JPS6032754B2 - ケラチン質繊維処理用乳剤及び処理方法 - Google Patents

ケラチン質繊維処理用乳剤及び処理方法

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JPS6032754B2
JPS6032754B2 JP55007678A JP767880A JPS6032754B2 JP S6032754 B2 JPS6032754 B2 JP S6032754B2 JP 55007678 A JP55007678 A JP 55007678A JP 767880 A JP767880 A JP 767880A JP S6032754 B2 JPS6032754 B2 JP S6032754B2
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carbon
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    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/37Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/643Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はケラチン質繊維処理用組成物および処理方法に
関し、かつ特磯昭51一55021号発明の改良または
変更である。
前記特豚昭51−55201号明細書においてケラチン
質繊維を、収縮に対して抵抗性とするためのケラチン質
繊維処理用組成物及び方法が記載され、かつ特許請求さ
れている。
簡単に述べれば前記出願の組成物は、風珪素結合した末
端ヒドロキシ基、アルコキシ基またはアルコキシアルキ
ル基と、ァミン基を含有する置換基とを有するポリジオ
ルガノシロキサンと、{B)少くとも3個の、珪素結合
した水素原子を有するオルガノシロキサンとを包含する
。該組成物は有機溶剤担体を使用してケラチン質繊維に
付着させるとができるが、特に水性乳剤の形態で適用さ
れる。繊維に対する上記水性乳剤の付着は、例えばパジ
ングまたは贋霧のような任意の適当な技術により行うこ
とができる。これらの水性組成物の若干のものはケラチ
ン質繊維に対してある程度直接付着性である。すなわち
繊維を該水性乳剤に浸債中にシロキサンが選択的に該繊
維上に付着して来る。このような性質は布片、またはセ
ーターや洋品類のような製品のバッチ処理に関して特に
興味がある。ケラチン質製品をバッチ法により処理すべ
き場合において、好ましい手順としては、浸債中に、水
性処理組成物中における実質上の全シロキサンが該製品
上に枕着して来るような手順であ。該処理された製品は
、次いで取り出して乾燥し、実質上シロキサンを含有し
ない水性残留物を残す。次いで、この残留物を排棄し、
処理装置を再仕込みする。さて本発明者等は前記特磯昭
51−55201号明細書に記載のタイプの水性組成物
は、もし該組成物の性質に関する若干の条件が満たされ
るならば、しかも、もし硫酸マグネシウム及び(又は)
硫酸ナトリウムが該組成物に組み入れられるならばケラ
チン質繊維に対して高度に直接付着性となり得るという
ことを発見した。
したがって本発明は、凶少くとも2500の分子量と末
端OX基を有し、この際Xが水素原子または炭素原子1
なし1し19固を有するアルキル基または炭素原子3な
し、し19固を有するアルコキシアルキル基を表わすも
のであるポリジオルガノシロキサンであって、上記ポリ
ジオルガノシロキサン中に存在する少くとも2個の珪素
結合置換基が炭素、水素、窒素及び任意的に酸素から構
成される1価の基であり、これらの基が少くとも2個の
アミン基を有し、かつ珪素対炭素の結合を通じて珪素に
結合しており、そして上記ポリジオルガノシロキサン中
の全置換基の少くとも50%がメチル基であり、残りの
置換基が何れも炭素原子2ないし2の固を有する1価炭
化水素基である前記ポリジオルガノシロキサンと、職分
子中に少くとも3個の珪素結合水素原子を有し、かつ有
機置換基が、1針固よりも少し、炭素原子を有するアル
キル基であるオルガノシロキサンと、に}1種またはそ
れ以上の腸イオン乳化剤及び(または)非イオン乳化剤
と、■硫酸マグネシウム及び(または)硫酸ナトリウム
と、を含有する水中シロキサン水性乳剤を提供するもの
である。
また本発明は、ケラチン質繊維を本発明の水性乳剤に浸
潰し、次いで該総総を乾燥し、該繊維上に存在するシロ
キサンを硬化することにより成るケラチン質繊維の処理
方法をも提供する。
本発明の組成物に使用するポリジオルガノシロキサン(
Aは少くとも2500の分子量と、各末端珪素原子に結
合する−OX基(式中Xは水素か、または炭素原子19
固までを有するアルキル基もしくはアルコキシアルキル
基かを表わす)とを有する線状または実質的に線状のシ
ロキサン重合体である。
有用なXの例は、メチル、エチル、プロピル、ヘキシル
及びメトキシヱチルである。好ましくはXはメチル基ま
たはエチル基を表わす。各末端珪素原子に対し3個まで
の−OX基が結合することができるけれど、かし好まし
いポリジオルガノシロキサンは各末端珪素原子に結合し
た1個の−OX基を有するものである。このポリジオル
ガノシロキサン■は、例えば適当な環状シロキサンの平
衡化反応のような公知の技術により製造することができ
る。しかし更に好ましいポリジオルガノシロキサン凶の
製造方法は、特定のアミ/含有置換基を有せず、シラノ
ールを末端とするポリジオルガノシロキサンと、シラン
CH3(OX)2SjZ(式中Xは上記に定義した通り
であり、Zは炭素と、水素と、窒素と、そして任意的に
酸素とより構成される1価の基を表わし、しかもこの基
は少くとも2個のアミノ基を有し、かつ炭素対珪素結合
を通じて珪素に結合するものである)とを反応させるこ
とより成る方法である。前記凶における少くとも2個の
珪素結合た置換基は炭素と、水素と、窒素と、そして任
意的に酸素とより成り、かつ少くとも2個のアミノ基を
有する特定の1価の基であり、好ましくは前記アミノ含
有置換基は21個よりも少し、炭素原子を有し、かつ炭
素原子少〈も3個を有する架橋を通じて珪素原子に結合
する。
酸素はすべてエーテル基及び(または)カルボニル基と
して存在させることができる。有用なァミノ含有置換基
の例は−( CH2 )3NHCH2CH2NH
2 、 一(CQ)4NHCH2CQNH2、一
CQCH(CQ)CH2NHCH2CH2NH2(C比
)3NHCH2CH2NHCH2CH2NH2、CH2
CHNH2! −(CH2)3NHCH2CH2CHくCH2)3NH
2、お よ び − ( CH2 )3N
H(CH2)2NHCH2CH2COOCH3であり、
最初に例示した3個の基が好ましい。
該ポリジオルガノシロキサン中の珪素結合した有機置換
基の少くとも50%はメチル基であり・前記メチル基の
他に存在し、かつ特定されたアミノ基含有置換基はすべ
て炭素原子2ないし2の固を有する1価炭化水素基であ
る。
このような1価炭化水素基の例はエチル、プロピル、2
,4,4−トリメチルベンチル、シクロシキシル、ビニ
ルおよびフェニルである。好ましくは、該ァミノ含有基
の他に該ポリジオルガノシロキサン中に存在する有機基
は実質的に全部メチル基である。本発明の組成物の成分
(B}を包含するオルガノシロキサンは一般的に周知の
物質である。
これらオルガノシロキサンは、分子中に、珪素結合した
水素原子少くとも3個を有する任意の1種またはそれ以
上のオルガノシロキサンを包含することができる。それ
らは糠状シロキサン重合体であることが好ましいが、し
かし環状もしくは、枝分れ状または上記3種全部の混合
型でもよい。該オルガノシロキサン中に存在する有機置
換基は好ましくはメチル基であるが、しかし例えばエチ
ルまたは2,4,4ートリメチルベンチルのような、1
9個よりも少し、炭素原子を有するその他のアルキル基
を存在させてもよい。該オルガノシロキサン曲は、例え
ばジメチルブチルシロキサン単位とメチル水素シロキサ
ン単位との共重合体、ジメチル水素シロキサン単位と、
エチル水素シロキサン単位とジメチルシロキサン単位と
の共重合体及びトリメチルシロキサン位と、ジメチルシ
ロキサン単位とメチル水素シロキサン単位との共重合体
でもよい。該ポリジオルガノシロキサン【B}として好
ましいものは、共重合性ジメチルシロキサン単位を有す
るか、または有しない、トリメチルシロキサン単位とメ
チル水素シロキサン単位との共重合体である。本発明の
組成物を形成するのに使用する前記帆と‘B}との比較
的な割合は狭く臨界的ではなく、かつ少くも部分的に凶
及びtB}の性質に依存する。
一般的に{B}は凶の重量を基準にして約0.8なし・
し50重量%、好ましくは1.0ないし1の重量%の割
合で使用することができるが、かし若干の場合において
はそれよりも高いか、または低い割合がより好ましいこ
とがある。乳化剤■は非イオン性または陽イオン性のタ
イプのものであるべきである。
任意の所定の乳剤において1種以上の非イオン乳化剤ま
たは陽イオン乳化剤を使用するとができ、また非イオン
型及び腸イオン型の両方を一緒に使用することもできる
。非イオン乳化剤の例は、ノニルフェノールのポリェト
キシェーテル及びオクチルフェノールのポリヱトキシエ
ーテルならびにポリエチレングリコールのトリエチルノ
ニルエーテルのようなアルコールまたはフェノールとエ
チレンオキシドとの反応生成物と、そしてグリセリンモ
ノステアレート、ソルビトンモノラウレート及びポリオ
キシヱチレンモノステアレートのようなエチレングリコ
ールのモノステアレート及びプロピレングリコ−ルのモ
ノステアレートとである。好ましい非イオン乳化剤はア
ルコールのポリェトキシェーテル及びフェノールのポリ
ェトキシェーテルである。陽イオン乳化剤は、例えばア
ミノ化合物及びアンモニウム化合物でよく、好ましくは
一般式:/くCH2CH2○)aH RN/、、〈CH2CH2o)bH (式中Rは炭素原子約12なし、し約18個を有する長
鏡アルキル基であり、aとbとの合計は2ないし約15
である)を有するもののようなェトキシル化アミンであ
る。
この乳化剤に)‘まシ。キサンの乳化に対する通常の割
合で使用することができる。実際の使用量は臨界的では
なく、通常には凶及び(B}の重量を基準にして約1な
し、し2の重量%が適当である。本発明の組成物の成分
■他硫酸マグネシウム及び(または)硫酸ナトリウムで
ある。
この成分は広範囲に変動する割合で使用するとができる
が、好ましくはポリジオルガノシロキサン凶の重量を基
準として約10ないし約70重量%である。本発明の乳
剤を製造するためには任意の適当な技術を利用すること
ができる。最も好都合には該ポリジオルガノシロキサン
凶と該オルガノシロキサン曲とを別々に乳化し、得られ
た乳剤を、使用直前に皿と共に互に混合する。所望によ
り、例えば酢酸または塩酸によりpH約3に酸性化する
ことによって混合乳剤または成分乳剤の安定性を増加さ
せることができる。本発明の組成物はケラチン質繊維に
付着させて該繊維に、洗たくの際における収縮に対して
抵抗性とさせ、かつ(または)例えば該繊維の軟性及び
ピリングに対する該繊維の抵抗性を改良することのよう
な、その他の望ましい性質を与えることができる。
該処理液対製品の比は臨界的ではなく、例えば10:1
なし、し60:1のように変動させることができる。該
処理液におけるシロキサン濃度は繊維によるシロキサン
の所望の補足量による。繊維上に約1重量%のように少
量のシロキサンが沈着した時、収縮抵抗の有用な改良が
達成される。かしながら最適の収縮防止性に対してはシ
ロキサンの約2.5なし、し約6重量%のアドオン(a
dd−on)が好ましい。したがって該処理液中のシロ
キサンの好ましい濃度は一般的に約2.5ないし6重量
%である。かしながら本発明の処理方法は「1回の操作
中に処理液中のシロキサンが完全に消費されるような場
合に限定されるものではないことを了解すべきである。
繊維上へのシロキサンの沈着は該繊維を浸潰した乳剤の
清澄化によって示され、かつ次いで光透過測定により指
示することができる。
所望により処理液の温度を上げることによって沈着速度
を高めることができる。一般的に25ないし7500の
温度範囲において処理を行うことが好ましい。上記沈着
速度は処理液のpHによっても影響を受ける可能性があ
る。
非常に高いアルカリ性の液は非常に迅速な沈着を生じて
、或る場合には不均一な繊維処理が行われる結果となる
ことがある。高度に酸性の液は繊維上へのシロキサンの
沈着を遅らせる可能性がある。最適の沈着は約10分な
いし約1時間内に生ずる。上記のような沈着速度を与え
る、PH4.5なし、し7を包含する適用条件を採用す
ることが好ましい。該被処理繊維は処理液に浸債後に乾
燥し、次いで該付着されたシロキサンを硬化する。
乾燥及び硬化は単に該処理された繊維を普通の大気温度
、例えば1500ないし30q○の温度に露出すること
によって行うことができる。しかしながら所望により、
この工程は昇温された温度、例えば40oないし140
00の温度の採用により早めることができる。通常には
該繊維を、浸溝後に例えば60〜9000のような昇温
された温度に数分間露出し、次いで周囲温度に12ない
し7群馬間露出することが好ましい。所望により、上記
硬化工程も、該処理組成物中に、例えば(ジブチルスズ
ジラウレート、ジブチルスズジアセテート及び亜鉛オク
トェートのような)金属カルポキシレートのようなシロ
キサン硬化触媒を含有させることによって促進するとが
できる。本発明方法を利用して、例えば子羊ウール、ボ
タニーウール、モヘヤ、カシミア及びアルパカのような
種々のケラチン質繊維に対し、収縮抵抗及び(または)
その他の望ましい性質を与えるこてができる。
該繊維は、例えば糸、編成物、織物または完成衣服とし
て任意の形態で処理することができる。最適の収縮防止
のためには後処理繊維の表面に界面活性剤が存在しては
ならない。
それ故に、以前に、例えば水性精練中に上記のような物
質と接触した繊維は、例えば水洗によって処理して、す
べの残留界面活性剤を除去することが好ましい。下記実
施例により本発明を説明する。実施例中の部は重量部を
表わす。実施例 1 CH3(CH30)2Si(CH2)3NHCH2CH
2NH2(7.5部)と、各末端珪素原子に結合したヒ
ドロキシル基を有し、かつ2500における粘度約45
0比S(センチストークス)を有するポリジメチルシロ
キサン(100の部)とを共に加熱することによってシ
ロキサン共重合体を製造した。
該加熱工程は窒素雰囲気下において、2時間にわたり、
150℃の温度で行い、反応混合物を効果的にかくはん
した。得られた共重合体生成物は、25oCにおける粘
度600比Sを有する透明な液体であった。上記のよう
にして製造した共重合体433.33部)を水(63.
33部)と、ヱトミーン(Ethomeen)SI2(
1.4あ郡)と、ェトミーンSI5(0.24部)と、
ターギトール(Targtcl)TMN.6(1.67
部)との混合物に添加し、この混合物を迅速にかくはん
して水中シロキサン乳剤(乳剤A)を生成させた。
同様な手順を採用し、乳化剤としてェトミーンSI2(
0.56音B)、ェトミーンSI5(0.28部)及び
ターギトールTMN.6(1.67部)を助剤にしてト
リメチルシロキサン末端としたポリメチル水素シロキサ
ン(2500における粘度3比S)(33.33部)の
水性乳剤(乳剤B)を製造した。水の使用量は64.1
1部であり、酢酸の添加により該乳剤のpHを約4.0
に調整した。大きなビーカー中の水(360部)に、乳
剤A(2.7部)、乳剤B(0.135部)及び硫酸マ
グネシウム(0.505音B)を、かくはんしながら別
別に添加した。
生成した液のpHを、酢酸の添加により約5.5に調整
し、ボタニーウールの織物〔カバーフアクター(Cov
orfactor)1.1〕の30弧×40弧の寸法の
ものを上記液体に浸潰した。液温をゆっくりと40oo
に上げ、かつウール織物をかくはんした。約3粉ご以上
内に液は織物上への沈着を示して透明になった。次いで
織物を取り出して、8び0の温度において約6分間、次
いで大気中(関係湿度60%、温度2000)に3日間
露出して乾燥した。次いで処理試料の収縮に対する抵抗
性を、国際羊毛事務局(lnにrMtionaIWoo
lSecretariat)仕様書WSS128、試験
方法185の方法により測定した。要するに前記方法は
織物試料をインターナショナル、キューベックス機械(
lnにて雌tionaIC肋exMachine)にお
いて1時間または3時間洗たくすることにより成る。洗
くの前後における該織物の寸法を測定することから面積
フェルト化収縮(areafeltingshrink
a鉾,AFS)100分率を計算することができる。3
時間の洗浄時間後において該試料はAFSIOび分率8
.4を示した。実施例 2ジブチルスズジアセテートの
20%乳剤0.076部を処理液に添加したことを除い
て前記実施例1に記載の手順を反復した。
3時間の洗浄時間後におけるウール試料のAFSは2.
7%であった。
実施例 3前記実施例1において特定された量の代りに
、硫酸マグネシウム0.6部及び乳剤BO.033部を
使用して該実施例1の手順に採用し、編成したシェトラ
ンドゥール織物の2つの試料を処理した。
該織物を、処理液から取り出した後、BE液し、80o
oの度の炉に3■ご間に入れ、次いで大気中(関係湿度
50%、温度2000)に2錨時間露出した。キューベ
ックス機械における1時間及び3時間の洗たく後に面積
フェルト化収縮を測定して次の値を得た。負数値は織物
の延びを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリジオルガノシロキサン(A)が少くとも250
    0の分子量と、末端−OX基とを有し、この際Xが水素
    原子、または炭素原子1ないし15個を有するアルコキ
    シアルキル基を表わし、上記ポリジオルガノシロキサン
    中に存在する少なくとも2個の珪素結合置換基が炭素、
    水素、窒素及び任意的に酸素から構成される1価の基で
    あり、これらの基が少なくとも2個のアミン基を含有し
    、かつ珪素対炭素の結合を通じて珪素に結合しており、
    そして上記ポリジオルガノシロキサン中の全置換基の少
    なくとも50%がメチル基であり、残りの置換基が何れ
    も炭素原子2ないし20個を有する1価炭化水素基であ
    り、かつ(D)硫酸マグネシウム及び(又は)硫酸ナト
    リウムをも含有するとを特徴とする、(A)ポリジオル
    ガノシロキサンと、(B)分子中に少なくとも3個の珪
    素結合水素原子を有し、かつ有機置換基が、19個より
    も少ない炭素原子を有するアルキル基であるポリジオル
    ガノシロキサンと、(C)1種またはそれ以上の陽イオ
    ン乳化剤及び(または)非イオン乳化剤とを含有するケ
    ラチン質繊維処理用水中シロキサン水性乳剤。 2 ポリジオルガノシロキサン(A)がシラノールを末
    端基とするポリジオルガノシロキサンと一般式CH_3
    (XO)_2SiZのシランとの反応によつて製造され
    、この場合Xが炭素原子1ないし15個を有するアルキ
    ル基または炭素原子3ないし15個を有するアルコキシ
    アルキル基を表わし、Zが炭素、水素、窒素及び任意的
    に酸素から構成される1価の基を表わし、この基がなく
    とも2個のアミノ基を含有し、かつ珪素対炭素結合を通
    じて珪素へ結合していることを特徴とする前記第1項記
    載の乳剤。 3 ポリジオルガノシロキサン(A)が少なとも250
    0の分子量と、末端−OX基とを有し、この際Xが水素
    原子、または炭素原子1ないし15個を有するアルキル
    基、または炭素原子3ないし15個を有するアルコキシ
    アルキル基を表わし、上記ポリジオルガノシロキサン中
    に存在する少なくとも2個の珪素結合置換基が炭素、水
    素、窒素及び任意的に酸素から構成される1価の基であ
    り、これらの基が少なくとも2個のアミン基を含有し、
    かつ珪素対炭素の結合を通じて珪素に結合しており、そ
    して上記ポリジオルガノシロキサン中の全置換基の少な
    くとも50%がメチル基であり、残りの置換基が何れも
    炭素原子2ないし20個を有する1価炭化水素基であ、
    かつ(D)硫酸マグネシウム及び(または)硫酸ナトリ
    ウムをも含有することを特徴とする、(A)ポリジオル
    ガノシロキサンと、(B)分子中に少なくとも3個の珪
    素結合水素原子を有し、かつ有機置換基が、19個より
    も少ない炭素原子を有するアルキル基であるポリジオル
    ガノシロキサンと、(C)1種または以上の陽イオン乳
    化剤及び(または)非イオン乳化剤とを含有する水中シ
    ロキサン水性乳剤を使用することを特徴とする、ケラチ
    ン質繊維を水中シロキサン水性乳剤に浸漬し、次いで該
    繊維を乾燥し、該繊維上のシロキサンを硬化することに
    より成るケラチン質繊維の処理方法。 4 水性乳剤がpH4.5ないし7を有する前記第3項
    記載の方法。 5 水性乳剤の温度が25℃ないし70℃である前記第
    3項または第4項記載の方法。
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