JPS6034331Y2 - 汚泥脱水機 - Google Patents

汚泥脱水機

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Publication number
JPS6034331Y2
JPS6034331Y2 JP4680080U JP4680080U JPS6034331Y2 JP S6034331 Y2 JPS6034331 Y2 JP S6034331Y2 JP 4680080 U JP4680080 U JP 4680080U JP 4680080 U JP4680080 U JP 4680080U JP S6034331 Y2 JPS6034331 Y2 JP S6034331Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
section
furnace cloth
specular reflection
detection device
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Expired
Application number
JP4680080U
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English (en)
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JPS56151620U (ja
Inventor
睦雄 中島
幸一 増田
Original Assignee
荏原インフイルコ株式会社
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Publication date
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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上水、下水、産業廃水等の水処理において生
ずる汚泥を脱水するための装置、詳しくは無端ベルトを
走行可能に配備したベルトプレス型脱水機に関するもの
である。
いわゆるベルトプレス型脱水機においては、その運転管
理のポイントは、炉布上に供給した汚泥の水引きを良好
な状態で保つことであるが、従来、このような運転管理
は運転作業員の肉眼監視によって行われているため、運
転管理に個人差が現われ易く、また運転作業員に多大の
労力が掛かるなどの欠点があった。
本考案は、上記従来の欠点を解消し、汚泥の脱水処理を
最適条件下で行なうことが可能な脱水機を提供すること
を目的とするものである。
本考案は、無端炉布を走行可能に配備し、重力作用によ
り自然脱水を行なう濃縮部と、その後段に炉布で汚泥を
挾み込んで圧縮する強制脱水部を有する脱水機において
、汚泥を挾圧する側の前記炉布面に向かって照射された
光の正反射光の強弱を検出する装置を配備した汚泥脱水
機である。
すなわち、本考案は炉布上の汚泥もしくは脱水ケーキ又
は洗浄後の炉布について、これらの表面の平滑性の度合
を、光学的に検出する装置(以下正反射光検出装置とい
う)を配備した汚泥脱水機である。
本考案の実施例を第1図を参照しつつ説明すると、ベル
トプレス型脱水機は汚泥供給部A1濃縮部B1前記強制
脱水部としての圧搾部C1脱水ケーキ剥離部り及び炉布
洗浄部Eに分かれ、濃縮部Bの上部には電源1に接続さ
れた正反射光検出装置2が、また炉布洗浄部Eと汚泥供
給部Aの中間には電源1に接続されたもうひとつの正反
射光検出装置3が配備されいる。
図中4はフィードボックス、5,6は炉布、7は剥離ナ
イフ、8は洗浄水ノズル、9は枦布洗浄箱、10は炉水
受けである。
しかして、高分子凝集剤を添加された汚泥11はフィー
ドボックス4に供給され、濃縮部Bにおいて重力脱水さ
れ、次いで圧搾部Cで圧搾されて脱水ケーキとなり、最
後に剥離ナイフ7により糸外へ排出される。
この際、正反射光検出装置2により汚泥11の水引き状
態が、また正反射光検出装置3により炉布5の洗浄状態
を監視することができる。
ここで正反射光検出装置2の検出原理について第2図及
び第3図を参照しながら説明すると、汚泥11の水引き
が不良の場合には汚泥11表面に多量の炉水12が残留
しているため、その表面は殆ど平滑となり、正反射光が
強くなら。
これと反対に、水引きが良好な場合は汚泥11表面の形
状が凹凸となり拡散光の割合が増大するため、正反射光
は弱くなる。
すなわち、正反射光の強弱を汚泥11表面の平滑性との
間には、後記実験例において示すように明確な相関が見
られるのである。
なお、第2図及び第3図において13は光源、14は受
光素子であり、正反射光の強弱は受光素子により電気信
号に変換表示することができる。
本考案においては、正反射光検出装置2を例えば凝集剤
添加装置あるいは炉布5,6の走行速度調節機構に接続
すれば凝集剤の添加量あるいは炉布5,6の走行速度を
自動的に最適値にそれぞれ調節することが可能となる。
また正反射光検出装置3を洗浄水ノズル8への洗浄水の
供給装置に接続することにより、洗浄水供給量を必要最
少量に維持することができる。
さらに、異常にケーキの剥離状態が悪く洗浄水量が設定
した数値より大きくなった時は、単に洗浄水量を増すだ
けでなく凝集剤の添加量の増加、汚泥供給量の減少等の
調節をはかることもできる。
次に、第1図示例の汚泥脱水機について行った、汚泥に
対する凝集剤添加量と水引き状態との関係を調べた実験
結果を示すと下表のとおりである。
すなわち凝集剤の添加量を減少させるに伴って、汚泥1
1表面の正反射光の反射率が次第に増大すること、凝集
剤添加量、汚泥の凝集状態及び前記反射率の間に明確な
相関関係が存在することが確認できるのである。
なお、本考案においては前記正反射光の強弱は汚泥表面
の炉水量のみならず汚泥中の固形物の性状によっても変
わるので、実際の運転管理においては汚泥の種類(色合
い、有機系か無機系かなどの区分)ごとに、最適な脱水
状態あるいは炉布洗浄状態における前記反射率の範囲を
予め測定しておき、運転状態がこの範囲の反射率に適合
するように凝集剤添加量、汚泥供給量、炉布の走行速度
、前記洗浄水の供給量等を自動的に又は手動操作により
制御しながら運転管理を行うことが望ましい。
以上述べたように本考案によれば、脱水機の運転管理を
殆ど肉眼によることなく正確に、しかも数台の脱水機を
長時間にわたって連続的に集中管理することが可能とな
り、また、作業員の労力を大幅に軽減すると共に、極め
て合理的な運転管理が容易に行えるなどの利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の系統説明図、第2図及び第3
図は正反射光検出装置の検出原理図である。 1・・・・・・電源、2,3・・・・・・正反射光検出
装置、4・・・・・・フィードボックス、5,6・・・
・・・MrT、11−・・・・・汚泥、12・・・・・
・炉水、13・・・・・・光源、14・・・・・・受光
素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 無端炉布を走行可能に配備し、重力作用により自然
    脱水を行なう濃縮部と、その後段に炉布で汚泥を挾み込
    んで圧縮する強制脱水部を有する脱水機において、汚泥
    を挾圧する側の前記炉布面に向かって照射された光の正
    反射光の強弱を検出する装置を配備した汚泥脱水機。 2 前記正反射光検出装置が、前記濃縮部に配備されて
    いるものである実用新案登録請求の範囲第1項記載の汚
    泥脱水機。 3 前記正反射光検出装置が、炉布洗浄部と汚泥供給部
    の間に配備されているものである実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載の汚泥脱水機。
JP4680080U 1980-04-07 1980-04-07 汚泥脱水機 Expired JPS6034331Y2 (ja)

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JPS56151620U JPS56151620U (ja) 1981-11-13
JPS6034331Y2 true JPS6034331Y2 (ja) 1985-10-14

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JP6776101B2 (ja) * 2016-11-18 2020-10-28 株式会社鶴見製作所 固液分離装置

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