JPS6034002B2 - 赤熱コ−クス消火設備からのエネルギ−回収方法 - Google Patents

赤熱コ−クス消火設備からのエネルギ−回収方法

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Publication number
JPS6034002B2
JPS6034002B2 JP9621880A JP9621880A JPS6034002B2 JP S6034002 B2 JPS6034002 B2 JP S6034002B2 JP 9621880 A JP9621880 A JP 9621880A JP 9621880 A JP9621880 A JP 9621880A JP S6034002 B2 JPS6034002 B2 JP S6034002B2
Authority
JP
Japan
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water
red
heat exchanger
hot coke
hot
Prior art date
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Expired
Application number
JP9621880A
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English (en)
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JPS5721701A (en
Inventor
光 島村
康夫 徳永
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS5721701A publication Critical patent/JPS5721701A/ja
Publication of JPS6034002B2 publication Critical patent/JPS6034002B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は赤熱コークスを消火する際発生する高温の蒸気
の持つエネルギーを特に電気エネルギーとして回収する
方法に関する。
従来、コークス炉から出てくる赤熱コークスの冷却には
注水令却が行なわれているが、その際、高温の蒸気が発
生し、当該蒸気は大気中へ放散され、その熱エネルギー
が何等利用されることなく廃棄されているのが現状であ
る。
その理由として、赤熱コークスを消火する際発生する蒸
気では、従来の消火設備では赤熱コークスを受ける函体
が1つであることなどによりコークス炉作業機械の1押
出し工程でその全量を函体に受けて消火することから、
次の工程迄の間、蒸気の発生が断続的となるため、これ
ら蒸気中の熱エネルギーを回収して連続的な動力として
再利用することに大きな障害となっている。
本発明はこのような従来技術の問題点を解消せんとする
もので、赤熱コークスを圧力消火する密閉圧力形コンテ
ナから間欠的に送給される高温蒸気と冷却水を直接接触
熱交換器へ導入し、高温蒸気の熱エネルギーを高温水と
して回収し、かつ水性ガスを分離補集した後、該高温水
を温水タンク内に貯蔵し、そこで該高温水を有機媒体ラ
ンキンサィクルシステムの熱エネルギー源として利用す
ることにより連続したタービン発電を行ない、一方、有
機媒体ランキンサィクルシステムで熱エネルギーを消火
した温水を密閉圧力形コンテナおよび直後接触熱交換器
へ、それぞれ導入し、赤熱コークスの圧力消火水および
高温水生成用冷却水として循環再利用するようにしたこ
とを特徴とするものである。
以下図面にもとずし、て本発明の実施例について説明す
る。
図面において、1は圧力消火を行う密閉圧力形コンテナ
、2はコークス冷却時発生するダストを除去するための
サイクロン、3は直接接触熱交換器で、該熱交換器3に
おいて前記コンテナーからの過熱蒸気に冷却水を直接接
触熱交換させて高温水を生成するとともに、過熱蒸気中
に含有する水性ガスの分離回収が行なわれる。
4は前記熱交換器3からの高温水を貯蔵するためのタン
クである。
この高温水タンク内の高温水の温度は9000以上にな
る。Rは有機媒体ランキンサィクルシステムで熱交換器
5、有機媒体タービン10、発電機11、冷却水循環ポ
ンプ12、凝縮器13、有機媒体ポンプ14より構成さ
れている。このシステムで使用される気体は低沸点のフ
。ンRIIが使用される。6は温水タンクで、有機媒体
ランキンサィクルシステムRで熱エネルギーを消失した
温水を貯藤するタンクである。
この温水タンク6中の高温水の温度はほぼ6000にな
る。7および8はポンプでこれらのポンプにより温水タ
ンク6からの温水はそれぞれ直接接触熱交換器3および
密閉圧力形コンテナ1へ供給され、再利用される。
なお、系内の水量が所定以下になると系外よりタンク6
へ適宜補給水される。
以上の構成において、所定の乾留時間を経過したコーク
ス炉の排出口にまずガイド車ならびに、密閉圧力形コン
テナ1を搭載した消火車がセットされ、密閉圧力形コン
テナ1の中に赤熱コークスが投入される。
次にこのコンテナーの上下に密閉閉用の上蓋および高温
蒸気回収用のダクトが接続される。そして上蓋内に内蔵
されたスプレーノズルより消火水が散水されると、コン
テナ1内に過熱蒸気が発生する。そしてこの過熱蒸気は
ダクトによりサイクロン2へ導かれ、ここでダストを瓶
集して直接接触熱交換器3へ導入される。一方同時に冷
却水が該熱交換器3へ導入され、該熱交換器3内におい
て高温水を生成するとともに、蒸気中に含有せる水性ガ
スが分離されタンク9へ回収される。
なお、この際水性ガスの有する顕熱は高温水として回収
されることは勿論である。そして、該熱交換器3で生成
された高温水はタンク4へ貯蔵される。
しかして、この高温水の熱エネルギーを有機媒体ランキ
ンサィクルシステムRにより電気エネルギーに変換する
ものであるが、タンク4からの高温水が有機媒体ランキ
ンサィクルシステムRの熱交換器5へ供給され、該熱交
換器5において低沸点媒体を加熱して高圧蒸気となしタ
ービン10を駆動し、発電機11を回転し電気エネルギ
ーに変換される。
そして、熱交換器5で熱エネルギーを失った温水はタン
ク6へ貯溜され、ポンプ7、および8により熱交換器3
およびコンテナ1へ供給され、直接接触熱交換器3の冷
却水、および赤熱コークスの消火水として再利用される
。かくして、コンテナ1内の赤熱コークスの消火に際し
、発生する蒸気の回収が終ると赤熱コークスが内蔵され
た新たなコンテナ1と取り換えられ再び消火水が散水さ
れコンテナ1内に過熱蒸気を発生させ前述の操作が反復
継続して行なわれる。
そして、コンテナの交換時、過熱蒸気の発生が中断し蒸
気の供給が間レナつ的となるが、本発明では過熱蒸気の
熱エネルギーが高温水としてタンク4に蓄熱されている
ため、高温水の熱エネルギーが連続的に有機媒体ランキ
ンサィクルシステムRで電気的エネルギーとして回収す
ることができるので、間けつ的に発生する熱エネルギー
を連続的な電気エネルギーとして回収することが可能で
、さらに、本発明では直接接触熱交換器3を使用したた
め、熱効率を高めることは勿論のこと該熱交換器3にお
いて過熱蒸気中に含有する水性ガスが分離回収できる効
果をも有し、更に系内で使用する水は循環再使用される
ので環境汚染、熱交率面からも極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は赤熱コークス消火設備からのエネルギー回収装置
の概略図である。 1・・・・・・密閉圧力形コンテナ、2・・・…サィク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 赤熱コークスを圧力消火する密閉圧力形コンテナか
    ら間欠的に送給される高温蒸気と冷却水を直接接触熱交
    換器へ導入し該熱交換器にて高温蒸気の熱エネルギーを
    高温水として回収し、かつ水性ガスを分離補集した後、
    該高温水を温水タンク内に貯蔵し、そこで該高温水を有
    機媒体ランキンサイクルシステムの熱エネルギー源とし
    て利用することにより連続してタービン発電を行ない、
    一方有機媒体ランキンサイクルシステムで熱エネルギー
    を消失した温水を密閉圧力形コンテナおよび直接接触熱
    交換器へそれぞれ供給し、赤熱コークスの圧力消火水お
    よび高温水生成用冷却水として循環再利用するようにし
    たことを特徴とする赤熱コークス消火設備からのエネル
    ギー回収方法。
JP9621880A 1980-07-16 1980-07-16 赤熱コ−クス消火設備からのエネルギ−回収方法 Expired JPS6034002B2 (ja)

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JPS5721701A JPS5721701A (en) 1982-02-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61186601U (ja) * 1985-05-15 1986-11-20
JPS6243901U (ja) * 1985-09-06 1987-03-17
JPS6278505U (ja) * 1985-11-05 1987-05-20
JPS6284501U (ja) * 1985-11-18 1987-05-29
JPS63159302U (ja) * 1987-04-08 1988-10-19

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