JPS6033658B2 - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JPS6033658B2
JPS6033658B2 JP49093171A JP9317174A JPS6033658B2 JP S6033658 B2 JPS6033658 B2 JP S6033658B2 JP 49093171 A JP49093171 A JP 49093171A JP 9317174 A JP9317174 A JP 9317174A JP S6033658 B2 JPS6033658 B2 JP S6033658B2
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rubber
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male
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ジエラルド グツドフエロウ アントニ−
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Publication of JPS6033658B2 publication Critical patent/JPS6033658B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/02Transfer moulding, i.e. transferring the required volume of moulding material by a plunger from a "shot" cavity into a mould cavity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0053Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
    • B29C45/006Joining parts moulded in separate cavities
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/0053Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
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    • B29C2045/0072Joining parts moulded in separate cavities the parts to be joined being moulded in a stack mould

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気タイヤ用の内側チューブ、或いは硬式テ
ニスボールの芯体等の中空ゴム製品を成形するための成
形装置、特に本出願人が先に出願した特豚昭46−94
04叫号(特許第1202857号)に記載された発明
の改良に関するものである。
特顔昭46−9404y戦こは、未加硫のゴムから中空
ゴム製品を成形する成形装置であって、未加硫のゴムを
実質的に禾加硫のままにして該ゴムの〆モリーを実質的
に破壊するように該ゴムを加工する装置と;前記の加工
されたが実質的に未加硫の状態にあるゴムを型室の中へ
供給して該型室の中で前記の実質的に未加硫のゴムから
成る互いに補足し合う部分を成形する装置とを有し;前
記型室は、それぞれがめす形型キャビティを形成され対
をなしている型半体とおす形成形体との間に画定され;
前記めす形型キャビティには、前記おす形成形体が成形
された互いに補足し合う部分との接触から離れて除去さ
れるときに該部分の型の中での変位を防止する形状を有
する固形スプルを形成することができる固形スプル溝が
形成されており;さらに、前記のおす形成形体を除去す
る装置と;前記型半体のまわりの空間を加圧するための
ガス加圧装置と;前記の対をなす型半体を寄せ集めて前
記の成形された互いに補足し合う部分を接合する装置と
が設けられている成形装置が記載されている。
前記先出願に記載の成形装置は、上記の互いに補足し合
う部分を成形しこれらを好適に接合することによって好
適な中空ゴム製品を容易に製造できるものであるが、こ
の成形装置においては、前記ガス加圧装置が、対をなす
型半体を包囲してこれら型半体を内部に閉込める固定ケ
ーシングを備えており、この固定ケーシング内の空間を
密閉された耐圧室としてこの耐圧室内に加圧されたガス
を導入する構成になっていた。
しかるにこの構成には、対をなす型半体が固定ケーシン
グ内に閉込められており、従って型が外部に露出してい
ないために、完成された成形品を検査し或いは型から取
出すために作業者が型に接近することが困難である欠点
があった。即ち、上記先出願の装置においては、固定ケ
ーシングに扉が設けられており、この扉を開くことによ
ってのみ、成形品の検査、取出しが可能になっていた。
本発明は上記した先出顔の装置の欠点を解消する成形装
置を提供することを目的とするものであって、その特徴
は、前記ガス加圧装置がそれぞれの型半体に対応した2
つの孔を対面壁に有するケーシングを備え、かつ前記ケ
ーシングと相手の型半体との間をガス密状に維持して圧
力室を形成するための密封部を備えたことと、前記めす
形型キャビティが前記圧力室内に存在している作動位置
から前記めす形型キャビテイに前記ケーシソグの外側か
ら接近して完成品をそこから外すことができる引込み位
置に移行させるため前記ケーシングと前記型半体とを相
対的に移動させる装置を備えたこととに存する。
以下本発明を図示実施例によって説明する。
図示実施例の成形装置は、その頭部2が、第1の型半体
3と、第1のヒートシンク4と、ゴムをヒートシンク4
の中央部を通して供孫合するためのスクリューフィーダ
ー5とを支えるようになっているプレス1として構成さ
れている。プレスの基部6から伸びるラム16,17,
20上に、第2の型半体7、第2のヒートシンク8、及
び引込み可能な圧力ケーシング9が支えられている。型
半体3と7、及びヒートシンク4と8には各々円筒形ス
リーブ10,11,12及び13がそれぞれ設けられて
いる。本装置は移送成形装置であって、型半体3と7が
めす形型キャビティ14,15を有しており、これら型
キャビティが図示の場合には、環状チューブ、例えば空
気タイヤ用の内側チューブの成形半体用環状キャビティ
になっている。
各キャビティの緑部には固定スプル溝14a,14b,
15a,15bがある。型半体3と7は轍方向に列べら
れ下部型半体7は小ストローク行動力の主ラム16によ
り、また複動式補助ラム17によって上部型半体3へ向
けて押上げられるようになっている。ヒートシンク4と
8はまた環状キャビティ18,19を有し、下部ヒート
シンク8は複動式主ラム201こよって上下方向へ移動
させられる。
なお、ヒートシンク4及び8は脱熱器とも称せられるも
のであり、内部に液室(図示されていない)が形成され
、その液室内に例えば80qo程度の冷却液が収容され
ている。従って後述のおす形成形体26が第4図の位置
からヒートシンク4と8の間の位置まで右方へ移動し、
ラム20の作動によってヒートシンク8が上方へ押上げ
られておす形成形体26の成形体30と31とがそれぞ
れキャビティ18と19とに接触し、この状態で後記す
る如く移送室32内にゴムが充填されるときに、ゴムは
適切な温度に保たれるのである。ケーシング9には密封
部21,22,23および24が設けられており、これ
らはケーシングが第1と4図に示した作動位置にある時
型半体スリーブ10と11およびヒートシンクスリーブ
12と13のそれぞれとガス密状に係合してケーシング
9内の空間、即ち圧力室をガス密状に閉鎖する。ラム2
5(第3図参照)はケーシングをその作動位置則ち上昇
位置(第1図と4図)とその引込位置即ち下降位置(第
2図)との間で動かすために設けられている。ガスは制
御弁(図示されていない)及びケーシング9に設けた入
口ボート(図示されていない)を介し、その作動位置に
あるケーシング内の空間へ加圧されて供給される。本装
置はまた、型半体3と7との間にあってこれらに整合す
る位置と、ヒートシンク4と8との間にあってこれらに
整合する位置との間を移動可能なおす形成形体26を備
えている。おす形成形体26は3部分(第5図と6図参
照)、即ち中央板27、頂部板28、および底部板29
から成る。頂部板と底部板28と29は型キャビティ1
4,15と対応する成形体30と31を有し、中央板2
7と協働して移送室32を形成している。この移送室に
は、ねじ棒を回転させることによってゴムを押出してい
くようになっているスクリューフィーダ5から逆止弁3
3を介しまた頂部板中の通路34を介してゴムが送給さ
れる。ゴムは移送室32から、頂部板および底部坂内の
通路35と、型半体(第5図参照)内の短い注入通路3
6を経て、型キャピティ14,15内へ導びかれる。型
半体3と7、中央板27および頂部板と底部板28と2
9は各々、使用間に成形装置の正確な温度制御を行わせ
るため、加熱または冷却流体の循環用通路39,40,
41,42および43を有している。おす形成形体26
はケーシング9内の搬送体26aによって担持され、ケ
ーシングの両側のランナー37に沿い水力シリンダー3
8によって移動させられる。
即ち第1,2,3図より明らかなように、ケーシング両
端の側壁内面にランナー37が固定され、両側端におい
てランナー37に係合する搬送体26aが該ランナー3
7に沿って情動可能になっている。上記搬送体26aは
、おす形成形体26の外周部に係合してこれを支持する
円形の孔が中央部に形成されている平坦なブロック状の
構造体等から構成される。また、第3図より明らかなよ
うに、水力シリンダー38のロッドはケーシング9内に
突出しており、このロッドがブラケット等の適宜の部材
を介して搬送体26aに連結されている。従って、水力
シリンダ28の作動によって、おす形成形体26を担持
した搬送体26aがランナー37に沿って移動するので
ある。以下本装置の作動について説明する。
まずおす形成形体26がヒートシンク4と8の間の位置
に位置決めされ、この状態で下部ヒートシンク8がおす
形成形体26の底板29と接触するよう上昇させられ、
その上昇に応じて成形体31がヒートシンク8のキャビ
ティ19内に入る。またおす形成形体26の頂部板28
がヒートシンク4に押付けられて成形体30がキャビテ
ィ18内に入り、通路34の入口部分がスクリューフィ
ーダ5の出口部分を受入れる位置にくる。次に、スクリ
ューフイーダ5から逆止弁33を介して測定量のゴムが
移送室32内に注入され、第5図に示したように移送室
32、通路34、及び通路35がゴムで充される。
このゴムの注入時には通路35の閉口端は、ヒートシン
ク4,8によって係合されることにより閉鎖されており
、また逆止弁33が設けられているために、ゴム注入時
にゴムがおす形成形体26の外部に流出することはない
。また、ゴムの注入が完了してヒートシンク4と8とが
開かれ、ヒートシンク4,8が通路35の関口端から離
れた後も、未加硫状態のゴムは充分な粘性をもつている
ために、ゴムが移送室32から通路35を通って外部に
流出することはない。上記したようにゴムはスクリュー
フィーダ5から移送室32内に注入され、また移送室3
2内に注入されたゴムは後述する次の工程で型キャビテ
ィ14,15とおす形成形体26との間の型室内へ導入
されていくが、このような移送室32内へのゴムの注入
、及び型室内へのゴムの導入は、ゴムの「腰の強さ(n
erve)」即ち「メモリー」を破壊するように行われ
、しかもゴムの実質的な加硫を開始させるのに十分な程
加熱せずに行われる。
即ち、型半体3,7とおす形成形体26とによって最終
的にゴム製品を成形する前の段階ではゴムは実質的に未
加硫であるべきであり、このようにゴムを実質的に未加
硫状態に保つために、移送室32にゴムを注入している
間に、成形体30,31は脱熱器、即ちヒートシンク4
,8によって冷却される。また上記した如く最終的にゴ
ム製品を成形する段階を先立って、ゴムのメモリーを破
壊するためにゴムにある量の加工をうけさせる必要があ
る。上記のゴムの「メモリー」即ち「腰の強さ」とは、
一般にゴムが変形した後にもとの形を回復する能力及び
その回復力を意味しており、本発明においてはゴムが変
形後にその原形を回復する能力を除くようにするために
ゴムのメモリ−を破壊するのである。以上より明らかな
ように、スクリューフイーダ5、ヒートシンク4,8、
おす形成形体26及び型半体3,7等は、ゴムをほとん
ど加硫することなくそのメモリーをほぼなくすように未
加硫ゴムを加工するための装置にもなつている。なお、
未加硫ゴムを加工する間にそのゴムは熱ヱネルギと機械
ェネルギの両方のェネルギを受けるのであるが、この加
工によってゴムに与えるべきェネルギ量を算出、測定す
ることは困難なことである。
また、必要なゴムの加工量はゴムの組成によっても異な
ってくる。従って、ゴムをほとんど加硫することなくそ
のメモリーをほぼなくすための加工条件を数値等で表わ
すことはできない。しかるにそのようなゴムの加工は、
当業者が適宜に行えるものである。なお、上記した移送
室32内へのゴムの充填は、ケーシング9が第1,4図
の如く上昇した位置にあるときに行われてもよく、また
第2図の如くケーシング9が下降位置にあるときに行わ
れてもよい。
また、上記ゴムの充填のタイミングとしては、ゴム製品
の成形を終えて型半体3と7とが互に離された後にでき
るだけ遠く移送室へゴムが充填されたおす形成形体が得
られるようにするのが望ましい。上記した如くおす形成
形体26の移送室32内へのゴムの充填が完了した後に
、おす形成形体はヒ−トシンク4から引下げられ、また
ヒートシンク8も引下げられておす形成形体26との係
合を外される。
次でおす形成形体26は水力シリンダー381こよって
型半体3と7との間の位置に移動させられる。このとき
には、おす形成形体26かへ搬送体26aと一体にラン
ナー37に沿って移動することを可能にするように、ケ
ーシング9は第1,4図の如き上昇位置にある必要があ
る。次いでラム16,17によって下部型半体7が上昇
させられ、これに応じておす形成形体26が上部型半体
3と係合するまで上昇させられる。その後主ラム16に
よって高圧が加えられて、おす形成形体26の底部板2
9が頂部板28の方向へ押上げられ、それに応じて移送
室32からゴムが押出され、押出されたゴムが通路35
,36を介して、型キヤビティ14,15と成形体30
,31との間の隙間、即ち型室内に導入されていく(第
6図参照)。この段階におけるゴムはまだ温く、メモリ
ーを破壊されているが、殆ど加硫されていない状態にあ
る。上記の如く型室内にゴムを導入する作業が行われて
いるとき、或いは好ましくはそのゴムの導入が完了した
直後に、図示しないガス供給装置からケーシング9内の
空間即ち圧力室内に加圧ガスが供給され、圧力室が加圧
される。
即ち圧力室は例えば加圧空気によって10〜3岬siの
圧力に加圧される(例えばブチルゴムチューブを成形す
るときにこの圧力はlopsi程度になる)。型室内へ
のゴムの導入が完了しかつ上記圧力室が所望の圧力にな
ったときに、下部型半体7とおす形成形体26とは下降
され、従って下部型半体7とおす形成形体26、及びお
す形成形体と上部型半体3は互に分離される。このとき
に、既述の先出願である特顔昭46−9404y号‘こ
開示された装置と同様に、上記圧力室内の加圧ガスと、
固定スプル溝14a,15aとの存在によって、成形さ
れた互いに補足し合う部分、即ちチューブ半体はそれぞ
れの型キャビティ14,15内に変位しないように保持
される。即ち、固定スプル溝14a,15aは第5図〜
第7図に示したような形状をなしているために、成形さ
れたチューブ半体の周緑部にはその形状に対応する形状
の固定スプルが形成されている。
従って、チューブ半体の成形後に上記の如く下部型半体
7とおす形成形体26、及びおす形成形体26と上部型
半体3が互に分離された瞬間には、成形された各チュー
ブ半体はおす形成形体の成形体30及び31には付着せ
ずに、それぞれ型キャピティ14,15の内面に付着し
かつ変位しないように保たれる。またケーシング9内の
空間、即ち圧力室内には加圧ガスが満されているから、
上記の如く型半体3,7及びおす形成形体が互に分離さ
れた瞬間に、それぞれのチューブ半体と成形体30,3
1との間に加圧ガスが侵入して、各チューブ半体を型キ
ヤビテイ14,15の内面にしっかりと押付け保持させ
るのである。上記の如く型半体3,7及びおす形成形体
26が互に分離された後に、おす形成形体26は搬送体
26aによってヒ」トシンク4と8との間の位置まで移
送させられる。
また、下部型半体7が補助ラム17によって上部型半体
3に当援するまで上昇させられ、両型半体の型キャピテ
ィ14,15内に保持されている各チューブ半体が互に
接合されてゴムチューブが形成される。この間に、ゴム
は依然として温く、メモリーを破壊されているが殆ど加
硫されていない状態にある。次いで、例えば通路39,
40内に上記を循環させることによって型半体を加熱し
、それによって形成されたゴムチューブを加硫する。最
後に、型半体3と7とを分離し(このときに形成された
ゴムチューブは型半体3,7から分離される)、ケーシ
ング9を下降させて第2図の位置に移動させることによ
って、形成されかつ加硫されたゴムチューブを取出すこ
とができる。図示実施例の装置においては、上部ヒート
シンク4の密封部23の径が下部ヒートシンク8の密封
部24の径より大きくなっているために、ケーシング9
が下降して第2図の位置、即ち引込み位置にきたときに
ケーシング9内の空間から密封部23の内側を通してガ
ス抜きが行われる。なお、第1図及び第2図より明らか
なように、おす形成形体26の径は下部ヒートシンク8
の径より大きくなっていて、ケーシング9が第2図の引
込み位置にあり従ってケーシング9内に設けられた搬送
体26aがケーシング9と一体に下降しているときは、
おす形成形体26は下部ヒートシンク8上に戦贋されて
そのおす形成形体26の周緑部がヒートシンク8の周縁
部より半径外方に突出した状態にある。従って、ケーシ
ング9が第1図の作動位置にきたときには、搬送体26
aがおす形成形体26の、下部ヒートシンク8より半径
外方へ突出した部分の外周に係合しておす形成形体26
を特上げ、従っておす形成形体26が搬送体26aによ
って坦持された状態になるものである。なお、ケーシン
グ9内の圧力をより高圧、例えば15〜30psj程度
にすることが必要な場合には、密封部23と24の径を
同一とし、作動の全期間中ケーシング9内の空間を気密
にするようにした方がよい。この場合には搬送体26a
を引込み可能にしておす形成形体と係合、離脱できるよ
うにし、また必要に応じてこの搬送体を、下部ヒートシ
ンク8を通って移動できるようにすればよい。以上より
明らかなように、本発明においては、ケーシング9が作
動位置(第1,4図)と引込み位置(第2図)との間で
移動し得るようになっているために、ケーシング9を引
込み位置に移動させることによって型半体3,7に外部
から接近することができ、従って最終製品の取出し等を
極めて容易に行なえる利点があり、この点において先出
願の侍顔昭46一9404針餅こ開示の装置に比して極
めて有利である。即ち先出願に開示の装置を本願第4図
によって説明すれば、この装置は本願のケーシング9に
代えて、型半体3,7及びヒートシンク4,8の外側を
完全に包囲するような固定ケーシングを設けたものであ
り、従って型半体3,7及びヒートシンク4,8が固定
ケーシングの内部に常に収納されている構成のものであ
る。しかしてこのような構成には、固定ケーシングが邪
魔になって、型半体に外部から接近することができず、
従って最終製品の取出し等を行えるようにするために固
定ケーシングに扉を設ける等の手段をよらざるを得ない
欠点があった。しかるに、本発明によれば、そのような
欠点が解消されるのである。また、上記した先出願の装
置には、型半体3,7及びヒートシンク4,8が全体的
にケーシングによって囲まれているために、ケーシング
内の空間、即ち圧力室の容積が大きくなる欠点があるが
、本発明の構成によればこのような欠点も解消できるの
である。
本発明によれば圧力室の容積を小さくできるため、作動
サイクル時間を短縮して生産性を高め、圧力の制御を容
易にし、サイクルごとに必要とする加圧ガスの量を減じ
ることができる等の利点が得られるものである。追加の
関係 本発明は、原特許第1202857号(侍公昭58−2
5587号)の発明の構成に欠くことのできない事項の
主要部の「未加硫のゴムから中空ゴム製品を成形する成
形装置であって、未加硫のゴムを実質的に禾加硫のまま
にして該ゴムのメモリーを実質的に破壊するように該ゴ
ムを加工する装置と:前記の加工されたが実質的に未加
硫の状態にあるゴムを型室の中へ供給して該型室の中で
前記の実質的に未加硫のゴムから成る互いに補足し合う
部分を成形する装置とを有し;前記型室は、それぞれが
めす形型キャビティを形成され対をなしている型半体と
おす形成形体との間に画定され;前記めす形型キャビテ
ィには、前記おす形成形体が成形された互いに補足し合
う部分との接触から離れて除去されるときに該部分の型
の中での変位を防止する形状を有する固定スプルを形成
することができる固定スプル溝が形成されており;さら
に、前記のおす形成形体を除去する装置と;前記型半体
のまわりの空間を加圧するためのガス加圧装置と;前記
の対をなす型半体を寄せ集めて前記の成形された互い補
足し合う部分を接合する装置とが設けられている」点を
その構成に欠くことのできない事項の主要部とするもの
であって、「上記の互いに補足し合う部分を成形しこれ
らを好適に接合することによって好適な中空ゴム製品を
容易に製造できる」点において原特許発明と同一の目的
を達成するものであるが、本発明はその原特許発明を改
良し、「前記ガス加圧装置が、それぞれの型半体に対応
した2つの孔を対面壁に有するケーシングを備え、且つ
前記ケーシングと相手の型半体との間をガス密状に維持
して圧力室を形成するための密封部を備えたこと;及び
前記めす形型キャビティが前記圧力室内に存在している
作動位置から前記めす形型キヤビティに前記ケーシング
の外側から接近して完成品をそこから外すことができる
引込み位置に移行させるため前記ケーシングと前記型半
体とを相対的に移動させる装置25を備えたこと」の特
徴的構成を備えることによって、完成した中空ゴム製品
を検査し或いは型から取出すために作業者が型に援近す
ることを容易にし、それによって成形作業をさらに容易
にすること等の利点をもたらし、上記の目的をより好適
に達成するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の成形装置の、ケーシングが作動
位置にある状態を示す部分断面正面図、第2図はケーシ
ングが引込み位置にある状態を示す、第1図と同様の図
、第3図はケーシングの斜視図、第4図は第1図の成形
装置の部分断面側面図、第5図及び第6図は型半体とお
す形成形体との詳細を示す断面図、第7図は固定スプル
溝の形状を示す、第6図の部分拡大図である。 FIG.3 FIG.I FIG.4 FIG.2 FIG.5 FIG.6 FIG.フ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 未加硫のゴムから中空ゴム製品を成形する成形装置
    であつて、未加硫のゴムを実質的に未加硫のままにして
    該ゴムのメモリーを実質的に破壊するように該ゴムを加
    工する装置と;前記の加工されたが実質的に未加硫の状
    態にあるゴムを型室の中へ供給して該型室の中で前記の
    実質的に未加硫のゴムから成る互いに補足し合う部分を
    成形する装置とを有し;前記型室は、それぞれがめす形
    型キヤビテイを形成され対をなしている型半体とおす形
    成形体との間に画定され;前記めす形型キヤビテイには
    、前記おす形成形体が成形された互いに補足し合う部分
    との接触から離れて除去されるときに該部分の型の中で
    の変位を防止する形状を有する固定スプルを形成するこ
    とができる固定スプル溝が形成されており;さらに、前
    記のおす形成形体を除去する装置と;前記型半体のまわ
    りの空間を加圧するためのガス加圧装置と;前記の対を
    なす型半体を寄せ集めて前記の成形された互いに補足し
    合う部分を接合する装置とが設けられている成形装置に
    おいて、前記ガス加圧装置が、それぞれの型半体3,7
    に対応した2つの孔を対面壁に有するケーシング9を備
    え、且つ前記ケーシング9と相手の型半体3,7との間
    をガス密状に維持して圧力室を形成するための密封部2
    1,22を備えたこと;及び前記めす形型キヤビテイ1
    4,15が前記圧力室内に存在している作動位置から前
    記めす形型キヤビテイ14,15に前記ケーシング9の
    外側から接近して完成品をそこから外すことができる引
    込み位置に移行させるため前記ケーシング9と前記型半
    体3,7とを相対的に移動させる装置25を備えたこと
    ;を特徴とする成形装置。
JP49093171A 1973-08-14 1974-08-14 成形装置 Expired JPS6033658B2 (ja)

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LU70723A1 (ja) 1974-12-10
FR2240809B2 (ja) 1976-10-22
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NL176844B (nl) 1985-01-16
AU7234174A (en) 1976-02-26
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