page毎の角度選択性は一定である。媒体回転方式では、book間でpageの記録角度を(θ1_2−θ1_1)/(1+m)だけ1様に変化させることで、一のグループにおいて、全てのpageに対する参照光の入射角が違いに一致することはなくなり、良好なホログラムが記録できる。
図7(b)は、参照光の入射角を変化させることでpageを角度多重により記録させる参照光回転方式であり、pageによって角度選択性が異なる。
(book毎の参照光の入射角の説明)
図8は、book毎の参照光の入射角を説明する図である。図8は、m=2の例である。図8において、第2bookの各pageに対応する参照光の入射角は、第1bookの参照光の入射角に対し、Δθ1/(m+1)が加算された値となっている。また第3bookの各pageに対応する参照光の入射角は、第2bookの参照光の入射角に対し、Δθ1/(m+1)が加算された値であり、第1bookの参照光の入射角に対し、2Δθ1/(m+1)が加算された値である。
また図8において、第4bookの各pageの参照光の入射角は、第1bookの各pageの参照光の入射角と同一である。
(トラックの終端にあるbookに対する参照光の入射角)
トラックの中にあるbookの数を(1+m)で割った剰余が1の時は、トラック内の第1bookと最終book間で同じ角度でpageを記録することになる。これは、媒体回転方式でも、参照光回転方式でも生じる。その場合は、最終bookの参照光の入射角を第mbookの参照光の入射角と同じくすることで、第1bookと最終bookとのpageの記録角度が等しくなることを防ぐことができる。なお、m=1の時は、これを回避することはできない。
(一のトラックにおけるbookの記録順)
図9及び図10は、一のトラックにおけるbookの記録順を説明する図である。図9では、一のトラックにおいて、先頭側のbookから記録が行われる。すなわち、(m+1)個の連続するbook毎に形成されるグループに対し、トラックの先頭側から記録が行われる。
より詳細には、照射位置設定部301が、第1bookの位置を設定し、入射角取得部303が、第1bookに記録されるN page分の参照光の入射角を取得する。次に、記録制御部311が、設定されたbookの位置に、取得された入射角による記録を行う。
次に、照射位置設定部301が、第2bookの位置を設定し、入射角取得部303が、第2bookに記録されるN page分の参照光の入射角を取得する。これらの位置と入射角により、記録制御部311が、記録を行う。
第(m+1)bookまで、bookの位置の設定と入射角の取得とを行い、記録を繰り返す。第(m+2)book以降は、第1bookから第(m+1)bookのそれぞれのbookに対応する入射角により、記録が行われる。
なお、図9に示される記録順により記録が行われた記録媒体から、情報を再生する場合には、記録時と同一の順にbookを選択して参照光を照射させる。
図10は、第1bookの第1pageを記録した後、(1+m)×aだけトラックの後方へ移動し、第(2+m)bookの第1pageを記録している。すなわち、一のpageを記録する毎に、(1+m)×aだけ移動することを繰り返す。
より詳細には、照射位置設定部301が、第1bookの位置を設定し、入射角取得部303が、第1bookに記録されるN page分の参照光の入射角を取得する。次に、記録制御部311が、設定されたbookの位置に、取得された入射角による記録を行う。
次に、照射位置設定部301が、第(m+2)bookの位置を設定する。第(m+2)bookにおける参照光の入射角は、第1bookの入射角と同一であるため、入射角取得部303は、ここでは、新たな入射角の取得を行わない。記録制御部311は、設定されたbookの位置に、既に取得されている入射角により、情報光と参照光とを照射させることにより、情報の記録を行う。
入射角の組が同一の全てのbookに対する記録がなされた後、第2bookの記録が行われる。ここでは、照射位置設定部301が、bookの位置を設定し、入射角取得部303が、入射角の取得を行う。記録制御部311は、設定された位置に、取得された入射角による情報光と参照光との照射を行い、情報を記録する。
次に、第(m+3)bookに対し、第2bookと同一の入射角の組により、情報の記録を行う。
なお、図9では同一グループ内のbookに対する参照光の入射角に対し、一様に所定の数が加算される又は減算されるの何れか一方が選択される。一方、図10では、同一グループに加え、同一トラック内のbookに対する参照光の入射角に対し、一様に所定の数が加算される又は減算されるの何れか一方が選択される。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能である。
角度多重方式を実現する光学系の構成例を説明する図である。 角度多重方式による光情報再生方法の構成の例を示す概略図である。 Polytopic多重方式を説明する図である。 記録媒体1における記録スポットを説明する図である。 複数のbookからなるグループを説明する図である。 参照光の入射角に対する識別子を説明する図である。 参照光の入射角を変化させる際の、page毎の角度差を説明する図である。 book毎の参照光の入射角を説明する図である。 一のトラックにおけるbookの記録順を説明する図(その1)である。 一のトラックにおけるbookの記録順を説明する図(その2)である。
符号の説明
1 記録媒体
2 光源装置
3 波長板
4 偏光ビームスプリッタ
5 波長板
7 ビームエキスパンダ
9 空間光変調器
10 レンズ
11 レンズ
12 イメージセンサー
13 スリット
14 ミラー
15 レンズ
16 レンズ
17 情報光
18 参照光
19 シャッター
21 開口
22 レンズ
23 リレーレンズ
30 制御部
31 装置駆動部
32 画像取得部
33 画像処理部

Claims (20)

  1. 情報を担持する情報光を記録媒体に照射する第1の光学系と、
    前記記録媒体に参照光を照射する第2の光学系と、
    前記記録媒体に対する前記参照光の全ての入射角のうち入射角が最大である場合の参照光の照射範囲内に複数設けられる記録スポットを設定する照射位置設定部と、
    前記記録媒体における情報光のビームウエスト面を含みかつ前記ビームウエスト面と平行な面において、参照光の全ての入射角のうち入射角が最大の場合の参照光の照射範囲の端から前記ビームウエストの端までの間に含まれる記録スポットの数をmとし、一の記録スポットにおける干渉縞の数をNとし、前記一の記録スポットにおける異なる干渉縞の各々に対し参照光の入射角の小さい順に対応づけられる1以上N以下の整数である序数の一をiとし、第1の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の第1の参照光の入射角と第(i+1)番目の干渉縞が記録される際の第2の参照光の入射角との差の絶対値に、1/(1+m)を乗じた数を加算した値を、前記第1の記録スポットに隣接する第2の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする入射角取得部と、
    前記照射位置設定部により設定された照射位置に、情報光及び参照光を照射させ、前記入射角取得部により取得された参照光の入射角により、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する、制御部と、
    を有する光情報記録装置。
  2. 前記記録スポットは、前記記録媒体のトラックにおいて所定の間隔毎に配置され、
    前記入射角取得部は、
    前記第1の記録スポットから前記数mに1加算した数離れた第3の記録スポットにおいて最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角を、前記第1の記録スポットにおいて最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする請求項1記載の光情報記録装置。
  3. 前記トラックの長さを前記所定の間隔で除した数を、前記数mに1加算した数で除した剰余が1の場合に、
    前記入射角取得部において、
    前記トラックの終端に位置する記録スポットにおいて最初の干渉縞が記録される際の参照光の入射角を、前記トラックの先頭から第m番目の記録スポットにおいて最初の干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする請求項2記載の光情報記録装置。
  4. 前記制御部は、最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角が同一の複数の記録スポットに対し、前記トラックの先頭側から順に、情報を記録させる請求項3記載の光情報記録装置。
  5. 前記制御部は、最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角が同一の複数の記録スポットからなる記録スポット群毎に、前記トラックの先頭側から順に、情報を記録させる請求項3記載の光情報記録装置。
  6. 前記数mは、前記記録媒体における前記情報光のビームウエスト面を含みかつ前記ビームウエスト面と平行な面において、参照光の全ての入射角のうち入射角が最大の場合の前記参照光の照射範囲の端から前記ビームウエストの端までの最短距離を、該最短距離方向における前記ビームウエストの長さで除した数である請求項1ないし5何れか一項に記載の光情報記録装置。
  7. 前記制御部は、前記記録媒体を回転させることにより、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する請求項1ないし5何れか一項に記載の光情報記録装置。
  8. 前記制御部は、前記第2の光学系において参照光の照射角を制御することにより、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する請求項1ないし5何れか一項に記載の光情報記録装置。
  9. 記録媒体に参照光を照射する第2の光学系と、
    前記記録媒体に対する参照光の全ての入射角のうち入射角が最大である場合の参照光の照射範囲内に複数設けられる記録スポットの位置を取得する位置取得手段と、
    前記記録媒体における情報光のビームウエスト面を含みかつ前記ビームウエスト面と平行な面において、参照光の全ての入射角のうち入射角が最大の場合の参照光の照射範囲の端から前記ビームウエストの端までの間に含まれる記録スポットの数をmとし、一の記録スポットにおける干渉縞の数をNとし、前記一の記録スポットにおける異なる干渉縞の各々に対し参照光の入射角の小さい順に対応づけられる1以上N以下の整数である序数の一をiとし、第1の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の第1の参照光の入射角と第(i+1)番目の干渉縞が記録される際の第2の参照光の入射角との差の絶対値に、1/(1+m)を乗じた数を加算した値を、前記第1の記録スポットに隣接する第2の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする入射角取得部と、
    前記照射位置設定部により設定された照射位置に、情報光及び参照光を照射させ、前記入射角取得部により取得された入射角により、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する、制御部と、
    前記制御部により制御された参照光により前記記録媒体から出力される回折光を、前記記録スポットの位置毎に対応させて分離する回折光分離部と、
    を有する光情報再生装置。
  10. 前記記録スポットは、前記記録媒体のトラックにおいて所定の間隔毎に配置され、
    前記入射角取得部は、
    前記第1の記録スポットから前記数mに1加算した数離れた第3の記録スポットにおいて最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角を、前記第1の記録スポットにおいて最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする請求項9記載の光情報再生装置。
  11. 前記トラックの長さを前記所定の間隔で除した数を、前記数mに1加算した数で除した剰余が1の場合に、
    前記入射角取得部において、
    前記トラックの終端に位置する記録スポットにおいて最初の干渉縞が記録される際の参照光の入射角を、前記トラックの先頭から第m番目の記録スポットにおいて最初の干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする請求項10記載の光情報再生装置。
  12. 前記制御部は、最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角が同一の複数の記録スポットに対し、前記トラックの先頭側から順に、情報を再生させる請求項11記載の光情報再生装置。
  13. 前記制御部は、最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角が同一の複数の記録スポットからなる記録スポット群毎に、前記トラックの先頭側から順に、情報を再生させる請求項11記載の光情報再生装置。
  14. 前記数mは、前記記録媒体における情報光のビームウエスト面を含みかつ前記ビームウエスト面と平行な面において、参照光の全ての入射角のうち入射角が最大の場合の参照光の照射範囲の端から前記ビームウエストの端までの最短距離を、該最短距離方向における前記ビームウエストの長さで除した数である請求項9ないし13何れか一項に記載の光情報再生装置。
  15. 前記制御部は、前記記録媒体を回転させることにより、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する請求項9ないし13何れか一項に記載の光情報再生装置。
  16. 前記制御部は、前記第2の光学系において参照光の照射角を制御することにより、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する請求項9ないし13何れか一項に記載の光情報再生装置。
  17. 記録媒体に対する参照光の全ての入射角のうち入射角が最大である場合の参照光の照射範囲内に複数設けられる記録スポットを設定する工程と、
    前記記録媒体における情報光のビームウエスト面を含みかつ前記ビームウエスト面と平行な面において、参照光の全ての入射角のうち入射角が最大の場合の参照光の照射範囲の端から前記ビームウエストの端までの間に含まれる前記記録スポットの数をmとし、一の記録スポットにおける干渉縞の数をNとし、前記一の記録スポットにおける異なる干渉縞の各々に対し参照光の入射角の小さい順に対応づけられる1以上N以下の整数である序数の一をiとし、第1の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の第1の参照光の入射角と第(i+1)番目の干渉縞が記録される際の第2の参照光の入射角との差の絶対値に、1/(1+m)を乗じた数を加算した値を、前記第1の記録スポットに隣接する第2の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の参照光の入射角として設定する工程と、
    前記記録スポットを設定する工程において設定された前記記録スポットの照射位置に、情報光及び参照光を照射させ、前記入射角設定工程において取得された入射角により、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する工程と、
    を有する光情報記録方法。
  18. 前記記録スポットは、前記記録媒体のトラックにおいて所定の間隔毎に配置され、
    前記第1の記録スポットから前記数mに1加算した数離れた第3の記録スポットにおいて最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角を、前記第1の記録スポットにおいて最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする請求項17記載の光情報記録方法。
  19. 記録媒体に対する参照光の全ての入射角のうち入射角が最大である場合の参照光の照射範囲内に複数設けられる記録スポットの位置を取得する工程と、
    前記記録媒体における情報光のビームウエスト面を含みかつ前記ビームウエスト面と平行な面において、参照光の全ての入射角のうち入射角が最大の場合の参照光の照射範囲の端から前記ビームウエストの端までの間に含まれる前記記録スポットの数をmとし、一の記録スポットにおける干渉縞の数をNとし、前記一の記録スポットにおける異なる干渉縞の各々に対し参照光の入射角の小さい順に対応づけられる1以上N以下の整数である序数の一をiとし、第1の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の第1の参照光の入射角と第(i+1)番目の干渉縞が記録される際の第2の参照光の入射角との差の絶対値に、1/(1+m)を乗じた数を加算した値を、前記第1の記録スポットに隣接する第2の記録スポットにおける第i番目の干渉縞が記録される際の参照光の入射角として設定する工程と、
    前記記録スポットを設定する工程において設定された前記記録スポットの照射位置に、情報光及び参照光を照射させ、前記入射角設定工程において取得された前記参照光の入射角により、前記記録媒体に対する参照光の入射角を制御する工程と、
    前記制御工程において制御された参照光により前記記録媒体から出力される回折光を、前記記録スポットの位置毎に対応させて分離する工程と、
    を有する光情報再生方法。
  20. 前記記録スポットは、前記記録媒体のトラックにおいて所定の間隔毎に配置され、
    前記第1の記録スポットから前記数mに1加算した数離れた第3の記録スポットにおいて最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角を、前記第1の記録スポットにおいて最初に干渉縞が記録される際の参照光の入射角とする請求項19記載の光情報再生方法。
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