JPS6032131Y2 - カ−ドロ−ラのバ−シ−ズ除去装置 - Google Patents
カ−ドロ−ラのバ−シ−ズ除去装置Info
- Publication number
- JPS6032131Y2 JPS6032131Y2 JP16226281U JP16226281U JPS6032131Y2 JP S6032131 Y2 JPS6032131 Y2 JP S6032131Y2 JP 16226281 U JP16226281 U JP 16226281U JP 16226281 U JP16226281 U JP 16226281U JP S6032131 Y2 JPS6032131 Y2 JP S6032131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- card
- shaft
- blade
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はローラカードのカードローラに巻キ付けられて
いる金属針布の歯間に詰まるバーシーズを除去するため
の装置に関するものである。
いる金属針布の歯間に詰まるバーシーズを除去するため
の装置に関するものである。
従来、梳毛紡績においてはウォーカローラドツファロー
ラ等のカードローラに多量のバーシーズ等の異物が詰ま
り易い。
ラ等のカードローラに多量のバーシーズ等の異物が詰ま
り易い。
即ち梳毛紡績に用いる原料は原毛であり、原毛中にはバ
ーシーズの他に土砂、短繊維、羊脂、等が多量に含まれ
ており、これらはカード機にかける前に洗毛を行って除
去しているが、尚洗毛工程においても完全にバーシーズ
、土砂等は除去することは困難である。
ーシーズの他に土砂、短繊維、羊脂、等が多量に含まれ
ており、これらはカード機にかける前に洗毛を行って除
去しているが、尚洗毛工程においても完全にバーシーズ
、土砂等は除去することは困難である。
更に洗毛工程後オイリングを行うが、オイリング後、原
毛はローラカードに掛けられる。
毛はローラカードに掛けられる。
この際に残存しているバーシーズ、土砂、羊脂及びオイ
リングによるオイル等が金属針布の歯間に詰まることに
なる。
リングによるオイル等が金属針布の歯間に詰まることに
なる。
従って洗毛工程で充分に原毛を洗浄すればバーシーズ等
の詰まりが減少するが、その反面長繊維の損失を伴い、
歩留りが低下することになるので完全に除去することは
行われていない。
の詰まりが減少するが、その反面長繊維の損失を伴い、
歩留りが低下することになるので完全に除去することは
行われていない。
このようにウォーカローラ等のカードローラの金属針布
歯間にバーシーズが詰まった時は従来、ローラカードを
解体し、カードからバーシーズの詰まったカードローラ
を降ろし作業員が鋭利なバーシーズを除去しているのが
現状である。
歯間にバーシーズが詰まった時は従来、ローラカードを
解体し、カードからバーシーズの詰まったカードローラ
を降ろし作業員が鋭利なバーシーズを除去しているのが
現状である。
従ってこの除去作業には作業員が最低２〜３名必要とし
４〜５時間もの作業時間が必要である等の欠点があった
。
４〜５時間もの作業時間が必要である等の欠点があった
。
本考案は上記欠点を解消するものでありローラカード機
のカードローラ上に懸架したシャフトに摺動、回動自在
に挿入した刃物保持ホルダーの刃物をカードローラ上の
金属針布の歯間の溝に沿わせて配置し、上記刃物保持ホ
ルダーの他端にバネ保持ホルダー又は重錘等の張力付加
装置を接続してなるカードローラのバーシーズ除去装置
を提供するものである。
のカードローラ上に懸架したシャフトに摺動、回動自在
に挿入した刃物保持ホルダーの刃物をカードローラ上の
金属針布の歯間の溝に沿わせて配置し、上記刃物保持ホ
ルダーの他端にバネ保持ホルダー又は重錘等の張力付加
装置を接続してなるカードローラのバーシーズ除去装置
を提供するものである。
以下本考案の一実施例を図面に従って詳細に説明する。
第１図及び第２図に示す様にローラカード機１のカード
ローラ例えばウォーカローラ２両側のカードフレームに
逆り字形アングル３，３′を固定し、予め用意した２本
のシャフト４，４′のそれぞれに一端に刃物５を着脱自
在に固定したバーシーズ除去の為のくの字形刃物保持ホ
ルダー６と該刃物保持ホルダーの刃に張力を負荷するバ
ネ保持ホルダー７をベアリング８を介して各々別個に摺
動並びに回動自在に挿入し、前記シャフト４゜４′は上
記ウォーカローラ２の軸と平行に逆り字形アングル３，
３′の上部９に所定間隔で懸架、固定し、更に刃物保持
ホルダー６の他端と、先端にバネ１０を保持するバネ保
持ホルダー７はバネ１０を介して接続され、刃物に力が
加わるように構成している。
ローラ例えばウォーカローラ２両側のカードフレームに
逆り字形アングル３，３′を固定し、予め用意した２本
のシャフト４，４′のそれぞれに一端に刃物５を着脱自
在に固定したバーシーズ除去の為のくの字形刃物保持ホ
ルダー６と該刃物保持ホルダーの刃に張力を負荷するバ
ネ保持ホルダー７をベアリング８を介して各々別個に摺
動並びに回動自在に挿入し、前記シャフト４゜４′は上
記ウォーカローラ２の軸と平行に逆り字形アングル３，
３′の上部９に所定間隔で懸架、固定し、更に刃物保持
ホルダー６の他端と、先端にバネ１０を保持するバネ保
持ホルダー７はバネ１０を介して接続され、刃物に力が
加わるように構成している。
また前記刃部保持ホルダーの刃物５はウォーカローラに
らせん状に巻かれた金属針布１１の隣接する歯間の溝に
先端を沿わせるように配置してカードローラのバーシー
ズ除去装置を形成する。
らせん状に巻かれた金属針布１１の隣接する歯間の溝に
先端を沿わせるように配置してカードローラのバーシー
ズ除去装置を形成する。
また刃物保持ホルダー６の他端には上記バネに代わり、
第３図に示す如く重錘１２を負荷し刃物の作用力を調整
するように形成してもよい。
第３図に示す如く重錘１２を負荷し刃物の作用力を調整
するように形成してもよい。
かかるバーシーズ除去装置の使用に際しては、金属針布
１１をらせん状に巻きつけたウォーカローラ２の金属針
布巻き始め端上部に刃物保持ホルダー６及びバネ保持ホ
ルダー７をシャフト４゜４′を移動させて配置し、該刃
物保持ホルダーの刃物５はウォーカローラに対向して該
金属針布の隣接する歯間の溝に沿わせてウォーカローラ
を回転させる。
１１をらせん状に巻きつけたウォーカローラ２の金属針
布巻き始め端上部に刃物保持ホルダー６及びバネ保持ホ
ルダー７をシャフト４゜４′を移動させて配置し、該刃
物保持ホルダーの刃物５はウォーカローラに対向して該
金属針布の隣接する歯間の溝に沿わせてウォーカローラ
を回転させる。
ウォーカローラの回転に伴い刃物はらせん状に巻いた歯
間の溝に沿って進行し、同時に刃物保持ホルダー及びバ
ネ保持ホルダーもシャフト４．４’上を移動しながら歯
間の溝に詰まったバーシーズ除去するものである。
間の溝に沿って進行し、同時に刃物保持ホルダー及びバ
ネ保持ホルダーもシャフト４．４’上を移動しながら歯
間の溝に詰まったバーシーズ除去するものである。
この際刃物５がバーシーズを除去する力はバネ１０又は
重錘１２で負荷する。
重錘１２で負荷する。
本考案は上記の如く構成してからローラカード機のウォ
ーカ、ドツファ、シリンダー、ストリッパー等のカード
ローラの金属針布の歯間の溝に詰まったバーシーズの除
去作業がローラカードの機台上で、自動的に簡単に実施
することができるので省力化が遠戚できる。
ーカ、ドツファ、シリンダー、ストリッパー等のカード
ローラの金属針布の歯間の溝に詰まったバーシーズの除
去作業がローラカードの機台上で、自動的に簡単に実施
することができるので省力化が遠戚できる。
またカードローラの回転をバーシーズ除去時に一々変更
する必要もなく安全に作業が実施できるなどの実用的効
果を有する考案である。
する必要もなく安全に作業が実施できるなどの実用的効
果を有する考案である。
第１図は本考案の１実施例を示すローラカードへの取付
けを説明するカードローラのバーシーズ除去装置の斜視
図。 第２図は同装置の要部を示す側面図、第３図は同地の実
施例を示す側面図である。 １・・・・・・ローラカード機、２−−−−−−ウォー
カローラ、３，３′・・・・・・逆り字形アングル、４
．４’・・・・・・シャフト、５・・・・・・刃物、６
・・・・・・刃物保持ホルダー、７・・・・・・バネ保
持ホルダー、８・・・・・・ベアリング、９・・・・・
・上部、１０・・・・・・バネ、１１・・・・・・金属
針布、１２・・・重錘。
けを説明するカードローラのバーシーズ除去装置の斜視
図。 第２図は同装置の要部を示す側面図、第３図は同地の実
施例を示す側面図である。 １・・・・・・ローラカード機、２−−−−−−ウォー
カローラ、３，３′・・・・・・逆り字形アングル、４
．４’・・・・・・シャフト、５・・・・・・刃物、６
・・・・・・刃物保持ホルダー、７・・・・・・バネ保
持ホルダー、８・・・・・・ベアリング、９・・・・・
・上部、１０・・・・・・バネ、１１・・・・・・金属
針布、１２・・・重錘。
Claims (3)
- （１）一端に刃物を着脱自在に保持するくの字形刃物保
持ホルダーを摺動並びに回動自在に挿入したシャフトを
ローラカード機のカードローラ上部にローラ軸と平行に
且、所定間隔でカードフレーム間に懸架固定し、上記シ
ャフトに挿入した刃物保持ホルダーの他端には張力付加
装置又は器具を接続し、且、該刃物保持ホルダーの刃物
をカードローラ上にらせん状に巻きつけた隣接する金属
針布歯間の溝に対向して配置せしめてなるカードローラ
のバーシーズ除去装置。 - （２）張力付加装置が、刃物保持ホルダーを挿入したシ
ャフトと平行に懸架固定した、シャフトと、該シャフト
に摺動並びに回動自在に挿入したバネ保持ホルダーから
なる実用新案登録請求の範囲第１項記載のカードローラ
のバーシーズ除去装置。 - （３）張力付加器具が重錘である実用新案登録請求の範
囲第１項記載のカードローラのバーシーズ除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16226281U JPS6032131Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | カ−ドロ−ラのバ−シ−ズ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16226281U JPS6032131Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | カ−ドロ−ラのバ−シ−ズ除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5868962U JPS5868962U (ja) | 1983-05-11 |
| JPS6032131Y2 true JPS6032131Y2 (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=29954585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16226281U Expired JPS6032131Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | カ−ドロ−ラのバ−シ−ズ除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032131Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180044780A (ko) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 삼우산기 주식회사 | 봉인 스티커 기반의 소화 장치 |
| KR20180069757A (ko) * | 2018-05-30 | 2018-06-25 | 삼우산기 주식회사 | 안전바 기반의 소화 장치 |
| KR20180071210A (ko) * | 2018-05-30 | 2018-06-27 | 삼우산기 주식회사 | 안전바 및 지지 와이어를 구비한 소화기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104593911B (zh) * | 2015-03-02 | 2017-02-22 | 常熟市振泰无纺机械有限公司 | 一种梳理机针布清理器 |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP16226281U patent/JPS6032131Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180044780A (ko) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 삼우산기 주식회사 | 봉인 스티커 기반의 소화 장치 |
| KR20180069757A (ko) * | 2018-05-30 | 2018-06-25 | 삼우산기 주식회사 | 안전바 기반의 소화 장치 |
| KR20180071210A (ko) * | 2018-05-30 | 2018-06-27 | 삼우산기 주식회사 | 안전바 및 지지 와이어를 구비한 소화기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5868962U (ja) | 1983-05-11 |
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