JPS6034219Y2 - 線香挿入具 - Google Patents

線香挿入具

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Publication number
JPS6034219Y2
JPS6034219Y2 JP6161084U JP6161084U JPS6034219Y2 JP S6034219 Y2 JPS6034219 Y2 JP S6034219Y2 JP 6161084 U JP6161084 U JP 6161084U JP 6161084 U JP6161084 U JP 6161084U JP S6034219 Y2 JPS6034219 Y2 JP S6034219Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incense stick
periphery
incense
insertion hole
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP6161084U
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English (en)
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JPS6048782U (ja
Inventor
浩 森
Original Assignee
森陶器株式会社
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Publication date
Application filed by 森陶器株式会社 filed Critical 森陶器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は線香を殆んど煙を残すことなく消火し得る線香
挿入具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、線香は、灰を収容した線香立でや、墓所において
は取り付けられた中空状の簡易な線香立てに立てられて
いるが着火した線香の火が消えるまでは仲々安心できず
、充分に火が消えたのを確かめなければならない。
しかも墓にとりつけられたものでは燃えのこりが生じた
ときの掃除が困難である。
しかも線香は一度、着火すれば殆んど最後までもえつく
して了わなければならないのが通常で、途中へ消火する
ことは殆んど不可能に近い有様である。
〔解決しようとする問題点〕
本考案は上述の如き、従来の状況に対処し線香の火の安
全を護り、かつ燃えかすの掃除を容易ならしめ、線香の
途中消火を可能ならしめることを課題とし、線香挿入孔
を有する特定形状の線香挿入具を形成することによりそ
れを解決することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本考案の特徴とするところは中実本体の上面に椀
状凹部を形成し、かつ該椀状凹部の底部中心部より下面
へ貫通して線香挿入孔を形成すると共に下面、即ち本体
底面を凹面に成形し、また本体側壁下部を前記底面の周
縁より外方に拡開する斜壁部となして該斜壁部と前記凹
部底面の周辺とによって前記底面周縁を尖った山頂部と
なした点にある。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照し、本考案の具体的な実施例を説
明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示しており、図に
おいて1は陶器、耐熱性プラスチックなどからなる外観
が有底容器形状の中実の本体であり、その上面は椀状の
凹部2に形成され、本体1の中心には該椀状凹部2の底
部中心より下面、即ち本体の底面へ貫通する線香挿入孔
3が貫設されている。
そして、上記の如き本体1において下面、即ち底面はそ
の周縁より内方に凹没する凹面4となっており、又、本
体の側壁部下部は前記底面の周縁より外方に拡開する斜
壁部5となって、本体1の側壁上部に連なっている。
従って、本体1の前記底面の周縁は、前記底面の凹面形
状周縁部と側壁下部の斜壁部5とが互いに衝合し、底面
の周縁に尖った山頂縁6を形成している ここで、本体1の形状は必ずしも図示の形状に限られる
ものではないが、前記周縁の山頂縁6形状は本考案の極
めて重要な構造である。
本考案は成上の如く、本体1の中心部に挿入孔3を有し
、底面に凹曲面、底面周縁に山頂縁を夫々形成して挿入
孔3に線香を挿入する構成であり、これを使用するに際
しては、前記本考案挿入具を平担な面をもつ物体上に置
いて、その挿入孔3に線香を着火部を下にして挿入すれ
ば、その火を容易に消すことができる。
又、着火部を上にしておいても、着火部が次第に下方に
移行すれば自ら消える。
そして、この除土じた燃えかすは本体を持ち上げれば平
担な面例えば受皿上に残り容易に除去できる。
ここで、本考案用具は、これを置く物体の平面が凹凸の
ある平面でなく、可及的円滑平面であることが望ましく
、もし、凹凸のある、換言すれば本考案挿入具を置いた
とき、底面の山頂縁である周縁によって本考案挿入具底
面の凹曲部と外部との通気が遮断されない場合には、瞬
時にして火消し効果は減殺される。
これは、前記瞬時の火消し効果の底面の周縁の尖った上
積構造に大きく依存していることを示すものであり、例
えば線香を着火状態で本考案の挿入孔に挿入すれば、挿
入具内における着火状態の温度は約700℃前後である
ところから、挿入孔内部及び凹曲底面に存在する空気中
の酸素は瞬時に燃えつくされ、残余は燃焼を妨げるガス
のみとなって以後の燃焼を阻止することによるものと考
えられる。
しかし、かかる理由の如何にせよ、挿入された線香が挿
入孔内で瞬時にして火が消え、同時に煙の発生を生じな
いことは、所謂、燻されないことを物語るものであり、
挿入した線香の着火部分は何ら変質することがない。
このことから、本考案において底面の周縁が尖つており
、内外の空気を確実に遮断していることは極めて重要な
ことである。
なお、中心に貫通する挿入孔3の大きさは火を消そうと
するものによって適宜選定され、必らず一定ではないが
、余り大き過ぎては倒れ易く、又空気の流通によって火
消しの効果が半減する。
一方、余りに小さ過ぎては、火を消したいものが挿入さ
れなくは困る。
従って、通常、挿入しようとする線香の径より稍若干大
きく形成するのが好ましく、これによって線香倒れも起
らず安全である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案挿入具は本体中心部に挿入孔を有す
ると共に、底面周縁を尖った山頂縁となしたものであり
、底面の山頂縁によって確実に外気と断絶されるため着
火状態にある線香を着火部分を殆んど残煙を生じること
なく火を消すことができる。
しかも、残煙を生じないことから、線香も燻されること
なく、従って着火部分の火は消されても、該部分の変質
を起すことがなく、再びとり上げて使用しようとする場
合でも充分再使用に供することができる。
又、前述の如く外気と遮断され、酸欠となって燃焼が妨
げられ火が消える結果、周辺への煙あるいはくすぶりに
よる迷惑を及ぼすこともなく、燃えかすは本体を持ち上
げるだけで容易に除去することが出来る利点もある。
なお、本考案挿入具は、小型で簡単に随所に置くことが
できるので、装飾効果を発揮することもできると共に、
平坦な面さえあれば墓所等においても火消しの効果と共
に絶対に倒れない安全さを有して持ち運び利用にも好適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1例を示す線香挿入具の外観斜視図、
第2図は第1図A−A線矢視断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・椀状凹部、3・・
・・・・挿入孔、4・・・・・・凹底面、5・・・・・
・斜壁部、6・・・・・・山頂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に椀状凹部を形成し、かつ該椀状凹部の底部中心部
    より底面へ貫通して線香挿入孔を形成してなる外観有底
    容器形状の中実本体の該容器形状底面を凹面に成形する
    と共に、容器形状側壁下部を前記底面の周縁より外方に
    拡開する斜壁部となして該斜壁部と前記凹底面とによっ
    て前記底面の周縁と尖った山頂縁となしたことを特徴と
    する線香挿入具。
JP6161084U 1984-04-25 1984-04-25 線香挿入具 Expired JPS6034219Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161084U JPS6034219Y2 (ja) 1984-04-25 1984-04-25 線香挿入具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161084U JPS6034219Y2 (ja) 1984-04-25 1984-04-25 線香挿入具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6048782U JPS6048782U (ja) 1985-04-05
JPS6034219Y2 true JPS6034219Y2 (ja) 1985-10-11

Family

ID=30191829

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6161084U Expired JPS6034219Y2 (ja) 1984-04-25 1984-04-25 線香挿入具

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JPS6048782U (ja) 1985-04-05

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