JPS6034868B2 - 映像特殊効果信号発生装置 - Google Patents

映像特殊効果信号発生装置

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JPS6034868B2
JPS6034868B2 JP52011484A JP1148477A JPS6034868B2 JP S6034868 B2 JPS6034868 B2 JP S6034868B2 JP 52011484 A JP52011484 A JP 52011484A JP 1148477 A JP1148477 A JP 1148477A JP S6034868 B2 JPS6034868 B2 JP S6034868B2
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wave
parabolic
wave signal
circuit
signal
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一彦 三宅
文吉 山田
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • H04N5/272Means for inserting a foreground image in a background image, i.e. inlay, outlay
    • H04N5/275Generation of keying signals

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  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジョン放送局で使用される映像送像装置
などに採用される映像特殊効果信号発生装置に係り、特
に円形(楕円形を含む。
)ワィプ用キー信号の発生装置に関する。テレビジョン
画面における特殊効果の一例として、ある画像の一部に
別の画像を鉄め込む、いわゆるワィプとかモンタージュ
と呼ばれるものがある。
このような効果を得るため2つの映像信号を切襖選択す
るためのキー信号を発生させている。そして別画像の欧
め込み領域、即ちワイプパターン領域の大きさを拡大あ
るいは減少させるようにキー信号を制御するフェーダ操
作器およびワイプパタ−ンの中心を移動させるようにキ
ー信号を制御するポジショナー操作器を設けている。こ
こで最も一般的な映像特殊効果信号発生装置について第
1図を参照して説明する。
第1図において2は水平基本波発生器、4は垂直基本波
発生器であって、通常ここではそれぞれ水平周期、垂直
周期のパラボラ波あるいは鎖歯状波あるいは三角彼等が
生成されるが、以下の説明にいいては本発明の対象であ
る円形ワィプ用キー信号発生のために必要なパラボラ波
(第2図b参照、なお説明の便宜上第2図では水平周期
日と垂直周期Vとを同一に表現している。)が生成され
るものとする。上記各基本波発生器2,4は通常簡単な
積分回路でそれぞれ構成されるものであり、公知の技術
であるので詳細な説明は省略する。
上記各基本波発生器2,4でそれぞれ生成された水平周
期、垂直周期のパラボラ波信号は合成回路5にて加算さ
れ、第3図aに示すような重畳パラボラ波が生成される
この重畳パラボラ波信号はスライス回路6にてスライス
レベルLsによりスライスされ、第3図bに示すような
円形ワィプ用キー信号が生成される。このキー信号は映
像切換回路7に加えられ、ここで2種の映像信号V^,
VB入力が上記キー信号のより切換選択され、出力信号
Voが導出される。この出力信号Voがテレビ画面上に
映像表示されると、第4図に示すように映像信号Vハに
対する函線Aの中へ映像信号VBに対応する画像Bが円
形に鉄め込まれたものとなる。ここで第1図のフェーダ
操作器10は、前記スライスレベルLsを変化させるも
ので、その結果第4図における円の大きさを零(即ち全
画像がA。
)の状態から最大(即ち全画像がB。)の状態まで動か
すことができる。なお以上の説明では各基本波発生器2
,4は、第2図aに示すような水平駆動パルス、垂直駆
動4パルスの周期の中央に対して対称波形であるような
第2図bに示すようなパラボラ波を発生し、第4図に示
したようにテレビ画面の中央に位置するワイプパターン
を得た。
これに対して上記水平駆動パルス、垂直駆動パルスを第
1図に示すようにパルス位相調整回路1,3によりそれ
ぞれ時間的に進めたり、あるいは遅らせ、このように位
相調整されたパルスにて前記基本波発生器2,4を駆動
すると、ワィプパターンの中心を画面上の上下左右の任
意の位置に移動させることができる。
第2図c,dは入力駆動パルスをtH(水平波形の場合
)、tv(垂直波形の場合)遅らせた駆動パルス、パラ
ボラ波を示0し、その結果テレビ画面のワィプパターン
の中心位置は第5図に示すように移動する。なお上記位
相調整回路1,3において、駆動パルスを単に遅らせた
り(あるいは進ませたり)しただけで、第2図dに点線
で示すようなパラボラ波の一部が残り、このためフェー
ダ操作器10によりヮィプパターンを大きくしてゆくと
、第5図点線で示すように画面上別の部分に不要なヮィ
プパターンが表われるので好ましくなく、通常は上した
ようなパラボラ波の一部が残らないように取り除くため
の波形処理(双子禁止処理。
)を行なつている。また第1図のポジショナー操作器8
,9は前記位相調整回路1,3の移相量を調整するため
の制御信号の発生することによりワィプパターンの中心
位置を移動制御するものである。
しかし上記たような映像特殊効果信号発生装置において
は次のような欠点がある。
即ち第1には、ワィプパターンの中心が画面の中央にあ
るときは画像Aから画像Bへの完全なとり切り、即ち第
4図において画像Bの領域である円の境界線がフェーダ
操作器101こより半径Rの円まで拡がり、全面を画像
Bとするとができるが、ポジショナ−操作器8,9によ
りパターン中心位置を動かした場合にも最大半径Rは変
らず円の中心が画面中央から離れるほど画像Aの部分が
多く残り、全面を画像Bとすることはできない。
このことは第2図dに示すようにポジショナー操作器8
,9でパラボラ波の位相が単に動くだけが原因であるの
で止むを得ないものとされている。第2には、前述した
双子禁止処理により第2図dに示すようにtH,tv期
間にはパラボラ波分が取り除かれるので、円の位置と大
きさによっては第6図に点線で示すような望ましい円と
はならず、実線で示すように円とは似てないパターンと
なってしまう。なお円形ワィプパターンも楕円ワィプパ
ターンもいずれもパラボラ波を用い、水平パラボラ波と
垂直パラボラ波の振幅比によって円形になるか楕円にな
るかが定まるもので、前述たような欠点はどちらのパタ
ーンを発生せる場合にも共適している。
さて前述したようにパターン中心を動かした場合にも完
全なとり切りを可能とするためには水平、垂直基本波の
いずれも第7図に示すようにパラボラ波の頂点がどこに
あっても1つの水平(または垂直)周期の間は連続した
パラボラ波を発生させる必要がある。
このような事情に鑑み、安定かつ確実に円形や楕円形の
ワィプパターンの位置を移動でき、しかもワィプパター
ンの中心が画面のどの位置にあっても1つの画像から他
の画像への完全なとり切りが可能な映像特殊効果信号発
生装置が考えられている。即ちこの装置においては、基
本波発生器の駆動パルス入力の位相を変えることなくく
位相およびレベルの固定されたパラボラ波と、別に生成
した銀歯状波信号を混合し、この混合比を変えることに
よってパラボラ波の頂点、換言すればパラボラ波の位相
を制御し、且つ双子禁止処理を施さず各周期内で連続し
たパラボラ波(第7図参照)を水平、垂直系それぞれで
発生させるものである。
以下第8図及び第9図を参照してこの装置について詳細
に説明する。第8図は、円形ワィプパターンの中心の移
動、即ち水平、垂直の各基本波におけるパラボラ波の頂
点の移動を行わせたときに望ましい波形を示す。
但し説明の便宜上、上記パラボラ波に関連するワィプパ
ターンが得られる画面の中央を0、画面の左右(もしく
は上下)を−1,十1で表示する。ここで円形ワイプの
中心が画面中にあるときのパラボラ波をAで示し、その
振幅を1とした。これに対してワイプ中心が画面の水平
走査開始端または垂直走査開始端、即ち左端または上端
に行ったときのパラボラ波をBで示し、その振幅は4で
ある。同様に画面の右端または下端にワィプ中心が行っ
たときのパラボラ波をCで示し、その振幅は4である。
次にワィプ中心が任意のa点にあるときについて考察す
る。
のときパラボラ波Dを第8図に示すx,y座標上で数式
表示すれば、y=−(x−a)2 ………【
1’となる。
勿論、a=0でパラボラ波A、a=−1でパラボラ波B
、a=+1でパラボラ波Cに相当する。前式{11は展
開すればyニーだ+をx−a2 ・・
・・・・・・・{2’となり、上式■はパラボラ波Aを
表わす式(y^=−ず)を用いて表わせばy=y^十ぞ
×−a2 ………‘3}であり、要
するに従来技術で使用していたパラボラ波A、即ち第2
図bの波形に対してぞx−a2
・・・・・・・・・{4}を加えたものとなる
ここで【4}式はxのy次式と定数頁(一a2)を加え
たものであり、波形で表現すれば鋸歯状波と直流分をパ
ラボラ波Aに重畳すればよいことになる。さらに直流分
である(一a2)はポジショナーの制御量により変化す
るとになるが、パラボラ波の頂点を一定レベルに固定す
ることによって回路技術的に解決するとができる。
xの一次式、即ち鏡歯状波成分はポジショナーの制御量
、つまりxの係数aによって負の鋸歯状波から零を経て
正の鋸歯状波まで変化したものをパラボラ波Aに加えれ
ばよい。
鏡歯状波の最大振幅はaこ1としたときx=1とx=−
1における前式【4}の値の差をとればよいから、4と
なり、パラボラ波Aの4倍となる。
以上の動作を実際に行わせるための回路構成例を第9図
に示す。第9図にいて2川ま水平周期の中央をパラボラ
波Aの発生器であって、前述した第1図の2と同じもの
でよい。21は鏡歯状波発生器であって、その出力はト
ランジスタ22と23とで構成される差動増幅器に加え
られる。
トランジスタ22と23の各コレクタ間には、ポジショ
ナーで制御される可変抵抗器VR,が接続され、この可
変抵抗器VR,の出力が混合器24にてパラボラ波と混
合される。ここで可変抵抗器VR,の両端には混合器2
4の入力パラボラ波振幅bに対して4倍の振幅4bを有
する極性がそれぞれ反対の鏡歯状波が得られるように増
振器の利得を設定したおけば、可変抵抗器VR,の調整
につて第8図のC〜Bのように変化するパラボラ波が連
続的に混合器24の出力として得られる。この場合、パ
ラボラ波の頂点は第8図のように一定ではないが、これ
については後述する。上記混合器24の出力波形はバッ
ファアンプ27を経て混合器28に導かれる。
そして上述した水平周期のパラボラ波と同様にして別途
作られた垂直周期のパラボラ波も上記混合器28にかれ
る。ここで両パラボラ波が混合されたのちスラスィ回路
(第1図6相当。)に加えられてスライスされ、ワィプ
用キー信号が得られる。一方、前式■は次式に変形する
とができる。
y={−だ−公一1}十{2(a+1)x−(a2−1
)} ・・・・・・…{5}
上式{5}の右辺第1項は、第8図中のパラボラ波Bで
あり、第2項はxの一次式2(a+1)xと定数項{一
(a2−1)}から成り、xの係数はa=+1から−1
に変化する間に十4から0になる。つまり前式■の波形
は、第8図中の頂点が端にあるパラボラ波Bと振幅の変
化する鍵歯状波を加えて作るとができる。この関係を示
したのが11図a,bの波形である。aの波形は前式{
5}の右辺第1項、つまり第8図中のパラボラ波Bであ
り、bの波形は前式{5}の右辺第2項中のxの−次式
である鋸歯状波Eを示し、その振幅はa十1から−1に
変化するにしたがい最大振幅から0まで変化させればよ
く、この最大振幅は前式{5}よりパラボラ波Bの2倍
となる。次に上記動作を行わせるための回路構成例を第
10図に示す。
第10図において31は頂点が水平期間の端であるパラ
ボラ波Bの発生器であり、32は第11図bに示た鋸歯
状波の発生器である。そして33は上記鋸歯状波信号の
振幅制御器であり、ここで振幅制御された鎖歯状波信号
を混合器24で前記パラボラ波Bと混合する。これ以降
の回路構成は第9図と同様なので省略する。第10図の
回路においては、鎖歯状波信号の極性が片方のみでよい
点が第9図の回路と異なり、この点で鋸歯状波の振幅制
御が簡単な回路構成で可能になる利点がある。また第9
図、第10図のいずれの回路も、パラボラ波と鋸歯状波
との組合せのみで求める波形が得られ、しかも求めるパ
ラボラ波の頂点移動が単に鏡歯状波の振幅よび極性の制
御を行なわせるだけでよく回路設計上確実で容易な構成
により実現できる利点がある。
なお上述したような特長は、第9図、第10図の回路に
限定されるものではなく、要するに各周期内で連続し振
幅一定ののパラボラ波信号と、振幅、極性のうち少なく
とも振幅が制御された鋸歯状波信号との組合せを用いれ
ば、他の回路構成によっても得られる。
上述したような装置によれば、位相およびレベルの固定
されたパラボラ波と、別に生成した鋸歯状波を混合し、
この混合比を変えることによってパラボラ波の頂点、換
言すればパラボラ波の位相0を制御し、且つ双子禁止信
理を施さず各周期内で連続したパラボラ波を水平、垂直
系それぞれで発生させ、水平周期、垂直周期の各パラボ
ラ波を重豊したのちスライスしてワィプ用キー信号発生
させている。
たがって円形あるいは楕円形のワイプパターンの中心位
置を画面上のどこへ移動しても1つの画像から他の画像
への完全なとり切りが可能であ。
ところで以上の説明においては、式■および{51の定
数項である−a2や−(a2−1)の理については触れ
ていないが、これについて第12図を参照て説明する。
第12図は式{3}で表わされる動作を第9図の回路側
にて行なわせたときの説明図であって、aはパラボラ発
生器(第9図20)の出力を示し、bはポジショナ−で
制御されるレベル調整器(第9図可変抵抗器VR,)の
出力をaの変化毎に示したものであり、cは出力aと出
力bを混合器(第9図24)で混合て得られた混合出力
を示したのであ。この混合出力の波形が第8図に示した
波形と異なるのは、式脚の定数項である−a2を含めて
表現してあるので、パラボラ波の各波形の頂点のレベル
が一定でないことである。即ち第12図の波形bは、最
大振幅4の鋸歯状波をポジショナーよりの制御に応じて
aを十1〜−1まで変化させた場合、鏡歯状波の振幅の
中央を固定点として変化していることを示し、波形A′
はa=0であって鋸歯状波振幅が0の場合、波形B′は
a=−1の場合、波形C′はa=1の場合である。
さらに波形〇,E′としてa=1/2およびa=−1/
2の場合を示している。そして結果的に得られるパラボ
ラ波を第12図eに示しており、同図bの波形A′,B
′,C′,〇,E′に対応して同図cのパラボラ波A,
B,C,D,Eが得られる。この場合、各パラボラ波の
波形の頂点の軌跡を示したのが点線Pであり、これが式
{3’の定数項−a2に相当する。まつり第9図の回路
で調整器VR,によりパラボラ波の頂点をテレビ画面上
の右左(または上下)に移動させると、それに伴って頂
点の高さもP線上を変化するとにより、その状態のまま
で水平パラボラ波と垂直パラボラ波を混合し、スライス
回路(第1図6)により円ワィプ波形を作ると、ポジシ
ョナーによる中心位置の制御を行うと、同時に円の大き
さが大幅に変化してしまい非常に不都合となる。この不
都合を解決するために、前記混合器24 Zの出力を、
コンデンサ25およびダイオード26によって構成され
る一種のピーククランブ回路に導き、パラボラ波の頂点
を一定レベルに揃えている。
即ちコンデンサ25を通過たパラボラ波はダイオード2
5により頂点が雫電位にクランプされるので頂点レベル
の変動はなくなる。しかしこのようなピーククランプ方
法においては、先ず第1にパラボラ波の頂点でダイオー
ド25が導適するため波形の歪を生じ、完全な円形を作
ることが困難となる欠点がある。第2に、通常ピークク
ランプ回路は入力レベルの急激な変動に対する応答が早
くないし、これを早くすることは前記第1の欠点である
歪の増大になるので望ましくない。したがって急激にポ
ジショナーを動かすと過渡的にパラボラ波のピークレベ
ルが変動し、一時的に円の大きさが変化するという欠点
が生じる。これらの問題を解決する手段として、式【3
’,【41の定数−a2に相当する直流分を別に作り、
混合器24においてパラボラ波に加算てもよいが、ポジ
ショナーからの制御信号の2案の信号を作り出すことが
難しい。
これらの問題を解決するため、ポジショナーによりパラ
ボラ波の頂点の位置を移動させても常に頂点の直流レベ
ルに変化を与えず且つ1周期にわたって連続したパラボ
ラ波を得ることが可能な映像特殊効果信号発生装置が考
えられている。
この装置は次の二つの特徴と有する。第一の特徴は、前
述したと同様に基本波発生器の駆動パルス入力の位相を
変えることなく、位相およびレベルの固定されたパラボ
ラ波と別に生成した振幅および極性の変化する鋸歯状波
を混合し、この混合比を変えることにつてパラボラ波の
頂点の位置、換言すればパラボラ波の位相を任意に制御
し、且つ双子禁止処理を施さず各周期内で連続したパラ
ボラ波(第7図参照。
)を水平、垂直系それぞれで発生させることにある。第
二の特徴は、上記鏡歯状波が振幅および極性を変化させ
られる以前にポジショナーからの制量に比例する直流レ
ベルを加えておき、この直流しベルぎ加えられた鋸歯状
波の振幅および極性を変化させたのち前記第一の特徴に
おけるパラボラ波との混合処理を行うことにある。
以下上記装置の一実施例の要部を説明するが、第一の特
徴については前述た通りであるから説明も省略し、第二
の特徴を主に説明する。
なお以下の説明中、ポジショナーとあるのは波形が水平
波の場合は水平ポジショナー、波形が垂直波の場合は垂
直ポジショナーを意味している。前出の式■をさらに分
解すると、次式で表わすことができる。
a(公一a) ・・・・・・…■上式■
においてxの一次式(友一a)にaを掛けることは、ポ
ジショナーよりの制御信号により鋸歯状波の振幅および
極性を変化せることであり、第13図のレベル調整器V
R,による操作がそれに相当し、いわば前記第一の特徴
がこれに当る。
また前式‘6}におけるxの一次式(公一a)は、鋸歯
状波成分の相当する次に(一a)なるポジショナーより
の直流情報を加えることを意味し、前記第二の特徴がこ
れに当る。
こられの二つの特徴を実現するための回路例を第13図
に示す。
この第13図においては、前出の第9図大部分が同一で
あるから第13図中第9図と同一部分は同一符号を付し
てその説明を省略するが、第13図中第9図と異なるの
は次の点である。夕【11差動増幅器29の入力部に、
出力レベル調整器VR,に連動した直流加算回路が付加
されている。
‘21 コンデンサ第9図25、ダイオード第9図26
、バッファアンプ第9図27が不用となり、0 混合器
24の出力が直結で水平、垂直波形混合器28に加えら
れる。
即ち鏡歯状波発生器21の出力は、そのまま差動増幅器
29に加えられるのではなく、抵抗R,,R2からなる
混合回路により、可変抵抗器R2から与えられる直流電
圧と混合されたのち差動増幅器29に加えられる。
上記可変抵抗器VR2はポジショナーで制御これ、ポジ
ショナ−操作の水平(または垂直)成分aに比例た直流
電圧は抵抗R2を経て鋸歯状波に加えられた上で差動増
幅器29に加えられる。このことは、本発明の第二の特
徴である前式■のxの一次式(公一a)の動作を意味す
る。このように直流分が加えられた鎖歯状波信号は第9
図に示したと同様に可変抵抗器VR,にて極性反転を含
むレベル制御がポジショナ−からの制御により行なわれ
た上で混合器24にてパラボラ波と混合される。ここで
得られた混合波は前式(3}で表わされたものであり、
第12図cの波形のようなピークの変動はなく、第8図
に示したような波形変化を行なう。したがってピークク
ランプ回路は必要とせず、コンデンサ25、ダイオード
26は不要である。また可変抵抗器VR,,VR2で行
なうのは一次函数的な制御であるの、回路構成は単純で
あり動作も確実である。ここで可変抵抗器VR,,VR
2はいずれもポジショナー綾作により制御され、いわば
連動関係にある。
またこの可変抵抗器VR,,VR2がポジショナ−操作
器ものものでもついし、ポジショナ−により間接的に制
御されて同様な動作を行なう回路であってもよい。以上
の説明は、第13図の回路動作の概念であるので、次に
波形図を参照してさらに細に説明する。
第14図aは、第13図において蓋勤増幅器29を構成
するトランジスタ22,23の各コレクタ、即ち可変抵
抗器VR,の両端における鋸歯状波の変化を示している
。第14図a中、右上りの波形、即ちトランジスタ22
のコレクタの波形について説明する。5本の線はa=1
(ワィプ中心がテレビ画面の右または下)からa=−1
(ワイプ中心がテレビ画面に左または上)まで変化した
際の鋸歯状波の直流分移動を示し、勿論これは可変抵抗
器VR2によって与えられるのである。
ここで第14図aの縦軸の目盛は便宜上中点を0として
あるが、実際の回路上のアース電位ではなく特定の直流
電位を意味する。この銀歯状波は、振幅は第9図を参照
して明たと同様に4であるが、aが十1から−1に変化
するにやがつて第14図aに示すように直流重量分が可
変抵抗器VR2によりa=0のときの中心に土1の範囲
で変化し、これが前式{61のxの一次式(公一a)の
動作を示す。
一方、トランジスタ23のコレクタには上記とは逆の電
圧変化が表われる。
第14図aに示すように変化する2つの波形を差動増幅
器29に加え、出力レベル調整器VR,の出力に表われ
る波形を示たのが第14図bである。
この第14図bの波形と前出の第12図aの波形を混合
器24にて加えると、第12図cの波形と異なり第8図
の波形A〜D(これに対する第14図bの波形をA′〜
〇で示す。)のようにピーククランプの固定されたパラ
ボラ波の変化が得られる。その結果、第13図に示すよ
うにピーククランプ回路も不要となり、前述したような
ピーククランプ回路による欠点を生ずることなく、ワイ
プ中心の移動を行うことができ、且つこれらの動作がす
べて直線的、一次函数的な制御の組合せのみで行なえる
ので、回路構成も簡単で動作も確実に行なえる利点があ
る。しかし上述したような装置においては、直流レベル
付加回路、鎖歯状波制御回路などが直流結合で設計され
ていなければならず、また第13図の差動増幅器29に
いてもトランジスタ22,23の動作はバランスがとれ
ていなければならない。
即ち差動増幅器29ものものや、混合器24、さらに同
様にして作られる垂直波の回路や水平、垂直波混合回路
28を経てスライス回路(第1図6)に至るまですべて
が完全に直流結合回路となっていなければ、折角第14
図bに示した変化波形を作っても、スライス回路(第1
図6)入力でのパラボラ波の頂点のレベル安定は結果的
には円ワィプの大さがポジショナー制御と同時に変化し
てしまう。ざら一般には、多段にわたる直結回路は温度
ドリフト等に対する安定性が難点となって設計するとが
難しい。また第15図の回路は、式‘51に対応する第
10図の回路に対して第13図の回路におけると同様に
直流付加動作を行わせるように改良た例を示すもので、
図中34はェミツタフオ。
アである。この回路の動作は第10図、第13図の回路
の各動作に準じており、詳細な説明は、省略する。しか
しこのような回路を用いても第13図の回路を用いると
同様の上記した欠点がある。本発明は上記の事情に鑑み
てなされたもので、回路設計が楽であって動作の安定な
交流結合回路を用いることができ、ポジショナ−により
パラボラ波の頂点の位置を移動させても常に頂点の直流
レベルに変化を与えず且つ1周期にわたって連続したパ
ラボラ波得ることが可能な映像特殊効果信号発生装置を
提供するものである。
即ち本発明における第一の特徴は、前述た従来考えられ
ている装置におけると同様に、基本波発生器の駆動パル
ス入力の位相を変えることなく、位相およびレベルの固
定されたパラボラ波と別に生成した振幅および極性の変
化する鋸歯状波を混合し、この混合比を変えることによ
ってパラボラ波の頂点の位置、換言すればパラボラ波の
位相を任意に制御し、且つ双子禁止処理を施さず各周期
内で蓮続たパラボラ波(第7図参照。
)水平、垂直系それぞれで発生させることにある。本発
明における第二の特徴は、上記パラボラ波および銀歯状
波はいずれも特定期間(例えば水平婦線期間内。
)に特定の直流レベルが挿入されたものを用いることに
ある。本発明における第三の特徴は、上記鏡歯状波が振
幅および極性を変化させられる以前に上記特定期間の直
流レベルをポジショナーからの制御量に一次的に比例す
るように変化させることにある。
本発明における第四の特徴は、上記第二の特徴、第三の
特徴にしやがつて処理されたパラボラ波および鎖歯状波
の各成分を第一の特徴にしたがって混合した後の合成波
に対して、その特定期間の直流レベルをクランプするこ
とにある。以下本発明の一実施例を詳細に説明するが、
第一の特徴については第8図乃至第11図を参照して前
述た通りであるから説明を省略し、以下主として第二〜
第四の特徴を主に説明する。
なお以下の説明中、ポジショナーとあるのは波形が水平
波の場合は水平ボジショナ−、波形が垂直波の場合は垂
直ポジショナーを意味している。前出の式【6}の(公
一a)の項は、鏡歯状波成分公にポジショナーよりの制
御量(一a)を加えることであり、前記第二〜第四の特
徴がこれを具体化させるための手段である。
ここで鋸歯状波の振幅は、鏡歯状波の始まり、つまりx
=−1と鎖歯状波の終り、つまりx=1における(公)
なる式の差であるから、上記振幅は4である。
ポジショナーからの制御量aは、0を中心にテレビ画面
の右(または下)で十1、画面の左(または上)で−1
であるかなその差は2である。即ち式{61は鏡歯状波
振幅の1′2に相当する直流変化量を水平もしく垂直の
ポジショナーから与え、しかるのちにこの信号を第9図
に示した差動増幅器に加え、可変抵抗器VR,によって
直流変化と同期した振幅及び極性の制御を行なうとに相
当する。
これらの本発明の特徴を実現するための回路例を第16
図に示す。
この第16図においては、前出の第9図、第13図と同
一部分は同一符号を符してその説明を省略するが、第1
6中第13図となるのは次の点である。‘1} パラボ
ラ発生器20と鋸歯状波発生器21の出力はそのまま用
いずに、パルス付加回路41,42に一旦加えている。
このパルス付加回路41,42は図中では便宜上スイッ
チ回路であるが、次の動作を電子的に行なうのであれば
どのような回路であっても差支えない。即ちパルス付加
回路41について説明すると、この回路は入力パルスに
よって電子的に2つの入力信号を切換えるスイッチ回路
であって、この場合、1つの入力パラボラ発生器20か
らのパラボラ波、他の1つは抵抗R3,R4よりなる分
圧回路によって作られた直流電圧EHであり、ドライブ
パルスPはパルス発生器34によって作られた正のパル
スを用いている。
このパルス発生器43は本発明の特徴の1つである基本
波に挿入する特定期間を作り出すためのものであって、
通常この特定期間としては水平婦線期間内の一部または
全部を用いると便利なので、第16図においては水平駆
動パルスから作り出している。なお上記パルス発生器4
3の出力は水平婦線期間内であれば、水平駆動パルスと
同じ幅のものでもよい。上記パルス発生器43の出力パ
ルスPが切換回路41に加えられ、それによってて切換
回路41が駆動され、正のパルスが加わった期間のみ切
換回路41においては第1の固定接点41a側に接続さ
れ、その出力直流出力が表われ、他の期間は第2の固定
接点41b側入力であるパラボラ波が表われる。
その結果の出力力波形は第17図に示す日波形のように
なり、その振幅をbとする。この出力波形は混合器24
に加ええられる。次に鎖歯状波発生器21からの出力も
、同様な切換回路42によりやはり特定期間内にあるレ
ベルを挿入された波形として変換され、極性反転回路4
4に加えられる。
こで鏡歯状波の特定期間内に挿入されるレベルは、可変
抵抗器VR3により作られた直流電圧であり、この可変
抵抗器VR3はポジショナーにより制御され、その結果
得られる波形、即ち切換回路42の出力信号波形は第1
8図に示すH波形のようになり、その振幅は4bである
。上記鎖歯状波の中心レベルを0、正のピークを十2、
負のピークを−2として考えた場合、ポジショナーの制
御により可変抵抗器VR3から挿入されるレベルは、ワ
ィプ位置がテレビ画面上の右端すなわちa=+1におい
ては十1、中央すなわちa=0においては0、左端すな
わちa=−1においては−1である。
なお第18図には省略してあるが、ワイプ中心が中央と
画面両端の中間、すなわちa=+1/2と−1/2にあ
る場合は、挿入レベルもそれぞれ十1/2と−1/2に
あるには勿論である。このようにポジショナーからの制
御量に−次的に比例して変化する量を特定局間内に挿入
された鎖歯状波を極性反転回路44に加えることによっ
て、その出力部には極性が正と負に反転し且つ振幅が入
力と等しい鋸歯状波が表われる。この互いに反転た鋸歯
状波を可変抵抗器VR4の両端に加えてレベル制御を行
うが、この可変抵抗器VR4は前記可変抵抗器VR3と
連動関係にあるのは、.第13図における可変抵抗器V
R,,VR2の場合における運動関係全く同様である。
上記可変抵抗器VR4の出力波形を示したのが第19図
であり、鏡歯状波の部分については第12図bの波形と
同じであるが、特定期間内のレベルの動きに特色がある
第18図に示した波形の動きと、第16図に示す回路の
動作から判るように、特定期間内のレベルは可変抵抗器
VR3いてポジショナーの制御量aの分が一次的に加え
られたのちに可変抵抗器VR4にて上記a成分を乗じた
ことになるので、可変抵抗器VR4の出力波形中の特定
期間中のレベルは鋸歯状波の中心に対し常に正となり、
その値はa2となる。
ここで上記可変抵抗器VR4の出力波形を特定期間内に
て一定レベルにパルククランプすると、波形の鋸歯状波
部分は第14図bと同様の変化をすることになる。
第16図のトランジスタ回路がこのためのクランプ回磯
45を構成するもので、この場合のクランプ用パルスと
してはパルス発生器43よりの特定期間挿入用パルスP
ものものを用いている。以上説明たように、混合器24
に加えられる段階では、鎖歯状波分は第14図bと全く
同様のa(公一a)なる分の波形であり、第13図の回
路と同じ動作、すなわち混合器24の出力パラボラ波形
は常に頂点が一定のレベルに保たれることになる。
ここで上記クランプ回路45を必らずしも混合器24の
前でのみ行なわれなくてもよいことが本発明の特徴の一
つである。
つまり第19図の波形で判るように可変抵抗器VR4の
出力波形にはa2なる成分が鋸歯状波成分と特定期間内
の挿入レベル部分との相対関係として加えられており、
その結果、パラボラ波浪合されたのちにクランプしても
このa2成分は再生されることになる。つまり第16図
においてクランプ回路45であるトランジスタ回路は混
合器24の前に配置せず、点線で示したクランプ回路4
5び,45″の位置に配置ても結果は全く同じである。
また以上の説明は水平波について行なったが、垂直波も
全く同様に行なえばよく、この場合も特定期間としては
水平と同じ前記挿入用パルスPを用いればよい。
その結果得られるパラボラ波鋸歯状波を図示したのが第
17図のV波形(Bvは重量直流電圧。)および18図
のV波形であり、水平の場合の各H波形と対応させて表
現してあ。なお第17図、第18図のV波形における切
り込み部分が特定期間を示てあるが、図での表現上水平
、垂直の時間比率は誇張してある。この切込み状の波形
となる以は、水平の場合と全く同様の動作を行ない、第
16図の水平、垂直混合器28により混合されたのちに
スラスィ回路6においてワィプ用キー信号が作られるこ
とは従来装置におけると同じである。ところで前記のク
ランプ機能は、第16図のスライス回路6の直前に点線
で示したクランプ回路46″において水平、垂直の合成
が行なわれたのちにまとめて行なってもよいし、このよ
うな礎の場合に本発明の特長は最大限に発揮される。
つまり水平、垂直を問わず、パラボラ波と混合する前の
鋸歯状波に特定期間内を利用してポジショナーからの水
平が垂直の位置情報aの2乗の量を印加てあれば、それ
以降で且つスライス回路6の以前のどこでクランプして
もa2の量が再生されることになる。いま16図に点線
で示す位置、すなわちスライス回路6の直前にクランプ
回路45″を配置すれば次の利点がある。
先ず特定期間の設定を行なう切襖回路41,42および
垂直回路系にける同じ回路部分の出力部以降さらスライ
ス回路6の直前においてクランプするまでの間、直流結
合とか、その安定性かいったとを考慮する必要がなくな
り、回路設計が極めて容易になる。このことは第17図
、第18図や第19図の波形のいずれにおいても直流分
の情報が、パラボラ波や鋸歯状波部分特定期間内の挿入
レベルの相対値として、いわば交流信号に変換れた形で
印加されているので当然である。
以上のように第9図に示したような装置では解決が困難
であった式{3}や■におけるa2分の補正は、第16
図で例示したように先ずポジショナーからの制御量に一
次的に比例するレベル変化情報として鏡歯状波特定期間
内に挿入し、しかる後にこの鋸歯状波信号をやはりポジ
ショナ−からの制御量に一次的に比例する振幅変化制御
を行なわせ、その後でこの特定期間内を一定レベルにク
ランプすれば容易に得られることになる。
そしてこのような一連の処理の中で、任意の振幅変化制
御を行なったのちの鏡歯状波と、やはり特定期間に一定
レベルを挿入されたパラボラ波を混合すれば、周期内の
任意の位置に頂点を有し、且つ周期内で連続した一つの
パラボラ波が得られるとになり、同様にして作られた水
平成分と垂直成分の連続パラボラ波を混合し、スライス
するとによってテレビ画面内の任意の場所に中心を有す
る円または楕円ワィプ用のキー信号を得ることができ、
且つ水平や垂直のポジショナー制御により場所を動かそ
てもその大きさは変らない。
さらに円または楕円の中心がどこにあっても、それを作
っているパラボラ波が水平、垂直の周期内で完全に蓮続
た波形なので、第6図のような円形パターンの欠損部を
生ずることなく完全なとり切りが出来ることになる。
これらの波形処理を行なう他の1つの例として示したの
が第20図とその説明波形図第21図である。
第20図の回路が第16図の回路と異なる点は、第18
図のH波形においてa=−1から十1までの特定期間の
変化を第16図では可変抵抗器VR4と連動しているV
R3により切換回路42を経て垂嬢与えているのに対し
、第20図には切換回路42では切換回路41における
と同様に固定レベルを特定期間に与えるのみであり、そ
の結果第21図a波形のように特定期間が零しベル、す
なわち鋸歯状波の中心レベルにある波形を作り出す。し
かる後に第21図b波形に示すように−1から十1に変
化する特定期間のパルスを極性反転回路51の可変抵抗
器VR3にて作り出し、それを極性反転回路44の入力
部で第21図a波形と混合することによって結果的には
第18図のH波形と同じ変化を経ていることである。第
16図に対して第20図は交流信号の振幅変調のみで構
成される利点がある。
なお垂直系についても上記水平系におけると同様に処理
する。
ここでフェーダによる円の大きさの制御については本発
明の本質とは直後関係がないので、以上の説明にては省
略してあるが、例えば次の手段のいずれにしても行なえ
る。
01 第1図に示した従来装置におけると同様にスライ
ス回路6のスライスレベルをフェーダ操作器10により
変化させる。
‘2)第16図の回路において、スライス回路6の前で
クランプ回路45″にて合成基本波信号をクランブし、
そのクランプレベルをフェーダ操作器にて変化させる。
の場合、スライスレベルは固定である。(31 第22
図に示すように、特定期間クランプ用パルスPの負極性
のものをパルス転回路61にて作り、それをフェーダ操
作器62にて振幅制御したものを第16図の回路におけ
る※印部分(混合器24たはクランプ回路45′もしく
は45^の入力部)のいずれかに挿入しておけば、クラ
ンプ回路45′または45″にてクランプした際に、上
記2項と同様に結果的にはフェーダによって合成基本波
の直流分の変化となって表われる。
なお以上の説明において、ポジショナ−やフェーダによ
る制御は可変抵抗器を用いて直接的に制御するものとし
て表現してあるが、これらは説明の宜上の表現であって
現実にはリモート制御によるもの、例えばポジショナー
からは直流制御電圧のみを取り出し、その制御電圧によ
り特定期間の挿入レベルや信号の利得を間接的に制御す
るとが多いのは勿論である。
また式■や【7}に対応した動作に本発明を適用する場
合、すなわち第10図の回路方式の改良を行なう場合の
例を第23図にす。
第23図の回路は、第20図の回路の極性反転回路51
に代えて可変抵抗器VR5を、また極性反転回路44に
代えてェミッタフオロヮ71および前記可変抵抗器VR
sに連動しフェーダにより制御れる可変抵抗器VR6用
いている点が異なり、その他の同一部分は第20図と同
一符号を付してその説明を省略する。またこの第23図
の回路にいては、第10図、第15図と同様にパラボラ
波発生器31によりパラボラ波の頂点がテレビ画面上の
左端(もしくは上端)にある波形を発生させておき、そ
の波形に第16図、第20図におけると同様に振幅が零
から最大値(この場合2b)まで変化させられる鋸歯状
波分を加えることによって、パラボラ波の頂点の位置を
左端(または上端)から右端(または下端)まで制御す
るものである。またパラボラ波、鋸歯状波とも特定期間
(例えば水平婦線期間)はあるレベルに設定され、且つ
鏡歯状波の特定期間はポジショナ−からの制御量に比例
するレベルが設定され、しかる後に前記振幅変化がはり
ポジショナーからの制御により与えられるものである。
第23図の回路の動作波形を第16図の回路の動作波形
第17図、第18図に対応させて第24図、第25図に
示している。本発明は上述したように、回路設計が楽で
あって動作の安定な交流結合回路を用いることができ、
ポジショナーによりパラボラ波の頂点の位置を移動させ
ても常に頂点の直流レベルに変化を与えず且つ1周期に
わたって連続したパラボラ波を得ることが可能であって
、安定かつ確実に円形や楕円形のワィプパターンの位置
を移動でき、しかもワイプパターンの中心が画面のどの
位置にあっても1つの画像から他の画像への完全なとる
切りが可能な映像特殊効果信号発生装置提供できる。
【図面の簡単な説明】
1図は従釆の映像特殊効果信号発生装置を示す構成説明
図、第2図a乃至dおよび第3図a,bは第1図の動作
を説明するために示すタイミング波形図、第4図乃至第
6図は第1図の異なる動作状態におけるテレビ画面上の
ワイプパターンを説0明するために示す図、第7図およ
び第8図は映像特殊効果信号発生装置で発生を必要とす
るパラボラ波を示すタイミング波形図およびパラボラ波
の時間と振幅をテレビ画面のスケールとの関係で説明す
るために示す図、第9図および第10図はそれぞれ従釆
考えられている映像特殊効果信号発生装置の互いに異な
る実施例を示す構成明図、第11図a,bは第10図の
動作を説明するために示す波形図、第12図は第9図の
回路における鋸歯状波信号の振幅、極性可変動作を説明
するために示す図、第13図および第15図はそれぞれ
従釆考えられている映像特殊効果信号発生装置の互いに
異なる実施例の要部を示す回路図、第14図a,bは第
13図の可変抵抗器VR,,VR2による動作を説明す
るために示す図、第16図は本発明に係る映像特殊効果
信号発生装置の一実施例を示す構成説明図、第17図お
よび第18図はそれぞれ第16図および図示しない垂直
パラボラ波発生回路の動作を説明するために示す波形図
、第19図は第16図の可変抵抗器VR4の出力波形を
説明するために示す図、第20図は本発明の他の実施例
の要部を示す回路図、第21図a,bは第20図の動作
を説明するために示す波形図、第22図および第23図
はそれぞれ本発明の他の実施例の要部を示す回路図、第
24図および第25図は第23図の動作および図示しな
い垂直パラボラ波発生回路の動作を説明するために示す
波形図である。 6・・・・・・スライス回路、20・・・・・・パラボ
ラ波発生器、21・・・・・・鋸歯状波発生器、24,
28・・・・・・混合器、41,42・・・・・・切換
回路、43・・・・・・パルス発生器、44・・・・・
・極性反転回路、45・・・・・・クランプ回路、VR
3,VR4・・・…可変抵抗器。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第17図 第19図 第16図 第18図 第21図 第22図 第20図 第23図 第24図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テレビ画面に円形または楕円形のワイプパターンご
    発生させるように2種の映像信号を切換選択制御するた
    めのワイプ用キー信号を発生すると共に前記テレビ画面
    上のワイプパターンの中心位置を移動制御させるための
    ポジシヨナー操作手段を備えた映像特殊効果発生装置の
    おいて、テレビジヨン水平周期の中央に対して対称もし
    くは非対称であるパラボラ波信号およびテレビジヨン垂
    直周期の中央に対して対称もしくは非対称であるパラボ
    ラ波信号を発生させるパラボラ波発生手段と、テレビジ
    ヨン水平周期の鋸歯状波信号およびテレビジヨン垂直周
    期の鋸歯状波信号発生する鋸歯状波発生手段と、前記ポ
    ジシヨナー操作手段によるテレビ画面上のワイプパター
    ンの水平方向及び垂直方向の位置制御量にそれぞれ比例
    する直流電圧をそれぞれ発生する手段と、この手段によ
    り発生された各直流電圧と前記鋸歯状波発生手段により
    発生された水平周期の鋸歯状波信号および垂直周期の鋸
    歯状波信号の各特定期間にそれぞれ対応して重畳する手
    段と、この手段により各特定期間に直流電圧が重畳され
    た水平周期の鋸歯状波信号および垂直周期の鋸歯状波信
    号に対して前記ポジシヨナー操作手段による水平方向お
    よび垂直方向の位置制御量に比例した利得制御を行う利
    得制御手段と、前記パラボラ波発生手段により発生され
    た水平周期のパラボラ波信号および垂直周期のパラボラ
    波信号に対して前記各特定期間にそれぞれ特定の直流電
    圧を重畳する手段と、この手段によりそれぞれ特定期間
    に直流電圧が重畳された水平周期のパラボラ波信号およ
    び垂直周期のパラボラ波信号にそれぞれ対応して前記利
    得制御手段により制御された水平周期の鋸歯状波信号お
    よび垂直周期の鋸歯状波信号を混合する手段と、この手
    段により水平周期の混合波信号および垂直周期の混合波
    信号を混合すると共に前記各特定期間においてクランプ
    する手段、この手段により得られた信号をスライスして
    円形または楕円形のワイプ用キー信号を生成する手段と
    を具備することを特徴とする映像特殊効果信号発生装置
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