JPS6032295Y2 - プ−ル - Google Patents

プ−ル

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Publication number
JPS6032295Y2
JPS6032295Y2 JP1977114531U JP11453177U JPS6032295Y2 JP S6032295 Y2 JPS6032295 Y2 JP S6032295Y2 JP 1977114531 U JP1977114531 U JP 1977114531U JP 11453177 U JP11453177 U JP 11453177U JP S6032295 Y2 JPS6032295 Y2 JP S6032295Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raised
peripheral wall
pool
sheet
smooth
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977114531U
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English (en)
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JPS5443039U (ja
Inventor
正夫 芦沢
Original Assignee
小松化成株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 小松化成株式会社 filed Critical 小松化成株式会社
Priority to JP1977114531U priority Critical patent/JPS6032295Y2/ja
Publication of JPS5443039U publication Critical patent/JPS5443039U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プール、詳しくは、周壁上端部に単位パネル
を列設して仕上げるプールに関する。
従来、この種のプールは、第1図に示すように、底壁a
及び周壁すにより成る櫓状のプール本体を形成し、前記
周壁すの上端部外周にオーバーフロー溝Cを形成すると
共に、その上方に踏板部dを形成しているのが一般的で
あり、プール本体の構成材料としては、鉄筋コンクリー
ト製、あるいは鉄、アルミニウム等の金属製が用いられ
ている。
そして、プール本体が鉄筋コンクリート製の場合の周壁
すの上端部の仕上加工は、所定の形状に形成した後モル
タル左官仕上げし、養生し、踏板部dに滑り止めのため
珪砂等のエポキシ塗装等をしているのが一般的であるか
ら、仕上施工に手間がかかると共に、耐久性が劣り1〜
2年毎に塗り替える必要があるばかりか、汚れ易く、不
衛生であり、しかも、踏板部dは珪砂等の入ったエポキ
シ塗装等のため素足で乗ると痛い等の多くの不具合点を
有している。
また、プール本体が金属製の場合の周壁すの上端部の仕
上加工は、所定の断面形状に屈曲した金属製の覆板をプ
ール本体の周壁上端部に溶接固定しているのが一般的で
あるが、覆板の断面形状が複雑であって、溶接作業が容
易でな、したがって仕上施工に手間が掛かるばかりか、
美観上塗装した覆板の上面が直射日光によりさらされ、
温度変化が大きいため塗装面がヒビ割れし易く、1〜2
年に一度塗り替える必要がある等の不具合点を有してい
る。
しかも、従来のこの種プールは、前述の如くプール本体
の周壁すの上端部外周にオーバーフロー溝Cを形成する
と共に、その上方に踏板部dを形成しているがために、
踏板部dが水面Wより高くなって、泳者に圧迫感を与え
、泳ぎにくいという不具合点を有している。
本考案は、上記事情に鑑み案出されたものであって、仕
上施工が簡単であり、耐久性に秀れていると共に、塗装
する必要もなく、しかも泳者に圧迫感を与えず泳ぎ易い
プールを提供することを目的とするものである。
以下本考案の実施例を第2図乃至第6図に基づいて説明
する。
第2図はプール全体を一部切欠して示す断面図であって
、1は櫓状のプール本体である。
当該プール本体1は、鉄筋コンクリート酸の底壁2と、
該底壁2から立設された複数の扶壁3□、3□・・・・
・・上端間に架は渡された上部水平梁3□の内周面に沿
って側壁パネル4を添着した構成の周壁5と成るもので
あって、これらは水密、一体的に構成されているもので
ある。
そして、前記プール本体1の周壁5の上端部には、後述
する如き単位パネル6を列設して仕上施工するものであ
る。
なお、第1図において、7はスタート台、8は昇降用梯
子である。
前記単位パネル6は、第3図に示すように、アクリル変
性高衝撃塩化ビニール等の耐候性に秀れた合成樹脂より
戊ると共に、所定の長さを有しかつ横断面において踏板
部兼オーバーフロー溝となる略水平な平滑部分91 と
該平滑部分91の一側方を屈曲して隆起させた第1隆起
部分9□と前記平滑部分9.の他側方を屈曲して前記第
1隆起部分92より高く隆起させた第2隆起部分93と
より成る断面形状を有するシート9、及び該シート9の
裏面にアンカービーズを介して強固に一体成形されたガ
ラス繊維補強セメントモルタル等の無機質系の補強材1
0・から戒るものである。
なお、前記シート9の表面には、滑り止めのためにエン
ボス処理を施している。
前記の如き単位パネル6を、周壁5の上端部に、当該単
位パネル6の第1隆起部92を内側にして、第4図に示
す如く、列設するものであり、各単位パネル6間には伸
縮性シリコン目地11を施すものである。
前記単位パネル6と前記周壁5の上端部との結合は第5
図に示すとおりである。
すなわち、前記単位パネル6の一部を切欠して凹部12
を作り、前記単位パネル6の第1隆起部分92の端面と
前記周壁5の側壁パネル4の内面とを合致させた状態で
、前記凹部12に挿入したボルト13により、前記単位
パネル6を前記周壁5の上部水平梁32に固定し、単位
パネル6の補強材10と上部水平梁32′の上面との間
に合成樹脂混入モルタル14を充填し、前記単位パネル
6の第1隆起部分9□の端部と前記周壁5との間にはシ
リコーン・シーライト15を充填し、前記凹部12にも
シリコーン・シーライト16を充填して結合を完了する
ものである。
前述の如く、プール本体1の周壁5の上端部に単位パネ
ル6を列設結合してプールを完威し、当該プールに水を
湛えれば、第6図に示すとおりであって、単位パネル6
の第1隆起部分9□の上部が水面Wとなるものであり、
オーバーフローする水は、第1隆起部分9□を乗り越え
て、踏板部兼オーバーフロー溝となる平滑部分91に流
下し、平滑部分9□の適所に設けた排水孔(図示せず)
から排出されるものであり、泳者等は、平滑部分91を
安定して自由に歩くことができ、しかもプール内の泳者
は、従来のように踏板部が見えないので圧迫感がなく、
泳ぎ易いものである。
本考案に係るプールは、前述のように、底壁2と周壁5
とにより櫓状に形成されたプール本体1における前記周
壁5の上端部に、耐候性に秀れた合成樹脂より成ると共
に、所定の長さを有しかつ横断面において踏板部兼オー
バーフロー溝となる略水平な平滑部分91 と該平滑部
分91の一側方を屈曲して隆起させた第1隆起部分9□
と前記平滑部分91の他側方を屈曲して前記第1隆起部
分92より高く隆起させた第2隆起部分93とより成る
断面形状を有するシート9及び該シート9の裏面に固着
された無機質系の補強材10から成る単位パネル6を、
前記第1隆起部分9□を内側にして当該周壁5の長手方
向に沿って列設固着したから、プール内に水を湛えれば
、水面Wは単位パネル6の第1隆起部分92の上部と同
高となるものであって、踏板部となる平滑部分91は水
面上の泳者からは見えず、したがって、泳者に圧迫感を
与えず泳ぎ易くなるものであり、単位パネル6の第1隆
起部分9□をオーバーフローした水は、オーバーフロー
溝となる平滑部分91を介して排水されるものであって
、何ら不都合を生じることがないものである。
しかも、プール本体1の周壁5の上端部に、単位パネル
6を列設固着するだけであるから、仕上施工が簡単であ
り、また単位パネル6は、耐候性に秀れた合成樹脂より
成るシート9及び該シート9の裏面に固着された無機質
系の補強材10から戊るから、耐久性に秀れているばか
りでなく、表面塗装の必要がなく、延いては、塗装の剥
離、変色もなく、美しく保たれかつ汚れ難く清掃も容易
であり、しかも、シート9が補強材10で補強されて丈
夫になり、延いてはシート9が薄くて済むと共に、補強
材10は無機質系であるために、下地となるコンクリー
トと膨張、収縮が等しく、コンクリートとなじみが良好
となって安定した敷設状態を維持できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプールの一例を示す部分断面図、第2図
乃至第6図は、本考案に係るプールの実施例を示すもの
で、第2図は一部切欠した全体断面図、第3図は、単位
パネルの断面図、第4図は単位パネルの取付状態説明図
、第5図は単位パネルの周壁への取付状態を示す断面図
、第6図は部分断面図である。 1はプール本体、2は底壁、5は周壁、6は単位パネル
、9はシート、9□は平滑部分、9□は第1隆起部分、
93は第2隆起部分、10は補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁2と周壁5とにより櫓状に形成されたプール本体1
    における前記周壁5の上端部に、耐候性に秀れた合成樹
    脂より威ると共に、所定の長さを有しかつ横断面におい
    て踏板部兼オーバーフロー溝となる略水平な平滑部分9
    1 と該平滑部分91の一側方を屈曲して隆起させた第
    1隆起部分9□と前記平滑部分91の他側方を屈曲して
    前記第1隆起部分9□とより高く隆起させた第2隆起部
    分93とより成る断面形状を有するシート9及び該シー
    ト9の裏面に固着された無機質系の補強材10から成る
    単位パネル6を、前記第1隆起部分92を内側にして当
    該周壁5の長手方向に沿って列設固着したことを特徴と
    するプール。
JP1977114531U 1977-08-29 1977-08-29 プ−ル Expired JPS6032295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977114531U JPS6032295Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 プ−ル

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JP1977114531U JPS6032295Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 プ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5443039U JPS5443039U (ja) 1979-03-23
JPS6032295Y2 true JPS6032295Y2 (ja) 1985-09-26

Family

ID=29065351

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JP1977114531U Expired JPS6032295Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 プ−ル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524104A (en) * 1975-06-27 1977-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Receiving noise volume detection system

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5432841Y2 (ja) * 1975-03-31 1979-10-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524104A (en) * 1975-06-27 1977-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Receiving noise volume detection system

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JPS5443039U (ja) 1979-03-23

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