JPS6033394B2 - ピラン誘導体 - Google Patents
ピラン誘導体Info
- Publication number
- JPS6033394B2 JPS6033394B2 JP12887778A JP12887778A JPS6033394B2 JP S6033394 B2 JPS6033394 B2 JP S6033394B2 JP 12887778 A JP12887778 A JP 12887778A JP 12887778 A JP12887778 A JP 12887778A JP S6033394 B2 JPS6033394 B2 JP S6033394B2
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- JP
- Japan
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- days
- pyran
- group
- oxo
- dihydro
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規にして且つ有用なピラン誘導体に関する。
本発明の新規なピラン譲導体は下記一般式〔1〕で表わ
される。
される。
〔式中RI及びR3は水素原子又は炭素数1〜6のアル
キル基、R2は水素原子又はハロゲン原子及びR4はハ
ロゲン原子を置換基として有する炭素数2〜6のアルカ
ノィルオキシ基、ハロゲン原子置換もしくは非置換の炭
素数1〜6のァルコキシ基を置換基として有する炭素数
1〜6のアルコキシ基、2ーテトラヒドロピラニルオキ
シ基又はアダマンチルカルボニルオキシ基を示す。
キル基、R2は水素原子又はハロゲン原子及びR4はハ
ロゲン原子を置換基として有する炭素数2〜6のアルカ
ノィルオキシ基、ハロゲン原子置換もしくは非置換の炭
素数1〜6のァルコキシ基を置換基として有する炭素数
1〜6のアルコキシ基、2ーテトラヒドロピラニルオキ
シ基又はアダマンチルカルボニルオキシ基を示す。
またR3及びR4は両者でオキソ基を形成してもよい。
〕上記−般式〔1〕において炭素数1〜6のアルキル基
としては、メチル、エチル、プロピル、ィソプロピル、
ブチル、te比ーブチル、ベンチル、へキシル基等を例
示できる。ハロゲン原子は、弗素原子、塩素原子、臭素
原子及び沃素原子を示す。ハロゲン原子を置換基として
有する炭素数2〜6のアルカノィルオキシ基としては、
モノクロロアセチルオキシ、トリクロロアセチルオキシ
、トリブロモアセチルオキシ、2一フロモブチリルオキ
シ、モノフルオロアセチルオキシ、2ークロロヘキサノ
イルオキシ、3ーブロモプロピオニルオキシ基等を例示
できる。ハロゲン置換もしくは非置換の炭素数1〜6の
アルコキシ基を置換基として有する炭素数1〜6のァル
コキシ基としては、メトキシメトキシ、2ーエトキシエ
トキシ、1ーヱトキシエトキシ、2−インプロポキシエ
トキシ、3ープロポキシフ。。ポキシ、4ーブトキシブ
トキシ、5ーベンチルオキシベンチルオキシ、6−へキ
シルオキシヘキシルオキシ、4−エトキシブトキシ、1
一(2−メチルプロポキシ)エトキシ、1一(2−クロ
ロエトキシ)ヱトキシ、2一(2−ブロモエトキシ)エ
トキシ、クロロメトキシメトキシ等を例示できる。従来
本発明の上記〔1〕で表わされるピラン議*導体に類似
する化合物が風味乃至芳香を有するマルトール誘導体の
合成中間体として報告された例はある(特関昭52−1
2166号及び特開昭53−18578号公報)。
〕上記−般式〔1〕において炭素数1〜6のアルキル基
としては、メチル、エチル、プロピル、ィソプロピル、
ブチル、te比ーブチル、ベンチル、へキシル基等を例
示できる。ハロゲン原子は、弗素原子、塩素原子、臭素
原子及び沃素原子を示す。ハロゲン原子を置換基として
有する炭素数2〜6のアルカノィルオキシ基としては、
モノクロロアセチルオキシ、トリクロロアセチルオキシ
、トリブロモアセチルオキシ、2一フロモブチリルオキ
シ、モノフルオロアセチルオキシ、2ークロロヘキサノ
イルオキシ、3ーブロモプロピオニルオキシ基等を例示
できる。ハロゲン置換もしくは非置換の炭素数1〜6の
アルコキシ基を置換基として有する炭素数1〜6のァル
コキシ基としては、メトキシメトキシ、2ーエトキシエ
トキシ、1ーヱトキシエトキシ、2−インプロポキシエ
トキシ、3ープロポキシフ。。ポキシ、4ーブトキシブ
トキシ、5ーベンチルオキシベンチルオキシ、6−へキ
シルオキシヘキシルオキシ、4−エトキシブトキシ、1
一(2−メチルプロポキシ)エトキシ、1一(2−クロ
ロエトキシ)ヱトキシ、2一(2−ブロモエトキシ)エ
トキシ、クロロメトキシメトキシ等を例示できる。従来
本発明の上記〔1〕で表わされるピラン議*導体に類似
する化合物が風味乃至芳香を有するマルトール誘導体の
合成中間体として報告された例はある(特関昭52−1
2166号及び特開昭53−18578号公報)。
本発明は、上記各公報に記載される公知化合物とはピラ
ン環上の置換基を異にする一連のピラン誘導体が、上記
各公報に全く記載のない抗菌作用及び殺虫作用を有し、
それ故殺菌剤、殺虫剤及び殺ダニ剤として、殊に之等薬
効を奏する農園芸用薬剤として極めて有用であることを
見し、出し完成されたものである。本発明の一般式〔1
〕で表わされるピラン誘導体は、例えば下記反応行程式
−1及び−2に示す方法に従い合成することができる。
ン環上の置換基を異にする一連のピラン誘導体が、上記
各公報に全く記載のない抗菌作用及び殺虫作用を有し、
それ故殺菌剤、殺虫剤及び殺ダニ剤として、殊に之等薬
効を奏する農園芸用薬剤として極めて有用であることを
見し、出し完成されたものである。本発明の一般式〔1
〕で表わされるピラン誘導体は、例えば下記反応行程式
−1及び−2に示す方法に従い合成することができる。
<反応行程式−1>
〔式中R1、Rq皮びR3は上記に同じ。
R5はハロゲン置換もしくは非置換の炭素数1〜6のア
ルコキシ基を置換基として有する炭素数1〜6のアルキ
ル基を、R6はハロゲン原子を置換基として有する炭素
数1〜6のアルカノィル基又はアダマンチルカルボニル
基を、またXはハロゲン原子を夫々示す。〕上言己反応
行程式−1において出発原料とする一般式〔2〕で表わ
される2−ヒドロキシピラン誘導体は、公知の化合物で
あるか又は公知の方法に準じて容易に製造されるもので
ある。
ルコキシ基を置換基として有する炭素数1〜6のアルキ
ル基を、R6はハロゲン原子を置換基として有する炭素
数1〜6のアルカノィル基又はアダマンチルカルボニル
基を、またXはハロゲン原子を夫々示す。〕上言己反応
行程式−1において出発原料とする一般式〔2〕で表わ
される2−ヒドロキシピラン誘導体は、公知の化合物で
あるか又は公知の方法に準じて容易に製造されるもので
ある。
上記2ーヒドロキシピラン誘導体〔2〕とアルキル化剤
との反応は、無溶媒もしくは溶媒中酸触媒の存在下に行
なわれる。
との反応は、無溶媒もしくは溶媒中酸触媒の存在下に行
なわれる。
アルキル化剤としては上記一般式〔3〕で表わされるオ
ルトホルメート以外にも例えば式Rの日(R5は上記に
同じ)で表わされるアルコール類を使用できる。溶媒と
して例えばジェチルェーテル、ジオキサソ、テトラヒド
ロフラン等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルム
、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、ト
ルェン、キシレン等の芳香族炭化水素類等を使用できる
。酸触媒としては塩化亜鉛、塩化アルミニウム、塩化マ
グネシウム、三弗化側素、塩化第二錫、硫酸マグネシウ
ム、硫酸カルシウム、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウ
ム等のルイス酸及びpートルェンスルホン酸、ェタンス
ルホン酸等の有機スルホン酸頚を使用できる。酸触媒及
びアルキル化剤の使用量は、2−ヒドロキシピラン誘導
体〔2〕に対し夫々0.05〜1倍モル好ましくは0.
1〜0.3倍モル、及び0.5〜IM音モル好ましくは
0.6〜2倍モルとすればよい。上記アルキル化反応は
通常30〜150午○好ましくは50〜80℃の温度下
約2〜1幼時間で完結する。かくして一般式〔1〕で表
わされる目的化合物中R4がハロゲン置換もしくは非置
換の炭素数1〜6のァルコキシ基を置換基として有する
炭素数1〜6のァルコキシ基である化合物〔4〕を収得
できる。
ルトホルメート以外にも例えば式Rの日(R5は上記に
同じ)で表わされるアルコール類を使用できる。溶媒と
して例えばジェチルェーテル、ジオキサソ、テトラヒド
ロフラン等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルム
、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、ト
ルェン、キシレン等の芳香族炭化水素類等を使用できる
。酸触媒としては塩化亜鉛、塩化アルミニウム、塩化マ
グネシウム、三弗化側素、塩化第二錫、硫酸マグネシウ
ム、硫酸カルシウム、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウ
ム等のルイス酸及びpートルェンスルホン酸、ェタンス
ルホン酸等の有機スルホン酸頚を使用できる。酸触媒及
びアルキル化剤の使用量は、2−ヒドロキシピラン誘導
体〔2〕に対し夫々0.05〜1倍モル好ましくは0.
1〜0.3倍モル、及び0.5〜IM音モル好ましくは
0.6〜2倍モルとすればよい。上記アルキル化反応は
通常30〜150午○好ましくは50〜80℃の温度下
約2〜1幼時間で完結する。かくして一般式〔1〕で表
わされる目的化合物中R4がハロゲン置換もしくは非置
換の炭素数1〜6のァルコキシ基を置換基として有する
炭素数1〜6のァルコキシ基である化合物〔4〕を収得
できる。
また反応行程式一1における2ーヒドロキシピラン誘導
体〔2〕とアシル化剤との反応は、溶媒中脱酸剤の存在
下にて有利に行なわれる。
体〔2〕とアシル化剤との反応は、溶媒中脱酸剤の存在
下にて有利に行なわれる。
アシル化剤としては上記一母史式〔5〕及び〔6〕で表
わされる酸ハラィド及び酸無水物を使用できる。溶媒と
しては前述したエーテル類、ハロゲン化炭化水素類、芳
香族炭化水素類の他ピリジン等を使用できる。脱酸剤と
しては例えばピリジン、トリェチルアミン、キノリン、
N・Nージメチルアニリン等の第3級アミン類、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の無機
塩基性化合物等を使用できる。アシル化剤及び脱酸剤の
使用量は、2ーヒドロキシピラン誘導体〔2〕に対して
夫々等モル〜過剰量好ましくは等モル〜2倍モルとすれ
ばよく、反応は通常−30qo〜室温下好ましくは0〜
100のこて30分〜6時間で完結する。かくして一般
式〔1〕で表わされる目的化合物中R4がハロゲン原子
を置換基として有する炭素数1〜6のアルカノィルオキ
シ基又はアダマンチルカルボニルオキシ基である化合物
〔7〕を収得できる。更に反応行程式一1におけるピラ
ン誘導体〔2〕と3・4ージヒドロ−2H−ピラン〔8
〕との反応は、溶媒中酸触媒の存在下に行なわれる。
わされる酸ハラィド及び酸無水物を使用できる。溶媒と
しては前述したエーテル類、ハロゲン化炭化水素類、芳
香族炭化水素類の他ピリジン等を使用できる。脱酸剤と
しては例えばピリジン、トリェチルアミン、キノリン、
N・Nージメチルアニリン等の第3級アミン類、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の無機
塩基性化合物等を使用できる。アシル化剤及び脱酸剤の
使用量は、2ーヒドロキシピラン誘導体〔2〕に対して
夫々等モル〜過剰量好ましくは等モル〜2倍モルとすれ
ばよく、反応は通常−30qo〜室温下好ましくは0〜
100のこて30分〜6時間で完結する。かくして一般
式〔1〕で表わされる目的化合物中R4がハロゲン原子
を置換基として有する炭素数1〜6のアルカノィルオキ
シ基又はアダマンチルカルボニルオキシ基である化合物
〔7〕を収得できる。更に反応行程式一1におけるピラ
ン誘導体〔2〕と3・4ージヒドロ−2H−ピラン〔8
〕との反応は、溶媒中酸触媒の存在下に行なわれる。
溶媒としては前述したエーテル類、芳香族炭化水素類を
使用でき、酸触媒としては前述した有機スルホン酸類並
びにこれと例えばピリジン、ジェチルアミン、トリメチ
ルアミン等のァミン類との弱酸性塩、酢酸、プロピオン
酸等の低級脂肪酸、及び塩化亜鉛、塩化カルシウム等の
ルイス酸を使用できる。化合物〔8〕のピラン誘導体〔
2〕に対する使用量は等モル〜過剰量好ましくは等モル
〜2倍モルとするのがよく、酸触媒は触媒量(1〜1の
重量%)とすればよい。上記反応は一般には−30q○
〜室温好ましくは0℃〜室温にて2〜6時間0で行なわ
れる。かくして一般式〔1〕で表わされる目的化合物中
R4が2ーテトラヒドロピラニルオキシ基である化合物
を収得できる。
使用でき、酸触媒としては前述した有機スルホン酸類並
びにこれと例えばピリジン、ジェチルアミン、トリメチ
ルアミン等のァミン類との弱酸性塩、酢酸、プロピオン
酸等の低級脂肪酸、及び塩化亜鉛、塩化カルシウム等の
ルイス酸を使用できる。化合物〔8〕のピラン誘導体〔
2〕に対する使用量は等モル〜過剰量好ましくは等モル
〜2倍モルとするのがよく、酸触媒は触媒量(1〜1の
重量%)とすればよい。上記反応は一般には−30q○
〜室温好ましくは0℃〜室温にて2〜6時間0で行なわ
れる。かくして一般式〔1〕で表わされる目的化合物中
R4が2ーテトラヒドロピラニルオキシ基である化合物
を収得できる。
<反応行程式−2>
上記反応行程式−2において用いられる酸化剤としては
例えば重クロム酸、クロム酸、過マンガン酸及びそれら
の塩類等を例示できる。
例えば重クロム酸、クロム酸、過マンガン酸及びそれら
の塩類等を例示できる。
該酸化剤の使用量は、一般式〔10〕で表わされる原料
化合物に対し等モル以上好ましくは等モル〜2倍モルと
するのがよい。上記原料化合物〔10〕と酸化剤との反
応は例えば前述のエーテル類、低級脂肪酸類、ハロゲン
化炭化水素類等の溶媒中一10〜5000好ましくは0
℃〜室温下に1〜3時間で行なわれる7かくして一般式
〔1〕で表わされる目的化合物中R3及びR4が両者で
オキソ基を示す化合物〔11〕を収得できる。
化合物に対し等モル以上好ましくは等モル〜2倍モルと
するのがよい。上記原料化合物〔10〕と酸化剤との反
応は例えば前述のエーテル類、低級脂肪酸類、ハロゲン
化炭化水素類等の溶媒中一10〜5000好ましくは0
℃〜室温下に1〜3時間で行なわれる7かくして一般式
〔1〕で表わされる目的化合物中R3及びR4が両者で
オキソ基を示す化合物〔11〕を収得できる。
上記反応行程式一1及び−2の各工程で製造される化合
物は、通常の分離手段例えば溶媒抽出法、溶媒希釈法、
蒸留法、再結晶法、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー等により容易に単離精製でき、かくして所望の一般式
〔1〕で表わされるピラン譲導体を収得できる。
物は、通常の分離手段例えば溶媒抽出法、溶媒希釈法、
蒸留法、再結晶法、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー等により容易に単離精製でき、かくして所望の一般式
〔1〕で表わされるピラン譲導体を収得できる。
以下本発明を更に説明するために、抗菌試験例を挙げる
。
。
<抗菌試験>
供試化合物として下記化合物1〜化合物5を用いる。
供試化合物
化合物1・・・・・…・6−エチル−2一(2ーテトラ
ヒドロピラニルオキシ)一5−オキソー5・4−ジヒド
ロ−2H−ピラン化合物2・・…・…6−エチル−2ー
モノクロロアセチルオキシー5ーオキソ−5・6ージヒ
ドロ−2日ービラン化合物3・・・・・・・・・6ーェ
チル−2−〔1−(2−クロロエトキシ)エトキシ〕−
5−オキソー5・6ージヒドロー2日ーピラン化合物4
・・・・・・・・・6−エチル−2−〔1一(2ーメチ
ルプロポキシ)エトキシ〕一5−オキソー5・6ージヒ
ドロー2日ーピラン化合物5……・・・6ーェチルー2
−アダマンチルカルボニルオキシ/一5ーオキソー5・
6−ジヒドロー2日ーピラン之等各供試化合物の夫々を
ァセトンの2%溶液とし、これを水で所定濃度に希釈後
各濃度の溶液1の‘をべトリ皿にとり、9の【のポテト
・デクストロース裏夫培地(PDA培地)と混合して、
上記各供試化合物の各種濃度の寒天平板を作成する。
ヒドロピラニルオキシ)一5−オキソー5・4−ジヒド
ロ−2H−ピラン化合物2・・…・…6−エチル−2ー
モノクロロアセチルオキシー5ーオキソ−5・6ージヒ
ドロ−2日ービラン化合物3・・・・・・・・・6ーェ
チル−2−〔1−(2−クロロエトキシ)エトキシ〕−
5−オキソー5・6ージヒドロー2日ーピラン化合物4
・・・・・・・・・6−エチル−2−〔1一(2ーメチ
ルプロポキシ)エトキシ〕一5−オキソー5・6ージヒ
ドロー2日ーピラン化合物5……・・・6ーェチルー2
−アダマンチルカルボニルオキシ/一5ーオキソー5・
6−ジヒドロー2日ーピラン之等各供試化合物の夫々を
ァセトンの2%溶液とし、これを水で所定濃度に希釈後
各濃度の溶液1の‘をべトリ皿にとり、9の【のポテト
・デクストロース裏夫培地(PDA培地)と混合して、
上記各供試化合物の各種濃度の寒天平板を作成する。
PDA塔地で予め培養した供試菌の菌そうの先端部を直
径1仇肋のコルクポーラ−で打ち抜いて菌そうのディス
クを作り、これを菌そう面を下にして上記で作成した各
寒天平板上に静直する。菌そうの生育の有無を2日後に
肉眼で観察し、菌そうの生育を完全に阻止する最低発育
阻止濃度(肌)を、各供説菌につき下記第1表に示す。
尚第1表における供試菌は夫々次の通りである。供試菌
A・・・・・・・・・稲ィモチ病菌 B・・・・・・・・・稲胡麻葉枯病菌 C・・…・・・・ウリ炭値病菌 D・・……・ナス菌核病菌 E・・・・・・・・・メロン蔓太古病菌 F・・・・・・・・・トマト論絞病菌 G・・・…・・・稲白葉枯病菌 日・・・・…・・桃センコウ細菌病菌 1・・・・・・・・・トマト青枯病菌 J・・・・・・・・・キュウリ斑点細菌病菌K・・・・
・・・・・野菜軟腐病菌第1表 以下本発明化合物の製造例を実施例として挙げる。
径1仇肋のコルクポーラ−で打ち抜いて菌そうのディス
クを作り、これを菌そう面を下にして上記で作成した各
寒天平板上に静直する。菌そうの生育の有無を2日後に
肉眼で観察し、菌そうの生育を完全に阻止する最低発育
阻止濃度(肌)を、各供説菌につき下記第1表に示す。
尚第1表における供試菌は夫々次の通りである。供試菌
A・・・・・・・・・稲ィモチ病菌 B・・・・・・・・・稲胡麻葉枯病菌 C・・…・・・・ウリ炭値病菌 D・・……・ナス菌核病菌 E・・・・・・・・・メロン蔓太古病菌 F・・・・・・・・・トマト論絞病菌 G・・・…・・・稲白葉枯病菌 日・・・・…・・桃センコウ細菌病菌 1・・・・・・・・・トマト青枯病菌 J・・・・・・・・・キュウリ斑点細菌病菌K・・・・
・・・・・野菜軟腐病菌第1表 以下本発明化合物の製造例を実施例として挙げる。
実施例 1
6ーイソプロピル−2ーヒドロキシー4ーフロモー5ー
オキソ−5・6ージヒドロ−2H−ピラン24.5夕及
びトリェチルアミン11夕をベンゼン100の【1こ加
え、蝿梓下モノクロロアセチルクロラィド11.7夕を
0〜5℃にて滴下する。
オキソ−5・6ージヒドロ−2H−ピラン24.5夕及
びトリェチルアミン11夕をベンゼン100の【1こ加
え、蝿梓下モノクロロアセチルクロラィド11.7夕を
0〜5℃にて滴下する。
滴下終了後同温度で5時間燈梓を続け、反応液を5%塩
酸、5%重炭酸ナトリウム水溶液、水の順で洗浄し、乾
燥後溶媒を減圧留去する。得られる残澄をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて単離精製して、淡黄色油状
の6ーィソプロピル−2ーモノクロロアセチルオキシ−
4ーブロモー5−オキソー5・6ージヒドロー2日ーピ
ラン20.8夕を得る。IR分析結果(neat)17
60伽‐1(C。
酸、5%重炭酸ナトリウム水溶液、水の順で洗浄し、乾
燥後溶媒を減圧留去する。得られる残澄をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて単離精製して、淡黄色油状
の6ーィソプロピル−2ーモノクロロアセチルオキシ−
4ーブロモー5−オキソー5・6ージヒドロー2日ーピ
ラン20.8夕を得る。IR分析結果(neat)17
60伽‐1(C。
−。−)170。
抑−1(Cニ。)元素分析値(C,虹,204CIBr
として)実測値(%) C38.79日3.99計算値
(%) C38.55日3.88 上記実施例1と同様にして下記実施例2〜4の各化合物
を得る。
として)実測値(%) C38.79日3.99計算値
(%) C38.55日3.88 上記実施例1と同様にして下記実施例2〜4の各化合物
を得る。
実施例 2
6ーエチルー2ーモノクロロアセチルオキシー5ーオキ
ソー5・6−ジヒドロー2日ーピラン性 状 黄色油状
IR分析結果(neat)1750肌‐1(〇C。
ソー5・6−ジヒドロー2日ーピラン性 状 黄色油状
IR分析結果(neat)1750肌‐1(〇C。
CH2CI)NMR分析結果(CDC13)
4.02Pm(S、2日、CH2CI)
元素分析値(C9日,.04CIとして)実測値(%)
C49.39日5.01 計算値(%) C49.44日5.07 実施例 3 6−ブチル−2−(2−フロモブチリルオキシ)‐5‐
オキソ−5・6‐ジヒドロ‐が−ピラン性 状 黄色油
状 IR分析結果(neat) 1750Cの‐1(C。
C49.39日5.01 計算値(%) C49.44日5.07 実施例 3 6−ブチル−2−(2−フロモブチリルオキシ)‐5‐
オキソ−5・6‐ジヒドロ‐が−ピラン性 状 黄色油
状 IR分析結果(neat) 1750Cの‐1(C。
一。−)17IOCの‐1(Cニ。
)元素分析値(C,3日,904Brとして)実測値(
%) C48.79日5.92計算値(%) C48.
92日6.00 実施例 4 6ーエチルー2ーアダマンチルカルボニルオキシ−5ー
オキソー5・6ージヒドロ−2H−ピラン性 状 黄色
油状 IR分析結果(neat) 1765伽‐1(C。
%) C48.79日5.92計算値(%) C48.
92日6.00 実施例 4 6ーエチルー2ーアダマンチルカルボニルオキシ−5ー
オキソー5・6ージヒドロ−2H−ピラン性 状 黄色
油状 IR分析結果(neat) 1765伽‐1(C。
−。−)NMR分析結果(CDC13)
6.2p皿(d、IH、CH一C。
)6.5跡m(d、IH、CH−○)
6.9鋤皿(dd、IH、CH=C)
元素分析値(C,8日2404として)
実測値(%) C71.21日8.03
計算値(%) C71.03日7.95
実施例 5
6−エチル−2ーヒドロキシ−5−オキソー5 .6ー
ジヒドロー2H−ピラン14.2夕、オルト蟻酸〔1−
(2−メチルプロポキシ)〕エチルェステル70夕及び
パラトルェンスルホン酸1夕を70〜80qoにて1幼
時間渡洋反応後、反応液を炭酸ナトリウム水溶液で洗浄
し、エーテル抽出する。
ジヒドロー2H−ピラン14.2夕、オルト蟻酸〔1−
(2−メチルプロポキシ)〕エチルェステル70夕及び
パラトルェンスルホン酸1夕を70〜80qoにて1幼
時間渡洋反応後、反応液を炭酸ナトリウム水溶液で洗浄
し、エーテル抽出する。
エーテル層を減圧下に濃縮し、残澄をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで単離精製して、淡黄色油状の6ー
ェチル−2一〔1一(2−メチルプロポキシ)エトキシ
〕一5−オキソ−5・6−ジヒドロ−2H−ピラン11
.5夕を得る。IR分析結果(neat) 1700Cの‐1(C=。
クロマトグラフィーで単離精製して、淡黄色油状の6ー
ェチル−2一〔1一(2−メチルプロポキシ)エトキシ
〕一5−オキソ−5・6−ジヒドロ−2H−ピラン11
.5夕を得る。IR分析結果(neat) 1700Cの‐1(C=。
)元素分析値(C,3日2204として)
実測値(%) C64.29日9.01
計算値(%) C64.44日9.15
実施例 6
実施例5と同様にして6ーェチルー2一〔1−(2−ク
ロロエトキシ)エトキシ〕一5ーオキソー5・6−ジヒ
ドロ−2H−ピランを得る。
ロロエトキシ)エトキシ〕一5ーオキソー5・6−ジヒ
ドロ−2H−ピランを得る。
性 状 黄色油状IR分析結果(neat)
1702肌‐1(C=0)
NMR分析結果(CDC13)
3.肋肌(m、班、一C比−)
5.0母血(S、IH、CH−○)
元素分析値(C,.日,704CIとして)実測値(%
) C53.31日6.96計算値(%) C53.1
2日6.89 実施例 7 6ーエチル−2−ヒドロキシ−5−オキソ−5・6−ジ
ヒドロー2日ーピラン14.4夕及び3・4‐ジヒドロ
−汎‐ピラン10.0夕を塩化メチレン100の‘中に
加え、櫨伴下ピリジンーp−トルェンスルホネート1.
0夕を添加し室温下4時間縄拝を続ける。
) C53.31日6.96計算値(%) C53.1
2日6.89 実施例 7 6ーエチル−2−ヒドロキシ−5−オキソ−5・6−ジ
ヒドロー2日ーピラン14.4夕及び3・4‐ジヒドロ
−汎‐ピラン10.0夕を塩化メチレン100の‘中に
加え、櫨伴下ピリジンーp−トルェンスルホネート1.
0夕を添加し室温下4時間縄拝を続ける。
次いで反応液を水洗後減圧下に溶媒を留去し、残溝をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで単離精製して、淡
黄色油状の6ーェチル−2一(2ーテトラヒドロピラニ
ルオキシ)一5−オキソー5・6−ジヒドロー2H−ピ
ラン22.1夕を得る。IR分析結果(neat) 1698肌‐1(C=0) 元素分析値(C,2日,804として) 実測値(%) C63.52日8.07 計算値(%) C63.70日8.02 実施例 8 実施例7と同様にして、2−メチル−2−(2ーテトラ
ヒドロピラニルオキシ)−5−オキソー5・6‐ジヒド
o−班‐ピランを得る。
リカゲルカラムクロマトグラフィーで単離精製して、淡
黄色油状の6ーェチル−2一(2ーテトラヒドロピラニ
ルオキシ)一5−オキソー5・6−ジヒドロー2H−ピ
ラン22.1夕を得る。IR分析結果(neat) 1698肌‐1(C=0) 元素分析値(C,2日,804として) 実測値(%) C63.52日8.07 計算値(%) C63.70日8.02 実施例 8 実施例7と同様にして、2−メチル−2−(2ーテトラ
ヒドロピラニルオキシ)−5−オキソー5・6‐ジヒド
o−班‐ピランを得る。
性 状 黄色液状
IR分析結果(肥at)
1702肌‐1(C=0)
NMR分析結果(CDC13)
1.6功血(S、9日、C比−C)
3.ゆ柵(m、2日、CQ−○)
4.9脚(m、IH、CH一○)
元素分析値(C,.日,604として)
実測値(%) C62.13日7.51
計算値(%) C62.25日7.60
実施例 9
200の‘のニつロフラスコに6ーエチル−2ーヒドロ
キシー5ーオキソ−5・6ージヒドロー2日ーピラン7
.2夕をエーテル80の‘に溶解した液及び50%重ク
ロム酸水溶液30叫を入れ、激しくかき混ぜながら15
q○以下で50%硫酸20の‘を少量づつ1時間で滴下
する。
キシー5ーオキソ−5・6ージヒドロー2日ーピラン7
.2夕をエーテル80の‘に溶解した液及び50%重ク
ロム酸水溶液30叫を入れ、激しくかき混ぜながら15
q○以下で50%硫酸20の‘を少量づつ1時間で滴下
する。
滴下終了後、15qoでさらに1時間かき混ぜたのち、
エーテル層を飽和食塩水で2回洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を留去し、残留組結晶をクロロ
ホルムに溶解し、シリカゲルカラムに通した後、クロロ
ホルムを留去して白色針状晶の6ーオキソ−2−エチル
一犯‐ピラン‐3(細)‐オン4.95夕を得る。融
点 56〜6100元素分析値(C?比03として) 実測値(%) C60.27日5.81 計算値(%) C60.00日5.75
エーテル層を飽和食塩水で2回洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を留去し、残留組結晶をクロロ
ホルムに溶解し、シリカゲルカラムに通した後、クロロ
ホルムを留去して白色針状晶の6ーオキソ−2−エチル
一犯‐ピラン‐3(細)‐オン4.95夕を得る。融
点 56〜6100元素分析値(C?比03として) 実測値(%) C60.27日5.81 計算値(%) C60.00日5.75
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1及びR^3は水素原子又は炭素数1〜6の
アルキル基、R^2は水素原子又はハロゲン原子及びR
^4はハロゲン原子を置換基として有する炭素数2〜6
のアルカノイルオキシ基、ハロゲン置換もしくは非置換
の炭素数1〜6のアルコキシ基を置換基として有する炭
素数1〜6のアルコキシ基、2−テトラヒドロピラニル
オキシ基又はアダマンチルカルボニルオキシ基を示す。 またR^3及びR^4は両者でオキソ基を形成してもよ
い。〕で表わされるピラン誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12887778A JPS6033394B2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | ピラン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12887778A JPS6033394B2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | ピラン誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5555178A JPS5555178A (en) | 1980-04-22 |
JPS6033394B2 true JPS6033394B2 (ja) | 1985-08-02 |
Family
ID=14995556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12887778A Expired JPS6033394B2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | ピラン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033394B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813582A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-26 | Otsuka Chem Co Ltd | ピラン誘導体、その製造法及び殺ダニ剤 |
BR8307679A (pt) * | 1983-01-17 | 1984-12-11 | Otsuka Kagaku Yakuhin | Derivados de pirano |
US4742078A (en) * | 1983-01-17 | 1988-05-03 | Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisha | Pyran derivatives |
-
1978
- 1978-10-18 JP JP12887778A patent/JPS6033394B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5555178A (en) | 1980-04-22 |
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