JPS6035030A - 合成樹脂成形体の製造法 - Google Patents
合成樹脂成形体の製造法Info
- Publication number
- JPS6035030A JPS6035030A JP14467683A JP14467683A JPS6035030A JP S6035030 A JPS6035030 A JP S6035030A JP 14467683 A JP14467683 A JP 14467683A JP 14467683 A JP14467683 A JP 14467683A JP S6035030 A JPS6035030 A JP S6035030A
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- JP
- Japan
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- crosslinking
- molding
- ethylene
- vinyl acetate
- irradiation
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- Pending
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景と目的〕
本発明は合成樹脂成形体の製造法に係り、特に、架橋エ
チレン−酢酸ビニル共重合体系組成物成形体の製造法に
関するものである。
チレン−酢酸ビニル共重合体系組成物成形体の製造法に
関するものである。
近年、多くの機器配線用絶縁電線の被覆材料に対して、
高い耐熱性と共に可撓性が強く望まれる気運にある。
高い耐熱性と共に可撓性が強く望まれる気運にある。
多くの使用目的に供されている。４１Ｊエチレン樹脂は
、電気的にも機械的にも優れた特性を有する材料で強靭
ではあるが可撓性に欠けるという難点がある。これを補
うために、一般には酢酸ビニルと共重合させて可撓性を
付与することが行われている。また、ポリエチレン樹脂
の耐熱性を向上させるために架橋することが行われ、こ
の架橋の方法としては、放射線照射による架橋、過酸化
物混入による架橋、あるいはンラン化合物によるシラン
架橋方法等が知られている。そして、これら架橋方法の
中でも上述の放射線架橋方法は、比較的小サイズ、かつ
、短尺の電線に対して放射線照射の条件および制御が非
常に容易に行い得て有利である等の理由から、架橋ポＩ
Ｊ エチレン絶縁電線の製造に広く応用されている。
、電気的にも機械的にも優れた特性を有する材料で強靭
ではあるが可撓性に欠けるという難点がある。これを補
うために、一般には酢酸ビニルと共重合させて可撓性を
付与することが行われている。また、ポリエチレン樹脂
の耐熱性を向上させるために架橋することが行われ、こ
の架橋の方法としては、放射線照射による架橋、過酸化
物混入による架橋、あるいはンラン化合物によるシラン
架橋方法等が知られている。そして、これら架橋方法の
中でも上述の放射線架橋方法は、比較的小サイズ、かつ
、短尺の電線に対して放射線照射の条件および制御が非
常に容易に行い得て有利である等の理由から、架橋ポＩ
Ｊ エチレン絶縁電線の製造に広く応用されている。
ところが、可撓性を付与するために酢酸ビニルを共重合
したエチレン−酢酸ビニル共重合体に放射線を照射して
得られた成形体は、その使用時において、付近の金属材
料を腐蝕させる現象を引き起こし、時には、成形体自体
が着色されたり、劣化したシすることがあった。
したエチレン−酢酸ビニル共重合体に放射線を照射して
得られた成形体は、その使用時において、付近の金属材
料を腐蝕させる現象を引き起こし、時には、成形体自体
が着色されたり、劣化したシすることがあった。
かかる問題が発生する原因を検討したところ、金属材料
の腐蝕現象や成形体自体の着色および劣化は、すべて酢
酸ガスに起因していて、この酢酸ガスは、放射線照射時
に遊離発生し、高温または高湿度の場合に特に著しく作
用することが明らかになった。
の腐蝕現象や成形体自体の着色および劣化は、すべて酢
酸ガスに起因していて、この酢酸ガスは、放射線照射時
に遊離発生し、高温または高湿度の場合に特に著しく作
用することが明らかになった。
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、架橋されたエ
チレン−酢酸ビニル共重合体系組成物の特性を生かした
合成樹脂成形体の製造法を提供することにある。
チレン−酢酸ビニル共重合体系組成物の特性を生かした
合成樹脂成形体の製造法を提供することにある。
本発明は、エチレン−酢酸ビニル共重合体系組成物にハ
イドロタルサイト化合物を配合して所望の形状に賦形し
た成形体に、放射線を照射して架橋せしめることを特徴
とするものである。
イドロタルサイト化合物を配合して所望の形状に賦形し
た成形体に、放射線を照射して架橋せしめることを特徴
とするものである。
以下、本発明の実施例を比較例とともに説明する。
第１表に示すエチレン−酢酸ビニル共重合体系組成物を
オープンロールにより１２０℃で均一に混練し、次にこ
の組成物を１５０℃で熱プレスによりシート状に賦形し
た。このシート状成形体に高エネルギー電子線を照射し
て架橋せしめたものである。この場合、ハイドロタルサ
イト化合物は、Ｍｇ５Ａｆｉ２（ＯＨ）＋ａ ＣＯ３・
４Ｈ２０、Ｍｇ４．５ＡＲ２（ＯＨ）１３ ＣＯ３・３
．５Ｈ２０等であり、これらを併用して用いることもで
きる。
オープンロールにより１２０℃で均一に混練し、次にこ
の組成物を１５０℃で熱プレスによりシート状に賦形し
た。このシート状成形体に高エネルギー電子線を照射し
て架橋せしめたものである。この場合、ハイドロタルサ
イト化合物は、Ｍｇ５Ａｆｉ２（ＯＨ）＋ａ ＣＯ３・
４Ｈ２０、Ｍｇ４．５ＡＲ２（ＯＨ）１３ ＣＯ３・３
．５Ｈ２０等であり、これらを併用して用いることもで
きる。
なお、上記実施例の効果については第２表に示す如くで
あり、この場合、腐蝕性の酢酸ガスの発生は実施例１〜
３の何れにも発生が認められなかったが比較例１におい
ては発生が認められた。まだ、電子線照射後の金属に対
する腐蝕は、試験管中に銅板と照゛打直後のシートとを
入れて密閉し、１００℃で２４時間保持した後の銅板を
目視により同定した結東で、実施例１〜３のものにおい
ては銅板の変色が、招められず、比較例１のものにおい
てのみ著しい腐蝕が認められた。
あり、この場合、腐蝕性の酢酸ガスの発生は実施例１〜
３の何れにも発生が認められなかったが比較例１におい
ては発生が認められた。まだ、電子線照射後の金属に対
する腐蝕は、試験管中に銅板と照゛打直後のシートとを
入れて密閉し、１００℃で２４時間保持した後の銅板を
目視により同定した結東で、実施例１〜３のものにおい
ては銅板の変色が、招められず、比較例１のものにおい
てのみ著しい腐蝕が認められた。
このように、ハイドロタルサイト化合物を使用すること
により電子線架橋後の架橋エチレン−酢酸ビニル共重合
体系組成物成形体からの腐蝕性酢酸ガスの発生が防止で
きて、成形体付近の金属の腐蝕を防ぎながら合成樹脂成
形体自体に変色や劣化現象を生じることなく高性能を維
持させることができる。
により電子線架橋後の架橋エチレン−酢酸ビニル共重合
体系組成物成形体からの腐蝕性酢酸ガスの発生が防止で
きて、成形体付近の金属の腐蝕を防ぎながら合成樹脂成
形体自体に変色や劣化現象を生じることなく高性能を維
持させることができる。
−−５＝
なお、この発明で基本樹脂として用いられるエチレン−
酢酸ビニル共重合体系組成物としては、エチレン−酢酸
ビニル共重合体単独、あるいは他のポリエチレン、エチ
レン−プロピレン共重合体のような樹脂との任意の比率
での混合物などを総称するものである。
酢酸ビニル共重合体系組成物としては、エチレン−酢酸
ビニル共重合体単独、あるいは他のポリエチレン、エチ
レン−プロピレン共重合体のような樹脂との任意の比率
での混合物などを総称するものである。
まだ、この発明において、他の諸性性向上のだめに適当
量の難燃剤、安定剤、酸化防止剤、滑剤、架橋促進剤な
どを添加することも自由である。
量の難燃剤、安定剤、酸化防止剤、滑剤、架橋促進剤な
どを添加することも自由である。
この発明で放射線とは、高エネルギー電子線、γ線、Ｘ
線等を意味するものであり、架橋のために必要な放射線
照射線量は、架橋目的及び程度により１〜５０ Ｍｒａ
ｄの範囲で適宜選択される。
線等を意味するものであり、架橋のために必要な放射線
照射線量は、架橋目的及び程度により１〜５０ Ｍｒａ
ｄの範囲で適宜選択される。
この発明における成形体とは、導体上に押出被覆された
絶縁体層、チューブ、シート、その他所望の形状に賦形
された成形品を指すものである。
絶縁体層、チューブ、シート、その他所望の形状に賦形
された成形品を指すものである。
以上説明したように、本発明によれば、架橋されたエチ
レン−酢酸ビニル共重合体系組成物による耐熱叶や可撓
性を十分に生かした性能のよい合 ６− 成樹脂成形体を製造し得るというすぐれた工業的効果を
奏することができる。
レン−酢酸ビニル共重合体系組成物による耐熱叶や可撓
性を十分に生かした性能のよい合 ６− 成樹脂成形体を製造し得るというすぐれた工業的効果を
奏することができる。
７−
Claims (1)
- ｌ エチレン−酢酸ビニル共重合体系組成物に・・イド
ロタルサイト化合物を配合して所望の形状に賦形した成
形体に、放射線を照射して架橋せしめることを特徴とす
る合成樹脂成形体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14467683A JPS6035030A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 合成樹脂成形体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14467683A JPS6035030A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 合成樹脂成形体の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6035030A true JPS6035030A (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=15367654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14467683A Pending JPS6035030A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 合成樹脂成形体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035030A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5565160A (en) * | 1992-10-26 | 1996-10-15 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Squeezable tubular container and process for the production thereof |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57131239A (en) * | 1981-02-05 | 1982-08-14 | Nippon Yunikaa Kk | Radiation crosslinking resin composition |
-
1983
- 1983-08-08 JP JP14467683A patent/JPS6035030A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57131239A (en) * | 1981-02-05 | 1982-08-14 | Nippon Yunikaa Kk | Radiation crosslinking resin composition |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5565160A (en) * | 1992-10-26 | 1996-10-15 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Squeezable tubular container and process for the production thereof |
| US5725715A (en) * | 1992-10-26 | 1998-03-10 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd, | Squeezable tubular container and process for the production thereof |
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