JPS6034472Y2 - レ−ザ加工装置 - Google Patents

レ−ザ加工装置

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JPS6034472Y2
JPS6034472Y2 JP1980162083U JP16208380U JPS6034472Y2 JP S6034472 Y2 JPS6034472 Y2 JP S6034472Y2 JP 1980162083 U JP1980162083 U JP 1980162083U JP 16208380 U JP16208380 U JP 16208380U JP S6034472 Y2 JPS6034472 Y2 JP S6034472Y2
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JP
Japan
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laser
filter
sensor
axis
laser beam
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Application number
JP1980162083U
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English (en)
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JPS5786090U (ja
Inventor
正雄 佐藤
達志 大内
Original Assignee
株式会社 アマダ
アマダ技術サ−ビス株式会社
フエロテクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、レーザ加工装置において、レーザスポット
の位置ずれを検出するための検出装置を備えたレーザ加
工装置に関するものである。
一般に、数値制御装置付きレーザ加工装置においては、
加工精度上の問題から加工位置と、位置決め装置の基準
位置、すなわち原点との関係が設定されなければならな
い。
この原点の設定は、加工中心位置、すなわちレーザビー
ムの光軸を設定する原点からみて、どの位置にあるかに
より表示する。
例えば、加工中心が原点からX軸方向への距離1830
mm、 Y軸方向への距離127蝕あると設定すれば、
数値制御装置はこれを基準原点として、以後入力された
座標値に従って位置決めを行うことになる。
もし、加工された端面を位置決め装置の基準位置に当接
した後、レーザ加工した際にレーザビームの光軸中心が
ずれていたり、レーザスポット等交換の際にスポットの
位置がずれたりしていると、このずれ分だけ加工精度に
影響する。
従って、上記光軸中心の偏心は、レンズの交換光路系の
狂いなどにより、精度上無視することができないものと
なっている。
従来、実用的なレーザ発振器として、固体レーザではル
ビーレーザ、あるいはYAGレーザが使用され、また気
体レーザでは大出力が得られる炭酸ガスレーザ等が一般
に使用されているが、例えば炭酸ガスレーザ加工機にお
いては、レーザ光線が可視光線でないためにレーザビー
ムの軸心のずれ量(偏心量)を検出することは容易でな
いという問題があった。
この考案は、かかる従来の問題点を有効に解決したもの
で、その目的とするところは、レーザヘッドの交換の除
土ずるレーザスポット位置ずれを計測するために、レー
ザビームの照射域に、光の透過率が直線的に変化するよ
うなフィルタを設け、このフィルタを透過した透過ビー
ムを光電変換素子を介して電気信号に変換し、レーザス
ポットの位置ずれを直接測定するようにしたレーザ加工
装置を提供するものである。
以下、添付図面を用いて、この考案の好適一実施例を説
明する。
第1図、第2図は、この考案を実施したNC制御される
レーザ加工装置1の正面図と、平面図とを示し、このレ
ーザ加工装置1は、主としてレーザ加工機3と、炭酸ガ
スレーザを使用したレーザ発振器5と、このレーザ発振
器5の電源装置7と、レーザ発振器5における発振用混
合ガスを冷却するための図示しない冷却システムとから
構成され、このレーザ加工機3に載置された被加工物W
は、NC制御により位置決めされるものである。
前記レーザ加工機3には、レーザ発振器5から発振され
たレーザビーム9aを、固定テーブル11上に載置され
た被加工物Wに照射させる複数の反射ミラー13aw
13b、13cが調整自在に取付けられている。
また、上記レーザビーム9aは、加工ヘッド15内に設
けられた集光レンズ15aにより被加工物W上に集光照
射されるものである。
前記固定テーブル11の長手方向の一側部には、板状の
被加工物Wを把持する位置決め装置17が設けられてお
り、この位置決め装置17には、図示しない被加工物W
のY方向の基準ストッパが具備されるとともに、X軸ガ
イドレール19に沿って第2図において上下方向に移動
するX軸キャリッジ21が取付けられている。
X軸ガイドレール19は、固定テーブル11の長手方向
(第2図において左右方向)に敷設された図示しないY
軸ガイドレールに沿って移動するY軸キャリッジ23上
に敷設されている。
なお、X軸ガイドレール19と、図示しないY軸ガイド
レールとへ直交して敷設されるとともに、上記X軸ガイ
ドレール19にガイドされるX軸キャリッジ21は、サ
ーボモータ25により駆動され、またY軸ガイドレール
にガイドされるY軸キャリッジ23は、図示しないサー
ボモータにより駆動されるものである。
また27は、Y軸キャリッジ23と一体的に設けられた
移動テーブルであって、この移動テーブル27上には、
被加工物Wを支承する複数のフリーストロークベアリン
グ29が回転自在に埋設されている。
また、前記移動テーブル27の一側部には、X軸方向の
基準ストッパ31が設けてあって、この基準ストッパ3
1は、被加工物Wの通過する面(パスライン)に対して
出没自在に設けらている。
前記固定テーブル11の下方には、レーザ加工によって
発生するスラッグ、ガス等を吸引する集塵装置33が設
置してあり、この集塵装置33は、図示しないバキュー
ムポンプ等に接続されている。
次にこの考案の要旨とするレーザスポットの位置ずれ検
出装置35は、第3図、第4図に示すようにレーザビー
ムの透過率が0%〜100%まで直線的に変化するよう
に、クロム(Cr)或は銀(Ag)等の金属を蒸着して
製作したフィルタ37と、このフィルタ37を透過した
レーザビームを電気信号に変換させる光電変換素子の如
きセンサ39とから構成されている。
前記センサ39は、第3図に示すようにセンサ保持体4
1の表面の所定位置に配設され、このセンサ保持体41
は、前記移動テーブル27のX軸の基準ストッパ31に
当接し、位置決め装置17にてクランプされた後位置決
めされる。
またセンサ保持体41の表面の角部には、センサ39と
電気的に接続する表示装置43が設けてあり、この表示
装置43には、センサ39によりレーザビームを電気信
号に変換された数値、即ちレーザスポットの偏倚量が表
示されるようになっている。
上記センサ保持体41上に配設されたセンサ39の中心
01は、センサ保持体41の位置決め基準位置02、す
なわち原点0゜からX軸方向に距離a、 Y軸方向に距
離すの位置に設けられている。
また第3図において03は、レーザ加工の加工中心を示
し、この加工中心03は、同時にレーザビーム9aのス
ポットを示し、前記原点02からX軸方向に距離(a十
x)、Y軸方向に距離(b十y)に位置している。
次に、こ考案に係るフィルタ37の原理と、このフィル
タ37を使用した検出方法を、第4図及び第5図を参照
しつつ更に詳細に説明すると、レーザビーム9aの透過
率が0%から100%まで直線的に変化するように形成
されたフィルタ37を透過した透過ビーム9bは、光電
変換素子の如きセンサ39に入り、電気信号に変換され
る。
この透過ビーム9bの強度変化は、電圧に比例するので
、例えばフィルタ37のある点を通る透過ビームB1の
場合、この透過ビームB1により発生したセンサ39の
電圧をVcとすれば、v=aX・・・・・・(1) Vc (1)からXc (mm) = −””(2)として、
レーザビームの通過した位置が求められる。
なお、ここで a:比例定数〔■/咽〕a〉O X:フィルタの基準点からの距離〔団〕 V:センサ(光電変換素子)に発生する電圧〔v〕 である。
次に、上記の原理に基づいて、この考案の第1実施例に
おける間接受光検出方法を第5図を参照しつつ説明する
先すレーザ発振器5から発振されたレーザビーム9aは
、保護膜45を通過して特殊偏光のフィルタ37に入射
し、このフィルタ37により変化した透過ビーム9bは
、一旦集光レンズ15aに集光されて集束ビーム9Cと
なり、この集束ビーム9cは光電変換素子の如きセンサ
39に入射して電気信号に変換される。
そして、この電気信号はセンサ39の出力端子47と接
続する表示装置43に表示されるのである。
この表示された値がレーザスポットと加工中心03との
偏倚量を表わすものである。
次に第6図は、この考案の第2実施例を示し、この第2
実施例は、前記第1実施例が集光レンズ15aを用いた
間接受光検出方法に対して集光レンズ15aを使用しな
い直線受光検出方法である。
この第2実施例の場合も、上記第1実施例と同様に、入
射するレーザビーム9aは保護膜45を通過してフィル
タ37に入射する。
そしてフィルタ37を透過した透過ビーム9bはセンサ
39に入射し、電気信号に変換されて出力端子47と接
続する表示装置43に表示されるものである。
この第2実施例の場合には、センサ39をフィルタ37
の大きさに一致させる必要があるが、構造が簡単で小形
にできるという効果がある。
次に、第7図はこの考案の第3実施例を示し、この第3
実施例は、第1、第2実施例がレーザビーム9aの一次
元的検出方法に対して、二次元的検出方法を示すもので
ある。
この第3実施例は、入射するレーザビームS1をX軸と
Y軸とに分割して、各軸ごとに検出するもので、例えば
、第7図に示すように入射するレーザビームS1を、ハ
ーフミラ−49またはこれに準するものに入射する。
そしてハーフミラ−49で反射して反射ビームS2は、
Y軸用の特殊偏光フィルタ51に入射し、このフィルタ
51の位置によって、変化した透過ビームS3が得られ
る。
また一方、ハーフミラ−49を透過したX動用の透過ビ
ームS、は、X動用の特殊偏光フィルタ53に入射し、
このフィルタ53の位置によって変化した透過ビームS
、が得られる。
なお、2次元的検出方法においては、ハーフミラ−等に
よってレーザビームが若干偏倚するため、あらかじめ偏
倚量を補正するようにしてもよい。
上記Y軸、X軸の透過ビームS3.S、を夫々光電変換
素子の如きセンサ(図示せず)によって、電気信号に変
換腰これを表示装置(図示せず)に表示させてレーザス
ポットの位置を判定検出するものである。
なお、レーザビームがフィルタに直接透過した際、フィ
ルタの破損等を防止するため、レーザ発振器からの出力
を低下させたり、ハーフミラ−等により減衰した光を透
過させるようにしても良い。
この考案は、上記のようにレーザ加工装置に、レーザビ
ームの透過率が直線的に変化するようなフィルタと、こ
のフィルタを透過した透過ビームの強度変化を検出する
センサとを設けたため、以下のような優れた効果を奏す
るものである。
■ 加工中心に対するレーザスポットのずれ等を簡単に
検出することができ、加工作業の能率を著しく向上でき
る効果がある。
■ またレーザスポットのずれ等を防止できるため加工
精度を向上することができる。
■ 更に、この考案に係わるレーザスポットの位置ずれ
検出装置は、構成が極めて簡単であるとともに安価に製
作できるため、レーザ加工装置のみならず、他の光学機
器等にも応用でき幅広い用途に使用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、及び第2図は、この考案を実施したレーザ加工
装置の正面図と平面図、第3図はレーザスポットの位置
ずれ検出装置(センサ)の説明図、第4図は位置ずれ検
出装置におけるフィルタの原理説明図、第5図はこの考
案の第1実施例を示す説明図、第6図はこの考案の第2
実施例を示す説明図、第7図はこの考案の第3実施例を
示す説明図である。 図面中に表わされた主要な符号の説明、W・・・・・・
被加工物、17・・・・・・位置決め装置、11・・・
・・・固定テーブル、27・・・・・・移動テーブル、
9a・・・・・・レーザビーム、5・・・・・・レーザ
発振器、1・・・・・ルーザ加工装置、37・・・・・
・フィルタ、9b・・・・・・透過ビーム、39・・・
・・・センサ、9c・・・・・・集束ビーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物Wを位置決め装置17を介して移動自在に支持
    したテーブルと、前記位置決め装置17にクランプされ
    た被加工物Wに対してレーザビーム9aを照射可能にし
    たレーザ発振器5とを有するレーザ加工装置1において
    、前記レーザビーム9aの透過率が直線的に変化するよ
    うなフィルタ37と、このフィルタ37を透過した透過
    ビーム9bの強度変化を検出するセンサ39とを備えた
    ことを特徴とするレーザ加工装置。
JP1980162083U 1980-11-14 1980-11-14 レ−ザ加工装置 Expired JPS6034472Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5786090U JPS5786090U (ja) 1982-05-27
JPS6034472Y2 true JPS6034472Y2 (ja) 1985-10-14

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