JPS6033071B2 - 手術用ブラント・フツク - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外科用のプラント・フックぐｂｌ肌ｔｈｏｏ
ｋ’・）に関するものである。

このようなプラント・フック （１１Ｗｕｎｄｈａｋｅｎ”）は、外科医に、例えば、
手術分野における妨害されない操作を可能とさせるため
に、切開によって分離された皮膚領域を分離して置くた
めに役立つものである。

公知のプラント・フックは、金属材料から成立つている
。

なぜならば、プラント・フックは、十分な機械的強度を
有していなければならないからである。すなわち、殺菌
可能で且つ毒物学的に懸念のないものでなければならな
いからである。手術室だけでは無く、手術領域を、特別
に、できるだけ強力に照明することが、公知となってい
る。なぜならば、さもなければ、多かれ少なかれ、手及
び器具によって、より著しい陰の形成が生じるからであ
る。この問題に一つの解決が、ドイツ特許公開第２２２
９粥３号公報によるように、手術照明灯に追加して、た
わみ可能であり且つ基本領域の上へ種々の入射方向から
調節されることのできる光導体を配置することから成立
っている。

残念ながら、実際には、利用者がこの可能性を比較的に
わずかにしか使用していないことを示している。なぜな
らば、光導体の手術領域への端部の附近が、主観的に手
術を妨害することがあるからである。本発明の課題は、
手術領域の範囲内に追加の照明要素を持ち込むこと無い
こ、手術領域に対する陰の無い照明を作ることにある。

この課題は、本発明によると、「特許請求の範囲」第１
項記載によるプラント・フックによって解決される。

「特許請求の範囲」第２項以下の記載には、本発明の有
利な実施形態が含まれている。本発明による解決は、そ
の実施形態には無関係に、切開箇所の周囲の中に追加の
、妨害となる部材無いこ、より良好な手術領域の照明を
有するので、有利である。

表面組織の内部及びより深い手術切開の陰の無い照明及
びより良好な認識性が、従来よりもより大きな入射角度
からの光の入射によって可能となる。光導性材料製の光
を導伝するはめ込み物又は上置き物に対しては、例えば
、アクリルガラスのような合成樹脂が使用される。

このような光導体は、使い捨て部材として軽量に作られ
る。このことは、また、プラント・フックが全体光導性
材料から成立つている解決に対してもＬ当てはまるもの
である。このような光導性プラント・フックは、継手部
材を介して、繊維光導体又は流体光導体と連結されるが
、この光導体それ自体は、頚射源に接続される。伝達さ
れるべき鍵射は、可視鰭射でも、紫外鰭射であっても良
い。鱈射に追加して、光導性要素を介して、無菌性空気
、特に、層状の清浄空気も、空気源から供給されること
ができる。以下、本発明をその実施例を示す添附図面に
基づいて説明する。

第１図に示す実施例においては、プラント・フックは、
全体として、光導性材料、例えば、フレキシブルガラス
から作られている。

これは、ｎ＝１．５の屈折率を有している。それ故、材
料の内部内を通り、４１０以上の入射角度の下に、フレ
キシブルガラスと空気との境界面に当たるすべて光鰭射
は、材料の内部において全反射される。しかしながら、
光の出射は、臨界角度を下回わつた際にだけ可能であり
、このことは、反射が希望される領域内における光導性
部分の適当な光の案内及び形成によって、あるいは、そ
の表面を粗くすることによって可能とされる。鏡射は、
その時には、粗くされた部分において、プラント・フッ
クかり、一般的には、手術領域に到達される方向に出る
。ここに、「粗くする」という用語は、それが、化学的
、機械的、物理的、又は、その他の方法であるにせよ、
それが希望された方向に鏡射の出射を導くために適して
いる限りは、どのような種類の表面の構造をも指すもの
であると理解されたい。プラント・フック１は、つかむ
ようにされ、また、光導体を介して鏡射源へ接続される
ようになつている。

第２図には、プラント・フックが普通の材料から作られ
ているが、しかしながら、単に、わく状の形状を有して
おり、一方、その切開部の向き合っている領域（中央領
域）の中に、光導性のはめ込み物２が設けられている実
施例が示されている。

このわくは、３の符号を付けられている。粗くされた、
又は、構造を変えられた表面領域は、４の符号が付けら
れている。鏡射の出射は、矢印５によって示されている
。光導体のはめ込み物２は、第３図による上置き物のよ
うに、金属製のプラント・フックに、緩く、又は、強固
に連結されることができる。このプラント・フックは、
使い捨て物品として殺菌されて包装される。第３図には
、上置き物が符号６によって示されているが、その他の
点においては、前の実施例と同じ参照符号が付けられて
いる。はめ込み物、又は、上置き物は、クランプによっ
て、例えば、弾性的に、ばね力によって、留めることの
できるように、プラント・フック１のつかみの上にある
ことができる。継手部材７が、光源に連結されている繊
維光導体又は流体光導体への機械的及び光学的な連結に
役立っている。継手部材７は、同時に、レンズ系統（視
準器）として形成される。希望される場合には、平面の
合成樹脂プラント・フックの中への入射のために、円筒
レンズが使用されることもできる。可視鍵射と同時に、
又は、その代わりに、紫外韓射も、空間内の菌を減少す
るために、又は、傷の治療の促進のために、あるいは、
消毒空気と−諸に、例えば、光導体を包囲している中空
の空気供給ホースによって、直接的に手術領域の上に供
給されることもできる。

光及び紫外鼠射Ａ並びに部分的に紫外頚射Ｂの伝達のた
めに、例えば、アクリルガラスが利用されることもでき
る。

紫外鶏射Ｃの伝達に対しては、光導性要素、例えば、石
英ガラス製の要素の実施形態が有利である。その時には
、例えば、１００℃以上、例えば、約１３５ｏ０におけ
る殺菌も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は光導性材料製のプラント・フックを示す斜視図
、第２図は光導性材料製のはめ込み物を有するプラント
・フックの斜視図、第３図は光導性材料製の上置き物を
有するプラント・フックの斜視図である。 １・・・・・・プラント・フック；２…・・・はめ込み
物；３・・・・・・わく：４・・・・・・粗くされた表
面領域：６・・・・・・上置き物：７・・・・・・継手
部材。 ＦＩＧ．ｌ ＦＩＧ．２ ＦＩＧ，３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも部分的に光導性材料から成立ち、又は、
   光導体がブラント・フツクに連結され、これによつて、
   輻射が切開箇所の方向に向けられるようにしたことを特
   徴とするブラント・フツク。 ２ 全体が光導性材料から成立つている特許請求の範囲
   第１項記載のブラント・フツク。 ３ 金属製のわくを有し、このわくが光導性はめ込み物
   を含んでいる特許請求の範囲第１項記載のブラント・フ
   ツク。 ４ 金属製ブラント・フツクの上に光導性の上置き物を
   含んでいる特許請求の範囲第１項記載のブラント・フツ
   ク。 ５ 切開領域に向けられた光導性表面が、少なくとも部
   分的に、全反射の臨界角度と相違しているように構成さ
   れた特許請求の範囲第２項又は３項記載のブラント・フ
   ツク。 ６ 繊維光導体又は流体光導体との機械的又は光学的な
   連結のために、継手部材を有している特許請求の範囲第
   １〜５項のいずれかに記載のブラント・フツク。 ７ 継手部材が、平面の光導性のフツク領域の中への入
   射のために視準鏡を含んでいる特許請求の範囲第６項記
   載のブラント・フツク。 ８ 光導体及び光導性フツクが、傷の上への空気の殺菌
   のための紫外輻射、又は、傷の紫外輻射による直接的な
   照射のための紫外輻射も、伝達ないしは交付するように
   形成されている特許請求の範囲第１〜７項のいずれかに
   記載のブラント・フツク。 ９ 傷の領域の上に向けられた無菌の空気、特に、清浄
   空気を、その源から層状に供給するための導溝の出口を
   有している特許請求の範囲第１〜８項のいずれかに記載
   のブラント・フツク。