JPS6034869B2 - 映像特殊効果信号発生装置 - Google Patents

映像特殊効果信号発生装置

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JPS6034869B2
JPS6034869B2 JP52011485A JP1148577A JPS6034869B2 JP S6034869 B2 JPS6034869 B2 JP S6034869B2 JP 52011485 A JP52011485 A JP 52011485A JP 1148577 A JP1148577 A JP 1148577A JP S6034869 B2 JPS6034869 B2 JP S6034869B2
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wave
parabolic
wave signal
parabolic wave
signal
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一彦 三宅
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • H04N5/272Means for inserting a foreground image in a background image, i.e. inlay, outlay
    • H04N5/275Generation of keying signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K6/00Manipulating pulses having a finite slope and not covered by one of the other main groups of this subclass

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジョン放送局で使用される映像送像袋な
どに採用される映像特殊効果信号発生装置に係り、特に
円形(楕円形を含む。
)ワィプ用キー信号の発生装置に関する。テレビジョン
画面における特殊累の一例として、ある画像の一部に別
の画像を鮫め込む、いわゆるワィプとかモンタージュと
呼ばれるものがある。
このような効果を得るため2つの映像信号を切換選択す
るためのキー信号を発生させている。そして別画像の鉄
め込み領域、即ちワィプパターン領域の大きさを拡大あ
るいは減少させるワィプパターンの中心を移動させるよ
うにキー信号を制御するポジショナー操作器を設けてい
る。ここで最も一般的な映像特殊効果信号発生装置につ
いて第1図を参照して説明する。
第1図において2は水平基本波発生器、4は垂直基本波
発生器であって、通常ここではそれぞれ水平周期、垂直
周期のパラボラ波あるいは鋸歯状波あるには三角波等が
生成されるが、以下の説明においては本発明の対象であ
る円形ワィプ用キー信号発生のために必要なパラボラ波
(第2図b参照、なお説明の便宜上第2図では水平周期
日と垂直周期Vとを同一に表現ている。)が生成される
ものとする。上記各基本波発生器2,4は通常簡単な積
分回路でそれぞれ構成されるものであり、公知の技術で
あるので詳細な説明は省略する。上記各基本波発生器2
,4でそれぞれ生成された水平周期、垂直周期のパラボ
ラ波信号は合成回路5に加算され、第3図aに示すよう
な重畳パラボラ波が生成される。
この畳パラボラ波信号はスライス回路6にてスライスレ
ベルLsによりスライスされ、第3図bにすような円形
ワィプ用キー信号が生成され、このキー信号は映像切回
路7に加えられ、ここで2種の映像信号V^,VB入力
が上記キ−信号により切襖選択され、出力信号V。が導
出される。この出力信号Voがテレビ画面上に映像表示
されると、第4図に示すように映像信号V^に対応する
画像Aの中へ映像信号VBに対応する画像Bが円形に鉄
め込まれたものとなる。ここで第1図のフェーダ操作器
1川ま、前記スライスレベルLsを変化させるもので、
その結果第4図における円の大きめを零(即ち全画像が
A。)の状態から最大(即ち全画像がB。)の状態まで
動かすことができる。なお以上の説明では各基本波発生
器2,4は、第2図aに示すような水平駆動パルス垂直
駆動パルスの周期の中央に対して対称波形であるような
第2図bに示すようなパラボラ波を発生し、第4図に示
したようにテレビ画面の中央に位置するワィプパターン
を得た。
これに対して上記水平駆動パルス、垂直駆動パルスを第
1図に示すようにパルス位相調整回路1,3によりそれ
ぞれ時間的に進めたり、あるいは遅らせ、このように位
相調整されパルスにて前記各基本波発生器24を駆動す
ると、ワィプパターンの中心を画面上左右の任意の位置
に移動させることができる。
第2図c,dは入力駆動パルスをtH(水平波形の場合
)、tv(垂直波形の場合)遅らせた駆動パルス、パラ
ボラ波を示し、その結果テレビ画面のワィプパターンの
中心位置はは第5図に示すように移動する。なお上記位
相調整回路1,3におし、駆動パルスを単に遅らせたり
(あるいは進ませたり)しただけでは、第2図dに点線
で示すようなパラボラ波の一部が残り、このためフェー
ダ操作器10によりワィプパターンを大きくしてゆくと
、第5図に点線で示すように画面上別の部分に不要なヮ
ィプパターンが表われるので好ましくなく、通常は上記
したようなパラボラ波の一部が残らないように取り除く
ための波形処理(双子禁止処理。
)を行なっている。また第1図のポジショナー操作器8
,9は前記位相調整回路1,3の位相量を調整するため
の制御信号を発生するとによりワィプバターンの中心位
置を移動制御するものである。
しかし上記したような映像特殊効果信号発生装置におい
ては次のような欠点がある。
即ち第1には、ワィプパターンの中心が画面の中央にあ
るときは画像Aから画像Bへの完全なとり切り、即ち第
4図において画像Bの領域である円の境界線がフヱーダ
操作器10により判蚤Rの円まで拡がり、全面を画像B
とすることができるが、ポジショナー操作器8,9によ
りパターン中心位置を動かした場合にも最大半径Rは変
らず円の中心が画面中央から離れるほど画像Aの部分が
多く残り、全面を画像Bとすることはできない。
このことは第2図dに示すようにポジショナー操作器8
,9でパラボラ波の位相が単に動くだけが原因であるの
で止むを得ないものとされている。第2には、前述した
双子禁止処理により第2図dに示すようにtH, tv
期間にはパラボラ波成分が取り除かれるので、円の位置
と大きさによっては第6図に点線で示すような望ましい
円とはならす。実線で示すように円とは似てないパター
ンとなってしまう。なお円形ワィプパターンも楕円ワィ
プパターンもいずれもパラボラ波を用い、水平パラボラ
波と垂直パラボラ波の振幅比によって円形にあるか楕円
になるかが定まるので、前述したような欠点はどちらの
パターンを発生せる場合にも共適している。
さて前述したようにパターン中心を動かした場合にも完
全なとり切りを可能とするためには水平、垂直基本波の
いずれも第7図に示すようにパラボラ波の頂点がどこに
あっても1つの水平(または垂直)周期の間は連続した
パラボラ波を発生させる必要がある。
このような事情に鑑み、安定かつ確実に円形や楕円形の
ワィプパターンの位置を移動でき、しかもワィプパター
ンの中心が画面のどの位置にあっても1つの画像から他
の画像への完全なとり切りが可能な映像特殊効果信号発
生装置が考えられている。即ちこの装置においては、基
本波発生器の駆動パルス入力の位相を変えることなく、
位相およびレベルのの固定されたパラボラ波と、別に生
成した鏡歯状波を混合し、の混合比を変えることによっ
てパラボラ波の頂点、言すればパラボラ波の位相を制御
し、且つ双子禁禁止処理を施さず各周期内で連続したパ
ラボラ波(第7図参照)を水平、Z垂直系それぞれで発
生させるものである。
以下第8図及び第9図を参照してこの装置について詳細
に説明する。
第8図は、円形ポジショナーの中心の移動、即ち水平、
垂直の各基本波におけるパラボラ波の頂Z点の移動を行
わせたときに望ましい波形を示す。
但し説明の便宜上、上記パラボラ波に関連するワイプパ
ターンが得られる両面の中央を0、画面の左右(もしく
は上下)を−1、十1で表示する。ここぇ円形ワィプの
中心が画面中央にあるときのパラボラ波をAで示し、こ
の振幅を1とした。こにをれに対してワィプ中心が画面
の水平走査開始端または垂直走査開始端、即ち左端また
は上端に行ったときのパラボラ波をBで示し、、その振
幅は4である。同様に画面の右端または下端にワィプ中
心が行ったときのパラボラ波をCで示し、その幅は4で
ある。次にワィプ中心が任意のa点にあるときについて
考察する。
このときのパラボラ波Dを第8図に示すx,y座標上で
昌式表示をすれば、y=−(x−a)2
………【11となる。
勿論、a=0でパラボラ波A、a=−1でパラボラ波B
、a=+1でパラボラ波Cに相当する。前式{1)は展
開すればyニーx2十ぞ×−a2
・・・……{2)となり、上式■はパラボラ波Aを表わ
す式(y^=−〆)を用いて表わせばy=y^十をx−
a2 …・・・・・・{3’であ
り、要するに従来技術で使用しいたパラボラ波A、即ち
第2図bの波形に対してね×−a2
…・・・・・・‘4}を加えたものと
なる。
こで‘41式はxの一次式と定数頁(一a2)を加えた
ものであり、波形で表現すれば鏡歯状波と直流分をパラ
ボラ波Aに重畳すればよいことになる。さらに直流分で
ある(一a2)はポジショナーの制御量により変化する
ことになるが、パラボラ波の頂点を一定レベルに固定す
ることによって回路技術的に解決するとができる。
xの一式、即ち鋸歯状波分はポジショナーの制御量、つ
まりxの係数aによって負の鎖歯状波から零を経て正の
鏡歯状波で変化たものをパラボラ波Aに加えればよい。
鋸歯状波の最大振幅はa=1としたときx=1とx=−
1における前式【41の値の差をとればよいから、4と
なり、パラボラ波Aの4倍となる。以上の動作を実際に
行てせるための回路構成例を第9図に示す。第9図にお
いて2川ま水平周期の中央を頂点とするパラボラ波Aの
発生器であって、前述た第1図の2と同じものでよい。
21は鏡歯状波発生器であって、その出力はトランジス
タ22と23で礎成れる差動増幅器に加えられる。トラ
ンジスタ22と23の各コレクタ間には、ポジショナー
で制御される可変抵抗器VR,が接続され、この可変抵
抗器VR,の出力が混合器24にてパラボラ波と混合さ
れる。ここで可変抵抗器VR,の両端には混合器24の
入力パラボラ波振幅bに対して4倍の振幅4bを有する
極性がそれぞれ反対の鎖歯状波が得られるように増振器
の利得を設定しておけば、可変抵抗器VR,の調整によ
って第8図のC〜Bのように変化するパラボラ波が連続
的に混合器24の出力として得られる。この場合、パラ
ボラ波の頂点は第8図のように一定ではないが、これに
ついては後述する。上記混合器24の出力波はバッファ
アンプ27を経て混合器28に導かれる。
そして上述した水平周期のパラボラ波と同様にして別途
作られた垂直周期のパラボラ波も上記混合器28に導か
れる。ここで両パラボラ波が混合されたのちスライス回
路(第1図6相当)に加えられて、スライスされ、ワィ
プ用キー信号ぎ得られる。一方、前式【2}は次式に変
形するとができる。
y={一だ−公一1}十{2(a+1)x−(a2−1
)}………【51上式【5ーの右辺第1項は、第8図中
のパラボラ波Bであり、第2項はxの一次式2(a+1
)xと定数項{一(a2一1)}から成り、xの係数は
a=+1から−1に変化する間に十4から0になる。
つまり前式脇の波形は、第8図中の頂点が端にあるパラ
ボラ波Bと振幅の変化する鋸歯状波を加えて作ることが
できる。この関係を示したのが第11図a,bの波形で
ある。aの波形である。aの波形は前式脇の右辺1項、
つまり第8図中のパラボラ波8であり、bの波は前式畑
の右辺第2項中の又の一次式である鋸歯状波Eを示し、
その振幅はaが十1から−1に変化するにしたがい最大
振幅から0まで変化させればよく、この最大振幅は前式
■よりパラボラ波Bの2倍となる。次に上記動作を行わ
せるための回路構成例を第10図に示す。第10図にお
いて31は頂点が水平期間の端にあるパラボラ波Bの発
生器であり、32は第11図bに示した鎖歯状波の発生
器である。そして3は上記鎖歯状波信号の振幅制御器で
あり、ここで、振幅制御された鋸歯状波信号を混合器2
4で前パラボラ波Bと混合する。これ以降の回路構成は
第9図と同様なので省略する。第10図の回路において
は、鏡歯状波信号の極性が片方のみでよい点が第9図回
路と異なり、の点で鋸歯状波の振幅制御が簡単な回路構
成で可能になる利点がある。また第9図、第10図のい
ずれの回路でも、パラボラ波と鋸歯状波との組合せのみ
で求める波形が得られ、しかも求めるパラボラ波の頂点
移動が単に鏡歯状波の振幅および極性の制御を行なわせ
るだけでよく回路設計上確実で容易な横により実現でき
る利点がある。
なお上述したような特長は、第9図、第10図の回に限
定されるものではなく、要するに、各周期内で連続し振
幅一定のパラボラ波信号と、振幅、極性のうち少なくと
も振幅が制御された鏡歯状波信号との組合せを用いれば
、他の回路構成によっても得られる。
上述したような装置によれば、位相およびレベルの固定
されたパラボラ波と、別に生成した鎖歯状波を混合し、
この混合比を変えることによってパラボラ波の頂点、換
言すればパラボラ波の位相を制御し、且つ双子禁止処理
を施さず各周期内で連続したパラボラ波を水平、垂直系
それぞれで発生せ、水平周期、垂直周期の各パラボラ波
を車畳したのちスライしてワイプ用キー信号を発生させ
ている。
したがって円形あるいは楕円形のワィプパタ‐ンの中心
位置を画面上のどこへ移動しても1つの画像から他の画
像への完全なとり切りが可能である。
ところで以上の説明においては、式‘4}および‘5’
の定数頁である一a2や−(a2−1)の処理について
触れていないが、これについて第12図を参照して説明
する。
第12図は式{31で表わされる動作を第9図の回路例
にて行なわせたときの説明図であって、aはパラボラ発
生器にて行わせたときの説明図であって、aはパラボラ
発生器(第9図20)の出力を示し、bはポジショナ−
で制御されるレベル調整器(第9図可変抵抗器VR,)
の出力をaの変化毎に示たものであり、cは出力aと出
力bを混合器(第9図24)で混合して得られた混合出
力を示したものである。この混合出力の波形が第8図に
示した波形と異なるのは、式糊の定数項である−a2を
含めて表現してあるのでパラボラ波の各波形の頂点のレ
ベルが一定でないことである。即ち第12図の波形bは
、最大振幅4の鋸歯状波をポジショナーよりの制御に応
じてaを十1〜−1まで変化させた場合、鋸歯状波の振
幅の中央を固定点して変化ていることを示し、波形A′
はa=0であって鎖歯状波振幅が0の場合、波形B′は
a=1の場合、波形C′はa=1の場合である。
さらに波形D′,E′としてa=1/2およびa=−1
/2の場合を示している。そして結果的に得られるパラ
ボラ波を第12図cに示しており、同図bの波形A′,
B′,C′,D′,E′に対応して同図cのパラボラ波
A,B,C,D,Eが得られる。この場合、各パラボラ
波の波形の頂点の軌跡を示したのが点線Pであり、これ
が式(3}の定数頁−a2に相当する。つまり第9図の
回路で調整器VR,によりパラボラ波の頂点をテレビ画
面上の左右(または上下)に移動させると、それに伴っ
て頂点の高さもP線上を変化することになり、その状態
ままで水平パラボラ波と垂直パラボラ波とを混合し、ス
ライス回(第1図6)により円ワィプ波形を作ると、ポ
ジショナーによる中心位置の制御を行うと、同時に円の
大きさが大幅に変化してしまい非常に不都合となる。こ
の不都合を解決するために、前混合器24の出力を、コ
ンデンサ25およびダイオード26によって構成される
一種のピーククランプ回路に導き、パラボラ波の頂点を
一定レベルに揃えている。
即ちコンデンサ25を通過たパラボラ波はダイオード2
5により頂点が妻電位にクランプされるので頂点レベル
の変動はなくなる。しかしこのようなピーククランプ方
法においては、先ず第1にパラボラ波の頂点でダイオー
ド25が導適するため波形の歪を生じ、完全な円形を作
ることが困難となる欠点がある。
第2に、通常ピーククランプ回路は入力レベルの急激な
変動に対する応答が早くないし、これを早くすることは
Z前第1の欠点である歪の増大になるので望ま〈ない。
したがって急激にポジショナーを動かすと過渡的にパラ
ボラ波のピークレベルが変動し、一的に円の大きさが変
化するという欠点が生じる。これらの問題を解決する手
段として、式糊は,‘4)の定数−a2に相当する直流
分を別に作り、混合器24においてパラボラ波に加算て
もよいが、ポジショナーからの制御信号の2乗の信号を
作り出すことが難しい。本発明は上記の事情に鑑みてな
されたもので、ポジショナーによりパラボラ波の頂点の
位置を移動せても常に頂点の直流レベルに変化を与えず
且つ1周期にわたって連続したパラボラ波を得ることが
可能な映像特殊効果信号発生装置を提供するものである
即ち本発明における第一の特徴は、前述した従考えられ
ている装置におけると同様に、基発生器の駆動パルス入
力の位相を変えることなく、位相およびレベルの固定さ
れたパラボラ波と別に生成た振幅および極性変化する鏡
歯状波を混合し、この混合比を変えるとによってパラボ
ラ波の頂点の位置、換言すればパラボラ波の位相を任意
に制御し、且つ双子禁止処理を施さず各談期内で連続し
たパラボラ波(第7図参照)を水平、垂直系それぞれで
発生させることにある。
本発明における第二の特徴は、上記鏡歯状波が振幅およ
び極性を変化せられる以前にポジショナーからの制御量
に比例する直流レベルを加えておき、この直流レベルが
えられた鋸歯状波の振幅および極性を変化せたのち前記
第1の特徴におけるパラボラ波との混合処理を行うこと
にある。
以下本発明の一実施例を詳細に説明するが、第一の特徴
については第8図乃至第11図を参照して前述た通りで
あるから説明を省略し、第二の特徴を主に説明する。な
お以下の説明中、ポジショナーとなるのは波形が水平波
の場合は水平ポジショナー、波形が垂直波の場合は垂直
ポジショナーを意味している。前出の式{4}をさらに
分解すると次式で表わすとができる。
a(公一a) ………【6l上式【6
1‘こおいてxの一次式(公一a)にaを掛けるとは、
ポジショナーよりの制御信号により鋸歯状波の振幅およ
び極性を変化せることであり、第13図のレベル調整器
(VR,)による操作がれに相当し、いわば本発明の第
一の特徴がこれに当る。
また前式{6ーにおけるxの一次式(公一a)は、鋸歯
状波分に相当する松に(一a)なるポジショナーよりの
直流情報を加えることを意味し、本発明の第二の特徴が
これに当る。
これらの本発明の二つの特徴を実現するために回路例を
第13図に示す。
この第13図においては、前出の第9図大部分が同一で
あるから第13図中第9図同一部分は同一符号を付して
の説明省略するが、第13図中第9図となるのは次の点
である。(1) 差動増幅器29の入力部に、出力レベ
ル調整器VR,に連動した直流加算回路が付加されてい
る。
■ コンデンサ(第9図25)、ダイオード(第9図2
6)、バッファアンプ(第29図27)が不要となり、
混合器24の出力が直結で水平、垂直波形混合器28に
加えられる。
即ち鏡歯状波発生器21の出力は、そのまま差動増幅器
29に加えられるのではなく、抵抗R,,R2からなる
混合回路により、可変抵抗器VR2から与えられる直流
電圧と混合されたのち差動増幅器29に加えられる。
上記可変抵抗器VR2はポジショナーで制御され、ポジ
ショナー操作の水平(または垂直)分aに比例した直流
電圧は抵抗R2を経て鏡歯状波にえられた上で葦勤増幅
器29にえられる。このことは、本発明の第二の特徴で
ある前式■のxの一次式(21−a)の動作を意味する
。このように直流分が加えられた鋸歯状波信号は第9図
に示た同様に可変抵抗器VR,にて極性反転を含むレベ
ル制御がポジショナーからの制御により行なわれた上で
混合器24にてパラボラ波と混合される。ここで得られ
た混合波は前式湖で表わされたのであり、第12図cの
波形のようなピークの変動はなく、第8図に示したよう
な波形変化を行なう。したがってピーククランプ回路は
必要とせず、コンデンサ25、ダイオード26不要であ
る。また可変抵抗器VR,,VR2で行なうのは一次函
数的な制御であるので、回路構成は単であり動作も確実
である。ここで可変抵抗器VR,,VRBはいずれもポ
ジショナー操作器により制御され、いわば連動関係にあ
る。
またこの可変抵抗器VR,,VR2がポジショナー操作
器そのものでもよいし、ポジショナ−により間接的に制
御されて同機な動作を行なう回路であってもよい。以上
の説明は、第13図の回路動作の概念であるので、次に
波形図を参照してさらに詳細に説明する。
第14図aは、第13図において差動増幅器29を構成
するトランジスタ22,23の各コレクタ、即ち可変抵
抗器VR,の両端における鎖歯状波の変化を示している
。第14図a中、右上りの波形、即ちトランジスタ22
のコレクタの波形について説明すると、5本の線はa=
1(ワィプ中心がテレビ画面の右または下)からa=−
1(ヮィプ中心がテレビ画面の左または上)まで変化し
た際の鋸歯状波の直流分移動を示し、勿論これは可変抵
抗器VR2によって与えられるものである。ここで第1
4図aの縦軸の目盛は便宜上中点を0としてあるが、実
際の回路上のアース電位ではなく特定の直流電位を意味
する。この鋸歯状波は、振幅は第9図を参照して説明し
たと同様に4であったが、aが十1から−1に変化する
にしたがって第14図aに示すように直流重畳分が可変
抵抗器VR2によりa=0のときを中心に土1の範囲で
変化し、これが前式■のxの一次式(公一a)の動作を
示す。
一方、トランジスタ23のコレクタには上記とは逆の電
圧変化化が表われる。第14図aに示すように変化する
2つの波形を差動増幅器29に加え、出力レベル調整器
VR,の出力に表われる波形を示たのが第14図bであ
る。
この第14図bの波形と前出の第12図aの波形を混合
回路24にに加えると、第12図cの波形と異なり第8
図の波形A〜D(これに対応する第14図bの波形をA
′〜〇で示す。)のようにピークレベルの固定されたパ
ラボラ波の変化が得られる。その結果、13図に示すよ
うにピークランプ回路も不要となり、前述たようなピー
クランタ プ回路による欠点を生ずることなく、ワイプ
中心の移動を行なうことができ、且つこれらの動作がす
べて直線的、一次函数的な制御の組合せのみで行なえる
ので、回路構成も簡単で動作も確実に行なえる利点があ
る。0 以上の説明は第9図の回路の改良に相当するが
、同様に第10図の回路の改良も可能である。
即ち第10図の回路の動作を表わす前式■は次式のよう
に変形することができる。y=(−x2−公−1)十(
a+1) 夕 (公一a+1)=(第8図の波形B)十(a十・
)(公一a十・) .........{7)上式
{7}において、右辺第二項(a+1)(公一a+1)
は前式{6)と同様にxの一次式にaの一次函数をかけ
た形なっているから、例えば第15図0に示すような回
路にて上式t7ーの動作を行なわせることができる。
第15図は第10図に対応して表わしており、第10図
となるのは第13図の場合と同様に銀歯状波発生器32
の出力をそのまま可変抵抗器VR.に加えるのではなく
、可変抵抗器5VR,に連動した可変抵抗器VR2によ
り、抵抗R2を経て直流分((7}式における−a+1
相当の量。)を加えたのちバッファ用のェミツタフオロ
ワ34を経て可変抵抗器VR,に加え、ここで式(7}
の(a+1)かけるとに相当する操作を行っている。な
お波形上の表現の詳細は省略するが、この場合において
もパラボラ波の頂点の位置を可変抵抗器VR,により移
動させてもそのレベルが一定であるので、第10図のコ
ンデンサ25、ダイオード26よりなるピーククランプ
回路は不要となる。本発明は上述たように、ポジショナ
−によりパラボラ波の頂点の位置を移動させても常に頂
点の直流レベルに変化を与えず且つ1周期にわたって連
続したパラボラ波を得ることが可能であって、安定かつ
確実に円形や楕円形のワィブパターンの位置を移動でき
、しかもワィプパターンの中心が画面のどの位置にあっ
ても1つの画像から他の画像への完全なとり切りが可能
な映像特殊効果信号発生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の映像特殊効果信号発生装置を示す構成説
明図、第2図a乃至dおよび第3図a,bは第1図の動
作を説明するために示すタイミング波形図、第4図乃至
第6図は第1図のなる動作状態におけるテルビ画面上の
ワィプパターンを説明するために示す図、第7図および
第8図は映像特殊効果信号発生装置で発生を必要とする
パラボラ波を示すタイミング波形図およびパラボラ波の
時間と振幅をテレビ画面のスケールとの関係で説明する
ために示す図、第9図および第10図はそれぞれ従来考
えられている映像特殊効果信号発生装置の互いに異なる
実施例を示す構成説明図、第11図a,bは第10図の
動作を説明するために示す波形図、第12図は第9図の
回における鋸歯状波信号の振幅、極性可変動作を説明す
るために示す図、第13図は本発明に係る映像特殊効果
信号発生装置の一実施例の要部を示す回路図、第14図
a,bは第1 3図の可変抵抗器VR,,VR2による
動作を説明するために示す図、第15図は本発明の他の
実施例の要部を示す回路図である。 20・・・・・・パラボラ波発生器、21・・・・・・
鋸歯状波発生器、22,23・・・・・・トランジスタ
、24,28…・・・混合器、29…・・・差動増幅器
、R,,R2…・・・抵抗、VR,,VR2・・・・・
・可変抵抗器。 第1図第2図 第4図 第5図 第6図 第3図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テレビ画面に円形または楕円形のワイプパターンを
    発生させるように2の映像信号を切換選択制御するため
    のワイプ用キー信号ご発生すると共に前記テレビ画面上
    のワイプパターンの心位置を移動制御させるためのポジ
    シヨナー操作手段を備えた映像特殊効果信号発生装置に
    おいて、テレビジヨン水平周期の中央に対して対称もし
    くは非対称であるパラボラ波信号およびテレビジヨン垂
    直周期の中央に対して対称もしくは非対称であるパラボ
    ラ波信号を発生するパラボラ波発生手段と、テレビジヨ
    ン水平周期の鋸歯状信号およびテレビジヨン垂直周期の
    鋸歯状波信号を発生する鋸歯状発生手段と、ポジシヨナ
    ー操作手段によるテレビ画面上のワイプパターンの水平
    方向および垂直方向の位置制御量にそれぞれ比例する直
    流電圧をそれぞれ発生する手段と、この手段により発生
    された各直流電圧を前記鋸歯状発生手段により発生れた
    水平周期の発生手段信号および垂直周期の発生手段信号
    にそれぞれ対応して重畳する手段と、この手段により直
    流電圧が重畳された水平周期の鋸歯状波信号および垂直
    周期の鋸歯状波信号に対して前記ポジシヨナー操作手段
    による水平方向および垂直方向の位置制御並に比例した
    利得制御を行う手段と、この手段により制御された各鋸
    歯状波信号を前記パラボラ波発生手段により発生された
    水平周期のパラボラ波信号および垂直周期のパラボラ波
    信号にそれぞれ対応して混合する手段と、この手段によ
    り得られた水平周期の混合波信号および垂直周期の混合
    波信号を混合しさらにスライスしてワイプ用キー信号を
    得る手段とを具備するとを特徴とする映像特殊効果信号
    発生装置。
JP52011485A 1977-02-04 1977-02-04 映像特殊効果信号発生装置 Expired JPS6034869B2 (ja)

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JP52011485A JPS6034869B2 (ja) 1977-02-04 1977-02-04 映像特殊効果信号発生装置
US05/874,517 US4183061A (en) 1977-02-04 1978-02-02 Phase control of parabolic wave in special effects system

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JPS5396723A (en) 1978-08-24
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