JPS6034280B2 - 電子部品収納盤 - Google Patents

電子部品収納盤

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Publication number
JPS6034280B2
JPS6034280B2 JP6153677A JP6153677A JPS6034280B2 JP S6034280 B2 JPS6034280 B2 JP S6034280B2 JP 6153677 A JP6153677 A JP 6153677A JP 6153677 A JP6153677 A JP 6153677A JP S6034280 B2 JPS6034280 B2 JP S6034280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage board
heat
electronic component
card frame
electronic components
Prior art date
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Expired
Application number
JP6153677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53146167A (en
Inventor
哲朗 大串
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6153677A priority Critical patent/JPS6034280B2/ja
Publication of JPS53146167A publication Critical patent/JPS53146167A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、IC等の電気回路素子を備えたカード等の電
子部品を収納する電子部品収納盤に係り、特にこれら電
子部品の効果的な冷却を可能にした電子部品収納盤に関
するものである。
従来この種の収納盤として、第1図に示すものが知られ
ている。
図において、1は電子部品収納盤の外板で、その内部に
は、カードフレーム2および電源3が列状に配設されて
おり、カードフレーム2には、IC等の電気回路素子を
備えたカード、その他の電子部品が収納される。これら
のカードフレーム2や電源3の後部は各カードフレーム
2に収納した電子部品や電源3間の配線4をするための
収納盤内空間5になっている。この収納盤の上部には、
内部の電子装置を冷却するために外気を吸入するファン
6が取りつけられ、またこの収納盤の下部には外気吸入
口7が設けられている。この電子部品収納盤においては
、ファン6により外気が吸入口7を通って吸入され、そ
の一部は、第1図の点線矢印で示すようにカードフレ−
ム2や電源3内を通る空気流Aとなり、この空気流Aは
カードフレーム2に収納したカード上のICなどの電子
部品から熱を奪って高温域の空気流として外気に放出さ
れるが、他の一部は、図中実線矢印で示すように、カー
ドフレーム2の後部の空間5を通る空気流Bとなり、カ
ード上の素子から熱を奪うことなく低温域の空気流とし
て外気に放出される。
この場合、カードフレーム2や、電源3の内部を通る空
気流Aの抵抗に比べ、空間5を通る空気流Bの抵抗がは
るかに小さいため、空気流Aより空気流Bの方はるかに
多く流れる。すなわちファン16により吸入される外気
の全脇′量の内、カードフレーム2や電源3の内部を通
る風量の割合はづ・さく、このため冷却効果は吸入空気
量に比してづ・となる結果、カードフレーム2や電源3
内部の空気温度の上昇が大きくなり、ひいてはICなど
の電気回路素子、その他の電子部品の温度も上昇し、電
子部品の信頼度が低下し、寿命が短か〈なるという欠点
があった。本発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、カードフレームの内外
の空気流間で熱交換を行う熱交換器を各カードフレーム
間に介装することにより、カードフレームや電源の内部
を通過する空気を、カードフレームの外側を通過する空
気によって冷却し、もってカードフレームに実装される
IC等の電気回路素子、その他の電子部品の冷却効果を
高めてこれら部品の温度上昇を低く保ち、電子部品の信
頼度を大きく、寿命を長く保てる電子部品収納盤を提供
するものである。
以下、図示実施例について本発明を説明する。
第2図において、符号1〜7は、第1図の従来装置と全
く同一の構成要素を示すもので、8は、列状に配設され
た各カードフレーム2の間、およびカードフレーム2と
電源3の間に挿入された熱交換器であり、その一端は空
間5内に突出している。この熱交換器8は、第3図に示
すように、フィン9が装着された伝熱管(ヒートパイプ
)10よりなっており、伝熱管10の内面には、図示を
省略するが金属金網やフェルトなどの毛管作用をもつ毛
管材料(ウィック)が内張りされていて、その内部には
、一度真空に排気された後、アンモニア、フレオンなど
の熱媒体が前記毛管材料に含浸する程度に封入されてい
る。
この熱交換器8のフィン9は、カードフレーム2部と、
空間5部の両方に装着されているが、そのフィンピッチ
は、カードフレーム2内空気流と空間5内空気流との間
で良好に熱交換されるように定めるものである。
また、この際、空間5側のフィン9は、電子部品または
カード間の配線4を通すため、一部分そのフィンピッチ
を広げておくことが望ましい。上記のように構成された
本電子部品収納盤において、ファン6を回転駆動すれば
、従来装置と同様に外気が吸入口7より吸入され、吸入
された空気流は第2図中点線矢印と実線矢印でそれぞれ
示すように、列状に配置されたカードフレーム2や電源
3を通る空気流Aと空間5を通る空気流8に分流される
が、空気流AとBは、熱交換器8により熱交換されるの
で、空気流Aに対して空気流Bの総量が大きくても、カ
ードフレーム2内の電子部品は良好に冷却される。
すなわち、カードフレーム2内の電子部品から熱を奪っ
て温度上昇した空気流Aは熱交換器8に入り、フィン9
を介して伝熱管10内に封入された熱媒体を加熱し、熱
媒体を蒸発させる。このため空気流Aの温度は下がり、
蒸発した蒸気は、伝熱管10内で温度の低い空間5の方
へ流れ、そこで空気流Aに比して温度が低い空気流Bの
空気によりフィン9を介して冷却され凝縮する。つまり
、空気流Bの温度は上がり、凝縮した液体は、伝熱管1
01こ内張りされた毛管材料の毛管作用によりカードフ
レーム2部へ戻る。この熱媒体の気相、液相の変化を伴
う循環は、伝熱管10内で絶えず行われ、その結果、熱
はカードフレーム2内の空気流Aから空間5内の空気流
Bに伝えられる。したがってカードフレーム2や電源3
の内部の空気温度上昇が低く保され、カードフレーム2
や電源3内部の電子部品の温度上昇が抑えられる。上記
実施例では、熱交換器8として、毛管材料を内張りした
管内に熱媒体を封入した伝熱管10を用いたものを示し
たが、この他の形式の熱交換器を用いてもよく、また伝
熱管1川ま、これを傾斜させて配置し、熱媒体の凝縮液
を重力により加熱部へ戻すようにすれば、必ずしも毛管
材料を使用しなくてもよい。
また、上記実施例は、ファン6により強制的に外気を吸
入するタイプの電子部品収納盤に本発明を適用したもの
であるが、ファンを使用せず自然対流により外気を吸入
する形式の電子部品収納盤にも本発明は適用可能であり
、上記実施例と同様の効果を奏する。以上の通り本発明
によれば、カードフレーム中を流れる高温域の空気流と
、カードフレーム外側の収納空間を流れる低温域空気流
との間で熱交換を行なう熱交換器によって、低温城の空
気流をも冷却に参与せしめカードフレーム内を流れる空
気の温度上昇を低く保つことができ、したがってカード
フレーム内に収納する電子部品の温度、すなわちカード
上のIC等の電気回路素子、その他の電子部品の温度上
昇を抑え、これら電子部品の信頼性および寿命を向上こ
せることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、従来の電子部品収納盤の一例を示す断面図、
第2図は、本発明に係る電子部品収納盤の実施例を示す
断面図、第3図は、熱交換器の一例を示す斜視図である
。 1・・・・・・電子部品収納盤外板、2・・・・・・カ
ードフレーム、5・・・・・・収納盤内空間、8・・・
・・・熱交換器、9..・.・1フィン、10・・・・
・・伝熱管。 第1図第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 IC等の電気回路素子を備えたカード等の電子部品
    を配設したカードフレームを複数離隔配置するとともに
    、これらカードフレーム内の電子部品から発生する熱を
    強制冷却するフアンを設けた電子部品収納盤において、
    上記各カードフレーム間に熱交換器の一方を成すフイン
    を介装するとともに、これらのフインに複数の伝熱管で
    連結した他方のフインを各カードフレーム外側に位置す
    るよう設け、各カードフレーム内を流れる高温空気流と
    このカードフレーム外側の収納盤内空間を流れる低温空
    気流との間で熱交換を行うようにしたことを特徴とする
    電子部品収納盤。 2 内部を真空にして熱媒体を封入した上記伝熱管に上
    記各フインを装着して構成した熱交換器としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子部品収納盤。 3 カードフレーム外側の収納盤内空間が電子部品間配
    線に利用され、上記熱交換器のフインピツチがこの配線
    のために一部分広くなつていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載または第2項に記載の電子部品収納
    盤。
JP6153677A 1977-05-25 1977-05-25 電子部品収納盤 Expired JPS6034280B2 (ja)

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JP6153677A JPS6034280B2 (ja) 1977-05-25 1977-05-25 電子部品収納盤

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JP6153677A JPS6034280B2 (ja) 1977-05-25 1977-05-25 電子部品収納盤

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JPS53146167A JPS53146167A (en) 1978-12-19
JPS6034280B2 true JPS6034280B2 (ja) 1985-08-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0250287U (ja) * 1988-09-29 1990-04-09

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