JPS603275B2 - スピ−カ - Google Patents
スピ−カInfo
- Publication number
- JPS603275B2 JPS603275B2 JP14587179A JP14587179A JPS603275B2 JP S603275 B2 JPS603275 B2 JP S603275B2 JP 14587179 A JP14587179 A JP 14587179A JP 14587179 A JP14587179 A JP 14587179A JP S603275 B2 JPS603275 B2 JP S603275B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- damper
- bobbin
- speaker
- mechanical filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 20
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 14
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 241000270666 Testudines Species 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 2
- 101100345589 Mus musculus Mical1 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100240989 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) nrd1 gene Proteins 0.000 description 1
- -1 and in general Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/06—Loudspeakers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/225—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only for telephonic receivers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/04—Construction, mounting, or centering of coil
- H04R9/045—Mounting
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はメカニカルフィル夕を備えたスピーカに関し、
ボビンや振動板のローリング(回転現象)を防止し、か
つ磁気ギャップを狭くして高能率の再生を可能にしたも
のである。
ボビンや振動板のローリング(回転現象)を防止し、か
つ磁気ギャップを狭くして高能率の再生を可能にしたも
のである。
第1図はメカニカルフィル夕を備えたスピ−力を示すも
のであり、1はセンターポール、2はマグネット、3は
プレート、4はセンターポール1とプレート3の間の磁
気ギャップ中に移動自在に装着されたボイスコイルボビ
ン4に設けられたボイスコイル、6はボビン4とプレー
ト3の間を結合するダンパ、7はフレーム、8はエッジ
9は前縁がエッジ8を介してフレーム7に結合されたコ
ーン形の振動板、10はボビン4と振動板9の後縁を結
合するメカニカルフィル夕である。
のであり、1はセンターポール、2はマグネット、3は
プレート、4はセンターポール1とプレート3の間の磁
気ギャップ中に移動自在に装着されたボイスコイルボビ
ン4に設けられたボイスコイル、6はボビン4とプレー
ト3の間を結合するダンパ、7はフレーム、8はエッジ
9は前縁がエッジ8を介してフレーム7に結合されたコ
ーン形の振動板、10はボビン4と振動板9の後縁を結
合するメカニカルフィル夕である。
このメカニカルフィル夕10は怪方向に波状に形成され
たいわゆるコルゲーション構造をもつダンパで構成され
ている。このように構成すれば、高音の再生を阻止し、
低音のみ再生することができる。
たいわゆるコルゲーション構造をもつダンパで構成され
ている。このように構成すれば、高音の再生を阻止し、
低音のみ再生することができる。
すなわち、低い周波数の信号が入力されると、ボビン4
がゆるやかに振動し、メカニカルフィル夕10もボビン
4の動きに追従して動作し、それに応じて振動板9が駆
動されるから低音の再生が行われる。ところが高い周波
数の信号が入力されると、ボビン4が激しく振動し、メ
カニカルフィル夕10がボビン4の振動に追従しされな
くなり、ボビン4の振動はメカニカルフィル夕10で吸
収され、振動板9には伝達されなくなる。その結果高音
の再生は阻止される。ところで、このようなスピーカを
スピーカボツクスのバッフル板に取付け、第2図のよう
にボビン4の軸を横方向に配置すると、振動板9の重量
によって振動板9とボビン4がたわみ、ボビン4とセン
ターポール1(またはボイスコイル5とプレート3)の
間のギャップ幅がギャップ円周方向に一定でなくなる。
がゆるやかに振動し、メカニカルフィル夕10もボビン
4の動きに追従して動作し、それに応じて振動板9が駆
動されるから低音の再生が行われる。ところが高い周波
数の信号が入力されると、ボビン4が激しく振動し、メ
カニカルフィル夕10がボビン4の振動に追従しされな
くなり、ボビン4の振動はメカニカルフィル夕10で吸
収され、振動板9には伝達されなくなる。その結果高音
の再生は阻止される。ところで、このようなスピーカを
スピーカボツクスのバッフル板に取付け、第2図のよう
にボビン4の軸を横方向に配置すると、振動板9の重量
によって振動板9とボビン4がたわみ、ボビン4とセン
ターポール1(またはボイスコイル5とプレート3)の
間のギャップ幅がギャップ円周方向に一定でなくなる。
この状態でスピーカを駆動すると、重心と支持点とのず
れによるローリング(回転現象)が発生し、狭いギャッ
プ部分でボビン4とセンターポ−ル1、あるいはボイス
コイル5とプレート3の間がこすれあう、いわゆるギャ
ップこすりと呼ばれる現象が起り、これによって異常音
が発生したり、歪が生じる。
れによるローリング(回転現象)が発生し、狭いギャッ
プ部分でボビン4とセンターポ−ル1、あるいはボイス
コイル5とプレート3の間がこすれあう、いわゆるギャ
ップこすりと呼ばれる現象が起り、これによって異常音
が発生したり、歪が生じる。
この問題を解決するために、ギャップ幅をあら夕かじめ
大きくすることも考えられるが、このようにすると磁束
密度が下がり、スピーカの能率が低下するという新たな
問題が発生する。
大きくすることも考えられるが、このようにすると磁束
密度が下がり、スピーカの能率が低下するという新たな
問題が発生する。
特にこの例のようにメカニカルフィル夕10をコルゲー
ションダンパで構成した場合には、ボビン4の軸が第3
図のaからbへ変化する動きに対してきわめて変形しや
すく、上述のたわみやローリングが発生しやすい。
ションダンパで構成した場合には、ボビン4の軸が第3
図のaからbへ変化する動きに対してきわめて変形しや
すく、上述のたわみやローリングが発生しやすい。
この問題を解決する方法として、第4図に示すようにコ
ルゲーションダンパ11をもう1枚付加し、2重ダンパ
にすることが考えられる。
ルゲーションダンパ11をもう1枚付加し、2重ダンパ
にすることが考えられる。
このようにすれば2枚のダンパ間の距離がモ−メントの
うでとなり、かつダンパの隆方向の変位に対するばね定
数が大きくなるため、1枚のダンパのときの変形に比べ
てモーメントが大きくなり、第3図のaからbへの変形
も起りにくくなる。このような2重ダンパを利用して実
際のスピーカを構成する場合には、第5図に示すように
付加すべきダンパ11をダンパそのものとして使用し、
第1図に示したダンパ9とともにボビン4とフレーム7
(またはプレート3)の間に結合するか、あるいは第6
図に示すように、付加すべきダンパ11をメカニカルフ
ィル夕として使用し、第1図に示したメカニカルフィル
ター0とともにボビン4と振動板9の間に結合すること
が考えられる。
うでとなり、かつダンパの隆方向の変位に対するばね定
数が大きくなるため、1枚のダンパのときの変形に比べ
てモーメントが大きくなり、第3図のaからbへの変形
も起りにくくなる。このような2重ダンパを利用して実
際のスピーカを構成する場合には、第5図に示すように
付加すべきダンパ11をダンパそのものとして使用し、
第1図に示したダンパ9とともにボビン4とフレーム7
(またはプレート3)の間に結合するか、あるいは第6
図に示すように、付加すべきダンパ11をメカニカルフ
ィル夕として使用し、第1図に示したメカニカルフィル
ター0とともにボビン4と振動板9の間に結合すること
が考えられる。
もちろんダンパそのものを2重機造にし、メカニカルフ
ィル夕も2重機造にすることも考えられるが、このよう
な複雑な構造はコスト的に不利になり、実用的でない。
ここで第5図,第6図のスピーカの力学的関係を模式化
すると第7図にのようになる。
ィル夕も2重機造にすることも考えられるが、このよう
な複雑な構造はコスト的に不利になり、実用的でない。
ここで第5図,第6図のスピーカの力学的関係を模式化
すると第7図にのようになる。
第7図において12はボイスコイル質量、13,14は
ダンパおよびメカニカルフィル夕に相当するぜんまし、
ばね、15,16は支点、17は振動板質量、〆,‘ま
ボイスコイル質量12と支点15の距離、夕2 は支点
15とぜんまし、ばね14の距離、ぐ3,夕4 はぜん
まし、ばね4と支点16の距離を重心で配分した距離、
8,0′,のはボイスコイル3質量12に外力fが働い
たときに変位する角度、xは外力fによるボイスコイル
質量12の変位を表わしている。そしてばね13は第5
図のダンパ6,11と第6図のダンパ6に相当し、ぱね
14は第5図のメカニカルフィル夕4と第6図のメカ4
ニカルィルタ10,11に相当する。ここでばね13,
14のモーメントM,M′とそれらの変位角8,のの関
係を、それぞれM=K,x8,M=K2×のと定義した
ばね定数K,,K2を使うと、ボイスコイル質量12に
外力fが加わったときの変位xは次の{11式で表わさ
れる。
ダンパおよびメカニカルフィル夕に相当するぜんまし、
ばね、15,16は支点、17は振動板質量、〆,‘ま
ボイスコイル質量12と支点15の距離、夕2 は支点
15とぜんまし、ばね14の距離、ぐ3,夕4 はぜん
まし、ばね4と支点16の距離を重心で配分した距離、
8,0′,のはボイスコイル3質量12に外力fが働い
たときに変位する角度、xは外力fによるボイスコイル
質量12の変位を表わしている。そしてばね13は第5
図のダンパ6,11と第6図のダンパ6に相当し、ぱね
14は第5図のメカニカルフィル夕4と第6図のメカ4
ニカルィルタ10,11に相当する。ここでばね13,
14のモーメントM,M′とそれらの変位角8,のの関
係を、それぞれM=K,x8,M=K2×のと定義した
ばね定数K,,K2を使うと、ボイスコイル質量12に
外力fが加わったときの変位xは次の{11式で表わさ
れる。
但し■も=i■R・夕・−iのR2″3云≧享子4−〆
.m沙2で22QのR3−そ4m2の2)(ぐ2十そり
(そ3十そ4)……‘21 R,:‘まね13の機械抵抗 R2:ばね14の機械抵抗 m・:ボイスコイル質量12 m2:振動板質量17 の :振動角周波数 【11式で示される変位xが最大となる共振角周波数の
=の。
.m沙2で22QのR3−そ4m2の2)(ぐ2十そり
(そ3十そ4)……‘21 R,:‘まね13の機械抵抗 R2:ばね14の機械抵抗 m・:ボイスコイル質量12 m2:振動板質量17 の :振動角周波数 【11式で示される変位xが最大となる共振角周波数の
=の。
での共振尖鋭度Qは、Q=牛学
但し R:材料の機械抵抗
M:振動系の質量
C:振動系のコンブラィアンス
{31式より、C,M,Rが同じ条件のスピーカでは、
Qは共振角周波数のoの変数とならないので、【11式
ののの含まれる項(■式で示されるQ)は定数として扱
える。
Qは共振角周波数のoの変数とならないので、【11式
ののの含まれる項(■式で示されるQ)は定数として扱
える。
したがって{1)式よりばね定数K.,K2はそれぞれ
独立に大きいほど変位xは4・さくなり、ローリングた
わみに対して強くなることがわかる。
独立に大きいほど変位xは4・さくなり、ローリングた
わみに対して強くなることがわかる。
またぐ2は長いほどよいが、これはスべ−サが長くなっ
たりボビンが弱くなったりするので現実には限界があり
、むやみに長くできない。またぐ3 十そ4は短い方が
よいが、これもコーン形振勤板を使用する限り、メカニ
カルフィル夕に相当するばね14及びエッジに相当する
支持点16と振動板質量17の位置が異なるのでそ3
十夕4 =0とならず‘1}式で示される変位xを小さ
くするには限界があることがわかる。そしてこのような
メカニカルフィル夕を有する低音専用スピーカを構成す
る際には、最低共振周波数が低く且つ、高能率を達成す
ることが望ましく、そのためには振動板の重量をできる
だけ大きくし、かつ磁気ギャップをできるだけ狭くする
必要がある。
たりボビンが弱くなったりするので現実には限界があり
、むやみに長くできない。またぐ3 十そ4は短い方が
よいが、これもコーン形振勤板を使用する限り、メカニ
カルフィル夕に相当するばね14及びエッジに相当する
支持点16と振動板質量17の位置が異なるのでそ3
十夕4 =0とならず‘1}式で示される変位xを小さ
くするには限界があることがわかる。そしてこのような
メカニカルフィル夕を有する低音専用スピーカを構成す
る際には、最低共振周波数が低く且つ、高能率を達成す
ることが望ましく、そのためには振動板の重量をできる
だけ大きくし、かつ磁気ギャップをできるだけ狭くする
必要がある。
ところが、そうすると、振動板重量によるギャップ内の
ボビンのねじれが大きく、かつギャップが狭いため、ロ
ーリングやギャップこすり等の問題が発生する。したが
ってこのような条件を満足させるためには、第2図のよ
うな振動板のねじれを一層小さくする必要があり、第5
図,第6図に示したような構成では、十分これを実現す
ることができない。本発明はこのような考案に基づき、
メカニカルフィル夕を有するスピーカにおいて、ローリ
ングをきわめて4・さくし、低音城での大振幅駆動時に
ギャップこすりによる異常音もなく且つ、ギャップを狭
くして磁束密度を高め高能率の駆動を可能にしたスピー
カを提供するものである。
ボビンのねじれが大きく、かつギャップが狭いため、ロ
ーリングやギャップこすり等の問題が発生する。したが
ってこのような条件を満足させるためには、第2図のよ
うな振動板のねじれを一層小さくする必要があり、第5
図,第6図に示したような構成では、十分これを実現す
ることができない。本発明はこのような考案に基づき、
メカニカルフィル夕を有するスピーカにおいて、ローリ
ングをきわめて4・さくし、低音城での大振幅駆動時に
ギャップこすりによる異常音もなく且つ、ギャップを狭
くして磁束密度を高め高能率の駆動を可能にしたスピー
カを提供するものである。
第8図は本発明の一実施例を示すものであり、第1図〜
第6図と同一機能をもつ部分には同一符号を付して説明
を省略する。
第6図と同一機能をもつ部分には同一符号を付して説明
を省略する。
そして18は振動板9とフレーム7の間に結合された第
2のダンパである。このように構成すれば、動作特性,
量産性,音圧特性が、いずれも第1図に示した従釆のも
のや第5図,第6図に示したものに比べて著しく優れた
ものになる。
2のダンパである。このように構成すれば、動作特性,
量産性,音圧特性が、いずれも第1図に示した従釆のも
のや第5図,第6図に示したものに比べて著しく優れた
ものになる。
以下上記実施例の動作特性,量産性,音圧特性につき、
第1図〜第7図のものと比較しながら説明する。ゆ 動
作特性 第8図に示す実施例の動作特性を説明する前に、第5図
,第6図のちがし、をわかりやすくするために、それぞ
れの動作を定性的に説明する。
第1図〜第7図のものと比較しながら説明する。ゆ 動
作特性 第8図に示す実施例の動作特性を説明する前に、第5図
,第6図のちがし、をわかりやすくするために、それぞ
れの動作を定性的に説明する。
いま、モーメントをム、ィナーシャを1、変位角をaと
すると伍1影 であり、モーメント山はイナーシャ1に比例する。
すると伍1影 であり、モーメント山はイナーシャ1に比例する。
ィナーシャ1は、回転している物体の回転の中心から質
点dmまでの距離をrとすると1=ノr2dm
““”【41となる。
点dmまでの距離をrとすると1=ノr2dm
““”【41となる。
第5図の場合には、ボビン4がダンパ6と11で支持さ
れているので、ボビン4の回転はほぼダンパ6と11の
中間の位置を中心として起こる。
れているので、ボビン4の回転はほぼダンパ6と11の
中間の位置を中心として起こる。
一方、ボイスコイル5の亀○とダンパ6,11間の中央
の位置との距離より、振動板9の薫じとダンパ6,1
1間の中央との距離の方が長く、かつ質量は振動板9の
方が1“音位あるため、4式で示されるィナーシャは振
動板9の方が大きく、ボイスコイル5の方が小さい。し
たがって、まず振動板9がモーメントを受けてロ−リン
グを起こす。次にメカニカルフィル夕10を介して振動
板9のローリング振動がボビン4に影響を与える。この
ときのモーメントは、振動板9の亀0からダンパ6,1
1間の中央までの距離が長いので大きい。その結果、
ボイスコイル5がギャップこすりを起こす。一方、第6
図の場合には、2つのメカニカルフィル夕10,11に
よって振動板9とボビン4が結合されており、振動板9
の重心からメカニカルフィル夕10,1 1の中央まで
の距離が小さいためィナーシヤは小さく、それだけボビ
ン4と振動板9は第2図のようなねじれに対して強くな
る。
の位置との距離より、振動板9の薫じとダンパ6,1
1間の中央との距離の方が長く、かつ質量は振動板9の
方が1“音位あるため、4式で示されるィナーシャは振
動板9の方が大きく、ボイスコイル5の方が小さい。し
たがって、まず振動板9がモーメントを受けてロ−リン
グを起こす。次にメカニカルフィル夕10を介して振動
板9のローリング振動がボビン4に影響を与える。この
ときのモーメントは、振動板9の亀0からダンパ6,1
1間の中央までの距離が長いので大きい。その結果、
ボイスコイル5がギャップこすりを起こす。一方、第6
図の場合には、2つのメカニカルフィル夕10,11に
よって振動板9とボビン4が結合されており、振動板9
の重心からメカニカルフィル夕10,1 1の中央まで
の距離が小さいためィナーシヤは小さく、それだけボビ
ン4と振動板9は第2図のようなねじれに対して強くな
る。
もしメカニカルフィル夕10,11が硬く、曲げに対す
るばね定数が十分大きい場合には、振動板9とボビン4
が直接結合された普通のスピーカと同等とみなせる。こ
のような理由から、第6図のスピーカは第5図のスピー
カよりローリングに対して強いといえる。
るばね定数が十分大きい場合には、振動板9とボビン4
が直接結合された普通のスピーカと同等とみなせる。こ
のような理由から、第6図のスピーカは第5図のスピー
カよりローリングに対して強いといえる。
これは。}式のK2の係数〔1十〆2全2夕4)が・よ
り大きいので、K,よりK2を大きくする方が‘11式
の分母は大きくなり、その結果、xが小さくなることか
らも理解できる。 しかし、第6図のスピーカでも10
と11がメカニカルフィル夕であるかぎりやわらかいも
のであるため、ローリングに対して普通のスピーカより
弱くなる。これに対して第8図に示した本発明のスピー
カにおいては、第2のダンパ18をフレーム7と振動板
9の間に結合しているから、振動板9の蚤0と振動板9
のローリングの回転中心位置との距離が短くなる。その
結果‘4’式で示されるィナーシャは小さくなり、それ
だけローリングを小さくすることができる。また、通常
、振動板9の重量はボイスコイル5の重量の数倍である
から、そのような大きな重量を第5図のように重心から
離れた位層で2重ダンパするより、第8図の実施例のよ
うに重心近くで支持する方がはるかに効果的であり、こ
の意味からも第8図の実施例がローリングに対して強い
ことが理解できる。そして、第8図のようにすれば、振
動板9についてみれば、エッジ8と第2ダンパ18とが
2重ダンパ構造になるため、振動板9のたるみがなくな
り、ボビン4がねじれてギャップ幅が円周方向に不均一
になることはなくなる。
り大きいので、K,よりK2を大きくする方が‘11式
の分母は大きくなり、その結果、xが小さくなることか
らも理解できる。 しかし、第6図のスピーカでも10
と11がメカニカルフィル夕であるかぎりやわらかいも
のであるため、ローリングに対して普通のスピーカより
弱くなる。これに対して第8図に示した本発明のスピー
カにおいては、第2のダンパ18をフレーム7と振動板
9の間に結合しているから、振動板9の蚤0と振動板9
のローリングの回転中心位置との距離が短くなる。その
結果‘4’式で示されるィナーシャは小さくなり、それ
だけローリングを小さくすることができる。また、通常
、振動板9の重量はボイスコイル5の重量の数倍である
から、そのような大きな重量を第5図のように重心から
離れた位層で2重ダンパするより、第8図の実施例のよ
うに重心近くで支持する方がはるかに効果的であり、こ
の意味からも第8図の実施例がローリングに対して強い
ことが理解できる。そして、第8図のようにすれば、振
動板9についてみれば、エッジ8と第2ダンパ18とが
2重ダンパ構造になるため、振動板9のたるみがなくな
り、ボビン4がねじれてギャップ幅が円周方向に不均一
になることはなくなる。
そのためローリングの影響を避けるために磁気ギャップ
を広くする必要もなく、したがって磁束密度を高くして
高能率のスピーカを実現することができる。またメカニ
カルフィル夕10が第2のダンパ18で支持されている
ため、振動板9にわずかなローリングが起きても、ボビ
ン4が振動板9のローリングによって影響される量は小
さい。
を広くする必要もなく、したがって磁束密度を高くして
高能率のスピーカを実現することができる。またメカニ
カルフィル夕10が第2のダンパ18で支持されている
ため、振動板9にわずかなローリングが起きても、ボビ
ン4が振動板9のローリングによって影響される量は小
さい。
さらにボビン4に対しても、メカニカルフィルター0お
よび第2ダンパ18と、第1のダンパ6とによって2重
ダンパ構造が構成されるため、振動板9と同様にたるみ
やローリングが発生し1こく〈なる。
よび第2ダンパ18と、第1のダンパ6とによって2重
ダンパ構造が構成されるため、振動板9と同様にたるみ
やローリングが発生し1こく〈なる。
このように第8図の実施例によれば、メカニカルフィル
ター0を除く3枚の支持系ダンパ6,8,18により、
振動板9とボビン4の合計2カ所に2重ダンパ構造が構
成されるため、第3図で述べたような振動方向以外の方
向の変位が生じにくく、仮に発生しても上記3枚のダン
パ6,8,18のそれぞれの距離がモ−メントのうでと
なり、そのうでの長さと各ダンパ6,8,18の半径方
向のばね定数で決まるモーメントによる力が3働き、し
かもこのときのうでの長さとばね定数は第5図,第6図
のものに比べてはるかに大きくなるから、上述の変位を
効果的に抑制することができ、その結果、ローリングや
ギャップこすりのきわめて少ないスピーカを構成するこ
とができる。
ター0を除く3枚の支持系ダンパ6,8,18により、
振動板9とボビン4の合計2カ所に2重ダンパ構造が構
成されるため、第3図で述べたような振動方向以外の方
向の変位が生じにくく、仮に発生しても上記3枚のダン
パ6,8,18のそれぞれの距離がモ−メントのうでと
なり、そのうでの長さと各ダンパ6,8,18の半径方
向のばね定数で決まるモーメントによる力が3働き、し
かもこのときのうでの長さとばね定数は第5図,第6図
のものに比べてはるかに大きくなるから、上述の変位を
効果的に抑制することができ、その結果、ローリングや
ギャップこすりのきわめて少ないスピーカを構成するこ
とができる。
3なお本発明は第9図に示すように蟹体19をフレーム
と兼用し、振動板9の前縁をエッジ8を介して直接瞳体
19に取付けるタイプのスピーカに応用してもローリン
グ,ギャップこすりを効果的に防止することができる。
と兼用し、振動板9の前縁をエッジ8を介して直接瞳体
19に取付けるタイプのスピーカに応用してもローリン
グ,ギャップこすりを効果的に防止することができる。
4一般にこのようなスピーカでは
t簾体19が衝撃を受けたり、湿気を吸ったり、乾燥し
たりすることにより雀体19の板面が歪みやすいという
問題がある。このため第6図のように振動系をェッジ8
とダンパ6だけで支持すると、誓体19の歪によってバ
ツフル板に相当する板面と界滋部を取付けた板面との寸
法が変わり、ボビンがギャップに対してずれるため、た
ちまちギャップこすりを起こすという問題がある。とこ
ろが、第9図に示すように振動板9とプレート3上に固
着したダンパ台20との間に第2のダンパ18を結合す
‐れば、ボビン4が第1のダンパ6とメカニカルフィル
夕10で2重に支持され、振動板9がエッジ8と第2の
ダンパ18とで2重に支持されるため、錘体19の歪に
よるボビン4の変位はきわめて少なく、変形はすべてエ
ッジ8に集中する。
t簾体19が衝撃を受けたり、湿気を吸ったり、乾燥し
たりすることにより雀体19の板面が歪みやすいという
問題がある。このため第6図のように振動系をェッジ8
とダンパ6だけで支持すると、誓体19の歪によってバ
ツフル板に相当する板面と界滋部を取付けた板面との寸
法が変わり、ボビンがギャップに対してずれるため、た
ちまちギャップこすりを起こすという問題がある。とこ
ろが、第9図に示すように振動板9とプレート3上に固
着したダンパ台20との間に第2のダンパ18を結合す
‐れば、ボビン4が第1のダンパ6とメカニカルフィル
夕10で2重に支持され、振動板9がエッジ8と第2の
ダンパ18とで2重に支持されるため、錘体19の歪に
よるボビン4の変位はきわめて少なく、変形はすべてエ
ッジ8に集中する。
そしてボビン4の変位はただちにギャップこすりを起こ
し異常音を発生するが、エッジ8の変形は外観上もわか
りにくく、性能への影響もほとんどない。このため本発
明は第9図のようなスピ−力に応用しても効果的である
。‘bー 量産性一般にスビーカの組立てには接着部分
が多く、接着剤の乾燥時間が短いほどスピーカの量産速
度は上がる。
し異常音を発生するが、エッジ8の変形は外観上もわか
りにくく、性能への影響もほとんどない。このため本発
明は第9図のようなスピ−力に応用しても効果的である
。‘bー 量産性一般にスビーカの組立てには接着部分
が多く、接着剤の乾燥時間が短いほどスピーカの量産速
度は上がる。
ところが、乾燥時間の短い接着剤は、瞬間接着剤のよう
に接着強度が十分でなく、また一般に接着強度は接着面
積に比例するため接着面積は広いほどよいという背景も
あり、これらの理由からスピーカの量産性を高めること
は困難である。第5図.第6図あるいは第8図のスピー
カを組立てる場合「 センターポール1、マグネット2
、プレート3、ボビン4、ボイスコイル5、ダンパ6か
らなる界磁部は予め準備工程で一体に組み立てておき、
完成ラインでボビン4と振動板9にメカニカルフィル夕
10を接着するのが通例である。
に接着強度が十分でなく、また一般に接着強度は接着面
積に比例するため接着面積は広いほどよいという背景も
あり、これらの理由からスピーカの量産性を高めること
は困難である。第5図.第6図あるいは第8図のスピー
カを組立てる場合「 センターポール1、マグネット2
、プレート3、ボビン4、ボイスコイル5、ダンパ6か
らなる界磁部は予め準備工程で一体に組み立てておき、
完成ラインでボビン4と振動板9にメカニカルフィル夕
10を接着するのが通例である。
そして、予め一体に組み立てられた界磁部と振動板9と
をメカニカルフィルター0を介して接着する場合、振動
板9の振動方向を沿直方向にたてて作業するのが通例で
ある。このため第5図,第6図のスピーカでは、作業中
に第10図に示すように振動板9が自重で沈み込み、メ
カニカルフィルター0が変形して接着部の円の径が変化
したり、薮着央力も大きくとれないため接着不完全にな
りやすいという問題がある。
をメカニカルフィルター0を介して接着する場合、振動
板9の振動方向を沿直方向にたてて作業するのが通例で
ある。このため第5図,第6図のスピーカでは、作業中
に第10図に示すように振動板9が自重で沈み込み、メ
カニカルフィルター0が変形して接着部の円の径が変化
したり、薮着央力も大きくとれないため接着不完全にな
りやすいという問題がある。
そのため実際の組立てに際しては、予めメカニカルフィ
ル夕10を振動板9に接着しておき、ボビン4を何らか
の方法で振動板9の沈み分だけ下げておき、ボビン4と
振動板9の接着位層を合わせるという工程を経てからメ
カニカルフィル夕10とボビン4の接着を行わなければ
ならない。ところが、このようにすると、ボビン4とメ
カニカルフィル夕10の接着部は線接触であるから接着
時間を十分長くとって接着強度を大きくする必要があり
、そのため量産性が低くなる。しかるに第8図に示す本
発明のスピーカでは、振動板9の後緑がボビン4とフレ
ーム7の間で支持されたメカニカルフィル夕10と第2
のダンパ18の上において接着されるため、第11図に
示すように振動板9の自重による沈み込みはきわめて小
さくなり、鞍着央力も十分大きくすることができる。
ル夕10を振動板9に接着しておき、ボビン4を何らか
の方法で振動板9の沈み分だけ下げておき、ボビン4と
振動板9の接着位層を合わせるという工程を経てからメ
カニカルフィル夕10とボビン4の接着を行わなければ
ならない。ところが、このようにすると、ボビン4とメ
カニカルフィル夕10の接着部は線接触であるから接着
時間を十分長くとって接着強度を大きくする必要があり
、そのため量産性が低くなる。しかるに第8図に示す本
発明のスピーカでは、振動板9の後緑がボビン4とフレ
ーム7の間で支持されたメカニカルフィル夕10と第2
のダンパ18の上において接着されるため、第11図に
示すように振動板9の自重による沈み込みはきわめて小
さくなり、鞍着央力も十分大きくすることができる。
またこの場合の接着部は面接触になるため、第5図,第
6図のようにボビン4とメカニカルフィル夕10を線接
触で接着するものに比べて短時間で接着できる。したが
ってボビン4とメカニカルフィル夕10とは準備工程で
十分時間をかけて強固に接着することができ、全線立作
業時間を大幅に短縮することができる。また、ボビン4
とメカニカルフィル夕10の接着が準備工程で行えるの
で、振動板9を接着する時にボビン4とメカニカルフィ
ル夕10の位置合せをする必要がなく、工数の削減が期
待できる。
6図のようにボビン4とメカニカルフィル夕10を線接
触で接着するものに比べて短時間で接着できる。したが
ってボビン4とメカニカルフィル夕10とは準備工程で
十分時間をかけて強固に接着することができ、全線立作
業時間を大幅に短縮することができる。また、ボビン4
とメカニカルフィル夕10の接着が準備工程で行えるの
で、振動板9を接着する時にボビン4とメカニカルフィ
ル夕10の位置合せをする必要がなく、工数の削減が期
待できる。
低音専用のスピーカでは、振動板質量が100夕にもな
り、通常のスピーカの倍以上になるから、特に振動板接
着時の沈み込みが大きな問題となるが、本発明によれば
このような問題も確実に解決することができる。さらに
、低音専用のスピーカでは、最低共振周波数を下げる必
要性から、ボイスコイルの重量を大きくするためにボビ
ンに付加質量を取付ける場合がある。
り、通常のスピーカの倍以上になるから、特に振動板接
着時の沈み込みが大きな問題となるが、本発明によれば
このような問題も確実に解決することができる。さらに
、低音専用のスピーカでは、最低共振周波数を下げる必
要性から、ボイスコイルの重量を大きくするためにボビ
ンに付加質量を取付ける場合がある。
この場合、第5図,第6図のスピーカでは、完成工程で
メカニカルフィル夕10をボビン4に接着した後、付加
質量をボビン4に接着することになる。このとき付加質
量の接着乾燥時間が長くなり、量産化が図れないため、
接着時間の短い接着剤を使うことになるが、そのような
接着剤を使用すると接着強度が弱くなるという問題が生
ずる。しかるに、第8図に示す本発明のスピーカでは、
メカニカルフィル夕10が予め準備工程でボビン4に接
着されているため、完成工程でのフィル夕10の接着時
間は不要である。
メカニカルフィル夕10をボビン4に接着した後、付加
質量をボビン4に接着することになる。このとき付加質
量の接着乾燥時間が長くなり、量産化が図れないため、
接着時間の短い接着剤を使うことになるが、そのような
接着剤を使用すると接着強度が弱くなるという問題が生
ずる。しかるに、第8図に示す本発明のスピーカでは、
メカニカルフィル夕10が予め準備工程でボビン4に接
着されているため、完成工程でのフィル夕10の接着時
間は不要である。
したがって付加質量の接着時間は多少長くなってもよい
から、ゴム系等の強度の大きい接着剤が使用でき、付加
質量の接着強度を十分大きくすることができる。また、
第5図,第6図のスピーカでは完成工程で6,10,1
1の3つの部品を接着する必要があるが、第8図の本
発明のスピーカでは第1のダンパ6とメカニカルフィル
夕10の2つの部品の接着で済むから、この点でも作業
性を良くすることができる。もちろん、メカニカルフィ
ル夕10と第2のダンパ18とは一体に構成されていて
もよいし、適当な形状のアダプタを介して一体に結合さ
れたものでもよく、アダプタを使用する場合には、この
アダブタを介して振動板9の後縁をメカニカルフィル夕
10と第2のダンパ18に接着するようにしてもよい。
から、ゴム系等の強度の大きい接着剤が使用でき、付加
質量の接着強度を十分大きくすることができる。また、
第5図,第6図のスピーカでは完成工程で6,10,1
1の3つの部品を接着する必要があるが、第8図の本
発明のスピーカでは第1のダンパ6とメカニカルフィル
夕10の2つの部品の接着で済むから、この点でも作業
性を良くすることができる。もちろん、メカニカルフィ
ル夕10と第2のダンパ18とは一体に構成されていて
もよいし、適当な形状のアダプタを介して一体に結合さ
れたものでもよく、アダプタを使用する場合には、この
アダブタを介して振動板9の後縁をメカニカルフィル夕
10と第2のダンパ18に接着するようにしてもよい。
{cー 音圧特性
第5図.第6図のスピーカでは、ローリングをさらに小
さくするために第1のダンパ6と第2のダンバ(または
メカニカルフイルタ)11をかたくすることがある。
さくするために第1のダンパ6と第2のダンバ(または
メカニカルフイルタ)11をかたくすることがある。
ところが、このようにすると、スピーカの最低共振周波
数が、第1のダンパ6と第2のダンパ(またはメカニカ
ルフィル夕)11とボイスコイル質量でほぼ決まるため
、最低共振周波数が高くなってしまう。しかるに第8図
に示す本発明のスピーカでは、第1のダンパ6を十分や
わらかくすることができ、第2のダンパ18は多少かた
くても問題にならないから、最低共振周波数を下げるこ
とができる。
数が、第1のダンパ6と第2のダンパ(またはメカニカ
ルフィル夕)11とボイスコイル質量でほぼ決まるため
、最低共振周波数が高くなってしまう。しかるに第8図
に示す本発明のスピーカでは、第1のダンパ6を十分や
わらかくすることができ、第2のダンパ18は多少かた
くても問題にならないから、最低共振周波数を下げるこ
とができる。
なぜならエッジ8、第2のダンパ18、キャビネットの
コンブラムアンスは特価回路上並列になり、一般にはキ
ャビネットのコンブライアソスが支配的であり、特に小
さいキャビネットでは、キャビネット内の空気コンブラ
ィアンスが小さいため第2のダンパ18のコンブラィア
ンスが青圧特性に影響を与えることが極めて少ないから
である。なお、第2のダンパ18の取付位置は振動板9
の後縁に限られるものではなく、振動板9のどの位置に
取付けてもよいが、エッジ8から遠いほど好ましいこと
はいうまでもない。
コンブラムアンスは特価回路上並列になり、一般にはキ
ャビネットのコンブライアソスが支配的であり、特に小
さいキャビネットでは、キャビネット内の空気コンブラ
ィアンスが小さいため第2のダンパ18のコンブラィア
ンスが青圧特性に影響を与えることが極めて少ないから
である。なお、第2のダンパ18の取付位置は振動板9
の後縁に限られるものではなく、振動板9のどの位置に
取付けてもよいが、エッジ8から遠いほど好ましいこと
はいうまでもない。
また、ローリングに関しては、ローリング回転中心と振
動板9の重心が一致する方がよい。また、上記実施例で
はメカニカルフィル夕10および第2のダンパ18をコ
ルゲーション構造をもつダンパで構成したものについて
説明したが、ちようダンパ等でもよく、第3図に示した
ように鼠以外の方向に変位しやすいものならばどのよう
なものに対しても本発明は効果的である。
動板9の重心が一致する方がよい。また、上記実施例で
はメカニカルフィル夕10および第2のダンパ18をコ
ルゲーション構造をもつダンパで構成したものについて
説明したが、ちようダンパ等でもよく、第3図に示した
ように鼠以外の方向に変位しやすいものならばどのよう
なものに対しても本発明は効果的である。
以上のように本発明によれば、メカニカルフィル夕を備
えたスピーがこおいて、ボビンや振動板のローリングを
防止し、磁気ギャップを狭くして高能率の再生を可能に
することができる。
えたスピーがこおいて、ボビンや振動板のローリングを
防止し、磁気ギャップを狭くして高能率の再生を可能に
することができる。
第1図,第2図は従来例の断面図、第3図はその動作説
明のための図、第4図は従釆例の改善方法を概念的に示
す図、第5図,第6図は改善された従釆例の半断面図、
第7図は第5図,第6図の動作説明図、第8図は本発明
の一実施例の断面図、第9図は本発明の他の実施例の断
面図、第10図,第11図はそれぞれ第5図,第8図に
示すスピーカの組立時の状態を示す半断面図である。 1…センターポール、2…マグネット、3…プレート、
4…ボイスコイル、5…ボイスコイル、6…第1のダン
バ、7…クレーム、8…エッジ、9・・・振動板、10
・・・メカニカルフィル夕、18・・・第2のダンパ、
19…キャビネット。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第IU図
明のための図、第4図は従釆例の改善方法を概念的に示
す図、第5図,第6図は改善された従釆例の半断面図、
第7図は第5図,第6図の動作説明図、第8図は本発明
の一実施例の断面図、第9図は本発明の他の実施例の断
面図、第10図,第11図はそれぞれ第5図,第8図に
示すスピーカの組立時の状態を示す半断面図である。 1…センターポール、2…マグネット、3…プレート、
4…ボイスコイル、5…ボイスコイル、6…第1のダン
バ、7…クレーム、8…エッジ、9・・・振動板、10
・・・メカニカルフィル夕、18・・・第2のダンパ、
19…キャビネット。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第IU図
Claims (1)
- 1 ボイスコイルボビンと振動板の間にメカニカルフイ
ルタを介して結合したスピーカにおいて、振動板とフレ
ームもしくはフレームと等価な部品の間にダンパを接合
したことを特徴とするスピーカ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14587179A JPS603275B2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スピ−カ |
DE8080902127T DE3070816D1 (en) | 1979-11-09 | 1980-11-06 | Loud-speaker |
AU64851/80A AU538247B2 (en) | 1979-11-09 | 1980-11-06 | Speaker and speaker system |
EP80902127A EP0039740B1 (en) | 1979-11-09 | 1980-11-06 | Loud-speaker |
PCT/JP1980/000275 WO1981001492A1 (en) | 1979-11-09 | 1980-11-06 | Speaker and speaker system |
US06/285,110 US4387275A (en) | 1979-11-09 | 1981-07-09 | Speaker and speaker system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14587179A JPS603275B2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スピ−カ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5669997A JPS5669997A (en) | 1981-06-11 |
JPS603275B2 true JPS603275B2 (ja) | 1985-01-26 |
Family
ID=15394974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14587179A Expired JPS603275B2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | スピ−カ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603275B2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP14587179A patent/JPS603275B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5669997A (en) | 1981-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4387275A (en) | Speaker and speaker system | |
JPS6133434B2 (ja) | ||
JPS6326598B2 (ja) | ||
WO2002102113A1 (fr) | Haut parleur | |
JPH08102993A (ja) | 逆ドーム型スピーカ | |
WO2006042448A1 (fr) | Diaphragme de haut-parleur | |
CN208227311U (zh) | 一种双骨架超薄扬声器 | |
JP3930126B2 (ja) | スピーカ | |
JPS603275B2 (ja) | スピ−カ | |
JPS5848872Y2 (ja) | スピ−カ | |
JPH09327088A (ja) | スピーカ | |
JP2568786B2 (ja) | スピーカ | |
JP3823376B2 (ja) | スピーカ | |
JPS5928796A (ja) | スピ−カ | |
JPS6313599B2 (ja) | ||
JPS6329480B2 (ja) | ||
JPS63236499A (ja) | スピーカ | |
CN221010315U (zh) | 一种频率响应更优的同轴扬声器 | |
CN214101753U (zh) | 发声器件 | |
JPH0129360B2 (ja) | ||
JP3180282B2 (ja) | スピーカフレーム | |
JP3991520B2 (ja) | スピーカ | |
JPS5942794Y2 (ja) | ド−ム型スピ−カ− | |
JPH11308689A (ja) | スピーカ装置 | |
JPH10294986A (ja) | スピーカ |