JPS6033469B2 - ペ−スト状、粉末状食品のマイクロ波真空乾燥装置 - Google Patents
ペ−スト状、粉末状食品のマイクロ波真空乾燥装置Info
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- JPS6033469B2 JPS6033469B2 JP56031782A JP3178281A JPS6033469B2 JP S6033469 B2 JPS6033469 B2 JP S6033469B2 JP 56031782 A JP56031782 A JP 56031782A JP 3178281 A JP3178281 A JP 3178281A JP S6033469 B2 JPS6033469 B2 JP S6033469B2
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Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はペースト状、粉末状の食品材料を真空中でマイ
クロ波により加熱し低温度で且つ短時間で低水分率の粉
末状態にまで乾燥させる装置に関するものである。
クロ波により加熱し低温度で且つ短時間で低水分率の粉
末状態にまで乾燥させる装置に関するものである。
従来、ペースト状、粉末状の食品(例えば濃縮したトマ
トの液汁、インスタントコーヒ、シル粉等)を乾燥させ
る方法としては、泡末層乾燥と凍結乾燥とが知られてい
る。
トの液汁、インスタントコーヒ、シル粉等)を乾燥させ
る方法としては、泡末層乾燥と凍結乾燥とが知られてい
る。
泡末層乾燥方法は例えば液汁を濃縮してペースト状とし
、これに発泡剤を少量添付して鷹拝し多数の安定した微
小泡を包含した状態として見かけの比重を0.3〜0.
6として、これを多孔板上に厚さ3〜5側に拡げて下か
ら熱風を送ると、孔の所が吹き抜けられて一種の通気乾
燥として乾燥させるものであるが、上記熱風の吹込口を
一般には3段にして、下方1段目は約100q0の熱風
を、2段目では80qo、3段目では50℃の熱風を吹
込み通気接触させて乾燥させているため、乾燥時間がき
わめて短かし、利点を有している反面、乾燥温度が高い
ため、被乾燥物である食品固有のビタミン、風味、芳香
、色等に大きな変化を与える欠点を有していた。
、これに発泡剤を少量添付して鷹拝し多数の安定した微
小泡を包含した状態として見かけの比重を0.3〜0.
6として、これを多孔板上に厚さ3〜5側に拡げて下か
ら熱風を送ると、孔の所が吹き抜けられて一種の通気乾
燥として乾燥させるものであるが、上記熱風の吹込口を
一般には3段にして、下方1段目は約100q0の熱風
を、2段目では80qo、3段目では50℃の熱風を吹
込み通気接触させて乾燥させているため、乾燥時間がき
わめて短かし、利点を有している反面、乾燥温度が高い
ため、被乾燥物である食品固有のビタミン、風味、芳香
、色等に大きな変化を与える欠点を有していた。
凍結乾燥方法は被乾燥物であるペースト状、粉末状食器
を乾燥室内に収容し、該乾燥室内を高真空(ITon前
後)に減圧し−10〜一30qoの低温度にして被乾燥
物より水分が昇華脱水され、これに見合った昇華潜熱を
与えて乾燥させるものであるが、凍結温度で乾燥させる
ため、食品固有のビタミン、風味、芳香、色等の変化が
少ないという利点を有している反面、被乾燥物である粉
末状になった微粒子の中心部の周囲を凍結しておおうた
め熱伝達が妨げられる。
を乾燥室内に収容し、該乾燥室内を高真空(ITon前
後)に減圧し−10〜一30qoの低温度にして被乾燥
物より水分が昇華脱水され、これに見合った昇華潜熱を
与えて乾燥させるものであるが、凍結温度で乾燥させる
ため、食品固有のビタミン、風味、芳香、色等の変化が
少ないという利点を有している反面、被乾燥物である粉
末状になった微粒子の中心部の周囲を凍結しておおうた
め熱伝達が妨げられる。
その結果、乾燥時間が非常に長くかかり生産性を阻害す
るばかりでなく、絶乾状態に近い低水分率まで乾燥させ
ることは困難である等の欠点を有していた。
るばかりでなく、絶乾状態に近い低水分率まで乾燥させ
ることは困難である等の欠点を有していた。
本発明はペースト状、粉末状の食品材料を密閉容器内に
収容し、該密閉容器内を減圧すると共にマイクロ波を該
食品材料に照射し該材料の微粒子の内部より譲亀加熱し
て低温度(4000以下)で且つ短時間に乾燥させるこ
とにより、前述の各種欠点を除去したペースト状、粉末
状食品のマイクロ波真空乾燥装置を提供することを目的
としたものである。
収容し、該密閉容器内を減圧すると共にマイクロ波を該
食品材料に照射し該材料の微粒子の内部より譲亀加熱し
て低温度(4000以下)で且つ短時間に乾燥させるこ
とにより、前述の各種欠点を除去したペースト状、粉末
状食品のマイクロ波真空乾燥装置を提供することを目的
としたものである。
以下添付図面に基ずき本発明の実施例を説明する。
.第1図は本発明を実施する装
置の構成を示したもので第1図に示すように、本発明は
、供給容器101こ供給された乾燥前のペースト状(例
えばトマトの濃縮液)、粉末状(例えばインスタントコ
ーヒ)の食品材料11を注入装置Cのホツパー13に供
給する供給装置Bと、密閉容器Aの上方一端部位瞳に上
記供給装置Bにより供給されたペースト状、粉末状の食
品材料50(以下材料という)を密閉容器内に注入する
注入装置Cを設け、更に密閉容器Aの下方他端部位暦に
は乾燥された材料50を該密閉容器より排出する排出装
置Dとを設けており、該密閉容器の内部には上記注入装
置Cの注入ロー7から排出装置Dの排出口21まで該材
料を搬送するコンベヤEを配設している。
置の構成を示したもので第1図に示すように、本発明は
、供給容器101こ供給された乾燥前のペースト状(例
えばトマトの濃縮液)、粉末状(例えばインスタントコ
ーヒ)の食品材料11を注入装置Cのホツパー13に供
給する供給装置Bと、密閉容器Aの上方一端部位瞳に上
記供給装置Bにより供給されたペースト状、粉末状の食
品材料50(以下材料という)を密閉容器内に注入する
注入装置Cを設け、更に密閉容器Aの下方他端部位暦に
は乾燥された材料50を該密閉容器より排出する排出装
置Dとを設けており、該密閉容器の内部には上記注入装
置Cの注入ロー7から排出装置Dの排出口21まで該材
料を搬送するコンベヤEを配設している。
また、コンベヤEの上方で且つ該コンベヤの進行方向に
沿ってマグネトoン31を適所に配設し、該マグネトロ
ンは密閉容器の上方壁部に設けた気密窓30を通して密
閉容器Aの外部位置に配設したマイクロ波発振器32に
結合してマイクロ波誘電加熱装置Fを構成している。更
に、上記密閉容器Aの外部位置には該密閉容器の内部を
高真空度に減圧させる真空ポンプ43を備えた減圧装置
Gを配設してペースト状、粉末状の食品材料を真空状態
でマイクロ波加熱するよう構成している。
沿ってマグネトoン31を適所に配設し、該マグネトロ
ンは密閉容器の上方壁部に設けた気密窓30を通して密
閉容器Aの外部位置に配設したマイクロ波発振器32に
結合してマイクロ波誘電加熱装置Fを構成している。更
に、上記密閉容器Aの外部位置には該密閉容器の内部を
高真空度に減圧させる真空ポンプ43を備えた減圧装置
Gを配設してペースト状、粉末状の食品材料を真空状態
でマイクロ波加熱するよう構成している。
次に、各装置につきその詳細を説明する。
供給装置Bは供給容器10内に供給されたべ−スト状の
食品材料50をバルブ11を介して可変ポンプ12に供
給し、該可変ポンプにて材料50を注入装置Cの第1ホ
ッパ−13まで圧送するよう構成している。
食品材料50をバルブ11を介して可変ポンプ12に供
給し、該可変ポンプにて材料50を注入装置Cの第1ホ
ッパ−13まで圧送するよう構成している。
注入装置Cは供給装置Bにより搬送された材料50を第
1ホッパー13と該第1ホッパーの下部に上記材料50
を通過、遮断させるバルブ14を接合せしめ、該バルブ
の下部には第1ホッパ−13より流入した材料50を密
閉して貯溜排出する第1気密室15を設け、更に該第1
気密室の下部にはバルブ16を介して密閉容器Aの上方
一端部位層に注入ロー7として接合し、第1ホッパーI
3より注入された材料50をバルブ14,16を適時開
閉して密閉容器A内部に設けたコンベヤE上にシュート
18を案内として供聯合するよう構成したもので、第1
気密室15を設けているため密閉容器内を真空にした時
、該真空度を維持することができる。
1ホッパー13と該第1ホッパーの下部に上記材料50
を通過、遮断させるバルブ14を接合せしめ、該バルブ
の下部には第1ホッパ−13より流入した材料50を密
閉して貯溜排出する第1気密室15を設け、更に該第1
気密室の下部にはバルブ16を介して密閉容器Aの上方
一端部位層に注入ロー7として接合し、第1ホッパーI
3より注入された材料50をバルブ14,16を適時開
閉して密閉容器A内部に設けたコンベヤE上にシュート
18を案内として供聯合するよう構成したもので、第1
気密室15を設けているため密閉容器内を真空にした時
、該真空度を維持することができる。
排出装置Dは密閉容器の内部に設けたコンベヤEの終端
位置の下方に設けたもので、乾燥された材料50を受入
れる第2ホツパ−20を密閉容器Aに開○して設け、該
開口部(排出口)には密閉容器Aを介してバルブ22を
、該バルブの下部には第2気密室23を、更にその下部
には該第2気密室を密閉すると共に乾燥された材料50
を貯溜容器25に適時投入するバルブ24に接合してお
り、第2気密室23を設けているため密閉容器A内を真
空にした時、該真空度を維持することができるが、上記
第1気密室15との両者を備えることにより密閉容器A
内を気密にすることができる。
位置の下方に設けたもので、乾燥された材料50を受入
れる第2ホツパ−20を密閉容器Aに開○して設け、該
開口部(排出口)には密閉容器Aを介してバルブ22を
、該バルブの下部には第2気密室23を、更にその下部
には該第2気密室を密閉すると共に乾燥された材料50
を貯溜容器25に適時投入するバルブ24に接合してお
り、第2気密室23を設けているため密閉容器A内を真
空にした時、該真空度を維持することができるが、上記
第1気密室15との両者を備えることにより密閉容器A
内を気密にすることができる。
コンベヤEはベルトコンベヤを用いており、特にベルト
の材質はペースト状、粉体状の食品材料が付着しにくく
且つマイクロ波による損失係数の小さいテフロン、ガラ
ス繊維、ポリエチレン等のプラスチック類等を用い、更
にコンベヤ上に材料を注入しやすくするため注入ロー7
にシュート18を設け、また搬送する終端部には材料を
第2ホッパ−2川こ投入容易に回転スクレパー35を該
コンベヤの幅員間に並列して設けている。
の材質はペースト状、粉体状の食品材料が付着しにくく
且つマイクロ波による損失係数の小さいテフロン、ガラ
ス繊維、ポリエチレン等のプラスチック類等を用い、更
にコンベヤ上に材料を注入しやすくするため注入ロー7
にシュート18を設け、また搬送する終端部には材料を
第2ホッパ−2川こ投入容易に回転スクレパー35を該
コンベヤの幅員間に並列して設けている。
マイクロ波誘電加熱装置Fは前述したように、コンベヤ
Eの上方で該コンベヤの進行方向に沿ってコンベヤ上の
材料に照射するアンテナ34を備えたマグネトロン31
を適所に配設し、該マグネトロンを密閉容器の上方壁部
に設けた気密窓30を通して外部に配置したマイクロ波
発振器32に結合され、更に密閉容器A内を真空にし、
マグネトロンのアンテナより照射するマイクロ波により
誘電加熱したコンベヤE上の材料50の温度を検出し、
制御する赤外線温度指示調節計33を設けている。
Eの上方で該コンベヤの進行方向に沿ってコンベヤ上の
材料に照射するアンテナ34を備えたマグネトロン31
を適所に配設し、該マグネトロンを密閉容器の上方壁部
に設けた気密窓30を通して外部に配置したマイクロ波
発振器32に結合され、更に密閉容器A内を真空にし、
マグネトロンのアンテナより照射するマイクロ波により
誘電加熱したコンベヤE上の材料50の温度を検出し、
制御する赤外線温度指示調節計33を設けている。
減圧装置Gは密閉容器Aと達通して該密閉容器内で材料
50を加熱して発生する蒸発水分を凝縮するコンデンサ
40を設け、該コンデンサには蒸発水分を凝縮させる冷
却水41を導入すると共に該コンデンサを通してバルブ
42を介し密閉容器A内を減圧させる真空ポンプ43に
蓮適している。
50を加熱して発生する蒸発水分を凝縮するコンデンサ
40を設け、該コンデンサには蒸発水分を凝縮させる冷
却水41を導入すると共に該コンデンサを通してバルブ
42を介し密閉容器A内を減圧させる真空ポンプ43に
蓮適している。
更に、密閉容器内で生じた復水(凝縮水)を外部へ排出
するため該密閉容器の下部と、上記コンデンサ40より
導きバルブ44を介して復水容器45に一時貯溜し、バ
ルブ46,47を適時開閉して復水を排出するよう設け
ている。
するため該密閉容器の下部と、上記コンデンサ40より
導きバルブ44を介して復水容器45に一時貯溜し、バ
ルブ46,47を適時開閉して復水を排出するよう設け
ている。
また、密閉容器A内の真空度を検出すると共に該真空度
を一定に制御する圧力調節計48を取付け、上記真空ポ
ンプ43を制御するよう構成している。
を一定に制御する圧力調節計48を取付け、上記真空ポ
ンプ43を制御するよう構成している。
以上の構成より本発明実施例の一連の作用を説明する。
被乾燥物であるペースト状、粉末状の食品材料50は供
給装置Bにより第1ホッパー13に投入され、規定量に
至るとバルブ14を開き第1気密室15に流入するが、
該第1気密室に充満する間に、密閉容器A内を減圧装置
Gにより高真空(55Ton以下)にすると共にマイク
ロ波加熱装置Fを作動させるd以上の準備が完了すると
コンベヤEを駆動してバルブ16を開き、シュート18
を滑ってコンベヤE上に材料50を載せ、該材料はマイ
クロ誘電加熱装置Fのマグネトロン31のアンテナ34
が照射する個所を通過するが、その通過の際、マイクロ
波の保持している熱エネルギーが材料50の微粒子の中
心部より加熱されて水分は表面よ−り蒸発するが、減圧
装置Gにより一定の高真空度(55Torr以下)に保
たれているため、上記材料の蒸発温度は4000以下に
なり低温度で水分を蒸発させて材料50を乾燥させるこ
とができる。
給装置Bにより第1ホッパー13に投入され、規定量に
至るとバルブ14を開き第1気密室15に流入するが、
該第1気密室に充満する間に、密閉容器A内を減圧装置
Gにより高真空(55Ton以下)にすると共にマイク
ロ波加熱装置Fを作動させるd以上の準備が完了すると
コンベヤEを駆動してバルブ16を開き、シュート18
を滑ってコンベヤE上に材料50を載せ、該材料はマイ
クロ誘電加熱装置Fのマグネトロン31のアンテナ34
が照射する個所を通過するが、その通過の際、マイクロ
波の保持している熱エネルギーが材料50の微粒子の中
心部より加熱されて水分は表面よ−り蒸発するが、減圧
装置Gにより一定の高真空度(55Torr以下)に保
たれているため、上記材料の蒸発温度は4000以下に
なり低温度で水分を蒸発させて材料50を乾燥させるこ
とができる。
乾燥された材料50はコンベヤEの終端部で回転スクレ
パ−35により下方へかき落し第2ホッパー2川こ投入
される。
パ−35により下方へかき落し第2ホッパー2川こ投入
される。
該第2ホッパ一に規定量流入されるとバルブ22が開き
、第2気密室23に投入され、充満するとバルブ22を
閉じると共にバルブ24を開き、乾燥された材料50は
貯溜容器26内に投入することができ、本発明では連続
的にペースト状、粉末状の食品材料50を絶乾状態に近
い則ち低含水率の粉末食品を低温度(4000以下)で
しかも材料の微粒子の中心部より加熱することができる
。
、第2気密室23に投入され、充満するとバルブ22を
閉じると共にバルブ24を開き、乾燥された材料50は
貯溜容器26内に投入することができ、本発明では連続
的にペースト状、粉末状の食品材料50を絶乾状態に近
い則ち低含水率の粉末食品を低温度(4000以下)で
しかも材料の微粒子の中心部より加熱することができる
。
なお、実施例ではペースト状の食品材料の供給装置を説
明したが、粉末状の食品材料を供給するには、一般にス
クリューコンベヤかまたはバケットコンベヤ等にて第1
図に示す第1ホッパー13まで搬送するよう構成するこ
ともできる。以上本発明によると、ペースト状、粉末状
の食品材料を真空中においてマイクロ波にて誘電加熱し
低温度で乾燥させることにより、食品固有のビタミン、
風味、芳香、色等を損なうことがなく、しかも粉末微粒
子の中心部より加熱することができるため、短時間で且
つ絶乾状態に近い粉末に乾燥させることができ、高品質
でしかも生産性の向上が期待できる。
明したが、粉末状の食品材料を供給するには、一般にス
クリューコンベヤかまたはバケットコンベヤ等にて第1
図に示す第1ホッパー13まで搬送するよう構成するこ
ともできる。以上本発明によると、ペースト状、粉末状
の食品材料を真空中においてマイクロ波にて誘電加熱し
低温度で乾燥させることにより、食品固有のビタミン、
風味、芳香、色等を損なうことがなく、しかも粉末微粒
子の中心部より加熱することができるため、短時間で且
つ絶乾状態に近い粉末に乾燥させることができ、高品質
でしかも生産性の向上が期待できる。
第1図は本発明を実施する装置の構成を示したものであ
る。 A・・・・・・密閉容器、C・・・・・・注入装置、D
・・・・・・排出装置、E・・・・・・コンベヤ、G・
・・・・・減圧装置、F・・・…マイクロ波誘電加熱装
置、15・・・・・・第1気密室、23・・…・第2気
密室、31・・・・・・マグネトロン、32.…..マ
イクロ波発振器、50・・・・・・材料。
る。 A・・・・・・密閉容器、C・・・・・・注入装置、D
・・・・・・排出装置、E・・・・・・コンベヤ、G・
・・・・・減圧装置、F・・・…マイクロ波誘電加熱装
置、15・・・・・・第1気密室、23・・…・第2気
密室、31・・・・・・マグネトロン、32.…..マ
イクロ波発振器、50・・・・・・材料。
Claims (1)
- 1 密閉容器の上方一端部位置にペースト状、粉末状の
食品材料を通過、遮断可能な第1気密室を備えた注入装
置と、下方他端部位置には乾燥された上記材料を通過、
遮断可能な第2気密室を備えた排出装置とを連通して設
けた密閉容器と、該密閉容器の内部には上記注入装置位
置から排出装置位置まで上記材料を搬送するコンベヤを
配設すると共に該コンベヤの上方位置には該コンベヤ上
を搬送する材料にマイクロ波を照射するマグネトロンを
コンベヤの進行方向に沿つて適所に配設し、該マグネト
ロンは密閉容器を気密状態にして通し、外部に設けたマ
イクロ波発振器に結合したマイクロ波誘電加熱装置と、
更に密閉容器の外部位置には該密閉容器内部を減圧し一
定の真空度を保持するよう設けた減圧装置とより構成し
たことを特徴とするペースト状、粉末状食品のマイクロ
波真空乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56031782A JPS6033469B2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | ペ−スト状、粉末状食品のマイクロ波真空乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56031782A JPS6033469B2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | ペ−スト状、粉末状食品のマイクロ波真空乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57144970A JPS57144970A (en) | 1982-09-07 |
JPS6033469B2 true JPS6033469B2 (ja) | 1985-08-02 |
Family
ID=12340619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56031782A Expired JPS6033469B2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | ペ−スト状、粉末状食品のマイクロ波真空乾燥装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS6033469B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT500219A1 (de) * | 2003-05-22 | 2005-11-15 | Masterfoods Austria Ohg | Vorrichtung zur wärmebehandlung von nahrungsmitteln bzw. von futtermitteln, insbesondere zum backen von teigen, und anlage zur herstellung von aus gebackenem gut hergestellten produkten |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60176571A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-10 | House Food Ind Co Ltd | 乾燥食品の製造法 |
JPS61209556A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-17 | Toyo Suisan Kk | 長期保存可能な天ぷらの製造方法 |
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-
1981
- 1981-03-05 JP JP56031782A patent/JPS6033469B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT500219A1 (de) * | 2003-05-22 | 2005-11-15 | Masterfoods Austria Ohg | Vorrichtung zur wärmebehandlung von nahrungsmitteln bzw. von futtermitteln, insbesondere zum backen von teigen, und anlage zur herstellung von aus gebackenem gut hergestellten produkten |
AT500219B1 (de) * | 2003-05-22 | 2007-11-15 | Masterfoods Austria Ohg | Verfahren und vorrichtung zur wärmebehandlung von nahrungsmitteln bzw. futtermitteln, insbesondere zur herstellung von backwaren, wie waffelprodukten |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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