JPS6032161Y2 - コンクリ−ト構築物の絶縁装置 - Google Patents
コンクリ−ト構築物の絶縁装置Info
- Publication number
- JPS6032161Y2 JPS6032161Y2 JP5790881U JP5790881U JPS6032161Y2 JP S6032161 Y2 JPS6032161 Y2 JP S6032161Y2 JP 5790881 U JP5790881 U JP 5790881U JP 5790881 U JP5790881 U JP 5790881U JP S6032161 Y2 JPS6032161 Y2 JP S6032161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- concrete structures
- block body
- rail
- insulation device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本発明は、鉄道に使用されている連接軌道等のコンクリ
ート構築物の絶縁装置に関するものである。
ート構築物の絶縁装置に関するものである。
近年では一般道路と鉄道線路とが平面交叉する踏切道の
施行においては、車両の大型化及び交通量の増加に伴い
、工事期間が短かく、かつ、耐久性のある連接軌道、す
るなわ、幅の広い鉄筋コンクリートまくら木を隙間なく
敷並べ、レール方向にポストテンニングして強力なＰ−
Ｃ桁の軌框とした軌道を利用し、まくら木犀と舗装厚の
部分を一体としたプレキャストした軌框を用いて施行し
ているが、特に昨今では鉄道に於ける信号設備が複雑化
した事もあり、信号電流に関し、連接軌道等のコンクリ
ートブロックにおけるレール締結部の電気絶縁強化を望
む声が多くなって来ている。
施行においては、車両の大型化及び交通量の増加に伴い
、工事期間が短かく、かつ、耐久性のある連接軌道、す
るなわ、幅の広い鉄筋コンクリートまくら木を隙間なく
敷並べ、レール方向にポストテンニングして強力なＰ−
Ｃ桁の軌框とした軌道を利用し、まくら木犀と舗装厚の
部分を一体としたプレキャストした軌框を用いて施行し
ているが、特に昨今では鉄道に於ける信号設備が複雑化
した事もあり、信号電流に関し、連接軌道等のコンクリ
ートブロックにおけるレール締結部の電気絶縁強化を望
む声が多くなって来ている。
すなわち、鉄道の信号においては、線路に適当な閉塞区
間を設け、該区間の接合点に電気的絶縁レール公人れて
閉塞区間ごとに信号電流の回路をつくり、これを沿線に
設置した信号機により表示するようになされ、その表示
方法として、進行（青）、注意（黄）、停止（赤）の三
現示式が一般的であるが、今日、都市周辺のように列車
間隔のせまい線区では、上記三現示に加え減速（青・黄
）を加えた四現示式、警戒（黄・黄）を加えた五現示式
のものが採用されており、さらに新幹線や一部の鉄道に
おいては信号機を沿線に設けず、運転室内に車内信号機
を設け、それも、上記のような色灯式のものではなく、
具体的な制限速度を表示した現示が使用されており、そ
の機構は非常に複雑なものとなってきている。
間を設け、該区間の接合点に電気的絶縁レール公人れて
閉塞区間ごとに信号電流の回路をつくり、これを沿線に
設置した信号機により表示するようになされ、その表示
方法として、進行（青）、注意（黄）、停止（赤）の三
現示式が一般的であるが、今日、都市周辺のように列車
間隔のせまい線区では、上記三現示に加え減速（青・黄
）を加えた四現示式、警戒（黄・黄）を加えた五現示式
のものが採用されており、さらに新幹線や一部の鉄道に
おいては信号機を沿線に設けず、運転室内に車内信号機
を設け、それも、上記のような色灯式のものではなく、
具体的な制限速度を表示した現示が使用されており、そ
の機構は非常に複雑なものとなってきている。
したがって、極値かな絶縁不良があっても、正常に信号
が働かない場合がある。
が働かない場合がある。
一方、連接軌道等のコンクリート路盤においては、その
構造上レール締結部のコンクリートアンンカーに受栓を
使用し、絶縁構造となっているが、それでも、湿度が高
い時などコンクリートブロックが導体となり絶縁不良を
起すことがある。
構造上レール締結部のコンクリートアンンカーに受栓を
使用し、絶縁構造となっているが、それでも、湿度が高
い時などコンクリートブロックが導体となり絶縁不良を
起すことがある。
そこで本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであっ
て、特にレール締結部分の電気絶縁を強化し、信号を正
常に作動させることを目的とするものである。
て、特にレール締結部分の電気絶縁を強化し、信号を正
常に作動させることを目的とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
１１は連接軌道に使用されるコンクリートブロック体、
１２はレールであって、コンクリートブロック体１１の
締結凹部にタイブレート１３、パッド１４等を介して敷
設され、タイブレート用ボルト１５及びテーパーボルト
１６により締結されている。
１２はレールであって、コンクリートブロック体１１の
締結凹部にタイブレート１３、パッド１４等を介して敷
設され、タイブレート用ボルト１５及びテーパーボルト
１６により締結されている。
１７はクリップ、１８はコイルバネ、１９はブロック材
、２０はゴムシュート、２１は弾性緩衝材、２２はタイ
プレートボルト用受栓、２３はテーパーボルト用受栓で
ある。
、２０はゴムシュート、２１は弾性緩衝材、２２はタイ
プレートボルト用受栓、２３はテーパーボルト用受栓で
ある。
上記コンクリートブロック体１１の締結凹部全面、すな
わちレール１２と対向する面には絶縁塗料２４が塗布さ
れており、その一部はブロック体内に滲透し、より絶縁
効果を高めている。
わちレール１２と対向する面には絶縁塗料２４が塗布さ
れており、その一部はブロック体内に滲透し、より絶縁
効果を高めている。
以上述べたように本考案によれば、コンクリートブロッ
ク体のレールと対向する面に絶縁塗料を塗布したので電
気絶縁をより完全に行うことができた。
ク体のレールと対向する面に絶縁塗料を塗布したので電
気絶縁をより完全に行うことができた。
したがって、信号電流を正確に流すことができ、それに
よる列車の運行に支障をきたすことがない。
よる列車の運行に支障をきたすことがない。
尚、上記実施例では連接軌道におけるコンクリートブロ
ック体で説明したが、これに限ることなく、絶縁を必要
とするコンクリート構築物、例えば鉄道に関してはスラ
ブ軌道等のコンクリート路盤、橋脚等のコンクリート構
築物にも使用できる。
ック体で説明したが、これに限ることなく、絶縁を必要
とするコンクリート構築物、例えば鉄道に関してはスラ
ブ軌道等のコンクリート路盤、橋脚等のコンクリート構
築物にも使用できる。
図面はレールの締結状態を示すコンクリートブロック体
の正面図である。 １１はコンクリートブロック体、１２−−−−−−レー
ル、２４は絶縁塗料。
の正面図である。 １１はコンクリートブロック体、１２−−−−−−レー
ル、２４は絶縁塗料。
Claims (1)
- 鉄道に使用されている連接軌道等のコンクリート構築物
において、該コンクリート構築物のコンクリートブロッ
ク体のレールと対向する面に絶縁塗料を塗布してなるコ
ンクリート構築物の絶縁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5790881U JPS6032161Y2 (ja) | 1981-04-23 | 1981-04-23 | コンクリ−ト構築物の絶縁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5790881U JPS6032161Y2 (ja) | 1981-04-23 | 1981-04-23 | コンクリ−ト構築物の絶縁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57174502U JPS57174502U (ja) | 1982-11-04 |
| JPS6032161Y2 true JPS6032161Y2 (ja) | 1985-09-26 |
Family
ID=29854361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5790881U Expired JPS6032161Y2 (ja) | 1981-04-23 | 1981-04-23 | コンクリ−ト構築物の絶縁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032161Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-23 JP JP5790881U patent/JPS6032161Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57174502U (ja) | 1982-11-04 |
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