JPS6034820B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JPS6034820B2
JPS6034820B2 JP53032125A JP3212578A JPS6034820B2 JP S6034820 B2 JPS6034820 B2 JP S6034820B2 JP 53032125 A JP53032125 A JP 53032125A JP 3212578 A JP3212578 A JP 3212578A JP S6034820 B2 JPS6034820 B2 JP S6034820B2
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JP
Japan
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type
region
memory device
semiconductor
cell
Prior art date
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JP53032125A
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English (en)
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JPS54124689A (en
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正雄 鈴木
敏夫 林
邦康 河原田
和博 豊田
誓 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体メモリ装置に関する。
さらに詳細には、電子計算機、電子交≠剣機などの電子
装置用の低電力、高速、大容量メモリ装置として応用で
きる半導体メモリ装置に関する。近年、半導体メモリの
低電力、大容量化が進められている。
従来の半導体メモIJ‘こ使用されてきたメモリセルは
、その構成要素であるフリツプ・フロップ・トランジス
タのコレクタ負荷ィンピーダンスとして抵抗を使用して
いること、トランジスタ間の絶縁をしなければならない
ことのために占有面積が著しく大きくなる。このような
占有面積の大きいメモリセルを用いた半導体メモリ装置
ではメモリ・チップも大きくなるため、1個のウェハか
ら得られる収率の低下をもたらし、高価格につながる。
従ってメモリセルはできるだけ占有面積の4・形なもの
が望まれる。これを満たす低消費電力、高密度形メモリ
セルとしていわゆる11L(lntegatedln鷺
ctionいgjc)メモリセルが提案されている。例
えばこれはlEEE・J・,SC−6,No.5のPP
283〜288(1971年10月)に示されている。
その他11Lメモリセルは種々の形式が提案されている
が、その基本的構成はPNPトランジスタをコレクタ負
荷インピーダンスとしたNPNトランジスタによるフリ
ツプ・フロツプである。第1図aは読み出し、書き込み
のため列配線とフリップ・フロップを結合させる素子と
してNPNトランジスタを使用するNPN検出形11L
メモリセルの等価回路を示す。また、第1図bはそれを
集積化した時の断面構造である。図においてB0,BI
は列配線、W+,W‐は行配線、Q1,Q2はPNPト
ランジスタによる負荷インピーダンス、Q3,Q4はフ
リップ・フロップを構成するNPNトランジスタ、Q5
,Q6は行費己線とフリップ・フロップとを結合する読
み出し、書き込み用NPNトランジスタである。第1図
bでは基板となるP型半導体基板は図面上省略されてい
るが、この基板上にN導電領域が形成される。またこの
N導電領域はW‐線として使用されるN+型埋め込み領
域とこの上に形成される高抵抗のN型領域からなる。そ
してこの高低抗のN型領域内に図示するP型領域が形成
される。第1図bから解るように、Q1,Q2は横方向
のPNPトランジスタを、Q3,Q4は通常動作のコレ
クタをエミツタとして、エミツタをrコレクタとして動
作させる逆動作のNPNトランジスタを使用することに
より、上記PNP及びNPNの共通N導電領域をアンダ
ーパスのW‐線として使用可能にし、高密度化を達成し
ている。
W十線が接続され、Q1,Q2の共通ェミッタとして動
作するP導電領域はィンジェクタと呼ばれる。第2図は
、このメモリセルを用いてnビットのセルアレィを構成
した時の等価回路を示す。
上記説明のようにW‐線は上記共通N導電領域をアンダ
ーパスの配線として利用している。図中i,,12,1
3・…・・inは各セルの注入電流でメモリセルの記憶
保持電流となる。ところで、通常上記共通N導電領域の
構造は、上述したように高濃度N形不純物をドープした
埋め込み層の上に、それより濃度の低いN形ェピタキシ
ャル層を成長させたN十‐Nの形をとるが、当然のこと
ながら金属配線に較べれば、バルク抵抗に起因するかな
りの抵抗分がセル間に存在する。
この抵抗分は11Lメモリセルを用いた半導体メモリ装
置の動作速度を遅くする。以下これについて説明すると
、第2図でW+線からみたとき、各々のセルはW‐線に
接続されるインジェクタダイオードとして等価的に表現
できることから第3図に示す等価回路を得る。
こ)でD,は上記インジェクトダィオード、RDはェピ
タキシャル層に起因する直列抵抗分を示し、RHは上記
セル間の抵抗分を示す。第3図の等価回路において、任
意のセルkを選択し、書き込みを行なう場合を説明する
。書き込みする場合、選択セルの列配線B0(あるいは
B1)に書き込み電流lwはトランジスタQ5(あるい
はQ6)を介し、W‐線を通ってセルk以外のアレイ中
の他の非選択セルにも分流し、増加注入電流となる。第
3図の等価回路を用い増加注入電流の分布を求めると、
第4図に示すように書き込みセル(セルk)にピークを
もち、離れるに従い指数関数的に減少する。このように
書き込み時lwによって注入電流が増加するため、書き
込みしきい値電流も大きくなる。書き込みしきい値電流
が大きくなる事は、書き込み電流一定のときセルの状態
反転のための充放電電流が少なくなるので、書き込みパ
ルス幅が大きくなる結果となる。従って、W−線のバル
ク抵抗分は11Lメモリセルを用いた半導体メモリ装置
の書き込み動作速度を遅くするという欠点があった。本
発明の目的は高速化をはかった半導体メモリ装置を提供
することにある。
本発明はW‐線のセル間の抵抗を等価回路的に最小とな
るようにすることによって、注入電流の増加をおさえ、
書き込み動作速度を速くするものである。
上述したように書き込み時、書き込み電流lwによって
注入電流が増加するが、選択セルkの増加注入電流ik
は非選択セルへと分流する電流が大きいほど増加注入電
流の和はlwで一定のため小さくなる。
すなわち、選択セルkの増加注入電流ikは第3図の等
価回路で表わしたRH,Roの影響をうける事になる。
これを以下に説明する。第5図aはRHの効果を示した
もので、RHが大きいほどikも大きくなる。RHが0
の時はlwが全セルへ均等に分流するので増加注入電流
ikは最小値さとなっている。第5図bはRDの効果を
示したものであるが、Roが大きいほどikは小さくな
る。これらの結果から、11Lメモリセルの書き込みし
きい値電流は選択セル増加注入電流ikに比例するため
、RHは小さいほど、またRoは大きいほど書き込み動
作速度を速くできる事が判る。しかしながらRHを小さ
くするためN+埋込み層の濃度を高くするには周辺トラ
ンジスタとの兼ね合いによって決る製造条件からの制限
があり、それによって決る値以下にRHを小さくする事
はできない。またRDを大きくするにはNェピタキシヤ
ル層の濃度を低くしたりその厚さを厚くしたりする事に
よって可能であるが、これもメモリセル以外の周辺回路
で用いる順動作のトランジスタのコレクタ直列抵抗が大
きくなるため、周辺回路のトランジスタの特性との兼ね
合いで制限がある。形状的には平面パターン及び保持特
性上で余裕のある場合にのみィンジェクトの占有面積を
できるだけ小さくする事によってRoを大きくできる。
以上でRH, RDの影響が明らかになったが、本発明
はRHの値を等価回路的に約1/2に減少するもので、
第6図にその実施例を示す。
ダイオードD2はセル間に、W+線にアノード、W‐線
にカソードを接続するようにして設けられる。第7図は
これを集積回路で実現した例を示し、aは平面図、bお
よびcは断面図である。第7図aでは明瞭にするためセ
ル中の拡散領域、相互領域およびB0、BIは配線は示
していない。また同じ目的で各拡散領域の大きさは比例
的に示していない。こ)ではD2はメモリセルのNPN
トランジスタQ3,Q5のベース、PNPトランジスタ
Q1,Q2のェミッタ、およびコレクタと同時に形成さ
れる。第7図bから判るように、D2はメモリセルのイ
ンジェクタと同じ構造をしているので、メモリセルとの
ラテラルPNP動作をさげるようにセルとの間隔を十分
大きくとる必要がある。第7図cは公知の酸化物分離製
造技術を本発明に適用した例で、D2を酸化物分離領域
で囲む事により上記ラテラルPNP動作をさけ、より小
さな占有面積で本発明の構成が実現可能である。このよ
うに構成されているので、その効果として上述した如く
書き込みする場合、書き込み電流lwはダイオードD2
に分流し、選択セル自身の増加注入電流ikが少なくな
る。さらに詳細に説明すると、ダイオードD2を付加し
た第6図での注入電流分布を計算するモデルはほゞ第3
図のRHの中間にW十線からダイオードD2および直列
抵抗R。を付加したものと考えられる。すなわちセル間
の抵抗RHが約1/2になった事と等しい。従って第5
図aから明らかなように選択セル増加注入電流ikも小
さくなる。すでに述べたように増加注入電流ikが小さ
くなれば、書き込みしきし、値電流も小さくなる。これ
は書き込み電流一定のときセルの状態反転のための充放
電電流が多くなるので書き込みパルス幅を小さくでき、
高速書き込み動作を可能とする。以上説明したように、
本発明は11Lメモリセルを用いた半導体メモリ装置の
動作速度を高速にする事ができ、電子計算機、電子交換
機などの電装層用の低電力、大容量メモリ装置として応
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは公知のNPN検出形11Lメモリセルの等価
回路図、第1図bは第1図aを集積化した時の断面図、
第2図は11Lメモリセルを用いたnビット構成のセル
アレィの等価回路図、第3図は第2図の各セルの増加注
入電流を求める等価回路図、第4図は書き込み時の増加
注入電流分布を説明する図、第5図aは選択セル増加注
入電流ikとRHとの関係を示す図、第5図bは選択セ
ル増加注入電流ikとRoとの関係を示す図、第6図は
本発明の一実施例を示す回路図、第7図aは第6図を集
積回路で実現したときの平面図、第7図bは第7図aの
断面図、第7図cは第7図bの他の例を示す断面図であ
る。 Q1,Q2・・・・・・横方向PNPトランジスタによ
る負荷インピーダンス、Q3,Q4・・…・記憶保持用
NPNトランジスタ、Q5,Q6・…・・読み出し、書
き込み用NPNトランジスタ、W+,W−・・・・・・
行配線、B1,B1・・・・・・列配線、i,,i2,
i3,ln・・…・各々のセルの注入電流、lw…・・
書き込み電流、DI……メモリセルのダイオードモデル
、Ro…・・・ダイオード直列抵抗、RH・・・・・・
メモリセル間抵抗、ik・…・・選択セル増加注入電流
、D2・・・・・・付加ダイオード。 第1図 第2.図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の行配線となる半導体領域内に多数のメモリセ
    ルとダイオードとを形成すると共に、該各メモリセルと
    ダイオードに第2の行配線を共通に接続したことを特徴
    とする半導体メモリ装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の半導体メモリ装置にお
    いて、第1の行配線となるN型半導体領域内にP型領域
    および該P型領域内にN型領域を形成して多数のメモリ
    セルを構成すると共に、上記N型半導体領域内にP型領
    域を形成してダイオードを構成し、該メモリセルとダイ
    オードに第2の行配線を共通に接続したことを特徴とす
    る半導体メモリ装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の半導体メモリ装置にお
    いて、ダイオードを構成するP型領域を酸化物分離領域
    で囲むことを特徴とする半導体メモリ装置。 4 特許請求の範囲第2項記載の半導体メモリ装置にお
    いて、P型半導体基板上に低抵抗のN^+型埋め込み領
    域と高抵抗のN型領域を形成し、該N型高抵抗層の同一
    領域内に三つのP型領域P1,P2,及びP3を形成し
    、そのうち二つのP型領域P1及びP2の中にそれぞれ
    二つのN^+型領域N1,N2,及びN3,N4を形成
    し、該P1及びP3、並びにP2及びN2を相互に接続
    し、N1及びN4を1対の列配線と接続し、領域P3を
    第2の行配線と接続し、N^+型埋め込み領域を該第2
    の行配線と一対となる第1の行配線として使用すると共
    に、該N型高抵抗層の同一領域内に該三つのP型領域P
    1,P2,及びP3と同時に、少なくとも1つのP型領
    域P4を形成し、該P型領域P4を上記第2の行配線と
    接続することを特徴とする半導体メモリ装置。
JP53032125A 1978-03-20 1978-03-20 半導体メモリ装置 Expired JPS6034820B2 (ja)

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JPS54124689A JPS54124689A (en) 1979-09-27
JPS6034820B2 true JPS6034820B2 (ja) 1985-08-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344033Y2 (ja) * 1985-03-28 1988-11-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344033Y2 (ja) * 1985-03-28 1988-11-16

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