JPS6035479B2 - 湿潤紙力増強紙の製造方法 - Google Patents
湿潤紙力増強紙の製造方法Info
- Publication number
- JPS6035479B2 JPS6035479B2 JP4584877A JP4584877A JPS6035479B2 JP S6035479 B2 JPS6035479 B2 JP S6035479B2 JP 4584877 A JP4584877 A JP 4584877A JP 4584877 A JP4584877 A JP 4584877A JP S6035479 B2 JPS6035479 B2 JP S6035479B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はすぐれた紙力増強効果を有するカチオン性水溶
性樹脂を用いて湿潤紙力増強紙を製造する方法に関する
ものである。
性樹脂を用いて湿潤紙力増強紙を製造する方法に関する
ものである。
一般に紙は水に漏れると紙力を失い、容易に破れる性質
をもつ。
をもつ。
従来、この点を補うために尿素−ホルマリン樹脂、メラ
ミンーホルマリン樹脂およびポリアミンーポリアミドー
ヱピクロルヒドリン樹脂などの紙力増強紙が紙繊維に定
着され、それにより湿潤紙力強度が改善されてきた。し
かし特に食品包装紙およびティッシュペーパーなどにお
いては紙製品中にホルマリンが含まれることは好ましく
なく、またポリアミンーポリアミドーェピクロルヒドリ
ン樹脂で処理した紙は手ミーオ)りが固いため、ティッ
シュペーパーなどのいわゆる家庭用薄用紙に対しては、
近時より手ざわりの柔らかい湿潤紙力増強剤が望まれて
きた。さらに、上記した如き従来の紙力増強剤を用いて
目的を達しようとする場合には、一定眼の強度を保持し
ようとすると、どうしても多量の樹脂の添加が必要であ
った。従って、本発明の目的は、人体に対して悪影響を
およばすようなホルマリンを含有せず、手ざわりのやわ
らかく、かつ少量の添加量で十分な級力増強効果を発揮
することのできる湿潤紙力増強剤の製造方法を提供する
ことにある。
ミンーホルマリン樹脂およびポリアミンーポリアミドー
ヱピクロルヒドリン樹脂などの紙力増強紙が紙繊維に定
着され、それにより湿潤紙力強度が改善されてきた。し
かし特に食品包装紙およびティッシュペーパーなどにお
いては紙製品中にホルマリンが含まれることは好ましく
なく、またポリアミンーポリアミドーェピクロルヒドリ
ン樹脂で処理した紙は手ミーオ)りが固いため、ティッ
シュペーパーなどのいわゆる家庭用薄用紙に対しては、
近時より手ざわりの柔らかい湿潤紙力増強剤が望まれて
きた。さらに、上記した如き従来の紙力増強剤を用いて
目的を達しようとする場合には、一定眼の強度を保持し
ようとすると、どうしても多量の樹脂の添加が必要であ
った。従って、本発明の目的は、人体に対して悪影響を
およばすようなホルマリンを含有せず、手ざわりのやわ
らかく、かつ少量の添加量で十分な級力増強効果を発揮
することのできる湿潤紙力増強剤の製造方法を提供する
ことにある。
本発明の目的は、下記一般式〔1〕で示されるカチオン
性水溶性樹脂(以下、製紙用添加物ともいう)をパルプ
スラリ−中に添加して抄紙することにより達成される。
性水溶性樹脂(以下、製紙用添加物ともいう)をパルプ
スラリ−中に添加して抄紙することにより達成される。
〔1〕〔式中R,:−Hまたは−C比
R2:−CH3または−CH2C比
R3;−CH3または一CH2CH3
R4;
または
(ただしXはハロゲン元素)
R5;一日または−CH3
〆およびm:0くそ/(そ十m)<1になるような整数
n;2または3本発明の製紙用添加物を得るには、まず
ジアルキルアミノアルキルアクリレートまたはジアルキ
ルアミノアルキルメタクリレートの塩酸塩とクロロヒド
ロキシアクリレートまたはクロロヒドロキシメタクリレ
ートとを共重合させ、次いでこの共重合物の側鎖第三ア
ミノ基にェピハロヒドリンを反応させることによって得
られる。
n;2または3本発明の製紙用添加物を得るには、まず
ジアルキルアミノアルキルアクリレートまたはジアルキ
ルアミノアルキルメタクリレートの塩酸塩とクロロヒド
ロキシアクリレートまたはクロロヒドロキシメタクリレ
ートとを共重合させ、次いでこの共重合物の側鎖第三ア
ミノ基にェピハロヒドリンを反応させることによって得
られる。
上記共重合反応は通常のラジカル重合触媒を使用し、p
H2〜4に調整された水溶液中で行う。上記共重合物と
ェピハロヒドリンとの反応は共重合物水溶液中にェピハ
ロヒドリンを加え、州2〜6の範囲で加熱することによ
り行われる。o ここにおいて、上記ジアルキルアミノ
アルキルアクリレートとは、たとえばジメチルアミノエ
チルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレー
ト、ジヱチルアミノエチルアクリレートおよびジェチル
アミ/プロピルアクリレートを指称し、上記ジアルキル
アミノアルキルメタクリレ−トとは、たとえばジメチル
アミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピル
メタクリレート、ジェチルアミノエチルメタクリレート
およびジェチルアミノプロピルメタクリレートを指称す
る。
H2〜4に調整された水溶液中で行う。上記共重合物と
ェピハロヒドリンとの反応は共重合物水溶液中にェピハ
ロヒドリンを加え、州2〜6の範囲で加熱することによ
り行われる。o ここにおいて、上記ジアルキルアミノ
アルキルアクリレートとは、たとえばジメチルアミノエ
チルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレー
ト、ジヱチルアミノエチルアクリレートおよびジェチル
アミ/プロピルアクリレートを指称し、上記ジアルキル
アミノアルキルメタクリレ−トとは、たとえばジメチル
アミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピル
メタクリレート、ジェチルアミノエチルメタクリレート
およびジェチルアミノプロピルメタクリレートを指称す
る。
また上記ェピハロヒドリンとは、たとえばェピクロルヒ
ドリンおよびェピクロムヒドリンを指称する。本発明の
製紙用添加物は、そのpHを水酸化ナトリウムを加えて
7〜8以上にしたのちパルプスラリー中に添加すると最
もすぐれた効果を発揮する。
ドリンおよびェピクロムヒドリンを指称する。本発明の
製紙用添加物は、そのpHを水酸化ナトリウムを加えて
7〜8以上にしたのちパルプスラリー中に添加すると最
もすぐれた効果を発揮する。
本発明の製紙用添加物は、絶乾パルプに対して0.00
5〜0.5重量%添加することにより湿潤紙力を十分増
強する。以下、本発明を実施例により詳細に説明するが
、参考例は実施例において使用するカチオン性水溶性樹
脂の調製例を示すものである。
5〜0.5重量%添加することにより湿潤紙力を十分増
強する。以下、本発明を実施例により詳細に説明するが
、参考例は実施例において使用するカチオン性水溶性樹
脂の調製例を示すものである。
参考例 1
窒素ガス吹込装置、温度計およびpH電極を備えた50
0の【の4つ口フラスコに、ジメチルアミノエチルメタ
クリレート47.2夕(0.3モル)およびクロロヒド
ロキシアクリレート16.5夕(0.1モル)を採取し
、さらに水94.4夕を加える。
0の【の4つ口フラスコに、ジメチルアミノエチルメタ
クリレート47.2夕(0.3モル)およびクロロヒド
ロキシアクリレート16.5夕(0.1モル)を採取し
、さらに水94.4夕を加える。
次に、これに36%塩酸の30.4夕を添加し、窒素雰
囲気下60℃において樫拝しながら、過硫酸カリウム1
.1夕(対モノマー1モル%)を触媒として3時間重合
する。ヮィゼンベルグ現象ならびにゲル効果を防ぐため
、さらに62.7夕の水を適宜添加して不揮発分30%
の共重合物水溶液を得る。次に、この共重合物水溶液を
10%に希釈し、該共重合物の側鎖第三アミノ基の理論
含量に対し、モル比で1.2のェピクロルヒドリンを加
え、65℃、pH2〜7の範囲で2時間半加熱反応して
カチオン性水綾性樹脂を得る。
囲気下60℃において樫拝しながら、過硫酸カリウム1
.1夕(対モノマー1モル%)を触媒として3時間重合
する。ヮィゼンベルグ現象ならびにゲル効果を防ぐため
、さらに62.7夕の水を適宜添加して不揮発分30%
の共重合物水溶液を得る。次に、この共重合物水溶液を
10%に希釈し、該共重合物の側鎖第三アミノ基の理論
含量に対し、モル比で1.2のェピクロルヒドリンを加
え、65℃、pH2〜7の範囲で2時間半加熱反応して
カチオン性水綾性樹脂を得る。
参考例 2
参考例1と同様の装置にジメチルアミノェチルメタクリ
レート39.3夕(0.25モル)およびクロロヒドロ
キシメタクリレート26.8夕(0.15モル)を採取
し、さらに水98.3夕を加える。
レート39.3夕(0.25モル)およびクロロヒドロ
キシメタクリレート26.8夕(0.15モル)を採取
し、さらに水98.3夕を加える。
次いで、これに36%塩酸の25.3夕を添加する。参
考例1と同様に重合しながら水63.5夕を添加し不揮
発物30%の共重合物水溶液を得る。以下、参考例1と
同様にヱピクロルヒドリンを反応させてカチオン性水溶
性樹脂を得る。参考例 3 参考例1と同様の装置にジェチルアミノェチルメタクリ
レート27.8夕(0.15モル)およびクロロヒドロ
キシァクリレート41.1夕(0.25モル)を採取し
、さらに水103.49を加える。
考例1と同様に重合しながら水63.5夕を添加し不揮
発物30%の共重合物水溶液を得る。以下、参考例1と
同様にヱピクロルヒドリンを反応させてカチオン性水溶
性樹脂を得る。参考例 3 参考例1と同様の装置にジェチルアミノェチルメタクリ
レート27.8夕(0.15モル)およびクロロヒドロ
キシァクリレート41.1夕(0.25モル)を採取し
、さらに水103.49を加える。
次いで、これに36%の塩酸15.22を添加する。参
考例1と同様に重合しながら水63.1夕を添加し、不
揮発物30%の共重合物水溶液を得る。以下、参考例1
と同様にェピクロルヒドリンを反応させて、カチオン性
水溶性樹脂を得る。参考例 4参考例1と同様の装置に
ジェチルアミノェチルアクリレート17.1夕(0.1
モル)およびクロロヒドロキシメタクリレート53.6
夕(0.3モル)を採取し、水106.6夕を加える。
考例1と同様に重合しながら水63.1夕を添加し、不
揮発物30%の共重合物水溶液を得る。以下、参考例1
と同様にェピクロルヒドリンを反応させて、カチオン性
水溶性樹脂を得る。参考例 4参考例1と同様の装置に
ジェチルアミノェチルアクリレート17.1夕(0.1
モル)およびクロロヒドロキシメタクリレート53.6
夕(0.3モル)を採取し、水106.6夕を加える。
これに36%塩酸の10.19を添加する。参考例1と
同様に重合しながら水62.8夕を添加し不揮発分30
%の共重合物水溶液を得る。以下、参考例1と同様にし
てカチオン性水海性樹脂を得る。実施例 1〜4 参考例1〜4で合成されたカチオン性水溶’性樹脂の1
.5%水溶液に、理論クロロヒドロキシ基含量に対して
モル比で1.2の水酸化ナトリウム水溶液を添加し、3
0分室温に放置する。
同様に重合しながら水62.8夕を添加し不揮発分30
%の共重合物水溶液を得る。以下、参考例1と同様にし
てカチオン性水海性樹脂を得る。実施例 1〜4 参考例1〜4で合成されたカチオン性水溶’性樹脂の1
.5%水溶液に、理論クロロヒドロキシ基含量に対して
モル比で1.2の水酸化ナトリウム水溶液を添加し、3
0分室温に放置する。
次いで、これらの樹脂溶液の所定量を別途に調製したパ
ルプスラリー中に添加して各別に抄紙させたのち、11
0℃で1.5分間加熱乾燥して湿潤紙力増強紙を製造す
る。次いで、この紙匹を温度20℃、湿度65%に保た
れた室中に24時間放置したのち、湿潤引張強度、乾燥
破裂強度および柔軟度を測定した。湿潤引張強度および
乾燥破裂強度はそれぞれJISP−8135およびJI
SP−8112に準拠して行った。第1表には、一般に
使用されている従釆型湿潤紙力増強剤(対照試料)につ
いての試験結果を、第2表には本発明方法において使用
されるカチオン性水溶性樹脂(本発明使用樹脂)で処理
した紙匹についての試験結果を示した。これらの試験結
果より、本発明使用樹脂は、乾燥銘肢力を増強するとと
もに、十分な湿潤紙力増強効果をも併せ有するものであ
ることが理解されよう。第1表 対照試料の試験結果a
) a)樹8鞄添加量:バルブ絶乾重量に対し‐0.4多 第2表 本発明使用樹脂の試験結果a)
ルプスラリー中に添加して各別に抄紙させたのち、11
0℃で1.5分間加熱乾燥して湿潤紙力増強紙を製造す
る。次いで、この紙匹を温度20℃、湿度65%に保た
れた室中に24時間放置したのち、湿潤引張強度、乾燥
破裂強度および柔軟度を測定した。湿潤引張強度および
乾燥破裂強度はそれぞれJISP−8135およびJI
SP−8112に準拠して行った。第1表には、一般に
使用されている従釆型湿潤紙力増強剤(対照試料)につ
いての試験結果を、第2表には本発明方法において使用
されるカチオン性水溶性樹脂(本発明使用樹脂)で処理
した紙匹についての試験結果を示した。これらの試験結
果より、本発明使用樹脂は、乾燥銘肢力を増強するとと
もに、十分な湿潤紙力増強効果をも併せ有するものであ
ることが理解されよう。第1表 対照試料の試験結果a
) a)樹8鞄添加量:バルブ絶乾重量に対し‐0.4多 第2表 本発明使用樹脂の試験結果a)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ジアルキルアミノアルキルアクリレートまたはジア
ルキルアミノアルキルメタクリレートの塩酸塩とクロロ
ヒドロキシアクリレートまたはクロロヒドロキシメタク
リレートとの共重合物にエピハロビドリンを反応させて
得られる下記一般式〔I〕で示されたカチオン性水溶性
樹脂を、紙製造工程において、パルプステリーに少量添
加することを特徴とする湿潤紙力増強紙の製造方法。 〔I〕▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1;−Hまたは−CH_3 R_2;−CH_3または−CH_2CH_3R_3;
−CH_3または−CH_2CH_3R_4;▲数式、
化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただしXはハロゲン元素) R_5;−Hまたは−CH_3 lおよびm;0<l/(l+m)<1になるような整数
n;2または3〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4584877A JPS6035479B2 (ja) | 1977-04-22 | 1977-04-22 | 湿潤紙力増強紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4584877A JPS6035479B2 (ja) | 1977-04-22 | 1977-04-22 | 湿潤紙力増強紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53134913A JPS53134913A (en) | 1978-11-25 |
JPS6035479B2 true JPS6035479B2 (ja) | 1985-08-14 |
Family
ID=12730621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4584877A Expired JPS6035479B2 (ja) | 1977-04-22 | 1977-04-22 | 湿潤紙力増強紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035479B2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-22 JP JP4584877A patent/JPS6035479B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53134913A (en) | 1978-11-25 |
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