JPS6035050A - ポリエステルとポリ(エーテル―エステル)との配合物 - Google Patents

ポリエステルとポリ(エーテル―エステル)との配合物

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JPS6035050A
JPS6035050A JP7065884A JP7065884A JPS6035050A JP S6035050 A JPS6035050 A JP S6035050A JP 7065884 A JP7065884 A JP 7065884A JP 7065884 A JP7065884 A JP 7065884A JP S6035050 A JPS6035050 A JP S6035050A
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ether
polyester
ester
glycol
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JP7065884A
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Pooru Perii Kenesu
ケネス・ポール・ペリー
Deibisu Baanzu
バーンズ・デイビス
Kiburaa Chiyaarusujiyakobu
チヤールスジヤコブ・キブラー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の分野〕 本発明は、例えば衝撃強さ、−1性、加工性において、
改善された性質を示すポリエステル樹脂組成物に関する
ものである。さらに詳しくは、この組成物は、ポリ (
エチレンテレフタレート)のような硬質ポリエステルと
、ある種のポリ(エーテル−エステル)弾性物質との配
合物か′らなるものである。ポリエステルにポリ(エー
テル−エステル)を配合させて、配合物中の樹脂の全重
量に対してポリ(エーテルグリコール)を約1から約6
5重量%にしたものは配合前ポリエステルまたは同量の
ポリ(エーテルグリコール)を共重合した変性ポリエス
テルに比べ、衝撃強さ、剛性、あるいは加工性が改善さ
れる。
〔従来の技術〕
ポリ (エチレンテレフタレート)、ポリ (1゜4−
テトラメチレンテレフタレート)およびポリ (1,4
−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)のよう
なポリマーは、室温及びそれ以下での衝撃強さが比較的
低いので、成形用樹脂として使用するためには限界があ
るが衝撃強さを改善すれば、成形用組成物としての有用
性が著しく増大する。
また、このようなポリエステルにポリ(エーテルグリコ
ール)を共重合した変性ポリエステルは剛性及び加工性
が劣る欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題〕
本発明はポリエステルとある種のポリ(エーテル−エス
テル)とを混合することにより、ポリエステルの欠点で
ある耐衝撃性と、共重合変性ポリエステルの欠点である
剛性及び加工性を改善することを見出したことに基づく
ものである。
したがって、本発明の目的は耐衝撃性、剛性及び加工性
にすぐれたポリエステル組成物を提供することにあり、
また他の目的はこの組成物による好ましい性質をもつ各
種成形品を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は98.5〜IO重量%のポリニスf 
Jl/■と1.5〜90重量%のポリ (エーテル−エ
ステル)(ハ)とを混合してなる配合物であり、前記ポ
リエステルへは炭素数8〜22個の芳香族ジカルボン酸
と、炭素数2〜22個のアルキレングリコール、シクロ
アルキレングリコールまたはアラルキレングリコールと
から製造され、かつ100℃以上の融点と0.4〜2.
5の固有粘度(inherent viscosity
)を有し、 3− 前記ポリ(エーテル−エステル)(B193〜5重量%
のポリエステルセグメント(a) 及び7〜95重量%
のポリエーテルセグメントの)から構成され、かつ0.
6−3.0の固有粘度(1nherentviscos
ity)を有し、 上記ポリエステルセグメント(a)はテレフタル酸と、
1,4−ブタンジオールとから構成され、かつそれ自体
100℃以上の融点を有し、上記ポリエーテルセグメン
ト(b)はそのアルキレン部分が炭素数3〜12個のア
ルキレンかまたは炭素数4〜lO個のシクロアルキレン
である平均分子量400〜4000のポリ(エーテルグ
リコール)で構成され、 全配合物中のポリエーテルの含有量が10〜65重量%
であることを特徴とするポリエステルとポリ(エーテル
−エステル)との配合物を要旨とするものである。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明の配合物はポリエステル囚とポリ (エーテル−
エステル)@との混合物から主とじて 4− 構成されており、ポリエステル■の配合t ハ98.5
〜1oiJi%、ポリ(エーテル−エステル)■の配合
量は1.5〜90重量%であるが、これらの他に、本発
明の目的を損なわない範囲で他の重合体を配合すること
もできる。そして、配合物の固有粘度(inheren
t viscosity) [以下単に(ロ)有粘度と
称する]は0.5〜2.5が好ましい。
ポリエステル^は主として炭素数8〜22個の芳香族ジ
カルボン酸と炭素数2〜22個のアルキレングリコール
、シクロアルキレングリコールまたはアラルキレングリ
コールとから製造される。
炭素数8〜22個の芳香族ジカルボン酸としては、テレ
フタル酸、イソフタル酸、1.5−12.6−及び2,
7−ナフタレンジカルボン酸、4゜4′−ジフェニレン
ジカルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタン
、エチレン−ビス−p−安息香酸、1,4−テトラメチ
レン−ビス−I)−4’息香M、4.4′−ジフェニル
オキシカルボン酸、エチレン−ビス(p−オキシ−安息
香面、1.4−テトラメチレン−ビス(p−オキシ−安
息香酸)及び4.4′−スルホニルジ安息香酸を挙げる
ことができる。
炭素数2〜22個のアルキレングリコール、シクロアル
キレングリコールまたはアラルキレングリコールとして
はエチレングリコール、1、3− )ジメチレングリコ
ール、1,4−テトラメチレングリコール、1,6−へ
キサメチレングリコール、1,8−オクタメチレングリ
コール、1.10−デカメチレングリコール、キニトー
ル、1.4−シクロヘキサンジメタツール、2.2.4
.4−テトラメチル−1,3−シクロブタンジオール、
2.2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、p−ジ
ー(ヒドロキシメチル)−ベンゼン、p−ジー(β−ヒ
ドロキシエトキシ)−ベンゼンを挙げることができる。
ポリエステル(2)は上記の芳香族カルボン酸あるいは
これらの縮合可能な誘導体と上記のジオールから主とし
て構成されるが、この他50モル%以下の次のような酸
及びジオールで変性させるごとができる。
すなイ)ち、変性のための代表的な酸としてはアジピン
酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカンニ酸、1.4−シクロヘキサンジカルボン
酸があり、グリコールとしてはペンタメチレングリコー
ル、ヘプタメチレングリコール、エイコサメチレングリ
コール、ノナメチレングリコール、ドデカメチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、1.2−プロパンジオ
ール、1,3−ブタンジオール及び2.2.4−トリメ
チルベンタンジオールがある。
芳香族ジカルボン酸とポリエステルのリストは、Els
evier Pub、 Co、から発行されたRowl
and Hill c) r Fibers From
 SyntheticPolymers J (195
3)の第155−157頁に見ることができる。ポリエ
ステルのリストはまたInterscience Pu
blishers から発行されたr Polymer
 14andbook J (1966年) cvN−
327− 〜M−50頁に見ることができる。ポリエステルと中間
体は、まf: Pergamon Press Ltd
、、から発行されりV、V、 KorshakとS、 
V、 Vinogradovaのr Po1yeste
rs Jに見ることができる。
本発明のポリエステル^はまた100℃以上の融点及び
0.4〜2.5の固有粘度を有する必要がある。そして
、このようなポリエステル■のうち好ましいものとして
はポリ (エチレンテレフタレート)、ポリ (1,3
−)ジメチレンテレフタレート)、ポリ (1,4−テ
トラメチレンテレフタレート)、ポリ (1,6−へキ
サメチレンテレフタレート)及びポリ (1,4−シク
ロヘキシレンジメチレンテレフタレート)である。
次に本発明においてポリエステル(2)と配合するポリ
 (エーテル−エステル)(ハ)について説明する。ポ
リ(エーテル−エステル)(Blハ0.6〜3.0の固
有粘度を有し、93〜5重量%のポリエステルセグメン
ト(a)と7〜95重量%のポリエーテルセグメント(
b)とから構成されるブロック共重合体である。
 8− ポリ(エーテル−エステル)0のポリエステルセグメン
ト(a)はそれ自体100℃以上の融点を有し、テレフ
タル酸と1,4−ブタンジオールとから主として構成さ
れている。また、ポリエステルセグメント(a)はそれ
自体100℃以上の融点を維持する限り、50モル%以
下の他の成分で変性することができることはポリエステ
ル■の場合と同じである。
ポリ (エーテル−エステル)の)のポリエーテルセグ
メント(b)はそのアルキレン部分が炭素数3〜12個
のアルキレンかまたは炭素数4〜IO個のシクロアルキ
レンであるポリ (エーテルグリコール)で主として構
成されている。このようなポリ (エーテルグリコール
)の代表例としては、ポリ (プロピレングリコール)
、ポリ(トリメチレングリコール)、ポリ (テトラメ
チレングリコール)等のポリ (エーテルグリコール)
またはコポリ(エチレン−プロピレングリコール)、コ
ポリ(エチレン−テトラメチレングリコール)〔但し、
エチレンオキサイド単位はコポリエーテルグリコールの
50重量%以下からなる〕、コポリ (テトラメチレン
−1,2−シクロヘキシレンジメチレングリコール〔但
し、112−シクロヘキシレンジメチレンオキサイド単
位は、コポリ (エーテルグリコール)の1〜20モル
%からなる〕等のコポリ(エーテルグリコール)がある
上述のとおり本発明の配合物はポリエステル^と、ポリ
エステルセグメント(a)及びポリエーテルセグメント
(b)で構成されるポリ(エーテル−エステル)(ハ)
とからなるが、この配合物中のポリエーテルの含有量が
10〜65重量%である必要がある。ポリエーテルの含
有量が全配合物に対して10重量%未満であると、衝撃
強さの改善が十分でなく、また65重量%を越えると剛
性が失われるからである。
本発明の組成物及び特に配合物のポリ(エーテル−エス
テル)部分は、例えばアルキル化フェノールやオルト−
ヒドロキシベンゾフェノン型の安定化剤の如く酸化や光
に対する安定化剤をこれに添加して光や酸化による劣化
に対して安定化されることができる。
更に、切断したグラスファイバーとアスベスト、離型剤
、核剤、着色剤、及びTiO2、タルクおよび炭酸カル
シウムのような充填剤は、最終的なポリエステルとポリ
 (エーテル−エステル)の配合物をつくる前か、ある
いはポリエステルとポリ(エーテル−エステル)の配合
物をつくると同時に、例えば乾式配合法または溶融配合
法のような方法によりこれらをポリエステルあるいはポ
リ (エーテル−エステル)と別々に配合して、これら
をこの組成物に添加してもよい。
ポリ(エーテル−エステル)は、ジメチルテレフタレー
ト (DMT) 、1.4−テトラメチレングリコール
(TMG)およびポリ(テトラメチレングリコール)か
ら製造されるものによって代表される。
ポリエステルおよびポリ(エーテル−エステル)は、粉
体、粒状物またはペレットのような小粒子としてこれを
物理的に配合することがで−11− きる。
その物理的配合物は、スクリュー射出成形機でこれを直
接に成形して最終成形品にするか、あるいはこれを溶融
状態で押出してペレットにし、次いでこのペレットを射
出成形により成形品にするか、押出してフィルムあるい
は別の構造形にするか、又はこれを圧縮成形して、最終
成形品にすることができる。ポリエステルとポリ (エ
ーテル−エステル)はこれをホットミルやパンパリ(B
anbury )型又は他の適当な溶融混合装置により
配合することができる。長時間の溶融配合は各成分を過
度にランダム化させ、不都合な性質をもった製品にする
から、これを避けるべきである。配合物の固有粘度は、
0.5から2.5が好ましい。固有粘度は、すべて60
重量%のフェノールと40重量%テトラクロロエタンか
らなる溶剤中で0.5%のポリマーを用いて、25℃で
測定した。
次の例に記載した性質は、ASTM試験により測定され
る。
 12− 硬 さ D7 8 51 引張り降伏強さ D638 引張り破断強さ D638 伸 び D638 曲げ弾性率 D7901 曲 げ こ わ さ D7 4 7” 熱変形温度 D16372,3 1、 特に示さないかぎりn=2の測定を行なった。
2、 特に示さないかぎりn=1の測定を行なった。
3、Modern Plastics 34巻、第3号
、169頁(1956)に記載されているように改良し
た。
〔効果〕
本発明の配合物は、ポリエステルに比較して衝撃強さが
著しく改善され、ポリエーテルエステルに比較して剛性
及び成形加工性が改善される。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発
明はこの実施例に限定されることはなく、本発明の精神
と範囲内において変更又は修正することができる。
〔実施例〕
実施例1 この例では、4%のポリエーテルを含有する配合物を記
載する。固有粘度1.13のポIJ (1,4−テトラ
メチレンテレフタレート)を、分子量3000のポリ(
テトラメチレングリコール)を80%含有するポリ (
1,4−テトラメチレンテレフタレート)のポリ (エ
ーテル−エステル)(3mの粒状物)と配合した。ポリ
(エーテル−エステル)は、0.1重量%の2,6ジド
デシルーp−クレゾールおよび0.2重量%のジラウリ
ル−3,3′−チオジプロピオネートにより安定化せし
めた。ポリエステルと配合物は、双方ともT i 02
 とペンタエリスリトールテトラステアレートを各0.
5%含有しており、これらを押出し、射出成形した。成
形した配合物は1.lOの固有粘度であり、ノツチを付
けたアイゾツト衝撃強さは1.68Ft−Lb/In 
でhつrニー。一方、成形シたポリ (1,4−テトラ
メチレンテレフタレート)は、1.07の固有粘度であ
り、ノツチを付けたアイゾツト衝撃強さは0.67Ft
−Lb/In であった。これらの衝撃強さは、23℃
で測定した。
実施例2 この実施例では、変性されたポリ (エーテル−エステ
ル)を用い、10%ポリエーテルを含有する配合物を記
載する。テレフタレート70モル%、1.4−シクロヘ
キサンジカルボキシレート30モル%、分子量1000
のポリ(テトラメチレングリコール)2596及び1,
4−ブタンジオールを含有するポリ (エーテル−エス
テル)を米国特許出願第271468号に記載した方法
でつくった。ポリ(エーテル−エステル)の製造中に0
.5%のジラウリル−3,3′−チオジプロ 15− ビオネートを安定剤として使用した。最終ポリ(エーテ
ル−ニスyル)1.tO,5%cv Irganoxl
oloを用い押出すことによって安定化せしめた。Ir
ganox l 010は、チパーガイギー社によって
市販されており、この化学名はペンタエリスリトールテ
トラキス(3−(3,5−ジ−t−ブチルー4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート〕である。最終ポリマー
は147の固有粘度を有していた。ポリ (エーテル−
エステル)のペレット(l/8インチ)をポリ (1,
4−テトラメチレンテレフタレート)のペレット(1/
8インチ)と配合して60%のポリ (1,4−テトラ
メチレンテレフタレート)を含有する配合物にした。ポ
リ (1,4−テトラメチレンテレフタレート)は、1
18の固有粘度を有していた。 この配合物は全体で1
096のポリ(テトラメチレングリコール)を含有して
おり、スクリュー射出成形機により、230℃でこれを
成形した。成形品は高い衝撃強さと1.02X10’p
si のこわさくASTM D747)を有していた。
成形した 16− 配合物は1.28の固有粘度を有していた。
実施例3 この実施例では、15%のポリエーテルを含有する配合
物を記載する。実施例2に記載したと同様の法で、分子
量1000のポリ(テトラメチレングリコール)20%
で変性したポリ (1゜4−テトラメチレンテレフタレ
ート)からなるポリ (エーテル−エステル)を製造し
た。このポリ (エーテル−エステル)は1.37の固
有粘度を有しており、且つ0,5%のIrganox 
l Ol Oでこれを安定化せしめた。ポリ(エーテル
−エステル)のペレット(l/8インチ)は、これを実
施例2のポリ (1,4−テトラメチレンテレフタレー
ト)と配合して75%のポリ (エーテル−エステル)
を含有する配合物をつくった。この配合物は、1596
のポリエーテルを含有しており、これをスクリュー射出
成形機により235℃で成形した。成形品は良好な衝撃
強さと、0.68xlOspsiのこわさくASTM 
D747)を有していた。この成形された配合物は1.
29の固有粘度を有していた。
実施例4 約L12の固有粘度を有するポリ(1,4−テトラメチ
レンテレフタレート)50部を、分子量1000のポリ
(テトラメチレングリコール)2096で変性したポリ
 (1,4−テトラメチレンテレフタレート)からなる
ポリ (エーテル−エステル)50部と配合した。この
ポリ (エーテル−エステル)は、実施例3に記載した
方法でこれをつくった。ポリエステルとポリ (エーテ
ル−エステル)は、直径1/8インチ、長さl/8イン
チのペレットからなる。この配合物をスクリュ一式射出
成形機で成形した。この結果を第1表に示す。第1表は
、また、分子量1000のポリ (テトラメチレングリ
コール)10%で変性されたポリ (1,4−テトラメ
チレンテレフタレート)からなるポリ (エーテル−エ
ステル)の成形品の性質を示す。第1表から判るように
、ポリエーテル含有量は同じであってもポリニステルト
ポリ(エーテル−エステル)との配合物は、ポリ (エ
ーテル−エステル)単独ポリマーに比べすぐれた曲げ弾
性率とこわさを有している。
第 1 表 成形ポリマー中の ポリエーテルの重 10.0 10.0量% 曲げ弾性率 (psi、XIO’、 1.45 LO9ASTM D
790) こ わ さ くpsi、XlO’、 1.13 0.82ASTM 
D747) 実施例5 この実施例では、2096のポリエーテルを含 19− 有する配合物を記載する。ポリ(1,6−へキサメチレ
ンテレフタレート)138.5Fと、分子量1000の
ポリ(テトラメチレングリコール)65%で変性したポ
リ (1,4−テトラメチレンテレフタレート)のポリ
(エーテル−エステル)61.5Fからなるペレット状
配合物をつくった。
このポリエステルは、0.90の固有粘度を有し、ポリ
(エーテル−エステル)は133の固有粘度を有する。
ペレット状の配合物は、これをロール練りし、溶融状態
で押出して混合せしめそして成形した。成形品は高い衝
撃強さを有していた。
実施例に の実施例では、12.5%のポリエーテルを含有する配
合物を記載する。5096のコポリエステルと′50%
のポリ (エーテル−エステル)からなるペレット状配
合物をつくった。コポリエステルは50モル%のイソフ
タレートを含有す、5yjflJ(1,4−シクロヘキ
シレンジメチレンテレフタレート)であり、ポリ (エ
ーテル−ニス 20− チル)は、実施例2に記載したものである。コポリエス
テルは、約0.60の固有粘度を有する。
この配合物をロール練りし、パンバリで混合して、次い
で射出成形した。成形品は1.09の固有粘度を有し、
23℃でのノツチをつけたアイゾツト衝撃試験では破壊
しなかった。
実施例7 この実施例では、35%のポリエーテルを含有する配合
物を記載する。ポリ(1,4−テトラメチレンテレフタ
レート)のポリエステル46%と、実施例5に記載した
ポリ(エーテル−エステル)54%からなる配合物をつ
くった。このポリエステルは約0.062インチの粒状
物からなり、1.14の固有粘度を有する。 この配合
物をロール練りし、溶融状態で押出して混合せしめ、つ
いで射出成形した。成形品は、高い衝撃強さと、0.4
4XlO’psiの剛性(但し、ASTMD747、n
=5)ヲ有シテイタ。
実施例8 この実施例ではIO及び205%のポリエーテルを含有
する配合物を記載する。ポリエーテルとしては、エチレ
ンオキシドとテトラヒドロフランを50150の重量比
となるよう共重合した分−7−1i11800のものを
用い、このポリエーテル50%で変性したポリ (1,
4−テトラメチレンテレフタレート)からなるポリ (
エーテル−エステル)を実施例2に記載したと同じ方法
で製造した。このポリ (エーテル−エステル)は1.
40の固有粘度を有しており、且つ0.5%のIrga
nox l 010でこれを安定化せしめた。ポリ(エ
ーテル−エステル)のペレット(1/8インチ)は、こ
れを実施例2のポリ(1,4−テトラメチレンテレフタ
レート)のペレット(1/8インチ)で配合して209
6および40%のポリ(エーテル−エステル)を含有す
る配合物とした。
この配合物は各々lO%及び20%のポリエーテルを含
有しており、これをスクリュー射出成形機により250
℃で成形した。 成形した配合物の性質を第2表に示す
第 2 表 実施例9 0.75の固有粘度を有するポリ(エチレンテレフタレ
ート)のペレット90部と分子量1000のポリ (テ
トラメチレングリコール)50%で変性したポリ (1
,4−テトラメチレンテレフタレート)からなるポリ 
(エーテル−エステル) 23− ペレット10部とをトライブレンドし、ペレット状配合
物をつくった。このポリ (エーテル−エステル) ハ
Irganox 1010 0.5%で安定化されてお
り、また1、50の固有粘度を有する。
この配合物はついでこれを乾燥し、溶融状態で押出機で
混合しつつT−グイからフィルム状に押出した。これを
ポリ (エチレンテレフタレート)における常法に従っ
て2軸延伸フイルムとした。このフィルムはポリ (エ
チレンテレフタレート)と同程度の剛性を有しており、
すぐれた耐衝撃性を有していた。このフィルムの固有粘
度は0.78であった。
特許出願人 東 し 株 式 会 社 = 24−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 98.5〜lO重量%のポリエステル■とt5〜90重
    量%のポリ (エーテル−エステル)@とを混合してな
    る配合物であり、 前記ポリエステル(2)は炭素数8〜22個の芳香族ジ
    カルボン酸と、炭素数2〜22個のアルキレングリコー
    ル、シクロアルキレングリコールまたはアラルキレング
    リコールとから製造され、かつ100℃以上の融点と0
    .4〜2.5の固有粘度(inherent visc
    osity)を有し、前記ポリ(エーテル−エステル)
    (ハ)は93〜5重量%のポリエステルセグメント(a
    )および7〜95重量%のポリエーテルセグメント(b
    )から構成され、かツ0.6−3.0 c7)固有粘度
    (1nherentviscosity)を有し、 上記ポリエステルセグメント(a)はテレフタル酸と、
    1.4−ブタンジオールとから構成され、かつそれ自体
    100℃以上の融点を有し、上記ポリエーテルセグメン
    トの)はそのアルキレン部分が炭素数3〜12個のアル
    キレンかまたは炭素数4〜IO個のシクロアルキレンで
    ある分子量400〜4000のポリ(エーテルグリコー
    ル)で構成され、全配合物中のポリエーテルの含有量が
    1.0〜65重量%であることを特徴とするポリエステ
    ルとポリ(エーテル−エステル)との配合物。
JP7065884A 1984-04-09 1984-04-09 ポリエステルとポリ(エーテル―エステル)との配合物 Pending JPS6035050A (ja)

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JP7065884A Pending JPS6035050A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 ポリエステルとポリ(エーテル―エステル)との配合物

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JP (1) JPS6035050A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002047361A (ja) * 2000-08-03 2002-02-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 耐熱性ポリエステルシート及びその成形品

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JP2002047361A (ja) * 2000-08-03 2002-02-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 耐熱性ポリエステルシート及びその成形品

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