JPS6031865Y2 - ボ−ルエンドミル - Google Patents
ボ−ルエンドミルInfo
- Publication number
- JPS6031865Y2 JPS6031865Y2 JP6666579U JP6666579U JPS6031865Y2 JP S6031865 Y2 JPS6031865 Y2 JP S6031865Y2 JP 6666579 U JP6666579 U JP 6666579U JP 6666579 U JP6666579 U JP 6666579U JP S6031865 Y2 JPS6031865 Y2 JP S6031865Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end mill
- ball end
- cutting edge
- shank portion
- center line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、極小径のボールエンドミルに係り、特に粗削
りに好適するようにしたものである。
りに好適するようにしたものである。
従来、この種のボールエンドミルは、極小球は作れても
、切刃創成の際に、逃げ角の形成によって形状精度が出
しにくく、また充分な切削性能も期待できないものであ
った。
、切刃創成の際に、逃げ角の形成によって形状精度が出
しにくく、また充分な切削性能も期待できないものであ
った。
したがって、１ｍ７７＋以下のボールエンドミルにおい
ても、これを簡単に製作できるようにした切刃構成を有
するものの開発が要望されている。
ても、これを簡単に製作できるようにした切刃構成を有
するものの開発が要望されている。
本考案は上述の点に鑑みなされたもので、ボールエンド
ミルの刃先部分については、シャンク部分の回転中心線
に接する位置に丸棒状のものが少なくとも１個位置する
ようになっているとともに、回転中心部分からその遠心
部分に向ってθの角度で斜截することによって、その約
半円間で切刃稜が形成されるようにしたものである。
ミルの刃先部分については、シャンク部分の回転中心線
に接する位置に丸棒状のものが少なくとも１個位置する
ようになっているとともに、回転中心部分からその遠心
部分に向ってθの角度で斜截することによって、その約
半円間で切刃稜が形成されるようにしたものである。
以下、本考案ボールエンドミルの一実施例について、図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第１図乃至第３図において、１は、棒状をなす鋼製のシ
ャンク部分であり、この一端には、小径の丸棒からなる
超硬合金製の刃体部分２が取付けられている。
ャンク部分であり、この一端には、小径の丸棒からなる
超硬合金製の刃体部分２が取付けられている。
この刃体部分２は、圧入、ろう付は等により取付けられ
るものであるが、その際には、外周側面２ａがシャンク
部分１の回転中心線１ａに接するように偏心的に取付け
られるものである。
るものであるが、その際には、外周側面２ａがシャンク
部分１の回転中心線１ａに接するように偏心的に取付け
られるものである。
そして、回転中心部分から遠心部分に向ってθの角度例
えば図示の場合３２°で斜截することにより、斜截面方
向からの目視で略楕円状をなす切刃稜３を形成する。
えば図示の場合３２°で斜截することにより、斜截面方
向からの目視で略楕円状をなす切刃稜３を形成する。
この切刃稜３は、現実的には半円の２１堆までの領域が
切削に寄与し、残りは逃げとして非切削領域を形成する
ものである。
切削に寄与し、残りは逃げとして非切削領域を形成する
ものである。
なお、第３図に明示されるように、θの角度による斜截
面４には、さらに逃げ面５を連設することも可能である
。
面４には、さらに逃げ面５を連設することも可能である
。
このようにして構成されたボールエンドミルは、斜截面
４で判るように楕円を呈し、厳密な意味では球を形成し
ないが、一般に３ｒＩｒＩｎ以下の丸棒に適用されるた
めわずかな精度誤差で形成されるものである。
４で判るように楕円を呈し、厳密な意味では球を形成し
ないが、一般に３ｒＩｒＩｎ以下の丸棒に適用されるた
めわずかな精度誤差で形成されるものである。
そして、斜截面４の形成により切削時の切屑だまりがな
く有効な粗削りの切削を行ない得るものである。
く有効な粗削りの切削を行ない得るものである。
第４図および第５図は、前記シャンク部分１および刃体
部分２を超硬合金で一体的に形成したものである。
部分２を超硬合金で一体的に形成したものである。
また、第６図ａ ％ ｄは、本考案のボールエンドミル
の概念をさらに明らかにするために示したものである。
の概念をさらに明らかにするために示したものである。
この場合斜截角θによって形成された切刃稜３に連続す
る非切削領域には、逃げ面６が形成さている。
る非切削領域には、逃げ面６が形成さている。
切刃稜３はｂ図および０図で示されたように曲線をなし
、そのすくい面は、円柱面によって形成されることが明
らかである。
、そのすくい面は、円柱面によって形成されることが明
らかである。
さらに、第７図および第８図に示されるものは、２枚刃
を構成したものである。
を構成したものである。
すなわち、前記刃体部分２はシャンク部分１の回転中心
線に接する位置に同径からなる２個の丸棒状の超硬合金
を対向的に位置させるようにしたものである。
線に接する位置に同径からなる２個の丸棒状の超硬合金
を対向的に位置させるようにしたものである。
そして、回転中心部分から遠心部分に向ってθの角度で
斜截し、一方の尖端を截頭させ逃げ面６を形成したもの
である。
斜截し、一方の尖端を截頭させ逃げ面６を形成したもの
である。
これは、回転中心点は、いわゆる死点となることから切
屑の逃げ等を考慮したものである。
屑の逃げ等を考慮したものである。
本考案は、以上説明したように丸棒状の刃体部分の先端
部位を斜截することによって切刃稜を構成するようにし
たものであるから、その切刃創成が簡単に行なえ、しか
も切屑の排除も円滑に行なえるものであるから切削性能
の向上が充分期待できるという利点を有する。
部位を斜截することによって切刃稜を構成するようにし
たものであるから、その切刃創成が簡単に行なえ、しか
も切屑の排除も円滑に行なえるものであるから切削性能
の向上が充分期待できるという利点を有する。
第１図は、本考案ボールエンドミルの一実施例を示す正
面図、第２図は、この左側面図、第３図は下面図である
。 第４図および第５図は変形例を示すもので、それぞれ正
面図および左側面図である。 また、第６図ａ ”−ｄは、本考案のボールエンドミル
の概念をさらに明らかにするために示したもので、ａは
底面図、ｂは、その左側方からの側面図、Ｃは、斜下方
向の側面図、ｄは、その下方からの側面図である。 さらに、第７図および第８図は、別の変形例を示すもの
で、第７図が正面図、第８図が左側面図である。 １・・・・・・シャンク部分、２・・・・・・刃体部分
、３・・・・・・切刃稜。
面図、第２図は、この左側面図、第３図は下面図である
。 第４図および第５図は変形例を示すもので、それぞれ正
面図および左側面図である。 また、第６図ａ ”−ｄは、本考案のボールエンドミル
の概念をさらに明らかにするために示したもので、ａは
底面図、ｂは、その左側方からの側面図、Ｃは、斜下方
向の側面図、ｄは、その下方からの側面図である。 さらに、第７図および第８図は、別の変形例を示すもの
で、第７図が正面図、第８図が左側面図である。 １・・・・・・シャンク部分、２・・・・・・刃体部分
、３・・・・・・切刃稜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 棒状をなすシャンク部分１およびこのシャンク部分１の
一端に設けられた丸棒状をなす刃体部分２からなるボー
ルエンドミルにおいて、 前記刃体部分２は、シャンク部分１の回転中心線１ａに
対腰その外周側面２ａが、この回転中心線１ａに接する
ように偏心的に位置しており、しかもその先端部分では
、回転中心線１ａ部分から斜截角θによって形成された
切刃稜３が、斜截面方向からの目視で楕円の一部を呈す
ることを特徴とするボールエンドミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6666579U JPS6031865Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | ボ−ルエンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6666579U JPS6031865Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | ボ−ルエンドミル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55165713U JPS55165713U (ja) | 1980-11-28 |
| JPS6031865Y2 true JPS6031865Y2 (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=29300610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6666579U Expired JPS6031865Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | ボ−ルエンドミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031865Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-18 JP JP6666579U patent/JPS6031865Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55165713U (ja) | 1980-11-28 |
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