JPS6033721Y2 - 腕時計用ステツプモ−タのコイル体 - Google Patents
腕時計用ステツプモ−タのコイル体Info
- Publication number
- JPS6033721Y2 JPS6033721Y2 JP13831078U JP13831078U JPS6033721Y2 JP S6033721 Y2 JPS6033721 Y2 JP S6033721Y2 JP 13831078 U JP13831078 U JP 13831078U JP 13831078 U JP13831078 U JP 13831078U JP S6033721 Y2 JPS6033721 Y2 JP S6033721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- winding
- coil
- step motor
- wristwatch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、時計用ステップモータのコイル体の改良に関
する。
する。
第1図は、一般的なコイル体の組み立て図である。
磁心部2には巻線が巻かれる。巻枠3は巻線がくずれる
ことを防止する目的で設けられている。
ことを防止する目的で設けられている。
磁心耳部1は、ステータ体との接合や巻枠3の支え等の
機能を有する。
機能を有する。
さて、この様な形状のコイルを有するステップモータを
磁場内に置いた場合の磁束の流れを第2図に示す。
磁場内に置いた場合の磁束の流れを第2図に示す。
磁心部2に磁束が集中しすぎ飽和してしまった場合には
、コイルによって生ずる磁束が永久磁石によりなるロー
タ7まで作用せず、ロータを回転させる事ができなくな
る。
、コイルによって生ずる磁束が永久磁石によりなるロー
タ7まで作用せず、ロータを回転させる事ができなくな
る。
ところで、有限要素法を用いて計算した結果、磁心耳部
1のA部の有無によって、磁心部2に集中する磁束が1
0〜数10%変化する事がわかった。
1のA部の有無によって、磁心部2に集中する磁束が1
0〜数10%変化する事がわかった。
この事は、腕時計の耐外部磁界性を10〜数lO%向上
させることが可能である事を意味する。
させることが可能である事を意味する。
そこで、磁心体の形状を第3図の如くする事が考えられ
る。
る。
この磁心体に巻線をつけて、巻線を巻いた場合、第4図
の様に、第2図における磁心耳部Aによる支えがないた
めに、巻枠3が変形してしまう。
の様に、第2図における磁心耳部Aによる支えがないた
めに、巻枠3が変形してしまう。
この様な変形を防止するために、巻枠3の厚さを増す事
が考えられるが、その場合、巻線の有効長が短くなり、
モータ効率の低下をもたらす。
が考えられるが、その場合、巻線の有効長が短くなり、
モータ効率の低下をもたらす。
本考案は、以上の様な矛循を解消する事を目的とし、コ
イルの有効長を損なうことなく耐磁性の優れたコイル体
を提供するものである。
イルの有効長を損なうことなく耐磁性の優れたコイル体
を提供するものである。
以下、図面と共に本考案を詳細に説明する。
第5図は、本考案によるコイル巻線の実施例である。
従来の巻線3に倒れ防止部6が設けられている。
巻枠はプラスチック製であり、この様な形状は容易に作
る事が可能である。
る事が可能である。
第6図は、第3図の磁心体に第5図の巻枠を組んだ図で
ある。
ある。
巻枠3の倒れ防止部6が、磁心耳部1の側面に当ってい
て巻枠を支えている。
て巻枠を支えている。
また、左右の巻枠を上下逆に組む事により、二つの巻枠
を兼用にしている。
を兼用にしている。
以上の様に、本考案によれば、耐外部磁界性に優れた磁
心体形状が可能になり、効果多大である。
心体形状が可能になり、効果多大である。
第1図は一般的なコイル組み立て斜視図、第2図はステ
ップモータを磁場内に入れた時の磁束分布平面図、第3
図は改良された磁心体の一例を示す平面図、第4は改良
された磁心体に従来の巻枠を組み、巻線を巻いた場合の
一例を示す平面図、第5図は本考案による巻枠の実施例
を示す斜視図、第6図は本考案によるコイル体の組立斜
視図の一例である。 1・・・磁心耳部、2・・・磁心部、3・・・コイル巻
枠、6・・・倒れ防止部。
ップモータを磁場内に入れた時の磁束分布平面図、第3
図は改良された磁心体の一例を示す平面図、第4は改良
された磁心体に従来の巻枠を組み、巻線を巻いた場合の
一例を示す平面図、第5図は本考案による巻枠の実施例
を示す斜視図、第6図は本考案によるコイル体の組立斜
視図の一例である。 1・・・磁心耳部、2・・・磁心部、3・・・コイル巻
枠、6・・・倒れ防止部。
Claims (1)
- 磁心部と、この磁心部両端にL字状に形成された磁心耳
部と、この磁心耳部の内側面に係合された一対のコイル
巻枠と、前記磁心部に巻かれた巻線とを有するものにお
いて、前記一対のコイル巻枠のそれぞれ一部に形成され
た倒れ防止部を備え、この倒れ防止部が前記磁心耳部の
外周側面と係合することにより、前記巻線の圧力による
コイル巻枠の変形を防止する構成よりなることを特徴と
する腕時計用ステップモータのコイル体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13831078U JPS6033721Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 腕時計用ステツプモ−タのコイル体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13831078U JPS6033721Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 腕時計用ステツプモ−タのコイル体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5553939U JPS5553939U (ja) | 1980-04-11 |
JPS6033721Y2 true JPS6033721Y2 (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=29111370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13831078U Expired JPS6033721Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 腕時計用ステツプモ−タのコイル体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033721Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61168804A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-30 | 三菱電機株式会社 | 導電板および導電板を使用した配線ブロツク |
JPS61168805A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-30 | 三菱電機株式会社 | 導電板および導電板を使用した配線ブロツク |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP13831078U patent/JPS6033721Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5553939U (ja) | 1980-04-11 |
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