JPS6033834Y2 - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents
魚釣用スピニングリ−ルInfo
- Publication number
- JPS6033834Y2 JPS6033834Y2 JP2612280U JP2612280U JPS6033834Y2 JP S6033834 Y2 JPS6033834 Y2 JP S6033834Y2 JP 2612280 U JP2612280 U JP 2612280U JP 2612280 U JP2612280 U JP 2612280U JP S6033834 Y2 JPS6033834 Y2 JP S6033834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shaft
- spool
- cylinder
- traverse cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
スプール軸を往復動する手段として、スプール軸に直交
して設けた摺動溝にバンドル軸と連動する回動輪に突設
した偏心ピンを係合せしめる方式が一般的に知られてい
るが、この方式はスプール軸が等速で往復動しないため
釣糸をスプールに均等に捲着できないと共にスプール軸
のストロークの長さも制限され、更に作動も円滑に行わ
れにくい欠陥がある。
して設けた摺動溝にバンドル軸と連動する回動輪に突設
した偏心ピンを係合せしめる方式が一般的に知られてい
るが、この方式はスプール軸が等速で往復動しないため
釣糸をスプールに均等に捲着できないと共にスプール軸
のストロークの長さも制限され、更に作動も円滑に行わ
れにくい欠陥がある。
この欠陥を改善するためスプール軸をトラバースカム機
構で往復動させることが実公昭33〜3075号公報及
び特開昭50〜148194号公報で知られているが、
前者はローターの回転とスプール軸のストロークとが同
周期であるため釣糸の捲着位置が一定してしまい、捲着
面に凹凸が生じて均等に捲着できない欠陥があり、また
後者はトラバースカム機構作動用の歯車力釦−ター駆動
用歯車の内側に形成されているため、スプール軸の往復
動速度を増加することが極めて困難で釣糸捲着ピッチが
小さく、従って釣糸放出時の繰出し抵抗が増加して遠投
に向かない大きな欠陥がある。
構で往復動させることが実公昭33〜3075号公報及
び特開昭50〜148194号公報で知られているが、
前者はローターの回転とスプール軸のストロークとが同
周期であるため釣糸の捲着位置が一定してしまい、捲着
面に凹凸が生じて均等に捲着できない欠陥があり、また
後者はトラバースカム機構作動用の歯車力釦−ター駆動
用歯車の内側に形成されているため、スプール軸の往復
動速度を増加することが極めて困難で釣糸捲着ピッチが
小さく、従って釣糸放出時の繰出し抵抗が増加して遠投
に向かない大きな欠陥がある。
本考案はこのようなトラバースカム機構によるスプール
往復動方式における欠陥を改善するようにしたもので、
バンドル軸によって回動される対向した一対の駆動歯車
の一方の駆動歯車をローター回動歯車に噛合せしめると
共に他方の駆動歯車を増速用中間歯車を介して筐体後部
に支承された回転軸筒先端の歯車と噛合せしめ、前記回
転軸筒内にはトラバースカム溝を有するスプール軸を摺
動自在に嵌着し、トラバースカム溝に回転軸筒に設けた
係合子を係合せしめたことを要旨とするものである。
往復動方式における欠陥を改善するようにしたもので、
バンドル軸によって回動される対向した一対の駆動歯車
の一方の駆動歯車をローター回動歯車に噛合せしめると
共に他方の駆動歯車を増速用中間歯車を介して筐体後部
に支承された回転軸筒先端の歯車と噛合せしめ、前記回
転軸筒内にはトラバースカム溝を有するスプール軸を摺
動自在に嵌着し、トラバースカム溝に回転軸筒に設けた
係合子を係合せしめたことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図について説明すると、筐体1に回転
自在に支承されたバンドル2を有するバンドル軸3の筐
体内における両側には対向して一対の駆動歯車4,5が
固着され、一方の駆動歯車4は筐体1前部に回動自在に
支承され、かつローター6を固着した筒軸7後端に形成
したローター回動歯車8に噛合すると共に他方の駆動歯
車5は筐体1に軸支され、かつ外周部と表面部に歯部9
.10を有する増速用中間歯車11の外周歯部9に噛合
し、更に該増速用中間歯車11の表面歯部10は筐体後
部に回動自在に支承された回動軸筒12の先端に形成さ
れた歯車13と噛合している。
自在に支承されたバンドル2を有するバンドル軸3の筐
体内における両側には対向して一対の駆動歯車4,5が
固着され、一方の駆動歯車4は筐体1前部に回動自在に
支承され、かつローター6を固着した筒軸7後端に形成
したローター回動歯車8に噛合すると共に他方の駆動歯
車5は筐体1に軸支され、かつ外周部と表面部に歯部9
.10を有する増速用中間歯車11の外周歯部9に噛合
し、更に該増速用中間歯車11の表面歯部10は筐体後
部に回動自在に支承された回動軸筒12の先端に形成さ
れた歯車13と噛合している。
しかして先端部にスプール14を有するスプール軸15
は前記筒軸7と回動軸筒12に摺動自在に嵌着されると
共にその後端部に形成された欠円軸部16は筐体1に係
着された回動規制駒体17の欠円孔18に嵌着しスプー
ル軸15の回動を阻止しており、更にスプール軸15の
欠円軸部16の前部分にはトラバースカム溝19が設け
られている。
は前記筒軸7と回動軸筒12に摺動自在に嵌着されると
共にその後端部に形成された欠円軸部16は筐体1に係
着された回動規制駒体17の欠円孔18に嵌着しスプー
ル軸15の回動を阻止しており、更にスプール軸15の
欠円軸部16の前部分にはトラバースカム溝19が設け
られている。
また前記トラバースカム溝19には回転軸筒12の透孔
20に嵌合された係合子21が係合し、回転軸筒12に
は係合子脱落防止用の短筒22が嵌着されている。
20に嵌合された係合子21が係合し、回転軸筒12に
は係合子脱落防止用の短筒22が嵌着されている。
本考案実施例は上記のように構成されているからハンド
ル2によりハンドル軸3を回動すると、駆動歯車4はロ
ーター回動歯車8、筒軸7を介してローター6を回動し
て釣糸をスプール14に捲着する一方、駆動歯車5は増
速用中間歯車11の外周歯部9、表面歯部10、歯車1
3を介して回転軸筒12を回転せしめ係合子21がトラ
バースカム溝19を介してスプール軸15を往復摺動せ
しめて釣糸をスプール14に平均に捲着するものである
。
ル2によりハンドル軸3を回動すると、駆動歯車4はロ
ーター回動歯車8、筒軸7を介してローター6を回動し
て釣糸をスプール14に捲着する一方、駆動歯車5は増
速用中間歯車11の外周歯部9、表面歯部10、歯車1
3を介して回転軸筒12を回転せしめ係合子21がトラ
バースカム溝19を介してスプール軸15を往復摺動せ
しめて釣糸をスプール14に平均に捲着するものである
。
本考案はハンドル軸によって回動される対向した一対の
駆動歯車の一方をローター回動歯車に噛合せしめると共
に他方の駆動歯車を増速用中間歯車を介して筐体後部に
支承された回転軸筒先端の歯車に噛合せしめて回転軸筒
に設けた係合子をスプール軸のトラバースカム溝に係合
するようにしたので、スプール軸を高速で往復摺動して
釣糸の捲着ピッチを大きくし釣糸放出時の抵抗を減少せ
しめ釣糸の遠距離投擲を容易にすることができると共に
ハンドル軸の回動作用も円滑確実に行える優れた特徴と
実用性を有する。
駆動歯車の一方をローター回動歯車に噛合せしめると共
に他方の駆動歯車を増速用中間歯車を介して筐体後部に
支承された回転軸筒先端の歯車に噛合せしめて回転軸筒
に設けた係合子をスプール軸のトラバースカム溝に係合
するようにしたので、スプール軸を高速で往復摺動して
釣糸の捲着ピッチを大きくし釣糸放出時の抵抗を減少せ
しめ釣糸の遠距離投擲を容易にすることができると共に
ハンドル軸の回動作用も円滑確実に行える優れた特徴と
実用性を有する。
第1図は本考案の一部切欠平面図、第2図は同要部の一
部切欠正面図、第3図は同要部の分解斜面図、第4図は
同要部の縦断側面図である。 1・・・・・・筐体、3・・・・・・ハンドル軸、4,
5・・・・・・駆動歯車、8・・・・・・ローター回動
歯車、11・・・・・・増速用中間歯車、12・・・・
・・回転軸筒、13・・・・・・歯車、15・・・・・
・スプール軸、19・・・・・・トラバースカム溝、2
1・・・・・・係合子。
部切欠正面図、第3図は同要部の分解斜面図、第4図は
同要部の縦断側面図である。 1・・・・・・筐体、3・・・・・・ハンドル軸、4,
5・・・・・・駆動歯車、8・・・・・・ローター回動
歯車、11・・・・・・増速用中間歯車、12・・・・
・・回転軸筒、13・・・・・・歯車、15・・・・・
・スプール軸、19・・・・・・トラバースカム溝、2
1・・・・・・係合子。
Claims (1)
- バンドル軸によって回動される対向した一対の駆動歯車
の一方の駆動歯車をローター回動歯車に噛合せしめると
共に他方の駆動歯車を増速用中間歯車を介して筐体後部
に支承された回転軸筒先端の歯車と噛合せしめ、前記回
転軸筒内にはトラバースカム溝を有するスプール軸を摺
動自在に嵌着し、トラバースカム溝に回転軸筒に設けた
係合子を係合せしめた魚釣用スピニングリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2612280U JPS6033834Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2612280U JPS6033834Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56129280U JPS56129280U (ja) | 1981-10-01 |
JPS6033834Y2 true JPS6033834Y2 (ja) | 1985-10-08 |
Family
ID=29622134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2612280U Expired JPS6033834Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033834Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2612280U patent/JPS6033834Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56129280U (ja) | 1981-10-01 |
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