JP3223090U - 着火用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】強風下でも蝋燭の火を絶やすことなく、安全かつ確実に線香や手持ち花火等に着火することができる着火用具を提供する。【解決手段】着火用具1は、耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間2を区画する有底筒体3と、有底筒体3の側壁4に穿設され、開放空間2に連通する小孔5と、を有し、小孔5が、有底筒体3の底部6近傍に穿設される。有底筒体3は、耐火性材料であるアルミニウム製であり、側壁を形成する円筒状の筒部と、当該筒部の下方を塞ぐ円盤状の底部6とにより構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、蝋燭による着火に用いられる着火用具に関し、特に、自然風に晒される屋外での利用に好適な着火用具に関する。
屋外の墓地において線香を供える際に蝋燭を用いる場合があるが、線香に着火する前に自然風により蝋燭の火が消えてしまうことがある。そこで、手や体で覆ったり、墓石の陰に移動したりして風の影響を遮ろうとするが、十分な防風手段とはいえない。
自然風に晒される屋外の墓地において線香に着火する際に利用可能な技術として、例えば、特許文献1が知られている。
家庭向けの手持ち花火で遊ぶ際にも、花火に火をつける手段として蝋燭が用いられることがあるが、前述のとおり屋外は自然風に晒されているため、風の影響で蝋燭の火が消えてしまうことがある。
特開2009−30945号公報
屋外において、線香や手持ち花火等の着火対象物に火をつける手段として蝋燭を用いる場合、強風下でも蝋燭の火を絶やすことなく、安全かつ確実に当該対象物に着火することができる用具があれば便利である。この点、特許文献1に開示されるような、側壁に空けられた固定穴から多数本の線香を挿入して着火する構成の用具によると、蝋燭は燃焼によりその長さ(燃焼位置)が変化すること、及び、線香の束を扇形に拡げるなど線香の配置を変え難いことから、それぞれの線香に均等に火を点けることが困難であり実用的な用具とはいえない。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、強風下でも蝋燭の火を絶やすことなく、安全かつ確実に線香や手持ち花火等に着火することができる着火用具を提供することを目的とする。
本考案の着火用具は、
耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間を区画する有底筒体と、
前記有底筒体の側壁に穿設され、前記開放空間に連通する小孔と、
を有し、
前記小孔が、前記有底筒体の底部近傍に穿設されることを特徴とする。
本考案の着火用具は、好ましくは、
耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間を区画する有底筒体と、
前記有底筒体の側壁に複数穿設され、前記開放空間に連通する小孔と、
前記有底筒体の上方開口縁に着脱自在に取り付けられる蓋体と、
前記有底筒体の底部中央に突設される蝋燭挿入用突起体と、
前記有底筒体の側壁に揺動可能に取り付けられるアーチ状のハンドルと、
を有し、
前記小孔のそれぞれが、前記有底筒体の底部近傍に、前記側壁周りに一定の間隔で穿設されることを特徴とする。
本考案の着火用具は、好ましくは、
耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間を区画する有底筒体と、
前記有底筒体の側壁に複数穿設され、前記開放空間に連通する小孔と、
前記有底筒体の底部上面に設置される蝋燭と、
を有し、
前記蝋燭が、前記開放空間のうち、前記有底筒体の底部上面から前記有底筒体の上方開口縁までの高さ寸法の1/3以下の空間内に設置されており、
前記小孔のそれぞれが、4mm以上6mm以下の内径寸法で穿設され、かつ、前記有底筒体の底部上面から上方に1〜3mmの隙間を設けて、前記側壁周りに一定の間隔で4〜8箇所穿設されることを特徴とする。
本考案の着火用具によれば、強風下でも蝋燭の火を絶やすことなく、安全かつ確実に線香や手持ち花火等に着火することができる着火用具を提供することができる。
本考案の一実施の形態である着火用具の縦断面図である。 図1に示す着火用具の使用状態を示す斜視図である。
以下、適宜図面を参照しつつ本考案の一実施の形態を具体的に説明するが、本考案は図面に示す実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない限りにおいて適宜変更可能である。
図1は、本考案の一実施の形態である着火用具1の縦断面図であり、図2は、図1に示す着火用具1の使用状態を示す斜視図である。着火用具1は、耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間2を区画する有底筒体3と(図2参照)、有底筒体3の側壁4に穿設され、開放空間2に連通する小孔5と、を有し、小孔5が、有底筒体1の底部6近傍に穿設される。かかる構成を有する着火用具1によれば、強風下でも蝋燭Cの火を絶やすことなく、安全かつ確実に線香Sや手持ち花火等に着火することができる。以下、詳細に説明する。
有底筒体3は、耐火性材料であるアルミニウム製であり、側壁4を形成する円筒状の筒部と、当該筒部の下方を塞ぐ円盤状の底部6とにより構成され、上方が開口している。なお、本実施の形態においては、有底筒体は、円筒状の部材であるが、角筒状のものであっても良い。このような有底筒体としては、各種空き缶を利用して製作することができる。また、有底筒体は蝋燭の火に耐え得る耐火性材料であれば良く、例えば、セラミックス製のものであっても良い。
有底筒体3は、筒部と底部6とにより、上方に開口する開放空間2を区画形成する。蝋燭Cは、有底筒体3の上方開口部から開放空間2内に設置される。なお、図示する場合には、細長い円柱状の蝋燭Cが、その基端部を底部6に蝋で溶着することによりほぼ垂直に立設されているが、開放空間2に設置される蝋燭としてはこれに限られず、いわゆるカップ入り蝋燭など、通常一般に使用される蝋燭を広く用いることができる。
開放空間2内に設置された蝋燭Cの火は、有底筒体3の側壁4が防風壁となって、外風に直接晒されるのを防ぐことができる。この有底筒体3の側壁4には、開放空間2に連通する小孔5が穿設されている。小孔5は、有底筒体3の底部6近傍に穿設されている。小孔5は空気孔として機能しており、開放空間2内に外気を送り込むことができる。小孔5が底部6近傍に設けられていることから、小孔5から流入する空気が蝋燭の火に直接当たらず、小孔5からの流入空気により蝋燭の火が消えるおそれがない。
かかる構成を有する着火用具1によれば、強風下でも蝋燭Cの火を絶やすことなく安定して燃焼させることができる。図2は蓋体8を取り外した状態を示しており、有底筒体3の上方開口部から線香Sの束を差し込んで着火することができる。
次に、着火用具1を用いて線香Sに火を点ける流れについて述べる。先ず、墓地等の着火場所まで着火用具1を持参する。この際、着火用具1内に事前に蝋燭Cを配置しておいても良いし、現地で蝋燭Cを設置するようにしても良い。次いで、地面等に着火用具1を載置し、マッチやライター等を用いて蝋燭Cに火を点ける。その後、線香Sに着火させるが、マッチやライターで直接線香に火を点ける場合と異なり、両手が空いているので、線香Sの束を扇形に拡げるなど均等に引火するように線香Sを操ることができる。
本考案の着火用具1によれば、強風下でも火力が安定しており、かつ、自然風を防ぐことができるので、火力が弱い蝋燭でも着火に用いることができる。着火用具1は地面等に置いて使うことができ、手が火元と離れるので、火傷の危険が少なく安全である。蝋燭を地面に直接立てる場合に比して、土台が安定しており、倒れにくい。特に、蝋燭C自体が着火用具1の内部に設置されており風の影響で倒れる心配が少なく、仮に倒れても有底筒体3の中なので周囲に延焼するおそれがなく安全である。さらに、火元を視認しながら引火の状況を逐一確認できるので、着火の確実性が増し、着火までの時間を短縮できる。加えて、着火手段として容易に入手可能な蝋燭を使用するものであり、かつ、有底筒体3の上部開口部から容易に交換が可能であること、蝋燭を立てたまま保管ないし持ち運ぶことができるので簡便であり対象物に着火するまでの時間が短縮されること、火力が安定しているので蝋燭が長持ちすること、開放空間2内に線香やマッチ等の関連部品も入れて一緒に持ち運べることから、優れて有用な考案である。その他、特許文献1の技術と異なり、蝋燭がその燃焼により長さが変わったとしても、その利便性が損なわれない。以上述べたとおり、本考案によれば、強風下でも蝋燭Cの火を絶やすことなく、安全かつ確実に線香Sや手持ち花火等に着火することができ、利便性の高い有用な着火用具を提供することができる。
本考案の着火用具は、好ましくは、耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間を区画する有底筒体と、前記有底筒体の側壁に穿設され、前記開放空間に連通する小孔と、前記有底筒体の上方開口縁に着脱自在に取り付けられる蓋体と、前記有底筒体の底部中央に突設される蝋燭挿入用突起体と、前記有底筒体の側壁に揺動可能に取り付けられるアーチ状のハンドルと、を有し、前記小孔のそれぞれが、前記有底筒体の底部近傍に、前記側壁周りに一定の間隔で穿設されることを特徴とするものであるところ、図1に示す着火用具1は、これらの特徴を有するものである。
すなわち、側壁4には複数の小孔5が穿設され、小孔5のそれぞれが、有底筒体3の底部6近傍であり、かつ、側壁4周りに一定の間隔で穿設されている。これにより、大きな孔を空けなくても、開放空間2内に、継続的燃焼に十分な量の酸素を取り込むことができる。蓋体8は、浅い椀型であり、開口縁7に嵌合可能な内径寸法に形成されている。蓋体8を有することにより、着火用具1の保管や持ち運ぶ際における内部への異物の侵入を防ぐことができる。また、ハンドル9は、有底筒体3の側壁4に揺動可能に取り付けられており、持ち運びの際の持ち手として活用することができる。図中破線で示す蝋燭挿入用突起体10は、有底筒体3の底部6中央に突設されており、その先端が鋭利に尖っており、蝋燭Cを差し込んで垂直に設置することができる。
本考案の着火用具は、好ましくは、耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間を区画する有底筒体と、前記有底筒体の側壁に複数穿設され、前記開放空間に連通する小孔と、前記有底筒体の底部上面に設置される蝋燭と、を有し、前記蝋燭が、前記開放空間のうち、前記有底筒体の底部上面から前記有底筒体の上方開口縁までの高さ寸法の1/3以下の空間内に設置されており、前記小孔のそれぞれが、4mm以上6mm以下の内径寸法で穿設され、かつ、前記有底筒体の底部上面から上方に1〜3mmの隙間を設けて、前記側壁周りに一定の間隔で4〜8箇所穿設されることを特徴とするものであるところ、図1に示す着火用具1は、これらの特徴を有するものである。
すなわち、着火用具1は、有底筒体3の底部6上面に設置される蝋燭Cを有しており、この蝋燭Cが開放空間2のうち、有底筒体3の底部6上面から有底筒体3の上方開口縁7までの高さ寸法Hの1/3以下の空間内に設置されている。より具体的には、高さ寸法Hが15cm、蝋燭Cの長さLが5cm以下に設定されることにより、着火用具1の高さ寸法Hが蝋燭の長さ寸法Lの3倍以下に設定されている。考案者の実験によれば、蝋燭Cを高さ寸法Hの1/3以下の空間内に設置することにより、斜め上方から吹き込む風を相当程度防ぐことができる。なお、一般に使用される線香の長さは約14cm前後であるので、線香を着火用具1内に収容して持ち運ぶこともできる。
小孔5のそれぞれは、約5mm内径寸法で開口しており、かつ、有底筒体3の底部6上面から2mmの隙間を設けて、側壁4周りに一定の間隔で6箇所穿設されている。考案者の実験によれば、小孔のそれぞれが、4mm以上6mm以下の内径寸法で開口しており、かつ、有底筒体の底部上面から1〜3mmの隙間を設けて、側壁周りに一定の間隔で4〜8箇所穿設されている場合に、強風下でも蝋燭の火を絶やすことなく、安全かつ確実に線香に着火することができる。
本考案は、上記実施の形態ないし実施例に限定されず、その考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形実施が可能である。上記実施の形態においては専ら線香に着火するケースを例に説明したが、本考案は、手持ち花火やキャンプにおける火種としても用いることができ、また屋外に限らず、屋内での着火用具としても利用可能である。
本考案は、蝋燭による着火に用いられる着火用具として利用することが可能である。
1 着火用具
2 開放空間
3 有底筒体
4 側壁
5 小孔
6 底部
7 上方開口縁
8 蓋体
9 ハンドル
10 蝋燭挿入用突起体
C 蝋燭
S 線香

Claims (3)

  1. 耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間を区画する有底筒体と、
    前記有底筒体の側壁に穿設され、前記開放空間に連通する小孔と、
    を有し、
    前記小孔が、前記有底筒体の底部近傍に穿設されることを特徴とする着火用具。
  2. 耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間を区画する有底筒体と、
    前記有底筒体の側壁に複数穿設され、前記開放空間に連通する小孔と、
    前記有底筒体の上方開口縁に着脱自在に取り付けられる蓋体と、
    前記有底筒体の底部中央に突設される蝋燭挿入用突起体と、
    前記有底筒体の側壁に揺動可能に取り付けられるアーチ状のハンドルと、
    を有し、
    前記小孔のそれぞれが、前記有底筒体の底部近傍に、前記側壁周りに一定の間隔で穿設されることを特徴とする着火用具。
  3. 耐火性材料により形成され、上方に開口する開放空間を区画する有底筒体と、
    前記有底筒体の側壁に複数穿設され、前記開放空間に連通する小孔と、
    前記有底筒体の底部上面に設置される蝋燭と、
    を有し、
    前記蝋燭が、前記開放空間のうち、前記有底筒体の底部上面から前記有底筒体の上方開口縁までの高さ寸法の1/3以下の空間内に設置されており、
    前記小孔のそれぞれが、4mm以上6mm以下の内径寸法で穿設され、かつ、前記有底筒体の底部上面から上方に1〜3mmの隙間を設けて、前記側壁周りに一定の間隔で4〜8箇所穿設されることを特徴とする着火用具。
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